年金受給者の方は、若年層と比較すると収入などの面でクレジットカードの審査に通過しにくいと言われています。
ですが、近年ではキャッシュレス化が進んでいるため、年金生活が始まっていてもクレジットカードを発行する方や利用者が増え続けているのが現状です。
発行しやすいカードや年齢に見合ったカードを選択することでキャッシュレスの波に乗って便利な生活を送ることが出来るようになるでしょう。
本記事では、年金受給者層である60代以上におすすめのクレジットカードの紹介と、審査通過のコツなどについて解説していきます。ご自身に合うクレジットカードを発行したいとお考えの方は、参考にしていただければと思います。
クレカ選びのポイント
- クレジットカードは年齢の上限が設定されていないから年金受給者だとしても申し込みできる!
- 年金も「毎月の安定収入」にあたるので、年額が多くなくても申し込み可能
- セゾンカード、イオンカード、エポスカードなどショッピング系(流通系)カードは発行しやすい
- 年会費無料のカードを選択し、ゴールドカードなどの申し込みは審査が厳しいので申し込まない!
- カードが発行できればレジでの会計がスムーズに!多くの現金を持つ必要がなくなる

※監修者は「解説部分」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
目次
年金受給者におすすめのクレジットカード比較
JCB カード S | イオンカード(WAON一体型) | エポスカード | セブンカード・プラス | セゾンカードインターナショナル | PayPayカード | 三井住友カード(NL) | ライフカード | dカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
お得なお店 | 飲食店から家電まで | イオングループ | マルイ系列店 | セブン‐イレブン・イトーヨーカドーなど | セゾングループ | PayPay利用店舗 Yahoo!ショッピング |
コンビニやチェーン店 | 温泉や博物館など | ドコモ |
国際ブランド | JCB | Visa, Mastercard,JCB | Visa | Visa,JCB | Visa, Mastercard,JCB | Visa, Mastercard,JCB | Visa, Mastercard | Visa, Mastercard,JCB | Visa, Mastercard |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 永年無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
付帯保険 | 海外:2,000万円 スマホ補償:3万円 |
カード盗難補償 | 海外:3,000万円 | - | - | - | カード盗難保障 | 海外:2,000万円 | 国内:1,000万円 海外:2,000万円(29歳以下) |
特徴 | ポイント優待店と割引特典が豊富 | イオングループでWAON POINTが常に2倍 | 全国10,000店舗以上のマルイ優待店舗で割引優待 | nanacoへのチャージでもポイントがもらえる | ポイント有効期限なし、セゾン系列で割引優待 | PayPayに利用可能でポイントアップ | 対象のコンビニ・飲食店でポイント最大7%還元 | 誕生日月、入会後1年間はポイント1.5倍 | ドコモユーザー優待 |
詳細 |
年金受給者におすすめのクレジットカードを紹介します。どのカードも年齢の上限はありませんのでどれでも申し込み可能です。
よく利用するお店でお得になるクレジットカードを探してみてください。
JCBカード S
JCBカード S
カードの特徴
JCBのオリジナルシリーズでは最もスタンダードなクレジットカード。会員限定割引優待「クラブオフ」を利用すれば映画・カラオケ・レジャーチケットの割引が受けられる。スマートフォンの故障や破損時に年間最高3万円まで補償されるJCBスマートフォン保険が付帯。
発行会社 | ジェーシービー |
---|---|
還元率 | 0.5~10.0% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。 |
年会費 | 無料 |
付帯保険 | 海外:最大2,000万円(利用付帯) ショッピングガード保険(海外):最大100万円 スマホ保険:3万円限度(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
ポイント | Oki Dokiポイント |
入会資格 | 18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
追加カード | ETCカード(年会費無料) 家族カード(年会費無料) |
- 付帯保険が手厚い
- 年会費無料
- 最短5分で発行
- ポイント還元率0.5%
- 国際ブランドはJCBのみ
「Visa」や「Mastercard」などは国際ブランドと呼ばれており、世界でクレジットカードの利用ができます。
「JCB」は日本発祥の国際ブランドであり、日本での利用は信頼性抜群です。
「JCBカード S」はJCBが発行する中で最もシンプルでスタンダードなクレジットカードのため、使いやすく、日本では多くの優待店舗があるのでポイントがたまりやすい特徴があります。
カードに番号な記載されていないナンバーレスカードと裏面に番号があるカードがあります。ナンバーレスカードの方が、カード番号を盗まれる心配がないため安心して買い物ができるでしょう。
メリット
JCBカード Sには、優待店のご利用で最大20倍のポイントがたまる特徴があります。
たとえば、スターバックスでは最大20倍、セブン‐イレブンやアマゾンは3倍になるため、お得にポイントを貯めることが可能です。また、映画館のチケット割引、飲食店の割引優待も豊富です。
ポイント優待店舗
・Amazon
・ニトリ
・タカシマヤ
・ウエルシア
・セブン‐イレブン
・やまや
・ジョーシン
・apollostationなど
割引優待店舗
・PIZZA-LA
・ユナイテッドシネマ
・T-JOY
・カラオケ館
・ビックエコー
・NAS
・ENEOSジェネレーションズ
など
デメリット
JCB カード Sは、ポイント還元率が0.5%と低いのがデメリットです。楽天カードなどのポイント還元率が1.0%以上のカードと比較すると、ポイントがたまりにくいといえます。
JCBカード Sは優待店舗が多いので、外出してお買い物をする機会が多い人はポイントを貯めやすいでしょう。
また、VisaやMasterCardと比べると海外では加盟店が少なくて利用も不便な特徴があります。
国内でクレジットカードを利用する分には問題ありませんが、海外で利用する場合にはVisaやMasterCardを用意した方が良いでしょう。
イオンカード(WAON一体型)
- イオン系列のお店でポイント2倍
- 毎月20日、30日「お客様感謝デー」5%OFF
- 年齢上限なし
- 基本還元率は0.5%
- 旅行保険が付帯されていない
イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカード機能と電子マネーWAONの機能が使えるカードです。
イオンカードのポイント還元率は0.5%で、200円の利用で1 WAON POINTがたまります。
メリット
イオングループの対象店舗で利用すれば、ポイントが通常の2倍になるメリットがあります。
・毎月20日と30日に実施される「お客さま感謝デー」
上の対象日ではクレジットカードを利用すると買い物代金が5%OFFになりお得です。
他にも旅行やホテルを予約する際に、オンライン旅行サイト「エクスペディア」を利用すれば、ホテル予約は8%割引、航空券とホテル予約は2500円割引が適用されてお得です。
デメリット
イオンカードはイオンの利用に特化していますので他で使う場合はポイント還元率は低めです。
日用品や食料品などイオングループの利用が多い方にはおすすめできるクレジットカードとなっています。
年間50万円の利用でイオンゴールドカードへランクアップも可能なため、お買い物以外に固定費などの支払いもクレジットカードに移行すればゴールドカードを所持することもできるでしょう。
年間100万円(税込)以上の利用があるイオンゴールドカード/イオンカード会員は、イオン内にある会員専用ラウンジ(休憩所)も利用できます。
エポスカード
エポスカード
カードの特徴
年会費無料で海外旅行保険が付帯する即日発行可能カード。年に数回ある「マルコとマルオの10%オフ」というキャンペーンでマルイでのショッピングが10%OFFで利用できたり、SHIDAXやBIGECHOなどのカラオケ店で割引がある幅広いサービスのカード
発行会社 | 株式会社エポスカード |
---|---|
還元率 | 0.5% |
年会費 | 永年無料 |
付帯保険 | 海外:最高3,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
ポイント | エポスポイント |
申し込み資格 | 日本国内在住の満18歳以上のかた(高校生のかたを除く) |
追加カード | ETCカード(年会費無料) |
- 年齢上限なし
- 海外旅行保険つき
- エポスゴールドカードは優待が多い
- 国内旅行保険なし
- ポイントは貯まりにくいので割引に使うのが有効
エポスカードは、マルイグループが発行しており、年会費が無料で海外旅行保険が最高3,000万円付帯するのが特徴です。
メリット
年4回、マルイでの買い物が10%割引になります。マルイを利用しない場合でも、全国約10,000店舗のお店で優待を受けられるのが特徴です。
割引店舗例
レジャー施設:イオンシネマ、カラオケ館
旅行:楽天トラベル、エアトリ国内旅行、エクスペディア
マルイ店頭ですぐにカードを受け取ることができるので、即日発行したい方にもおすすめ。
エポスカードは年間50万円ほど利用すると、年会費無料でゴールドカードへの招待状が届く可能性が高まります。
デメリット
基本の還元率は0.5%で、一般的なクレジットカードと同じ。提携店以外での利用ではポイントがたまりにくい点がデメリットです。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラス
カードの特徴
セブン&アイグループでのカード利用でポイント2倍、毎月8、18、28日(8のつく日)はイトーヨーカドーで対象商品5%OFF。nanacoオートチャージ設定可能でチャージ時にポイントも0.5%還元。入会後1年間はセブン‐イレブンで8%還元!2年目以降でも3%還元。セブンカード・プラスを7iDに登録すれば会員コードの提示不要で最大10%還元
発行会社 | セブン・カードサービス |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 無料 |
付帯保険 | ショッピング保険最高100万円(海外) |
スマホ決済 | Apple Pay、nanaco、QUICPay(nanaco) |
ポイント | nanacoポイント |
入会条件 | 18歳以上で、ご本人または配偶者に継続して安定した収入がある方。18歳以上で学生の方(高校生除く) |
追加カード | ETCカード(年会費無料) 家族カード(年会費無料) |
- セブン‐イレブンやイトーヨーカドーで還元率アップ
- nanacoクレジットチャージに登録できる唯一のカード
- 55歳以上向けのシニアナナコでさらにお得
- 対象店舗以外では還元率が低い
- ポイントの交換先が少ない
セブンカード・プラスは、セブン&アイグループのカードです。セブン‐イレブンやイトーヨーカドーで利用するとポイントが1.0%還元されます。
メリット
nanacoは金額が少なくなったら勝手にチャージしてくれるオートチャージ機能があります。
これにはクレジットカードの登録が必要になりますが、対応しているのはセブンカード・プラスのみなので、nanacoを普段から使う人は大きなメリットです。
さらに対象商品をクレジット払いで購入すると、対象商品ごとにnanacoボーナスポイントが加算されることも。イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライスでの買い物なら、カードを提示すれば現金払いでもボーナスポイントがつきます。
55歳以上なら持てるシニアnanaco
・ハッピーデー(8日・18日・28日)の5%オフ割引
55歳以上の方が持てるシニアナナコは年会費などもかからず、メリットが増えるので必ず発行しましょう
デメリット
セブン‐イレブンやイトーヨーカドー以外の利用では、ポイント還元率が0.5%と低め。また旅行保険が付帯されていないため、旅行時の保険を必要とする場合は別途保険に加入する必要があります。
また、たまったポイントは電子マネーnanacoかANAマイル、ANA SKYコイン、そして投資アプリ「トラノコ」のポイントとしか交換できません。
nanacoポイントやクレジットチャージをあまり使わない場合は、デメリットに感じるでしょう。
セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナル
カードの特徴
クレディセゾンが発行するセゾンカードの中で、最もベーシックなカード。セゾンカウンターで即日発行可能でETCカードも即日発行できる。ポイント有効期限がない「永久不滅ポイント」が特徴。Visa/JCBならカードのタッチ決済可能。
発行会社 | クレディセゾン |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 無料 |
付帯保険 | なし |
スマホ決済 | ApplePay、GooglePay、QUICPay™(クイックペイ)、iD、Suica、PASMO |
ポイント | 永久不滅ポイント |
申し込み条件 | 18歳以上でご連絡が可能な方で、当社の提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
追加カード | 家族カード(年会費無料)、ETCカード(年会費無料、即日発行可能) |
- ポイントの有効期限がない
- nanacoポイント・dポイント・Pontaポイントと交換可能
- 年齢上限なし
- ポイント還元率が0.5%
- 付帯保険なし
セゾンカードインターナショナルは、1,000円の買い物をすると1ポイントたまり、ポイントの有効期限がありません。
1ポイントは5円相当になるので0.5%還元です。
メリット
一般的なクレジットカードのポイントは1年~2年程度で失効しますが、セゾンカードインターナショナルの永久不滅ポイントは、何年経っても失効しません。
ポイント失効の心配をしなくて済むため、こつこつとポイントをためられます。また、ポイントの交換先が豊富であり、nanacoポイント・dポイント・Pontaポイントなどと交換できます。
セゾンカードは「nanacoポイントがたまるサービス」を実施していますので、登録すればセブン‐イレブンでのカード利用でnanacoポイントも貯められます。
デメリット
セゾンカードインターナショナルは、ポイント失効がない代わりに、ポイント還元率0.5%と低めです。
国内旅行保険や海外旅行保険などが付帯されていないので、付帯保険を必要としている方は別のカードを用意する必要があるでしょう。
PayPayカード
PayPayカード
カードの特徴
Yahoo!のネット通販で還元率が3.0%にアップするカード。PayPayアプリに(残高)チャージ可能の唯一のクレジットカード。PayPayステップ条件を満たすとポイント還元率が1.5%にアップ。(1ヶ月に200円以上の決済30回以上・且つ決済金額10万円以上)
発行会社 | PayPayカード株式会社 |
---|---|
還元率 | 1.0% PayPayステップ条件達成で最大1.5% |
年会費 | 永年無料 |
付帯保険 | なし |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、PayPay |
ポイント | PayPayポイント |
クレカ積立 | PayPay証券 |
申し込み条件 | 日本国内在住の満18歳以上(高校生除く) で本人または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
追加カード | ETCカード(年会費550円) 家族カード(年会費無料) |
- PayPayアプリの残高チャージできる唯一のクレカ
- PayPayステップ条件達成で基本の還元率1.5%
- 他社決済アプリへのチャージも1.0%還元
- 旅行保険無し
- PayPayユーザーに有利
PayPayカードとは、PayPayを使う人にに特化したクレジットカードです。PayPayは多くのお店で採用されているため、これから電子マネーを始める方にも最適です。
PayPayを利用したり、チャージや後払いに設定することでポイントがもらえるカードなので、PayPayのスマホ決済をよる利用する方は発行しておいた方がいいでしょう。
メリット
PayPayカードの主な特徴は、PayPayにチャージしなくても買い物ができる・最短5分で審査完了・審査後即利用OKの3つが挙げられます。
カードがあればPayPayを事前にチャージすることなく使えるので、煩わしい手続きもなく、いつでも好きなときに買い物ができます。
また、PayPayカードはYahoo!、ソフトバンク系列の為、Yahoo!ショッピングでもポイント還元が多くなるのもメリットです。
デメリット
PayPayカードはアプリと併用することでおトクになるクレジットカードなので、普段PayPayを使わない方や系列店を利用しない方には少々不向きです。
また付帯保険は付いておらず、セキュリティ面のサービスはネットショッピングを考慮した本人認証サービス(3Dセキュア)や不正利用のお知らせのみです。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。(※Mastercardも利用可能)初めてクレジットカードを持つ人でも安心して利用できるセキュリティ性が高い「銀行系カード」のジャンルに入る。コンビニ・飲食店で高還元のため対象店舗の決済用カードとしても人気が高い
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5% ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。 |
年会費 | 永年無料 |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | iD(専用)、Apple Pay、Google Pay |
ポイント | Vポイント |
クレカ積立 | SBI証券 |
申し込み条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
追加カード | 三井住友カードWAON、PiTaPaカード 家族カード(年会費永年無料) ETCカード(年会費550円 (税込)※初年度無料※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料) |
- ※最短10秒でカード番号発行
- 対象のコンビニ・飲食店でポイント最大7%還元※
- 年齢上限なし
- 基本の還元率は0.5%と低め
- 国際ブランドはVisaとMastercardのみ
三井住友カード(NL)は、期間限定のキャンペーンや即時発行が可能など、魅力的なサービスが充実しているクレジットカードです。
大手クレジットカード会社ということで、安心・安全に利用できるのも大きなポイントになっています。
メリット
年会費は永年無料で、対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済で※最大7%ポイント還元が最大のメリット。最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付いているので、旅行の際も安心でしょう。
貯めたポイントは景品やマイルだけでなく、他社のポイントサービスにも交換でき、カードの請求額もポイントで支払えます。
お子様やお孫さんなど、家族で三井住友カードを発行すると「家族ポイント」がためられてお得。そのうえ24時間365日、紛失・盗難に対応していますから、もしもの場合も安心です。
デメリット
特約店以外の利用では還元率が0.5%と低めです。VisaとMastercardしか選べないのも、他のブランドを使いたい方は不便に感じるポイントです。
※最短10秒 ※最大7%還元補足
【最短10秒発行】※即時発行ができない場合があります。
【対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元】
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
【セブン‐イレブンで最大10%ポイント還元】
条件達成の上で、セブン‐イレブン(※1)でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済(※2)で支払うと、最大10%(※3)ポイント還元!(※4)
(※1) 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
(※2) カード現物のタッチ決済、iD、カード差し込み、磁気取引は対象外です。
(※3) 「最大10%」は、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。「3%」のうち0.5%は、お支払い時のセブン‐イレブンアプリの会員コード提示によって付与されたセブンマイルを、Vポイントへと交換いただくことで付与されます。
(※4)本サービスや10%還元の条件・詳細は、必ず三井住友カード公式HPをご確認ください。
ライフカード
- L-mall経由でネットショッピング還元率最大25倍
- ポイントの有効期限が5年
- 年会費無料
- 基本還元率0.5%
- 店舗割引や旅行保険優待が少ない
ライフカードは、消費者金融大手アイフルグループの子会社が発行しています。クレジットカードの中では、審査に通りやすいカードの1つであり、年会費も無料です。
ライフカードの通常のポイント還元率は0.5%ですが、入会後1年間は1.5倍になります。また、誕生日月にクレジットカードを利用すればポイントが3倍となりお得です。
ライフカードがあれば、toto・BIGを24時間ネット上で購入できます。また、全国の飲食店、ホテルなどの割引が受けられたり「タイムズ」で車が借りられるサービスが無料です。
メリット
ライフカードは、ネット通販サイト「L-mall」を経由してお買い物をすればポイント最大25倍になるメリットがあります。楽天市場、じゃらん、資生堂など有名なショップが対象になっています。普段、ネットショッピングをする方にはおすすめです。
また、ポイントの有効期限は5年です。2年目まではポイントが自動繰り越しされますが、2年目以降は毎年1回ポイント繰越手続きをweb上で行う必要があります。
長期間でこつこつポイントを貯めて、好きな商品と交換しましょう。
デメリット
ライフカードのポイント還元率は0.5%であり、お得に感じないのがデメリットです。しかし、誕生月にはポイント還元率が3倍になるため、多めに買い物をするのがおすすめです。
旅行などの高額な出費をする際には、ポイントが3倍になる誕生月にクレジットカード決済をしましょう。
また、年会費が無料のライフカードには海外旅行傷害保険が付帯されていません。
dカード
dカード
カードの特徴
NTTドコモが手がける還元率1.0%で年会費永年無料のクレジットカード。d払いの支払い方法をdカードに設定してd払いを行うことでポイントカード提示不要。
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 年会費永年無料 |
付帯保険 | 国内:最高1,000万円(利用付帯)29歳以下限定 海外:最高2,000万円(利用付帯)29歳以下限定 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay(d払い) |
ポイント | dポイント |
クレカ積立 | マネックス証券 |
入会資格 | 満18歳以上であること(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円(税込)初年度無料、年1回利用で次年度無料 |
- ポイント還元率が1%
- 年会費無料
- d払いでポイント2重取り
- 携帯料金はポイント対象外
- JCB選択不可
dカードはNTTドコモが発行しており、年会費が永年無料のクレジットカードです。
dカードを利用すれば、100円で1ポイントたまります。ポイント還元率が1%と高めであり、d払いと連携すれば、ポイント加盟店でdポイントの2重取りが可能です。
dカード加盟店以外に水道光熱費、新聞購読費、通信費などの支払いをクレジットカード決済にすれば、さらにポイントがたまります。
メリット
dカードは、どこで使用してもポイント還元率が1%であり、年会費がかからないメリットがあります。たとえば、マツモトキヨシなどの特約店で買い物をすれば、最大4.0%還元になります。
・特約店ポイント:2%
・dポイントカード提示:1%
合計:4%還元
d払いの支払い方法をdカードに設定すれば、両方のポイントをゲットすることが可能です。ポイントを重視して買い物をしたい年金受給者にとって、dカードはメリットになるといえるでしょう。
デメリット
ドコモの携帯料金をdカードで支払いをしても、dポイントがたまりません。どうしてもポイントを貯めたい場合には、dカード GOLDで支払う必要があります。
ゴールドカードにすると年会費を払う必要が出てきますので、ポイントを重視するのか考えるべきでしょう。
また、対応ブランドがVisaもMastercardしかないため、JCBのカードを持ちたい場合は、別のカードを用意する必要があるでしょう。
年金受給者のクレジットカード保有率や年齢制限について
「年金生活だからクレジットカードが作れるか不安」という声もありますが、年金も収入であり、収入のある方でしたら申し込めるカードは豊富にあります。
年金受給者のクレジットカード保有率は意外と多いため、申し込みに躊躇している方でもチャレンジしてみると良いでしょう。
- 年金受給者のクレジット保有率は9割以上
- 年齢上限はないが審査に通りにくい
- 申込み年齢は若い方が有利
上記のように、65歳以上の年金が受け取れる方のクレジットカード審査や保有率について見ていきます。
年金受給者のクレジット保有率は9割以上
年代 | 保有率(男性) | 保有率(女性) |
---|---|---|
20代 | 74.2% | 79.8% |
30代 | 79.9% | 85.0% |
40代 | 84.5% | 89.7% |
50代 | 87.0% | 90.9% |
60代 | 94.0% | 93.0% |
キャッシュレス化の進行と利便性から、年金受給者の方もクレジットカードを積極的に利用する傾向にあります。
クレジットカードを発行する株式会社ジェーシービーの「2022年度版クレジットカードに関する調査結果」では60代以上のクレジットカード保有率は、9割を超えています。
年金受給者は現金払いで買い物しているというイメージを抱く人もいるでしょう。ですが、実際はクレジットカード決済をされている方が多いということになります。
現在のクレジットカードは、カード情報の盗用による「なりすまし」などの不正使用を未然に防止することができる本人認証サービス(3Dセキュア)の普及や、券面のカード番号を廃止したセキュリティ面が充実しているクレジットカードがあることから、年金受給者も安心して利用できるものになっています。
高齢になるほど審査に通りにくい
クレジットカードは18歳以上であれば申し込めるものが多く、年齢上限はありません。しかし、高齢になると審査が厳しくなる傾向があります。
ゴールドカードやプラチナカードには下限年齢が設定されていることもありますが、上限年齢はほとんどのカード会社で設けられていません。
審査に通るためには、信用情報が重要です。特に50代以降は、カード会社が貸し倒れリスクを懸念するため、審査が厳しくなります。
カードローンでは年齢制限がありますが、クレジットカードは70歳までに新規入会を済ませておくと安心です。一度入会すれば、自動更新されるため、返納の必要はありません。
年金受給者でも、安定した収入があれば審査に通る可能性があります。まずは「年会費無料」のクレジットカードなど、負担が少ないカードから申し込むのが良いでしょう。
利用限度額は毎月の利用金額によって上がる
クレジットカードを新しく発行したものの、最初の利用限度額が低く設定されてしまった場合でも心配する必要はありません。利用限度額は、カードの利用実績によって段階的に引き上げられることが多いためです。
クレジットカードを定期的に利用し、毎月の滞りなく返済していればカード会社からの信用を得ることができます。カード会社によっては、半年から一年程度の利用実績を確認した後に、自動的に利用限度額が引き上げられる場合があります。
また、利用者からの申請に基づいて限度額を引き上げることも可能です。この際、収入や資産状況の変化を証明する書類を提出すると、審査がスムーズに進むことが期待できます。
定期的な利用履歴をつけるためには、公共料金や通信費などの定期的な支払いをクレジットカードで自動引き落としに設定するという方法がおすすめ。毎月確実に一定額がカード利用として記録され、支払い遅延のリスクも軽減されます。
年金受給者がクレジットカードを選ぶポイント
年金受給額や日々の利用額、収入によっては選ぶカードが変わってきます。
ですが、基本的に年会費がかかからないカードの方が発行されやすくゴールドカードのようなステータス性のあるカードは審査が厳しくなっています。
以下のカードは65歳以上の方でも持ちやすいカードといえます。
- 年会費無料で優待店舗があるカード
- セキュリティが充実している
- 50歳以上でお得なカード
年会費無料で優待店舗があるカードを選ぼう
年金だけで生活をしていると、現役世代の時よりも収入が少なくなってしまうため、年会費がかからないクレジットカードの方が負担が少ないためおすすめです。
年金受給者にとっては、クレジットカードの支払い以外に年会費が発生すると負担になってしまうでしょう。年金受給者がクレジットカードを選ぶ際には、年会費が無料で、さらに優待店舗が多いカードを利用するのがポイントです。
例えば、特定のスーパーやドラッグストアで割引が受けられるクレジットカードや、公共料金の支払いでポイントが多く貯まるカードを選べば生活費を効率よく節約することができます。
また、預貯金に余裕のある方や年金以外でも収入がある方で、「引退後の旅行を楽しみたい」という方は年会費がかかっても旅行特約の多いクレジットカードを選択すると良いでしょう。
傷害保険だけでなく、航空券の割引優待や飛行機のラウンジ無料サービス、マイルをためやすいといった特典もあるためチェックしてみてください。
セキュリティが充実している
カード名 | おすすめポイント |
---|---|
![]() 三井住友カード(NL) |
クレジットカード番号が記載されておらず、番号の盗難リスクが低い。使いすぎ防止サービスも搭載。 |
![]() 三菱UFJカード |
高度な不正検知システムと3Dセキュアによる本人確認が充実しており、オンラインショッピングも安心。 |
年金受給者の中には、セキュリティ面が不安でクレジットカードを作ろうか悩む方もいます。
クレジットカードの不正利用を防ぐためにも、年金受給者はセキュリティが充実しているカードがおすすめ。特に銀行系のカードは、信頼性が高く安心です。
たとえば、三井住友カード(NL)ならば、クレジットカード番号が記載されていないので番号を撮影などで盗まれることがなく、安心してお買い物ができます。
また、「使いすぎ防止サービス」が搭載されており、設定した金額以上の利用があると通知でお知らせしてくれるため安心です。
三菱UFJカードも高度な不正検知システムと3Dセキュアという認証サービスを導入しているため、ネットショッピングでも安心して利用できます。
3Dセキュアとは
50歳以上でお得なカード
年金受給者がクレジットカードを選ぶ際には、50歳以上を対象としたカードがおすすめです。
たとえば、G.Gマーク付きのイオンカードなら55歳からカードの発行が可能です。毎月15日を「G.G感謝デー」として、お買い物5%オフの適用を受けられます。
イオンカードは、年金受給者へのカード発行に積極的であるため、審査に通りやすいクレジットカードといえます。年金受給者の方は、50歳以上を対象としたカードも考慮して、クレジットカードを選んでみましょう。

年金を受け取っている人がカードを作る場合は、カードを使う目的を決めておきましょう。たとえば、日々の買い物や生活支出をお得にしたい人はポイント還元率の高いカードがおすすめです。一方、老後生活を楽しみたい人は、割引や優待が豊富なカードを選ぶとよいでしょう。
また、発行するカードは申し込みの間口が広い年会費無料の「一般」ランクのカードをおすすめします。コストがかからないため長く利用しやすく、一生使い続けられます。
年金受給者層のクレジットカード審査基準と通過するためのコツ
年金受給者層のクレジットカード審査基準と通過するためのコツは、クレジットカードやローンのクリーンな利用履歴と申し込み時の注意点を満たしていると可決されやすくなります。
具体的には以下を対策していきましょう。
- 年金受給額と審査の関係
- 過去の信用情報に傷がついていない
- 年金の受給者を選択する
- キャッシング枠をゼロに設定する
- 審査の間口が広いクレジットカードを申し込む
- 他社からのローンなど借入がない状態にする
年金受給額は審査に関係する?
年収 | 受給額 |
---|---|
200〜300万円代 | 月額10〜15万円 |
400〜500万円代 | 月額14〜16万円 |
600〜700万円代 | 月額17〜20万円 |
800万円〜 | 月額21〜25万円以上 |
年金受給者の中には、年金受給額が少ないためにクレジットカードの審査に通らないのではないかと不安に感じている方もいるでしょう。しかしクレジットカードの審査では、年収だけでなくその他の要素も考慮されます。
そもそも年金は安定した収入と見なされるため、年金受給者でも審査に通りやすいことがあります。また一定額以上の預貯金がある場合も、審査のプラス要素として評価されるため有利です。
また、初めてクレジットカードを申し込む場合は申し込みの段階で低い利用限度額を希望すると審査に通りやすくなります。
過去の信用情報に傷がついていない
クレジットカードの審査を通過するには、過去の信用情報に傷がついていないことが大事です。なぜなら、各種ローンの申込み履歴、過去のカード利用履歴・支払い状況などを考慮してカードの審査が行われるからです。
カード利用代金を毎月支払日までにきちんと支払えれば、信頼できる人であると判断されます。カードやローンの支払いに問題がない状態にしておけば信頼できる人と認められ、クレジットカードの審査に通過しやすくなるといえます。
「年金の受給者」で申し込めるカードを選ぶ
クレジットカード審査基準と通過するためのコツは、申込書の職業欄に年金受給者を選択する項目があるかがポイントです。たとえば、「イオンカード」や「セゾンカード」などは、年金受給者を選択する項目が用意されています。
年金受給者を選択する項目がないクレジットカードを申し込んでも、審査に通りづらいためおすすめしません。年金受給者で利用されているケースが多い流通系のクレジットカードがおすすめです。
キャッシング枠をゼロに設定する
クレジットカードにはお金を立て替えてくれるキャッシングという機能が存在します。
申し込み時に設定可能ですが、キャッシング枠の金額を設定してしまうと借り入れの審査も発生するため、ゼロに設定するべきです。たとえば、キャッシング枠が50万円を超える場合は、年金通知書などの収入を証明する書類の提出が必要です。
キャッシング枠を設けると、書類を用意する手間や審査にかかる時間が長くなり、審査に落ちるケースもあります。年金受給者層がクレジットカードを作る際には、ショッピング枠のみにしておき、キャッシング枠はゼロにした方がカードを作れる確率が高まるでしょう。
審査の間口が広いクレジットカードを申し込む
カード名 | おすすめポイント |
---|---|
![]() イオンカード |
イオンカードは、年金受給者にも優しい審査基準を持っています。年金受給者でも安定した収入があれば、審査通過の可能性が高いです。 |
![]() セゾンカード |
セゾンカードは安定した年金収入があれば、審査に通りやすい特徴があります。また、緊急時のサポートも充実しており、安心して利用できます。 |
手当たり次第クレジットカードを申し込むのではなく、審査の間口が広く、年金受給者層が発行しやすいカードを選ぶようにしましょう。
たとえば、シニア世代の顧客が多いイオンカード、セゾンカードなどの流通系のカードがおすすめです。
流通系のカードは、店舗でカードのショッピング利用を促進するために発行されるクレジットカードであり、収入があれば発行の対象になります。
また、ライフカードやJCBカードSのように、信販系カードのなかでも申し込みやすいカードがあるため、そちらを検討してもよいでしょう。
他社からのローンなど借入がない状態にする
年金受給者を問わず、他社からのローンなど借入が無い状態にすれば、クレジットカードの審査が通過しやすくなります。自動車ローンや住宅ローンは生活必需品なので借り入れとはみなされません。
カードの分割払いでお買い物をしていたり、借り入れがある場合は審査が厳しくなります。
カード会社は、申込者に支払い能力がないと判断したら、カード発行を却下します。そのため、他者からの借入れがある場合は、借入額を完済してからクレジットカードを申し込んだ方が審査に通過しやすいといえます。
年金受給者がクレジットカードを持つメリット
ここからは、年金生活が始まってもクレジットカードを持っているべきメリットを紹介していきます。
年金受給者がクレジットカードを持つメリットは、下記の3つです。
- シニア世代ならではの特典を受けられる
- 現金を持ち歩く必要がなく利用明細が残る
- 旅行をする際にお得感がある
特にシニア世代向けのクレジットカード優待を用意している所は良いサービスが期待できるため、申し込みカードの候補としておくのが良いです。
シニア世代ならではの特典を受けられる
クレジットカードには若年層の世代にはないシニア世代ならではの特典を受けられるカードもあります。
55歳以上の方がイオンカードを利用して買い物をすれば、5%割引が適用される特典もあります。また、イオンシネマのハッピー55というサービスを活用して映画を1,100円で鑑賞できます。
また、JR東日本が提供する50歳以上の方が対象の「大人の休日倶楽部ジパングカード」は、年会費は2,200円(税込)ですがJR東日本の新幹線や特急列車の料金が30%割引になるという大きな特典があります。
また、宿泊施設や観光施設でも割引が受けられるため、旅行が好きなシニア世代にはぴったりです。
現金を持ち歩く必要がなく利用明細が残る
クレジットカードを利用できる店舗は年々増加傾向にあります。
スマートフォンの電子マネーも使えるようになれば、現金を持ち歩く必要がないので、荷物も減りますし、手持ちも少額だけ用意していけば問題ないでしょう。
クレジットカード以外にも以下の利用も併用するれば、財布を持ち歩く必要がありません。盗難などの危険も減ります。
現金決済以外の方法
- デビットカード
- 電子マネー
- プリペイド
- スマートフォン決済(QRコードなど)
また、クレジットカードを利用してお買い物をすると、利用明細が発行されます。スマートフォンで閲覧可能なカードも多く、利用明細には、利用日時や支払金額が記載されます。
ですので、レシート管理をすることなく、どこで何にお金を使ったのか把握できるのもメリットです。
現金で買い物をするよりもクレジットカードを利用した方が、利用明細を確認して月々の家計の管理がしやすいといえるでしょう。
旅行をする際にお得感がある
クレカの旅行特典 | 内容 |
---|---|
国内・海外旅行保険 | 旅行中の病気や怪我、万が一のトラブルに対する補償が付帯されている |
空港ラウンジ無料利用 | 特定の空港ラウンジを無料で利用できる |
ホテル・レストランの割引 | 提携ホテルやレストランでの割引や特典が受けられる |
マイルが貯まる | お買い物や飛行機の利用でマイルが貯まり、次回の旅行で利用できる |
24時間サポート | 旅行中の困りごと相談やタクシー手配、レストラン予約などのサービスが受けられる |
旅行をする際は、現金よりもクレジットカードを利用した方がお得な場合が多いです。
クレジットカードの種類によっては、国内・海外旅行保険が付帯されているカードもあるため、旅行に合わせて保険の見直しや旅行会社から提案される保険に加入する必要もありません。
他にも、空港のラウンジを無料で利用できたり、レストランやホテルの割引を受けられたりする優待もあります。飛行機の利用が多い方でしたら、お買い物や飛行機の利用でマイルを貯められるカードを選択しても良いでしょう。
ゴールドカードやプラチナカードでは、旅行中の病気や怪我、万が一のトラブルに遭った時の高額補償や、電話でのサポートを受けられるカードもあります。
困りごとの相談やタクシーの手配、レストラン・料亭の予約などのサービスが付いたカードも存在します。旅行に行くことが多い方であれば、旅行保険が手厚いカードやサービスの良いゴールドカードを選択するとお得感が倍増します。
シニア世代がクレジットカードを利用する際の注意点
クレジットカード発行後のクレジットカードを利用する際の注意点は、下記の3つです。
- 不正利用されるリスクを避ける
- クレジットカードを使い過ぎない
- 紛失や盗難
知らないうちに不正利用されるリスクがある
日本クレジット協会の調査によると2022年のクレジットカード不正利用被害額は436億7,000万円で、ウエブサイト経由でカード番号やパスワードが盗まれるフィッシング詐欺は年間で96万8832件が発生しています。
不正利用はキャッシュレス化と共に件数が増加しており、特にシニア世代の年金受給者層は注意が必要です。
例えば、怪しいサイトに暗証番号、カード番号、住所や名前を入力してしまったり、ショートメールで「カードの更新」「支払いが完了しませんでした」などの不安を煽るようなメールやポップアップがあっても、必ず誰かに相談し、自身の判断で入力することはやめましょう。
近年、不正利用は悪質で非常に巧妙な手口での発生が多いため、ご自身で管理するのが難しい場合は、家族カードがおすすめです。
家族カードを利用すれば、万が一、不正利用などがあれば、家族がすぐに気づくことができるので安心してカードを使えるでしょう。
クレジットカードを使い過ぎないようにする
高齢者がクレジットカードを利用する際に注意すべき点は、カード決済をし過ぎないことです。クレジットカードは、現金が手元になくてもお買い物ができてしまうため、使い過ぎには十分に注意すべきです。
利用明細は遅れて反映しますし、請求は翌月になります。明細が更新される頻度はカード会社によって違いますので、専用のカードアプリなどを利用して常にチェックしておきましょう。
高齢者の方は、ご自身で何にどのくらいお金を使ったのか利用明細を見て把握しておきましょう。クレジットカードには、キャッシング機能が付いているので、お金を借りて引き出せてしまいますので使い過ぎには注意が必要です。
ショッピングやキャッシングの使い過ぎに悩んでしまう方は、クレジットカード会社へ連絡をしてショッピング枠を下げてもらったり、キャッシング枠を0円にして頂くなど対策をしましょう。
紛失や盗難に遭う可能性がある
クレジットカードの物理的な盗難被害もあります。
スーパーやコンビニなどで買い物をしていた時に、うっかりクレジットカードを落としてしまう公共の場でカードを出してしまったりなど。
スキマーと呼ばれる機器を使ってクレジットカードから抜き取ったカード情報をもとにクローンのカードを作る偽造の手口や、第三者の手に渡ってしまう可能性があるので注意が必要です。
たとえば、電車内で眠っている時や考え事をしてカバンを置き忘れてしまった時などにクレジットカードの盗難に遭いやすいです。
クレジットカードが第三者の手に渡ってしまうと、暗証番号やサインが求められないお店で買い物をされてしまう可能性があります。
クレジットカードを紛失したり、盗難に遭ってしまった場合には、第三者に不正利用をされる前にカード会社に連絡をしてカード利用を止めてもらいましょう。
高齢者の方は、クレジットカードを紛失しないように注意してお買い物をしましょう。
年金受給者世代のクレジットカード利用に関する疑問点
年金受給者世代のクレジットカード払いに関するよくある質問をいくつかまとめました。クレジットカード払いに関わる不安はここで解決しておきましょう。
ETCカードが欲しいのだけど、どうすれば良いの?
原則として、ETCカードはクレジットカードを発行しないと作れないカードです。たとえば、イオンカードを作ればETCカードの入手ができます。
クレジットカードを作らずにETCカードを作る場合は、年会費がかかったり、お金を預けなければ利用できないケースが多く、入手が難しいです。クレジットカードを発行した方がすぐにETCカードを入手できます。
暗証番号はどんな番号でも良いのですか?
近年、暗証番号を第三者に推測されて不正に利用されるケースが増えています。生年月日、電話番号、4桁の同じ数字、自宅住所の番地などを暗証番号にしないようにしましょう。
明細書を確認して、見覚えのない金額がある場合はどうすれば良いの?
年金受給者世代ではなくてもクレジットカードを利用していると、見覚えのない金額があるケースが多いです。
毎月、明細書の確認を行い、不審な点があれば、まずはクレジットカード会社に連絡をして下さい。連絡をする際には、カード名義人様本人が連絡をするようにしましょう。
年金受給者はイオンやマルイなどのお店で特典が多いカードがおすすめ
本記事では、年金受給者層のクレジットカード審査通過のコツなどについて解説しました。
年金受給者は、年会費が無料であり、ポイント還元率の高いカードがおすすめです。また、カード番号が記載されていないクレジットカードもセキュリティが充実していて良いです。
クレジットカードのメリット・デメリットを考慮して、ご自身に合うカードを選びましょう。
▼関連記事
-
-
三井住友カード(NL)はVisa・Mastercardどっちがいい?選び方と基本情報解説
三井住友カード(NL)はセキュリティ面でも定評がある三井住友カードの銀行系クレジットカードです。 国際ブランドは「初めての1枚、Android利用者ならVisa」「Visaをすでに持っているならMas ...
-
-
JCBカード Sの特徴【年会費・ポイント・審査】クラブオフ優待解説
JCBカード Sは年会費無料で、JCBのブランド力や、国内での使い勝手の良さが魅力で利用者の多いカードです。 ポイント還元よりも割引特典が豊富なのが特徴。ショッピングだけでなく映画や水族館など旅行やお ...
-
-
イオンカード(WAON一体型)のメリット・デメリット!スマホ決済やイオン優待について解説
イオンカードは、日常の買い物や特定のサービスでお得なポイントが貯まる便利なクレジットカードです。 日本全国のイオン店舗や提携店で幅広く利用されており、特にイオンカード(WAON一体型)はクレジットカー ...
地方公務員として北海道内の市役所に入庁。中小企業向け助成金の支給や学生の就職支援、固定資産税業務を担当。
2022年8月で市役所を退職、以後フリーランスの金融ライターとして活動している。
クレジットカードへの深い知識を活かし、わかりやすく読み応えある記事を執筆している。現在所有しているカードは楽天プレミアムカード、エポスゴールドカード、イオンゴールドカードなど計6枚。AFP・FP2級を保有。