アコムカードローン
カードの特徴
「はじめてのアコム♪」でおなじみの消費者金融会社。大手消費者金融会社の中でも最も利用者が多く、自動契約機(むじんくん)の数も多いため借りやすい
アコムは設立から40年を迎える大手の消費者金融会社です。三菱UFJフィナンシャル・グループに属し、Mastercardのライセンスを持ち、クレジットカードを発行できる事でも知られています。
「はじめてのアコム」というテレビCMでもお馴染みのアコムは365日24時間受付、30日間金利0円のサービスなど、初めての方でも利用しやすいのが特徴です。
今回はアコムカードローンの申し込み方法と借り方、審査についてまとめました。
アコムに申し込む流れ
アコムカードローンの申し込みの流れを説明します。
インターネットや自動契約機(むじんくん)・電話・郵送のいずれかの方法で本人確認書類や必要に応じて収入証明書を提出の上、申し込みを行うと審査が行われ、審査に通過すると契約手続きに入ります。
契約手続きはインターネットや自動契約機(むじんくん)・郵送・FAXのいずれかの方法で行い、審査結果の内容に同意すると契約完了です。
FAXで契約手続きを行う場合はアコム公式サイトから書類を確認する必要があります。
アコムの申し込み方法
アコムのカードローン申し込み方法は、スマホ・ケータイ、パソコン、自動契約機(むじんくん)、電話、郵送の中から選べ、申し込み方法によって借入れまでにかかる時間が異なります。スマホ・ケータイ、パソコンでインターネットから申し込むと来店不要で契約手続きまでを完結する事ができます。
スマホ・ケータイでの申し込み
スマホ・ケータイでの申し込み方法は、スマホの専用アプリを使えば本人確認書類の提出も行えて便利です。
公式サイトから申し込み・アプリで本人確認書類提出・内容の確認という3つのステップでスピーディーに契約まで完結させる事が可能です。
カードの受け取りは来店か郵送を選べます。
パソコンでの申し込み
パソコンでの申し込み方法も同様に、アコム公式サイトの申し込みボタンから情報を入力し、送られてくるURLからログインして本人確認書類の提出を行います。
アップロードか専用アプリ・郵送・FAX・店頭窓口か自動契約機(むじんくん)のいずれかで提出を行い、審査に通過すると契約手続きに関するメールが届くので確認を行い、メールが送られた日の21時までに手続きを完了させてカードを受け取ります。
自動契約機(むじんくん)での申し込み
自動契約機(むじんくん)での申し込みは、2つのステップ・カードをスピード発行できるのがメリットです。本人確認書類を持参して自動契約機(むじんくん)に来店するのみです。
事前にインターネットで申し込みを行っておくと契約時間を短縮でき、最短30分でカード発行可能となります。自動契約機(むじんくん)なら年中無休(年末年始を除く)、21時まで開いているので忙しい方にもおすすめです。
電話での申し込み
電話での申し込みは、365日24時間対応で即日融資も可能です。即日融資を行う方法は、18時までにフリーコール(0120-07-1000)に電話をかけ、簡易審査を行います。
契約手続きは店頭や自動契約機(むじんくん)への来店か、必要書類を提出すればFAX契約でも即日融資(借り入れ)が可能となります。
郵送での申し込み
郵送での申し込みは、近くにアコムの店舗がない場合にも便利です。
まずフリーコール(0120-07-1000)に電話をして書類を請求し、書類が届いたら記入の上、必要書類の写しを同封して返送します。
審査結果は個人名の電話で連絡があり、手続き完了後にカードが郵送されます。カード受け取りまでの日数は最短翌日となっています。
必要書類
アコムのカードローンを申し込む際の必要書類は、本人確認書類として運転免許証など顔写真が入った身分証明書、免許証を持っていなければ健康保険証や個人番号カードなどでも対応できます。
顔写真の入っていない身分証明書の場合や、現住所と書類の住所が異なる場合は、発行後半年以内の住民票・公共料金の領収書・納税証明書のいずれかを併せて提出する必要があります。
また、アコムで50万円以上の借入れ契約を希望する場合や、他社を含めると借入れ総額が100万円を超える場合は、源泉徴収票もしくは給与明細書などの収入証明書の提出を求められます。
お金の借り方・融資を受ける方法
アコムのカードローンは利用用途自由で、20歳から69歳で安定収入と返済能力があり、アコムの基準を満たす方が貸付対象者となっています。
お金の借り方は大きく分けて二通りの方法があります。
カードまたはご来店での借入
全国各地にあるアコムのATM・銀行・コンビニ・ショッピングセンターなど様々な場所で手軽にカードローンを利用できるのがこちらの方法です。
提携ATMを利用する際には110円(1万円以下の場合)または220円(1万円以上の場合)の手数料が発生します。
借入れの方法は、カードをATMに入れ、暗証番号(4ケタ)の入力後「ご融資」を選び、金額と「円」を入力するだけで迷う心配もありません。
ATMは原則24時間営業なので夜中でも利用できます。
自動契約機(むじんくん)なら機械をタッチ操作するだけで申し込みからカードの発行まで行え、年末年始を除く年中無休で朝9時~21時まで営業していて便利です。一部店舗は営業時間が違うものもあるのであらかじめ確認しておきましょう。
アコム店舗のATMは、24時間年中無休で利用できるので急ぎの場合にもおすすめです。提携ATMならコンビニやお買い物のついでにカードローンを利用する事ができます。
対応ATMは三菱UFJ銀行・セブン銀行・ローソンATM・E-net(ファミリーマート・デイリーヤマザキなどに設置)などとなり、借入れや返済・入金を行う事が可能です。
アコムの公式サイトでは現在地から最寄りのATMや店舗を検索できる機能があります。
振込による借入
振込による借入れは、手数料無料・最短1分で振り込まれるスピードがメリットです。インターネットや電話で365日24時間借入れの申し込みができ、楽天銀行に口座を持っていれば最短1分で振り込まれます。
電話から借入れを申し込む場合は、自動応答のアコムプッシュホンサービス(0120-134-567)へ電話をかけ、ガイダンスに従って操作を行います。
三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行は平日なら24時間、休日なら20時まで即日振込可能となり、楽天銀行に口座を持っていれば平日休日どちらも24時間振り込みが可能です。
プッシュホンサービスの利用可能時間は0時10分~23時50分です。担当者が応答するフリーコール(0120-629-215)は、9時から18時の受付で、振込までの目安時間はプッシュホンサービスと同様です。
お金の返済方法
アコムのカードローンで借りたお金の返済方法は、下記の4通りです。期日前に返済すれば利息も利用日数分のみで済むので、早めの返済がおすすめです。
アコムの「eメールサービス」に登録すると返済期日の3日前(土日祝日を除く3営業日前)と当日にお知らせメールが届くので返済忘れも防げます。
インターネットでの返済
インターネット返済は24時間対応・土日祝日も可能・手数料無料というメリットがあります。スマートフォン・パソコン・ケータイのいずれかでペイジー(Pay-easy)というシステムを使って銀行振り込みで返済する事が可能です。
ATMに行く時間のない方や、期限間近の返済にもおすすめです。アコムのサイトからログインをして「インターネットでのご返済」から返済金額などを入力するだけで手軽に返済できます。
インターネット返済の利用にはインターネットバンキングの決済口座を指定する必要があるため、事前にインターネットバンキングを契約しておきましょう。
アコムのATM・提携ATMで返済
アコムのATMやコンビニなどに設置されている提携ATMでの返済は、24時間対応(一部を除く)で土日祝日も返済可能です。
アコムのATMの場合は、カードをATMに入れ、4ケタの暗証番号を入力後に「ご返済」を選び、現金投入口にお金を揃えて入れて「読取」と「確認」を押すだけの簡単操作となっています。
セブン銀行の場合も概ね操作方法は同じですが、カードローンの返済を行う時は暗証番号の入力後に出てくる画面で「カードローン」を選びましょう。
借入れと同様に提携ATMを利用する際には110円(1万円以下)か220円(1万円以上)の手数料がかかります。
店頭窓口で返済
店頭窓口での返済は、平日9時30分~18時の間に限られますが手数料無料で利用できます。カードローンで不安な点があれば直接相談できるので安心です。
お振込・口座振替(自動引き落とし)で返済
口座振替(自動引き落とし)で返済するメリットは、返済忘れを防げる点です。予め口座を登録しておけば毎月6日(休業日の場合は翌営業日)に引き落とされます。
依頼をしてから自動引き落としになるまで2か月から3か月程度かかるため、早めの手続きがおすすめです。
手続きは店頭窓口か郵送で行い、口座番号と届出印が必要となります。アコムの口座へ振込で返済する場合は、金融機関窓口・ATM・インターネットバンキングのいずれかで返済が可能です。
アコムの口座番号は会員ログイン後、メニューから「返済時の振込入金口座照会」を選ぶと確認できます(振込の場合は別途振込手数料が発生します)。
返済金額と利息
アコムのカードローンは実質年率3.0%~18.0%で、最高800万円までの融資を受ける事ができます。
実質年率(貸付利率)は契約極度額によって異なり、定率リボルビング方式で返済金額の計算が行われます。
最小返済金額は千円単位で、借入れ残高×一定の割合(1.5%~4.2%)=各回の最小返済金額となり、最小返済金額以上を返済する必要があります。
例えば、契約極度額が20万円・実質年率18%で10万円を借りた場合は「一定の割合」が4.2%となり、各回の返済金額は5,000円以上になります。
最小返済金額以上の返済を行えば元金の減りが早くなるため支払い総額を抑える事が可能です。利息は元金である借入残高と実質年率(貸付利率)・利用日数で計算されるため、返済が早いほどお得です。
利息の計算方法
利息の計算方法は「借入残高×借入利率÷365日×利用日数=利息」となり、1円未満は切り捨てで借入れ当日は利用日数に含みません。
例えば、実質年率18%で10万円を30日間借りた場合の計算式は「10万円×0.180÷365日×30日=1,479円」となります。
返済期日
アコムの返済期日は契約によって異なり、契約内容によっては返済期日を選ぶ事も可能です。
カードローンで「35日ごと」の場合は前回返済日の翌日から数えた35日目が返済期日となり、毎月指定期日の場合は希望した指定日、口座振替の場合は締日が毎月20日・返済期日は毎月6日となります。
アコムの審査について
クレジットカードとは異なる審査基準
アコムの審査はクレジットカードとは審査基準が異なります。クレジットカードではクレヒス(クレジットヒストリー)という利用履歴が最重要とされますが、消費者金融系カードローンでは支払い能力を重視する傾向があります。
支払い能力とは年収や職業、雇用形態の事で、その他には居住形態や借入れ状況などもチェックされます。
審査が不安な方に!融資可能か「3秒診断」
アコムでは簡易的な診断として「3秒診断」というサービスを提供していて、融資可能かどうかを調べる事が可能です。
審査に不安がある方は利用してみると良いでしょう。
アコムのメリット
アコムカードローン
カードの特徴
「はじめてのアコム♪」でおなじみの消費者金融会社。大手消費者金融会社の中でも最も利用者が多く、自動契約機(むじんくん)の数も多いため借りやすい
初めての利用なら30日間利息0円
アコムには初めて契約する方に限り「30日間金利0円サービス」という金利無料サービスがあり、契約から30日間は利息0円でお金を借りる事ができます。
アコムのデメリット
銀行系カードローンと比較すると高金利
アコムは消費者金融なので、やはり金利が14%~15%程度の銀行系カードローンと比較すると高金利な面があります。
ただ、銀行系カードローンは審査が厳しく、時間もかかるため一長一短でしょう。
無利息期間が契約日翌日から
プロミスの場合は初回の出金翌日から30日が無利息期間となりますが、アコムの場合は無利息期間(金利0円の期間)が契約日翌日からとなり、早くに契約して放置していると損をする可能性があります。借入れ直前に契約するなど、計画的な利用がおすすめです。