銀行系や信販系、流通系などクレジットカードには様々な種類がありますが、発行会社によってカードの審査難易度に違いがあるのをご存知ですか?
過去にクレジットカードの審査に落ちたという方も審査難易度の低いカードなら作れる可能性があり、カードによって割引や優待などの特典を受けることもできます。
そこで今回は、主婦や女性にも人気がある流通系クレジットカードの審査難易度やメリットなどをまとめました。
目次
流通系カードとは?
流通系クレジットカードとは、百貨店やスーパー・コンビニなどの運営を手掛ける会社が発行するクレジットカードです。
通常ポイント還元率は0.5%程度なのでそこまで還元率は高くありませんが、イオンカードやエポスカードのように指定日にクレジットカードを利用して買い物をすると割引などの特典を受けられるため、主婦や女性の方にも人気があります。
このため、日常的によく利用する店舗が割引特典のあるクレジットカードを発行している場合、現金払いにはない節約効果も見込めるでしょう。
流通系カードは発行しやすい?
流通系カードは、銀行系・信販系など他のカードに比べて比較的入会しやすいといわれています。
というのも、小売店では自社店舗の売上アップ・クレジットカードの入会者増による手数料収入などを視野に入れ、クレジットカードを発行しています。
ポイントを還元することで損になっているのではと思うかもしれませんが、こうした裏事情もあって流通系カードは積極的に発行されているのです。
流通系でおすすめのクレジットカード
スーパーマーケット・コンビニは、それぞれのチェーン店でお得になるクレジットカードを発行している場合が多いでしょう。そのため、発行元はもちろん貯められるポイントや還元率なども異なります。
お得で効率よくクレジットカードを利用したいなら、普段使用している店舗にマッチしたクレジットカードを利用することです。ここでは流通系のおすすめクレジットカードをピックアップして解説していきます。
イオンカードセレクト:即日仮カード発行
イオンカードセレクト
カードの特徴
イオングループでのカード利用で20日、30日は5%OFF、毎月5日・15日・25日はポイント2倍、毎月10日はポイント5倍とお得に利用できるカード
イオンは全国各地にあり、マックスバリュ・ウエルシア・ビッグなど多くのグループ企業も持っています。普段からイオン系列で買い物をする人にとっては非常にお得なクレジットカードです。年会費が無料で、カードを保有する維持費がかかりません。
イオンカードセレクトはクレジット機能・イオン銀行のキャッシュカード機能・電子マネーWAON機能の3つが一体になっているのが特徴です。イオン銀行の機能がない「イオンカード(WAON一体型)」はWAONのオートチャージでポイント付与がないため、イオンカードセレクトの方がメリットが大きいです。
公共料金の支払いは毎月1件あたり5WAONポイント、給与口座に指定することで毎月10WAONポイントなど、指定しておくだけで毎月ポイントが付与されるのも嬉しいですね。毎月20日、30日にはお客様感謝デーとして買い物代金が5%割引になります。
クレジット利用だけでなくカード提示でも割引になるのが大きな魅力です。イオンシネマでもカード提示することで300円割引になるので、映画好きの方は是非活用したい特典でしょう。
ポイント還元率は、200円(税込)で1ポイントと0.5%の還元率ながらも、使い方次第ではそれ以上の還元率を得られ、ポイントは全国的に汎用性があるので使いやすいというのもメリットのひとつです。
イオンカードは仮カードの即日発行に対応しています。お急ぎの方は、近くのイオンでカード受け取りができるか実施店舗を確認してから発行しましょう。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラス
カードの特徴
セブン&アイグループでのカード利用でポイント2~3倍、毎月8、18、28日(8のつく日)はイトーヨーカドーで5%OFFになるカード
発行会社 | セブン・カードサービス | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | ショッピング保険最高100万円(海外) |
電子マネー | nanaco、QUICPay(nanaco) | ポイント | nanacoポイント |
セブンカード・プラスは、セブン-イレブンやイトーヨーカドーをよく利用する人におすすめのクレジットカードです。
nanacoとクレジット機能が一体になっており、セブンカード・プラスで貯めることができるnanacoポイントは使える店舗が全国各地にあります。貯めやすく使いやすいのも魅力的です。
年会費は永年無料。還元率は通常0.5%と平均的ではありますが、イトーヨーカドー・セブン-イレブン・ヨークマート・デニーズでクレジット払いにすれば200円(税込)ごとに2ポイントが付与されます。
還元率でいえば1.0%になり、普段から対象店舗をよく利用する人にとっては非常にお得になるのがメリットです。
セブンカード・プラスには電子マネーnanaco機能がついていますが、nanacoへのチャージでポイントも貯まるのがうれしいです。
また、nanacoへオートチャージできる唯一のクレジットカードですので、nanacoを利用していてチャージの手間が気になっていた方なら発行しても良いでしょう。
また、イトーヨーカドーでは8のつく日はハッピーデーとして5%割引(一部商品を除く)になります。普段からセブン&アイグループの系列ショップで買い物をしているなら、持って損はないカードです。
セゾンカードインターナショナル:即日発行OK
セゾンカードインターナショナル
カードの特徴
クレディセゾンが発行するセゾンカードの中で、最もベーシックなカード。即日発行可能ということとポイント有効期限がない「永久不滅ポイント」が特徴
セゾンカードといえば、有効期限のない「永久不滅ポイント」が有名です。1,000円で1ポイントが貯まり、還元率は0.5%ですが、有効期限がなく家族間での合算もできるなど効率よく確実に貯めることができます。
セゾン系のカードで最もスタンダードなカードが「セゾンカードインターナショナル」です。
インターネットショッピングではセゾンポイントモールを経由することでAmazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10などでポイントが倍以上になります。
セゾンカードにはセゾンカードインターナショナル以外にも豊富な種類のカードが発行されており、提携先によってさまざまな特典があります。スーパーマーケット・コンビニなどでの利用に便利なセゾンカードの一例としては「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」などがあげられます。
「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」はステータス性のあるアメックスカードでありながら、年間で1回でも利用があれば年会費無料で持つことができます。
更に、QUICKPayでの支払いならどこで利用しても2%還元になるのが最大の魅力です。
即日発行する場合はカード受け取りができる全国のセゾンカウンターが近くにあるか確認しましょう。
MUJI Card
MUJI Card(MUJIカード)
カードの特徴
無印良品週間には店頭やネットストアの商品が10%オフ、無印良品での利用でポイント3倍、毎年1,500円相当の無印良品で利用できるポイントが貯まるといった特典があり、無印良品をよく利用する方がお得に利用できるカード
発行会社 | クレディセゾン | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料(アメックスブランドの場合3,300円(税込)) | 付帯保険 | アメックスブランドのみ 海外旅行傷害保険最高3,000万円(自動付帯) 国内旅行傷害保険最高3,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、iD | ポイント | 永久不滅ポイント |
無印良品でのショッピングでMUJIマイルとセゾンの永久不滅ポイントが両方貯まり、MUJIショッピングポイントに交換することが可能です。
無印良品週間のキャンペーン期間中に、店頭および無印良品ネットストアにてMUJI Cardで支払いすると10%オフになります。2023年では3月17日~3月27日まで開催されており、無印良品メンバーは全品10%オフとなっていました。
その他にも、お誕生月のポイントプレゼントや、毎年3月にはMUJIマイルを3,000マイルプレゼント。国際ブランドにVisaを選択すれば年会費も無料で利用可能です。
MUJIカードは無印良品に特化したクレジットカードと言えますので愛用している方は作っておいた方がお得です。
エポスカード:即日発行OK
エポスカード
カードの特徴
年に4回ある「マルコとマルオの7日間」というキャンペーンでマルイでのショッピングが10%OFFで利用できたり、SHIDAXやBIGECHOなどのカラオケ店で30%OFFになったりと、日常生活でお得に利用できるカード
年会費は利用額に関わらずずっと無料なのがうれしいクレジットカードです。マルイが提供するカードであり、年に4回ある会員限定セール「マルコとマルオの7日間」では期間中10%割引になります。
貯まるポイントはエポスポイントで、通常では200円(税込)で1ポイント、0.5%の還元率です。リボ払い、3回以上の分割払いなら還元率が2倍になります。
エポスカードでは優待対象店舗が全国に10,000以上もあり、ポイントの付与率は2倍~30倍にもアップします。マルイのユーザー以外でもお得に利用できるのも魅力的です。
エポスカードを即日発行する場合は「エポスカードセンター」があるマルイグループのお店があるか確認しておきましょう。
majica donpen card
カードの特徴
国内のドン・キホーテでのカード利用でmajicaポイントが200円につき3ポイント貯まるのが特徴。宇佐美ではガソリン・経由・灯油が2円/ℓ引き
UCS発行でドン・キホーテの電子マネー「majica」と一体となっている「majica donpen card」。
「majica」は国内のドン・キホーテ、アピタ、ピアゴを含むmajica加盟店で利用でき、近くの店舗をフォローすることで割引や特売クーポンが付与されることがあります。クーポンはデジタルなので会計時に提示するだけ。
majica donpen cardの基本還元率は0.5%ですが、ドン・キホーテでの利用では200円(税込み)で3ポイントが付くため、1.5%還元になる優秀なカードです。
ドン・キホーテ専用のカードとして利用している人も多く、日用品、コスメ、雑貨、スマホ関連商品、食料品などでドン・キホーテをよく利用する方でしたらお得に立ち回れるクレジットカードです。
貯まったポイントは国内のドン・キホーテ、アピタ、ピアゴで1ポイント1円として利用可能なのでファッション関連の値引きや支払いにも利用できます。
ガソリンスタンド「宇佐美」ではガソリン・経由・灯油が1リットル2円引きで入れられますし、オイル交換などもいつでも5%オフで対応してくれます。
JMBローソンPontaカードVisa
JMBローソンPontaカードVisa
カードの特徴
コンビニエンスストアのローソンでポイントが貯まりやすく、ローソン内のLoppiを利用してPontaポイントと引換券を交換して商品を半額以下のポイントで購入できるカード。
ローソンPontaカードはクレディセゾンがローソンと提携して発行しているクレジットカードです。通常は100円で1ポイント、1.0%の還元率であり100円単位で付与されるので効率よくポイントを貯められます。
JALマイレージバンク(JMB)の利用で貯まったPontaポイントをJALマイルに交換も可能。
さらに全国に1万店以上あるローソン(ローソン100は除く)の来店1回ごとに1ポイントが貯まります。Visa加盟店でのカード決済では、1,000円ごとに5ポイント貯まるのもうれしいですね。
貯まったポイントは1ポイント=1円で各地の提携店舗で効率よく使えるのはもちろん、ローソンでお試し引換券(クーポン)への交換も可能です。お試し引換券は期間ごとに対象商品が変わり、商品によって定価の20~40%程度のポイントで交換できるので大変お得です。
ファミマTカード
ファミマTカード
カードの特徴
コンビニのファミマで利用すると、ポイント還元率が最大5倍になり、商品によっては割引も適用される年会費無料のクレジットカード
ファミマTカードは基本的には200円(税込)で1ポイント、0.5%の還元率となっています。
ですが、ファミリーマートでのカード利用では商品によって還元率が2~5倍にもアップする特典がついてます。
また、ファミペイにチャージすることも可能。チャージ時とファミペイでの支払い時には0.5%が還元されるので合計1.0%の還元率になります。
ファミリーマートの利用が多い方は多くのポイントを貯めることが出来るでしょう。
エムアイカードプラス:即日発行OK
MICARD+(エムアイカードプラス)
カードの特徴
エムアイカードプラスは、(株)エムアイカードが発行するカード。三越伊勢丹グループ百貨店で利用するとポイント還元率が最大10%になるため、三越や伊勢丹をよく利用する方におすすめ
エムアイカードプラスは三越や伊勢丹での利用料金に応じてポイント還元率が最大10%にまで上がる特徴を持ちます。
還元率がアップするステージ制度「カスタマープログラム」はエムアイカード、エムアイカードゴールドには採用されていないので注意が必要です。
採用されているのは「エムアイカードプラス」と「エムアイカードプラスゴールド」のみ。具体的な金額は年間30万円以上で8%に、100万円以上利用すると10%に上がります。
エムアイカードプラスゴールドの場合は8%還元からスタートするのが特徴です。三越伊勢丹グループで、毎年多くのお買い物をする方はゴールドカードを選択しても良いでしょう。
エムアイカードプラスを即日発行したい場合は、三越伊勢丹グループ百貨店内のカードカウンターでカード受け取りすることが出来ます。
大丸松坂屋カード:即日仮カード発行
大丸松坂屋カード
カードの特徴
大丸・松坂屋での利用で5%ポイント還元。Visaのタッチ決済付帯、1名様につき家族カード275円(税込)、自分磨きをサポート、「空で遊ぶをもっと気軽に快適に」ヘリコプタークルージングのご優待付
大丸・松坂屋で100円(普通商品・本体価格)利用につき5ポイント、QIRAポイント200円(税込)につき1ポイントが貯まるクレジットカードです。
大丸松坂屋カードは年会費が2,200円(税込)必要ですが、貯まったポイントが最大で倍になって返ってくるシステムを採用しています。
大丸・松坂屋での利用の際に5%のポイントが還元されますが、年間40,000円以上お買物から半年ごとに貯まったポイントの総額に応じて最高100%還元するボーナス制度を設けています。
- 5,000~9,999ポイント:20%
- 10,000~14,999ポイント:50%
- 15,000ポイント以上:100%
半年間に5,000ポイント貯めた場合は20%の1,000ポイントが還元され、16,000ポイント貯めた場合は100%の16,000ポイントが返ってきます。毎週大丸・松坂屋に行く方や系列店での利用が多い方は多くのポイントが返ってくるでしょう。
即日発行したい場合は、大丸・松坂屋各店のクレジットサービスセンターで臨時発行カードを受け取ることが出来ます。
受け取り場所はこちらのページの「各店クレジットサービスセンター」で確認できます。
流通系クレジットカードのメリット
流通系クレジットカードは、さまざまな店舗で活用できる優れものです。ここでは3つのメリットを中心に解説していきます。
年会費無料カードでも多くの特典が付く
流通系クレジットカードの多くは年会費無料でも多くの特典が付帯しているのが特徴です。
例えば、イオンカードなら月に2回(55歳以上の方なら月に3回)指定日の買い物が5%割引きになる特典があり、エポスカードなら飲食店や遊園地など多くの施設で優待が受けられます。
年会費無料のカードなら維持費もかからないため、毎日のショッピングやレジャーがお得になるという点は大きなメリットです。
クレジット機能を使わずカード提示だけでお得な場合も!
多くのクレジットカードは、クレジット機能を利用して初めてお得な特典・割引サービス・ポイントを得ることができます。現金払いではなかなかお得さが実感できないという場合も少なくないのです。
一方で流通系カードは商品購入時にカードを提示して現金で支払っても、お得なサービスを利用できる場合が多いです。ポイントカードのように利用できることもあり、より気軽にお得さを実感できるのが流通系カードのメリットでもあります。
専用電子マネー・決済アプリでお得に
近年では電子マネーや決済アプリなども普及していることから、お店と提携している電子マネーや決済アプリで割引クーポンやセールのお知らせを受け取ることもできます。
ドン・キホーテ、アピタなら電子マネー「majica」。ファミリーマート系ならファミペイなどをカードと一緒に利用することでポイント還元があったり、割引クーポンの配布を受け取ることができます。
発行も比較的スピーディ
発行に関しても比較的スピーディです。当日の買い物でお得に利用できるような仕組みが整っている場合もあり、カード自体を保有するハードルが低いのが魅力です。
即日発行している店舗ではマルイ、イオン、セゾン系のカードが対応しています。急ぎでカードを作りたい方には最適です。
流通系クレジットカードのデメリット
流通系カードにはお得になるメリットが豊富な反面、デメリットもあります。ここでは主なデメリットを2つご紹介します。
店舗でお得に利用する以外の特典が少ない
流通系クレジットカードが発行されている目的は、自社での買い物をしてもらいたいということです。そのため、消費者にとってのお得さは店舗での買い物時に特化している場合が多いでしょう。
国内ではさまざまな種類のクレジットカードが発行されています。カードによってはポイントや割引だけでなく、海外旅行の際の付帯保険や補償サービスなどの特典が豊富に取り揃えられている場合もあります。
流通系カードではこうした付帯保険などはほとんどない場合が多く、ポイントや店舗での利用以外での魅力が少なく感じられるでしょう。
ステータスが低い
流通系カードは、アメックスや三井住友など、お世辞にもステータス性が高いカードとはいえません。流通系カードの持ち味は「持ちやすく維持費が安い」というお得なカジュアルさが魅力だと思っておくといいでしょう。
流通系カードの審査難易度
クレジットカードの発行会社は数えきれないほど存在していますが、大きく分けると以下の6つです。
- 外資系
- 銀行系
- 鉄道系・交通系
- 信販系
- 流通系
- 消費者金融系
この6つは上から、外資系>銀行系>鉄道系・交通系>信販系>流通系>消費者金融系 という順番で審査難易度が厳しいとされています。
最も審査難易度が低いとされる「消費者金融系カード」は、ETCカードが作れないという点や、ポイントがつかない点、リボ払い専用カードという点などがあるため、多くの人がクレジットカードに期待する機能がそろっていないことから、すべての機能が揃っていてまともに利用できるカードでは「流通系カード」がもっとも審査難易度が低いカードということになります。
流通系カードが発行しやすい理由としては、消費者にカードを作らせておけば自社サービスを定期的に利用してくれる顧客として囲いやすいという意図があります。
専業主婦、パート、アルバイトでも発行できる
流通系クレジットカードはお店での利用がメインとなるため、申し込み条件として「主婦やパートの方でも申し込み可能」としているところが多いです。
結婚している方は配偶者が仕事をしており、安定収入があれば利用できます。アルバイトでも毎月の収入が安定していれば発行できるカードが多くなっています。
流通系はよく利用するお店のクレジットカードを選ぼう
流通系クレジットカードの通常ポイント還元率は概ね0.5%となっていますが、特定店舗で利用すると還元率がアップするカードが多いため、普段よく利用する店舗に応じてカードを選ぶと多くのポイントが獲得できます。
旅行保険に関しては、この中ではエポスカードのみカード利用がなくても補償を受けられる「自動付帯」の保険が付いているため、2枚目のサブカードとしてもおすすめです。