p-one<standard>
カードの特徴
クレジットカードのポイント交換が面倒という人でも、利用金額から自動的に1%割引を適用してくれる便利なカード。ファミマTカードでもお馴染みのポケットカードが発行している
クレジットカード選びでも多くの方が重視している「ポイント還元率」ですが、せっかく貯めたポイントも有効期限が切れると損をしてしまいます。
そんな方にぴったりなのがポケットカードの「p-one standard」というクレジットカードです。p-one standardなら使うだけで自動的に1%割引になるのでポイント交換の手間もなく、実質的にポイント還元率1%のカードと同じように利用できます。
今回はp-one standardの特徴やメリットなどを詳しくまとめました。
目次
クレカのポイントが使えてない人は4割
クレジットカードのポイントには有効期限があるのが一般的です。ポイントを貯めるためにクレジットカードを利用しているのに、ポイントを失効している方はクレジットカード利用者の4割にも上ります。
せっかく貯めたポイントも失効してしまっては意味がないですし、インターネットから手続きを行う必要があるためポイントを交換する手間もかかってきます。
イオンカードなど一部のカードではポイントをギフト券などの金券類に交換する際に手数料として余分にポイントを消費してしまうのもデメリットです。
セゾンカード系のアメックスなど一部のカードはポイント有効期限がない「永久不滅ポイント」ですが、永久不滅ポイントが貯まるカードの還元率は0.5%とやや低めになっているため、あまりお得とはいえないでしょう。
「ポイント交換が手間」「貯まっては消失を繰り返してる」という方は自動でポイント分がキャッシュバックや割引されるカードを選ぶのが得策です。
p-one standardの【1%割引】解説
p-one standardの最大の特徴であるクレジットカードのポイント制度ではなく「1%割引」について解説していきます。
p-one standardを持てば自動割引してくれるのでポイント消失することはなくなり、日々のショッピングも割安になるので一石二鳥です。
利用料金の1%割引は上限なし
特別な手続きを必要とせず、請求時に自動的に利用料金から1%割引きとなります。ほとんどのショッピングや支払いで割引が適用されるので、普段通りにカードを使うだけでお得になるのがメリットです。
割引には上限額がないので、例えばカードを限度額いっぱいに使った場合でも1%割引が適用されます。1%割引は100円のお買い物から適用されるので、1万円分のお買い物をした場合は9,900円の支払いとなります。
公共料金や国民年金保険料も1%割引きに
毎日のショッピング以外の支払い、例えば電気代や水道代などの公共料金、更には国民年金の保険料も1%割引きの対象となるので固定費の支払いもお得になります。
月々のスマホ代やテレビの受信料など、まとめて全部p-one standardの支払いに切り替えると節約にもなるでしょう。カードの特典にありがちな特定日や利用条件もありません。
実質的に還元率1%のカードと一緒
自動的に1%割引きとなるためポイント還元率1%のカードと同じように使う事ができ、ポイント交換の手間も省ける忙しい方にもぴったりの便利なカードです。
ポイントが貯まるカードのようにポイントの有効期限を気にする必要もありません。
p-one standardの基本情報
ここからはp-one standardの年会費や支払いシステムについて解説していきます。
申し込み資格
申し込むことが出来る条件は「18歳以上でご連絡が可能な方」となっており収入の条件が無いためアルバイトやパートの方でも申し込めるクレジットカードとなっています。
高校生の方は、卒業年度の1月よりWebでのみ申込むことが可能です。
年季費無料
p-one standardは年会費が一切かからない年会費無料のクレジットカードです。初年度も翌年度以降も年会費無料で持てるのでカードの維持費を抑える事ができます。
ETCカードや家族カードが追加発行可能
p-one standardはETCカードや家族カードの追加発行にも対応しています。家族カードは3枚まで発行できますが、本会員が学生や未成年の場合は家族カードが発行できないため注意しましょう。
限度額(利用可能枠)は上限200万円/キャッシング:上限150万円
p-one standardの限度額(利用可能枠)は、ショッピング枠の上限が200万円・キャッシング枠の上限が150万円となり、審査結果によって限度額は異なります。
新規入会ならカードキャッシング30日間無利息サービスが利用できる
新規入会特典として、入会後初めてのカードキャッシングが初回利用日から30日間利息0円で利用できる「カードキャッシング30日間無利息サービス」が付いています。
初回利用日から30日間内であれば追加利用分に関しても無利息サービスが適用されるのでお得にキャッシングが利用できます。
多くの支払い方法が利用可能
クレジットカードの中にはリボ払い専用カードのように支払い方法が限定されているカードもありますが、p-one standardなら1回払いの他にも分割払いやボーナス払い(一括・2回)、リボ払いなど多くの支払い方法が用意されているので毎日のお買い物から大きなお買い物まで幅広く利用する事ができます。
p-oneカードには「P-one Wiz」というよく似たカードがありますが両者には大きな違いがあり、Wizは手数料が発生するリボ払い専用カードなので注意しましょう。
国際ブランドは3種類から選べる
国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3種類です。海外で便利なVisa、2枚目のカードはMastercard、国内で便利なJCBという風に好きなブランドを選ぶ事ができます。
ネットショッピングのセキュリティを高める本人認証サービスは3ブランドとも付帯していますが、Visaを選ぶとVJデスクが利用でき、JCBを選ぶとショッピング保険が付くなど選ぶ国際ブランドによって付帯サービスやキャンペーンが一部異なります。
国内・海外利用のメリット
年に数回の旅行をする方も多いでしょう。p-one standardには旅行時に使える割引や宅配サービスなどのお得なメリットもありますので紹介していきます。
国内・海外ツアー代金が最大8%割引になる「ポケットカードトラベルセンター」
p-one standardなら、国内・海外パッケージツアー代金が最大8%割引きになる「ポケットカードトラベルセンター」でお得に旅行が楽しめます。
パンフレット(もしくはデジタルパンフレット)からコースを選んで電話かWEBで申し込みを行い、p-one standardで支払うと来店不要で旅行の手配ができます。同行者も割引料金となり、日本再発見の旅や外国船クルーズなど様々なパッケージツアーが用意されています。
旅行先でホテルの予約ができる「海外サポートサービス」
「ポケットワールドデスク 世界各国のサービス窓口」というサービスでは、世界中どこにいても日本語でホテルの予約やトラブル相談などができます。
現地の気候や為替レートなど、便利な情報を案内してくれる「インフォメーションサービス」や、ホテルやレストラン、イベントチケットを予約してくれる「リザベーションサービス」、カードやパスポートが盗難や紛失に遭ったり、ケガや病気になった際に手続きや案内を行ってくれる「エマージェンシーサービス」は旅先での強い味方となってくれるでしょう。
お土産が自宅に届く「海外お土産宅配サービス」
海外旅行の帰国時は荷物が増えて大変という方にもぴったりなのが「海外おみやげ宅配サービス」です。出発前にカタログでおみやげを申し込んでおくと帰国後の希望した日時に自宅に送られてくるので現地でおみやげを選ぶ時間や手間を省け、観光する時間も増えて一石二鳥です。
p-one standardで支払うと会員特別価格で10%割引きとなる点も見逃せません。
レンタカー5%割引
電話で予約をする際に優待割引がある旨を伝えてカードで支払うと、トヨタレンタリース・ニッポンレンタカー・日産レンタカー・オリックスレンタカーの基本料金が5%になります。
日常生活のトラブルを解決してくれる「ポケット・サポート・サービス」
p-one standardなら、年会費1,980円 (税込)で365日24時間様々な暮らしのトラブルを解決してくれる「ポケット・サポート・サービス」を利用する事ができます。
サービス内容は、バッテリー上がりや故障時緊急修理などの「カーライフサポート」、水回りのトラブルや玄関の鍵開けなどの「ハウスサポート」、健康・医療・介護電話相談や夜間・休日の医療機関案内などの「ライフサポート」と多岐にわたっているので、複数の業者を別々に契約するよりも安く利用できる可能性もあります。
プリペイドカード「キャッシュパスポート」発行可能
p-one standardなら「キャッシュパスポート」という海外渡航時に便利なプリペイドカードを発行できます。
キャッシュパスポートとは、日本円・アメリカドル・ユーロ・イギリスポンド・ニュージーランドドル・カナダドルという7通貨をチャージして両替不要で使える海外専用のプリペイドカードで、加盟店でショッピングを楽しんだり、現地にあるMastercardのATMで現地通貨を引き出す事もできるので、海外出張や海外留学の際にも便利に使えます。
p-one standardのデメリット
良いところばかりのクレジットカードのように思えますが、デメリットもあるため考慮しながら申し込みを検討しましょう。
1%割引きの際に100円未満は切り捨てとなる
p-one standardは100円の利用ごとに1%割引きとなるため、100円以下の端数は切り捨てとなってしまいます。例えば、98円の買い物をした場合は切り捨てとなり、398円の場合は98円が切り捨てとなるため300円に対しての1%引きとなります。
大きな買い物では気になりませんが、コンビニなど少額の買い物が多い場合は要注意です。
電子マネーのチャージやETC利用など一部1%割引きの対象外がある
便利でお得な自動1%割引ですが、一部対象外となるものがある点には注意しましょう。1%割引の対象外となっているのは以下の通りです。電子マネーでポイントを貯めるならリクルートカードなど他のカードを使うしかありません。
- サンリブ・マルショク(スーパーマーケット)
- ポケットカードトラベルセンター
- 電子マネーへのチャージ
- 金券類の購入
- 生命保険や損害保険などの保険料
- ETCカード利用分
- キャッシング
ETCカードや家族カードの維持費がかかる
ETCカードは新規発行手数料として税込1,100円、有効期限更新発行手数料も税込1,100円かかります。家族カードの年会費はかかりませんが、2年目以降は管理費として1枚につき税込220円がかかります。
ETCカードを発行して利用してもポイント付与はないので、ETCカードは別のクレジットカードで作った方がお得です。
国内・海外旅行傷害保険が付帯していない
海外旅行向けの特典が多く付いているp-one standardですが、国内・海外旅行傷害保険が付帯していない点はデメリットです。
p-one standardに付帯する保険はカードの紛失・盗難補償と、国際ブランドをJCBにした際に付帯する年間50万円までのショッピング保険のみとなります。
旅行保険を付帯させたい場合はエポスカードやアメックスなど旅行保険が付く別のカードを持つ事も検討した方が良いでしょう。
付与されるポイントはボーナスポイントのみ
p-one standardは通常のショッピングではポケットポイント(通常ポイント)は付与対象外となっていますが、ポイントサイトの「ポケットモール」利用時やキャンペーンで付与されるボーナスポイントは貯まります。
会員専用のポケットモールは1,000円につき最大30ポイントが貯まるのが特徴で、Yahoo!ショッピングや楽天市場、Amazon、エクスペディアなど利用しやすいショップが集まっています。しかし、ポイント還元に重点を置いたカードではないためボーナスポイントだけでポイントを貯めるのは難しいでしょう。
p-one standardの申し込み方法
p-one standardの申し込み条件
p-one standardの申し込み条件は、高校生を除く18歳以上の電話連絡が可能な方で、安定した収入がある事やその配偶者である事が条件となっています。
p-one standardの申し込み方法の流れ
p-one standardはインターネット申し込みでカードを作れます。
カード発行までの日数は約2週間となっていて、最短7営業日でカードを受け取る事が可能です。ポケットカードの公式サイトから申し込みフォームへと進み、会員規約に同意して必要事項を入力します。
この時に運転免許証か運転経歴証明書を持っている場合は運転免許番号もしくは運転経歴証明書番号を入力する必要があります。
申し込みが完了するとカード会社による審査へと進み、審査通過となればカードが本人限定受取郵便で送られてくるので、自宅もしくは郵便窓口で受け取りましょう。
その後、振替口座を設定する必要がありますが、支払い口座に設定する口座が対応していればインターネットで手続きができ、非対応の場合は送られてくる口座振替依頼書の返送をもって手続き完了となります。
依頼書を返送する場合は手続き完了までに1か月程度の時間がかかるため、届き次第すぐに返送しましょう。
p-one<standard>
カードの特徴
クレジットカードのポイント交換が面倒という人でも、利用金額から自動的に1%割引を適用してくれる便利なカード。ファミマTカードでもお馴染みのポケットカードが発行している