Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、カードローン大手のSMBCモビットと三井住友カードが提携して発行している年会費無料のカードローン一体型クレジットカードで、審査基準が他社とは異なる消費者金融系カードです。
「消費者金融」と聞くと手を出しにくいイメージがありますが、普通のクレジットカードと変わりありません。
初期設定で「マイ・ペイすリボ」と呼ばれるリボ払い設定となっていますが、設定解除することで一括払いや分割払いなど通常のカードと同じ使い方が可能になります。
審査自体はありますが、基準は他社クレジットカードと違い、職業や年収ではなく「現在の収入」を重視しているため毎月の収入があれば問題なく発行できるでしょう。
ここでは審査基準やマイ・ペイすリボの解除方法、審査基準と審査落ちの原因と対策も詳しく解説していきます。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)
カードの特徴
SMBCモビットと三井住友カードが提携してできた消費者金融系カード。年会費無料で、Tポイントも貯まり、ETCカードの発行も可能。
カードのおすすめポイント
- 一般的なカードとは審査で重要視する点が異なる「消費者金融系カード」
- 消費者金融系カードはポイントが付かない、ETCカードがつかない等の問題が多かったが、Tカード プラス(SMBCモビットnext)はすべて揃っている
- 年会費無料で発行手数料などもかからない!
- クレジットカードの老舗である、安心と信頼の「三井住友カード」発行
目次
Tカード プラス(SMBCモビットnext)はクレカなので「審査なし」はありえない
クレジットカードである以上、どんなカード会社が発行しているものでも審査は必ずあります。Tカード プラス(SMBCモビットnext)も例外ではありません。
審査をなしにすることは出来ませんが、審査基準が独自となっていますので他社カードの審査に落ちてしまった方や、滞納がある方の申し込みが多くなっています。
それゆえに「審査が甘い」「審査が無い」と言われることが多いクレジットカードなのです。
一般的なクレジットカード会社とは異なる審査基準
一般的なクレジットカード審査では、これまでのクレジットカードやローンの利用履歴「クレジットヒストリー」や収入の安定性を重視して審査されます。
ですが、Tカード プラス(SMBCモビットnext)は消費者金融系カードということで基本的にお金に困っている人を対象にしているため、クレジットヒストリーや収入の安定性ではなく、現在働いていて本人収入があった上で他社からの借り入れ件数や金額が多くなければ審査通過できる可能性があります。
他の消費者金融系カードの場合、他社からの借り入れ件数は5件以上で、借り入れ総額がカードを作ることで年収の3分の1以上になると審査落ちになるので、Tカード プラス(SMBCモビットnext)の場合でも同様と考えられます。
申し込み条件は「満18歳以上で安定した収入があること」
Tカード プラス(SMBCモビットnext)の申し込み資格は以下のようになっています。
- モビットカード会員であること
- 満18歳以上の方
- 安定した定期収入があること
Tカード プラス(SMBCモビットnext)を申し込むには、まずモビットカード会員になる必要があります。
申し込み資格は満18歳以上となっています。
また、カードローン機能付きクレジットカードという特性上、安定した定期収入が求められます。
これは、年収の3分の1を超えた借り入れはできないとされる貸金業法の「総量規制」によるものです。
▼公式サイトのQ&Aより▼
アルバイト・フリーターも申し込み可能!
Tカードプラス(SMBCモビットnext)はアルバイトやパートなどでも定期収入があれば申し込み可能です。
収入があったとしても、単発バイトや短期バイトの場合は定期的な収入があるとは言い難いため申し込みはできません。
毎月安定した収入があれば派遣社員や自営業でも申し込みができるため、審査が不安な方でも申し込みしやすいカードです。
学生も申し込み可能
学生であっても満18歳でアルバイトなどの定期収入があれば申し込み可能です。親の仕送りなどの収入は本人に定期収入があるわけではないので申し込みができません。
主婦も申し込み可能
主婦の場合でも満18歳以上の年齢制限を満たしていて、アルバイト・パートなどで定期収入があれば申し込み可能です。
クレジットカードによっては、配偶者に収入があれば専業主婦でも申し込みができるカードがありますが、Tカードプラス(SMBCモビットnext)は本人に収入がない場合は申し込みができません。
在籍確認が必要な場合も
SMBCモビットカード(カードローン)会員への申し込みは、指定の書類があれば「WEB完結」なら申し込みで電話連絡なしでも入会手続き可能です。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)を発行するためにはSMBCモビットカード発行後の申し込み手続きになり、別途三井住友カード株式会社の審査が必要になります。
クレジットカード発行の審査の際に勤務先に在籍確認と言われる「本当に勤務しているかどうか」の電話が入る場合があります。在籍確認が入る場合には、「SMBCモビット」と会社名は出さずに電話担当者の個人名でかけてくれる仕組みになっているため勤務先の人にモビットカードを発行したことは伝わることはありません。
年会費無料!
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は年会費永年無料のカードで、申し込み時に発行手数料もかかりません。
クレジットカードによっては使わないで持っているだけでも年会費が発生するカードもありますが、ずっと無料で持てるのは維持費の面でもメリットがあります。
年会費無料のカードですが、お得なポイント還元やショッピング補償などのサービスも充実しています。
ETCカードも年会費実質無料!
消費者金融系カードでは唯一、ETCカードが作れるのはTカード プラス(SMBCモビットnext)の強みです。
初年度年会費無料・2年目以降は通常税込550円ですが、年に一度でもETC利用があれば翌年度のETCカードの年会費が無料となるので、ETCカードを使う人にとっては年会費実質無料で持てます。
ETCカードは発行手数料がかかるカードもありますが、Tカード プラス(SMBCモビットnext)は無料で発行可能です。
各種電子マネーにも対応
Tカードプラス(SMBCモビットnext)はTマネーを始めとした各種電子マネー決済にも対応しています。
利用できる電子マネーは以下です。
- Tマネー
- 三井住友カードiD
- Apple Pay
- Google Pay
Tマネーは全国約20,000店舗で利用することができて、Tポイントも貯まります。
スマートフォン決済に対応しているお店も増えてきているため、お財布からカードを取り出さずに決済することも可能です。
年間100万円までのショッピング補償
Tカード プラス(SMBCモビットnext)には、最高100万円まで補償してくれる「ショッピング補償(動産総合保険)」が付帯しています。
補償の対象となるのは以下にあてはまるショッピングです。
- 海外でのショッピング
- 国内でのリボ払い・3回以上の分割払い
カード払いで購入した商品が破損したり、盗難に遭った際に購入日および購入日の翌日から200日間補償してくれるサービスです。
例えば、国内でブランド物のバッグを3回以上の分割払いで購入後に破損してしまったという場合にも、故意や重大な過失でなければ補償してもらえます。
ただし、バイクや自転車、植物や食料品など一部の品物については対象外とされています。
Tポイントが貯まる!
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、カード利用に応じてTポイントが貯まります。
同じ消費者金融系クレジットカードであるアコムの「ACマスターカード」は0.25%の自動キャッシュバックサービスこそありますが、ポイントサービスはないので、これはTカード プラス(SMBCモビットnext)だけのメリットです。
カードローン+クレジットカード+Tポイントカードの3つの機能を備えているカードは他にありません。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)のポイント還元率
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、ポイント還元率0.5%のカードです。
クレジットカードの利用200円ごとにTポイント1ポイントが貯まり、貯めたポイントは1ポイント=1円相当として利用できます。
0.5%というのは標準的なクレジットカードの還元率にあたり、クレジットカードの利用以外でも、カードを提示するだけでもTポイントを貯めることが可能です。
以下にTポイントが貯まる主な提携先サービスをまとめました。コンビニやドラッグストアなど、毎日の生活で利用するお店が多いため、他のクレジットカードと比較してもポイントは貯まりやすいといえるでしょう。
- TSUTAYA
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ウエルシア
- エディオン
- 島忠・ホームズ
- 洋服の青山
- THE SUIT COMPANY
- 眼鏡市場
- コンタクトのアイシティ
- ソフトバンク
- ENEOS
- 吉野家
- ドトールコーヒー
- ガスト
- バーミヤン
提携先サービスでは200円につき1ポイントが貯まることが多いですが、中にはドトールコーヒーのように100円で1ポイントが貯まる還元率(ポイント付与率)1.0%の提携先もあります。
これらの提携先では、1ポイントを1円、または10ポイントを10円として使うこともできます。
入会時の支払い方法は「マイ・ペイすリボ」
Tカードプラス(SMBCモビットnext)では、カード発行の時点では「マイペイす・リボ」と呼ばれる支払い方法に設定されています。
マイペイす・リボとは、ショッピング1回払いが自動的にリボ払いとなる支払い方法で、毎月の支払い額を自分で設定できる「リボ払い」です。
月々の負担が軽くなる一方で金利手数料が発生するため、支払いが長期化しやすく、計画的に利用しないといつまで経っても返済が終わらないという恐れも出てくるデメリットがあります。
このマイペイす・リボで支払うと実質年率15.0%の金利手数料(リボ払い手数料)がかかるため、利用の際には十分に注意しなければいけません。
入会後にマイ・ペイすリボを変更可能
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、入会後であればマイ・ペイすリボから他の支払い方法に変更できます。同じ消費者金融系カードであるアコムのACマスターカードはリボ払い専用カードで、一括払いなど他の支払い方法に変更できません。
月々の支払いは15日締めの翌月10日払い
クレジットカード利用分の支払いは当月15日締めの翌月10日払い、もしくは毎月末日締めの翌月26日払いとなっています。
クレジット利用分とキャッシング利用分の返済日は異なるため注意しましょう。
キャッシング利用分の支払いについてはのちほど詳しくご説明しますが、月に4回の返済日からあらかじめ設定した期日で返済可能です。
マイ・ペイすリボの解除・変更方法
Tカードプラス(SMBCモビットnext)を一括払いで利用するために、マイ・ペイすリボを解除して支払い方法を一括払いや普通の分割払いに変更する方法を解説します。
「マイ・ペイすリボ取り消し」の申し込みをする
Tカード プラス(SMBCモビットnext)の支払い方法をマイ・ペイすリボからその他の支払い方法に変更(解除)するには、三井住友カードのインターネットサービスである「Vpass」から手続きが可能です。
三井住友カードの公式サイトには「マイ・ペイすリボ」取り消しのお申し込みというページがあるので、そのページからログインして手続きを進めると簡単です。
ページ下部にある「マイ・ペイすリボ」取り消しのお手続きに進むというボタンから手続きページに進み、注意事項を承諾の上「マイ・ペイすリボ」を取り消しするをクリック(タップ)してください。
マイ・ペイすリボを解除すると、1回払い・2回払い・分割払い・ボーナス一括払いが利用できるようになります。
即日発行はできない
消費者金融系カードは即日発行できるというイメージがありますが、Tカード プラス(SMBCモビットnext)は即日発行できません。
「最短4営業日発行」となっていますが、先にモビットカードを申し込んでカードローンの審査を受ける必要があるため、最短でも5日程度の余裕を持って申し込みをするのが良いでしょう。
SMBCモビットの審査は最短30分とスピーディーなので、営業日の午前中に申し込んでおけばその日のうちにモビットカードを受け取ることもできます。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)申し込み方法
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、モビットカードの入会手続き完了後にTカード プラス(SMBCモビットnext)の申し込みを行い、三井住友カードのクレジットカード審査を受けるという流れで申し込みを行います。申し込み完了までの手順をわかりやすく解説します。
1.まずはモビットカードの申し込みをする
SMBCモビットの公式サイトにアクセスし、「カード申込」「WEB完結申込」「Tカード プラス(SMBCモビット next)申込」のいずれかに進みます。
まずはモビット会員になる必要があるため、「カード申込」と「「Tカード プラス(SMBCモビット next)申込」どちらを押しても同じモビットカード申し込み画面に移動します。
既にモビットカード会員の場合は会員専用サイト「Myモビ」にアクセスして直接Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込み手続きに進みましょう。
WEB完結申込の場合
WEB完結申込をすると電話確認なしで自宅への郵送物なしでモビットカード(カードローン)が発行可能というものですが、冒頭でも説明の通りTカードプラス(SMBCモビットnext)はクレジットカード発行にあたっては三井住友カード株式会社の審査が別途必要になるため、WEB完結申込を選んだ場合でも職場への電話確認がある可能性があります。
WEB完結申込をするには以下の条件を満たしている必要があり、提出書類も多いです。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている(本人名義のみ)
- 全国健康保険協会発行の保険証(健康保険証)、もしくは組合保険証を持っている
条件を満たしていない場合や、提出書類の用意が難しい場合は「カード申込」から申し込みしましょう。
必須項目(簡易審査)
同意事項に目を通して同意した後、以下の必須項目をすべて埋めましょう。
- お名前
- お名前(カナ)
- 旧姓の有無
- 性別
- 生年月日
- メールアドレス
- 携帯電話・PHSの有無
- 携帯電話・PHSの名義
- 自宅郵便番号
- 自宅電話番号の有無
- 自宅電話番号
- 勤務先の種類
- 税込年収
- 契約希望額
- 利用目的
- 最終学歴
- 国籍
- 希望連絡先
- インターネットパスワード
全て入力して次へ進むことで簡易審査が終了します。
簡易審査で問題なければ次の項目が表示されるので、必須項目をすべて入力します。
必須項目(本審査)
簡易審査で、モビットカード会員になれると判断された場合は申し込みのための項目が表示されます。本審査の項目では任意入力の項目も出てきますが、空欄よりもできるだけ記入するようにしましょう。
(該当するものを選ぶチェックボックスの項目もあります。)
- 自宅住所
- 単身赴任
- お住まいの種類
- 居住開始年月
- 家族構成
- 扶養家族
- 家賃・住宅ローンの返済額(任意項目)
- 無担保ローンの借入件数
- 有担保ローンの借入件数
- 運転免許証、または運転経歴証明書
- 審査結果のご連絡について(※)
- 契約内容事前告知のお取り扱い
- 就業形態
- 入社年月
- 所属部署(任意項目)
- 仕事内容
- 業種
- 勤務先の社員数
- 勤務先本社所在地
任意項目以外すべて入力が終われば次に進み、審査申し込み完了となります。
※「審査結果のご連絡について」は「ホームページにて確認」と「電話」で選択することが可能です。
ホームページにて確認を選択の場合、審査完了後SMSまたはメールが届くのでホームページから契約手続きをします。
電話を選択の場合、担当者個人の名前で電話連絡が入りますが、審査の結果契約ができない場合にはSMSかメールでの通知がきます。
申し込み完了後、ユーザーID発行
申し込みが終わるとユーザーIDが表示されます。ユーザーIDは審査結果照会の際に必要になるため、大切に保管しておきましょう。
審査結果はサイト上の「審査結果照会」より審査状況を確認することも可能です。
本人確認書類
審査終了後、契約に進めた場合には以下の本人確認書類のいずれか1点の提出が必要になります。
マイナンバー記載の書類を提出する場合は見えないように撮影するか加工してから送りましょう。
- 運転免許証(住所変更がある場合は両面)
- 健康保険証(カード型保険証の場合は両面)
- パスポート(顔写真および住所ページ)
SMBCモビットの公式サイトでは"運転免許証をお持ちでない方は、場合は健康保険証、パスポートのいずれかをご提出ください。"との一文があるため、運転免許証があればそれを提出すると良いでしょう。
いずれの書類も有効期限内、現在有効なものである必要があります。
収入証明書
現在の収入を確認するためいずれかの書類の提出を求められる場合があります。
- 源泉徴収票
- 税額通知書
- 所得証明書
- 確定申告書
- 直近2ヶ月分給与明細書(※)
※賞与がある場合は年間の賞与額(夏・冬・各々)が確認できる賞与明細書も必要になります。
収入証明書は絶対ではありませんが、あらかじめ提出できる書類を考えておきましょう。
また、個人事業主の場合は「営業状況確認のお願い」という書類が別途必要になる場合があります。
スマートフォン(アプリ)から提出する方法
- 「SMBC mobit」アプリを起動
- 書類提出画面にログイン
- 申し込み時に設定した「ユーザーID」・「インターネットパスワード」「生年月日」を入力
- 注意事項を読みスマートフォンカメラで本人確認書類を撮影
- 「画像送付一覧へ進む」をクリックして進み「撮影した画像を送付」
収入証明書の提出が必要な場合はここで一緒に撮影して送ることが可能です。両面必要な場合は撮影する本人確認書類の種類を選択して続けて撮影することも可能となっています。
パソコンから提出する方法
- メールまたはSMSに記載のURLから「必要書類の提出」にアクセス
- 注意事項を読み、提出する本人確認書類(必要な場合は収入証明書)アップロード
必須項目書類後、そのまま必要書類提出に進むことも可能です。
FAXから提出する方法
インターネットから送るのが難しい場合には、以下の番号にFAXで提出することもできます。
- 03-6864-8551
スマートフォンやパソコンでの提出方法の方が送り漏れなどの心配がないためおすすめです。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みをする
モビットカード入会手続きが完了すると案内メールが届きます。
SMBCモビット会員サイトの「Myモビ」にあるTカード プラス(SMBCモビットnext)の申し込みページに進みます。
シルバーまたはブラックのデザインを選択して申し込みましょう。
Tカードプラス(SMBCモビット)が手元に届くのを待つ
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みが完了したら、自宅にカードが届くのを待ちます。2週間経っても自宅に届かない場合は「三井住友カード株式会社」に問い合わせしてみましょう。
既にモビットカード会員で、手元にモビットカードがある場合はTカードプラス(SMBCモビットnext)が手元に届き次第カードにハサミを入れて破棄しましょう。
モビットカードの入会手続きはその他にも電話や郵送・ローン申込機・ローン契約機(三井住友銀行に設置)からも申し込みが可能です。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)が届いたら不要になってしまいますが、モビットカードの受け取り方法は郵送・ローン申込機・ローン契約機の3通りの方法があります。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)のカードローン機能
カード プラス(SMBCモビットnext)には、モビットのカードローン機能が付いています。
通常のモビットカードと同様に、全国にある提携ATMや振込キャッシング(ネットキャッシング)を利用することが可能です。
カードローンの金利と限度額は以下のようになっています。
- 金利(実質年率)…3.0%~18.0%
- 限度額…800万円
最短3分で振込融資可能
振込の場合はパソコンやスマホ、電話から原則最短3分でキャッシングができます。
キャッシング申し込みと振り込み時間の目安は以下です。
- 平日:9:00〜9:30申し込みの場合
- 平日:9:30〜14:50申し込みの場合
- 平日:14:50〜23:59、および土日・祝日申し込みの場合
9:00以降または受付完了から最短3分で振り込み(メンテナンス時間除く)
受付完了から最短3分で振り込み
翌金融機関営業日9:30頃の振り込み、または受付完了から3分で振り込み(メンテナンス除く)
振り込みキャッシングについては振込先の各金融機関の受付可能時間によって変わるため、あらかじめ確認が必要です。
提携ATMでもキャッシング可能
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は提携ATMから簡単に借入・返済が可能です。
主な提携ATMは以下です。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- プロミス
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
その他地方銀行や信用金庫など、提携ATMは銀行やコンビニなど全国におよそ14万台(2019年9月現在)設置されています。セブン-イレブンのセブン銀行ATMではアプリを使ってスマホだけで入金と出金が可能です。
返済日は5日・15日・25日・末日から選択可能
キャッシング利用分の返済日は、毎月5日・15日・25日・末日から選ぶことができます。あらかじめ設定の返済日に口座振替、もしくは提携ATMから返済が可能です。
クレジット利用分とキャッシング利用分は返済日が異なるため注意しましょう。
Tカードプラス(SMBCモビット)の審査落ちの原因と対策
他社のクレジットカードに審査落ちしてしまった方や、これからTカードプラス(SMBCモビット)に申し込みするときの審査落ちの原因と対策について解説します。
ブラックの場合はまずは延滞解消・完済を
他社のクレジットカードや、カードローンで繰り返しの延滞があった場合や、過去に債務整理などの金融事故があった場合はブラックになり、信用情報機関に一定期間残り続けます。
ブラックになってしまうとクレジットカードの審査に通ることはほぼできないという状況になります。例えば延滞を理由にブラックになってしまった場合は、完済から1〜5年経たないとブラック情報が消えません。
ブラックになってしまっている可能性がある人や、他社からの借入が多く多重債務となってしまっている場合はまずは完済するのが審査通過の近道と言えます。
複数のカード所持や多重申し込みに注意
クレジットカードの審査に通らないからと言って一度に複数のカードに申し込みすると「申し込みブラック」という状態になります。
信用情報機関に申し込み履歴は6ヶ月間残るため、他社のカードであっても情報照会すればすべてわかります。
複数一度に申し込んでいることがわかると、金策のためや特典目的の入会を疑われて審査に通らなくなってしまいます。
一般的に1ヶ月に3件以上の申し込みで「申し込みブラック」になってしまいます。
心当たりのある方は次の申し込みまでは6ヶ月の期間を空けて申し込みしましょう。
クレジットカードを数枚持っていることは珍しくないことですが、m他社のクレジットカードやカードローンを複数枚所持していて、利用されていないカードが多い場合も審査落ちの原因となっている場合があるため注意が必要です。
社内ブラックになっていると審査通過できない
過去に三井住友カードや、モビットカードを利用したことがあり何らかの理由で強制解約になったり、金融事故を起こしたことがある場合「社内ブラック」となっている可能性があります。
三井住友カードやモビットカードに限らず、クレジットカードの現金化や犯罪目的で利用された(されそうになった)など、利用規約に反した使い方をした場合にも社内ブラックの可能性があります。
社内ブラックは会社独自のデータベースで管理されているため、問い合わせをしても自分がブラックかどうかを確認することは不可能です。
また、以前にモビットカードの審査に落ちた経験がありTカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みを行ったところ、申し込みができませんでした。
心当たりのある方は最初から違うカードに申し込みした方がいいでしょう。
申し込み内容を偽らない
審査に通りやすくするためや、限度額が高い方がいいという理由で年収などを実際の金額より多く書かないようにしましょう。
信用情報機関を照会すれば、以前の申し込み内容と違っていればすぐにバレて審査落ちの原因となります。
審査に通ったとしても、収入証明書の提出が求められてしまうと嘘の申し込みだったことがバレてしまうため、内容には嘘の無いようにしましょう。
審査落ちしたらカードローンを検討しよう
Tカードプラス(SMBCモビット)に審査落ちしてしまった方は同じ消費者金融系カードの「ACマスターカード」に申し込んでも同じ結果となるでしょう。
消費者金融系カードより審査基準の低いクレジットカードはないので、次はカードローンの利用を検討するべき。
カードローンの利用でも延滞無く返済していればクレヒスを積むことが出来ますし、半年~1年ほどカードローンを利用した後にクレジットカードの申し込みに再チャレンジするのが賢明です。
カードローンは30分ほどで借り入れが出来ますし、事前の簡易審査だけなら数秒で済むこともあります。現状でクレジットカードが作れない方は確実な返済履歴をカードローンで積み上げてくのが良いでしょう。
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同じく消費者金融系カードの「ACマスターカード」と比較
Tカード プラス(SMBCモビットnext)と同じく消費者金融系カードに属する「ACマスターカード」とカードの特徴を比較してみました。
![]() Tカード プラス (SMBCモビットnext) |
![]() ACマスターカード |
|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%(Tポイント) | 0.25%(キャッシュバック) |
支払い方法 | マイ・ペイすリボ(リボ払い) カード入会後通常払いに変更可能 |
リボ払い |
ETCカード | 発行可能 | 発行不可 |
発行速度 | 最短4営業日で発送 | 最短即日発行可能 |
申し込み資格 | 年齢満18歳以上の安定した定期収入のある方 | 18歳以上で安定した収入と返済能力があり、アコムの基準を満たす方 |
それぞれの違いを以下にまとめてみました。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)の方がポイントが貯まる
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は利用金額の0.5%分Tポイントが貯まるのに対して、ACマスターカードは利用金額の0.25%分が自動的にキャッシュバックされる仕様になっています。
その差は0.25%でしかありませんが、年間利用額が100万円とすると0.5%の場合は5,000円分のポイントが貯まるのに対して、0.25%だと2,500円分です。この差が大きいか少ないかは個人差があると思いますが、少しでもお得にカードを使いたいのであればTカード プラス(SMBCモビットnext)がおすすめです。
ポイントを確認したり、使ったりということに少しでも面倒だと感じるなら0.25%でもACマスターカードのキャッシュバックがいいでしょう。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)はリボ払い設定を解除可能
Tカード プラス(SMBCモビットnext)もACマスターカードも、カード入会したての初期設定ではリボ払い設定になっています。
リボ払いは毎月決まった金額を無理なく返済できるというメリットはありますが、多くの人がその仕組みを理解しておらず、利息が膨らんで借金を背負ってしまっています。(利息がつかない方法もありますが)
しかし、Tカード プラス(SMBCモビットnext)は入会後に「Vpass」から「マイペイす・リボ」の設定を解除することで通常のカードと同じ支払い方法に変更できます。
リボ払い=借金地獄の元凶というイメージを持っている方も多いので、リボ払い設定を解除できるのは嬉しい点ですね。
ACマスターカードはETCカードを発行できない
クレジットカードを作る理由として、「ETCカードを作りたいから」という方も多いと思いますが、ほとんどのクレジットカードがETCカードを作れるのに対し、ACマスターカードはETCカードを発行できません。
その点、Tカード プラス(SMBCモビットnext)はETCカードも作れます。
ただ、Tカード プラス(SMBCモビットnext)で作れるETCカードは「初年度無料、翌年度以降も前年度に1回以上ETC利用のご請求があれば年会費無料」という条件で無料ですが、この条件が満たせない場合は500円+税の年会費がかかってしまいます。
ACマスターカードは最短即日発行可能
Tカード プラス(SMBCモビットnext)が「最短4営業日で発送」なのに対し、ACマスターカードは全国にあるむじんくん(自動契約機)でカードの受け取りに行くことで最短即日発行が可能です。
クレジットカードは手元に届くまでに1週間~2週間程度かかってしまうので、「クレジットカードを急いで作りたい」という方にとっては即日発行が可能なカードはありがたいですね。
ACマスターカードの特徴
ACマスターカード
カードの特徴
アコムが発行する年会費無料のクレジットカード。最短即日発行可能でパート・アルバイトの人でも働いていれば申込OK。利用金額から0.25%キャッシュバック
発行会社 | アコム株式会社 | 還元率 | 0.25%キャッシュバック |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 審査速度 | 最短即日 |
利用限度額 | 300万円 ※クレジットとカードローンのご利用合計の上限は800万円まで ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |
申し込み資格 | 安定した収入(アルバイトOK)と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
ACマスターカードとは、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する消費者金融業者であるアコムが発行するカードローン付きクレジットカードです。
年会費無料、審査基準が異なる消費者金融系カードのため、他のカード会社で審査落ちした方でもACマスターカードなら作れる可能性があります。
審査では現在の収入が重視されるため、アルバイトや主婦(専業主婦は除く)、学生でもカードの申し込みが可能です。
ただし、学生の場合は18歳以上で定期収入があることが申し込みの条件です。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)の特徴
Tカード プラス(SMBCモビットnext)
カードの特徴
SMBCモビットと三井住友カードが提携してできた消費者金融系カード。年会費無料で、Tポイントも貯まり、ETCカードの発行も可能。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)とは、SMBCグループの消費者金融業者であるSMBCモビットと三井住友カードが提携して発行しているカードローン一体型カードです。
年会費永年無料、ローン審査はSMBCモビットが行い、クレジット審査は三井住友カードが担当しています。
こちらもACマスターカードと同様に返済能力を重視した審査を行う消費者金融系カードのため、収入があればアルバイトや主婦でも申し込みが可能。学生でも18歳以上で定期収入があれば申し込めます。
カード利用や提示でTポイントが貯まり、ファミリーマートやTSUTAYAのほかインターネットショッピングで利用したり、グルメや家電など様々な商品との交換も可能です。