ゴールドカードの審査に落ちてしまった方のために職業や年齢などの審査基準の紹介と、審査落ちしないための対策方法をまとめています。
ゴールドカードの審査に受かる人の特徴は「大手企業での勤続年数が長く、収入も安定していて借り入れがない」方が多いようです。
すでにクレジットカードを所持しており、年間の利用額が多く、滞納もない方は審査で好印象を与える傾向があります。
ゴールドカードの審査基準はカード会社により決められているため、最低限の条件や審査対策をお伝えしていきます。
クレジットカードの専門家の意見も記載していますので、参考にしていただければと思います。
ゴールドカードの審査基準
ゴールドカードの審査も基本的には一般的なクレジットカードと同じです。ですが、ゴールドカードになると一般カードにプラスして「年齢」や「収入」といった条件が加わってきます。
クレジットカードの審査は「スコアリング」という採点方式で年齢や職業、勤続年数などを点数化し、合計点がカード会社の設定した審査基準をクリアしていれば審査通過となり、下回っていると審査落ち(否決)となるのです。
ゴールドカードの審査基準はどのカード会社も非公表ですが、クレジットカードは年会費や限度額に比例して審査が厳しくなっていく傾向があるので、年会費から審査難易度はある程度推測することができます。
これは、カード会社は貸し倒れのリスクを減らしたいためで、年会費や限度額が高額なカードはそれに見合った収入が求められるのです。
ただし、年収や職業などの属性が審査基準をクリアしていても他の項目でマイナスとなれば審査通過が難しくなるので気を付けましょう。
「ゴールドカード」と「格安ゴールドカード」の違い
ゴールドカードは大きく分けて、年会費が1万円を超える高額な「ゴールドカード」と、2,000円前後で持てる「格安ゴールドカード」と呼ばれる年会費の安いカードがあります。
このふたつのカードの大きな違いは、付帯サービスの充実度です。
- ゴールドカード=付帯サービス豊富
- 格安ゴールドカード=付帯サービス少ない
年会費が高額な「ゴールドカード」は、補償額が1億円の旅行保険が付帯していたり、空港ラウンジサービスに加えてホテルやレストランで優待が受けられるものが多く、旅行好きな方にも向いています。
対して「格安ゴールドカード」は、年会費が安いメリットはありますが、旅行保険の補償額は5,000万円程度に抑えられ、空港ラウンジが利用できないものも多いため、海外旅行の際には不便を感じることもあるでしょう。
ゴールドカードが審査落ちして作れない人の理由
一般のクレジットカードからの乗り換えでは、利用頻度や利用額、収入などの審査が加わるため、一般カードに比べるとハードルが高いです。
例として、三井住友ゴールドカードやイオンゴールドカードのインビテーション(招待状)を受け取る条件には年間利用100万円以上や年齢30歳以上などの条件もあります。
最低限の条件として挙げられるものをご紹介します。
- 申し込み資格を満たしていない
- 年収が不足している
- 勤続年数が短い
- クレジットヒストリー(クレヒス)に問題がある
- 借り入れがある
各カード会社で条件は違いますが、総合的にみると「20代半ば以降で大手企業に勤めている。勤続年数も長く、収入も安定していて借り入れもない」こんな方はゴールドカードの審査をクリアできる可能性が高いと言えます。
すでにクレジットカードを所持している方で年間の利用額が多ければ更に優遇されるでしょう。
申し込み資格を満たしていない
ゴールドカードに限らず、クレジットカードは各カード申し込み資格が定められています。
例えば申し込み資格が「25歳以上で本人に安定継続収入のある方」となっているカードの場合、25歳未満の方や本人収入がない専業主婦の方などは申し込みができません。
カードを申し込む前には申し込み資格についての記載をよく確認しておきましょう。
年収が不足している
各カード会社とも必要年収についての記載はありませんが、申し込みに際しては一定の年収が求められます。
2000年代前半までは、「年収500万円程度」が基準でしたが、2020年以降のゴールドカードの基準は、「年収300万円」程度が目安とも言われています。
格安ゴールドカードなら平均年収程度の収入があれば十分に審査通過の可能性がありますが、ゴールドカードの場合は平均年収以上の収入が求められる場合もあるため注意が必要です。
収入が不安定な職業に就いている
「安定継続収入がある方」という申し込み資格のカードの場合は特に、収入が不安定な職業に就いている方は審査で不利になります。
例えば、単発のアルバイトをしているフリーターや、自営業で毎月の収入に波がある方も審査では不利です。
これは、一時的に収入が得られても安定性には欠けると判断されるためで、芸能人のように収入が不安定な方よりも、会社員のように毎月コンスタントに収入のある方が審査では高評価となります。
勤続年数が短い
勤続年数は収入の安定性をチェックするための重要な項目です。
勤続年数が長いほど収入が安定していて信用力があるとされて高評価になります。
カードの申し込み時には少なくとも1年以上の勤続年数があった方が安心ですが、勤続年数を水増しすると虚偽記載となってしまうので絶対にやめましょう。
審査難易度が比較的低いカードなら、そこまで勤続年数は問題になりません。
監修者コメント
優良企業に勤務、公務員、医師、弁護士といった安定した職や勤務先の場合は、勤務年数が短くても、例外的に審査に通過する可能性があります。
クレジットヒストリー(クレヒス)に問題がある
クレジットヒストリー(クレヒス)とは、簡単にいうとクレジットカードやローンの利用履歴です。
クレヒスに問題がある場合、主な原因は以下のようになっています。
- クレヒスに傷がある
- クレヒスがない
クレヒスに傷がある
「クレヒスに傷がある」とは、過去に延滞(滞納)や自己破産・債務整理などの金融事故を起こして「ブラック」となった方を指します。
延滞の場合は最長5年、自己破産や債務整理の場合は最長10年に渡って審査通過が厳しくなるため要注意です。
携帯電話の料金支払いが引き落としされなかった場合でもクレヒスに傷がつくことがありますので、毎月の返済には気を付けないといけません。
クレヒスがない
次に「クレヒスがない」とは、今までにカードやローンを利用したことがなく、クレヒスが真っ白な「スーパーホワイト」という状態を指します。
このスーパーホワイトという状態は、過去に金融事故を起こしてカードやローンが数年間利用できなくなり、クレヒスが真っ白になった人と見分けがつかないため、カード会社に警戒されて審査落ちの恐れが高まるのです。
過去に延滞などのトラブルを起こした場合は、半永久的にトラブルを起こしたカード会社や、その系列会社は審査に通らなくなる恐れがあるので避けてください。
クレジットカードのキャッシングやカードローンで借り入れがある
クレジットカードのキャッシングや、カードローンといった無担保融資はクレジットカードの審査に影響してきます。
これは、貸金業法の「総量規制」という制度によって個人への貸し付けは年収の3分の1以下に制限されているためで、すでに借り入れがある場合は審査落ちしたり、審査に通過してもカードの限度額が抑えられることがあるため注意が必要です。
なお、クレジットカードのショッピング枠は割賦販売法のため総量規制の対象外となります。
ゴールドカード審査通過のための対策
年齢や年収に見合ったゴールドカードを申し込む
ゴールドカードの中には20代向けのカードもあるため、若い人はターゲット層になっているゴールドカードを申し込むと良いでしょう。
年収に自信がない場合は、格安ゴールドカードを選ぶと審査通過率がアップします。
監修者コメント
20代向けのゴールドカードを長く利用して実績を積むことで、本格的なゴールドカードへの切り替えもできます。
よりサービスが充実したゴールドカードが欲しい人も、まずは入会しやすい20代向けゴールドカードから始めましょう。
クレヒス修行をする
クレヒスがないスーパーホワイトの方は、ゴールドカードを申し込む前にクレヒス修行をすると良いでしょう。クレヒス修行とはクレジットカードの利用履歴を作ることで、一般向けのカード審査に通りやすくなることを指します。
まずは審査に通りやすいカードを作って、毎月少額でも良いのでカード利用をして引き落とし日に確実に支払うことでクレヒスを築いていきましょう。
クレヒス修行期間は6か月程度が目安で、修行中に延滞などを起こしてクレヒスに傷がつくと元も子もないので注意してください。
監修者コメント
ローンの利用履歴はプラスに評価されることはあまりありません。
スーパーホワイト(ある程度の年齢で個人信用情報機関に情報が一切ない方)であれば存在確認という意味で評価されることはありますが、それ以外ではないと考えられます。
ショッピングで1回払を毎月しっかり返済していくという使い方をしていくことがクレジットヒストリーを作っていくという形になります。
また、携帯電話の分割払いをクレジットヒストリーに入れている(プラスの意味の捉えている)会社はないと思われます。
但し、携帯電話の分割払いを滞納した場合にはマイナスの評価にはなります。
リボ払いは利用しない
すでに別のクレジットカードを持っている場合、リボ払いは利用しないようにしましょう。
キャッシングを利用していなくても、高額なリボ払いの利用が問題視されて審査で不利になるケースがあります。
リボ払いは毎月の支払いを抑えられる支払い方法のため、リボ払いを利用している=お金に困っているのではないかと疑われるのです。
この場合、新たにカードを発行すると延滞などのリスクが伴うため、カード会社側としては審査を慎重に行わざるを得ません。リボ払いを利用している場合は、繰り上げ返済を行って残債をなくしてから申し込みましょう。
キャッシング枠は希望しない
カードの申し込み時にキャッシング枠を希望すると総量規制の関係により審査が厳しくなるため、キャッシング枠は希望しないで申し込んだ方が審査通過率はアップします。
カードを作ってもキャッシングを利用する予定がなければ「なし(0円)」にして申し込んでください。
キャッシング機能付きのカードなら、入会した後でもキャシング枠を付けることができます。
この場合は別途キャッシング枠を付けるための審査が行われますが、もし審査に落ちてもカードはそのまま使えるので安心です。
監修者コメント
他社のクレカやカードローンで残高がないものは解約してから申し込んだ方がいいのかというと、これは良し悪しがあります。
クレジットカード会社によっては、他社クレジットカードの枠を利用可能枠として自社基準の総額規制に含めるところ(外資系で多かったです)があります。それによって審査に落ちたということもあると思われます。
ただ、私の知っている範囲では日本の大手(複数)のクレジットカード会社では他社のカードを解約後、すぐに自社のクレジットカードの申込みがあるということで詐欺を疑って審査が厳しくなることがあります。従って、申し込みのすぐ前に解約されるのは止めておいた方が良いのではと思われます。
短期間に複数のカードを申し込まない(申し込みブラック対策)
同時期に複数のカードを申し込むと、金策に走っているのではないかと疑ってカード会社は警戒します。
例えば、あなた一人にだけ借金を頼む友人と、周りの人全員に借金を頼む友人のどちらがお金を返してくれそうかを考えれば簡単なことです。
複数のカードを申し込むと「申し込みブラック」という状態になって、審査に通りづらくなるので目安として1か月間に申し込むカードは多くても3枚、できれば2枚までにとどめて、なるべく同時期にカードを申し込まないようにしましょう。
万が一申し込みブラックになった場合は、記録が消える6か月間は申し込みを控えてください。
記載ミスや書類の不備がないようしっかり確認する
基本的なことですが、申し込み時の記載内容や必要書類に間違いや不備があるだけでも審査落ちしてしまいます。
インターネット申し込みの場合は変換ミスや誤入力に注意し、紙の申込書を郵送する場合は記入ミスに注意してください。
最近はスマートフォンを使って運転免許証などの本人確認書類をアップロードできるケースもありますが、この場合も照明の反射やピンボケに気を付けて、全体が鮮明に写った状態でアップロードしましょう。
監修者コメント
勤続年数や年収の水増しは必ず発覚するので絶対にやめましょう。
万一審査に通っても発覚した時点でカードが強制解約となります。
おすすめのゴールドカード
ここでは、おすすめのゴールドカードをご紹介していきます。
dカード GOLD
dカード GOLD
カードの特徴
ドコモ携帯料金やドコモ光料金が10%ポイント還元となるドコモユーザーにおすすめのカード。ローソンで5%お得になる特典のほか、最大10万円の補償が受けらえるケータイ補償や旅行保険も付帯。
発行会社 | NTTドコモ | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 11,000円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯分5,000万円まで) 国内旅行傷害保険5,000万円(利用付帯) |
電子マネー | iD | ポイント | dポイント |
申し込み条件は「満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入、個人名義、本人名義の口座をお支払い口座として設定、その他当社が定める条件を満たすこと」となっています。
ドコモの携帯電話を長く利用しており、携帯料金を滞納していない人であれば更に審査にプラスの印象を与えることが出来るでしょう。
ドコモ携帯料金やドコモ光料金は10%ポイント還元
毎月の携帯料金を節約したい方にもdカード GOLDはぴったりです。
ドコモのケータイやドコモ光の利用金額税込1,100円につき100ポイントが進呈され、還元率は10%となります。
例えば、毎月9,000円の利用があった場合は1年間にdカード GOLDの年会費相当のポイントが貯まりお得です。
最高10万円のケータイ補償
スマホが壊れた・紛失したという場合に助かるのがdカード GOLDのケータイ補償です。
購入から3年間・最大10万円の補償があり、紛失・盗難・修理不能などのトラブルに対応できます。
最近のスマホは10万円前後する高額機種も多いため、備えがあれば万全です。
空港ラウンジサービスや旅行保険も付帯
海外旅行の際はラウンジを利用して旅行保険も付けたいという方にもdカード GOLDはおすすめです。
国内29か所にあるラウンジと、ハワイの空港ラウンジが無料で利用できる空港ラウンジサービスと、最大1億円補償の海外旅行傷害保険・最大5,000万円補償の国内旅行傷害保険が付帯しています。
海外旅行保険は家族特約も付いているので家族旅行の際にも安心です。
オリコカードザポイントプレミアムゴールド
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
カードの特徴
オリコモールを経由して楽天やamazonなどのショップでカード利用をすることで、ポイント還元率が1.5%加算され、電子マネーの利用でも0.5%のポイントが加算される高還元率カード
発行会社 | オリエントコーポレーション | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 1,986円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(自動付帯) 国内旅行傷害保険1,000万円(利用付帯) ショッピング保険 最高100万円 |
電子マネー | iD、QUICPay | ポイント | オリコポイント |
申し込み条件は「20歳以上で安定した収入がある方」となっていますので、18歳からの申し込みはできませんが、若いうちから持てるゴールドカードと言えます。
オリコカードザポイントプレミアムゴールドは、常に1.0%以上のポイントが貯まる高還元カードです。年会費1,986円(税込)の格安ゴールドカードで、国際ブランドはMastercardとJCBから選べます。
通常ポイント還元率は1.0%・入会後6か月間は2.0%・最大15%還元のポイントサイト「オリコモール」経由のネットショッピングなら1.0%の特別加算があり、Amazonは2.5%還元に。
電子マネーはiDとQUICPayが使えて0.5%の特別加算もあります。
自動付帯の海外旅行保険と利用付帯の国内旅行保険が付き、「Orico Club Off」では国内外のホテルや飲食店、レジャー施設などが優待価格で利用可能。
ETCカードや家族カードは発行手数料・年会費ともに無料で持つことができます。
通常のオリコカードザポイントと比較すると旅行保険と優待特典が付帯し、オリコモール利用時のポイントも0.5%上回っているのが特徴です。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)
カードの特徴
充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 31,900円 (税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険最高500万円 航空便遅延費用補償最高40,000円 |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | メンバーシップ・リワード |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ステータス性の高さで人気があるアメックスのゴールドカードです。
年会費31,900円 (税込)とやや割高ですが、1枚目の家族カードは無料で発行可能(2枚目以降は13,200円(税込) (税込))、家族カード会員も本会員と同様に特典やサービスを利用できるのが魅力。
ポイント還元率は0.5%、海外旅行保険は最高1億円・カード利用がない場合も5,000万円の補償があり、航空機の遅延補償も付いています。
国内28空港+海外1空港の空港ラウンジサービスは同伴者1名も無料、カード会員と家族会員は年2回まで無料で国内外1,200か所以上の空港VIPラウンジが利用できるのもメリットです。
その他にも旅行の優待予約や、手荷物無料宅配サービスなど旅行に便利な特典が充実しています。
国内外のレストランを2名以上で予約すると所定のコースメニューが1名分無料になる特典も付いているので、使い方によっては年会費以上の価値があるでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)
カードの特徴
三井住友カードが発行しているゴールドカードで、手厚い国内外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどの充実した付帯サービスと、どこで利用しても恥ずかしくないステータス性が魅力
発行会社 | 三井住友カード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 5,500円 年間100万円利用で無料 | 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON | ポイント | Vポイント |
三井住友カードゴールド(NL)の申し込みの条件は満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方となっています。
年間で100万円利用することによって、翌年からずっと年会費が無料になることでも有名なカードで、「100万円修行」などとも言われています。ゴールドカードなのに年会費が無料になるクレジットカードは他にはありません。
セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどの店舗ではタッチ決済によるポイント還元率が最大5%になります。ネットショッピングでも還元率が高くなるため、よく利用する方はメリットが大きいです。
一般カード所持者がインビテーション(ゴールドへの招待状)をもらって移行するわけでもなく、通常申し込みも可能なので気になっている方は申し込んでみましょう。
審査の専門家コメント
今回の記事は、ゴールドカードの審査落ちをした理由にはいくつか考えられますが、どんな理由であっても必ず解決策が存在するという内容でした。
審査基準さえ満たせばゴールドカードでも必ず審査は通過するので、審査落ちした人は自分の弱点をよく理解してもう一度チャレンジしてみましょう。
この記事はそのチャレンジに役立ちます。
ゴールドカードが審査落ちして作れない人の理由としては以下を挙げています。
1)申し込み資格を満たしていない
2)年収が不足している
3)収入が不安定な職業に就いている
4)勤続年数が短い
5)クレジットヒストリー(クレヒス)に問題がある
6)クレジットカードのキャッシングやカードローンで借り入れがある
ゴールドカード審査通過のための対策としては、以下を記述しています。
1)年齢や年収に見合ったゴールドカードを申し込む
2)クレヒス修行をする
3)リボ払いは利用しない
4)キャッシング枠は希望しない
5)期間に複数のカードを申し込まない(申し込みブラック対策)
6)記載ミスや書類の不備がないようしっかり確認する
どういう人が審査に落ちてしまうのか、どうすれば審査に通りやすくなるのかをよく理解してから申し込むのがおすすめです。
監修者コメント
収入が安定しているとクレジットカード会社が判断しているのは下記の職業です。
官公庁(県庁、市役所、区役所等)、教職員、大手メーカー(会社の設立年度が古いほど良いというクレジットカード会社もあります)等のいわゆる固い職業が安定しているとみなされます。
不安定と考えているものの具体的なものは自営業、フリーターもそうですが、タクシー運転手、保険外交員等の業績に応じて収入が変わる業種が入ります。
また普通あまり不安定と思わないであろう中小企業の役員はクレジットカード会社のスコアリングシステムでは良い点数は出ないことが多いです。
更にIT関係のSEやプログラマーの方も大手の会社でなければどちらかと言えば不安定とみなされます。これは離職率が高いので収入が途絶える可能性があるからです。