新規申し込みできるアメックスのカードとしてはもっともランクの高い「プラチナ・カード®」
カードもメタル素材でできているため、重さや輝きが他社カードとは比較になりません。アメックスのプラチナランクに見合った優待・旅行サービスも付いています。
ここでは、アメックスプラチナの特徴や入手方法、申し込みについて詳しく解説していきます。 プラチナ・カード® カードの特徴 充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
ポイント還元率
0.5%
年会費
165,000円 (税込)
付帯保険
海外旅行傷害保険:最大1億円
国内旅行傷害保険:最大1億円
スマホ決済・電子マネー
Apple Pay
ポイント
メンバーシップ・リワード
申し込み条件
20歳以上
追加カード
ETCカード(年会費無料)※発行手数料935円
家族カード(年会費無料)4枚まで
目次
アメックスプラチナの基本情報とメリット・デメリット
アメックスプラチナは、アメックスゴールドのワンランク上の非常にステータスの高いカードです。
年会費は165,000円(税込)と非常に高いですが、その分付帯サービスが充実しており、年会費以上の特典を受けられます。
また、アメックスの最上級カードであるアメックスセンチュリオンのインビテーションを受けるために必ず持っておかなければならないカードでもあり、アメックスセンチュリオンへのステップアップの過程としてプラチナを所有している人もいます。
メリット
アメックスプラチナのメリットを簡単にまとめます。
- クレジットカードの中でも最高のステータスの高さ
- 旅行関連の特典が充実
- 付帯保険も充実していて安心
- プラチナ専用デスクが利用可能
メリットを大きく分けると上記の通りです。
アメックスプラチナは高いブランド力に見合った年会費となっており、ホテル宿泊時や空港ラウンジなどさまざまなサービスを考慮すると年会費以上の特典があります。
デメリット
- 年会費が高い
- ポイント還元率が平均的
プラチナカードは年会費が高くポイント還元率が低いイメージがありますが、アメックスプラチナも同ランク帯のプラチナカードと比較しても平均的です。
アメックスプラチナは年会費を気にして発行するカードではありませんので、年会費がネックになる方は他社のプラチナカードを検討する方が無難です。
アメックスプラチナの豊富なサービス
アメックスプラチナの特徴と優待サービスについて紹介します。
- メタル製のプラチナ・カード
- 世界中のホテルで部屋のアップグレード
- 宿泊券プレゼント
- レストランやグルメ割引
- 動画配信サービス割引
- プラチナ・コンシェルジュ・デスクを利用できる
- 世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能
- インビテーションがいらない
メタル製のプラチナ・カード
プラチナ・カードは、メタル素材を使ったスタイリッシュなデザインが特徴です。
高いステータスを表すようなデザインで「プラチナ」ランクにふさわしいといえますね。
家族カードは4枚まで無料で発行可能です。
世界中のホテルで部屋のアップグレードなどの特典を受けられる
アメックスプラチナを持っていると、世界中にある対象ホテルで以下の特典を受けることができます。
・12:00からチェックイン可能(空室状況次第)
・16:00までのチェックアウト時間延長
・滞在中の朝食が無料
ホテルによっては何百万円もする部屋にアップグレードできる場合もあるので、この特典を年に数回利用することができる人は、高い年会費を払ってでも入会する価値があります。
これらの特典は、提携ホテルのメンバーシップに入会することで各ホテルの上位ステータスのメンバーシップが付与されます。
・ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス
・Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格
・プリンスステータスサービス プラチナメンバー
・Radisson Rewards Premiumステータス
例えば、ヒルトン・オナーズのゴールドステータスになると「滞在に対して80%のボーナスポイント」「部屋のアップグレード」「朝食無料サービス」「マイルストーンボーナス」の特典が受けられます。
各ホテルの上級会員資格の利用には事前登録(無料)が必要のため、特典を受けたい場合は登録済みかチェックしておきましょう。
国内対象ホテルの1泊無料ペア宿泊券
毎年のカード更新時に、国内の対象ホテルで一泊できる無料ペア宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」がもらえます。
国内にある7つのホテルグループ、各地の50以上の対象ホテルから選択可能。
・マリオット
・ヒルトン ワールドワイド
・プリンスホテル%リゾーツ
・オークラ ニッコー ホテルズ
・ハイアットホテルズアンドリゾーツ
・ニューオータニホテルズ
・ロイヤルホテルズアンドリゾーツ
ホテルによっては、「フリー・ステイ・ギフト」を利用して予約する際、2連泊以上予約することでホテル直営のレストランやスパなどで利用できる5,000円分のクレジットも付いてきます。
レストランやグルメ割引
空港やホテルだけでなく、レストランでのキャッシュバックや予約困難なレストランの予約を優先的に案内してもらえるサービスもあります。
「グローバル・ダイニング・キャッシュバック」は事前登録が必要なサービスで、国内外の対象レストラン(約20か国、1,400店以上)での食事代金をプラチナ・カードで支払うことで、毎回20%の年間最大合計40,000円までキャッシュバックされます。
また「KIWAMI 50®」は、鮨や和食、中華など人気店を、毎月1日に翌月または翌々月の優先予約が可能な対象店舗を公開しています。
グルメな旅行好きの方にもうれしい特典になっています。
動画配信サービス割引
「デジタル・エンターテイメント・キャッシュバック」は、レストランのキャッシュバック同様に、プラチナ・カードで支払うことで毎回20%、年間最大合計12,000円までキャッシュバックされます。
対象はHuluとDAZNに限りますが、2つ利用している方であればお得になりますね。
プラチナ・コンシェルジュ・デスクを利用できる
アメックスプラチナを持っていると、プラチナ・コンシェルジュ・デスクを利用することができます。
プラチナコンシェルジュとは、24時間365日、どのようなことでも頼める秘書サービスです。
電話一本で旅行の手配やレストランの予約、知人へのギフトの送付など、あらゆることに無料で対応してもらえます。
世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能
アメックスプラチナには、世界各国1,200ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」が付帯しています。
利用可能なラウンジ
・センチュリオン・ラウンジ(プラチナランクカード会員専用)
・デルタ・スカイクラブ(プラチナランクカード会員専用)
センチュリオン・ラウンジは、アメリカのラスベガス ハリー・リード国際空港をはじめ、香港国際空港、シドニー国際空港、ストックホルム/アーランダ空港など、世界24ヶ所にあります。
空港によってラインナップは異なりますが、ビュッフェエリアやバーカウンターがどれも無料で利用可能で食べ飲み放題です。
スタンダード会員の場合はラウンジを無料で利用できる回数に制限がありますが、プレステージ会員は何度でも無料で利用できます。
海外によく行く人であれば、日本円で約4万円もかかるサービスを無料で利用できるためお得です。
インビテーションはなし
アメックスプラチナはこれまで、インビテーション(招待状)をもらう、会員からの招待、空港などでの勧誘でしか申し込み資格すらないカードでした。
しかし、2019年4月8日に誰でも申し込める「申し込み制」のカードに変更されました。
これにより、アメックスゴールドなどのカードで一生懸命利用実績を作る必要がなくなり、発行さえできれば誰でも持てるカードになったのですが、その分「難易度の高いアメックスの中でも認められた人だけが持てる特別なカード」というステータス性が薄れてしまったかもしれません。
アメックスのプラチナ・カード®の旅行傷害保険
旅行中のアクシデントで怪我、旅行先で所持品を盗まれたなど、万一の際にも安心の補償が用意されています。
カード会員および生計を一にする家族についても旅行傷害保険が適用されるため、旅行時の万が一のときにも安心です。
国内旅行傷害保険
保険の種類 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡保険金 | 1億円 |
傷害後遺障害保険金 | 1億円 |
入院保険金日額 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 3,000円 |
手術保険金 | 最高20万円 |
自宅を出発する前に宿泊を伴う旅行代金をアメックスプラチナ・カードで支払いをし、旅行中の事故で受けた傷害に国内旅行傷害保険が付帯されます。
海外旅行傷害保険
保険の種類 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡保険金 | 1億円 |
傷害後遺障害保険金 | 1億円 |
傷害治療費用保険金 | 1,000万円 |
疾病治療費用保険金 | 1,000万円 |
賠償責任保険金 | 5,000万円 |
救援者費用保険金 | 1,000万円 |
携行品損害保険金 | 100万円 |
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能 | 1回につき最高3万円 |
受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高3万円 |
受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高6万円 |
海外旅行の場合、傷害保険だけでなく航空便遅延費用補償もあり、遅延により臨時出費になった宿泊代や食事代、手荷物の到着遅延や紛失により負担した衣類や生活必需品の購入費用が補償されます。
旅行前に日本国内にてアメックスプラチナ・カードで決済している、国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージツアーの料金が対象です。
電車やバス、飛行機、公共交通乗用具の料金を含むツアーに関しては、出国後の決済であっても補償されます。
レンタカーやタクシーの料金、空港ラウンジの利用料金、電子マネーのチャージ代金などは補償の対象外です。
その他のアメックスのプラチナ・カード®の補償やサービス
アメックスプラチナの付帯保険、サービスは、旅行時の傷害保険や航空便遅延費用補償だけではありません。
- 個人賠償責任保険
- ゴルフ保険
- スマートフォン・プロテクション
- ショッピング・プロテクション
- オンライン・プロテクション
- ホームウェア・プロテクション
日常生活で起こる事故により法律上の損害賠償責任が生じた場合の「個人賠償責任保険」や国内外問わずアメックスプラチナで購入した製品の破損・盗難などの損害を補償するサービス「ショッピング・プロテクション」など、さまざまなサービスがついています。
個人賠償責任保険
偶然の事故で、他人に何かしらの危害を与えた場合に発生する法律上の賠償責任を負った際に助かる保険です。
支払限度額は1事故につきい1億円までとなっており、例として下記のようなものが挙げられます。
個人賠償責任保険の例
・自転車で走行時、歩行者をはねてしまったとき
・お店で代金を支払う前の商品を落とし壊してしまったとき
誤って他人にケガをさせてしまったり物を壊してしまったりと、防ぎようのないトラブルが起きる可能性は誰にでもあります。
もしもの際に安心できるよう、個人賠償責任保険のあるカードを選択しておくのもおすすめです。
カード会員様およびそのご家族様が、日本国内/国外において居住している住宅の所有/使用/管理および日常生活に起因する偶然な事故により、他人の身体を傷つけたり、財物を破損し、法律上の賠償責任を負ったとき。
(1)カード会員様(記名被保険者)が居住する住宅の所有/使用/管理に起因する偶然な事故(ただし、家主に対する賠償責任は補償されません)
(2)カード会員様およびそのご家族様(被保険者)の日常生活に起因する偶然な事故
ゴルフ保険
ステータス性の高いカードだからこその保険ともいえるゴルフ保険。
競技プレー中、練習、指導中で起こる可能性があるケガやゴルフ用品の破損についての補償をはじめ、ホールインワンやアルバトロスを達成した際のお祝いの品購入費用の補償など、幅広く対応している保険です。
ゴルフが趣味の方、競技としてゴルフをしている方問わず、ゴルフ好きの方には安心な内容でしょう。
スマートフォン・プロテクション
補償対象 | 破損(スクリーン画面割れ損害を含む)、火災、水濡れ、盗難の事故 |
---|---|
金額 | 年間最大15万円 |
補償期間 | 購入後3年以内(本保険の対象となるスマートフォン) |
免責金額 | 1回の事故につき5千円 |
誰もが持ち歩いているスマートフォン。
うっかり落としてしまって画面にヒビが入ってしまったなんてことがあっても、スマートフォン・プロテクションがあるから安心です。
スマートフォンの画面にヒビが入ったとき、水に濡れて動作不良になったとき、火災にあったときの修理代金や、盗難にあったときの購入代金を補償してくれます。
事故発生時点で、購入後36ヶ月以内のスマートフォンであること。(2023年5月31日までに発生した事故については購入後24ヶ月以内)
事故発生時点で、スマートフォン通信料を直近3ヶ月以上連続して、お持ちのアメリカン・エキスプレスのカードで決済していること。
補償を受けるには上記のように、購入後36ヶ月以内であること、通信料を3ヶ月以上連続してアメックスカードで決済している必要があります。
スマートフォン購入時はアメックスプラチナで決済しておけば問題なく適用され、最大3万円までの補償が受けられます。
ショッピング・プロテクション
補償対象 | 破損・盗難など |
---|---|
金額 | 1名様年間最高500万円 |
補償期間 | 商品購入日から90日間 |
免責金額 | 1事故につき1万円 |
アメックスプラチナで買い物した商品について、購入後90日間の破損や盗難などの損害を補償するサービスです。
故意による破損、置忘れによる盗難・紛失に関しては対象外。
また、商品の使い方に関して誤った使い方をした際の故障について対象外になるため、商品を正しく使っていて破損・故障した際の補償だと考えておきましょう。
また、オンラインショッピングで不正利用された際にご利用金額を補償する安心のサービスである「オンライン・プロテクション」も用意されており、アメックスプラチナで買い物する際の補償も充実しているといえます。
アメックスプラチナの申し込み方法
アメックスプラチナは元々、インビテーションを受け取った方しか申し込めないカードでしたが、現在はほかのクレジットカードと同様にインターネットから申し込み可能です。
ここからは、簡単に申し込み資格や申し込み方法について紹介します。
20歳以上であれば申し込み可能
チェックされるポイントは一般のクレジットカードと同じですが、カードランクが上がると発行の難易度が高く設定されます。
年齢や収入などの申し込み条件は明記されていませんが、「20歳以上」であれば申し込み可能です。
年会費に見合った使い方ができるか
アメックスゴールドプリファードは、年会費が165,000円(税込)と他の一般的なクレジットカードと比べても非常に高いです。
申し込む際は、年会費に見合ったサービスや特典を活用できるかをよく考える必要があります。
プラチナ・コンシェルジェ・デスクやホテル・メンバーシップなど特典やサービスを利用する前提であれば、年会費以上の恩恵がある最高のクレジットカードだといえます。
申し込み方法
インターネットにて、アメックス公式サイトのプラチナ・カードページから申し込みを進めます。インビテーションは必要ありません。
名前や生年月日、携帯電話の番号、収入等について個人情報を入力して申し込みをすれば、アメックス側で審査が始まります。
スムーズに審査がおこなわれるよう、入力する項目は正確に虚偽の申告をしないようにしましょう。
カード発行までの期間
アメックス公式サイトにて、カードの申し込みから手元に届くまでは約3週間と明言されています。
年末年始や審査状況により通常より時間がかかったり、申込書や本人確認書類の不備により通常より時間がかったり例外もあります。
即日発行には対応しておらず、急ぎでカードが欲しいと思っても3週間は見ておかなければなりません。
3週間以上連絡がない場合は、申し込み後のEメールに記載されている「カードお申し込み受付完了のお知らせ」に記載の照会番号を元に電話で問い合わせてみましょう。
プラチナランクでも最高峰のカード
年会費165,000円(税込)と高価なカードですが、旅行関連の特典や付帯保険、安心サービスの数を考慮すると、年会費以上の特典があるカードだとえいえます。
アメックスブランドのカードは一般ランクのグリーンからブラックまで基本的に年会費が高く、優待サービスも他社より優れています。
特にプラチナカードはステータス性が高いため、社会的信頼性を確保するには十分。持っていれば自慢できるカードです。
国内外たくさん旅行をする方、充実した付帯保険とサービスが欲しい方、アメックスブランドが欲しい方、ぜひアメックスプラチナをチェックしてみてください。
プラチナ・カード®
カードの特徴
充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 165,000円 (税込) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最大1億円 国内旅行傷害保険:最大1億円 |
スマホ決済・電子マネー | Apple Pay |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
申し込み条件 | 20歳以上 |
追加カード | ETCカード(年会費無料)※発行手数料935円 家族カード(年会費無料)4枚まで |
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