Nexus Cardは買い物専用で使えるデポジットタイプのクレジットカードです。
デポジットとは、保証金や預金を由来とした言葉で、カード受け取り時に保証金を預けるシステムのクレカのことを指します。
申し込み時に自身でデポジット(保証金)の金額を決めることができるので、そのまま利用可能枠として設定されます。審査が不安な方でも発行しやすい仕様となっているのが最大の特徴です。
この記事ではNexus Cardのメリットとデメリットをくわしく解説します。
- 自分でカードの利用限度額を決められるMAX200万円!
- ETCカードも発行できる
- フリーランス、個人事業主でも申し込み可能
- 発行手数料と年会費がかかる
- カードタッチ決済やスマホ決済には対応していない
目次
Nexus Cardの基本情報
Nexus Card
カードの特徴
本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しているのでネットショッピングなども安心。3Dセキュア対応の電子マネーチャージもできる。利用限度額分を前入金するデポジット型カードで、5万円~200万円 保証金(デポジット)と同額で設定可能。審査が不安な方でも申し込みできる
発行会社 | Nexus Card |
---|---|
還元率 | 0.5% |
年会費 | 発行手数料:550円(税込) 年会費:1,375円(税込) |
デポジット金額 | 5万円~200万円 |
付帯保険 | - |
スマホ決済 | - |
ポイント | Nexusポイント |
申し込み条件 | 18歳以上の方で、安定した収入のある方 |
追加カード | - |
これまでデポジットタイプのクレジットカードを使ったことがない方もいるでしょう。
基本的な機能はクレジットカードと同じで、保証金を用意するところだけが特殊な仕様となっています。
ショッピングやネットでのお買い物でも通常通り使うことができます。
デポジット(保証金)タイプのショッピング専用カード
デポジットとは、保証金の金額に合わせて利用可能額を決定する仕組み。保証金を指定銀行口座へ一旦支払うことで利用できるようになります。
保証金とは、信用補完のための担保としてNexus Card株式会社の銀行に預けるお金のこと。あくまで保証金ですから、支払いには利用できません。
保証金を預けたままの状態で、利用代金は後払いで払います。預けた金額と同額が利用限度額として支払いに使えるようになります。利用限度額は5万円〜200万円まで設定できます。
デポジットとカード利用限度額
・利用限度額:デポジットで入れた額と同額
審査をクリアできるかどうか不安な方や、既にほかのカードで審査落ちしてしまった方なども申し込み可能です。フリーランスや個人事業主も、経費をカード決済にできます。
Nexusポイントでお得に買い物
ポイント | Nexusポイント |
---|---|
還元率 | 0.5%還元 利用金額200円ごとに1ポイント |
ポイント交換 | 500ポイントから |
ポイント交換先 | デジタルギフト、Amazonギフト券、各社マイル、電子マネーなど |
Nexusポイントは利用金額200円ごとに1ポイント。1ポイント=1円として換算され、デジコのデジタルギフトとも交換可能です。
お買い物でも付与されますが、電気やガスのような公共料金でも還元されます。
たまったポイントは各社のポイントなど6,000種類以上の交換先が用意されています。
Nexus Cardのメリット
Nexus Cardは、柔軟に利用限度額の変更ができたり、デポジット10万円でETCカードが無料になる特典など、メリットも豊富です。
万が一の時にも安心な紛失・盗難保障も付帯。それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
利用限度額が柔軟に決められる
利用限度額は希望金額1万円単位で調整が可能です。
追加する際は、Nexus Cardのお問い合わせフォームか以下の電話番号へ連絡して申請しましょう
お問い合わせ先
クレジットに関するお問い合わせ:0570-000-082
受付時間:平日9:00~18:00 (土、日、祝日、年末年始を除く)
問い合わせフォーム
最初の設定金額では不十分な場合、利用可能枠引き上げの問い合わせをしてみましょう。
デポジット10万円でETCカードが無料
デポジット金額に10万円以上の入金があれば、ETCカードを付帯できます。ETCカードの年会費は無料です。
ETCカード発行条件
・年会費・発行費:無料
・再発行費:550円(税込)
新規の場合、申し込んで契約者のカードの受け取りが確認できたら、1週間〜2週間ほどで届きます。
新規発行の際、一緒に申し込んでも、一緒に届くわけではない点には注意が必要です。ETCカードの利用代金は、Nexus Cardの利用代金と合わせて請求されます。
また、家族カードが発行できないので1人一枚までの発行となります。
フリーランス、個人事業主でも使える
かけだしのフリーランスや個人事業主の場合、収入が安定しないためビジネスカードを作ろうと思っても、以外と審査通過するのが難しい場合があります。
審査では信用情報や財務情報がチェックされますが、デポジット型クレカの為、他社のクレジットカードよりは発行しやすい仕様となっています。
カード会社も、保証金により貸倒れのリスクが低くなるため、個人事業主やフリーランスをはじめたばかりの方は申し込みやすいでしょう。
「みんなリボ」に登録で支払いが毎月定額に
残高スライド定額方式(with・in)リボルビング払い | |
手数料 | 実質年率18.00% |
締め日 | 毎月15日 |
支払日 | 翌月6日 |
「みんなリボ」は、ショッピングリボルビング払い事前登録サービスです。
会員がカード利用前にあらかじめ申し出ることが必要です。「みんなリボ」申し出てから以降は翌月1回払いと指定すると、リボルビング払いが適用されます。
リボルビング払いは、毎月定額で支払えるのがメリットです。家計管理がしやすく、高額な製品も利用件数に関係なく、毎月の負担を小さくして払えます。
ただし、毎月の支払額を極端に減らし、無計画に購入ばかりしていると気づかないうちに返済額がふくらむ危険性もあります。
また、1回払いと異なり手数料もかかってくるため利用には注意が必要です。その点を理解した上で計画的に利用すれば、返済の負担を小さくできます。
リボルビング払いの月々のお支払額一覧
リボルビングの利用残高 | 毎月の弁済金 |
---|---|
100,000円 | 5,000円 |
200,000円 | 10,000円 |
300,000円 | 15,000円 |
30万円を越えるリボルビング払いの利用については100,000円増すごとに5,000円ずつ増額 |
カード紛失・盗難保障が付帯する
紛失・盗難により被害を受けた場合、お届けいただいた日から60日前までさかのぼって、損害金の全額(または一部)を補填します。
万が一、紛失や盗難があった場合、保障が付帯されています。なくなったり盗まれたようなトラブルがあれば、すぐにNexus Cardの方へ連絡が必要です。
また、最寄りの警察にも届け出が求められます。紛失や盗難について報告を怠ると、補償されない可能性もあるため注意が必要です。
紛失や盗難の情報を報告してから60日前までさかのぼり、損害金の全額か一部を補填してくれます。ただし、状況によっては補填されない場合もある点には要注意です。
たとえば会員が故意、または重大な過失で盗難や紛失が発生した場合などは当てはまります。さらに会員の家族や同居人など、関係者が関与した不正利用のケースです。
ただし、カードに設けられている署名欄に自己署名がない状態で損害が発生した場合、会員規約に違反しているとみなされて補償されません。
Nexus Cardのデメリット
デメリットは、年会費や発行手数料、保証金の支払金には使えないことがあげられます。また、タッチ決済やスマホ決済が使えません。さらに、旅行保険等の付帯もありません。
審査に柔軟に対応する代わりに、最低限の機能を持たせて発行されています。デメリットについてくわしく解説していきます。
キャッシングは付かない
支払い方法は以下となっており、分割払いも使えますが、お金を借りるキャッシングやカードローン機能は付いていません。
・2回払い
・分割払い
・リボ払い
・ボーナス一括払い
毎月、利用限度額までの支払いを心がけましょう。
年会費・発行手数料がかかる
Nexus Cardの年会費や発行手数料は、以下の通りになります。
発行手数料 | 550円(税込) |
---|---|
年会費 | 1,375円(税込) |
支払日 | カード入会月の翌々月6日 |
注意点としては、年会費支払い後に脱会したり、会員資格の取消を受けたりしても返却されません。また、年会費を支払わないと、会員特典も受けられなくなります。
その他、年会費を払わなかった場合、翌月以降に年会費の支払請求があります。ただ、入会月の翌々月6日ですし、金額も一般的に大きなものではありませんから負担は少ないです。
保証金は支払いに使えない
デポジットは指定された銀行口座へ一旦支払って預ける仕組みです。
カード会社は貸し倒れリスクを、最初に支払う金額で担保できます。保証金ですから、お金が不足していても、この保証金を支払いには使えません。
保証金はNexus Cardが提示した金額を、指定した方法と期日までに預託する形です。保証金の返還については、規約に基づいて一切の債務が消滅していることを確認してから返還されます。
返還は日本国内の振替口座などへの送金を実施する形です。
日本国内に振替口座などの登録がない会員に対しては、承諾を取ったうえで、届出住所宛てへ、郵便振替などで返還します。ただし返還で発生した費用は会員負担です。保証金から差し引いて返還します。
ただ、会員が負担するべき債務が将来的に発生する可能性があるなら、その可能性が消滅するまで返還は留保されるため要注意です。
タッチ決済・スマホ決済ができない
国内外のMastercard加盟店のお買い物で利用できます。ただし、Apple PayやGoogle Payなどは非対応です。カードタッチ決済にも対応できません。
カードを使って買い物をする場合、提示して支払い方法をそのたびに店員へ伝えます。ICカード対応店舗では、金額の確認と暗証番号の入力が必要です。
非対応では、売上票へのサインが求められます。その点は一般的なクレジットカードと仕組みはかわりません。
ネットでのお買い物で利用する場合、セキュリティコード、氏名住所といった個人情報が求められます。セキュリティコードはカード裏面の、お客様サイン最上部に記載されている数字の右3桁が一般的です。
旅行保険等が付帯しない
カード紛失と盗難保障は付帯されていますが、旅行保険等は付帯していません。紛失と盗難があった場合、すぐにNexus Cardへの窓口に連絡が必要です。さらに警察署や交番への届け出をしてください。所定の届出書は提出が求められます。
旅行保険に関しては付帯されていないため、よく旅行をされている方は要注意です。旅行保険は海外だけではなく国内を対象とした保険もあります。
一般的な保証内容は、国内旅行の場合、ケガ、他人への損害賠償、身の回りの補償などがあります。その他、自己の救援者費用や、航空機の遅延と欠航に関する費用が対象です。
海外旅行保険もほとんど同様の補償が含まれます。ただし、補償内容は保険商品を提供している保険会社のプランで異なるため要注意です。
Nexus Cardの審査と申し込み
審査と申し込み手順を知っておけば不安も消えて、手続きもスムーズです。基本的に、WEBから申し込んで、審査とカード発行、受け取り、デポジット(保証金)を払います。
各行程についてくわしく解説しましょう。
申し込み手順
- 公式サイトからお申込
- 審査・カード発行
- カードお受取り
- デポジット支払い
- カード利用
事前にメールアドレスの登録が必要です。Nexus Cardの公式ホームページで、申し込みフォームへ行きます。同意してから、お申し込みを進めますボタンを押してください。
申込画面のガイダンスが出てきますから、必要事項を入力します。申込みが完了すると、登録したメールアドレスに、申込受付完了メールが送られる流れです。
その際、ドメイン指定受信設定をしている場合は注意してください。@nexuscard.co.jpからのメール受信設定が求められます。次は審査という流れです。
入力情報に基づいて審査を行います。自宅や携帯電話の他、勤務先に申込確認の連絡が来る場合もあることは押さえておきましょう。また、審査結果次第では、希望した限度額設定ができない場合もあります。
申込後、約2週間でカードが自宅に郵送されます。申込時に登録した住所宛のため、引っ越しを予定されている方は注意してください。次にデポジットを振り込みます。
振込み確認では2〜3営業日ほどかかる流れです。口座振替依頼書の方を選択している方は返送してください。振込確認がされると利用スタートです。
デポジットの支払方法
指定銀行口座への振込が必要です。あくまで指定された銀行口座のみのため注意が求められます。銀行口座へ振り込む際の手数料は、契約者の負担になるため用意しておきましょう。
逆に返還に関しては、脱会の申込み後、所定の書類が送付されます。書類とカードの返送を行い、新規カードの売上がないことを確認してから、約2か月後、登録口座に返金されます。
ただし未払残がある場合、保証金から充当され、残額が返金されるため注意してください。
また、デポジットの振り込みは、カードを受け取ってから3週間以内にしたほうがいいでしょう。万が一、期限内に振り込みがないと、脱会とみなされる場合があり、そのまま処理されるため注意が必要です。
さらに、入金してからデータとして反映されるまで、土日祝を除いた、2、3営業日時間がかかるのも注意してください。すぐに利用したい方は、そのタイムラグについても考えたほうがいいでしょう。
Nexus Card審査が不安な方にもおすすめできるクレカ
Nexus Card
カードの特徴
本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しているのでネットショッピングなども安心。3Dセキュア対応の電子マネーチャージもできる。利用限度額分を前入金するデポジット型カードで、5万円~200万円 保証金(デポジット)と同額で設定可能。審査が不安な方でも申し込みできる
発行会社 | Nexus Card |
---|---|
還元率 | 0.5% |
年会費 | 発行手数料:550円(税込) 年会費:1,375円(税込) |
デポジット金額 | 5万円~200万円 |
付帯保険 | - |
スマホ決済 | - |
ポイント | Nexusポイント |
申し込み条件 | 18歳以上の方で、安定した収入のある方 |
追加カード | - |
Nexus Cardは、デポジット(保証金) タイプのショッピング専用クレジットカードという点がユニークです。預けた額に応じた利用額枠の決定のため、つい使い過ぎたというミスを回避できます。
ネットでのお買い物も可能で、口座振替やコンビニ払いも可能です。
みんなリボに登録することで、定額払いになり返済の負担が軽くなります。また、買い物や公共料金の他、通信料でもポイントが付与されるためお得です。
他のカード会社の審査に落ちた個人事業主やフリーランスの方も申し込めます。さらに10万円以上入金すれば、ETCカードも発行可能で、年会費や発行費が無料です。
ただし、デメリットとして、年会費や発行する場合に手数料がかかります。指定口座に支払ったデポジットは使えません。
また、タッチ決済やスマホ決済が使えないこと、旅行保険の付帯がありません。このようなメリットとデメリットも合わせて、手続きをするか判断しましょう。
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