ゴールドカードはクレジットカードの中でもステータス性が高く、常に人気のあるカードです。
ゴールドカードは審査難易度が高い、年会費が高額といったイメージを持つ方も多いですが、実は学生でも作れるゴールドカードが存在するのです。
今回はゴールドカードを持つメリットや、学生や未成年の方がゴールドカードを作る方法、おすすめのゴールドカードをご紹介します。
目次
ゴールドカードのメリット
ゴールドカードを持つ一番のメリットは一般カードよりも優待やサービスがグレードアップしている点です。
保険の補償内容も手厚くなり、カードによってはポイント還元率が優遇されている事もあります。
かっこいい
ゴールドカードには持っているだけで一目置かれるステータス性があり、お会計の時にさり気なく株を上げる事ができます。
デートや飲み会、街でのショッピングなど、見た目にも高級感のあるゴールドカードはどこに出しても恥ずかしくないカードといえます。
サービスが充実
ゴールドカードは一般カードよりもサービスが充実している事が多く、宿泊施設やレストランなどの優待サービスや、ゴールドカード会員専用の健康相談ダイヤルなどを利用する事ができます。
保険が充実
旅行中にケガをしたり病気にかかった時にも安心な海外・国内旅行傷害保険や、カードで購入した品物が破損したり盗難に遭った際に補償が受けられるショッピング保険(動産保険)といった保険類も、ゴールドカードなら補償金額が高額です。
一般カードと比較すると最高補償額は数千万円もの差が出てくるため、旅行によく行く方にはゴールドカードをおすすめします。
空港ラウンジが利用できる
国内や海外の空港で出発までの待ち時間に空港ラウンジを無料で利用できるのもゴールドカード保有者の特権です。
多くのゴールドカードは20歳以上で安定した収入が必要
どのクレジットカードにも申し込み資格(申し込み条件)があり、それをクリアしなければ審査通過はできません。
ゴールドカードは一般カードと比較すると審査難易度が高く、安定した収入がある事が審査通過の条件となっているのが一般的です。
カード審査での「安定した収入」とは正社員という事になるため、学生の方がゴールドカードを持つのは難しいでしょう。
学生でもヤングゴールドカードなら作れる
学生の方が一般向けのゴールドカードを作るのは難しいのですが「ヤングゴールドカード」なら作る事が可能です。
ヤングゴールドカードとは、一般向けよりも審査難易度が低く、若い人向けに発行されるゴールドカードの事で、年会費は安く、付帯サービスは充実しているのが特徴です。
例えば、JCB GOLD EXTAGE、オリコカードTHE POINT PREMIUM GOLDなどがヤングゴールドカードにあたります。
年会費格安のセミゴールドカードも作れる
ゴールドカードの中には、格安年会費が魅力の「セミゴールドカード」というカードもあります。
セミゴールドカードとは、一般的なゴールドカードよりも付帯サービスを減らす事によって格安年会費を実現したカードで、審査難易度も低めに設定されています。
ただし、サービス内容はヤングゴールドカードの方が上となるため、未成年の学生や20代の方であればヤングゴールドカードを作った方がメリットが多いでしょう。
家族にゴールドカード所持者がいるなら家族カードを作ってもらう
もし家族にゴールドカード所持者がいるなら、家族カードを発行してもらうという方法もあります。
家族カードとは、クレジットカード所持者の家族が使えるカードを発行できるサービスで、ゴールドカードを持っている方が家族カードを発行すると自動的に家族カードもゴールドとなるため、学生に申し込み資格のないカードや審査難易度の高いカードでも作る事が可能です。
年会費も本会員より安くなる事が多く、本会員と同じ機能や特典が使える点もメリットです。
デメリットとしては、クレジットヒストリー(クレヒス)というカードの利用履歴が残らず、次に新しくカードを作る際の審査で有利にならない事や、ほとんどのカードで請求が本会員と一緒になるため、口座や明細を分けられず家族間のプライバシーが確保しづらい点でしょう。
20歳以上から持てるおすすめゴールドカード
JCB CARD GOLD
JCBゴールド
カードの特徴
国内唯一の国際ブランド「JCBカード」のゴールドカード。「JCBゴールドザ・プレミア」や「JCBザ・クラス」の申し込みの招待を狙うならこのカードを2年連続で100万円以上利用する必要がある
発行会社 | ジェーシービー | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料、2年目以降11,000円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯分 5,000万円) 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険500万円 |
電子マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
JCB CARD GOLDの申し込み資格は、学生を除く20歳以上で安定継続収入のある方で、年会費は初年度無料で翌年度以降は11,000円(税込)となります。
最高1億円の海外旅行傷害保険と5,000万円までの国内旅行傷害保険、500万円までのショッピング保険が付き、空港ラウンジサービスやグルメの優待などのサービスが受けられます。
利用に応じて上位カードの「JCBゴールド ザ・プレミア」や「JCBザ・クラス」への招待(インビテーション)があるのが特徴で、いずれはプラチナカードを持ちたい方にもおすすめです。
UCカードヤングゴールド
UCカードヤングゴールドの申し込み資格は、満20歳以上30歳未満でお勤めの方となり、年会費は3,300円(税込)です。
永久不滅ポイントが貯まり、最高3,000万円までの海外・国内旅行傷害保険(自動付帯)と200万円までのショッピング保険が付きます。
ホテルやレストランの優待や空港ラウンジの利用、イープラスのチケットが優先予約できるサービスもあるのが特徴です。
18歳、19歳の未成年でも作れるゴールドカード
三菱UFJカード ゴールドプレステージ
三菱UFJカード ゴールドプレステージ
カードの特徴
三菱UFJニコスが発行する安定した収入のある人であれば18歳以上から申し込み資格があり、年会費も格安のゴールドカード。銀聯カードブランドも選択可能
発行会社 | 三菱UFJニコス | ポイント還元率 | 0.4% |
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年会費 | 11,000円(税込) | 付帯保険 | 海外・国内旅行保険最高5,000万円(自動付帯) ショッピング保険 最高300万円 |
電子マネー | Applepay、楽天Edy、モバイルSuica | ポイント | グローバルポイント |
三菱UFJカード ゴールドプレステージの申し込み資格は、学生を除く18歳以上で本人か配偶者に安定収入がある方となり、初年度年会費無料で翌年以降の年会費は11,000円 (税込)(リボ払いで優遇あり)です。
追加カードは中国で強みを持つ銀聯カードも選べ、海外・国内旅行傷害保険は最高5,000万円、ショッピング保険は300万円までですがポイントを貯めやすいのが特徴で、最短翌営業日発行にも対応しています。
セディナゴールドカード
セディナゴールドカードの申し込み資格は、高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方となり、年会費は6,600円(税込)です。
海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行傷害保険は5,000万円、ショッピング保険は300万円と手厚く、空港ラウンジも利用でき、セブン-イレブンやイオンなどではポイント3倍となる特典があるのが特徴です。カード券面はハローキティデザインも選べます。