アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)
カードの特徴
充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル | ポイント還元率 | 1.0% |
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年会費 | 31,900円 (税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険最高500万円 航空便遅延費用補償最高40,000円 |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | メンバーシップ・リワード |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)は、ステータスカードとしても人気が高いアメックスのゴールドカードです。
最高1億円補償の海外旅行傷害保険が付帯し、国内旅行傷害保険も最高5,000万円補償と手厚くなっています。空港ラウンジが無料で利用できたり、手荷物無料宅配サービスもあるため、旅行の際にも重宝するでしょう。
アメックスの上位カードであるブラックやセンチュリオンを狙うためのカードとしても人気が高いクレジットカードです。
今回は、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの魅力と特徴、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。
目次
年会費について
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの年会費は、31,900円 (税込)です。
ゴールドカードの年会費の相場は1万円台なので高額な部類に入りますが、その分旅行保険などの特典やサービス内容はワンランク上のものになっています。
ETCカードの年会費
ETCカードは年会費無料ですが、新規発行手数料として935円(税込)がかかります。ETCカードは本会員1人に対して5枚まで発行でき、家族会員がETCカードを発行する場合は1人に対して1枚まで発行可能です。請求書はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの利用分にまとめられます。
家族カードの年会費
家族カードの年会費は、1枚目は無料で2枚目以降は13,200円 (税込)の年会費が発生します。
家族カードを追加発行する際には、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのほかにアメリカン・エキスプレス・カード(アメックスグリーン)を選ぶこともできます。(家族カード年会費6,600円(税込))
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの家族カード年会費は1枚目であれば無料なので、夫婦2人でアメックスゴールドを持てば1人あたりの年会費は抑えられるという考え方もできます。家族カード・追加カードは最大6枚まで発行可能で、18歳未満の高校生でも留学する場合は家族カードを発行できるケースがあります。
レジャー・ダイニングなどで活躍する豊富な割引特典
アメックスゴールドを持っていることで様々な特典を受けることができます。
以下で特典の詳細について説明します。
ゴールド・ダイニング by 招待日和のサービス内容
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら、国内外にある約250店のレストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」というサービスがあります。
対象となるのは年末年始など一部の時期を除くディナータイムで、お店によってはランチタイムに利用することも可能。ひとつのお店につき半年に一度の利用(4月~9月末・10月~3月末)ができます。
一年以上「ゴールド・ダイニング by 招待日和」のサイトにログインしないと予告なく会員登録が削除されることもあるので、定期的に利用するのが良いでしょう。
American Express Invites (レストラン優待)のサービス内容
世界中にあるレストランの中から厳選された400以上のお店で優待が受けられるのが「American Express Invites」です。飲食代金が20%割引になったり、ボトルワインのサービスがあるなど、いつもより少しリッチな食事が楽しめます。
利用方法は、予約時にアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの会員であることと、American Express Invitesを利用するという旨を伝えるだけでOKです。
ゴールド・ワインクラブのサービス内容
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはワイン好きの方にもぴったりのクレジットカードです。
最高品質ワインの直輸入・販売を手がけるエノテカ・オンラインの協力による「ゴールド・ワインクラブ」というサービスでは、ワインにまつわる様々なサービスが会員限定で提供されていて、入手困難なワインが購入できたり、ワイン選びの相談にソムリエやバイヤーが答えてくれる電話サービス(ゴールド・ワインデスク電話番号:0120-345-441)もあります。
カード会員特典でプレゼント用のギフトボックスが無料サービスとなり、11,000円以上の利用は送料無料となります。
コットンクラブでの特典
東京・丸の内にあるエンターテインメントクラブ「COTTON CLUB」でウェルカム・ドリンクのサービスや、期間限定特典が利用できます。COTTON CLUBは、目の前で繰り広げられる生演奏と本格的な食事やお酒が楽しめるライブ・レストランで、大切な方と過ごす記念日にもぴったりです。
新国立劇場の特典
オペラやバレエ・現代舞踊・演劇といった様々な舞台を鑑賞できる新国立劇場では、一般発売の前々日に会員限定の先行購入日が設けられているほか、チケット送料無料、ドリンク券の無料サービス、芸術監督や指揮者・演出家などが出演するオペラトークの無料鑑賞という嬉しいサービスが受けられます。
メンバーシップ・プレビュー
公開前の映画の試写会に参加できる「メンバーシップ・プレビュー」は、映画好きにはたまらないお得なサービスです。開催時期などの詳細はアメックスの公式サイトにあるイベント・キャンペーンのページで随時告知されているのでチェックしてみましょう。
ポイントについて
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを利用すると、100円につき1ポイントが貯まります。1か月間の利用合計金額ではなく利用1件ごとの金額で換算され、100円未満の利用ではポイントが貯まりません。
また、公共料金の引き落としなど一部は200円につき1ポイントとなるので注意しましょう。家族カードのポイントは本会員のポイントとまとめられるため、家族でカードを使うとより多くのポイントを貯めることが可能です。アメックスゴールドのポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」といいます。
ポイント還元率
ポイント還元率はポイントの交換先によって異なりますが、約0.3%~1.0%です。100円の利用で付与された1ポイントを1円相当のものに交換して、初めて還元率が1.0%となります。
ポイントの有効期限
ポイントの有効期限は最大3年間ですが、一度交換するか、メンバーシップ・リワード・プラスに登録(有料:年3,300円(税込))をすると有効期限が無期限になるのが特徴です。
ボーナスポイント・パートナーズ提携店での利用ならポイント還元率アップ!
アメックスゴールドでより多くポイントを貯める方法が、ボーナスポイント・パートナーズ提携店の利用です。提携店なら2倍~最大10倍のポイントが貯まるため、頻繁に利用するお店が提携店であればポイントがザクザク貯まります。
事前登録不要で、カードを利用するだけで通常より多くのポイントが貯まるので使わない手はありません。
100円あたりの還元ポイント | ポイントの内訳 | ポイント還元率 |
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2ポイント | 通常1P+ボーナス1P | 2.0% |
3ポイント | 通常1P+ボーナス2P | 3.0% |
5ポイント | 通常1P+ボーナス4P | 5.0% |
10ポイント | 通常1P+ボーナス9P | 10.0% |
旅行サイトのじゃらん、Oisixといった人気のネット通販やレストラン・ホテルなど数多くの提携店があるので利用しやすい点もメリットです。期間限定特典も見逃せません。
ポイントの交換先
カード利用で貯まったポイントは1,000ポイント貯まるごとに交換可能です。
主な交換先は、アイテムや体験メニューへの交換・航空会社のマイルへの移行・カード請求金額への充当となっていて、アイテムや体験メニューは500以上の家電製品・グルメ・ファッション・ホテル・レストラン・商品券・オンラインショッピングで使えるEメールクーポンなど多彩なラインナップで、高級車のベンツまで用意されています。
体験メニューでは清水寺の貸し切り夜間特別拝観や、プロゴルファーと回るラウンドプレーなど様々なイベントが企画され、航空会社のマイルへの移行であればANAのマイルや、提携航空パートナーである15の航空会社のポイントへ移行できます。
その他にもヒルトンなど提携ホテルのポイントや楽天ポイント、Tポイントへの移行も可能。ポイントの交換方法は、オンライン・サービスに登録後、アメックス公式サイトの「メンバーシップ・リワード・カタログサイト」にログインして行う形となっています。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば交換レートがお得になる
アメックスのカードには、ポイントの交換レートがお得になる有料のプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」があります。
年間参加費(年会費)は3,300円(税込)で、2年目以降は自動更新となり、登録を行うとポイントの有効期限が無期限となるほか、ポイント交換時の交換レートがお得になるのが特徴です。
カード利用内容 | 換算レート(メンバーシップ・リワード・プラス登録時) | 換算レート(メンバーシップ・リワード・プラス未登録時) |
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ポイントで支払い (ポイントフリーダム) |
1P=0.5~1.0円 | 1P=0.3円 |
ヨドバシカメラ・高島屋 | 2,000P=1,000円分 商品券 |
3,000P=1,000円分 商品券 |
ポイント移行(Tポイント・楽天ポイント) | メンバーシップ・リワード3,000P=提携先P1,500P | メンバーシップ・リワード3,000P=提携先P1,000P |
ANAマイレージクラブ | 1,000P=1,000マイル | 2,000P=1,000マイル |
その他航空パートナー | 1,250P=1,000マイル | 2,000P=1,000マイル |
ヒルトンHオナーズ | 1,000P=1,250Hオナーズポイント | 2,000P=1,250Hオナーズポイント |
スターウッドホテルプリファードゲスト | 1,000P=330スター・ポイント | 2,000P=330スター・ポイント |
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでの利用 | 1P=1.0円 | 1P=0.4円 |
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク・日本旅行の対象店舗での利用 | 1P=0.8円 | 1P=0.4円 |
ANAのマイルに移行した場合は未登録と比較すると2倍のレートとなり、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインで利用した場合は2倍以上のレートとなる点が注目です。この方法ならよりお得に旅行を楽しむことができるでしょう。
登録するとポイントの有効期限が無期限となり、失効してしまうポイントがなくなるので3,000円の年間参加費を支払っても元を取れる可能性は十分にあります。
旅行がお得になるサービス・特典
「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」
アメックスゴールドには会員専用の旅行予約サイト「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」で、国内外のホテルや航空券、レンタカーの予約ができるサービスが付帯しています。優待やポイントの特典もあり、カードで貯めたポイントで支払うことも可能です。
さらに「一休.com」ではカード会員の限定特典付きプランが予約でき、毎月先着100名は3,000円割引のクーポンコードがもらえます。
日本旅行の「特選の宿」は予約時にカード会員である旨を伝えると5%オフになり、「Expedia(エクスペディア)」では8%オフもしくは15万円以上の海外ツアー料金が3,750円引きとなるほか「アップルワールド.com」でも全てのホテルが5%オフになるので旅行好きの方は必見です。
手荷物無料宅配サービス
会員1人につき1個のスーツケースを無料で配送してくれる「手荷物無料宅配サービス」は荷物が多くなっても安心の特典です。
出発時と帰国時のどちらも利用でき、出発の7日前までにインターネットまたは電話(0120-989-509)で予約しておくと成田空港・中部国際空港・関西国際空港・羽田空港の国際線でサービスが受けられます。
エアポート送迎サービス
「H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・サービス」で国際航空券や海外パッケージツアーを購入すると、提携タクシー会社の車をチャーターして指定の場所から空港までの送迎を割安の定額料金で利用できます。
荷物は1人につきスーツケース1個まで、片道が1回の計算で出発時・帰国時に年2回利用でき、料金は東京都内23区から成田空港までの送迎が10,000円です。こちらも成田空港・中部国際空港・関西国際空港・羽田空港の国際線でのサービスとなっています。
空港ラウンジの利用
アメックスゴールドと搭乗券を提示するだけで国内にある28の空港とハワイの空港で空港ラウンジが利用できる特典です。会員本人と同伴者1名までが無料となり、出発前のひと時をゆったりと過ごすことができます。
プライオリティ・パス
国内外にある1,200以上の空港VIPラウンジを利用できる「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に会員と家族会員は年会費無料(通常99米ドル)で登録できます。1回27ドルの利用料も年間2回まで無料となるお得なサービスです。
空港クロークサービス
中部国際空港で乗り継ぎをする時に便利なのが、手荷物を無料で預かってくれる「空港クロークサービス」です。会員1人につき2個までの荷物を預けることができ、身軽にショッピングや食事ができます。
空港パーキング
出発の2日前までにインターネットまたは電話で予約しておくと空港の近くにあるパーキングを最大40%引きの割引価格で利用することができます。対象となるのは成田国際空港・羽田空港・関西国際空港・福岡空港です。一部車種は利用できないことがあるので予約の際に確認しておくと安心です。
無料ポーターサービス
出発時・帰国時に無料で利用できるポーターサービスです。成田空港と関西国際空港で利用でき、利用日の前日までに空港窓口(JALエービーシー)に電話で予約しておくと駅改札口やバス停からカウンターまで荷物を運んでくれます。ただし、成田国際空港の第3ターミナルでは利用できないので注意しましょう。
プリファード・ゴルフ
通常年会費295米ドルの「プリファード・ゴルフ」は、世界50か所以上の提携ホテルを2泊以上で利用すると、ホテルが契約しているゴルフ場のプレー代が1名分無料となります。
海外用レンタル携帯電話特別割引
事前に電話予約をしておくと海外用レンタル携帯電話のレンタル料金が半額の125円(/日)で利用できて、通話料も10%割引になります。成田国際空港・関西国際空港・羽田空港の国際線ターミナルで利用でき、カード決済にすることが条件です。
審査について
申し込み資格
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの申し込み資格は以下のようになっています。
- 20歳以上
- 安定収入のある方
- 日本国内に住んでいる方
以前は25歳以上でないと申し込めませんでしたが、現在は20歳以上であればアメックスゴールドを申し込むことができます。パートやアルバイト、無職の方は申し込めませんが、学生や専業主婦でも審査に通る可能性はあります。
アメックスは外資系のカードなので、カードやローンの利用履歴を記録している個人信用情報機関のクレジットヒストリー(クレヒス)に傷があっても審査に通るケースもありますが、クレヒスに傷がない方が審査では当然有利です。
審査難易度は甘くない
アメリカン・エキスプレス・カードは、ブラックでも作れるクレジットカードなことから審査が甘いという噂がありますが、審査難易度は決して甘くありません。
かつてアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、医者や弁護士などの職業でなけば持つことができませんでしたが、現在は一般の会社員でも審査通過ができることから、審査が甘いと思われているようです。
アメリカン・エキスプレス・カードに申し込むと、クレジットカード審査の際に個人情報信用機関であるCIC・JICC・KSCの3つ全てで信用情報を確認しています。
通常のカードであれば、この機関に自己破産やクレジットカードやローンの支払い滞納といった金融事故情報が載っている間は、確実に審査に落ちてしまいますが、アメリカン・エキスプレス・カードは外資系カードなのでその審査基準は独特となっています。
自己破産や滞納の事故情報があったとしても、滞納した金額が返済完了となっていることをアメリカン・エキスプレス・カード側で確認したうえで、申し込み時に年収がある程度あると分かればブラックでも審査通過が可能なようです。
電子マネーについて
アメックスゴールドで使える電子マネーは以下の通りです。
- Apple Pay(QUICPay)
- 楽天Edy
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- おサイフケータイ
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの国内・海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険について
海外旅行傷害保険の最高補償額は1億円ですが、これはツアー代金や航空券をカード払いにした場合の「利用付帯」の補償額となり、旅費の支払いにカードを使っていない場合にも適用される「自動付帯」の場合は、最高補償額は5,000万円となります。
海外旅行傷害保険には本会員の家族に対する「家族特約」も付いているため、生計を共にする配偶者・子供・両親も最高1,000万円までの補償があります。
■海外旅行傷害保険の補償額
※補償金額はいずれも最高補償額となっています。
これらの海外旅行傷害保険に加えて、最高500万円まで補償されるショッピング保険も付帯しています。
航空便遅延費用補償(海外旅行)について
海外旅行で航空機が遅延(または搭乗不能・欠航)した際に発生した宿泊費や食費や、手荷物の到着遅延や紛失により発生した衣類や生活必需品の費用を補償してくれるのが「航空便遅延費用補償」です。
保険が適用されるのは基本カード会員の本人で、飛行機や手荷物の遅延は最高2万円・手荷物紛失は4万円まで補償があります。ただし到着時間の条件等があるので、全ての遅延が必ずしも補償される訳ではありません。
国内旅行傷害保険について
国内旅行傷害保険はツアー代金や航空券をカードで支払った場合に適用される「利用付帯」となり、傷害死亡と傷害後遺障害のみの補償となっています。国内旅行傷害保険にも家族特約が付いているので、家族に対する補償もあるのはメリットです。
■国内旅行傷害保険(利用付帯)の補償額
※補償金額はいずれも最高補償額となっています。
本会員 | 本会員の家族 | 家族会員 | |
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傷害死亡 | 5,000万円 | 1,000万円 | 5,000万円 |
傷害後遺障害 | 5,000万円 | 1,000万円 | 5,000万円 |
アメックスゴールドのデメリット
電子マネーチャージでポイントを貯めることができない
イオンカードセレクトのように電子マネーをチャージした際にポイントが貯まるクレジットカードもありますが、アメックスゴールドは電子マネーのチャージはポイント付与の対象外です。
またnanacoやiDは使えないため、これらの電子マネーを使いたい場合や、チャージでポイントを貯めたい場合は別のクレジットカードを持つ必要が出てきます。
年会費が高額
充実した旅行保険や空港ラウンジサービスが付くとはいえ、年会費31,900円 (税込)というのはゴールドカードの中でも安くはないため、使い方によっては年会費の元を取れない可能性もあります。
海外旅行によく行く方や、優待サービスを使いこなせるのであれば年会費を支払ってでも持つ価値のあるカードです。
アメックス・ゴールドとダイナースクラブカード比較
ステータスカードの中でもアメックスゴールドと並んで人気があるのがダイナースクラブカードです。ここではアメックスゴールドとダイナースクラブカードを比較してみました。
年会費の違いを比較
アメックスゴールドの年会費は31,900円 (税込)ですが、ダイナースクラブカードの年会費は24,200円(税込)です。アメックスゴールドは家族カードの年会費は1枚無料ですが、ダイナースクラブカードは5,500円(税込)かかります。
海外旅行保険の充実度を比較
アメックスゴールドとダイナースクラブカードのどちらも海外旅行傷害保険は最高1億円ですが、ダイナースクラブカードは自動付帯分の傷害治療・疾病治療費用が300万円とアメックスゴールドより100万円アップした補償額となっています。
家族会員の傷害死亡・後遺障害についてもアメックスゴールドは1,000万円ですが、ダイナースクラブカードは本会員と同様の補償が受けられるため、ダイナースクラブカードの方が補償額は充実しています。
カードの使いやすさを比較
アメックスもダイナースクラブもJCBと提携していてJCB加盟店のほとんどで使えるため、国内での使い勝手に差はありません。海外ではシェアの関係でアメックスはヨーロッパで強く、ダイナースクラブはアメリカや北米で強いといわれています。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)
カードの特徴
充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル | ポイント還元率 | 1.0% |
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年会費 | 31,900円 (税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険最高500万円 航空便遅延費用補償最高40,000円 |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | メンバーシップ・リワード |