アメリカはクレジットカード大国と言われており、旅行や出張に行く場合、クレジットカードを持っていくことは必須です。
日本よりクレジットカード払いが浸透しているため、カード入会や年間のボーナスで10万円相当のキャッシュバックがあるなど、日本では考えられないほどの大きな特典があるクレジットカードもあります。
本記事では、そんなアメリカのクレジットカード事情やアメリカで得するクレジットカードの選び方を詳しく解説します。
結婚してアメリカで生活することになった方や、アメリカ赴任・駐在する方向けのカード紹介と、旅行や短期間の滞在の方向けに日本で発行できるおすすめのクレジットカードも紹介していきます。
目次 [表示]
アメリカで得するクレジットカードの選び方
アメリカに旅行に行く際、クレジットカード無しで楽しむことはできません。クレジットカードを賢く使うことでアメリカ旅行を数倍楽しむことができるでしょう。
以下では、アメリカに持って行くべきクレジットカードの選び方を紹介します。参考にしてください。
- VisaとMastercardを選ぶ
- 保険が付帯しているカードを選ぶ
- 特典が充実している
- マイルがたまる
- 日本語サポートやコンシェルジュ
- Apple Payとクレカ払い用に選ぶ
- アメリカのクレヒス作成用に選ぶ
- アメリカの滞在期間で選ぶ
アメリカに仕事などで長期滞在する方は現地の銀行口座開設やソーシャルセキュリティナンバーの発行も併せて行う必要があります。
VisaとMastercardを選ぶ
アメリカ国内では、Visa、Mastercard®、JCB、Diners Club、American Express、すべてのクレジットカードが使用できます。
ただし、多くの店舗で使えるのはVisa、Mastercardなのでメインカードとして持って行くことをおすすめします。
アメリカでおすすめの国際ブランド
・Mastercard
加盟店の数や使用できる場所には違いがあるため、ブランドが異なるカードを2枚持っていくと、片方が使えないときにも役立つはずです。
「UPGRADED POINTS」のまとめでは、日本同様にVisaの普及率が高く、アメリカでも50%ほどのシェアを誇っています。
保険が付帯しているカードを選ぶ
アメリカの医療費は日本と比較すると高額で10倍はかかると見込んでいきましょう。救急車の手配や入院になった場合は数百万単位の医療費がかかります。
そのため、アメリカ旅行に行く際は、事故や病気のことを考えて「海外旅行損害保険」が付帯しているクレジットカードを選ぶようにしてください。
また、利用付帯と自動付帯かを確認することも大切です。
・自動付帯:クレジットカードを持っていることだけで補償を得られる保険
旅行でない場合は、渡米する際に付帯保険付きのカードを使い、現地ではポイント還元率などを目安にアメリカで発行できるカードを選択しましょう。ほとんどのカードで設けられている保険適用期間は90日です。
特典が充実している
クレジットカードの特典が充実していることも重要なポイントです。
空港ラウンジサービスが利用できたり、海外での買い物がお得になるクレジットカードもあります。付帯する旅行損害保険が充実しているものもあるでしょう。
ただし、このようなクレジットカードの大半は、年会費が発生するクレジットカードです。得られる特典と年会費を比較して決定するようにしましょう。
マイルがたまる
クレジットカードの中には、マイルを貯められるものもあります。
海外旅行に頻繁に行く方や海外出張が多い方は、マイルがたまるクレジットカードを選ぶとよいでしょう。たまったマイルで航空券が無料になったり、座席をアップグレードすることも可能です。
日本語サポートがある
現地で何らかのトラブルが起こった時に、日本語で相談できるシステムがあると非常に安心できるのではないでしょうか。
クレジットカードの中には、日本語サポートの特典を設けている会社もあります。初めて海外に行く方や、アメリカ旅行初心者は検討してみると良いでしょう。
ゴールド、プラチナカードや国際ブランドのAmerican Expressは補償金額が高く、海外でも電話やチャットの利用が出来るコンシェルジュが付いており、レストランやレジャーの予約などの代行をしてくれるので安心感があります。
アメリカではApple Payとクレジットカードの両方を使う
アメリカの電子マネー決済は普及率が悪く、全体としての使用率は50%ほどとなっています。
中国では90%にも及ぶ普及率となっていますので、世界的にみるとアメリカでは電子マネーよりもクレジットカードの決済が多くなるでしょう。
Applepayは日本でカードを登録していけばアメリカでもそのまま使えます。
ApplepayのマークやNFC決済マーク(タッチ決算のマーク)がある店舗では問題なく利用可能。
ただ、日本で作ったカードをApplepayに登録して決算する場合は、Visaだと正常に作動しない恐れがあるため以下の国際ブランドをおすすめします。
・American Express(アメリカン・エキスプレス)
・MasterCard(マスターカード)
参考:QUICPay
Applepayの利用目的であればAmerican Express、MasterCardの発行がおすすめです。JCBは日本の国際ブランドの為、アメリカでのカード決済には向いていません。
アメリカの滞在期間で選ぶ
アメリカへの旅行や数週間の滞在であれば、日本で発行されているクレジットカードを利用できますので、Visa、Mastercardの国際ブランドであれば問題ないでしょう。
ですが、仕事でアメリカへ駐在員として赴任する方や、結婚などを期にアメリカへ移住する方はなど、数年単位で暮らすことになる方はアメリカでクレジットカードを発行した方が無難です。
アメリカでのクレジットカードの利用はドルで請求(ドル建て)されますので、日本発行のカードを利用すると手数料がかかります。
例えばVisaブランドで有名な三井住友カードの場合は以下の手数料が支払い料金によってかかります。
▼外貨でのカード利用で100ドル(=為替1ドル100円換算)で決済を行った場合▼
手数料率 | 2.00%(税込2.20%) |
---|---|
手数料額 | 100ドル×100円×2.20% = 220円 |
請求金額 | 10,220円 |
また、留学などをする学生の場合は以下の記事にまとめています。
アメリカのクレジットヒストリー(クレヒス)作成用に選ぶ
アメリカでも日本同様にクレジットカードやローンの履歴(クレジットヒストリー)によってカード発行の審査が行われます。
そのため、移住したばかりだとアメリカでのクレヒスが積み上げられていないため、年会費のあるカードやゴールドカードは審査落ちする場合があります。
まずは、確実にクレヒスを積むために日本で申し込みできる「ANA CARD USA」や「JAL USA CARD」などアメリカで受け取り、3ヶ月~半年ほどクレヒスを積み、利用をした後に希望のカードにチャレンジすることをおすすめします。
また、日本で発行したアメリカンエキスプレスカードはアメリカで手続きを行えばUSA版を発行することが出来ます。
クレヒスのことも考えながら、「最初に作るカード」と「今後作るカード」を何枚かピックアップしておくと良いでしょう。
アメリカで短期利用におすすめなクレジットカード
ここからは、日本で作るアメリカ旅行などで短期利用する際におすすめのクレジットカードを紹介します。
長期でアメリカに行く方は「アメリカで駐在、移住する方におすすめなクレジットカード」が参考になります。
短期でアメリカ利用するクレジットカードは付帯保険や国際ブランド、ポイント還元率を見ながら自分に合ったクレジットカードを探してみましょう。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。(※Mastercardも利用可能)初めてクレジットカードを持つ人でも安心して利用できるセキュリティ性が高い「銀行系カード」のジャンルに入る。コンビニ・飲食店で高還元のため対象店舗の決済用カードとしても人気が高い
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5% ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。 |
年会費 | 永年無料 |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | iD(専用)、Apple Pay、Google Pay |
ポイント | Vポイント |
クレカ積立 | SBI証券 |
申し込み条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
追加カード | 三井住友カードWAON、PiTaPaカード 家族カード(年会費永年無料) ETCカード(年会費550円 (税込)※初年度無料※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料) |
- 対象のコンビニ・飲食店のスマホタッチ決済で※最大7%ポイント還元
- ※最短10秒でカード番号発行
- ゴールドカードは年間100万円利用で年会費無料
- ココイコ!でビッグカメラでの還元率1.0%
- 基本還元率は0.5%
- ショッピング補償がない
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料のナンバーレスクレジットカードです。アメリカでも需要の高いVisaとMastercardから選択可能。
通常のクレジットカードのように、クレジットカード番号が記載されていないため、個人情報を守ることができるでしょう。出来るだけ安全にクレジットカードを使いたいという方にもおすすめです。
クレジットカード番号は、スマートフォンアプリでVpassアプリをダウンロードすることで、簡単に確認できます。
三井住友カード(NL)は※最短10秒でカード番号の発行できるため、ネットショッピングなどですぐにクレジットカードを手に入れたい場合でも対応できます。
さらに、三井住友カード(NL)はセブン‐イレブン、マクドナルドなど対象店舗でのスマホタッチ決済で※最大7%ポイントが還元されるため、非常にお得。
三井住友カード(NL)は、海外旅行先で、クレジットカードを使うことが条件(利用付帯)になりますが、最大で2,000万円の補償が得られるため安心できます。24時間年中無休で対応しているサポートセンターもあるため、トラブルがあった時には活用できるでしょう。
三井住友カード※最短10秒 ※最大7%還元補足
【最短10秒発行】※即時発行ができない場合があります。
【対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元】
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
【セブン‐イレブンで最大10%ポイント還元】
条件達成の上で、セブン‐イレブン(※1)でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済(※2)で支払うと、最大10%(※3)ポイント還元!(※4)
(※1) 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
(※2) カード現物のタッチ決済、iD、カード差し込み、磁気取引は対象外です。
(※3) 「最大10%」は、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。「3%」のうち0.5%は、お支払い時のセブン‐イレブンアプリの会員コード提示によって付与されたセブンマイルを、Vポイントへと交換いただくことで付与されます。
(※4)2025年4月1日ご利用分より、セブン‐イレブンでのタバコご購入分のうち、本サービスによる追加の特典(+9.25%)は付与されません。
(※5)本サービスや10%還元の条件・詳細は、必ず三井住友カード公式HPをご確認ください。
エポスカード
エポスカード
カードの特徴
年に4回ある「マルコとマルオの7日間」というキャンペーンでマルイでのショッピングが10%OFFで利用できたり、SHIDAXやBIGECHOなどのカラオケ店で30%OFFになったりと、日常生活でお得に利用できるカード
- 年会費無料
- スマホアプリで管理
- 海外旅行傷害保険最高3,000万円(利用付帯)
- 基本還元率は0.5%
- 国内の旅行傷害保険は付帯していない
エポスカードは、年会費が永年無料のクレジットカードです。入会時には、特典として2,000円分のエポスポイントをゲットできます。また、多くのキャラクターデザインのカードの中から選べるのは楽しみのひとつになるでしょう。
アプリで簡単に管理できるため、家計管理も楽になるはずです。国際ブランドがVisaなので、日本国内だけでなく、海外であっても幅広く活用できること間違いありません。
年会費無料にもかかわらず海外旅行傷害保険が最大3,000万円付帯しています。利用付帯となるので、エポスカードの海外旅行損害保険を活用しようと思っているのであれば、旅行代金の支払いにエポスカードを使うことを忘れないようにしましょう。
補償内容は「障害死亡・後遺障害」が3,000万円、「賠償責任」が3,000万円になります。そのほかにも障害や携行品損害などの補償も手厚いため、利用費の高いアメリカでは重宝するでしょう。
海外旅行で使えるキャッシングサービスも付いているため、旅行先でお金が足りなくなったときにも安心です。また、エポスカードは全国のレストランや遊園地、スパなどで使える特典が付いています。
たとえば、ハワイ旅行や台湾旅行の際に10%オフで使えるクーポン券があります。国内で使えるさまざまなクーポンがあるため、気になるクーポン券を利用してみてください。
三菱UFJカード
三菱UFJカード
カードの特徴
三菱UFJニコス株式会社が発行する年会費すべての国際ブランドが選択可能なカード。安定した収入のある人であれば18歳以上から申し込み可能
発行会社 | 三菱UFJニコス | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 1,375円(初年度無料) 年1回利用で無料 |
付帯保険 | 海外・国内旅行傷害保険が最高2,000万円 ショッピング保険100万円 |
電子マネー | Applepay | ポイント | グローバルポイント |
- 対象店舗で利用すると5.5%のポイント還元
- 学生は年会費無料
- 付帯保険付き
- 通常のポイント還元率は0.5%と低め
- 利用が無いと年会費がかかる
三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料のクレジットカードです。しかし、2年目以降利用する場合も、年に1回クレジットカードを使うだけで年会費が無料になるため非常にお得といえるでしょう。
海外旅行損害保険が最高で2,000万円ついていることも大きな特徴です。利用付帯のクレジットカードとなっているため、航空券の手配や旅行先でのショッピングに三菱UFJカードを使うことが前提となっています。
また、三菱UFJカードは、海外や国内で使えるショッピング保険も提供しています。そのため、外出時の安心感を得たいという方にもおすすめです。
加えて、三菱UFJカードは、Visa、Mastercard®、JCB、AMEXという4大ブランドのクレジットカードの中から選ぶことができ、タッチ決済で支払うことが可能です。自分のライフスタイルに合わせて、カードを作ることができるでしょう。
セブン‐イレブンや松屋など対象店舗での買い物にカードを使うと、5.5%相当がポイント還元されるというシステムもあります。貯めたポイントは、ポイント交換はもちろん、Amazonギフトカードと交換することも可能です。
ラグジュアリーカード
LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)
カードの特徴
最高のステータス性を誇るカード。カード自体がチタンや24金の金属でできており、人前で使いたくなるかっこいいカードを求める方におすすめです。
発行会社 | Black Card I株式会社 | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 55,000円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1.2億円 国内旅行傷害保険最大1億円 |
Apple Pay | 対応 | 電子マネー | - |
- 最大1.5%のキャッシュバック還元率
- ポイントを航空マイレージに交換できる
- コンシェルジュサービスが充実している
- 最高1.2億円の海外旅行損害保険金
- 会員限定のサービスが豊富
- 年会費が高い
ラグジュアリーカードは、ブラッシュドステンレス加工が施されており、表面にステンレス、裏面にはカーボン素材を使用しているため存在感と耐久性に優れています。
特約店やポイント減額などがない代わりに、全ての支払いで基本還元率1.0%が適用されます。
会員費用はカードの種類で異なりますが、最も手頃なチタンカードでも、年会費が税込5万5,000円となっています。ブラックカードになると、年会費が税込11万円、ゴールドカードの場合は、年会費が税込22万円となります。
貯めたポイントはJAL、ANA、ハワイアン航空、ユナイテッド航空のマイルにも交換手数料無料で交換可能。
ラグジュアリーカードの会員になると、専属秘書のように利用できるコンシェルジュのサービスを提供しており、「すぐに繋がる電話」「メール・チャットでの対応」も実現します。持っているだけで優雅な気分を味わえるでしょう。
「時間を無駄にしたくない」という会員の気持ちに寄り添って、どんな質問や悩みにも即座に対応し、家族で泊まるホテルの相談や、喜ばれるギフトの相談、タクシーや飛行機の手配まで幅広く対応します。
電話はもちろん、メールやチャットを使って24時間365日対応。また、ラグジュアリーカードには、旅行時の1億円の付帯保険が充実しています。海外旅行だけでなく、国内旅行の保険に関しても補償額が高いため、出張や旅行に行く機会が多い人にとっても安心です。
海外旅行時のサービスが手厚く、還元率も高いため年会費が気にならなけれは1番おすすめしたいカードです。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス・グリーン)
カードの特徴
世界No.1のステータス性と言われるカードで、一般カードでもゴールドカード並の海外旅行サービスが特徴。
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
月会費 | 1,100円(税込) | 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高500万円 |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | メンバーシップ・リワード |
- 月会費制で使いやすい
- 国内・海外旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯)
- サポートが万全
- 家族カードに費用がかかる
- 還元率0.5%
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、サブリクション感覚で使える月会費制のクレジットカードです。
対象加盟店でのダイニングやショッピング、ホテルの宿泊が割引になる「グリーン・オファーズ™」という、新しいことに興味がある方にとっては魅力的なサービスがついてきます。
入会から8か月以内に対象加盟店でクレジットカードを利用した場合、1,000円ごとに150ボーナスポイントをゲットできるのもうれしいポイントです。レストランでの食事が15%オフになったり、カフェでのコーヒーが1杯無料になるサービスもあります。気になるサービスを探して使ってみましょう。
海外旅行損害保険も利用付帯となっており、最大5,000万円が保証されます。国内外の29のラウンジを無料で使えるため、旅行好きの方も満足できるはず。
加えて、さまざまなトラブルに関するサポート体制も抜群です。たとえば、海外旅行先でのトラブルが発生した場合でも、グローバルホットラインに連絡することが可能。
24時間サポートしてくれるため、安心できること間違いありません。このような魅力的な特典が税込1,100円で所持できるため、非常にお得ではないでしょうか。
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス
カードの特徴
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレスカードは、アメックスが発行する優雅な海外旅行を堪能したい方におすすめのカード
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 23,100円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高3,000万円 国内旅行傷害保険最高2,000万円 |
電子マネー | - | ポイント | Marriott Bonvoyポイント |
- 無料の宿泊特典がある
- ポイントをマイルに交換できる
- 年会費が高い
- マイル還元率が低い
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレスは、クレジットカードの継続利用と条件達成で無料宿泊特典をゲットできるクレジットカードです。
旅行好きかつ、マリオットホテルが好きな方には、おすすめできるカードと言えるでしょう。
クレジットカードを作って3か月以内に合計30万円の支払いをすると、ホテルの宿泊をはじめマイルに交換できるMariott Bonvoyポイントを利用可能。
ホテルの宿泊は日本だけでなく、世界138の国と地域にある30ブランド、8,300軒を超えるホテルで利用できます。参加ホテルでクレジットカードを利用すると、利用金額100円につき4ポイントが付くのも大きなポイントです。もちろん、日常の買い物での利用もできます。
この場合、利用代金100円につき2ポイントがたまっていきます。クレジットカード払いが多い方であれば、あっという間にポイントを貯められるかもしれません。
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレスには、海外旅行損害保険や、ショッピング保険も付帯しているため、海外旅行先でも安心できるでしょう。
アメリカで駐在、移住する方におすすめなクレジットカード
ここからは、アメリカで長期滞在する方向けに現地で発行できるクレジットカードを紹介します。
日本で利用していたクレジットカードは、日本のカード会社での発行の為、アメリカでクレジットヒストリー(カードやローンの利用履歴)を積むことができません。
最初は、日本にいながらでも発行手続きが出来るクレヒス積み上げ用のアメリカのクレジットカード「ANA CARD U.S.A」「JAL USA CARD」を作る方がほとんどです。
まずは、最初に発行されることが多いクレジットカードから順にアメリカ利用できるおすすめクレジットカードを紹介していきます。
ANA CARD U.S.A
ANA CARD U.S.A
カードの特徴
米国住所を持っているANAマイレージクラブ会員であれば申し込み可能。米国クレジットヒストリーのない方にもおすすめ
ANA CARD U.S.A.は渡米90日前から申し込み可能で、アメリカのクレヒスが無くても日本国内から申し込み可能なクレジットカード。
アメリカでクレジットヒストリーを積むために、まず最初に発行されるクレジットカードとして知名度があります。
カードは渡米後にしか発送されないので、アメリカに行く前の2~3ヶ月前に申請をしておき、現地に着いた後「3週間程度」でカードを手にすることが出来ます。
ANA系のカードはショッピングなどでマイルがたまるため、カード発行時にANAマイレージクラブ(会員費無料)というマイル管理をするための会員になることが前提となります。
ショッピングなどの利用で上限なしに1ドルにつき 1マイルがたまります。カード利用特典としてはANA機内販売品、空港内の免税店で10%割引が受けられ、フライトによるボーナスマイルも10%~25%付与されます。
ビジネスクラスチェックインカウンターの利用が可能なので、ANA国際線運航便で、カードを提示すれば優先チェックインを利用可能。
アメリカのコストコなどではMastercardを使えない所もあるため「JAL USA CARD」ではなくVisaブランドANA CARD U.S.Aをおすすめします。アメリカでどのカードを作ったらいいか分からない初心者のための1枚目のクレジットカードとして最適です。
CHASE FREEDOM UNLIMITED®
CHASE FREEDOM UNLIMITED®
カードの特徴
入会後3ヶ月間500ドル利用で200ドル分のボーナス+ガソリンスタンドで5%のキャッシュバック。年会費無料で旅行やレストランでの利用で最大5%還元
- 還元率が非常に高い
- 年会費が無料で利用できる
- 200ドルを獲得できる機会がある
- 海外取引手数料金がかかる
- 審査が厳しい
Chase Freedom Unlimitedは、高還元率で知られる大変優秀なカードのため、アメリカでのクレジットヒストリーを積んでからの申し込みをおすすめします。
最低でも1.5%付きますが、カードの使用方法によっては5%付くこともあります。日常使いするだけでポイントがたまること間違いありません。
入会から3か月以内に500ドル利用した際には、200ドルのプレゼントを受け取ることが可能です。
カードブランドもVisaなので、アメリカ国内だけでなく、日本でも普段使いしやすいでしょう。また、Chase Freedom Unlimitedには多くのキャッシュバックサービスがあります。
たとえば、Chase Freedom RewardsというChaseの旅行予約サイトを通して予約した旅行に対しては5%、ドラッグストアやダイニングでの買い物に対しては3%のキャッシュバックサービス率になります。
たまったポイントは現金として口座で受け取ることも可能ですし、ギフトカードやAmazonで使うことも可能です。
年会費が無料でカードを維持できるため、アメリカで生活する人はもちろんのこと、アメリカに旅行に行く人や出張に行く人にとっておすすめのカードといえるでしょう。
Hilton Honors American Express Card
Hilton Honors American Express Card
カードの特徴
ヒルトンホテルの利用でポイント還元率アップ。入会時のポイントが付与が多いクレジットカード。
発行会社 | American Express | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 旅行保険最大$6,000 レンタカー損害保険 |
電子マネー | - | ポイント | Hilton Honors Bonus Points |
- カード利用1ドルにつき最大3ポイント~たまる
- 発行から3ヶ月間1,000ドル利用で100,000ポイント獲得
- ヒルトン系列の利用で最大ポイント還元7倍
- 日本国内でヒルトンブランドが少ない
- 審査が厳しい
Hilton Honors Amexは、アメリカン・エキスプレスがヒルトンと提携して発行しているクレジットカードです。ヒルトンクレジットカードは合計4枚ありますが、年会費無料で発行できるのはヒルトンオーナーズカードとなります。
特典が多くメリットの多いクレジットカードの為、クレカ利用を半年~1年ほど積んでから申し込むのが理想です。
ヒルトン系ホテルを利用する方にとっては魅力的なクレジットカードではないでしょうか。クレジットカードを持つだけで、ヒルトンの上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・シルバーステータス」を保有できるという特徴があります。
主な特典として、20%のボーナスポイントなどがあり、年間2,000ドルの利用すると翌年は「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」を獲得できるため、朝食無料サービスや無料宿泊などが付いてきます。
一番安い部屋で予約しても空室さえあれば広い部屋にアップグレードでき、朝食まで付くため非常にお得になるでしょう。
また、Hilton Honors Cardはポイント還元率が高く「ヒルトンホテルの利用で7倍」「レストラン、スーパーなどで5倍」「その他の利用で3倍」となっています。
たまったポイントは、日本のヒルトンホテル予約に使ったり、宿泊料金として使用することも可能です。ホテル好きにはうれしいサービスが満載のクレジットカードとなっています。
Amex Blue Business Plus
Amex Blue Business Plus
カードの特徴
ヒルトンホテルの利用でポイント還元率アップ。入会時のポイントが付与が多いクレジットカード。
発行会社 | American Express | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 旅行保険最大$6,000 レンタカー損害保険 |
電子マネー | - | ポイント | Hilton Honors Bonus Points |
- 年会費が無料
- ANAマイルがたまる
- 2%の還元率(5万ドルまで)
- 最短10秒で審査対応
- 入会ボーナスが少ない
- 外貨手数料がかかる
Amex Blue Business Plusは、小規模法人向けのビジネスカードとなっています。個人でも作ることができるため、敷居が低いクレジットカードといえるでしょう。
年会費が無料で、還元率が2%と非常に高いため、持っていて損はありません。
ANAマイルやヒルトンポイントがたまるのも大きな特徴です。使い続ける限り期限切れの心配もないので、効率よくポイントが貯められるでしょう。
また、Amex Blue Business Plusとアメリカの楽天を紐付けておくと、Rakuten経由の買い物金額の1〜20%がマイルに還元されます。非常にお得にポイントがたまるため、活用してみてください。
加えて、Amex Blue Business Plusにはレンタカー損失損害保険がついています。カードを使ってレンタカー会社での支払いをした上で、CDWオプションを省いた方に適用される保険となっています。ただし、オーストラリア、イタリア、ニュージーランドは含まれないので注意が必要です。
さらに、 Amex Blue Business Plusには、日本のクレジットカードにはないような珍しい保険があります。延長保証保険はそのひとつです。商品購入した際に付いてくるメーカー保証をさらに1年延長させる保険です。少しでも多くの安心を得ることができるでしょう。
Chase Sapphire Preferred
Chase Sapphire Preferred
カードの特徴
発行から3ヶ月以内に4,000ドル利用で60,000ボーナスポイントを獲得可能。キャッシュバックにプラスしてUltimate Rewardsポイントがたまる
- 新規作成時と更新時(毎年)50ドルのホテルクレジット付与
- 入会ボーナス60,000ポイント
- 手荷物紛失保険は1人あたり3,000ドル
- 年会費が95ドル
- 審査が厳しい
Chase Sapphire Preferredは、アメリカのChase銀行が発行するクレジットカードです。
入会後、3か月以内に4,000ドル利用すると6万ボーナスポイント獲得できるシステムになっています。現金600ドルほどの価値があるため、非常にお得といえるのではないでしょうか。
Chase Sapphire Preferredを使って貯めたポイントは、Chase Ulitimate Rewadesと呼ばれ、幅広い使い道があることが特徴です。特に、旅行やホテルの予約で使う際に、ポイントの価値が25%アップします。
さらに、海外旅行損害保険も付いているため安心です。病気や悪天候、その他の状況で旅行がキャンセルまたは短縮された場合には、ツアー料金やホテル料金がひとりあたり最大で1万ドル、1旅行あたり2万ドル返金されるでしょう。
レンタカー保険も提供されているため、海外旅行先で運転をしたい人も安心できます。24時間年中無休で対応しているカスタマーサポートがあるため、何か問題が発生した時にはすぐに連絡してください。
Amazon Rewards Visa Card
Amazon Rewards Visa Card
カードの特徴
Amazon.com での利用で3%還元。Prime会員の場合は5%還元を受けられる。海外取引手数料無料。一般のショッピング利用では3%の還元率
- Amazonの利用で3%のキャッシュバックを得られる
- Chase Travel利用で3%還元
- Prime会員の新規発行で100ドルのAmazonギフトカード獲得
- Amazonプライム会員でないとお得感なし
- 審査が厳しい
Amazon Rewards Visa Cardは、日常使いしやすいAmazonのクレジットカードです。年会費が無料で、カードブランドがアメリカで非常に多いVisaということも大きなポイントではないでしょうか。
Chase Mobile® アプリの利用でカードが到着する前からカード番号を使い、ネットショッピングやApplePayなどでカードを利用することもできます。amazonでの還元率がプライム会員でなくても3%にアップするためAmazonを普段使いしている方にとっては、持っていて無駄にならないカードです。
プライム会員なら還元率は5%にアップするため、日本のAmazonカードとは比較にならないほどの還元率を誇ります。外貨手数料が無料なので、海外(アメリカ以外)でも安心して使うことができるでしょう。
「マイルでなくポイントを貯めたい」という方にも、Amazon Rewards Visa Cardはおすすめです。Amazonのキャッシュバックはポイントで還元されるようになっており、Amazonの買い物に使うことはもちろん、Amazon以外の割引オファーも届くため、幅広く活用してください。
Chaseが発行しているカードの為、Chase Travelからの旅行チケットなどの購入でもAmazon同様に3%還元、プライム メンバーシップの場合は5%還元となります。
Marriott Bonvoy Brilliant® American Express® Card
Marriott Bonvoy Brilliant® American Express® Card
カードの特徴
入会後半年間で6,000ドルの利用があると最大15万Marriott Bonvoyボーナスポイントを獲得可能。対象のホテルやレストランでの割引が豊富なステータスカード
- 外貨手数料金が無料
- 年に1回対象ホテルで無料宿泊できる
- 対象のホテル宿泊でボーナスポイントが6倍
- 年会費が高い
- 年会費が650ドルかかる
Marriott Bonvoy Brilliant® American Express® Cardは、マリオットの最高級といわれるクレジットカードです。マリオット系ホテルが好きで頻繁に利用する方であれば、持っておきたいカードといえるでしょう。
クレジットカードを利用して対象ホテルに宿泊すると、最大5倍のポイントを獲得できるため、非常にお得です。クレジットカードを持っているだけで、マリオット系ホテルでの朝食が無料になるサービスがあります。
年会費は650ドルと高額ではありますが、還元率が高いため、お得に利用可能。たとえば、無料宿泊特典は魅力的な特典のひとつです。毎年のカード更新日に、無料宿泊特典を獲得できるでしょう。ただし、一部のホテルに関してはリゾート料金がかかるため、注意してください。
また、対象店舗でクレジットカードを使った場合には、月額最大25ドルのキャッシュバックがあります。質のよいホテルに泊まって、非日常を経験したいという方におすすめのクレジットカードといえるでしょう。
アメリカのクレジットカード事情
アメリカのクレジットカードの歴史は第二次世界大戦後の1950年代といわれています。これは世界初の取り組みで、アメリカから世界中に広がってきました。
現在でも、アメリカはクレジットカード大国と言われ、ほとんどの会計をクレジットカードで行います。
クレジットカード払いが主流
アメリカでは、99%以上の店舗でクレジットカード払いが可能となっています。現金では支払えない店舗やレジも多くみられます。
アメリカでリサーチ事業を手掛けている「Pew Research Center(ピュー・リサーチ・センター)」の調査によると、1週間のうちに現金を使う人の割合は14%ほどしかおらず、年々減少傾向にあり、支払いのほとんどがキャッシュレスで決済されていることがわかります。
また、アメリカにおいて、クレジットカード保有率は非常に高く、2020年では79%の人がクレジットカードを持っていることがわかっています。
少額決済や割り勘もクレジットカード
日本で買い物をする際、支払う額が少ないときに現金払いを選択する人は少なくありません。
しかし、アメリカではコーヒー1杯の支払いであってもクレジットカード払いを選択する人がほとんど。加えて、クレジットカードを使って割り勘することも可能です。
たとえば、複数人でレストランで食事するとします。食事後に、テーブル席で割り勘することを伝えた後にカードを渡すと、均等に請求してもらえます。
犯罪防止になる
アメリカでクレジットカードが普及している要因として、偽札対策や盗難対策などが考えられます。
アメリカでは偽物の紙幣を使った犯罪が頻繁に起こっています。また、大金を持っている場合、盗難に遭う可能性もあるでしょう。このような背景から、現金とは違って補償が効くクレジットカードが主流となっているのです。
日本のクレヒスはアメリカでは使えない
記事中でも触れましたが、アメリカでは、クレジットカードヒストリー(カードの使用履歴)が重要視されます。
クレジットヒストリーとはカードやローンの利用履歴のことで、クレヒスを参考にカード会社が審査を行いますので、渡米したばかりでクレヒスのない人にクレジットカードを発行するカード会社は少ないです。
また、クレジットカードの支払い遅れがあったり、使用期限ギリギリまで使っていると、クレジットカードヒストリーのスコアが下がり、信用度が下がってしまいます。
就職や家を借りることにも問題が出てくることがあるでしょう。周囲からの信用を得るためにも、クレジットカードヒストリーをしっかり積み重ねる必要があるのです。
日本のクレヒスはアメリカでは共有できない
ミニマムペイメント(日本のリボ払い)が主流
日本では敬遠されるリボ払いですが、米国ではリボ払いは一般的です。
米国のクレジットカード残高支払いには「毎月全額返済する一括払い」と、「残高を翌月以降に持ち越すリボルビング払い」に分かれます。
毎月の利用分を支払い日に滞りなく済ませていれば問題ありませんが、アメリカでは支払いを翌月に分割してしまう方が多い現状です。
リボ払いにおける返済は、日本だと定額方式や残高スライド方式などがありますが、米国はミニマムペイメント方式が主流です。一般的にはリボ残高の約3%を支払う仕組みとなっています。
リボ残高には、16%ほどの年金利も残高にプラスされていきます。支払いが滞ってしまい、リボ払いによって破産することも多い国なので、日本のクレジットカード利用のように使った分は必ず支払い日に完済する癖をつけておきましょう。
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー・社会保障番号)
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー・社会保障番号)はアメリカにおける社会保障法による市民・永住者・外国人就労者に発行される9桁の番号です。日本でいうマイナンバーカードのような代物。
クレジットカード発行には身分を証明するパスポートやSSNの提示が必要になりますので渡米後は合わせて取得しましょう。
SSNは、米国籍の方及び米国の永住権を持つ方(グリーンカード保持者)、米国籍以外の方で米国内で働く許可を得た方、あるいは米国連邦年金受給のために社会保障番号が必要な方のみが取得することが出来ます。
そのため、取得資格のない方には、納税申告用として米国の税務当局である内国歳入庁IRSにより個人用納税者番号(ITIN)が発行されます。
ChaseやAMEXが発行する一部のカードはSSNが無くてもITIN(Individual Tax Identification Number個人用納税者番号)があれば発行できる券種もあります。
アメリカで主要な決済方法や電子マネー
近年、日本でもクレジットカードのほか、電子マネーを使った決済方法が一般的になってきました。
アメリカでは、どのような決済方法が一般的なのでしょうか。以下で詳しく取り上げます。
クレジットカード
カードによってはキャッシュバックの特典があり、ポイントがたまるクレジットカードを利用する人はアメリカでの主要な決済方法といえるでしょう。
現金を持ち歩く必要がなくなるため、犯罪に遭う心配が軽減できます。ほとんどの店舗でクレジットカード払いが導入されているため、旅行者でも安心です。
デビットカード
アメリカで銀行口座を開設した際、発行されるデビットカードを主要決済にしている人もいます。
デビットカードは、クレジットカードと違い利用限度額が銀行口座の残高になります。また、支払いと同時に利用額が口座から引き落とされるため、支払額を正確に明記することができるでしょう。
ただし、クレジットカードで付与されるポイントや特典を得ることはできないので注意が必要です。
PayPal
PayPalは、特にオンラインショッピングで利用されている決済方法です。
クレジットカード番号を入力する必要なく支払いできるのが大きな特徴となっています。個人間でお金のやり取りをする場合でも、個人情報を伝える必要がないため比較的安全に利用できるでしょう。
Venmo
Venmoは、PayPal傘下の送金アプリです。食事での割り勘や家賃の折半、習い事の入金などにも利用でき、特に若い世代を中心に使われています。
公式アプリをスマートフォンにダウンロードし、支払いに使用する銀行口座やクレジットカード情報、電話番号を登録するだけで簡単に利用できます。
Facebook上での友達と紐づけられるため、送金リストを作りやすいというメリットもあるでしょう。送金の際には、短いメッセージも送れるため、SNSのような感覚で利用できます。
Apple Pay
Apple Payが誕生した2014年前後には、大手チェーン店でApple Payを使った決済が利用されるようになりました。
iPhoneやApple Watchのウォレット内にクレジットカードやデビットカードを登録しておき、店頭のデバイスにかざすことで支払いを完了します。オンラインストアで使われることも多く見られます。
上記の決済方法もクレジットカードと併せて利用していきましょう。
アメリカで発行したクレジットカードの受け取り方法
「アメリカにいる間に発行したクレジットカードを日本帰国後に受け取りたい」という方もいるかもしれません。そんな時には、転送サービスを提供しているOPASを利用してみてください。
アメリカの商品転送サービスOPAS
OPASとは、Overseas Parsonal Address Serviceの略称です。アメリカの住所を提供してくれるため、日本に住んでいる方でもアメリカで発行したクレジットカードを受け取ることが可能になります。
OPASの特徴
OPASはアメリカのサービスですが、経営者が日本人のためサイト内容が日本語で閲覧できます。問い合わせする場合も、日本語でできるため難しい英語を使う必要はありません。
日本でお馴染みのヤマトを運送会社として選択できることもポイントです。値段は高くなる可能性がありますが、安心材料になるのではないでしょうか。
OPASの使い方
OPASを使うためには、まず会員登録をする必要があります。
- OPASで会員登録
- 年会費無料の基本プランと月会費15ドルかかるプレミアムプランどちらかを選択
- 会員登録へと進み、ログイン
- アメリカの住所などの個人情報入力して申し込み
- 荷物到着のお知らせ
- 送料の見積もりをリクエスト
- 料金の支払いをして完了
申し込み時はアメリカ国内の住所が表示されます。日本に戻った後も、記載されている住所と電話番号を使うことができるでしょう。クレジットカードを申し込む際も、OPASの住所と電話番号を使ってください。
注文したクレジットカードがOPASの住所に届くと、「荷物到着のお知らせ」というメールが届くはずです。商品リストを確認して、送料の見積もりをリクエストしてください。
後日、見積もり完了のメールが届くはずです。この時点で、運送会社を指定してクレジットカードで決済に進みます。また、領収書はメールに届きます。大切に保管してクレジットカードが届くのを待ちましょう。
自宅で受け取る
アメリカから郵送されてくるクレジットカードを自宅で受け取ります。アメリカから日本への郵送は、通常7〜30日間かかるといわれています。気長に待つようにしてください。
アメリカのクレジットカード利用に関する疑問点
ここからはアメリカでのクレジットカード払いに関するよくある質問をいくつかまとめました。
クレジットカード払いに関わる不安はここで解決しておきましょう。
アメリカでは、店頭で支払い方法を選ぶことができますか?
できません。
日本の多くの店舗では、1回払いや2回払い、分割払い、リボ払いなどを選ぶことが可能です。しかし、アメリカをはじめ海外では支払い方法や回数の選択することはできないので注意してください。
クレジットカードを使う際の注意点はありますか?
クレジットカードで支払う際には、必ず利用明細を確認してから会計するようにしてください。
利用料金の中にチップが含まれている場合もあるため、チップの支払いをクレジットカードで支払うか、現金で支払うかを決める必要があるでしょう。クレジットカードの紛失や盗難にも十分注意してください。
アメリカにクレジットカードを持っていくメリットはなんですか。
現金を持ち歩かなくて良いのは、大きなメリットです。両替の手間も要らず、盗難のリスクも少なくなるでしょう。
また、クレジットカードは身分証明書代わりにもなります。海外旅行損害保険付きのクレジットカードを持つことで、安心感も得られるでしょう。
まとめ
アメリカに旅行や出張に行く際、クレジットカードは必要不可欠です。5大ブランドすべてが利用できますが、VisaとMastercardを持っていれば広い範囲で使えること間違いありません。
本文では、アメリカ国内で発行するクレジットカードと、日本で発行するクレジットカード両方をまとめました。それぞれの特徴を比較して自分に合ったクレジットカードを選んでください。