家族カードは、ほとんどのクレジットカードで発行可能で、新規発行手数料と年会費を無料としている所が多いです。
全てのカード利用額が本カードに集約されるため、本カード会員のポイントが多く貯められるメリットが魅力。
発行手数料や年会費が必要なクレジットカードであっても、サービスを上手く利用すれば年会費以上の恩恵を受けることが可能です。
そこで今回は、家族カード発行に対応しているクレジットカードを紹介します。
クレジットカードのサービス内容や、還元率を参考にして家族のライフスタイルに合ったクレジットカードを見つけて、お得なカードライフを家族で楽しみましょう。
おすすめ家族カード
- 楽天カード:1.0%還元、4枚発行可能、海外旅行保険付き
- イオンカード:イオンで1.0%還元+5%割引適用日あり、3枚発行可能
- 三井住友カード(NL):対象のコンビニ・飲食店で7%還元、家族分の枚数発行可能
目次
家族カードの特徴や利用条件
家族カードとは名前のとおり、カード会員の家族のみが作れるクレジットカードです。配偶者や両親、高校生を除く18歳以上の子どもなどの、家族が持つことが可能です。
ただ、子どもが「クレジットカードが欲しいから家族カードを申込もう!」としても、お子さんなど家族からの申し込みはできません。あくまでも本カード会員の方が了承して、本人が申し込むことが原則となります。
それではここで、家族カードの特徴や利用条件についてお伝えしましょう。
申し込みは本カード会員が行う
家族カードへの申し込みは、本カード会員が行う必要があります。また、高校生以外の18歳以上のお子さんが対象となるため、中学生の子どもが家族カードを持つことはできません。
たとえば、お父さんが持っているクレジットカードにて、家族カードを発行するケースを一覧表で確認してみましょう。
利用者 | 家族カードを申し込みできる人 | 家族カードを利用できる人 |
---|---|---|
お父さん | 〇 | - |
お母さん | × | 〇 |
大学生の長男 | × | 〇 |
高校生の次男 | × | × |
中学生の長女 | × | × |
70歳の両親 | × | 〇 |
一般的な家族構成で考えるとこのようになり、家族カードに申し込みできるのは本カード会員であるお父さんのみです。
また、利用できるのは高校生を除く、18歳以上の家族なら誰でも発行が可能です。
カードの付帯サービスは同じ
家族カードは、本カード会員が利用しているカードと、同じ付帯サービスを受けられます。
たとえば、本カードに最高1,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しているなら、全ての家族カードに同じ補償の海外旅行傷害保険が付帯します。
したがって、付帯サービスが多いクレジットカードにて家族カードを発行すれば、家族全員がお得にカード利用を楽しめます。
カードの氏名は利用する家族の名前になる
家族カードと聞くと、お母さんが利用するカードにもお父さんの名前が記載されていると思われがちですが、そうではありません。
クレジットカードは原則として本人しか利用できませんから、カード到着時には直ぐに裏面に署名することとなっています。ただし、最近のナンバーレスカードでは、署名欄がなくなっています。
しかし、完全ナンバーレス対応のクレジットカードでも、券面にローマ字氏名は記載されており、この氏名は、発行された家族の氏名が記載されます。
署名欄がないなら「誰のクレジットカードを利用してもいいのでは?」と、疑問に思う方も多いですが、各カードで暗証番号が必要ですし、高額決済にはショップで身分証明書の提出を求められ、名前の照合が行われるケースもあります。
この時に他人のカードを使っていたとなると、家族のカードといえどカード会社の規約違反となり、カードが利用停止になる可能性もあります。きちんと、自分の名前の記載のある家族カードを、自己責任にて管理し利用することが重要です。
カードの支払いは本カード会員に集約される
お母さんやお子さんが利用した家族カードの利用料金は、全て本カード会員であるお父さんの本カードに集約されます。
そして支払いは、本カードから支払われるため家族カード会員がそれぞれ支払う必要はありません。だからこそ、本カード会員からしか、家族カードの申し込みができないのです。
支出がまとまるのでカード利用が家計簿代わりになる
カードの支払いが本カードに集約されるため、支出の管理が一本化されて楽になります。利用年月日、利用したショップ、利用金額、どの家族カードが利用したかを把握できます。
しかも、PDFファイルやCSVファイルにて出力可能なので、家計簿代わりに利用できて便利になります。
家族カードの選び方
家族カードを発行するなら、本カードのスペックをよく検討することが重要です。たとえば、これまでお父さんひとりが使うなら還元率0.5%のクレジットカードでも、利用金額が少なかったため気にしなくてもよかったでしょう。
ところが、家族複数人で利用するなら利用金額も大幅にアップするため、還元率はより高い方がお得になります。
また、付帯サービスも充実したカードに入会し直した方が、家族がお得になるケースが多くなります。そこでここでは、家族全員がお得になる家族カードの選び方を解説します。
1.0%以上の高還元カードを選ぶ
現在の本カードが還元率0.5%であれば、新たに還元率が1.0%以上のクレジットカードに入会してから、家族カードの発行を行いましょう。
その方が長い目で見ても、断然お得になってきます。還元率が0.5%から1.0%になるだけで、獲得できるポイントは2倍にアップします。
年会費で選ぶ
家族カードを発行する際には、カードの新規発行手数料や年会費で選ぶこともポイントになります。
仮に年間1,100円(税込)の年会費であっても、4人分の年会費となれば4,400円(税込)も必要となるため、獲得ポイントよりも年会費がオーバーするケースも見られます。
そこで、ライフスタイルに合わせて本カードも家族カードも発行手数料が無料、年会費も永年無料のカードを選べば費用を抑えることが可能です。
家族カードでETCカードの発行が可能
個人用のクレジットカードでは、クレジットカード1枚=ETCカード1枚です。しかもETCカードはクレジットカードの追加カードですから、クレジットカードなしではETCカードの発行はほぼ不可能です。
高速道路では今や必須となったETCですから、新しく免許を取得してマイカーを所有した家族がいるなら、家族カードからETCカードを発行できれば便利です。
海外・国内旅行傷害保険が付帯するカードを選ぶ
国内旅行や海外旅行をしたいと希望する家族がいるなら、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険が付帯するクレジットカードがお得です。
海外留学を控えているお子様がいるなら保険も重視した方がいいでしょう。
また、海外・国内いずれにしても死亡・後遺障害補償だけでなく、次のような補償が付帯するクレジットカードならより安心できます。
・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・死亡・後遺障害
・疾病・傷害治療費補償
・通院、入院、手術
・賠償責任
・携行品損害
・救援者費用
付帯条件にはクレジットカードを持っているだけで成立する自動付帯と、旅行前にカード利用にて旅費を支払ったり、切符の購入やタクシーなどの公共交通機関の利用をしたりすると付帯となる利用付帯の2種類があります。
もちろん自動付帯が便利なのはいうまでもありませんが、クレジットカードを持っている以上、カード利用するのは前提となるため、海外に行くとき以外は付帯条件はあまり気にしなくてもよいでしょう。
その他の旅行にお得になるサービスが付帯している
旅行への付帯サービスは旅行傷害保険だけでなく、次のような補償があると助かります。
・乗継遅延費用
・出航遅延/欠航/搭乗不能費用
・受託手荷物遅延費用
・受託手荷物紛失費用
飛行機をよく利用する方はご存じのとおりですが、飛行機の遅延や欠航は天候に左右されるため珍しくありません。また、スーツケースなどが遅れて届いたり紛失して無くなってしまったりするケースもあります。
これらの補償は、そのようなケースに適用されるため、付帯していると心強いです。
エンタメ系の付帯サービスで選ぶ
先にお伝えしているレストランでのディナー特典や、テーマパークのチケット割引、映画館の割引、有名商品の購入の割引など、エンターテイメント系のサービスを割引で利用できるクレジットカードもあります。
休日には家族全員でアクティブに、さまざまな場所に出かけるならエンタメ系のサービスに強いクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
おすすめの家族カード比較
家族カードでお得になる、おすすめのクレジットカードを紹介します。
それぞれのカードの特徴や還元率、付帯サービスカード発行枚数などの情報を参考にしながら、自分に合ったクレジットカードを探してみてください。
JCB CARD W
JCB CARD W(ジェーシービーカードダブル)
カードの特徴
国内唯一の国際ブランドであるジェーシービーが発行する、ポイント高還元率が魅力の39歳以下・WEB入会限定の年会費無料カード
発行会社 | ジェーシービー | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高100万円 |
電子マネー | QUICPay | ポイント | OkiDokiポイント |
- 年会費無料
- 1.0%還元
- Amazonでの還元率2.0%
- 申し込みが39歳まで
- 本会員が学生なら家族カードは発行できない
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | 8枚まで |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
JCB CARD Wは、若者がお得になるクレジットカードで、18歳から39歳以下の方が申し込めます。
カード利用にて貯まるポイントはOki Dokiポイントで、通常のJCBカードだと1,000円で1ポイント(5円相当)0.5%還元のところ、JCB CARD Wは2倍の1.0%還元にアップします。
家族カードは本カード会員が39歳以下で大学生や大学院生などの、18歳以上の高校生でない限り発行が可能です。JCBでは家族カードは最大8枚まで発行可能なので、ほとんどの家族が申し込めます。
JCB CARD Wで家族カードを発行するメリットは、家族カードには年齢制限がないことです。両親や配偶者に家族カードが発行でき、全てのカードでOki Dokiポイントが2倍になるため、家族全員が還元率の高いカード利用が実現します。
ローソンやセブン-イレブンなどのコンビニや、OKスーパー、マルエツなどの一般的なスーパーでの利用でも、ポイントが6倍になるため家族カード利用でこれまで以上にポイントが早く貯まります。
ビッグカメラやジョーシン、コジマなどの家電量販店でも、Oki Dokiポイントが4倍になるので、冷蔵庫やエアコンなど高額商品をカード利用すれば大きくポイントを稼ぐことが可能です。
還元率の高さでは、若者がネットショッピングで利用するAmazonの還元率が2.0%であることが最大の魅力です。
付帯サービスとしては、家族カード1枚に対してETCカード1枚の発行が可能です。最高2,000万円の海外旅行傷害保険が、家族カード会員にも利用付帯します。
楽天カード
楽天カード
カードの特徴
楽天が発行する還元率1.0%の定番人気カード。楽天市場でのお買い物でポイント最大3倍(※特典進呈には上限や条件があります)になるなど楽天関連のサービスでポイントアップするのが特徴。海外旅行保険が付き、国際ブランドはAmerican Expressを含む4種類から選べる。
- 年会費永年無料
- 1.0%還元
- 提携店舗数がダントツで多い
- 国際ブランドは本カードと同じ
- 家族カードではETCカードの発行は不可
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | 最大4枚 |
家族カードでのETCカード | 未対応 |
楽天カードはテレビCMも多く流れていて、誰もが知っている知名度の高いクレジットカードです。ポイント還元率は常時1.0%と高還元カードであり、入会時のボーナスポイントが多いのが魅力です。
高校生を除く18歳以上の方で、安定した収入があれば申し込みが可能で、2023年3月時点の情報では、2,863万枚が発行されているので家族カードも発行率が高いカードであるのは間違いありません。
家族カードの発行枚数は本カード1枚につき2枚まで可能ですが、現在楽天カードでは本カードの2枚持ちを推奨しており、もう1枚本カードを持つことで家族カードは最大4枚まで発行が可能となります。
楽天カードのメリットは何といっても、楽天が提供するサービス利用でポイントが大幅アップする点です。特に楽天市場では、スーパーポイントアッププログラムが適用されて、条件を満たすと常時3.5%以上のポイント還元が実現します。
- 楽天カード通常利用=1.0%
- 楽天市場利用=1.0%
- 楽天カード特典=1.0%
- 楽天カードアプリ利用=0.5%
3.5%還元の内訳は上記のようになっており、楽天モバイルや楽天銀行、楽天証券、楽天トラベルなど、各種楽天サービスの利用でさらにポイント還元率が加算されます。
また、定期的に開催される楽天スーパーセールでは、お買物マラソンにエントリーすることで、最大44倍ものポイントアップが可能です。
ただ、家族カード利用の場合は、各カードでの買い回りショップ数がカウントされるので、本カードへの集約はできません。それでも、各家族の買い物をお買物マラソン時に集約させれば、より多くのポイントを稼ぐことは可能です。
付帯サービスとしては海外旅行傷害保険が利用付帯しますが、適用となるのは「出国前に楽天カードで決済をした海外ツアー」のみとなります。楽天トラベルからの海外ツアーを利用すれば、確実に保険適用となるので利用しましょう。
年会費が無料の楽天カードでも、家族カード会員を含めて海外旅行傷害保険には死亡・後遺障害保険最高2,000万円の手厚い補償が利用付帯します。
イオンカード
イオンカードセレクト
カードの特徴
毎月20日と30日はイオンでのショッピングが5%割引になるお得なカード。イオングループの対象店舗はポイント2倍となり、主婦を中心に人気。キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーの3つの機能が一体になっていて使い勝手も良い。
発行会社 | イオンフィナンシャルサービス株式会社 | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 (利用付帯) |
電子マネー | WAON(Apple pay利用可能) | ポイント | WAONPOINT |
- 年会費永年無料
- 毎月20日と30日は「お客さま感謝デー」でイオンにて5%割引
- イオン銀行の金利が最大0.1%
- イオングループの対象店舗はポイント2倍(1.0%)
- WAONのオートチャージと決済でポイント1.0%
- ATM手数料・振込手数料無料
- 通常時のポイント還元率が0.5%と低め
- カードの利用時とWAONの利用時で貯まるポイントが異なる
- WAON POINTの交換単位は1,000ポイントから
- 一般カードには旅行保険が付いてない
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | 最大3枚 |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
イオンカードにはさまざまな提携カードが発行されていますが、一般カードなら年会費は永年無料です。プロパーカードとなる「イオンカード(WAON一体型)」「イオンカードセレクト」も年会費は永年無料で、家族カードも年会費無料で発行できます。
「イオンカードセレクト」はイオン銀行の口座開設が付いていきますが、WAONのオートチャージでポイント還元が0.5%付きますし、イオン銀行の最高金利は0.1%と高く設定されています。日本の銀行の普通預金の平均金利である0.001%を大きく上回りますのでメリットは大きいです。
家族カードは、本カード1枚につき3枚まで発行可能で、枚数が少ないと感じるかも知れませんが、大家族でない限り3枚あれば問題ないでしょう。
カード利用で獲得できるポイントはWAON POINTとなり、基本的な還元率は200円で1ポイント(1円相当)0.5%還元となっています。しかし、イオングループによる次のようなサービス利用をすれば、ポイントが200円2ポイント(2円相当)1.0%還元にアップしますし、買い物代金が5%オフになるサービスを受けられます。
イオンカードは、還元率は0.5%と一見すると低いですが、イオングループ利用で毎月5のつく日やお客さま感謝デーで利用すれば、還元率が最大5.0%にもなる超高還元が実現するクレジットカードです。
年間50万円利用があれば海外旅行傷害保険5,000万円、国内旅行傷害保険最大3,000万円がつくイオンゴールドカードも発行可能です。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
カードの特徴
日本初のVisaカードを発行した、歴史と実績のある三井住友カードが手がける銀行系カード。セキュリティ対策も充実していて銀行系カードというステータス性もあるため、学生や新社会人が作る初めてのクレジットカードにも。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険 お買物安心保険 |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
- ※最短10秒でカード番号発行
- 家族カードに人数制限はない
- 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント※7%還元
- 一般カードの通常ポイント還元率は0.5%と平均的
- カード番号確認はアプリから
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | 家族の人数の範囲での発行が可能 |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
三井住友カード(NL)は、カード番号が券面のどこにも記載のない、完全ナンバーレスに対応しています。
シンプルなデザインと使い勝手のよさが人気のクレジットカードで、年会費は永年無料で利用可能です。家族カードも年会費は永年無料にて、人数制限なしで申し込めるので大家族でも安心です。
カード利用で獲得できるのはVポイントで、基本還元率は200円で1ポイント(1円相当)0.5%となっています。しかし、次のサービスを利用すると還元率がアップされたり、加算されたりします。
・対象のコンビニや飲食店でタッチ決済にて5.0%還元にアップ
・上記の決済をスマホのVisaのタッチ決済、またはMastercardタッチ決済にすると※7%にアップ
・スマホアプリ「Vポイント」Visaプリぺ、家族のお財布へのチャージで0.25%還元
簡単なのは三井住友カード(NL)を、スマホに登録しスマホでのタッチ決済に変えるだけで、対象のコンビニや飲食店で200円につき7%(14円相当)の高還元カードに変わります。
基本ポイント0.5%⇒7.0%に確実にアップするので、利用しない手はありません。また、このサービスは家族カードにも適用されるため、仮に4人家族がそれぞれ7%の支払い方法で1,000円利用したなら、14円×5×4人=280円のポイントを本カード会員が獲得できます。
海外旅行傷害保険が2,000万円付帯していますが、以下のいずれかの保険に切り替えることが可能です。海外旅行に行かない方にもお得な付帯保険となります。
・日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
・ケガ安心プラン(入院保険)※交通事故限定
・持ち物安心プラン(携行品損害保険)
三井住友カード(NL)は、還元率がアップする店舗を家族でよく使う方や貯金が趣味の方、付帯保険を自由に選びたい方におすすめなクレジットカードです。
※即時発行ができない場合があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
リクルートカード
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスでお得なクレジットカード
発行会社 | リクルートホールディングス | ポイント還元率 | 1.2% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | リクルートポイント |
- 還元率が家族カードも1.2%
- ホットペッパーなどリクルートグループで高還元
- 公共料金や固定費の支払いでも1.2%還元
- 付帯保険付き
- リクルートグループ以外の還元率アップが少ない
- カードタッチ決済ができない
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | JCBブランド:8枚まで Visa&Mastercardブランドは19枚まで |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
リクルートカードは、基本還元率が1.2%の高還元であることが有名なクレジットカードです。どこで利用しても1.2%還元が実現するので、日常づかいに便利でお得です。
年会費は永年無料で利用できて、家族カードも同じく永年無料で発行できます。発行枚数については、本カード1枚に対してJCBブランドでは最高8枚まで、VisaとMastercardブランドでは最高19枚まで発行できます。8枚あればほとんどの家族にカードを渡せられるので、どのブランドを選んでも問題ないでしょう。
ただし、ETCカードは本カード会員であっても、JCBは無料で発行されVisaとMastercardブランドでは、年会費は無料ですが発行手数料が1,100円(税込)必要となります。仮に本カード会員と家族カードの2名がETCカードを希望した際には、JCBブランドでは全て無料で発行できますが、Visa・Mastercardでは合計3,300円(税込)の発行手数料が必要となります。
そのため、家族カードの利用方法も検討して、搭載する国際ブランドを選ぶことをおすすめします。
基本還元率が1.2%ですが、リクルートが運営するサービスを利用すれば、最大21.2%となる驚異の還元率も実現します。次にリクルートカードで利用した際の、各サービスの還元率を一覧で紹介しておきましょう。
利用サービス名 | 最低還元率 | 最大還元率 |
---|---|---|
ポンパレモール | 4.2% | 21.2% |
じゃらん | 3.2% | 11.2% |
Hot Pepper Beauty | 3.2% | 11.2% |
ホットペッパーグルメ | 1.2%+50Pt | 1.2%+人数×50Pt |
このようにネットショップであるポンパレモールを利用すると、最低でも4.2%還元となり最大ではなんと21.2%還元が実現します。
家族カードを発行して、それぞれが各サービスを漏れなく利用すれば、たちまち大量のリクルートポイントを獲得できてしまうでしょう。
貯まったリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントに等価で交換できて、さまざまな場所でポイント利用が可能です。当然ながら、リクルートポイントを、そのまま先の一覧表の各サービスで利用もできます。
リクルートカードには充実したサービスが付帯し、海外旅行傷害保険最高2,000万円と国内旅行傷害保険最高1,000万円、ショッピング保険年間200万円が付帯しています。
dカード
dカード
カードの特徴
NTTドコモが手がける還元率1.0%で年会費永年無料のクレジットカード。dポイントを貯めるならこのカード!
発行会社 | NTTドコモ | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 年会費永年無料 | 付帯保険 | 国内旅行保険 最高1,000万円(29歳以下) 海外旅行保険 最高2,000万円(29歳以下) |
電子マネー | iD | ポイント | dポイント |
- 還元率1.0%
- ポイントを携帯料金精算で利用可能
- 携帯料金支払いでもポイントが付く
- ドコモユーザー以外には不向き
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | 3枚まで |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
dカードはドコモが発行するクレジットカードなので、ドコモユーザーがお得なる特典が多いです。特に年会費が11,000円(税込)必要なdカードゴールドは、ドコモも推すクレジットカードですが、今回は年会費が永年無料のdカード(一般カード)のサービスを紹介します。
年会費無料でポイント還元率は、100円で1ポイント(1円相当)1.0%還元の高還元カードとなっています。
家族カードも年会費無料で発行できて、本カード1枚に対して最大3枚まで発行ができます。ETCカードも家族カード1枚につき1枚発行できるため、家族ごとにETCカードを持つことが可能です。
獲得できるポイントはdポイントとなり、通常は1.0%還元ですがdカード特約店やdポイント加盟店で、2.0%以上のポイントアップが実現します。さらに、ネットショッピングでも「dカードモール」を経由するだけで、1.5倍~10.5倍までポイントアップが望めるので、dカード会員であれば「dカードモール」経由は必須といえます。
公共料金の支払いや、スマホ代、光熱費など生活費全般と、家族が利用するショッピング代をまとめれば、大きくポイントを稼ぐことが可能です。
また、dカードなのでドコモのスマホ代の支払いで、1,000円につき10ポイントが加算されますし、ドコモでんき Greenを利用していれば、100円で3.0%のポイントが還元されます。ドコモのスマホを利用しているなら、dカードは必須アイテムともいえるでしょう。
海外旅行傷害保険最高2,000万円と国内旅行傷害保険最高1,000万円が付帯しますが、適用となるのは本カード会員で29歳以下の若者のみとなります。しかし、家族カードには年齢制限がないため、両親が海外旅行や国内旅行に出かける際には便利です。
JALカード
JAL普通カード
カードの特徴
日本航空のグループ企業が発行するマイルが貯まるクレジットカード。普段のショッピングや公共料金の支払いでもマイルが貯まり、JALグループ便の搭乗でボーナスマイルも貯まる。
発行会社 | JALカード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料 翌年度以降2,200円(税込) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (自動付帯) 国内旅行傷害保険 (自動付帯) ショッピングガード保険 |
電子マネー | WAON 楽天Edy SMART ICOCA モバイルSuica |
ポイント | JALマイル |
- ショッピングや公共料金の支払いでマイルが貯まる
- JALグループ便の搭乗でボーナスマイルが貯まる
- 空港店舗や免税店で割引が受けられる
- 貯まったJALマイルを特典航空券に交換可能
- 年会費が有料(在学期間中年会費無料のJALカード naviを除く)
- マイル付与率(ポイント還元率換算)は約0.5%と平均的
家族カード年会費 | 初年度無料・次年度から1,100円(税込) |
---|---|
家族カード発行枚数 | 8枚まで |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
JALカードでは「普通カード・CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナ」など、豊富なラインナップからカードタイプを選ぶことが可能です。
今回は、誰もが利用しやすい「普通カード」のサービスを紹介します。普通カードは基本的なスペックを搭載したスタンダードなカードであり、マイルを貯めるビギナーの方におすすめです。一般のショッピングで200円=1マイルが獲得でき、還元率は0.5%になります。
旅行用にマイルを貯めたい方はフライトマイルが25%つく「CLUB-Aゴールドカード」以上を選択するのが良いでしょう。
一般的なクレジットカードは、各カード会社のポイントプログラムを利用しますが、JALカードの場合は「JALマイレージバンク」に入会することでマイルが貯まります。
年会費は初年度無料で、次年度からは2,200円(税込)が必要です。家族カードの発行も可能で、年会費は初年度無料となり次年度以降は1,100円(税込)が必要となります。
ETCカードも家族カードで1枚発行可能ですが、搭載する国際ブランドで発行手数料が異なるのでご注意ください。
国内・海外旅行傷害保険は最高1,000万円となっており、Americanexpressを選択すると3,000万円に上がります。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカード
カードの特徴
マルイが手がける人気の流通系カード。マルイで10%割引の特典があるほか、全国にある飲食店・レジャー施設などで優待が受けられるのもメリット。ポイント有効期限が無期限の永久ポイントとなり、3つのショップを選んでポイントアップするゴールドカード独自の特典も付帯。海外旅行保険の最高補償額も一般カードと比較すると1,000万円にアップしているのが特徴。
発行会社 | 株式会社エポスカード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 5,000円(税込) 条件次第で無料 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯) |
電子マネー | - | ポイント | エポスポイント |
- 一般カードからの招待は年会費無料
- 1.5%還元になるお店を3つ選択可能
- 基本還元率は0.5%
- 国内の旅行傷害保険は付帯していない
家族カード年会費 | 永年無料(エポスファミリーゴールド) |
---|---|
家族カード発行枚数 | 紹介した家族数 |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
エポスカードは、人気アニメとのコラボカードが多く、高い人気を誇るクレジットカードです。一般カードでは年会費は永年無料ですが、家族カードが発行できません。
そもそも、エポスカードには一般的な家族カードは存在しておらず、エポスゴールドカード会員もしくはエポスプラチナカード会員からの紹介にて「エポスファミリーゴールド」が適用されます。
これが家族カードの代わりとなりますが、通常の家族カードとは異なり次の条件が発生します。
・ゴールドもしくはプラチナ会員からの紹介が必要
・エポスカードにて個別に審査が行われる
・それぞれに利用限度額が設定される
通常のクレジットカードの家族カードとは、このような違いがあります。しかし、エポスゴールドカード会員へのハードルは意外に低く、エポスカード利用がなくても20歳以上の安定した収入のある方なら申し込みできます。
「エポスファミリーゴールド」を発行するにあたって、本会員がエポスゴールドカードを申し込む必要があります。通常5,000円の年会費は、一般カードで年間50万円以上の利用があり招待状が届くと、年会費永年無料でゴールドカードを持つことができます。
「エポスファミリーゴールド」の年会費も永年無料となり、ゴールドカードには以下の特典が付きます。
・ポイント有効期限:無期限
・ポイントアップショップ:3ショップまでポイント最大3倍
・年間ボーナスポイント:最大10,000ポイント
・マルイ利用時:2ポイントにアップ
・10%ポイントプレゼント5DAYS:利用可能
・ファミリーボーナスポイント:最大3,000ポイント
・家族でポイントシェア:可能
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円
急いでいない方は、エポスカードから利用して50万円ほど利用し招待状を待ってからゴールドカードに切り替えるのもいいでしょう。急ぎの方は直接エポスゴールドカードを申し込むのが得策です。
apollostationcard
apollostation card(出光カード)
カードの特徴
ガソリン・軽油が2円/ℓ引き、灯油が1円/ℓ引きの特典が付いてきて年会費永年無料のカード。追加オプションの「ねびきプラスサービス」を利用するとガソリン・軽油が最大10円/L引き
- 年会費永年無料
- apollostation・出光SS・シェルSSで2円/L引き
- ねびきプラスの利用で最大10円/L引き
- エネオスSS会員にはお得でない
- 給油カードに特化
家族カード年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行枚数 | 4枚まで |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
apollostation card(アポロステーションカード)は、出光興産系列のガソリンスタンドにてガソリン代がお得になるクレジットカードです。
年会費は永年無料で利用でき、家族カードの発行も最大4枚まで可能。もちろん家族カード会員の年会費も、永年無料で利用できます。
このカードの最大の魅力はガソリン代の値引きにあり、apollostation・出光SS・シェルSSなどの、出光興産系列のガソリンスタンドでカード利用すると、次のような値引きを受けられます。
サービス名 | 値引き価格 |
---|---|
いつでも値引き | 2円/L引き(入会後1か月間は5円/L) |
エコねびき | 毎年4/11~5/10:3円/L ※WEB明細利用にて適用 |
ねびきプラス100 | 最大8円/L |
ねびきプラス150 | 最大10円/L |
ガソリンを毎月50リットル以上利用している方で、ガソリン代を安くしたい方には「ねびきプラス150」なら1回の給油で500円引きとなります。
年会費550円(税込)を支払っても家族カード会員も利用できるため、複数台の車を所有している家庭では年会費以上のお得となります。
apollostation cardは還元率こそ0.5%と通常ですが、出光興産系列のガソリンスタンドを利用している家庭では、高還元カードと同様にお得となるクレジットカードです。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラス
カードの特徴
セブン&アイグループでのカード利用でポイント2~3倍、毎月8、18、28日(8のつく日)はイトーヨーカドーで5%OFFになるカード
発行会社 | セブン・カードサービス | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | ショッピング保険最高100万円(海外) |
電子マネー | nanaco、QUICPay(nanaco) | ポイント | nanacoポイント |
- nanacoオートチャージ可能
- セブン&アイグループでのカード利用でポイントアップ
- イトーヨーカドーで毎月8・18・28日は5%オフ
- ディズニーデザインはJCBのみ
- セブン-イレブン、nanacoを利用が前提
家族カード年会費 | 無料 |
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家族カード発行枚数 | 4枚まで |
家族カードでのETCカード | 1枚まで |
セブンカード・プラスは、コンビニ最大手となるセブン-イレブンや、イトーヨーカドーなどでお得になるクレジットカードです。
年会費は永年無料で利用でき、スタイリッシュなブルーを基調にしたデザインのカードと、ミッキーが描かれたディズニーデザインの2種類のデザインから選べます。
家族カードも永年無料にて発行可能で、最大4枚まで申し込めるので不足はないでしょう。
このカードではnanacoポイントを貯めることができて、通常では200円で1ポイント(1円相当)0.5%還元ですが、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど対象店舗での利用で、200円で2ポイント(2円相当)1.0%の高還元が実現します。
また、セブン-イレブンアプリやイトーヨーカドーアプリにカードを登録するだけで、カード利用でセブンマイルが貯まります。
・アプリにカード登録でセブンマイルが200円=1マイル貯まる
・nanacoへのチャージで200円=1nanacoポイント貯まる
・対象店にてnanacoで支払うと200円=1nanacoポイント貯まる
このようにセブンカード・プラスでは、ポイントの2重取りに加えてマイルも貯まるため、実質2.0%還元が実現する高還元カードとなります。
マイルは10マイルごとに10nanacoポイントに交換できますし、貯まったnanacoポイントは1ポイント=1円で電子マネーnanacoにて利用できます。そのほかnanacoポイントをより多く獲得できるイベントも用意されているので、上手く利用すれば大量のnanacoポイントを獲得できます。
また、セブンカード・プラスはnanacoへのオートチャージが出来る唯一のクレジットカードとなっていますので、毎回チャージするのが面倒な方にもおすすめなカードです。
家族カードを利用するメリット
家族カードを利用するメリットは多くあり、本カード会員にとっては多くのポイントを獲得できることが挙げられます。ただ、不要な買い物を家族カードで行うなら、獲得ポイント以上に無駄遣いとなるのでよくありません。
あくまでも、必要な品物などを現金払いしている際に、家族カードを利用することが前提となります。ここでは、家族カードを利用するメリットについて解説します。
本カード会員のポイントが多く獲得できる
以下のようなケースなら、直ぐにでも家族カードの発行をおすすめします。
- お母さんがこれまで現金で買い物していた
- 子どもがコンビニをよく利用するが全て現金支払い
- 子どもの通学の定期券を現金で購入していた
お母さんの買い物は家族の食事に必要な日常的なものであり、お子さんの定期代は金額が大きくなります。また、コンビニ利用でも回数が多ければ、トータルの金額は多くなるので現金利用はもったいないです。
仮に次のような支払いだった場合、お父さんにどれだけのポイントが加算されるかシミュレーションしてみましょう。
項目 | ひと月の金額 | 年間金額 |
---|---|---|
お母さんの支払い | 40,000円 | 480,000円 |
子どもの定期代 | 38,000円 | 456,000円 |
コンビニ代・交際費 | 12,000円 | 144,000円 |
合計 | 90,000円 | 1,080,000円 |
このケースでは、1年で家族が現金利用する金額は、なんと1,080,000円にものぼります。
還元率が0.5%のクレジットカードでも、5,400円分のポイントが貯まりますし、還元率が1.0%なら10,800円分のポイントが、何もしないで手に入るのは大きなメリットでしかありません。
配偶者や大学生でも審査なしでカードが持てる
家族としては、クレジットカードの審査を通過しなくても、クレジットカードを持てるメリットがあります。
これも大きなメリットであり、お父さんが持っているクレジットカードが、ゴールドカードやプラチナカードであれば、さらにメリットは大きくなります。
家族カードはあくまでも本カード会員の信用にて発行されるため、無職の家族でも高いステータスを誇るクレジットカードを簡単に持つことが可能です。
ゴールドカード以上の付帯サービスによくある、レストランのディナーコースが1名分無料などのサービスも、家族カードで実現可能です。お母さんはママ友と、大学生のお子さんは彼女とのデートに利用できて数万円分がお得となります。
また、高齢の両親も持つことができるので、家族カードのサービスを上手く利用すれば、素敵な年金暮らしが実現します。
留学する子どもに持たせることが可能
家族カードの利用は国内では、高校生を除く18歳以上の家族と決まっていますが、海外留学などにて日本国外でカードを利用するなら、中学生を除く満15歳~18歳の高校生などでも、家族カードへの申し込みが可能です。
海外への送金は意外に面倒ですし、海外で子どもがATMから現金を引き出すのは、危険なのでよくありません。
クレジットカード利用は、海外の方が先進国であり日本の屋台のような小さなショップでも、クレジットカード利用が可能です。万一の不正利用や盗難・紛失でも補償があるため、現金よりも安心できます。
年齢が18歳以下の場合は海外留学期間中のみクレジットカードの利用が出来ますので、帰国後はカードの利用が出来なくなります。
ブラックの人でもクレジットカードを持てる
家族カードの発行には、クレジットカードを契約している本会員の信用情報が参考にされるため、収入がないとう方や過去に金融事故を起こしてブラックリストに載っているなど、自身でクレジットカードは作りにくい方も、高校生を除く18歳以上という条件を満たしていれば、家族カードを持つこともがきます。
家族カード発行の際には審査にかけられますが、家族カード発行の対象であるかどうかの確認となるだけであるため、本会員の信用情報に問題がなければ、家族カードの審査に落ちてしまうということはほとんどありません。
また、発行されるカード自体も利用者の名義として発行されるので、普段利用の際には家族カードということを意識せず利用することが可能です。
家族会員も空港ラウンジを利用できる
ゴールドカードの中には、搭乗するクラスに関わらず国内外の空港に設置されているカード会員向けのラウンジを無料で利用できるサービスがあります。
クレジットカード会員向けの空港ラウンジでは、無料の軽食や飲み物を始め、新聞雑誌の閲覧や無線LAN環境などの無料サービス、有料となりますがアルコール飲料やPC貸出、シャワーやコピーなどのサービスが用意されています。
どのゴールドカードでも、家族カードを保有している方は、原則として空港ラウンジサービスを利用することができるので、旅行へ行く頻度が高い方は発行しておいて損はありません。
家族カードを利用するデメリット
家族カードを利用するのはメリットばかりではなく、やはりデメリットも存在します。クレジットカードには会員によって利用限度額が決まっているため、家族全員が無計画に利用すると直ぐに利用限度額をオーバーすることもあり得ます。
ここでは、家族カードを利用するデメリットを解説しましょう。
ひと月のカード利用額がアップするので資金が必要
これまでひとり分の利用額で済んでいたのが、家族分が加算されるため利用額が大幅にアップします。
そのため、支払う金額も十分に用意しておく必要があり、返済額がショートしてしまうとカード利用を止められるケースもあるので要注意です。
特に、次で説明しているカードの使い方と返済方法はよくありませんから、ぜひこのようにならないように参考にしてください。
利用限度額がオーバーしてしまう
家族カードの利用金額は、本カード会員に与えられた利用限度額から消費されます。
資金の元手は一緒ですが、請求が翌月になるなど支払い方法が変更されることにより、これまでは余裕で残っていた残高が、直ぐになくなってしまうケースも珍しくありません。
そうなると、本カードを含めて全ての家族カードも利用できなくなるため、クレジットカード利用と支払い方法は、家族でしっかり話し合って正常なカード利用に努めましょう。
家族カード利用者のクレヒスには影響しない
家族カード利用では、全て本カード会員の信用によって発行されます。したがって、よくも悪くも家族カードの利用者のクレヒス(クレジットヒストリー)には影響しません。
毎月カード利用があり、正常な取引が行われていれば、本カード会員のクレヒスはアップします。利用限度額をオーバーさせてしまうなど、返済につまずくことがあれば、本カード会員のクレヒスは悪くなってしまいます。
これらのことから、本カード会員の方はカード利用情報を小まめにチェックして、使い過ぎていないかの確認が大切です。
内緒での買い物やゲームへの課金はバレる
家族カードを持っているお子さんが、内緒で高額な買い物をするのは不可能です。また、ゲームへの、クレジットカードからの課金もバレてしまいます。
利用明細は全て本カード会員が確認できるため、誰が何をいくらで買ったか把握できます。不穏なカード利用もバレてしまうため、家族カードは内緒での利用ができないのも、敢えていえばデメリットになるかも知れません。
ですが、お子様のカード利用を管理していたい場合はメリットにもなります。
生計を同一とする家族に限定される
家族カードは家族であれば誰でも発行できるのではなく、本カード会員と生計が同一でなければいけません。
たとえば、両親が同居していても2世帯であり、両親が自分たちの年金などで生計を立てているケースでは、基本的に家族カードの発行の対象になりません。
逆に、大学生のお子さんが通学のため別居していても、仕送りにて生活している際には家族カードの発行が可能です。
生計を同一にしているとしても、どこまでが許容範囲なのかはカード会社の判断になるため、よく分からないケースではカード会社への確認をおすすめします。
家族カードの審査基準
クレジットカードを利用するなら家族カードを発行して、より多くのポイントを獲得したり、カードの特典を家族全員で利用したりもできます。
クレジットカードは単に買い物した金額を代わりに先払いしてくれるだけでなく、カードによって独自にさまざまなサービスを提供しています。したがって、カードの付帯サービスをしっかり把握して、漏れなく利用すれば便利でお得なカード利用が可能となります。
ところで、家族カードの発行に当たっては、審査はどうなっているのでしょう。ここでは、家族カードの審査基準について解説します。
本カード会員の信用に基づくので審査は行われない
家族カードは本カード会員の追加カードとして発行されますから、家族カードを申し込んでも対象の家族の審査は行われません。
したがって、申し込みさえすれば100%家族カードは発行されます。ただし、家族なら誰でも発行できる訳ではなく、次のような条件をクリアする必要があります。
・生計を同一にしていること
・高校生を除く18歳以上の家族であること
ほとんどのカード会社における家族カードでは、上記の2つの条件を満たす必要があります。カード会社によっては、二親等以内の家族や苗字が同姓であることなど、独自の条件を提示しているケースもあるため、家族カードを申込むなら、カード会社の条件をしっかり確認しておきましょう。
70歳の無職の両親が自力で生活しているなら対象外
クレジットカードを申し込む際の条件は「高校生を除く18歳以上で安定した収入があること」となります。年齢の上限は記載がないため何歳まで申し込めるかは、カード会社に問い合わせるか、申し込みするかしか確認のしようがありません。
しかし、家族カードなら70歳の無職の両親でもカード発行は可能です。ただしこのケースでも、生計を同一にしていることが条件となるため、自力で生活している別居の両親には発行できません。
別居している子どもでも発行可能
大学生や大学院の学生生活にて、自宅から離れて別居しているお子さんでも、生活が仕送りにて成り立っているなら家族カードの発行は可能です。
また、学生でなくても本カード会員の仕送りで生活しているケースでも発行できます。
家族カードに関する疑問点
クレジットカードの家族カードに関する、よくある質問をいくつかまとめました。
家族カードに関わる不安はここで解決しておきましょう。
家族カードは必ず年会費永年無料で発行できますか?
本カードが年会費永年無料なら、家族カードも永年無料となります。
しかし、ゴールドカードやプラチナカードなど、ステータスの高いクレジットカードの家族カードなら、年会費が必要になってきます。それでも、本カード会員よりも年会費は安くなるのでお得なのは間違いありません。
家族カードでも付帯サービスは利用可能ですか?
家族カードは基本的に、本カードと同じ付帯サービスを利用できます。
たとえば、本カードに最高1,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しているなら、家族カードも同様の保険が付帯します。
家族カードからETCカードは申し込めますか?
ほとんどのカード会社で、家族カードからETCカードの申し込みが可能です。
個人が使うクレジットカードでは、カード1枚につきETCカードも1枚のみの発行となります。そのため、家族で複数の車を所有している場合は、家族カードを発行して複数のETCカードの利用が便利です。
家族カードは高還元のクレジットカードを選択しよう
今回はクレジットカードの家族カードについて、年会費の有無やカードサービスの内容、発行枚数、ETCカードの発行の有無など、さまざまな情報をお届けしました。
家族カードでは審査が行われないので、本カード会員が申し込めば確実に発行されます。家族で複数のカードを利用すれば、ポイントをより多く貯めることが可能です。ただし、利用金額が多くなるため、返済も確実に行う必要があります。
家族カードを発行する際には、利用金額と返済金額の両方を検討して支払いに困らないようにしておきましょう。そすれば、家族全員でクレジットカードの恩恵を漏れなく受けられ、楽しいカードライフを送ることができます。
家族カードは申し込みと同時に家族カードも発行可能ですので、還元率の高いクレジットカードから利用してみましょう。
おすすめ家族カード
- 楽天カード:1.0%還元、4枚発行可能、海外旅行保険付き
- イオンカード:イオンで1.0%還元+5%割引適用日あり、3枚発行可能
- 三井住友カード(NL):対象のコンビニ・飲食店で7%還元、家族分の枚数発行可能