日本のクレジットカード保有率は2.8枚と言われており1人で何枚も所有するのが当たり前となってきました。ただしすべてのカードを活かしきれている方は少ないでしょう。
「2枚目のカードを作ろうか悩んでいる」「今持っているサブカードを変えようと考えている」方に向けてサブカードの選び方と、おすすめを紹介します。
2枚目を考えている方は1枚目だけでは満足できていないはず。ですので、サブカードを選ぶ基準は1枚目を補い、ショッピングや利用するお店でポイントがたくさん貯まるかどうかで選びましょう。
お財布に負担はかけたくないので「年会費は無料」「ポイント還元率が高い」「1枚目のカードでは補えていないお店をカバー」この3つを満たすカードをサブカードとして選ぶのが理想です。
そこで今回は、クレジットカードを複数持ちするメリット・デメリットを解説しながら、様々なシーンに分けてサブカードを紹介していきます。
目次
2枚目以降のサブカードの選び方
2枚目以降のサブカードの選び方が分からないという方のために、ここでは複数枚カードを作る場合のカード選びのコツをまとめました。
- 異なるブランドを選ぶ
- 異なるサービスを選ぶ
- 年会費とポイント還元率で選ぶ
1枚目の所持カードと比較しながらサブカードは今のカードでは補えない部分をカバーできるようなカードを選びましょう。
異なる国際ブランドのカードを持つと使える場所が増える
より多くのお店や国でカードを使えると便利ですので1枚目と異なる国際ブランドのカードを選びましょう。
例えば、1枚目のカードがVisaなら2枚目はMasterCard、すでにVisaとMasterCardを持っているのであればJCBやAmerican Expressという選択肢もあります。
選ぶ国際ブランドによって使える国や加盟店に違いがあるため、JCB、Visaが使えないお店でもMasterCardが使えるケースもあるのです。海外旅行の際も、異なる国際ブランドのカードを2枚持って行くと安心です。
1枚目とは特徴やサービスが異なるカードを選ぶ
クレジットカードを複数持ちする際は、1枚目とは特徴やサービスが異なるカードを選ぶのがコツです。
例えば、1枚目のメインカードがポイントの貯まりやすいカードであれば充実した旅行保険が付帯しているカードを選んだり、スーパーやコンビニで割引が受けられるカードや、ETCカードを目的として作るのも良いでしょう。
例えば、1枚目が楽天カードだった場合はAmazonやスーパーでの買い物を目的に作る。ホットペッパーなど飲食店や美容院でお得になるカードを選ぶ。など、よく利用するお店によって使い分けると良いです。
年会費とポイント還元率で選ぶ
サブカードはメインの次に使うカードなので年会費は負担になりますので、無料のカードを選ぶのが良いです。ポイント還元率に関しては0.5%以上が理想ですが1.0%以上のカードを選ぶと高還元率になります。
サブカードの選び方を総合すると「年会費無料」「ポイント高還元率」「よく利用するお店のポイントが高くつく」「今のカードでは補いえないお店をカバー」といった選び方になるでしょう。
1枚目のカードで不満な点があれば、2枚目は足りない点を補えるカードを選ぶのが理想です。
高還元で選ぶおすすめのサブカード
カード名 | JCB CARD W | 三井住友カード(NL) | リクルートカード |
---|---|---|---|
デザイン | ![]() |
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年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% | 1.2% |
国際ブランド | JCB | Visa MasterCard |
Visa MasterCard JCB |
旅行保険 | 〇(海外) | 〇(海外・国内) | 〇(海外・国内) |
ショッピング保険 | 〇 | × | 〇 |
特徴 | Amazon、セブン-イレブンでポイント2倍 | コンビニ、飲食店での利用で高還元 | ポイント還元率が高い、Ponta、dポイントへ交換可能 |
ポイント還元率も高く、年会費が無料のカードを厳選しています。Amazonでの買い物が多い方はJCBカードW、コンビニや飲食店での利用が多い方は三井住友カード、常に高いポイント還元率やホットペッパーなどの利用が多い方はリクルートカードが良いでしょう。
国際ブランド、ポイント還元率、旅行保険、ショッピング保険の有無で選ぶのも良いでしょう。「1枚目のメインカードで足りない点をカバー」を再認識してからカードを選ぶのがおすすめです。
順に特徴を見ていきます。
Amazonで高還元「JCB CARD W」
JCB CARD W(ジェーシービーカードダブル)
カードの特徴
国内唯一の国際ブランドであるジェーシービーが発行する、ポイント高還元率が魅力の39歳以下・WEB入会限定の年会費無料カード
発行会社 | ジェーシービー | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高100万円 |
電子マネー | QUICPay | ポイント | OkiDokiポイント |
「JCB CARD W」は日本で唯一の国際ブランドでもあるJCBが発行する、39歳以下の方が申し込める年会費無料のクレジットカードです。
ポイント還元率は一般カードの2倍となる1.0%で、セブン-イレブン・Amazon・スターバックス・昭和シェル石油などのJCBオリジナルシリーズパートナー(優待店)やネット通販でカードを利用すると還元率が更にアップします。
しかもETCカードが無料で発行でき、ETC利用でも1.0%のポイントが貯まるのでETCカードを作りたい方にもおすすめです。
JCB CARD WはAmazonのプライム会員が持てる公式クレジットカード「Amazon prime Mastercard」と同様のポイント2.0%の還元率を誇りますのでAmazonでの買い物が多い方には最適なカードと言えます。
コンビニ、飲食店で高還元「三井住友カード(NL)」
三井住友カード(NL)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。初めてクレジットカードを持つ人でも安心して利用できるセキュリティ性が高い「銀行系カード」のジャンルに入る。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
三井住友カード(NL)はセキュリティ面でも定評がある三井住友カードの銀行系クレジットカードです。
世界シェアナンバーワンのVisaブランドのため、国内はもちろん海外でも便利に使えて、人前に出しても恥ずかしくないカードとして人気があります。
セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド、ガスト・サイゼリヤ・ドトール等のファミレス・カフェで最大5%還元なので通常のポイント還元率が0.5%でも他社カードに引けを取りません。
コンビニや飲食店を利用する機会が多い方は効率的にポイントを貯めることが出来るでしょう。
基本還元率が高い「リクルートカード」
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスでお得なクレジットカード
発行会社 | リクルートホールディングス | ポイント還元率 | 1.2% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、nanaco、モバイルSuica | ポイント | リクルートポイント |
リクルートカードは、年会費永年無料で通常ポイント還元率が1.2%と他社と比較しても高還元率となる点が最大の魅力です。
家族カードやETCカード、電子マネーにも対応している使い勝手の良いカードです。ETCカードも無料で発行可能。
リクルートの関連サービス「ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティ、じゃらん、ポンパレモール」などを利用すると最大4.2%ポイント還元。
Ponta、dポイントへの交換も可能なためローソンやケンタッキー、シェルをよく利用する方は効率よくポイントを貯めることが出来るでしょう。
通勤、通学で選ぶおすすめのサブカード
カード名 | JALカードSuica | 「ビュー・スイカ」カード | ビックカメラSuicaカード |
---|---|---|---|
カード種別 | 航空系・交通系 | 交通系 | 交通系 |
年会費 | 初年度無料・翌年度以降2,200円 | 524円(税込) | 初年度無料・カード利用で翌年も無料 |
還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
貯まるポイント(マイル) | JALマイル・JRE POINT(JALマイルに交換可) | JRE POINT | ビックポイント・JRE POINT |
国際ブランド | JCB | Visa・MasterCard・JCB | Visa・JCB |
発行日数 | 約4週間 | 約2週間 | 即日発行 |
追加カード | ETCカード | ETCカード | ETCカード |
電子マネー | Suica | Suica | Suica |
旅行保険 | 国内・海外旅行保険(最高1,000万円/自動付帯) | 海外旅行保険(最高500万円/自動付帯)・国内旅行保険(最高1,000万円/利用付帯) | 海外旅行保険(最高500万円/自動付帯)・国内旅行保険(最高1,000万円/利用付帯) |
特典・特徴 | 入会や搭乗でボーナスマイルが貯まるSuica一体型カード | 定期券機能付きで定期券購入やオートチャージはポイント3倍 | ビックカメラで還元率10%・オートチャージのSuicaで支払うと実質11.5%還元 |
毎日通勤通学で電車を利用しているのに専用のクレジットカードを持っていない方のために、suicaの利用でお得になるサブカードをおすすめします。
交通費の支給があるサラリーマンは、タダでポイントをザクザク貯めることが可能です。
電車の利用以外で飛行機を使った出張や旅行が多い方は「JALカードSuica」電車利用だけの方は「ビックカメラSuicaカード」がおすすめです。
ビュー・スイカカード
ビュー・スイカカード
カードの特徴
ビュー・スイカカードは、JR東日本グループのビューカードが発行しているクレジットカード。定期券の購入やSuicaへのチャージでポイントが3倍貯まるなど、JR東日本のサービスの利用もお得。
発行会社 | ビューカード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 524円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高500万円(自動付帯) 国内旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯) |
電子マネー | Suica、PASMO、楽天Edy、ICOCA、SMART ICOCA、Kitaca、TOICA、nanaco、モバイルSuica | ポイント | JREポイント |
ビュー・スイカカードはビックカメラSuicaカード同様にviewが発行するクレジットカードです。
1,000円につきJREポイントが2ポイント貯まります。JREポイントは1ポイント=2.5円相当で商品と交換できるため、基本的なポイント還元率は0.5%です。
オートチャージやsuicaチャージでポイントが3倍の1.5%貯まるため定期券の購入や、通勤や通学でJR東日本を利用する方はお得にポイントを貯めることができます。
ビュー・スイカカードの特約店であるENEOSやENEOSでんきで利用すると、ポイントが2倍貯まるのも特徴です。ポイントが1,000円ごとにしかつかないことと、年会費がかかるのがデメリットと言えます。
また、貯まるポイントJREポイントだけとなり、カード利用による年会費無料もないので選ぶならビックカメラSuicaカードの方がメリットが大きいかもしれません。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカード
カードの特徴
JR東日本100%子会社の株式会社ビューカードが株式会社ビックカメラと提携して発行するカード。suicaの利用の場合の還元率は1.5%、ビックカメラでの利用で最大11.5%還元になる
発行会社 | ビューカード | ポイント還元率 | 通常1.0%(ビックカメラでは最大11.5%) |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度年会費無料 次年度以降524円(税込) ※前年1年間でのクレジット利用があれば無料 |
付帯保険 | 国内旅行傷害保険最大1千万円(利用付帯) 海外旅行傷害保険500万円(自動付帯) |
電子マネー | Suica | ポイント | JREポイント・ビックポイント |
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラで現金払いと同率の10%ポイント還元となるSuica一体型カードです。ビックポイントとJRE POINTという相互利用可能な2種類のポイントが貯まります。
ビックカメラ・コジマ・ソフマップ以外のお買い物・お食事・公共料金のお支払いでも、ビックポイントとJRE POINTを両方貯めることが可能。(ビックポイント0.5%+JRE POINT0.5%)
suicaへのオートチャージ機能を使うことが出来るのでsuicaのチャージの手間や残高を気にしながら自動改札機を通る心配も無くなります。
Suicaのオートチャージで1.5%のポイントが貯まり、そのSuicaで支払えばビックカメラで11.5%還元に。モバイルsuicaで定期券を購入すると3%還元にアップするのも魅力です。定期券を利用している方は、よりお得にポイントを貯めることが出来ます。
年会費無料でSuicaが使えて保険も付き、還元率も1.0%と良好なのでメインカードとしてもおすすめです。
JALカードSuica
JALカードSuica
カードの特徴
クレジットカードのショッピング利用でJALマイルが貯まり、JR東日本での利用でJRE POINTが貯まるカード。Suicaのオートチャージにも対応
発行会社 | JALカード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 2,200円(税込)初年度無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1,000万円(自動付帯) 国内旅行傷害保険1,000万円(自動付帯) |
電子マネー | Suica | ポイント | JALマイル・JRE POINT |
JALカードSuicaは、マイルとJRE POINTが貯まることでも人気のSuica機能・JMB(JALマイレージバンク)機能付きのクレジットカードです。
フライトや毎日のお買い物、公共料金の支払いなどではJALマイルが貯まり、JR東日本での利用でJRE POINTが貯まります。
JR東日本のみどりの窓口、オートチャージ、定期券の購入、モバイルSuicaにチャージなどで、マイルの代わりにJRE POINTが1,000円(税込)=5ポイント付与。
マイルは200円=1マイル・特約店では200円=2マイルとなっているため飛行機と電車、両方の利用がある方は便利なクレジットカードです。
ためたマイルやJRE POINTはSuicaにチャージ(入金)も可能。
Suicaはオートチャージにも対応しているため改札で引っかかることもなく、カードで貯めたマイルは飛行機のほか、電車やバスでも使えます。飛行機での出張や旅行の回数が多く、電車も利用する方にはメリットが大きいでしょう。
JALカードSuicaの年会費は、入会後1年間は無料で、2年目からは2,200円(税込)が発生しますが、マイルを貯めている方は通常の買い物でもマイルが貯まるのでお得です。
日用品や食料品利用でおすすめのサブカード
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 即日発行 | 特典 |
---|---|---|---|---|
エポスカード | 無料 | 0.5% | 〇 | マルイで年4回10%割引 |
セゾンカードインターナショナル | 無料 | 0.5% | 〇 | 無期限の永久不滅ポイント採用 |
イオンカード | 無料 | 0.5% | 〇(仮カード発行) | イオン系列店で月2回5%割引 |
日用品や食料品などで利用することが多いスーパーやコンビニでお得になるクレジットカードを紹介します。選ぶ基準は、よく行くスーパーやコンビニでの利用でお得にキャッシュバックを受けることが出来るかがポイントです。
コンビニ利用で考えている方は下の記事を参考にしていただければと思います。
エポスカード
エポスカード
カードの特徴
年に4回ある「マルコとマルオの7日間」というキャンペーンでマルイでのショッピングが10%OFFで利用できたり、SHIDAXやBIGECHOなどのカラオケ店で30%OFFになったりと、日常生活でお得に利用できるカード
エポスカードは、年会費無料で海外旅行保険が付く人気のクレジットカードです。年会費無料カードでは珍しく、カードを保有しているだけで補償がある「自動付帯」の海外旅行保険が付く点も見逃せません。
通常200円で1ポイント貯まるエポスポイントは提携店舗で利用すると最大5倍の5ポイント貯まるのが特徴。
対象店舗には不二家、スターバックス、ビックエコーなどカラオケや飲食店、レジャー施設など全国10.000店以上でも優待が受けられるため、普段の商業施設の利用時からポイントアップを狙えます。
また、マルイ・モディとそのネット通販で年に4回「マルコとマルオの7日間」という優待セールがあり、期間中は何度でも10%割引に。
ポイントサイト経由のネットショッピングならポイントが最大30倍貯まり、貯まったポイントは他社のポイントやマイルなどに移行可能。
エポスカードは店頭受取りでの即日発行に対応していて、カード受け取り時にマルイで使える2,000円分のクーポンがもらえます。
セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナル
カードの特徴
クレディセゾンが発行するセゾンカードの中で、最もベーシックなカード。即日発行可能ということとポイント有効期限がない「永久不滅ポイント」が特徴
セゾンカードインターナショナルは、通常ポイント還元率は0.5%・セブン-イレブンでカードを利用すると、カードのポイントに加えてnanacoポイントも貯まります。
永久不滅ポイントは1ヵ月のショッピングご利用総額1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まり、有効期限もありません。
ポイントサイト経由「セゾンポイントモール」を経由したネットショッピングは最大30倍のポイントが貯まり、無期限の永久不滅ポイントなのでポイントを失効する心配もありません。
対象店舗はAmazon、Appleストア、Yahoo!ショッピングなど多数あるため直接ショッピングサイトを利用するよりは多くのポイントを獲得できます。
ネット上の不正利用補償が付き、レジャー施設やH.I.S.などで優待も受けられます。
クレジットカードとETCカードの両方が即日発行に対応しているので、ETCカードを即日発行したい時にもおすすめです。カードはパルコやららぽーとで受け取れて、キャッシングもその日から利用できます。
イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)
カードの特徴
通常のイオンカードに電子マネー(WAON)機能を付けたカード。セレクトとは違いイオン銀行以外の銀行でも利用可能
イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカードに電子マネー機能が付いた年会費が無料なスタンダードカードです。
イオンカードセレクトとの違いはキャッシュカード機能と銀行に関する特典の有無で、イオンでの割引き特典が受けられるのはもちろん、ディズニー・デザインのカードも選べます。
カード利用税込200円につき、WAON POINT1ポイントが貯まり、通常ポイント還元率は0.5%です。
イオンカードのメリットのひとつが、イオングループの対象店舗では常にポイント還元率が2倍(1.0%)となる点です。
対象店舗にはイオンシネマ、ミニストップ、ウエルシア、ダイエーなど多数の店舗があり、税込200円につき、WAON POINTが2ポイント貯まる仕様となってます。
イオン系列をよく利用する方でしたら通常のクレカを使うよりも効率よくポイントを貯めることができます。
【万能・最強サブカード】JCB CARD Wと三井住友カード(NL)
カード名 | JCB CARD W | 三井住友カード(NL) |
---|---|---|
デザイン | ![]() |
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年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% |
国際ブランド | JCB | Visa MasterCard |
旅行保険 | 〇(海外) | 〇(海外・国内) |
ショッピング保険 | 〇 | × |
特徴 | Amazon、セブン-イレブンでポイント2倍 | コンビニ、飲食店での利用で高還元 |
詳細 | 詳細ページ | 詳細ページ |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
複数のサブカードにおすすめなクレジットカードを紹介してきましたが「ネットショッピング」「コンビニ利用」「飲食店」でのポイントアップが抜群なのは「JCB CARD W」と「三井住友カード(NL)」の2択。
ポイントアップ対象店舗が多いことと、ネットショップでもポイントが稼げるので人気が高く、メインのカードで取りこぼしてしまうポイントを補ってくれます。
年会費も無料なので持っていても負担になることはなく、得をする一方です。
2つのカードをメイン、サブとして2枚持ちしてもいいくらいですが、すでにメインカードを決めている方はJCBやVisaなどの国際ブランドで「現在のメインカードとは別の国際ブランド」を選ぶのが良いでしょう。
おすすめサブカード
2枚目以降もクレジットカードの審査に通る?
新しくカードを作りたい場合、2枚目以降も審査に通るのでしょうか。2枚目以降のカード審査のカギを握るのは、1枚目のカードの利用状況です。
1枚目のカードの利用状況に問題がなければ、2枚目のカード審査も容易に通過できる可能性があります。
これは、カード審査の際には個人信用情報機関のクレジットヒストリー(クレヒス)を照会して信用力を調査しているためで、もし1枚目のカードで延滞などの問題を起こしている場合は審査落ちの恐れが出てくるので注意が必要です。
延滞を起こした場合は5年間カード審査に通らなくなることがあるので気を付けましょう。
学生はカードの複数持ちができないのでは?と思われるかもしれませんが、収入がなくても学生のうちは審査で優遇されるので、学生でも2枚以上のカードを持つことはできます。
申し込みブラックに注意
複数枚クレジットカードを作りたい場合も、同時期の申し込みは控えた方が良いでしょう。
これは「申し込みブラック」といって、短期間に複数枚のカードを申し込むことによってキャンペーン目的での入会や、カードの現金化を疑われて審査落ちしてしまうケースがあるためです。
申し込みブラックとなる目安は1か月に3枚以上のカードを申し込むこととされていますが、念のため2枚までにとどめておいてください。
カードの申し込みに関する情報は個人信用情報機関に6か月間残るため、申し込みブラックとなってしまった場合は、6か月以上経ってから再申し込みしましょう。
2枚目のカードはいつ作るのがいいの?という時も、6か月以上経って1枚目のカードの申し込み情報が消えてからの方が安心です。
クレジットカードを複数持ちするメリット
2枚目のクレジットカードを作ろうか迷っている方も多いでしょう。
クレジットカードを複数持ちすると、以下のようなメリットがあります。
- より多くの付帯サービスを受けられる
- カードの限度額に余裕を持てる
- 旅行保険の補償額を合算して手厚くできる
- 紛失・盗難や磁気不良でカードが使えなくなった時も安心
それぞれを詳しく解説していきます。
より多くの付帯サービスを受けられる
クレジットカードを作るならお得なカードがいいですよね。付帯サービスが豊富なカードを複数枚持つと、その分受けられるサービスが増えます。
例えば、インターネットショッピングがお得になるカード、街の飲食店やスーパー・レジャー施設などが割引になるカード、空港ラウンジサービスが利用できるカードなど、特典はカードによって様々です。
日常的によく利用するお店がお得になるカードを作ると節約にもなるでしょう。
カードの限度額に余裕を持てる
クレジットカードの限度額に余裕を持ちたいという方はカードの複数持ちを検討してみるといいでしょう。
学生や専業主婦など、収入のない方は限度額が30万円以下のカードが発行されるケースが多いのですが、別のカード会社が発行するカードをもう1枚作ると限度額に余裕を持たせることができます。
ただし、同じ会社(発行会社)のカードを2枚持ちすると、最も高い限度額の範囲内での利用となるため注意してください。
旅行保険の補償額を合算して手厚くできる
海外旅行の際にカード付帯の旅行保険を利用したいという時にもカードの2枚持ちはメリットがあります。
同種の旅行保険が付帯するカードを複数枚持っている場合、死亡・後遺障害の最高補償額を除いた項目は複数枚のカードの補償額を合算できるためです。
例えば病気の際に補償がある「疾病治療費用」が200万円のAカードと300万円のBカードの2枚を持っている場合、Aカード+Bカードを合算した500万円まで補償されるようになります。
その他にも、カード付帯の旅行保険には利用条件がない「自動付帯」の保険と、カードで旅費などを支払う必要がある「利用付帯」の保険がありますが、旅行中に現地で交通費を支払った場合にも保険が適用されるタイプの「利用付帯」の保険付きカードなら、自動付帯の保険の補償期間が切れる頃に利用付帯の補償を適用させて、旅行保険の補償期間を延長できるのもメリットです。
紛失・盗難や磁気不良でカードが使えなくなった時も安心
クレジットカードを紛失したり盗難に遭った場合や、磁気不良でカードが使えないと困りますよね。
そんな時にもカードを2枚持ちしていれば支払いができないという事態を避けることができます。
海外旅行で多くの現金を持ち歩きたくない時や、支払い期限が近付いている場合でも予備のカードがあると安心です。
クレジットカードを複数持ちするデメリット
ポイントが分散して貯まりづらくなる
クレジットカードでポイントを貯めたいという方は、複数枚のカードを持つとポイントが分散して貯まりづらくなる点はデメリットです。
このような場合、支払いはポイントの貯まりやすいカードを利用して、2枚目は持っているだけでお得な特典付きカードを選んだり、貯めたポイントを楽天ポイントやdポイントなどの他社ポイントに交換(移行)できるカードを選ぶと使い勝手が良いでしょう。
支出やカードの管理が難しくなる
何枚もクレジットカードを持っていると支出やカードの管理が難しくなってしまいます。
こんな時はカード会社が提供しているスマホアプリで最新の利用状況(明細)をこまめにチェックしたり、家計簿アプリを利用して無駄遣いを減らす工夫をしましょう。
もし作っただけで使っていないカードがあれば解約してしまうのもひとつの方法です。
カードによっては年会費が負担になる
クレジットカードにお金をかけたくないという方にとって、カードの年会費は大きな負担です。クレジットカードの年会費はカードによって無料から数万円、プラチナカードなど高いものになると10万円を超えるステータスカードも存在しています。
年会費が有料のカードを作る場合は、年会費に見合った特典が受けられるかを考えてからにした方が良いでしょう。
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