初めてクレジットカードを作る学生におすすめなのが「楽天カードアカデミー」という学生専用の楽天カードです。楽天カードの人気機能はそのままに楽天カードアカデミーだけのお得な特典もあり、旅行や海外留学にもぴったり。
クレジットカードでお金の管理を学ぶ事もでき、盗難保険や旅行保険など安心して使えるサービスも満載です。
今回は楽天カードアカデミーの特徴やポイント・付帯保険、楽天カードとの違いなどをご紹介します。
目次
年会費
楽天カードアカデミーの年会費は永年無料です。
学校を卒業すると楽天カードに自動的に切り替わりますが、楽天カードも年会費永年無料で、楽天カードアカデミーの利用で貯めたポイントも楽天カードへと引き継がれます。
ETCカード年会費
楽天カードアカデミーはETCカードの発行にも対応しています。
ETCカードの年会費は通常550円(税込)ですが、楽天ポイントクラブの会員ランクがダイヤモンドかプラチナであれば無料となります。
カード1枚につきETCカードは1枚まで発行でき、2枚以上のETCカードを持つ事はできません。
家族カード年会費
楽天カードアカデミーでは家族カードは発行できません。卒業後に切り替えとなる楽天カードであれば家族カードの発行にも対応しています。
還元率
楽天カードアカデミーの通常ポイント還元率は1%で、100円の利用につき1円相当の楽天ポイントがたまります。
楽天カードアカデミー会員だけの特典!楽天ブックスがポイント最大5倍に
楽天カードアカデミーは楽天関係のサービスを利用すると会員限定でポイント還元率がアップするのが特徴です。
例えば、楽天ブックスは入会初年度ならポイントが最大5倍となり参考書の購入もお得に。
その他にも楽天トラベルで高速バスを予約して楽天カードアカデミーで支払うとポイント3倍(※特典進呈には上限や条件があります)となり、帰省や旅行、就活の交通費も節約できます。
楽天ダウンロードなら本などのダウンロード購入でポイントが3倍になるなど、楽天カードにはない特典がずらりと並んでいます。
楽天市場や楽天トラベルの利用でポイント還元率がアップ
楽天市場で開催されているSPU(スーパーポイントアッププログラム)と合わせるとポイントが最大3倍となり、楽天市場でのお買い物がお得になるのも嬉しい特典です。
楽天トラベルなら海外ホテルがいつでもポイント5倍となり、楽天カードアカデミーの通常ポイントと合わせて6倍のポイントがたまります。
加盟店でのカード利用で還元率が2%に
楽天カードアカデミーはマクドナルドやミスタードーナツといったファストフード店をはじめ、大丸・松坂屋、出光など生着に密着した加盟店が多いのが特徴です。
これらのお店では楽天カードアカデミーを提示するとポイントカードとしても使えるので、カードの提示と決済を行うと還元率が2%にアップします。
もちろん、加盟店では貯めたポイントを利用する事もできるので少額のポイントも無理なく使えて便利です。
選べるポイント交換先
カードの利用で貯めたポイントは楽天市場や楽天トラベルなど楽天関係のサービスで利用できるほか、電子マネーやANAマイルへの交換も可能です。
楽天Edyへの交換は1ポイントを1円分として10ポイント以上1ポイント単位で交換でき、ANAマイルに交換する場合は楽天ポイント2ポイントが1マイルとなります。
その他には三井住友カードやオリコカードなど、他社カードのポイントへ交換も可能です。
付帯保険
海外旅行傷害保険
楽天カードアカデミーには最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険がカード利用を伴う「利用付帯」で付いています。
保険が適用されるのは、日本を出国する前に「自宅から空港までの交通費」もしくは「海外旅行代金」を楽天カードアカデミーで支払っている場合で、カードの利用がなければ補償が付かない点には注意が必要です。
補償額の詳細は傷害死亡・後遺障害が2,000万円で疾病治療・傷害治療が200万円、旅行中にカメラが壊れた時などに補償される携行品損害も20万円まで付いています。
国内旅行傷害保険
楽天カードアカデミー、楽天カードともに国内旅行傷害保険は付帯していません。
審査
楽天カードアカデミーの申し込み資格は高校生を除く満18歳以上28歳以下の学生です。
大学や短大・大学院・専門学校に通う学生が対象で、学生以外の方は申し込みできないので注意しましょう。
20歳以下の未成年の方がカードを申し込む場合は学生専用のカードのため申し込み時に学生証のコピーを提出しなければいけない点には気を付けましょう。
楽天カードアカデミーは学生専用のカードのため審査難易度はそれほど高くありません。
過去に携帯電話の分割払いやクレジットカードで滞納を起こしていなければ審査通過は難しくないでしょう。
カード発行までの日数
楽天カードアカデミーは通常、一週間から10日程度で発行可能です。
申し込みが21時を過ぎると翌朝の9時以降の審査となるため、少しでも早くカードを作りたい場合は21時までに申し込み手続きを完了させておきましょう。
なお、カードの発行状況は専用のWEBページから確認する事もできます。
審査通過のポイント
審査難易度はそれほど高くないカードですが、申し込み時の記入ミス(入力ミス)をなくし、申し込みブラックを避けるため同時期に他のカードを申し込むのはやめましょう。
年収欄に記入する際、一人暮らしの場合はアルバイトや仕送りを合わせた年収を記入し、親と同居している場合は世帯収入を記入します。
利用限度額を自分で設定して使いすぎを防げる
学生がカードを持つと使いすぎてしまう心配もありますが、楽天カードアカデミーなら利用限度額を自分で設定できるので使いすぎを防ぐ事ができます。
デメリット
利用限度額が低い
楽天カードアカデミーは学生専用のカードなので、一般向けのカードと比較すると利用限度額は最大で30万円と少な目に設定されています。
ただし、カードの利用限度額は個々の支払い能力に応じてカード会社が決めるもので、一律ではないため30万円の限度額がもらえない事も十分に考えられます。
キャッシングが使えない
海外を訪れた際の外貨両替の手段としても有効なキャッシングですが、楽天カードアカデミーではキャッシングが利用できません。
通常の楽天カードとの比較
楽天カード
カードの特徴
新規入会&利用で5,000円分のポイントプレゼントキャンペーン中!通常ポイント還元率が高いうえに、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスでポイントがたまりやすい。
学生でも申し込む事が可能で、卒業後の切り替えカードとなる「楽天カード」と楽天カードアカデミーを比較すると、楽天カードでは国際ブランドがVisa・Mastercard・JCB・AMEXの4種類であるのに対し、楽天カードアカデミーはVisaとJCBの2種類に限定されています。限度額も楽天カードの方が高く、キャッシング機能も付いているのが主な違いです。
しかし、学生のうちは楽天ブックスや楽天ダウンロードで還元率がアップする楽天カードアカデミーを使ってクレヒス(クレジットヒストリー)修行を積んで、卒業後に上位カードを申し込むというのもひとつの手です。