ビューカード スタンダードはSuicaとクレジットカードが一枚になった便利なカードです。
オートチャージ機能付きなので改札で止められる事もなく、定期券の購入はポイントが3倍になるなどお得な特典も満載。
今回はビューカードの申し込み方(申し込み方法)や作り方の流れを、クレジットカードを持つのが初めての方にも分かりやすく解説していきます。
目次
申し込みするビューカードを選択
ビューカード スタンダード | ビューカード ゴールド | JRE CARD | ビックカメラSuicaカード | ルミネカード | |
---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | ![]() |
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国際ブランド | Visa Mastercard JCB |
Visa JCB |
Visa Mastercard JCB |
Visa JCB |
Visa Mastercard JCB |
年会費 | 524円(税込) | 11,000円(税込) | 524円(税込) (初年度年会費無料) |
524円(税込) (初年度年会費無料) |
1,048円(税込) (初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% | 0.5%~10.0% | 0.5%~5.0% | 0.5%~11.0% | 0.5%~5.0% |
特徴 | Suicaチャージや定期券購入でポイント還元率アップ | Suicaチャージや定期券購入でポイント還元率アップ | 駅ビル・エキナカの利用でポイント還元率アップ | ビックカメラ利用でポイント還元率アップ | ルミネ系列店の利用分は引き落とし時に割引 | 公式サイト |
Suica利用者はビューカード スタンダードがおすすめ
Suica機能が付帯したカードは様々ありますが、その中でもJR東日本発行の「ビューカード スタンダード」は手頃な年会費で所持しやすく、Suicaチャージや定期券購入などで還元率がアップする特典の多いカードです。
ビューカードの中でも一番ベーシックで、通勤通学でSuicaを利用している人はSuicaチャージをクレカに変えるだけで多くのポイントがたまります。
JREポイントの提携店ではカードを提示するだけで100円につきJREポイントが1ポイントたまるため、通勤、通学のついでに駅でのお買い物をする方はポイントがザクザク貯まります。
申し込みではSuicaの有無に注意!
ビューカード スタンダードは「チャージ専用」と「Suica機能付き」の2種類から申し込みができます。
モバイルSuica + カード付帯のSuica機能 |
・クレジットカード本体のSuica機能でバス、電車の乗降車が可能 ・カード本体のタッチ決済は利用できない |
---|---|
モバイルSuica + タッチ決済機能 |
・対象店舗ではカードをタッチするだけで決済可能 ・クレジットカード本体でバス、電車の乗降車はできない |
どちらのカードにも定期券機能は付帯していません。定期として利用するには、別途SuicaやモバイルSuicaなどで購入する必要があるので事前に準備しておきましょう。
申し込み方法は3つ
ビューカード スタンダードに申し込む方法は以下の3種類。
- インターネット申し込み
- 郵送申し込み
- 店頭申し込み
ビューカード スタンダードは申し込みから2週間程度でカード発行されることが多いのですが、インターネット申し込みの場合は最短1週間~10日でカード発行可能になります。
インターネット申し込みは、「オンライン完結」と「必要書類のみ郵送」の2パターンから選ぶことができ、オンライン完結であれば原則として書類の郵送は不要。書類郵送の手間や時間が省けるため、その分カード発行までのスピードが速いのが特徴です。
また、インターネット申し込みであれば自宅から手軽に申し込むことも可能ですので、速度重視の人や多忙な人は、インターネットからの申し込みがおすすめです。
ビューカード スタンダードのインターネット申し込み
ビューカード スタンダード
カードの特徴
ビューカード スタンダードは、JR東日本グループのビューカードが発行しているクレジットカードでSuicaオートチャージ可能。定期券の購入やSuicaへのチャージでポイントアップ!
発行会社 | ビューカード |
---|---|
還元率 | 0.5% ※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。 |
年会費 | 524円(税込) |
付帯保険 | 海外:最高500万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
ポイント | JRE POINT |
スマホ決済・電子マネー | Suica、Apple Pay、Google Pay |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(高校生不可) |
追加カード | ETCカード 年会費524円 家族カード 年会費524円 |
スマホでインターネットを使い申し込みをする方がほとんどですので、画像を使って申し込みの流れを解説していきます。
- ビューカード スタンダード申し込みページへ
- 規約の同意
- 個人情報入力
- 国際ブランド選択
- オートチャージの有無を選択
- 本人確認書類の確認
- 引き落とし口座の設定
- 申し込み内容の確認、申し込み
- 申し込み確認メール
- 入会審査、カード到着まで1週間待つ
カードの申し込みまでは上記のような内容で進みます。すべてスマホの作業だけですが、10分~20分前後の時間がかかるかもしれません。時間に余裕のある時に申し込みをしましょう。
実際に申し込みに進んでいきます。
申し込みページへ
まずは申し込みページに行き、カードの種類を選んで「入会申込」をタップします。
その後、Suica搭載の有無を選んで「入会申込」をタップ。モバイルSuicaがメインの人はSuicaが付帯していない方を選ぶと良いでしょう。
利用規約の確認
入会の規約を読んでから「同意する」をタップ。ここからは個人情報の入力になります。
氏名、生年月日、住所、勤務先、年収、ローンの有無、家族構成などを入力していきます。その後作りたいカードブランドを選択して「暗証番号」を決めます。
流れにそって入力していきましょう。
機能の設定
Suicaのオートチャージ機能、WEB明細利用の有無を選択していきます。Suicaとして利用していきたい場合はオートチャージ設定を選択しておいた方がいいでしょう。
オートチャージを利用すれば残高が1,000円以下になった場合に自動的に設定口座から3,000円がチャージされる仕組みとなっています。オートチャージはポイント還元率も上がりますのでメリットが大きいです。
利用サービスの選択が終わると本人確認書類を「運転免許証」「パスポート」「その他」から選択します。免許証やパスポートなどは番号を入力するだけとなっています。
確認不十分の場合は後日書類の郵送が必要な場合もあります。
引き落とし口座設定
各種サービスの選択が完了すると引き落とし口座の設定になります。画像真ん中のオンライン口座の利用がある場合はネットで申し込みがすべて完結しますので選択して手続きを進めていきましょう。
選択した銀行口座のページに移り、引き落とし設定をしていきます。オンライン口座の暗証番号や口座番号が必要になりますのでアプリ等で確認しながら設定していきます。
オンライン口座をお持ちでない方は郵送での書類対応になります。
申し込みとメール確認
口座の設定が完了したら入力内容を確認して「申し込む」をタップして完了になります。
入力したメールアドレスに「申し込み受付」通知が届きますので、あとは審査とカードが到着するのを待つだけとなります。
ネット完結以外のビューカード申し込み方法
オンライン完結のインターネット申し込みの他には、必要書類のみ郵送のインターネット申し込み、郵送申し込み、店頭申し込みが可能です。
それぞれの申し込み方法について、流れや必要な書類を確認してみましょう。
インターネット(書類郵送)の申し込み方法・申し込みの流れ
- 申込フォームの入力
- 本人確認書類の提出(郵送)
- 審査
- カード発行
オンライン口座振替サービスに対応していない金融機関の場合は書類を郵送する必要があるため、こちらの方法で申し込みましょう。
申し込み時に必要なものはプリンターとEメールアドレスとなります。
ビューカードの公式サイトから申し込みたいカードを選び、入会申し込みフォームに必要事項を入力して申し込みを行い、枠内に免許証などの本人確認書類のコピーを貼り付けた本人確認書類添付台紙・本人確認書類のコピー・口座振替依頼書の3点の書類を郵送します(決済口座の名義は申込人の名義となっている必要があります)。
送付時の添付台紙や宛名は公式サイトからPDF形式でダウンロードできるので、プリンターで印刷して手持ちの封筒に貼り付けるか、用紙に印刷して自分で組み立てるかの二通りの方法が選べます。
郵送の申し込み方法・申し込みの流れ
- 入会申込書に必要情報の記入
- 必要書類4点を送付
- 審査
- カード発行
JR東日本の主要駅や、びゅうプラザに設置されているカードの入会申込書を使って郵送で申し込む事もできます。
申込書が手に入らない場合はビューカードセンター(03-6685-7000・営業時間9時~17時30分)に電話をして送ってもらう事も可能です。
申し込み時には申込書・本人確認書類のコピー・口座振替依頼書が必要となります。
店頭窓口やカウンターでの申し込み方法・申し込みの流れ
- カード発行可能な店頭へ行く
- 申込情報入力と本人確認書類提示
- 口座振替手続き
- 審査・カード発行
ビューカードの申し込み方法のうち、唯一即日発行に対応しているのが店頭窓口やカウンターで申し込む方法ですが、ビューカードは即日発行できません。
即日発行ができるのは、ビックカメラSuicaカードやルミネカードなど一部の提携カードに限られていて、この場合も駅やびゅうプラザでは即日発行できず、ルミネなど商業施設のみの対応となっています。
申し込みの際には本人確認書類の原本とキャッシュカード(口座引き落としの手続きを行う場合)を持参する必要があり、店頭窓口やカウンターでの申し込みは、タブレット端末を操作して行います。
キャッシュカードを持参しなかった場合は口座振替依頼書と封筒を渡されるので、記入してから郵送する必要があります。
カードが届くまでの期間
申し込み方法 | 期間 |
---|---|
インターネット申し込み (ネット完結) |
最短1週間 |
インターネット申し込み (必要書類郵送) |
最短10日間 |
郵送申し込み | 最短2週間 |
店頭申し込み | 最短2週間 |
書類を郵送する場合は、書類が到着後に審査などが行われるため、ネット完結に比べるとカード発行までに時間がかかってしまう傾向にあります。
また、書類到着の遅れや審査の混雑状況などによっては3週間~1ヶ月程度時間を要する場合もあるため、必要書類の事前準備や、早めの申し込みが大切です。
ビューカード申し込みに必要な書類
申し込みに必要な書類や枚数は、申し込み方法によって異なります。
それぞれの申し込み方法ごとに必要書類をまとめましたので、どんな書類が何枚必要なのかを確認しておきましょう。
インターネットでのお申込み
ネット完結の場合 | ・本人確認書類 ・本人名義の口座 |
---|---|
必要書類郵送の場合 | ・本人確認書類(2点) ・口座振替依頼書 |
オンライン完結で申し込む場合は、申し込み時に引き落とし口座の設定を行う必要があります。そのため、設定可能な金融機関の本人口座を事前に準備しておきましょう。
また、オンラインでの口座振替手続きを行わない場合は、本人確認書類のコピーが2点以上必要になります。
本人確認書類には現住所が記載されているものが必要ですが、引っ越しなどによって現住所記載の書類が無い場合は、旧住所記載の書類と現住所記載の補助書類が必要になりますので注意しましょう。
本人確認書類例 | ・運転免許証 ・パスポート ・マイナンバーカード(通知カード不可) ・保険証 ・国民年金手帳 |
---|---|
補助書類例 | ・電気・ガス・水道料金領収書 ・社会保険料の領収書 ・国税・地方税の領収書または納税証明書 |
郵送申し込みも同じ
郵送申し込みの場合も、インターネット申し込みの必要書類郵送パターンと同じく本人確認書類は2点以上必要になります。
本人確認書類や補助書類は同じものが利用できるため、確認しておきましょう。
また、郵送申し込みの場合は本人確認書類と口座振替依頼書だけでなく、希望カードの入会申込書も一緒に同封して郵送します。忘れないように注意しましょう。
店頭でのお申込時「店頭発行カード」
ルミネカード、ビックカメラSuicaカード、JREカードは対象店舗でのみ利用可能な仮カードとして店頭発行カードが即日発行可能な場合もあります。
その際に必要な書類は本人確認書類と、キャッシュカードや通帳などの口座振替手続きができる書類です。
本人確認書類は以下のような書類が該当します。
必要提出数 | 本人確認書類例 |
---|---|
1点提出 | ・運転免許証、運転経歴証明書 ・パスポート ・マイナンバーカード(通知カード不可) ・在留カード・特別永住者証明書 ・身体障害者手帳 |
2点提出 | ・保険証 ・国民年金手帳 ・国家公務員共済組合・地方公務員共済組合の各組合員証 ・私立学校教職員共済制度の加入者証 ・母子健康手帳(※交付を受けた本人(母)に限る) |
本人確認書類は原本を持参する必要があり、申込者の「氏名」「生年月日」「現住所」を確認されます。
そのため、書類内で現住所が確認できない場合は、補助書類2点の提出が必要です。
また、有効期限のあるものは、有効期限内の日付であることが前提ですので、期限などにも気を付けましょう。
補助書類例
・戸籍の附票の写し
・公共料金の領収書
・国税、地方税の領収書または、納税証明書
店頭発行カードを取扱わない店頭申込み
基本的に本人確認書類として利用できる書類は、店頭発行カードがある場合と同じですが、必要提出数が異なることがあるため確認しておきましょう。
本人確認書類【A群】 | ・運転免許証、運転経歴証明書 ・保険証 ・パスポート ・マイナンバーカード ・国民年金手帳 ・住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書 ・国家公務員・地方公務員共済組合の各組合員証 |
---|---|
補助書類【B群】 | ・戸籍の附票の写し ・印鑑登録証明書(印鑑登録証は不可) ・公共料金の領収書 ・社会保険料の領収書 ・国税、地方税の領収書または、納税証明書 |
A群の書類の中から氏名・生年月日・現住所が確認できるいずれか1点の原本提示が必要になります。
また、本人確認書類に記載された住所が現住所と異なる場合は、現住所が確認できるB群書類も併せて必要なので準備しておきましょう。
ビューカードをインターネット(WEB完結)で申し込むメリット
ビューカードを最短で受け取るためのおすすめの申し込み方法は「インターネット(WEB完結)」です。インターネットバンキングをすでに利用している方なら手続きも簡単で、インターネットならではのメリットもあります。
カード発行までの日数を短縮できる
クレジットカードをインターネットで申し込む最大のメリットはカード発行までの日数を短縮できる点です。
書類を郵送する際のタイムロスを省けるのでいち早くカードを手に入れる事ができるほか、いつでもどこでも申し込めるので申込書を入手したり、店頭窓口に足を運ぶ時間も短縮できます。
記入漏れやミスによる審査落ちのリスクも低減できる
クレジットカードで審査落ちする原因として意外と多いのが記入漏れやミスによるものです。
インターネット申し込み(オンライン入会)なら基本的に記入漏れがあると指摘してくれるのでイージーミスによる審査落ちを防ぐ事ができます。
自宅にプリンターがなくてもOK
書類を郵送する方法を選ぶと台紙や口座振替依頼書をプリンターで印刷する必要がありますが、WEB完結ならプリンターがなくても申し込む事ができます。
Suicaチャージでポイント高還元のビューカード スタンダードから使ってみよう
ビューカード スタンダード
カードの特徴
ビューカード スタンダードは、JR東日本グループのビューカードが発行しているクレジットカードでSuicaオートチャージ可能。定期券の購入やSuicaへのチャージでポイントアップ!
発行会社 | ビューカード |
---|---|
還元率 | 0.5% ※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。 |
年会費 | 524円(税込) |
付帯保険 | 海外:最高500万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
ポイント | JRE POINT |
スマホ決済・電子マネー | Suica、Apple Pay、Google Pay |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(高校生不可) |
追加カード | ETCカード 年会費524円 家族カード 年会費524円 |
ビューカード スタンダードは、オートチャージ機能やカード本体タッチ決済対応、チャージや定期券購入時の還元率アップなど、Suica利用者の初めの1枚として非常に優秀なカードです。
付帯保険も国内外旅行傷害保険が付帯と充実しており、旅行時にも安心して利用しやすいのもポイント。
特にSuicaは、電子マネーとしても全国相互利用可能な場合が多く、いつでも、どこでも利用しやすいのも魅力です。
まずは年会費も手ごろなスタンダードカードから始めて、還元率を上げたい場合にはゴールドカードへの切り替えも検討して利用してみてはいかがでしょうか。
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