マネックス証券は日本を代表するオンライン証券会社の一つであり、投資初心者から経験豊富なトレーダーまで幅広い層に支持されています。
投資信託や株式投資、外国株式、債券など多彩な金融商品を取り扱っており、使いやすい取引プラットフォームと充実したサポートが魅力です。
本記事では、マネックス証券の積立に最適なクレジットカードを、マネックスカードをはじめとした他社カードも含めてご紹介します。最適なカードを見つけて、資産運用をよりお得に始めましょう。
クレカ選びのポイント
- マネックス証券のクレカ積立で使えるカードは「マネックスカード」と「dカード」のみ
- クレカ積立のポイント還元率が高いのは「マネックスカード」と「dカード GOLD・dカード PLATINUM」
- マネックス証券はNISAの積立金額を増やすとポイント還元率が下がる!月5万円以下は1.1%還元だが、7万円超は0.2%還元に下がる
- 将来的に月5万円以上の積立金額にする予定なら「dカード GOLD」または「dカード PLATINUM」を選択しよう!積立時のポイント還元率が下がらない
- スマホの機種変更を考えているなら「ドコモ乗り換え」と「dカード GOLD以上の発行」を同時に進めるのがお得。クレカ年会費をペイできる特典が豊富
目次
マネックス証券のクレカ積立とは?
マネックス証券のクレカ積立とは、証券口座に対応しているクレジットカードを利用して投資信託の積立を行うサービスです。
証券口座にクレジットカードを紐付けておき、「つみたてNISA」などでクレカ決済をすることでコツコツ資産を増やす運用方法です。
毎月決まった日に自動で決済が行われるため、手続きが簡単で少額から始める初心者でも手間が少ない点がメリットです。
クレカ積立でポイントがたまる
マネックス証券のクレカ積立は、1,000円から積立が可能となります。
クレジットカード利用によるポイント還元も受けられるため、銀行口座にお金を預けているよりも資産運用で得られるリターン(利益)が大きくなるのが特徴。
他の証券口座よりも手数料が抑えられて使いやすい
マネックス証券の最大の魅力は、他の証券会社にはない独自のサービスと豊富な選択肢にあります。
・出金手数料などが優遇
・投資に関するコラムが充実しており勉強できる
クレカ積立サービスは利用可能なクレジットカードが少ないものの、ポイント還元率の高さや手数料の優遇などが他社と比較して優れています。
また、取引手数料の低さや、初心者にもわかりやすい学習コンテンツの充実も、マネックス証券を選ぶ理由として挙げられます。
5万円以上の投信つみたてはポイント還元率が下がるので注意
dカード | dカード GOLD | dカード PLATINUM | マネックスカード | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | ||||||||
取引口座 | 課税 口座 |
NISA | 課税 口座 |
NISA | 課税 口座 |
NISA | 課税 口座 |
NISA |
5万円以下 | 1.1% | 1.1% | 1.1% | 1.1% | 1.1%~ 3.1% |
1.1%~ 3.1% |
1.1% | 1.1% |
5万円超~7万円以下 | 0.6% | 0.6% | 0.6% | 1.1% | 0.6%~ 2.6% |
1.1%~ 3.1% |
0.6% | 0.6% |
7万円超~10万円以下 | 0.2% | 0.2% | 0.2% | 1.1% | 0.2%~ 2.2% |
1.1%~ 3.1% |
0.2% | 0.2% |
公式サイト |
dカード PLATINUMは月のショッピング利用額が10万円未満で最小値、20万円以上利用すると最大値となる。
マネックス証券ではクレカ積立によるポイント還元が魅力的ですが、5万円以上の投資信託の積立に対しては、還元率が下がるという制限があります。
毎月の積立金額が5万円を超えた場合、それ以上の部分に対するポイント還元が行われないか還元率が低くなるため、投資額が大きい方にとっては還元効率が下がってしまいます。
効率が下がってしまうことで積立のインセンティブが減少し、高額な積立を行う際のメリットが薄まってしまうのがデメリットだといえます。
将来的に5万円以上の積立を考えている方は、ポイント還元率が下がらないdカード GOLDまたはdカード PLATINUMを選択しておくと良いでしょう。
マネックス証券のクレカ積立におすすめの対象カード比較!
dカード | dカード GOLD | dカード PLATINUM | マネックスカード | |
---|---|---|---|---|
クレジットカード | ||||
国際ブランド | Visa、Mastercard | Visa、Mastercard | Visa、Mastercard | JCB |
年会費 | 無料 | 11,000円 | 33,000円(税込) | 550円(初年度無料)※年1回以上利用で翌年度無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
クレカ積立還元率 | 0.5% | 最大1.1% | 最大3.1% | 最大1.1% |
付帯保険 | 国内:1,000万円 海外:2,000万円 ※29歳以下の会員が対象 |
国内:最大5,000万円 海外:最大1億円 |
国内:5,000万円 海外:1億円 |
- |
特徴 | ドコモユーザーにおすすめ!対象のドコモの利用料金でポイント10%還元 | 年会費以上のサービス!対象のドコモ利用料金1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元 | 月のショッピング利用額によってクレカ積立還元率が上がる | マネックスポイントが貯まるクレジットカード |
詳細 |
カード選びのポイント
- 年会費が気になる人はdカードかマネックスカードだが、ドコモユーザーでないならNISA専用でマネックスカードの発行が無難
- ドコモユーザーやドコモ乗り換えを検討しているならdカード GOLDまたはdカード PLATINUMがおすすめ
- 将来的に収入が上がって5万円以上の積立ができそうならポイント還元率が変わらないdカード GOLDまたはdカード PLATINUMを発行しておく
- ショッピングなどで月のカード利用金額が20万円以上になるならdカード PLATINUMを発行すれば最大3.1%還元が適用される
マネックス証券のクレカ積立で利用できるクレジットカードはdカード、dカード GOLD、dカード PLATINUM、マネックスカードのみとなります。
日常使いも考えるならdカード券種選ぶべき。マネックスカードはマネックス証券に特化をしていますが、年会費は1回でも利用すれば無料になるのでクレカ積立専用として発行しても良いでしょう。
dカード
dカード
カードの特徴
NTTドコモが手がける還元率1.0%で年会費永年無料のクレジットカード。d払いの支払い方法をdカードに設定してd払いを行うことでポイントカード提示不要。
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 年会費永年無料 |
付帯保険 | 国内:最高1,000万円(利用付帯)29歳以下限定 海外:最高2,000万円(利用付帯)29歳以下限定 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay(d払い) |
ポイント | dポイント |
クレカ積立 | マネックス証券 |
入会資格 | 満18歳以上であること(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円(税込)初年度無料、年1回利用で次年度無料 |
- ポイント還元率が1.0%と高い
- 特にドコモユーザーにうれしい特典付き
- 国内外の旅行傷害保険が付帯
- ドコモユーザー以外の場合恩恵が少なめ
- クレカ積立還元率が0.5%とやや低め
- dポイントの有効期限に注意
dカードは、NTTドコモが提供するクレジットカードで、ドコモユーザーにとって非常に魅力的な特典が豊富に揃っているだけでなく、マネックス証券のクレカ積立にも活用できます。
dポイントが貯まりやすい!
dカードを利用すると、支払い金額に応じてdポイントが貯まります。
特にドコモの利用料金やd払いなどの特定の支払いでポイントが高還元されるため、普段からドコモのサービスを利用している方におすすめです。
マネックス証券のクレカ積立をdカードで行うことでも、投資信託の購入金額に応じたdポイントが貯まります。
これにより、通常の投資信託のリターンに加えて、ポイントという形でさらなるリターンを得ることが可能です。
積立で貯めたポイントを活用して、さらに投資に回したり生活費に充てたりすることができます。
ドコモの特典が充実
dカードを持っていると、ドコモの携帯電話料金の支払いやdマーケットでの購入時にポイントが追加で貯まるなど、ドコモ関連の特典が多く用意されています。
また、dポイントクラブのステージが上がると、さらに多くの特典を受けることができます。
dカード GOLD
dカード GOLD
カードの特徴
ドコモユーザーなら毎月のドコモ利用料金の10%がdポイントで還元。最大10万円分のケータイ補償や空港ラウンジサービスも付帯。学生の申し込みも可能。【最大5.0%!】dカード積立ポイント還元キャンペーン実施中
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 11,000円(税込) |
付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯) 国内:最大5,000万円(利用付帯) ショッピング保険:最大300万円 dカードケータイ補償:最大10万円分 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay |
クレカ積立 | マネックス証券 最大1.1%ポイント進呈 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く)で、安定した継続収入があること |
追加カード | ETCカード 年会費無料 家族カード1枚目無料、2枚目以降 1,100円 |
ドコモ利用料金、付帯保険
【dカード GOLD10%還元特典】※1 ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします。
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外。
※3 ahamo/irumo利用料金・端末代金・事務手数料など一部対象外となります。
【旅行保険(国内/海外)】
<国内>
※国内旅行費用をdカード GOLDで事前にお支払いの場合に限り補償対象となります。
<海外>
dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。
ただしdカード GOLDでの海外旅行費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。
<最大1億円の海外旅行の補償金額>
※海外旅行費用をdカード GOLDにてお支払いいただいた場合のお支払い保険金額です。
条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~最大5,000万円となります
- ドコモの利用料金に対する10%還元
- クレカ積立還元率が1.1%
- 海外・国内旅行の傷害保険つき
- 年会費が11,000円(税込)かかる
- ゴールドカードのため審査基準がやや高め
dカード GOLDは、NTTドコモが発行するクレジットカードで、先ほど紹介したdカードよりもランクが高いカードです。
ドコモユーザーにとって魅力的なメリットが多いのはもちろん、マネックス証券のクレカ積立においてもおすすめしたい一枚だといえます。
高還元率のdポイント
dカード GOLDの最大の魅力は、ドコモ関連の特典が充実している点です。
dカード GOLDの基本の還元率は、1%(100円ごとに1ポイント)のdポイントが貯まりますが、ドコモの携帯電話料金やドコモ光の利用料金の支払いで10%のポイント還元が受けられるため、ドコモユーザーにとって非常にお得です。
また、dポイント加盟店や特約店での利用時には、通常の1%の還元に加え、さらにポイントが加算される場合があります。
例えばローソンやマクドナルドなどの加盟店では、ポイントが2倍、3倍になることもあるので、普段の支出がそのままポイントに繋がる魅力があります。
dカード GOLDでマネックス証券のクレカ積立をおこなう場合、毎月の積立額に対して最大1.1%のdポイントが還元されるため、お得に資産形成ができます。
年会費に見合う付帯サービス
年会費は11,000円(税込)ですが、それを上回る価値を提供する付帯サービスが魅力です。
例えば、最大10万円の携帯補償や、海外・国内旅行傷害保険、空港ラウンジの無料利用など、様々な特典が付帯されています。
月々の携帯料金が1万円の場合、年間で約12,000ポイントが還元されるため、年会費の元が取りやすいのも魅力でしょう。
クレジットカードに関して年会費を払ってでもサービスの充実度を優先したい方はもちろん、ドコモユーザーでゴールドカードを持ちたいという方にもおすすめな一枚です。
dカード PLATINUM
dカード PLATINUM
カードの特徴
ドコモユーザーなら毎月のドコモ利用料金(回線料金、光、月額サービス)が最大20%ポイント還元。年間利用額特典が100万円(1万pt)~400万円(4万pt)まで拡大。プライオリティパスが無料で発行可能で年10回まで利用可能。
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 29,700円(税込) |
付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯) 国内:最大5,000万円(利用付帯) ショッピング保険:最高500万円 dカードケータイ補償:最大20万円 |
クレカ積立 | マネックス証券 最大3.1%ポイント進呈 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay |
申し込み条件 | 安定した継続収入のある満20歳以上であること(学生を除く) |
追加カード | ETCカード 年会費無料 家族カード 1枚目無料、2枚目以降1,100円 |
- 毎月のショッピング利用額でポイント還元率アップ
- プレミアム限定の特典が利用できる
- 旅行やショッピング時の保険が充実
- 年会費が高額
- dカードの中で最も審査ハードルが高い
dカード PLATINUMは、NTTドコモが提供するプレミアムカードです。このカードは、マネックス証券のクレカ積立でも利用可能で、NISA口座で還元率1.1%を基本としています。
クレカ積立でポイントが効率的に貯まる
毎月のショッピング利用金額 | NISA口座のクレカ積立還元率 |
---|---|
10万円未満 | 1.1% |
10万円以上 20万円未満 |
2.1% |
20万円以上 | 3.1% |
dカード PLATINUMの大きな魅力は、NISA口座のクレカ積立時に最低でも1.1%の高い還元率を提供する点です。
積立金額が5万円を超えると他のカードでは還元率が下がる場合がありますが、dカード PLATINUMは月のショッピング利用金額によって還元率が変動します。
例えば月10万円以上のカード利用があるなら、月7万円の積立を行うと、毎月1,470ポイント(70,000×0.021)を獲得でき、年間では17,640ポイントになります。
たまったポイントは次回の積立や日常の買い物に活用することが可能です。
さらに、貯まったdポイントはドコモの料金支払いや、dポイント加盟店(ローソン、マクドナルドなど)での使用が可能。クレカ積立のポイントを最大限活用することで、資産運用がより効率的に進められるでしょう。
プレミアムカードならではの特典と安心の保険
これまでのdカードにはなかったプレミアムカードとして、全国主要空港ラウンジの無料利用や世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯しています。
また24時間対応の専用コンシェルジュサービスが付帯しており、旅行やイベントの手配、緊急時のサポートなど、さまざまなシーンで便利です。
最大5,000万円の国内旅行保険と最高1億の海外旅行保険も付帯しており、国内外の出張や旅行を安全にサポートします。さらに、航空機遅延保険も付いているため、フライトスケジュールの変更や遅延時にも安心して対応できます。
マネックスカード
マネックスカード
カードの特徴
カード発行にはマネックスの証券口座開設が必要。即時出金サービスが月5回まで実質無料(キャッシュバック)!年に1度でも利用すると年会費が無料になる。
発行会社 | アプラス |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 550円(税込)初年度無料 |
付帯保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、QUICPay |
ポイント | マネックスポイント |
クレカ積立 | マネックス証券 |
入会資格 | 満18歳以上(高校生を除く) |
追加カード | ETCカード 発行手数料1,100円 年会費無料 |
- 買い物で貯めたポイントを直接投資に活用可能
- クレカ積立還元率が1.1%
- 月5回まで実質無料の即時出金サービスが便利
- マネックス証券の口座開設が必要
- 即時出金サービスは月5回まで
マネックスカードは、投資をもっと身近にするためのクレジットカードです。
マネックス証券の口座を開設後に申し込みが可能で、投資と日常の買い物を繋げることができます。
即時出金サービスが月5回まで実質無料
マネックスカードを利用する大きなメリットの一つが、即時出金サービスが月に5回まで実質無料で利用できる点です。
このサービスは、投資を行う際に突然の資金が必要になった場合や、急な出費に対応するために非常に便利です。
通常、即時出金には手数料がかかることが一般的ですが、マネックスカードを使えばその手数料が月に5回まで無料になります。
そのため余分なコストをかけずに迅速に現金を手にすることができ、安心して資産運用を続けることができます。
ポイント交換先が豊富
マネックスカードで貯まるポイントは、非常に多くの交換先が用意されているため、自分のライフスタイルに合わせた使い方ができます。
例えばdポイントやAmazonギフト、Vポイント、WAONポイント、Pontaポイントなど使える場面が多いポイントに交換可能です。
それぞれ1マネックスポイントを各種1ポイントに交換することができ、レートに違いはありません。
他社ポイントに交換することができるため、日常の買い物や旅行、娯楽など様々な場面で活用可能。
また、投資信託の購入代金にも充当できるため、さらに資産を増やすために活用することもできます。ポイントの使い道が多岐にわたることで、貯めたポイントを無駄なく効率的に利用できるのが魅力です。
マネックス証券の口座開設後に申し込み可能
マネックスカードを利用するには、まずマネックス証券の口座を開設する必要があります。
口座開設後に、簡単な手続きでマネックスカードを申し込むことができ、カードの利用を開始できます。
マネックス証券の口座開設はオンラインでスムーズに行え、手続きもわかりやすく、初心者でも安心して進められます。
口座を開設することでカードの利用だけでなく投資信託や株式投資などの幅広い金融商品へのアクセスも可能になり、資産運用の幅が広がります。
マネックス証券のクレカ積立のメリット
マネックス証券を始めてみようと検討している方の参考になるよう、マネックス証券のクレカ積立のメリットを4つに分けてご紹介します。
他社と比較しても高い!ポイント還元率が最大1.1%
証券会社 | 還元率 |
---|---|
マネックス証券 | 最大3.1%(プラチナで月20万円以上の利用) |
SBI証券 | 最大3%(プラチナで年間カード利用額500万円以上) |
楽天証券 | 1.0% |
マネックス証券のクレジットカード積立は、他社と比較しても非常に高いポイント還元率を誇っています。
dカード、マネックスカードを利用すれば、積立金額に対して最大1.1%のポイントが還元されます。この還元率は、投資を行いながら効率的にポイントを貯めたい方にとって、大きな魅力です。
他の証券会社では還元率が0.5%~1.0%前後であることが多く、還元率の高い「三井住友カード×SBI証券」でも3%還元を得るには年間利用額のハードルが高めです。
dカード PLATINUMなら月20万円以上で3.1%還元適用なので、年間利用額にしても240万円となります。
そのため、マネックス証券はコストを抑えながらポイントを貯められるお得な証券口座と言えます。
月10万円の新NISAに対応
2024年から始まる新しいNISA制度において、年間120万円(月10万円)の積立が可能です。
マネックス証券では、この新NISAにも対応しており、クレジットカード積立を活用してスムーズに資産形成を進めることができます。
新NISAは非課税枠が拡大されるため、長期的な資産形成にとって非常に有利です。
1,000円から積立ができる
マネックス証券のクレジットカード積立は、1,000円から始めることができます。
少額からでも手軽に投資を始められるため、投資初心者や少額でリスクを抑えたい方にとって非常に便利です。
1,000円以上1円単位、毎月100,000円まで積立金額を自由に設定できるので、ライフスタイルや投資目標に合わせた柔軟な資産運用が可能です。
つみたてNISAで選べる銘柄が豊富
マネックス証券では、つみたてNISAで選べる銘柄が豊富に揃っています。
証券会社 | つみたて投資枠(旧つみたてNISA)取扱銘柄数 |
---|---|
マネックス証券 | 232銘柄 |
auカブコム証券 | 225銘柄 |
SBI証券 | 222銘柄 |
楽天証券 | 227銘柄 |
※2024年8月時点
この表からわかるように、マネックス証券は主要な証券会社の中でも多くの銘柄を取り扱っており、つみたてNISAの利用者にとっては非常に魅力的な選択肢です。
国内外の株式や債券に投資できる様々なファンドが用意されており、自分の投資スタイルに合った銘柄を選択することができます。
豊富な選択肢があることで分散投資がしやすく、リスクを抑えながら着実に資産を増やしていくことが可能です。
マネックス証券のクレカ積立のデメリット
マネックス証券のクレカ積立にはデメリットも存在します。1番のデメリットは対象クレカの少なさではないでしょうか。
dカードをお持ちの方はそのまま利用できますが、新規利用する方は証券口座の開設と同時にマネックスカードを発行する必要がありそうです。
対象クレカが少ない
マネックス証券対応のクレカは、現時点では、「マネックスカード」「dカード」「dカード GOLD」「dカード PLATINUM」のみが対象であり、他の一般的なクレジットカードを利用することができません。
そのため、dカードを持っていない方や他のカードを主に利用している方にとっては、サービスを利用するために新たにカードを発行する必要があり不便に感じることがあります。
マネックスポイントは積立に使えない
マネックス証券では取引などで貯まる「マネックスポイント」がありますが、このマネックスポイントをクレカ積立に使用することができません。
ポイントを投資に利用したいと考えている方にとっては、活用する選択肢の幅が限定されてしまう点がデメリットといえます。
マネックスポイントは他のサービスや特典に交換できるものの、クレカ積立を利用した投資信託購入に直接利用できないのは残念な点です。
マネックス証券のクレカ積立のやり方
マネックス証券のクレカ積立は、クレジットカードを使って毎月自動的に投資信託を購入する方法です。初心者でも簡単に始められるので、順を追って解説します。
口座開設の具体的な流れは以下となります。
- マネックス証券の口座を開設
- クレジットカードの登録
- 投資信託を選ぶ
- 積立金額と頻度を設定
- 自動で積立が開始
口座が開設できたらクレジットカードで積立を始めましょう。
マネックス証券の口座を開設
まずは、マネックス証券の証券口座開設ページから申し込みをします。
インターネット上で必要な情報を入力し、本人確認書類を提出すれば、数日でNISA口座の仮開設が開設されます。
必要書類
NISA口座開設の流れはどの証券口座を利用しても同じで、以下のような流れとなります。
- 申し込み
- NISA口座の仮開設
- 税務署審査
- 審査完了後に取引可能
NISAを他の金融機関も含めてはじめて開設される場合、税務署審査があるので、完了までには申込書受入後から約1~2週間程の期間がかかります。
全体としては1ヶ月程度はみておいた方が良いでしょう。
すでに他社でNISA口座をお持ちの場合は、再開設という形となりますので更に時間がかかります。
クレジットカードの登録
口座開設が完了したら、次にマネックス証券のウェブサイトにログインし、クレジットカードを登録します。
マネックスカードやdカードなど対応しているクレジットカードを登録することで、毎月自動で積立ができます。
具体的な手順じは以下です。
- マネックス証券のウェブサイトまたはアプリにログイン
- 【設定】または【マイページ】にアクセス
- 【クレジットカード登録】の項目から指示に従ってカード情報を入力
- 審査完了後に取引可能
カードの有効期限や限度額を確認しておくことが重要です。積立の途中でカードの有効期限が切れたり、利用限度額を超えてしまうと、積立が停止してしまう可能性があります。
投資信託を選ぶ
登録が完了したら、次に積立を行う投資信託を選びます。
マネックス証券のサイトには、たくさんの投資信託が紹介されているので、自分の投資目標やリスク許容度に合ったものを選びましょう。
高いリターンが期待できる投資信託は、その分リスクも高くなります。
分散投資は複数の投資信託に分散して投資することで、リスクを抑えつつリターンを狙うことができます。また、初心者の場合はバランス型のファンドを選ぶのも一つの方法です。
積立金額と頻度を設定
投資信託を選んだら、次に毎月の積立金額と積立の頻度を設定します。
例えば、毎月1万円を積立するように設定すれば、クレジットカードからその金額が毎月自動的に引き落とされ、投資信託が購入されます。
初めて積立をする場合、無理のない金額から始めるのがおすすめ。少額であっても、長期間にわたって積み立てることで、大きな資産を築くことが可能です。
毎月定額を積み立てるのが基本ですが、ボーナス月に多めに積立をするなどライフスタイルに合わせた柔軟に設定できます。
自動で積立が開始
設定が完了すると、毎月自動的にクレジットカードから積立が行われます。自分で何かをする必要はなく、設定した金額で投資が進んでいきます。
投資は長期的に行うことで、その効果を最大限に発揮します。短期間で結果を求めるのではなく、無理のない少額から数年、あるいは十数年先を見据えた運用を心がけましょう。
マネックス証券のクレカ積立にはdカード GOLD・dカード PLATINUMがおすすめ
dカード GOLD
カードの特徴
ドコモユーザーなら毎月のドコモ利用料金の10%がdポイントで還元。最大10万円分のケータイ補償や空港ラウンジサービスも付帯。学生の申し込みも可能。【最大5.0%!】dカード積立ポイント還元キャンペーン実施中
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 11,000円(税込) |
付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯) 国内:最大5,000万円(利用付帯) ショッピング保険:最大300万円 dカードケータイ補償:最大10万円分 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay |
クレカ積立 | マネックス証券 最大1.1%ポイント進呈 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く)で、安定した継続収入があること |
追加カード | ETCカード 年会費無料 家族カード1枚目無料、2枚目以降 1,100円 |
ドコモ利用料金、付帯保険
【dカード GOLD10%還元特典】※1 ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします。
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外。
※3 ahamo/irumo利用料金・端末代金・事務手数料など一部対象外となります。
【旅行保険(国内/海外)】
<国内>
※国内旅行費用をdカード GOLDで事前にお支払いの場合に限り補償対象となります。
<海外>
dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。
ただしdカード GOLDでの海外旅行費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。
<最大1億円の海外旅行の補償金額>
※海外旅行費用をdカード GOLDにてお支払いいただいた場合のお支払い保険金額です。
条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~最大5,000万円となります
マネックス証券のクレカ積立はカードや積立額によってポイント還元率が変動します。
ですが、dカード GOLD・dカード PLATINUMは常に1.1%の高い還元率を誇りますので、将来的に仕事の収入が増えて積立額を増額したい場合でもポイント還元率が高いままです。
dカード GOLD・dカード PLATINUMは年会費がかかるものの、ドコモの携帯電話料金の支払いでポイントが還元されるため、iPhoneの機種変更と併せてカード発行するのも良いでしょう。
マネックス証券のクレカ積立を最大限に活用したい方は、dカード GOLD・dカード PLATINUMをぜひ検討してみてください。
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