楽天カードからのランクアップや毎月の支払額が増えた方向けに楽天ゴールドカードの特徴や審査基準について紹介していきます。
楽天ゴ-ルドカードは「手軽に持てるゴールドカード」としても人気のクレジットカードです。楽天カードの特典に加えて、空港のラウンジが年間2回無料で使えてワンランク上のリッチなサービスが利用できるのが魅力です。
楽天ゴールドカードの年会費やポイント還元率、審査や他の楽天カードとの違いについて比較していますので、参考にしていただければと思います。
楽天ゴールドカード
カードの特徴
年会費2,200円(税込)(2,200円(税込))で持てる格安ゴールドカード。通常ポイント還元率1.0%で人気の楽天カードの基本機能や海外旅行保険、サービスに加え、空港ラウンジサービスや楽天市場での還元率アップなど付加価値も高いのがメリット。国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類から選べる。
発行会社 | 楽天カード株式会社 | ポイント還元率 | 通常1.0%(楽天市場で5.0%) |
---|---|---|---|
年会費 | 2,200円(税込) | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy | ポイント | 楽天ポイント |
楽天カードゴールドの審査について
楽天カードゴールドを作るにあたって審査基準を気にする方は多いでしょう。「ゴールド」と聞くとそれだけで審査が厳しそうなイメージがあります。ですが、他社のゴールドカードと違い審査基準は低めと言われています。
【楽天ゴールドカードの審査基準】
- 年収200万円以上
- 年齢20歳以上
- 安定収入がある
- 滞納記録がない
上記の通りで「仕事をして支払いの滞納が無い方」でしたら十分ゴールドカードを手にできる可能性はあります。
審査難易度は高くない
クレジットカードの審査難易度は大きく「銀行系」「交通系」「信販系」「流通系」「消費者金融系」という枠に分かれています。銀行系のカードは審査難易度が高く、消費者金融系が一番低くなります。
クレジットカード審査では収入や勤務先、過去の支払履歴などが各社の基準によって審査されますが、その基準値の高さで難易度が決まります。
- 銀行系(三井住友カードなど)
- 交通系(JALカードなど)
- 信販系(JCBカードなど)
- 流通系(イオンカードなど)
- 消費者金融系(アコムのカードなど)
楽天ゴールドカードは流通系のカードに類別されているため一般のクレジットカードジャンルでは審査難易度の低い位置にいます。銀行系~信販系よりも難しい審査基準ではないと言えます。
年収200万円以上、安定収入がある
楽天ゴールドカードの申し込み資格は、原則として「20歳以上で安定収入のある方」となっています。年収200万円と明記されているわけではないのがポイント。
年収が到達していても安定しているか、勤続年数なども審査基準として判断される可能性もあります。
利用限度額が200万円
楽天ゴールドカードの利用可能額は最高で200万円となっていますが、審査によって利用可能額は変動します。ゴールドカードの利用限度額は200万円から300万円であることが多く銀行系のカードでも一緒です。
「出費が多く利用限度額を増やしたいけど、審査が厳しいのはチョット・・・」「かっこいいからゴールドカードにしたい」という方まで申し込みやすいのが楽天ゴールドカードです。
滞納記録がない
クレジットカードの支払いを滞納すると信用情報機関に記録されます。信用情報機関はクレジットカード会社が共有できる情報となっており審査基準の重要な項目としています。
過去5年間にわたり、滞納記録を審査されますので「支払いが遅れたことがあるかも」と思う方は難しいかもしれません。
最短どれくらいで発行できる?
楽天ゴールドカードは申し込み手続き後、最短で約一週間後に届きます。即日発行には対応していません。カード受取りの際には本人確認書類が必要となります。
審査パスのインビテーションが届くことも
すでに楽天カードをお持ちの方は利用状況によってrakutenからゴールドカードの案内(インビテーション)が送られてくることがあります。
インビテーションが送られてくる方は年間利用が100万円以上で、支払いの遅れも少ない方が多いです。一見審査がパスされそうな気がしますが審査は行われます。
ごく一部の方は審査に落ちることもあるようですが、招待が来ている以上、審査はほぼ通ると思っていいでしょう。
年会費について
楽天ゴールドカードの年会費は、2,200円(税込)となっています。他社のゴールドカードでは年会費が高額になる事もありますが、楽天ゴールドカードは比較的良心的な年会費となっています。
例えば、アメックスのゴールドカードでは年会費が31,900円(税込)なのでその差は歴然です。2,000円程度の年会費で空港ラウンジが無料で利用できるのは楽天ゴールドカードの大きなメリットでしょう。追加カードとして家族カードを発行した場合は、家族一人につき550円(税込)の年会費がかかります。
年会費無料になる条件は何か
他社のクレジットカードでは年会費無料となる事もありますが、現在のところ楽天ゴールドカードは年会費無料にはなりません。しかし、入会時に新規入会キャンペーンとして年会費以上のポイントがもらえるケースもあるため、年会費分の出費をカバーできる可能性はあります。
審査も難しくなく、ゴールドカードにしては年会費も安いため一般カードと同じような感覚で申し込んでみても良いかもしれません。
楽天カードゴールドのポイントについて
ポイント還元率
楽天ゴールドカードは100円の利用につき1楽天ポイントがたまる、通常還元率1.0%のカードです。たまったポイントは、1ポイント1円として楽天の色々なサービスで利用できるほか、電子マネーの楽天EdyやANAマイルに交換する事もできます。
ポイントの貯め方
楽天ゴールドカードには「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」というシステムがあり、楽天市場など楽天のサービスを利用するとポイント還元率がアップします。
例えば、楽天ゴールドカードを使って楽天市場でショッピングをすると、通常のポイント1倍にプラスしていつでも楽天市場の全商品がポイント3倍、更にゴールドカードは1倍のポイントも付くため、合計5倍のポイントがたまります。楽天市場の他には楽天トラベルの利用でいつでもポイント2倍、ポイントの加盟店では最大3倍となる、ポイントが貯めやすいカードです。
※特典進呈には上限や条件があります。
街でのショッピングの際も、楽天ポイントカード機能付き楽天ゴールドカード裏面にあるバーコードを読み取る事により、楽天ポイントカード分と楽天ゴールドカードの支払い分で楽天ポイントが最大2倍たまります。
ポイント有効期限
楽天ポイントは、通常ポイントに加えてキャンペーンなどでもらえる期間限定ポイントがあり、通常ポイントの有効期限は1年間となっていますが、期間限定のポイントは有効期限が一ヵ月程度と通常ポイントよりも短くなっています。
通常ポイントの利用期限は1年ですが、通常ポイントを獲得するごとにその月を含めた1年間、利用期限が自動的に延長になるため、定期的に通常ポイントを獲得していればそれほど利用期限を気にする必要はないでしょう。
付帯保険について
海外旅行傷害保険
楽天ゴールドカードには海外旅行傷害保険が付帯していて、傷害死亡や後遺障害、賠償責任で最高2,000万円の補償が受けられます。補償は利用付帯となっていて、楽天ゴールドカードでツアー代金などを支払っている必要があり、旅行中の携行品の破損にも保険が適用されます。
商品未着あんしん制度
楽天ゴールドカードの保険のひとつとして、楽天市場で商品を購入した後に店舗と連絡が取れなくなった場合、調査後に請求を取り消してくれる「商品未着あんしん制度」があり、ネットショッピングも安心して利用する事ができます。
楽天プレミアムカードとの違いを比較
楽天ゴールドカードの上位カードに位置付けられている「楽天プレミアムカード」は、年会費が11,000円(税込)かかりますが、利用可能額は最高300万円となり、世界120か国・900カ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」の会員カードを無料で申し込む事ができます。
空港ラウンジでは、ドリンクサービスやインターネットサービスが無料で利用でき、トラベルデスクにも対応しているため海外旅行時のサポートも充実しています。保険も海外旅行と国内旅行の傷害保険が最大5,000万円まで補償となっているほか、ショッピング保険である動産保険も最高300万円まで付いています。ポイント還元率については楽天ゴールドカードと同じです。
楽天ゴールドカードのデメリット
ポイント還元率は低め
楽天ゴールドカードのポイント還元率は通常1.0%となっているため、ポイント高還元を謳っている他社のクレジットカードと比較するとやや低めです。ただし、楽天市場で頻繁に買い物をするという場合はポイント還元率がアップするため、使い方によってお得度が変わってきます。
国内旅行傷害保険やショッピング保険がない
楽天ゴールドカードには、国内旅行傷害保険やショッピング保険が付帯していません。これらの保険が必要な場合は、他のカードを申し込むしかありません。
海外キャッシングの手数料が高い
楽天ゴールドカードは海外でのキャッシングサービスにも対応していますが、返済方式がリボ払いに限定されているためやや高くなっています。海外でキャッシング利用する際は、使い過ぎに注意する必要があるでしょう。
楽天ゴールドカード
カードの特徴
年会費2,200円(税込)(2,200円(税込))で持てる格安ゴールドカード。通常ポイント還元率1.0%で人気の楽天カードの基本機能や海外旅行保険、サービスに加え、空港ラウンジサービスや楽天市場での還元率アップなど付加価値も高いのがメリット。国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類から選べる。
発行会社 | 楽天カード株式会社 | ポイント還元率 | 通常1.0%(楽天市場で5.0%) |
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年会費 | 2,200円(税込) | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy | ポイント | 楽天ポイント |