リクルートカードは旅行サイトの「じゃらん」や、美容室探しの「ホットペッパービューティー」などでポイントがお得に貯まる年会費無料のクレジットカードです。
今回はこのリクルートカードの作り方の手順や、審査通過するための申し込み方法について解説していきます。
目次
リクルートカードの申し込みの流れ
リクルートカードの申し込みはオンラインで行います。リクルートIDを持っているか否かで申し込み方法は異なり、リクルートIDを持っていない場合はまず無料のIDを取得する必要があります。
リクルートカード公式サイトにある申し込みボタンから新規会員登録へと進み、必要事項を入力して登録を行います。
すでにじゃらんnetやホットペッパーでリクルートIDを持っている場合、新たに取得する必要はありません。会員登録後、カード申し込みページから希望の国際ブランドを選び、申し込みへと進みます。
規約を確認の上、会員情報や支払い口座を入力し、手続きを済ませるとカード会社による審査が行われ、審査が完了すると後日郵送でカードが届きます。
リクルートカード郵送での申し込み
リクルートカードの申し込みはオンライン限定となっているため、郵送や電話で申し込む事はできません。ただし、インターネット環境によりオンラインで設定ができない場合などに限り、支払い口座を郵送で設定する事は可能です。
画像を使って解説【インターネット申し込み】
ここからは実際の申し込みページと同じ画像を使用して申し込みの手順を解説していきます。
まずはリクルートカードの申し込みページからリクルートIDへのログインを行います。
下のボタンから申し込みに進みましょう。ページに移動したら「カードのお申込みはこちら」をクリックします。
まずはリクルートIDの入力が求められます。ホットペッパービューティやホットペッパーグルメをすでに利用している方は既存のIDでログインします。
リクルートIDはメールアドレスを入力し、パスワードは設定したものを利用しましょう。忘れてしまった方は「ログインできない」から再設定が可能です。
リクルートIDをお持ちでない方はIDを作成してからの申し込みになるので「新規会員登録へ」をクリックして会員登録へ進みます。
ログインが済むと「国際ブランド」の選択画面に移りますのでJCB、mastercard、Visaから好きなブランドを選択しましょう。
特にこだわらない人はJCBかVisaであれば日本国内で不便することはないのでどちらかを選ぶのが得策。ポイントキャッシュバックのキャンペーンをやっていることもあるので、キャンペーンを重視して選択するのもいいでしょう。
mastercardとVisaは三菱UFJニコス株式会社が発行になり、JCBを選んだ場合は株式会社ジェーシービーがカードを発行します。
ブランドを選択すると「学生カード」「一般カード」の選択になります。学生でない人は一般カードを選択しましょう。
利用規約に目を通して問題なければ同意をして進みます。
ここからは個人情報や勤務先、銀行口座、本人確認書類の撮影、付帯サービスなどのオプションを選択して終了となります。
必要書類
本人確認書類
リクルートカードの申し込み時にも本人確認書類が必要となります。持っている場合は運転免許証、免許証を持っていない場合はパスポートや住民票の写しなどを用意しておきましょう。
保険証などでは2点本人確認書類を用意する必要があります。
所得証明書類
リクルートカードを申し込む際にキャッシング枠を希望した場合、給与の支払証明書や源泉徴収票など所得証明書類の提出を求められる可能性があります。
所得証明書類が必要となるのは、キャッシング枠を50万円以上で希望した場合と、キャッシング枠の希望額と他社との借り入れを合わせると100万円以上となるケースです。
発行までにかかる期間
リクルートカード発行までの日数は、選択する国際ブランドや引き落とし口座の設定、キャッシング枠の有無によって異なります。
目安はmastercardとVisaの場合1週間から10日程度、JCBでは2週間程度となっていますが、当然それ以上かかる場合もあるため余裕をもって申し込みましょう。なお、リクルートカードは即日発行には対応していません。
審査通過のためのポイント
リクルートカードの申し込み条件は「18歳以上で本人または配偶者に安定収入がある」「リクルートIDを持っている」というのが条件の為、学生やアルバイト、主婦の方でも申し込めるカードとなっています。
リクルートカードはショッピングをメインとして利用するための流通系カードです。楽天カードやイオンカードと一緒の分類であるため、審査は銀行系のカードよりも厳しくありません。
審査が不安な人は以下のことに気を付けながら申し込みましょう。
- キャッシング枠を可能な限り減らす
- 虚偽情報を書かない
- 多重申し込みをしない
キャッシング枠を可能な限り減らす
専業主婦や学生など、収入がない方がカード申し込み時にキャッシング枠を希望すると審査落ちする場合があります。
これは、無収入の人に対してはキャッシングが禁止されているためで、キャッシングの希望枠を可能な限り減らす事によって審査落ちを回避できる可能性があります。キャッシングを利用しないのであればキャッシング枠をゼロにして申し込みましょう。
正確な情報を記載する(ミスや虚偽情報を書かない)
申し込み時の入力ミスや虚偽記載もカードの審査落ちの原因となります。住所や勤務先など申し込み内容の虚偽記載については公文書偽造という犯罪となってしまうので絶対にやめましょう。
なりすましやカード詐欺を防ぐためにカード会社はチェック体制を強化していますし、年収でサバを読んでも勤続年数や会社の規模から推測されバレてしまいます。電話番号やメールアドレスなど間違えやすいものは十分に確認を行い、職場の情報を入力する際は名刺などを用意しておくとスムーズです。
多重申し込みをしない
複数のクレジットカードを短期間に申し込む事も「申し込みブラック」になり審査落ちの原因となります。キャンペーン目的の入会やクレジットカード現金化に使われる事を防ぐため、カード会社は1か月あたりの申し込み枚数を制限しています。
たとえ別のカード会社であっても、カード申し込みの情報は個人信用情報機関によって管理されているため分かってしまいます。申し込みブラックにならないために、目安として1か月に3枚以上のカードに申し込む事はやめておきましょう。
リクルートカードの特徴
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスでお得なクレジットカード
発行会社 | リクルートホールディングス | ポイント還元率 | 1.2% |
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年会費 | 無料 | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、nanaco、モバイルSuica | ポイント | リクルートポイント |
リクルートカード最大の特徴は1.2%の高還元となる事です。ショッピングはもちろん、公共料金の支払いや電子マネーのチャージでもポイントが貯まる点は大きなメリットといえます。
例えば、月々2万円の公共料金の支払いを行うだけでも年間2,880円分のポイントが貯まる点は見逃せません。リクルートグループのサービスを利用すると還元率がアップし、自社のショッピングモールであるポンパレモールでは4.2%、じゃらんnetを利用すると3.2%のポイント還元率となるため更にお得です。
国際ブランドをmastercardかVisaにした場合、nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAという4種類の電子マネーをチャージする際にもポイントが貯まるので、電子マネーのチャージ用としてもおすすめのカードです。