Oliveフレキシブルペイは、三井住友カードよりもポイント還元率が高く、「三井住友銀行」「クレジットカード」を1つのIDで一括管理ができます。
すでに三井住友カード(NL)をお持ちの方で、Oliveへの切り替えを検討する方も多くなってきています。
切り替えに関しては、「使い始めるまでの機能の理解」と「従来カードからの切り替えではなく新規発行」という所にデメリットを感じる方が多い傾向にあります。
ですが、三井住友カード(NL)よりも対象店舗でのポイント還元率が高いのでメリットは非常に大きいです。
この記事では、Oliveの発行を考えている方向けに「デメリット」「メリット」について解説していきます。
Oliveフレキシブルペイ(一般ランク)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。1枚でキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードが選択可能。銀行とVpassアプリを一括管理できる。Vポイントアッププログラムは最大20%還元※クレジットモード付のみ
発行会社 | 株式会社 三井住友銀行 |
---|---|
国際ブランド | Visa |
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 永年無料※一般ランクのみ |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | iD、ApplePay、Googlepay |
ポイント | Vポイント |
申し込み条件 | デビットモード、ポイント払いモード:制限なし クレジットモード:18歳以上の方(高校生除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円 利用無料 |
- デビットカードなら0歳から発行できるのでお子様の銀行口座開設にも最適
- アプリで銀行、証券、ポイント、クレカすべてを管理できる
- Olive限定のVポイントアッププログラムを利用すれば対象店舗で9%還元は確実
- 三井住友カード(NL)からOliveへのクレカ番号引継ぎはできない(新規発行)
- カードの引き落とし先が三井住友銀行に限定される
- 国際ブランドはVisaのみだが国内外のシェアNo.1

目次
三井住友銀行Olive切り替えのデメリット
Oliveは2023年3月1日から始まり、アカウント開設が300万口座に到達致しました。
メリットやデメリットも存在しますが、投資意識の高まりとともにポイント還元がお得なOliveが注目されています。
オリーブの詳細説明を入れながらデメリットについて解説していきます。
前提として「切り替え」ではなく「追加発行」がおすすめです
すでに三井住友カード(NL)をお持ちの方は、「Oliveは切り替えるのが面倒だけどポイント還元率が魅力」と考えている方が多いでしょう。
そもそも切り替える必要が無く、三井住友カード(NL)の "おまけ" として発行するのもおすすめです。
筆者は三井住友カード(NL)、ビジネスオーナーズ、Oliveを所持しており、Oliveはポイント還元率を上げるためだけに発行しました。
「切り替え」と考えると「カード払いの変更などの手間」「今の口座引き落としも変更しなくては」など悩みが増えますが、追加発行ならカードと口座が増えるだけでデメリットははぼありません。
三井住友カードとOliveの2枚持ち活用方法は以下で解説しています。
カードの引き落としは三井住友銀行のみ
Oliveフレキシブルペイはあくまでも、銀行で発行する「クレジット機能付きキャッシュカード」になります。
ですので、利用分を引き落とす銀行口座は三井住友銀行のみに限定されています。
「会社都合で給料の振込先を変更できない」
「カード引き落とし先を三井住友銀行以外で考えている」
上記のような方には不便でしょう。
三井住友銀行を利用する予定がない人は、他の三井住友カード(NL)なら銀行口座を選べるので、Oliveと既存カードを併用するか、自動振り込みサービスを利用すると便利です。
定額自動送金を使おう
定額自動送金
Oliveアカウントを契約している場合、定額自動送金取扱手数料、振込手数料のいずれも無料で利用することができます。
このサービスを利用すれば、Oliveのクレカを使いながら給料の振込口座から自動で送金することができるので、カードの引き落としも安心です。
クレジットカードだけの利用者は機能が増えすぎる
Oliveを初めて利用する方は、多機能なクレジットカードだと感じる方も多いでしょう。
特に「クレジットモード」「ポイント払いモード」「デビットモード」の存在で意味が分からなくなります。
ですが、基本的には「クレジットモード」をメインとして利用していけば、一般的なクレカと変わりありません。クレジット機能が付いているのに、あえてデビットモードを使う機会も少ないです。
三井住友カード(NL)を利用している方であれば、「三井住友銀行アプリ」が増えるだけなので、違和感なく発行できるカードとなります。
あとは、Vポイントアッププログラムの項目を順に満たしていくことで上手に活用することができます。
各種三井住友カードからの切り替えができない
Oliveアカウントは、新規カード発行なのでカード番号は引き継がれません。切り替えではなく新しくカードを増やすことになります。
Oliveをメインカードにしたい場合は、クレジット払いしている公共料金や固定費がある場合は支払いの変更が必要です。
最初は2枚持ちして徐々に変更するのがおすすめ
Oliveをサブカードとして発行すれば、支払いの切り替え作業はなくなります。
ですが、ゆくゆくはOlive1枚にまとめたい場合は徐々に変更していきましょう。
支払いの切り替えが完全に終わるまでは「三井住友カード」+「Olive」の2枚持ちをおすすめします。近年では支払先の変更はインターネットでできるところが殆どなので、さほど時間はかかりません。
切り替えの場合はカードによって以下のような手続きが発生します。
銀行キャッシュカードから切り替え:既存カードが使えなくなるからすぐに変更が必要
すでに三井住友銀行のキャッシュカードをお持ちの場合は口座番号が引き継がれるため銀行引き落としは変更する必要はありません。クレジット払いのみ変更が必要になります。
既存カードの解約は使用感を確かめてから
「支払いカードを変更するのは面倒」と考える方はOliveフレキシブルペイをサブカードとして発行し、今までの三井住友カード(NL)はそのまま使うのが得策です。
Oliveは既存のSMBC IDで発行できるので、三井住友カード(NL)も同率のポイント還元率を受けられます。
サブカードとして発行してもメリットの方が大きいです。
国際ブランドはVisaのみ
Oliveフレキシブルペイが対応している国際ブランドはVisaのみとなっています。
クレジットカードの三井住友カード(NL)はVisaとMastercardの取り扱いがありましたが、Oliveフレキシブルペイでは選ぶことができません。
ですが、国内外問わずVisaはシェア率ナンバーワンです。ですので、Mastercardの利用が多いヨーロッパ方面に行かない限りは不便と感じることはないでしょう。
クレジットモード審査不合格もある
クレジットモード | デビットモード | ポイント払いモード | |
---|---|---|---|
海外ATMでの出金 | × | ○ | × |
Vポイントアッププログラムの利用 | 〇 | × | × |
Visaでの支払い | 〇 | 〇 | 〇 |
ガソリンスタンドでの支払い | 〇 | × | × |
一部ホテルでの支払い | 〇 | × | × |
航空会社での機内販売での支払い | 〇 | × | × |
各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金の支払い | 〇 | 〇 | × |
新幹線のチケットなど換金性商品の購入に関する支払い | 〇 | 〇 | × |
iDでの支払い | × | 〇 | × |
ETC・PiTaPaでの支払い | 〇 | × | × |
Oliveフレキシブルペイは基本機能が銀行のキャッシュカードとなります。
クレジットモードの審査に落ちてしまった場合は、通常通り銀行の入出金が可能なデビット付きキャシュカードが発行されます。
今までクレカ、ローンの支払などで滞納がある方は、クレジットモードの審査が否決されることもあるので注意しましょう。
ここからはOliveの基本機能とメリットを解説していきます。
三井住友銀行Oliveフレキシブルペイの基本情報
一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |
---|---|---|---|
クレジットカード | ![]() |
![]() |
![]() |
国際ブランド | Visa | Visa | Visa |
年会費 | 無料※一般ランクのみ | 5,500円(初年度無料) | 33,000円(初年度無料) |
年会費優遇 | - | 年間100万円利用で翌年以降の年会費永年無料 | 100万円利用ごとに10,000ポイントプレゼント |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
ショッピング保険 | なし | 300万円 | 500万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最大5,000万円 |
国内旅行傷害保険 | なし | 最高2,000万円 | 最大5,000万円 |
電子マネー | Apple Pay / Google PayTM | Apple Pay / Google PayTM | Apple Pay / Google PayTM |
公式サイト |
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行のキャシュカードに「三井住友カード(NL)」の特典が付いたイメージとなります。
ゴールドカードに関しても年間100万円利用で翌年以降年会費無料のシステムは引き継がれていますので、既存の三井住友カード(NL)シリーズと一緒のイメージです。

Oliveゴールドは、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料となるだけでなく、10,000ポイントものVポイントを獲得できます。基本還元分のポイントと合わせると、100万円の利用で計15,000ポイントの獲得が可能です。実質的な還元率は1.5%と高く、ポイントアップの対象店舗で利用すればさらに多くのポイントを獲得できます。
年間100万円の利用は、毎月8.4万円の支払いで達成できる計算です。食料品や日用品、携帯料金、保険料、水道光熱費などの支払いを集約できるのであれば、Oliveゴールドを選ぶのも1つの方法です。
基本は2つのアプリを確認しておくだけ
「Oliveは機能がありすぎて難しい」と感じる方もいますが、基本的には通常のクレジットカードと同じ使い方をして、2つのアプリでたまったポイントや口座残高、カード利用額を確認しておくだけです。
主に利用するアプリは「三井住友銀行アプリ」で銀行の管理をして、「Vpassアプリ」でクレジットカードの管理をします。
三井住友銀行アプリ
アプリの特徴
Vpassアプリ
アプリの特徴
三井住友カードを持っている方は、すでにVpassアプリで利用しているIDでOliveを発行すればアプリが紐づけされます。
三井住友銀行アプリは毎月ログインだけしておけば還元率が1%アップするので忘れないようにしましょう。
クレジット機能のないデビットカードも発行できる
クレジットモード搭載時は年齢条件が付き、カード審査が必要となります。
クレジットモードを搭載しなければ、デビットモードが付いた銀行のキャッシュカードとしても使えるため、お子様の口座開設としても発行可能。
申し込み年齢条件
デビットモード、ポイント払いモード | クレジットモード | |
---|---|---|
一般ランク | 制限なし(0歳~) | 18歳以上の方(高校生除く) |
プラチナプリファード・ゴールド | 18歳以上 | 満20歳以上でご本人に安定継続収入のある方 |
クレジットモードのない「デビット機能付きのキャッシュカード」として一般ランクを利用するなら年齢制限はありません。0歳から申し込み可能です。
また、Oliveフレキシブルペイはあとからクレジットモードを追加することができないため、クレジットモードとして利用したい場合は、既存のOliveフレキシブルペイを退会(解約)のうえ、改めてOliveフレキシブルペイを新規発行する必要があります。
ポイント還元率
支払いモード | ポイント還元率(一般、ゴールド) | ポイント還元率(プラチナプリファード) |
---|---|---|
クレジットモード | 0.5% | 1.0% |
デビットモード | 0.5% | 1.0% |
ポイント払いモード |
一般ランクのOliveフレキシブルペイは200円(税込)の利用で1ポイントのVポイントがたまります。プラチナプリファードランクになると基本還元率が倍の1%還元にアップします。
ポイントの付き方
・1.0%:100円(税込)につき1ポイント
・0.25%:400円(税込)につき1ポイント
他社カードでは1,000円ごとにポイントが付与されるカードもあります。
ですが、Oliveフレキシブルペイに関しては100円~400円でポイント付与となるため、少額のお買い物でもポイントが付与されます。
非接触決済
スマホ | Apple Pay、Google Pay、iD、Visa |
---|---|
カードタッチ | Visaタッチ、Mastercardコンタクトレス |
Oliveフレキシブルペイは、Apple Pay、Googleウォレットなどに入れることで、スマホで「カードのタッチ決済」「iD」などの支払いが可能となります。
iPhoneなら、サイドボタンまたはホームボタンを2回押すとウォレットアプリが立ち上がるので、店員さんへの伝え方で支払い方法を変えることができます。
カード本体は、差し込みやタッチでも決済できます。
タッチ決済の仕方によって還元率が変わる
対象のコンビニ・飲食店で、タッチ決済で支払うとポイント還元率が上がるVポイントアッププログラムの特典は、決済方法によって還元率が変わるので注意が必要です。
スマホでタッチ決済:7%ポイント還元
現物のカードの場合、ご利用金額200円(税込)につき5%ポイント。スマホのタッチ決済の場合、ご利用金額200円(税込)につき最大7%ポイント還元となります。
また、「iD」「カードの差し込み」「磁気取引」はVポイントアッププログラムの対象とならないので0.5%還元となります。
対象店舗で支払いの際には、「iDで」「Apple Payで」と伝えるとiDでの処理となります。
そのため、お店では「クレジットで」と店員に伝えた上でスマホをかざしてカード払いするようにしましょう。
三井住友銀行Olive(オリーブ)のメリット
OliveはVポイントを貯めながら効率よく立ち回っていく方なら利点が多く、固定費の支払いやキャッシュレス決済、積み立てなども三井住友のサービスにすべてを寄せていくのがおすすめです。
Oliveは「Vポイント経済圏」をグレードアップしてくれます。利用するにあたってのメリットを紹介していきます。
銀行口座の管理が楽になる
Oliveを発行すると、現在では主流となるWeb通帳(通帳不発行方式)が発行され、銀行口座がアプリ管理となりますので、銀行に行く必要がなくなります。
画像は実際の利用画面となりますが、VポイントとSBI証券、三井住友カードも連携していますので、利用額などが簡単に確認できます。
Web通帳のメリット
・明細にはコメントや色付けできる
・30年後までさかのぼって明細が見られる
・振り込みもスマホで完結
・24時間残高確認可能
支払い忘れの振り込みなども、銀行に行かずに夜中でも申し込み可能となります。
5つの機能をアプリで管理
Oliveフレキシブルペイは1枚で4つの機能が備わっており、アプリに三井住友カードの他のカードを登録することで、別のカード管理も可能となります。
・クレジットカード:クレジット決済
・デビットカード:銀行残高から利用分を即時引き落としでお買い物ができる
・ポイント払い:貯まったポイントで支払い
・追加カード:アプリに登録したカードで支払い
「銀行のカード」「ポイントカード」「クレジットカード」と分けて持つ必要がなく、スマホ1台あれば財布を持つ必要もありません。
SBI証券も連携できる
クレカとSBI証券を連携することで以下のメリットがあります。
・三井住友銀行アプリでSBI証券の口座残高・損益状況の確認ができる
・三井住友銀行アプリからSBI証券のログイン手続き不要(60日)
SBI証券はポイントアッププログラムの対象であるため、対象店舗でのポイント還元率底上げも可能。
Vポイント投資の利用やNISA口座での投資信託の保有額が一定以上あれば、ポイント還元率を最大2%アップさせることができます。
Olive申し込み時にSBI証券の同時申し込みができるのも魅力です。
Vポイントアッププログラム項目が三井住友カードよりも多い
対象の店舗でポイント還元率が上がる「Vポイントアッププログラム」にはOlive限定項目があります。
Oliveアカウント未契約の三井住友カード(NL)では最大15.5%還元ですが、Oliveなら最大20%ポイント還元です。
特に容易に達成できる「アプリログイン」「選べる特典」が付いてくるのは大きなメリットといえます。
Oliveと三井住友カード(NL)のポイント付与項目比較
Oliveフレキシブルペイ | 三井住友カード(NL) | |
---|---|---|
クレジットカード | ![]() |
![]() |
最大7%ポイント還元 | ○ | ○ |
家族ポイント 最大+5% | ○ | ○ |
アプリログイン +1% | ○ | × |
選べる特典 +1% | ○ | × |
SBI証券 +2% | ○ | △(1.5%) |
住友生命 +2% | ○ | ○ |
外貨預金 +2% | ○ | × |
住宅ローン +1% | ○ | × |
SMBCモビット +1% | ○ | × |
最大還元率 | 20% | 15.5% |
公式サイト |
20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
アプリにログインするだけで+1%で、選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択することで+2%還元を受けられます。
簡単に対象店舗で9%還元にすることができます。
以下は各項目の達成条件となります。
各項目の達成条件
項目 | 還元率 | 達成条件 |
---|---|---|
カードの通常ポイント | 0.5% | 通常のクレジット決済で付与 |
対象店舗 | +6.5% | 対象店舗でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済を利用 |
家族ポイント | +5.0% | 家族ポイントに6人以上登録(主会員1人+従会員5人以上) |
選べる特典 | +1.0% | 選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択 |
SBI証券 | +1.0% | 当月のVポイント投資で合計10,000ポイント以上利用 |
+0.5% | NISA口座の投資信託200万円以上保有 三井住友カードor三井住友銀行仲介口座限定 |
|
+0.5% | NISA口座の投資信託100万円以上保有 Oliveフレキシブルペイ+三井住友カードor三井住友銀行仲介口座限定 |
|
住友生命 | +2.0% | 「Vitalityスマート for Vポイント」加入とVitality健康プログラムの利用 |
外貨預金 | +1.0% | 当月中、1回あたり1万円以上の外貨積立引落 |
+1.0% | 残高が1万米ドル相当額以上で | |
住宅ローン | +1.0% | Oliveアカウントにご契約の上、住宅ローンのご契約 |
SMBCモビット | +3.0% | 三井住友カード カードローン premium/plusまたは、モビットカードローンの返済方法を、お持ちのOliveアカウントご契約口座での引き落としに設定されている方がご利用 |
上記の基準をすべて満たせば最大還元率を20%としてポイント還元を引き上げることができます。
20%を超えた場合でも最大は20%となりますので注意が必要です。
キャンペーンではなく常時還元という点が注目を集めており、対象店舗も豊富なラインナップが揃っています。
最大※7%ポイント還元の対象店舗
Oliveを利用して使い始めるだけで数%は還元率の上昇が見込めます。ポイントアップが目的ならOliveを発行しておくのは間違いないでしょう。
※最大20%還元補足
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 ※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※¹ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※² ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
セブン‐イレブンはポイント10%還元
決済方法 | 2024/10/15 | 2025/1/1~ |
---|---|---|
スマホタッチ決済 | 最大10.0% | 最大10.0% |
カードタッチ決済 | 5.0% | 1.5% |
優待店舗の中でもセブン‐イレブンは優遇されており、セブン‐イレブンアプリを利用することで最大10%還元を利用することができます。
ポイント内訳はセブンマイルが0.5%還元で、Vポイントが9.5%還元となり、セブンマイルは等価でVポイントへ交換可能。
利用手順は以下となります。
- セブン‐イレブンアプリをダウンロード
- 7iDとVポイントを連携
- VpassとVポイントを連携
- Oliveをスマホに設定
- 会計時にセブンアプリ会員コード提示
- スマホのタッチ決済を実施
セブン‐イレブンは2025年以降も還元率が優遇されており、カードタッチ決済を改悪する代わりにスマホタッチ決済が優遇されます。
その他の店舗に関しては7%還元は継続するため、コンビニ利用はセブン‐イレブンを利用していくと多くのポイントを貯めることができます。
Olive発行後は同時にセブン‐イレブンアプリもダウンロードしておきましょう。
三井住友カード(NL)もOliveの還元率が受けられる
すでに三井住友カード(NL)を所持している方は、同じSMBC IDでOliveフレキシブルペイを発行することで、Oliveと同じ還元率を受けることができます。
お持ちの三井住友カード(NL)が※7%還元で、Oliveフレキシブルペイが9%還元だった場合、両方のポイント還元率が9%となります。
三井住友カード※最短10秒 ※最大7%還元補足
【最短10秒発行】※即時発行ができない場合があります。
【対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元】
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
【セブン‐イレブンで最大10%ポイント還元】
条件達成の上で、セブン‐イレブン(※1)でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済(※2)で支払うと、最大10%(※3)ポイント還元!(※4)
(※1) 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
(※2) カード現物のタッチ決済、iD、カード差し込み、磁気取引は対象外です。
(※3) 「最大10%」は、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。「3%」のうち0.5%は、お支払い時のセブン‐イレブンアプリの会員コード提示によって付与されたセブンマイルを、Vポイントへと交換いただくことで付与されます。
(※4)本サービスや10%還元の条件・詳細は、必ず三井住友カード公式HPをご確認ください。
Olive LOUNGEが利用できる
店舗 | アクセス |
---|---|
下高井戸 | 東京都世田谷区赤堤4-47-10 |
渋谷 | 東京都渋谷区宇田川町20-2 |
「Olive LOUNGE」は三井住友銀行とスターバックスやシェアオフィスが一体となったOlive会員向けのラウンジです。
現在、渋谷と下高井戸で利用することができ、スタバやラウンジでもスマホ決済を利用すると10%還元を受けることができます。
B1FはOliveユーザー専用エリアとなっており、Oliveを提示することで同伴者1名まで無料で利用可能となっており、スタバで購入した飲食物も持ち込み可能です。
カード発行後にゴールドなどへランク変更できる
通常、クレジットカードは一般カードからゴールド、プラチナにランクを上げる際には新規で申し込みが必要となります。
Oliveの場合はアプリからランクの変更が可能なので、ランクの上下の申し込みが簡単です。
ランク変更には通常のクレカ申し込み同様に再度審査が入り、カード番号等も変更になるので注意しましょう。
三井住友銀行Olive(オリーブ)発行後の有効活用方法
Oliveはネットショッピングサイトを持つ「楽天」や「PayPay」などの経済圏と違い、金融に特化した経済圏を確立しています。
SBI証券口座の同時開設もおすすめ
Olive申し込み時はSBI証券の口座開設も同時にできます。
SBI証券は他社証券口座と比較してもポイント還元率が高いため、これから投資信託を利用する方なら三井住友系のカードは必須となります。
資金に余裕がある方であれば、ポイント還元に特化したプラチナプリファードの発行をおすすめします。
つみたてNISAなどの投資信託
近年では老後の積立投資が流行していますが、SBI証券でも「つみたてNISA」が利用できます。
Oliveフレキシブルペイでクレカ積立を行うとVポイントが還元され、付与されたポイントはスポット買付けなどで利用できます。
カードランクによってポイント還元率が違うため、以下記事を参考にしていただければと思います。
三井住友カードとOliveフレキシブルペイはどちらを選ぶ?
「三井住友カード」と「Olive」どちらを発行しようか迷う方も多いでしょう。選び方は以下を参考にするのがおすすめです。
カード | おすすめユーザー |
---|---|
三井住友カード(NL) | ・三井住友銀行以外を引き落とし口座にしたい人 ・国際ブランドをMasterCardにしたい人 |
Oliveフレキシブルペイ | ・三井住友銀行の口座をよく利用する人 ・クレジットカードやキャッシュカードなどを1枚にまとめたい人 |
Oliveはコンビニや飲食店の還元率が優遇されているため、三井住友銀行の口座をよく利用する人はOliveを利用するのがベストです。
Mastercardを選びたい人や、三井住友銀行以外を引き落とし口座で利用したい方は三井住友カード(NL)を選択すると良いでしょう。
Oliveフレキシブルペイの旅行傷害保険
Oliveフレキシブルペイには「旅行傷害保険」「選べる無料保険」が付帯していますので、カードランクごとに紹介します。
海外旅行傷害保険(利用付帯)
補償項目 | 一般 | ゴールド | プラチナプリファード |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最大5,000万円 |
傷害治療費用 | 50万円 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 50万円 | 100万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,500万円 | 5,000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 15万円 | 20万円 | 50万円 |
救援者費用 | 100万円 | 150万円 | 500万円 |
国内旅行傷害保険(利用付帯)
補償項目 | ゴールド | プラチナプリファード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最大5,000万円 |
入院保険金日額 | - | 5,000円 |
通院保険金日額 | - | 2,000円 |
国内旅行傷害保険については一般ランクのOliveフレキシブルペイは対応していません。
海外・国内の旅行傷害保険は共に利用付帯となっていますので、旅行の際に公共交通乗用具(電車、バス、タクシーなど)のご利用代金をクレジットカードを使って支払うと適用条件を満たすことが出来ます。
選べる無料保険
Oliveフレキシブルペイには以下の「選べる無料保険」がついており、初期設定は旅行安心プランとなっています。
・ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
・弁護士安心プラン(弁護士保険)
・スマホ安心プラン(動産総合保険)
・日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
・ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
・持ち物安心プラン(携行品損害保険)
カードランクによって対象とならないプランもあります。
例えば一般ランクのOliveフレキシブルペイは「海外旅行傷害保険」程度しか付帯していないため、付帯保険を重視する方はプラチナプリファードランクの発行を推奨します。
三井住友銀行Oliveに関するよくある質問
Oliveフレキシブルペイ発行に関する疑問点をいくつかピックアプして紹介します。
Q1:Oliveの選べる特典は2個選べる?
質問1
Oliveアカウントは一般とゴールドの選べる特典は1個です。プラチナプリファードなら2個選べるので、プラチナランクを検討すると良いでしょう。
プラチナプリファードは「Vポイントアッププログラム+1%」を2個選択することも可能です。
Q2:すでに三井住友銀行口座を持っている
質問2
すでに三井住友銀行の口座を持っている場合は、Oliveに切り替えるか、別の支店(Olive)で2つ目の口座開設が可能です。
Oliveアカウント契約口座は、ひとりにつき1口座のみ申し込みとなっていますので、Oliveの口座を2つ利用することはできません。
Q3:学生でも申し込みできる?
質問3
Oliveゴールドの申し込み条件は「満20歳以上でご本人に安定継続収入のある方」となっていますので20歳以上で本人収入のある大学生なら申し込み可能です。
ですが、ゴールドカードは安定した収入が求められることが多く、クレジットモードの付かないカードが発行される可能性もあります。
クレジット決済を目的としたゴールドカードへの申し込みは、アルバイトではなく社会人になってからの方が確実です。まずは一般ランクへの申し込みをおすすめします。
Q4:子供にOliveのデビットカードを作りたい
質問4
Oliveは18歳以下であれば、銀行口座開設と同時にクレジットモードのないデビットカードが発行されます。
※高校生でも高校卒業年の3月1日以降に申し込むと、クレジットモード審査対象となります。「クレジット機能なし」という選択肢はないため、デビットモードをメインとして利用するか、利用制限サービスを設定すると良いでしょう。
中学生以下のお子様でも、親権者の本人確認ができれば0歳から利用できます。
Q5:ゴールドの年間100万円が達成できないかも
質問5
100万円修行の期間は、カードに加入した月の12ヶ月後末日までとなります。 例えば2024年11月15日に加入した人は、2025年11月31日までに100万円以上の利用があれば修行達成となります。
Vpassアプリで「あなたのサービスご利用状況」で特典達成条項と対象期間を確認できます。達成が難しい場合は、三井住友銀行アプリでアカウントランクを「一般」に変更可能です。
ゴールドの初年度年会費は入会月の翌々月2日(土日の場合は翌営業日)に、デビットモード(口座から引き落とし)にて請求済となっています。
Oliveはポイントがザクザクたまる優秀なクレカ
Oliveフレキシブルペイはメインでもサブでも優秀なクレカでした。特に三井住友カード(NL)とは相性抜群なため、セットと考えて発行するのもいいでしょう。
Oliveフレキシブルペイゴールドランクは年会費がかかるため、サブカードとして発行する場合は年会費のかからない一般ランクの発行をおすすめします。
Oliveを発行すれば、コンビニや積立NISAなどで今以上にザクザクポイントをためられるでしょう。
Oliveフレキシブルペイ(一般ランク)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。1枚でキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードが選択可能。銀行とVpassアプリを一括管理できる。Vポイントアッププログラムは最大20%還元※クレジットモード付のみ
発行会社 | 株式会社 三井住友銀行 |
---|---|
国際ブランド | Visa |
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 永年無料※一般ランクのみ |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | iD、ApplePay、Googlepay |
ポイント | Vポイント |
申し込み条件 | デビットモード、ポイント払いモード:制限なし クレジットモード:18歳以上の方(高校生除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円 利用無料 |
▼関連記事
-
-
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を2枚持ちするメリット
すでに三井住友カード(NL)を持っている方でも、Oliveフレキシブルペイの発行は可能です。 2枚持ちにした場合のコンビニや飲食店のポイント還元率についても紹介していきます。 この記事では、Olive ...
-
-
三井住友銀行Oliveへ切り替えると古いキャッシュカード・クレカはどうなる?カード一覧
Oliveのサービスが開始されてから「今持っているカードはどうなるの?」という疑問を抱く方が多いです。 Oliveに申し込むと新規で「銀行口座開設」と「Oliveフレキシブルペイ」というキャッシュカー ...
-
-
Oliveフレキシブルペイのクレジットモード審査は厳しい?審査難易度や期間の目安を紹介
Oliveフレキシブルペイは新規でのクレジットカード発行となっているため、「銀行口座開設の審査」と「クレジットモードの審査」が必要です。 クレカの審査は銀行系クレジットカードである「三井住友カード(N ...
-
-
三井住友以外も紹介!SBI証券のクレカ積立におすすめなクレジットカード
近年では、低金利時代にて銀行へ貯蓄していても、原資から増えることはないといってよいほどです。そのためか、政府もNISAなどの投資を推奨しており、非課税枠の拡充などメリットが多くなってきています。 SB ...
-
-
三井住友カード(NL)はVisa・Mastercardどっちがいい?選び方と基本情報解説
三井住友カード(NL)はセキュリティ面でも定評がある三井住友カードの銀行系クレジットカードです。 国際ブランドは「初めての1枚、Android利用者ならVisa」「Visaをすでに持っているならMas ...
大手生命保険会社に7年半勤め、個人営業と法人営業の両方を経験。2019年1月からWebライターとして独立。「お金に関する正しい知識を、より多くの人々に届けたい」という思いを原動力に、保険や不動産、クレジットカード、資産運用、相続など、幅広いジャンルの記事を執筆している。2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を保有。