Suica付きクレジットカードはSuicaのICカードが搭載されており、定期券として利用できることに加えて、クレジットカードとして買い物にも利用できます。
オートチャージに対応しているので、残高が不足して改札を通れないといった心配がありません。買い物だけではなく、駅の利用時にどんどんポイントがたまる特徴があります。
この記事では、おすすめのSuica付きのクレジットカードをご紹介します。普段からSuicaをよく利用するという方は、参考にしてください。
Suica用クレカの選び方
- Suicaチャージできるクレカは、大まかに「Suica専用のカード」「マイルも貯まるカード」「店舗優待付きのカード」に分類される
- 基本的にSuicaチャージは1.5%のポイント高還元クレカが多い!
- ゴールドカードは新幹線の利用、定期券購入で還元率が高い、毎月きっぷ購入するならゴールドカードも検討しよう
- スタンダードでSuicaチャージでお得なのは「ビューカード スタンダード」が利用しやすい
目次
Suica付きクレジットカードの注意点
Suicaは交通系電子マネーで、バスや電車だけではなく、自動販売機やコンビニでも使えるほど普及しています。
Suica一枚で北海道から九州までの各社の鉄道やバスに乗車できるので、国内旅行のお供として必ず持っておきたいカードです。
Suicaのオートチャージは「Suica付きのクレジットカード」を利用するか「モバイルSuicaをスマホにダウンロードしてクレジットカードを登録」すれば利用できます。
Suicaやviewマークがないとオートチャージは利用できない
クレジットカードにViewマークが付いていないクレジットカードはオートチャージを利用することができません。
マークの意味
・「Suica」マーク:クレカ本体にSuicaカード内臓
・「JRE POINT」マーク:カード利用でJRE POINTがたまる
「Suica機能が付いているクレジットカード」とは、カード1枚でSuicaとしてもクレジットカードとしても利用できるカードのことを言います。
モバイルSuicaにクレカを登録してオートチャージすることもできます。
他社カードでもチャージは可能
VIEWやSuicaマークがないクレカでも、Apple Payの登録や、国際ブランドが対応していれば、通常のチャージ用に高還元な一般カードも利用できます。
ですが、ビュー以外のクレカでは"オートチャージ"の利用はできないので注意が必要です。
- オートチャージ可能=ビューカード発行のSuica機能付きクレジットカード
- チャージ可能=ビューカード、Visa、Mastercard、JCB、Americanexpress、DinersClub、EXPRESS CARD
モバイルSuicaを利用の場合、iPhoneのApplePayに登録してあるクレジットカードで手動のチャージは可能です。
「Suicaにチャージできるカード」と「オートチャージできるカード」は間違えないようにしましょう。カード表面にある「Suica」「view」のマークを参考にすると分かりやすいです。
Apple PayやモバイルSuicaに「クレカ搭載のSuicaカード」は移行できない
クレカに一体となって搭載されているSuicaカードは、カード本体の機能として組み込まれているため、スマホなどへの移行はできません。
ですので、Suica付ビューカード(ANAビューカード スタンダード、JALカードSuica、ビックカメラSuicaカード等)をApple PayのSuicaとして設定することはできません。
取り込み操作後ウォレットに表示されたカードは、クレジットカードとしての設定となり、Suicaはカードに残ったままとなります。
モバイルSuicaのオートチャージ設定も同様で、クレジットカードとしての登録はできますが、Suicaはカードに残ります。モバイルSuicaをメインで利用する方は、クレカのSuicaは予備として入金しておいても良いでしょう。
Suicaにオートチャージ可能なクレジットカードの選び方
Suica付きクレジットカードを選ぶ際には、Suica・クレジットカード・定期券が一体となったものを選ぶことをおすすめします。
保有するカードが一枚だけになるので、カード管理がラクになる上、通勤からちょっとした買い物まで幅広く活用できます。
定期券が付いていないクレジットカードもありますので、定期券を利用する方はビューカード スタンダードがおすすめです。
Suicaチャージ還元率で選ぶ
Suicaチャージ還元率は、貯めたポイントをSuicaにチャージした際の還元率です。
還元率が高いほどSuicaへのチャージがお得になり、基本的に普通のチャージよりもオートチャージの方が還元率が良くなります。
Suica機能のついたカードであればオートチャージ可能なのでポイントが3倍にアップする特典もあります。
Suicaへの普通のチャージ還元率はクレジットカードによって異なるので、貯めたポイントをSuicaにチャージして使いたい人は、還元率が高いカードを選ぶのがおすすめです。
国内旅行が好きな人は付帯保険で選ぶ
Suica付きクレジットカードでも券種によって付帯保険は変わります。持っているだけで適用される「自動付帯」や、旅行費に利用しないと適用条件にならない「利用付帯」の違いもあります。
JAL系のSuicaカードなら旅行に関するサービスや付帯保険も手厚くなっています。
飛行機の搭乗回数が多い方であれば「JALカードSuica」などのマイルがたまるクレジットカードもおすすめできます。
Suicaカードであれば旅行中も持っていく人がほとんどであるため、万が一に備えて持っておくと、トラブルの際に助けてもらえます。
特典内容に注目して選ぶ
オートチャージやポイント還元率だけではなく、カードごとに利用できる特典に注目してクレジットカードの申し込みをするのも方法の一つです。
たとえば、ビューカード スタンダードの場合は年間利用額に応じて最大で5,250ポイントのボーナスがもらえます。
また、ルミネカードの場合は「NEWoMan」での買い物が5%オフ、年に数回は10%オフになることもあります。カードごとにある特典が、自分にとってメリットになるのかを考えて選ぶことが重要です。
Suicaにオートチャージできるおすすめクレジットカード
ビューカード スタンダード | ビューカード ゴールド | JALカードSuica | JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | ANA VISA Suicaカード | イオンSuicaカード | JREカード | ビックカメラSuicaカード | ルミネカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | |||||||||
国際ブランド | Visa Mastercard® JCB |
JCB | JCB | JCB | Visa | Visa Mastercard® JCB |
Visa Mastercard® JCB |
Visa JCB |
Visa Mastercard® JCB |
年会費 | 524円(税込) | 11,000円(税込) | 2,200円(税込)初年度無料 | 20,900円(税込) | 2,200円(税込) | 無料 | 524円(税込)初年度無料 | 524円(税込)初年度無料 | 1,048円(税込)初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% |
Suica チャージ還元率 |
1.5% | 1.5% | 1.5% | 1.5% | 0.5% | 0.25% | 1.5% | 1.5% | 1.5% |
きっぷ購入還元 | 最大5% | 最大10% | 最大5% | 最大10% | 0.5% | 0.5% | 最大5% | 最大5% | 最大5% |
特徴 | Suica利用者向けに特化したスタンダードクレカ | グリーン券、定期券の還元率が高い | ショッピングとSuica利用でマイルをためられる | マイルの還元率が高いゴールドカード | Vポイントとマイルがためられる | イオンでの割引や優待特典も付く | 駅ビル・エキナカでのショッピングで還元率が高い | ビックカメラで最大11.5%還元 | ルミネ・ニュウマンでお買い上げ金額が5%OFF |
詳細 |
Suicaのオートチャージが可能で高いポイント還元を受けられるクレジットカードを紹介します。
Suicaの機能が付いているカードは「カード発行会社のポイント」と「SuicaでJRE POINT」がたまる仕組みとなっています。ですので、提携会社の特約店にも注目してカードを選択するのが良いでしょう。
ビューカード スタンダード
ビューカード スタンダード
カードの特徴
ビューカード スタンダードは、JR東日本グループのビューカードが発行しているクレジットカードでSuicaオートチャージ可能。定期券の購入やSuicaへのチャージでポイントアップ!
発行会社 | ビューカード |
---|---|
還元率 | 0.5% ※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。 |
年会費 | 524円(税込) |
付帯保険 | 海外:最高500万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
ポイント | JRE POINT |
スマホ決済・電子マネー | Suica、Apple Pay、Google Pay |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(高校生不可) |
追加カード | ETCカード 年会費524円 家族カード 年会費524円 |
- Suicaオートチャージ1.5%還元
- 新幹線グリーン券購入、定期券は5%還元
- JRE POINTは1ポイント単位でSuicaにチャージ可能
- 年会費がかかる
ビューカード スタンダードは、Suicaが一体型になったクレジットカードも選択可能です。
オートチャージで1.5%還元
買い物などの利用時は1,000円につき5ポイント、オートチャージ利用時は1,000円につき15ポイントたまり、Suicaのオートチャージ設定時は1.5%のJRE POINTを獲得可能。
カード一枚で様々な使い方ができ、JR東日本ユーザーにおすすめのサービスが多く用意されています。
JR東日本が運営するJREモールでは、ビューカード スタンダードの利用時にポイント還元率が3.5%にまで跳ね上がります。
えきねっとの利用がお得
ビューカード スタンダードで新幹線のきっぷをえきねっと経由で購入すると、3%のポイント還元と「えきねっと」利用の2%で、合計5%※のポイントがたまります。比較的高額になる新幹線の切符に対して3%は大きなメリットです。
えきねっとでは早割も活用できるので、出張や旅行の日程が決まっているなら、20日前の予約がおすすめです。
たまったポイントの使い方も豊富なので、利用しやすいカードといえるでしょう。
※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。
ビューカード ゴールド
ビューカード ゴールド
カードの特徴
Suicaオートチャージ1.5%還元。モバイルSuicaでの定期券購入で6%還元。きっぷの購入で最大10%のJRE POINT。東京駅の「ビューゴールドラウンジ」、国内主要空港のラウンジが無料で利用可能。オートチャージも使える。
発行会社 | ビューカード |
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還元率 | 0.5% ※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。 |
年会費 | 11,000円(税込) |
付帯保険 | 海外:最大5,000万円(自動付帯) 家族特約付き 国内:最大5,000万円(自動付帯) ショッピング保険:300万円 |
スマホ決済 | Suica、Apple Pay、Google Pay |
ポイント | JRE POINT |
入会資格 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満20歳以上の安定した収入のある方 |
追加カード | 家族カード 年会費3,300円(税込) 初年度無料 ETCカード 年会費524円(税込) |
- JR東京駅のVIPラウンジ利用可能
- 国内・ハワイの空港ラウンジ利用可能
- えきねっと、モバイルSuicaの利用で最大10%還元※
- 年会費がかかる
※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。
ビューカード ゴールドは、ビューカードが豪華になって生まれ変わった一枚です。20歳以上が申し込み可能で年会費は11,000円に上がりますが、手厚い傷害保険と充実した特典が揃っています。
きっぷ購入で最大10%還元
JR東日本での新幹線等のえきねっとのきっぷが10%還元に上がるのが魅力で、年間10万円ほど利用する方でしたらプラスになります。
Suicaのオートチャージでも最大1.5%が返ってきますので通勤・通学・出張などで交通機関を多く使う方なら持つべきカードと言えます。
ラウンジが無料利用できる
東京駅にある「ビューゴールドラウンジ」の利用が可能。カードを持った上で条件を達成しなければなりませんが、空港のラウンジと違って利用できる人が限られています。
また、国内とハワイの空港ラウンジの利用も可能。空港での待ち時間や休憩したい時に最適です。そして旅行の際の保険も手厚くなっているので国内でも海外でも安心して旅行を楽しめます。
ホテルや一部の店舗は優待価格で利用できる点に変更はありませんが、割引率が高くなっていたり、新しいサービスが追加されていたりしています。
JALカードSuica
JALカードSuica
カードの特徴
クレジットカードのショッピング利用でJALマイルがたまり、JR東日本での利用でJRE POINTがたまるカード。Suicaのオートチャージにも対応
発行会社 | JALカード |
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還元率 | 0.5% |
ボーナス マイル |
入会搭乗:1,000 毎年初回搭乗:1,000 フライト:10% |
年会費 | 2,200円(税込)初年度無料 |
付帯保険 | 海外:1,000万円(自動付帯) 国内:1,000万円(自動付帯) |
電子マネー スマホ決済 |
Suicaオートチャージ可能、Apple Pay、QUICPay |
ポイント | JALマイル・JRE POINT |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、日本国内でのお支払いが可能な方 |
追加カード | 家族カード(年会費1,100円)、ETCカード(年会費524円) |
- マイルとJRE POINTがたまる
- 保険が自動付帯
- 定期券機能が搭載できない
移動や旅行が多い人におすすめなのがJALカードSuicaです。JALマイルとJRE POINTの両方を1枚で貯められるのがJALカードSuicaの特徴。
Suicaのオートチャージ設定が可能で、オートチャージ時には1.5%のJRE POINTがたまる仕組みです。
VIEWプラス対象のサービス利用でも還元率は大きくアップし、モバイルSuica定期券の購入やえきねっとでの新幹線eチケットを購入した場合などは最大5%の還元率でJRE POINTがためられます。
ショッピング利用ではJALマイルがたまる
JALカードSuica通常利用時にはJALマイルがたまっていきます。
その他にも、JAL系列のフライトや搭乗時にボーナスマイルが加算されるため、マイルを手軽にためたい人に適したカード。
JRE POINTをマイルに変換、マイルをSuicaにチャージするなど、多様な使い方ができ、それぞれのポイント用途も多岐にわたるので、使い方に困りません。
国内旅行や海外旅行の割引やクーポンの特典が利用できるほか、傷害保険が自動付帯となるので、持っているだけで旅先でも安心です。
定期機能は付帯しない
JALカードSuicaはカード本体に定期券機能を搭載できません。
定期券としてSuicaを使う場合は、別で用意したSuica定期券にクレジットチャージするなどの方法を取る必要があるので注意してください。
また、JREポイントの還元率などを考えると、モバイルSuica定期券の利用が一番おすすめです。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
カードの特徴
Suicaを搭載したJALカードのゴールドランク。搭乗ごとにフライトマイルが+25%と高くなるのが特徴。「えきねっと」でのきっぷ購入は最大10%還元。Suicaオートチャージでも1.5%還元
発行会社 | JALカード |
---|---|
還元率 | 1.0% |
ボーナス マイル |
入会搭乗:5,000 毎年初回搭乗:2,000 フライト:25% |
年会費 | 20,900円(税込) |
付帯保険 | 国内:5,000万円(自動付帯) 海外:最大5,000万円(自動付帯) 家族特約あり ショッピング保険:300万円 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、Suica |
ポイント | JALマイル、JRE POINT |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満20歳以上の安定した収入のある方。 |
追加カード | ETC・家族 |
- フライトマイル25%プラス
- 東京駅でビューゴールドラウンジが利用できる
- 国内、ハワイなどの空港ラウンジも利用可能
- JRE POINTをマイルへ移行できる
- 国際ブランドがJCBのみ
- 年会費が高め
電車だけでなく飛行機での移動機会が多い方向けのJALカードSuica CLUB-Aゴールドカード。
ゴールドカード特典として、マイルが2倍貯まる「ショッピングマイル・プレミアム」が無料で自動入会となるので、基本の還元率が1.0%と高いのが特徴。
特約店では200円につき4マイルがたまります。
飛行機利用がなくてもマイルがたまる
入会搭乗ボーナス5000マイルや毎年初回搭乗ボーナス2000マイルがプレゼントされ、搭乗ごとにもマイルのボーナスが区間マイルの25%プラスされるので、飛行機を利用した旅行好きには欠かせない一枚です。
最大5,000万円の手厚すぎる保険は持っているだけで適用される自動付帯。その他、国内空港店舗や空港面全店での割引や、機内販売の割引、JAL泊のツアーが最大5%引きなど、一枚持っているだけで空の旅が楽しめます。
JAL便や電車を頻繁に利用する人にとってはメリットが非常に多く、年に一度でも搭乗する人におすすめです。
ANA VISA Suicaカード
ANA Visa Suicaカード
カードの特徴
ANA Visa 一般カードはフライトでボーナスマイルがたまり、ショッピングで貯めたカードのポイントをマイルに交換できるクレジットカード
発行会社 | 三井住友カード |
---|---|
還元率 | 0.5% |
ボーナスマイル | 入会・継続:1,000マイル フライト:10% |
年会費 | 2,200円(税込) 初年度無料 |
付帯保険 | 国内:最高1,000万円(自動付帯) 海外:最高1,000万円(自動付帯) ショッピング保険:最高100万円 |
スマホ決済 | iD、Suica、Apple Pay、Google Pay |
ポイント | Vポイント |
入会資格 | 満18歳以上の方(高校生を除く) |
追加カード | ETCカード 年会費無料 家族カードなし |
- 入会・継続、フライトでボーナスマイル獲得
- マイルとVポイントがたまる
- 高還元でマイルが移行可能
- 家族カードが発行不可
ANAカードとSuica機能が一つになったANA VISA Suicaカードは、飛行機、電車、ショッピングをカード1枚で対応できます。
ANA、JR東日本、三井住友カードの3社が提携していますが、発行しているのは三井住友カードのため、カード利用でたまるポイントはVポイント。
Vポイントはマイルに移行することができ、入会時・毎年のカード継続はマイルがプレゼントされるため、ポイントとマイルどちらもためやすいのが特徴です。
カード利用でたまるのはANAマイレージ移行可能ポイント
ANA VISA Suicaカードは利用の度にVポイントが獲得可能ですが、このVポイントはANAマイレージ移行可能ポイントです。
ANAマイレージ移行可能ポイントは、特別な交換率でANAマイルへ交換ができますが、移行には「マイレージ移行コース」に加入する必要があります。
マイレージ移行コースは、毎月自動的にANAマイレージに移行する自動移行方式と、好きな時にマイルや景品に交換手続きを行う応募方式の2種類。
ANAマイレージ移行可能ポイントは自動移行・応募方式どちらも選択可能ですが、カード利用の他で得たVポイント(他社からのポイント移行・VクーポンなどでたまるVポイント)は自動移行できません。
逆に、ANAマイレージ移行可能ポイントを、ANAマイル以外の景品などへ交換する場合は、Vポイントへの交換が必要になりますので注意してください。
高還元でマイルに移行可能
ANAマイレージ移行可能ポイントは、特別な交換率でANAマイルへ交換ができます。
交換レートは以下の通り。
マイル移行コース | 交換レート |
---|---|
通常コース 移行手数料無料 |
1ポイント→1マイル |
2倍コース 移行手数料6,600円(税込) |
1ポイント→2マイル |
移行手数料の有効期間は毎年4月1日~翌年3月31日まで。
有効期間中に一度でも2倍コースでの移行があった場合は、ANAマイルへの交換がおこなわれた初回移行月の翌々月10日に移行手数料が引き落とされます。
また、ANAマイレージ移行可能ポイントではないVポイントは、応募方式でのみマイルへの移行が可能となっており、交換レートは5ポイント=3マイル。
1ポイント換算にすると0.6マイルとやや少なめなので、自動移行の2倍コースはかなりお得なのがわかりますね。
イオンSuicaカード
- イオングループで還元率2倍
- 20日、30日イオン5%オフ
- イオン利用者以外はお得感なし
イオンによく行く人は注目すべきカードです。全国のイオングループ店ではポイント還元率が2.0%になる上、たまったポイントをSuicaのチャージに利用可能です。
毎月20日と30日は買い物感謝デーを実施していて、買い物時に5%オフになるキャンペーンがあります。その他、公共料金の支払い時にWAONのポイントがもらえたり、給与口座をイオン銀行に設定すると毎月10WAON POINTがもらえたりします。
イオン銀行を持っている人であれば、クレジットカードもイオンカードにすると良いでしょう。
年会費永年無料でお得
イオンSuicaカードは、他のSuicaオートチャージ対応カードと比較すると、年会費が永年無料なのでカードを利用しなかったとしても損にはなりません。
イオンマークのカード共通特典も利用可能で、対象店舗ではポイント2倍や対象日の割引サービスが受けられることから、特にイオングループで買い物をする人にはお得なカードでしょう。
イオンの特典としてイオンシネマの映画鑑賞割引やHIS、じゃらんなどの旅行・レジャー施設の優待もあるため、誰でも利用しやすいのも魅力です。
JREカード
JRE CARD
カードの特徴
JR東日本グループのビューカードが発行する「JRE CARD」は、駅ビルやJRE MALLのショッピングで3.5%・Suicaチャージや定期券の購入でポイント還元3倍になるお得なカード。Suica付きカードや定期券付きカードも選べ、カード利用でたまったポイントはSuicaにチャージしたり、JRE POINT加盟店で利用することも可能
発行会社 | ビューカード |
---|---|
ポ還元率 | 0.5% |
年会費 | 524円(税込)初年度無料 |
付帯保険 | 海外:最高500万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
電子マネー スマホ決済 |
Suica、Apple Pay |
ポイント | JRE POINT |
入会資格 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生不可) |
追加カード | ETCカード 年会費524円(税込) |
- 駅ビルや定期券の購入でポイント還元率上昇
- 利用スタイルに合わせてカードが選べる
- 付帯保険つき
- 年会費がかかる
既にSuicaや定期券を持っている人でも安心して利用できるのがJREカードです。JREカードは、用途に合わせて申し込みができるので、自分に合うカードを選択できるのが特徴。
- Suicaを持っているのであれば「Suica・定期券なし」
- 国際ブランドを選びたい人は「Suica付き」
- 通勤や通学に使いたい人は「Suica・定期券付き」
以上の3種類から選択できます。定期券の購入やオートチャージでポイント還元率が上がる他、優待点で利用してもポイント還元率が上がります。
ポイント有効期限が実質無期限
JRE POINTの有効期限は、最後に貯めた日もしくは使った日から自動的に2年後の月末まで延長されます。
一部のカードを除き、基本的にクレジットカードのポイントは1~2年、長くても3年程度でポイント有効期限を迎えて消失してしまいがち。
JREカードでは、通常の買い物でもポイントをためながら有効期限を延長できるため、日頃からカードを利用しているだけでポイントが実質無期限となるのもお得です。
JRE MALLの利用で最大7.5%還元
JREカードはインターネットショッピングモールのJRE MALLを利用することで、還元率が常時3.5%にアップします。
JRE MALLでは各店舗限定のポイントアップ商品や、毎月開催されるポイント5倍キャンペーンなどでさらに還元率を上げることができるため、効率的にポイントがためやすいのも魅力の一つです。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカード
カードの特徴
JR東日本100%子会社の株式会社ビューカードが株式会社ビックカメラと提携して発行するカード。Suicaの利用の場合の還元率は1.5%、ビックカメラでの利用で最大11.5%還元になる
発行会社 | ビューカード |
---|---|
ポイント還元率 | 通常1.0%(ビックカメラでは最大11.5%) |
年会費 | 524円(税込)初年度年会費無料 年1回利用で無料 |
付帯保険 | 国内:最高1,000万円(利用付帯) 海外:最高500万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Suica、Apple Pay、Google Pay |
ポイント | JRE POINT・ビックポイント |
入会条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。ただし、高校生の方はお申込みいただけません。 |
追加カード | ETCカード 年会費524円、家族カード 年会費524円 |
- ビックカメラの店舗で最短即日発行
- ビックポイントとJRE POINTがたまる
- 最大で11.5%還元率
- ポイントがJREとビックポイント
ビックカメラでの買い物とSuicaのチャージがお得になる一枚。日常的にビックカメラに行く人であれば持っておいた方がお得です。
通常の買い物のポイント還元率は1.0%です。Suicaにチャージすれば1.5%ですが、ビックカメラでは10.0%のポイント還元率となっているので、Suicaでチャージして買い物をすれば11.5%還元になります。これまでのクレジットカードの還元率を大きく上回っているのが特徴です。
年会費をお得にする方法あり!
ビックカメラSuicaカードは2年目から年会費がかかりますが、年内に1回でもクレジット決済を利用すれば年会費が無料になります。
クレジット決済については利用内容や金額を問わずで、Suicaへのチャージ・オートチャージ、定期券購入なども対象。
Suicaを電車やバス、店舗での支払いに利用する人であれば実質年会費無料として利用しやすいカードでしょう。
また、ビックポイントはコジマ電気やソフマップで利用できるので、失効せずに使えます。
ビックカメラでの買い物に使ったり、VIEWプラス対象商品に使ったりするとポイント還元率が上がるので、Suicaのチャージと併せてお得に使っていきましょう。
ルミネカード
ルミネカード
カードの特徴
ルミネもニュウマンでいつでも5%の割引を受けられるだけでなく、定期券の購入やSuicaへのチャージでポイントが3倍たまるなど、JR東日本のサービスの利用もお得。定期券を載せることも可能
発行会社 | ビューカード |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 1,048円(税込)初年度無料 |
付帯保険 | 海外:最高500万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay、Suica |
ポイント | JRE POINT |
申込資格 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生不可) |
追加カード | ETCカード 年会費524円 |
- Suicaが自動付帯
- ルミネとNEWoManでの買い物がいつでもお得に
- ルミネで店頭発行すれば最短即日発行
- 基本還元率0.5%
ルミネ、NEWoMan、アイルミネでの買い物がいつでも5%オフになるカードです。ファッションや本、DVDや食品にも使えるので、買い物好きな人に最適。
補償やサポートも充実していて、紛失時は定期券部分やSuicaのチャージ残高まで補償します。そして国内外での旅行保険は自動付帯となっているので、保有しているだけで安心です。
身分証と銀行のカードを持っていれば、店頭で申し込みが可能です。口座振替の設定もできるので、すぐにカード発行ができます。すぐに使いたい人は店頭で申し込みをしましょう。
ルミネでお得なサービスが豊富
ルミネカードは、ルミネカード会員限定で買い物が10%オフで楽しめるキャンペーンが年に数回あるので、買い物好きは見逃せません。
また、カード利用でためたJRE POINTはルミネ商品券に交換可能ですが、お得に交換がしやすい交換レートになっています。
JRE POINT | ルミネ商品券 |
---|---|
2,000ポイント | 2,000円分 |
3,600ポイント | 4,000円分 |
8,400ポイント | 10,000円分 |
ルミネ商品券への交換は2,000円分~30,000円分まで選択が可能で、交換数が大きくなればなるほどお得に交換ができるため、一度にまとめて交換するのがおすすめです。
年間利用額に応じてルミネ商品券プレゼント
ルミネカードは年間の利用額に応じてルミネ商品券がプレゼントされます。
年間利用額 | ルミネ商品券 |
---|---|
20万円~50万円未満 | 1,000円分 |
50万円~70万円未満 | 2,000円分 |
70万円~100万円未満 | 3,000円分 |
100万円以上 | 5,000円分 |
また、ルミネのアプリ「ワンルミネ(ONE LUMINE)」と連携し、提携ショップでの買い物時にカード決済をすると独自のマイルがたまります。
このマイルが50万マイル以上たまるとプラチナランクとなり、ホテルでの食事やスパなどの優待券などのプラチナランク限定サービスを受けることも可能。
基本的には1円につき1マイルですが、キャンペーンなどによって1円につき2マイルたまったり、来店時のチェックインで10マイル獲得できることもあるため、ルミネ提携店での買い物が多い人は挑戦しやすいでしょう。
Suicaへの通常チャージで高還元なクレジットカード
PayPayカード | リクルートカード | 楽天カード | |
---|---|---|---|
クレジットカード | |||
国際ブランド | Visa Mastercard® JCB |
Visa Mastercard® JCB |
Visa Mastercard® JCB AmericanExpress |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.2% | 1.0% |
Suica チャージ還元率 |
1.0% | 0.75% | 0.5% |
特徴 | PayPayアプリとの相性抜群 | Suicaチャージでもポイント還元率が高く、ホットペッパー系に強い | 楽天ペイチャージでポイント還元!「楽天ペイのSuica」も発行可能 |
詳細 |
手動でのSuicaチャージのメリットはクレジットカードのポイントがたまることです。
オートチャージの場合にたまるポイントは「JRE POINT」のため、クレジットカードのポイントを貯めたい方には向きません。
チャージの手間はかかりますが、モバイルSuicaを利用すればスマホでチャージも即完結するので大した手間はかからないでしょう。
PayPayカード
PayPayカード
カードの特徴
Yahoo!のネット通販で還元率が3.0%にアップするカード。PayPayアプリに(残高)チャージ可能の唯一のクレジットカード。PayPayステップ条件を満たすとポイント還元率が1.5%にアップ。(1ヶ月に200円以上の決済30回以上・且つ決済金額10万円以上)
発行会社 | PayPayカード株式会社 |
---|---|
還元率 | 1.0% PayPayステップ条件達成で最大1.5% |
年会費 | 永年無料 |
付帯保険 | なし |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、PayPay |
ポイント | PayPayポイント |
クレカ積立 | PayPay証券 |
申し込み条件 | 日本国内在住の満18歳以上(高校生除く) で本人または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
追加カード | ETCカード(年会費550円) 家族カード(年会費無料) |
- PayPayポイントがたまる
- PayPayあと払いでチャージが不要
- モバイルSuicaのチャージでも1.0%還元
- 付帯保険無し
PayPayカードは利用金額200円につき1%が還元される高還元率のクレジットカードです。
PayPayアプリとの相性が良く、今後はPayPayチャージでの利用カードが制限されてくるためPayPay利用者には必須のカードとなってきます。
また、ウエルシアやYahoo!ショッピングでの還元率が高くなっており、PayPay利用者なら年に数回開催される「超PayPay祭」で多くのクーポンも獲得可能で、お得なショッピングがしやすくなりますね。
モバイルSuicaならチャージ還元率維持
近年では電子マネーやSuicaへのチャージ還元が改悪されているカードも多く、還元率を考えるとチャージ専用のクレジットカードが必要になることもあります。
しかし、PayPayカードならモバイルSuicaやApplepayのSuicaへ連携させることで還元率1.0%を維持しながらチャージが可能となり、PayPayポイントを貯めている方ならオートチャージを利用しなくてもポイントを効率よく貯めることが出来ます。
定期券の支払いもポイント付与の対象になるなど、オートチャージはできなくてもSuica関連サービスを利用していれば還元率はかなり高いと言えるでしょう。
リクルートカード
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスで最大4.2%還元となるお得なクレジットカード。リクルートポイントはPontaポイント、dポイントへ交換可能
発行会社 | リクルートホールディングス |
---|---|
還元率 | 1.2% |
年会費 | 無料 |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円 ショッピング保険:年間200万円 |
スマホ決済 電子マネー |
Apple Pay、Google Pay |
ポイント | リクルートポイント |
申し込み条件 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方。または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード、ETCカード(発行手数料1,100円) |
- ポイント還元率が1.2%
- リクルートグループで還元率アップ
- 付帯保険が付く
- 特約店がリクルートグループに限られる
- モバイルSuicaの還元率が0.75%
リクルートカードは、年会費無料で還元率が1.2%に設定されています。
固定費の支払いや税金のしはらいでも1.2%の還元率なので、基本還元率を重視している方に向いているクレジットカードです。
モバイルSuicaのチャージ還元率は0.75%と下がってしまいますが、他社カードでは0.5%還元がほとんどですので高還元と言えるでしょう。
入会キャンペーンも充実していて、新規入会でポイント付与、抽選でのポイントプレゼントなど、定期的にキャンペーンを実施しているので非常にお得です。
リクルートグループの利用で還元率アップ
リクルートカードは、リクルートのサービスであるじゃらんやホットペッパーなどを利用すればさらにポイント還元率が上がる特徴があります。
例えばクレジットカードを使ってヘアサロンの予約や、飲食店の予約人数に応じて50ポイント乗算など、予約時にポイント加算される場合もあるので、グルメ、旅行、レジャーなど様々なシーンで活用しやすいです。
また、ホットペッパービューティでは対象のヘアサロン予約時に、カードを登録しておくことで「スマート支払い」で決済が可能になります。
スマート支払いは、サロン店頭でのお金のやり取りが省略されるためスムーズな退店ができるだけでなく、最大5%のポイント還元も可能。
予約分のポイントと組み合わせて合計7%の還元が受けることもできるため、ヘアサロンをホットペッパービューティで予約している人はかなりお得ですね。
楽天カード
- ポイント還元率が1.0%
- 楽天市場で還元率アップ
- 付帯保険が付く
- 楽天ペイ経由で0.5%還元
楽天カードは基本還元率が1.0%で楽天市場での還元率が数倍に上がるのが特徴です。
特約店も全国に数万店舗ありますので、どこで利用してもポイント還元を受けれますし、ポイントアップする特約店も多いのが特徴。
日本で一番利用されている汎用性の高いクレジットカードの代表です。
Suicaへの直接チャージはポイント還元の対象外
楽天カードのSuicaチャージ利用は、基本的にはポイント還元がされません。しかし、楽天ペイを経由することで、楽天ペイのモバイルSuicaへのチャージでポイント還元が可能になります。
楽天カードから楽天ペイチャージ時にポイント還元が行われ、還元率は0.5%と、カード利用時の還元率よりは低くなってしまいますが、直接Suicaへチャージするよりお得にチャージできるため活用したい方法です。
また、JRE POINTに登録したSuicaを利用することでJRE POINTをためることも可能。
楽天ペイからモバイルSuicaへチャージし、JRE POINT対象店でSuica支払いを行えばポイントの2重取りで1%の還元率にアップさせることもできます。
夜間自動チャージが便利
楽天ペイのモバイルSuicaでは「夜間自動チャージ」というサービスが利用可能。
モバイルSuica残高が事前に設定した金額以下になった場合に、夜中の1:30~3:30の間自動でチャージをしておいてくれる便利な機能です。
チャージ額も設定できるため、オートチャージと同じように金額をあまり気にしないでSuica利用がしやすいメリットがあります。
ただし、夜間自動チャージはモバイルSuicaのメンテナンス時や、モバイルSuicaが入っている端末のバッテリー切れなどがあると利用できないため、注意して利用しましょう。
Suica付きクレジットカードでオートチャージする方法
Suica付きのクレジットカードは申し込み時に「オートチャージを利用する」にチェックを入れて申し込むと利用可能なクレジットカードが届きます。そのままSuicaカードとして利用可能。
初期値としてチャージ残額が1,000円以下になると、3,000円がチャージされる設定になっています。後日金額を変更したい場合は、駅にあるATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で簡単に設定変更することができます。
モバイルSuicaでオートチャージ
モバイルSuicaでオートチャージを利用する場合は、まずSuica付きクレジットカードをモバイルSuicaのアプリに登録する必要があります。モバイルSuicaのアプリをダウンロードしていいない方は入れておきましょう。
アプリ内の「入金(チャージ)」をタップした後、左下の「クレジットカード登録」を選択してクレカをカメラで読み取ります。読み取れない場合は手入力でカード番号を入力するだけ。
カードを登録した後はホーム画面から「チケット購入 Suica管理」をタップ。
「オートチャージ設定」とタップするとオートチャージ設定の画面になります。「利用する」にチェックを入れて金額設定することで指定の金額でクレジットカードからチャージされるようになります。
Suicaが利用できる場所
Suicaは改札でかざすだけで利用でき、コンビニでほとんど対応しています。自動販売機では電子マネー決済に対応しているものであればSuicaも同様の方法で決済が可能です。
非接触対応のSuicaクレカもモバイルSuicaもかざすだけで支払えるので、簡単でスピーディな買い物ができます。iPhoneでモバイルSuicaを利用する場合はスマホの起動すらしなくていいのもメリットです。
駅ビルやショッピングモール、飲食店やドラッグストア、家電量販店でも利用可能です。
カラオケなどの娯楽施設や、博物館や美術館の入館券や拝観券をもSuicaで購入できます。
Suica付きクレジットカードのメリット
Suica付きクレジットカードのメリットを解説していきます。
- オートチャージに対応
- Suicaの支払いでもポイントがたまる
- たまったポイントをSuicaにチャージして利用可能
- カードの提携店での利用でポイントアップ
オートチャージに対応
Suica付きクレジットカードの最大のメリットは、オートチャージに対応している点です。自分で設定した金額を下回った場合、改札にタッチした瞬間にチャージされます。
残高不足によって改札で止まることなく電車に乗れるので、急いでいるときにも安心です。
また、オートチャージでは通常の利用時と比較すると3倍の還元率になります。ポイント還元率が非常に高いので、JR東日本を頻繁に利用する人はよりお得です。
モバイルSuicaにカードを登録すればカードを持ち歩く必要もありませんし、オートチャージの金額設定も可能です。
Suicaの支払いでもポイントがたまる
Suica付きクレジットカードは、通常の買い物でSuicaを使った場合でも、日常的にポイントがたまるのがメリットです。
カードのSuica決済やモバイルSuicaでの決済も利用可能。オートチャージされた時にもポイントが加算されるため、オートチャージと支払いでポイントの2重取りが実現します。
一般的なクレジットカードでは支払いの際にしかポイントがたまりませんから、比較すると非常にお得です。
たまったポイントをSuicaにチャージして利用可能
たまったポイントはカードごとに決められた使い方ができるほか、Suicaにチャージして利用可能です。
少しのポイントだけ有効期限が近くなった場合や、ポイントの使い方に悩まずに使えるので、ポイント管理が苦手な人でも問題ありません。
カードの提携店での利用でポイントアップ
カード発行元によって特約店が違い、特約店を利用することでポイント還元がアップします。
例えばJALカードSuicaならJALの特約店であるエネオス、トヨタレンタカー、ファミリーマート、ウエルシア、各ホテルで100円につき倍の2マイルが付与となります。
ビューカードが発行しているカードならクラシック・歌舞伎・ミュージカル・横浜・八景島シーパラダイスのチケット、ビックエコー、ジョイサウンド、各種ホテルでの割引が適用されます。
カード会社によって優待店が異なりますので、よく利用する店舗を基準にカードを選択するのも良いでしょう。
Suica付きクレジットカードのデメリット
多数のメリットがあるSuica付きクレジットカードですが、デメリットも存在します。
- Suica以外の利用時にはポイント還元率が低い
- 同じカードでもポイント還元率が異なる
- Suica以外の利用時にはポイント還元率が低い
Suica以外の利用時にはポイント還元率が低い
Suica以外の利用時にはポイント還元率が低く設定されています。カードによって異なりますが、通常の買い物での還元率は0.5%が基本となっています。
最近では1.0%がベースになりつつある中、使い方によっては1.5%、2.0%と還元率が上昇していく傾向がありますので、基本利用時の優先度はあまり高くないでしょう。
そのため、Suica系カードはチャージなどに特化したサブカードとして利用することが多いクレジットカードです。
同じカードでもポイント還元率が異なる
Suica付きクレジットカードで買い物をした場合、1,000円につきJRE POINTが5ポイントたまるのがスタンダードです。しかし、オートチャージで1,000円分チャージした場合は、JRE POINTが15ポイントたまる仕組みになっています。
また、JRE POINT加盟店では、100円につき1ポイントとなっていて、同じカードでも使い方によってポイント還元率が異なる複雑さを持っています。また、JRE POINTカードの提示でポイントがたまるお店もあれば、Suicaの利用でたまる店もあり、店舗によって正しい使い方をしなければポイントがたまらない可能性もあります。
きちんとポイント管理をしたい人は少々苦労するでしょう。
オートチャージ非対応の決済に注意
Suicaのオートチャージ機能は便利ですが、オートチャージ対象エリア外やチャージ上限金額などによって、オートチャージが利用できない場合があります。
以下は、オートチャージが利用できない理由の一部をまとめてみました。
オートチャージ対象外機器 | ・バスの運賃精算 ・コンビニや自動販売機などのSuica電子マネーでの決済 ・新幹線自動改札機の入出場 ・オートチャージ対象外エリアの改札で入出場 |
---|---|
1日のチャージ上限 | 1日のオートチャージ可能な上限金額は20,000円まで |
ビューカード利用可能額不足 | カードの利用しすぎでショッピング利用可能枠の上限を超えるとオートチャージも利用できない |
特に、現在オートチャージの対象エリアは、首都圏Suica・PASMOエリア、仙台エリア、新潟エリア、青森エリア、盛岡エリア、秋田エリアのみとなっており、その他エリアでは利用できません。
また、そもそもオートチャージの利用申し込みをしていなかったり、チャージ残高を下回っていない場合などでは自動チャージはされません。
カード状況や、Suicaの利用状態などをしっかりと確認して利用するようにしましょう。
Suicaオートチャージクレカはビューカード スタンダードがおすすめ
ビューカード スタンダード
カードの特徴
ビューカード スタンダードは、JR東日本グループのビューカードが発行しているクレジットカードでSuicaオートチャージ可能。定期券の購入やSuicaへのチャージでポイントアップ!
発行会社 | ビューカード |
---|---|
還元率 | 0.5% ※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。 |
年会費 | 524円(税込) |
付帯保険 | 海外:最高500万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
ポイント | JRE POINT |
スマホ決済・電子マネー | Suica、Apple Pay、Google Pay |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(高校生不可) |
追加カード | ETCカード 年会費524円 家族カード 年会費524円 |
ビューカード スタンダードは、今回記事中に紹介した他のカードに比べると機能や特典がシンプルなので、Suicaのオートチャージ機能を重視している人にとっては楽に利用しやすいカードです。
また、年会費もオートチャージや鉄道利用などによるポイント獲得で簡単に元を取りやすく、定期的にSuicaを利用する人なら気にならないほど。
ポイントのたまりやすさと、利用しやすさで言えば、Suicaオートチャージにはビューカード スタンダードが最もおすすめと言えるでしょう。
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