海外旅行に行く際、現金を現地の通貨に両替する必要がありますが、両替の方法には「銀行や空港の両替所などで両替」と「クレジットカードを使ってキャッシング機能を利用」があります。
どちらの両替方法にもメリット・デメリットがあるので解説していきます。
両替と海外キャッシングの選び方
- キャッシングは金利がかかるので、手数料だけで済ませたい方、長期滞在で現金を持ち歩くのが不安な方は両替
- 金利はかかるが現地での両替交渉に苦手意識がある方はATMで完結するキャッシング
- 5万円分を用意する場合のざっくりとしたイメージは、両替:3,000~5,000円(レート+手数料)、キャッシング:1,500円(ATM手数料+利息)
- キャッシングは利息がかかるので「すぐに返済できるか?」を目安に利用するのがおすすめ
目次
海外旅行で現金を使うならどっち?両替と海外キャッシング
海外旅行先での支払い方法には現金払いとクレジットカード払いの2種類がありますが、現金を使う場合は事前に日本円を外貨に両替する必要があります。
また、現地でのキャッシングを利用すれば、必要な分だけ現金を引き出すことも可能です。どちらが自分に合っているのか、両者の特徴を比較してみましょう。
海外旅行時に必要なお金の準備について
海外での支払いはクレジットカード決済が一番便利ですが、地域によってはクレジットカードに対応していないお店も多く、現金での支払いが求められることもあります。
いくら分の現金を用意するのかは、旅行期間や目的によって異なります。
短期滞在やツアー旅行であれば、カードで支払うものと現金で支払うもののめどを立てておき、1日の必要額を算出しておくといいでしょう。食費や交通費、チップなどを考慮して1日1万円ほどあれば十分です。
長期滞在の場合は必要な額が大きくなるため、現地のATMなどで現金を引き出せるように準備しておくと安心です。
両替とキャッシングの基本的な違い
両替は、日本円を現地通貨に交換する方法で、銀行や両替所を利用します。手続きがシンプルで現金をすぐに手に入れられますが、手数料が高めです。
一方キャッシングは、クレジットカードのキャッシング機能を利用して現地ATMからお金を引き出す方法です。為替レートが良く、手数料も比較的安いですが、借入扱いになるため利息が発生する点に注意が必要です。
長期滞在や言語に不安がある場合は両替がおすすめ
海外での支払い手段にはいくつかの選択肢がありますが、長期滞在する場合は必要な額が多くなるため、事前に日本円を両替しておきましょう。
また短期滞在であっても現地の空港や銀行でうまくコミュニケーションが取れるか心配だったり、ATM操作が心配な場合は日本で両替を行っておくと安心ですね。
地方や小さな店舗ではクレジットカードが使えないこともあるため、現金を持っておくとスムーズに支払いができます。ここでは、両替の方法や注意点について詳しく解説します。
両替の手続きや必要な書類
両替をする際は、以下の書類が必要になることがあります。特に大きな金額を両替する際は本人確認が求められることがあるため、きちんと確認しておきましょう。
▼一般的な両替手続き
- 両替所に行く
- 日本円を渡す
- パスポートの提示(必要な場合)
- 為替レートと手数料を確認
- 現地通貨を受け取る
空港や銀行、ホテルのフロントなどにある両替所を利用。
両替希望の金額を伝え、現金を提示。
海外の銀行や一部の両替所では、身分証明書としてパスポートの提示を求められることがある。
両替所のレートをチェックし、手数料込みの受け取り金額を確認。
間違いがないか、その場で確認。
必要な書類
両替できる場所について
両替できる場所は限られているため、事前にチェックしておきましょう。最も確実なのは、日本もしくは現地の銀行か空港内の両替所です。
ホテルの両替サービスや銀行以外の両替所も利用できますが、場所によってレートや安全性などが異なるため注意しましょう。
場所 | 特徴 |
---|---|
空港の両替所 | 利便性は高いがレートはあまり良くない。 |
市内の銀行 | 比較的レートが良く、安全性も高い。 |
ホテルの両替サービス | 便利だが手数料が高い場合が多い。 |
現地の両替所 | レートが良いところもあるが、安全性には注意が必要。 |
現地両替の場合、日本円の価値自体が下がっている時はレートがかなり悪くなります。
現地の人に声をかけられることもありますが、トラブルの可能性もあるため、交渉能力が無い方にはおすすめできません。
現金両替の注意点
現金での両替をすると、多額の現金を持ち歩かなければいけなくなり危険です。国によっては、治安が悪い場所もあるので注意しましょう。
また、両替所は営業時間が決まっていて、夜間は閉店してしまっている場合もあります。
手数料についても両替をするごとに加算されるので、事前にいくらくらい必要なのか計算して、なるべく一度で両替を済ませる方がお得です。
短期滞在・キャッシュレス派にはキャッシングが便利
短期間の海外旅行や出張では、必要な分だけ現地ATMでキャッシングするのが便利です。海外キャッシングは現地の両替所よりも有利なレートが適用されることが多く、両替手数料を節約できるメリットがあります。
また、クレジットカードが使える場所も各国で増えているため、基本的な支払いはキャッシュレスにし、現金は最低限だけ用意するというスタイルも人気です。ここでは、海外キャッシングの仕組みや利用方法について詳しく解説します。
海外キャッシングの仕組み
海外キャッシングとは、クレジットカードを利用して海外のATMから現地通貨を引き出すことができるサービスです。簡単に言えば「クレジットカードの枠を使った一時的な借入れ」となり、利用した金額は後日、カード会社に返済する形となります。
▼海外キャッシングの流れ
- ATMを探す
- カードを挿入
- 暗証番号を入力
- 引き出し金額を指定
- 現地通貨を受け取る
- 明細を保管
国際ブランド(Visa、Mastercard、JCBなど)対応のATMを見つける。
ATMにクレジットカードを挿入する。
日本で設定した4桁の暗証番号を入力。
現地通貨で希望の金額を選択。
ATMから出てくる現金を受け取る。
レシートを受け取り、金額を確認する。
海外キャッシングを利用することで、わざわざ両替所を探す手間が省け、24時間いつでも現金を引き出せるというメリットがあります。
利用可能なカードや銀行の種類
海外キャッシングを利用するには、対応しているクレジットカードまたは銀行のデビットカードが必要です。主要な国際ブランドごとの対応状況は以下の通りです。
ブランド | 利用可能なATM |
---|---|
Visa | VisaまたはPlusマークがあるATM |
Mastercard | MastercardまたはCirrusマークがあるATM |
JCB | JCBまたはCirrusマークがあるATM |
American Express | American ExpressマークがあるATM(対応ATMが少なめ) |
海外キャッシングに対応しているカードの中では、JCBカードやエポスカードがおすすめです。渡航前にキャッシング枠が利用できる状態か確認し、未対応だったら申し込みを行いましょう。
海外キャッシングの注意点
海外キャッシングを利用する際には、以下の点に注意しましょう。
- ATMの対応ブランドを確認
- キャッシング枠の設定
- 渡航前にカード会社へ連絡
- 帰国後の繰上げ返済
- ATMのセキュリティ
各ATMには対応ブランドのロゴが記載されているため、利用するカードに合ったATMを選びましょう。
クレジットカードには「キャッシング枠」が設定されていないと利用できません。事前にカード会社のマイページなどで確認し、必要に応じて設定しておきましょう。
カード会社によっては、海外キャッシングを利用する際に事前の連絡が必要な場合があります。利用可能なATMや引き出し限度額も併せて確認しておきましょう。
クレジットカードの海外キャッシングは「借金」となるため、利息が発生します。早めに繰上げ返済を行えば、支払う利息を最小限に抑えることができます。
スキミング(カード情報を盗まれる被害)を防ぐため、怪しい場所にあるATMの利用は避けるようにしましょう。
両替のメリット・デメリット
海外旅行における「両替」は、旅行者にとって最も一般的な方法の一つです。しかし、両替には手数料やレートの問題があり、状況によっては不利になることもあります。
ここでは、両替のメリットとデメリットを詳しく解説し、自分に合った方法を選べるようにしましょう。
現金両替のメリット
- 国に関係なく空港に必ず両替所がある
- 事前に手続きの必要がないので楽
- 両替所で完結できる
国に関係なく空港に必ず両替所がある
海外の主要な空港には必ず両替所が設置されており、渡航先に着いた瞬間から現地通貨を手に入れることができます。
そのため、事前に両替を忘れてしまった場合でも安心です。
事前に手続きの必要がないので楽
両替所を利用する際、特別な手続きは不要です。
パスポートの提示が求められる場合もありますが、基本的には日本円の現金を持っていけばすぐに両替できます。
両替所で完結できる
銀行口座やクレジットカードを持っていなくても、日本円の現金があれば両替可能なため、誰でも簡単に利用できます。
現金両替のデメリット
- 手数料が高い
- 多額の現金を持ち歩くと危険
- 英語が話せないと不安
手数料が高い
両替の際には、為替レートとは別に「両替手数料」がかかります。一般的に、空港やホテルの両替所は手数料が高めに設定されているため、大きな金額を両替すると損をする可能性があります。
多額の現金を持ち歩くと危険
海外ではスリや盗難のリスクがあるため、多額の現金を持ち歩くのは危険です。特に治安が悪い地域では、現金を分散して持つなどの対策が必要です。
英語が話せないと不安
海外の両替所では、英語や現地の言語でのコミュニケーションが必要になる場合があります。特に細かい手数料やレートについて質問する際、英語に自信がないと不安に感じることもあるでしょう。
海外キャッシングのメリット・デメリット
海外キャッシングは、両替に比べて手数料が安く、ATMがあればどこでも現地通貨を引き出せる便利な方法です。
しかし、事前準備が必要だったり、利息が発生するリスクがあるため、注意点を理解して利用することが大切です。
ここでは、海外キャッシングのメリットとデメリットを詳しく解説します。
海外キャッシングのメリット
- 現金の両替に比べて手数料が安い
- 世界中に設置されている
- 24時間利用できるATMもある
- インターネットでATMの場所を検索できる
- 会話をする必要がないので英語ができなくても安心
現金の両替に比べて手数料が安い
海外キャッシングの最大のメリットは、一般的に両替よりも有利な為替レートが適用されることです。
両替所では、手数料が上乗せされたレートが適用されますが、クレジットカードのキャッシングでは国際ブランド(Visa、Mastercardなど)の基準レートが使われるため、コストを抑えることができます。
世界中に設置されている
クレジットカード対応のATMは、主要都市や観光地だけでなく、地方のエリアにも設置されています。
特にVisaやMastercard対応のATMは非常に多く、国を問わず利用できるのがメリットです。
24時間利用できるATMもある
銀行や両替所の営業時間に縛られることなく、深夜や早朝でもATMを利用できるため、急に現金が必要になったときでも対応できます。
ただし、一部のATMは夜間閉鎖される場合があるので注意しましょう。
インターネットでATMの場所を検索できる
VisaやMastercardの公式サイトでは、各国のATMの設置場所を検索できるサービスを提供しています。
事前に渡航先のATMを調べておくことで、スムーズに利用することができます。
会話をする必要がないので英語ができなくても安心
両替所では英語や現地語でのやりとりが必要になることがありますが、海外キャッシングならATMの画面操作だけで現地通貨を引き出せます。
特に言葉の壁に不安がある人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
海外キャッシングのデメリット
- 渡航前にカード会社に連絡が必要
- 帰国後に繰上返済をしないと利息が高くなる
- ATMの操作を自分でしなければならない
渡航前にカード会社に連絡が必要
クレジットカードのキャッシング枠は、申し込まないと利用できない場合があります。
また、カード会社によっては、不正利用防止のために海外でのキャッシング利用を制限していることもあるため、事前にカスタマーセンターに確認しておくことが重要です。
帰国後に繰上返済をしないと利息が高くなる
海外キャッシングで引き出した金額は、基本的に翌月の請求時に引き落としとなります。そのため、利用した日から返済日までの間は利息が発生します。
しかし、繰上返済を行えば利息を最小限に抑えることができるため、帰国後は早めにカード会社へ連絡して繰上返済の手続きをしましょう。
ATMの操作を自分でしなければならない
海外のATMは、日本のATMとは画面表示や操作方法が異なります。英語表記が一般的ですが、一部のATMでは現地語のみの場合もあるため、事前に基本的な操作方法を調べておくと安心です。
また、ATMの種類によっては手数料が異なることがあるため、なるべく提携銀行のATMを利用するのがおすすめです。
両替と海外キャッシングのレート・手数料を比較
海外で現地通貨を手に入れる際、両替とキャッシングでは適用される為替レートや手数料の仕組みが異なります。
どちらがよりお得なのかを判断するためには、それぞれの手数料を比較することが大切です。
両替手数料
両替手数料は、両替する度に決められた金額が加算されます。つまり、例えば5万円を両替した場合でも10万円を両替した場合でも金額に関係なく、その両替所や銀行ごとに決められた一定の金額の手数料が発生するという仕組みです。
両替手数料は、両替所や銀行ごとに金額が違っていて、安いところもあれば高いところもあります。したがって、少額の現金を何度も両替すると、手数料が多くなってしまい損になってしまいます。
現金で両替をする場合は、なるべく少ない回数で行う方が良いと言えます。しかし、あまり多く両替してしまうと、帰国時に日本円に両替しなければいけなくなり、その時にさらに手数料が引かれてしまうので、注意が必要です。
また、両替手数料は、日本国内の両替所や銀行などでは無料となっているところも多くありますが、海外では、ほとんどの両替所や銀行で有料となっています。
為替手数料
為替手数料は、1ドルあたりに対して数円というかたちで加算されます。つまり、両替手数料とは異なり、両替したときの金額によって変わります。
しかし、両替所や銀行では為替手数料の金額が表示されていません。為替手数料は、レートの金額に加算された状態で表示されているので、はっきりとした金額はわからなくなっています。
しかし、同じ日のレートでも、両替所や銀行ごとに金額は違っているため、レートがいい両替所は為替手数料が安く、レートが悪い両替所は為替手数料が高いと言えるでしょう。
以下は、2025年3月現在の為替相場の一例になります。
通貨名 | レート |
---|---|
カナダドル(CAD) | 112.16 |
米ドル(USD) | 151.64円 |
ユーロ(EUR) | 165.89 |
韓国ウォン(KRW) | 11.77 |
海外キャッシングのレートと手数料
海外のATMでキャッシングをした場合のレートは、カードの利用データが各カード会社の決済センターに到着した時の実勢レートが適用されます。
つまり、決済した時点でのレートは適用されないので、カードを利用してから、レートの変動によって金額が変わるということになります。
決済をしてから決済センターに利用データが到着するまでの期間はカード会社によって違いますが、一般的に2日から4日程度となっています。
また、キャッシングを利用した場合は、ATM手数料と利息が必要になります。次は、ATM手数料と利息について解説します。
ATM手数料
カード会社 | ATM手数料 |
---|---|
Visa・Mastercard | 110〜220円/回 |
JCB | 110〜220円/回 |
アメックス | 275円/回 |
ATM手数料は、ATMを利用した時に発生する手数料です。カード会社によって金額は変わりますが、数百円程度となっています。
中には、ATM手数料が無料のカードもあり、その場合は、利息のみで利用可能ということになります。
利息
カード会社 | 利息(年率) |
---|---|
JCBカード | 15.0〜18.0% |
エポスカード | 18.0% |
楽天カード | 18.0% |
三井住友カード | 15.0% |
利息はキャッシングを利用してから返済するまでの期間によって変わります。
例えば、1ドル100円で金利が18%の時に1000ドルキャッシングした場合、10万円×0.18÷365日=49円となり、1日あたりの金利が49円となります。
これをキャッシングしてから30日後に返済をすると、49円×30日で1470円となります。しかしキャッシングをした場合の返済は、引き落とし日を待たなくても、帰国後にカード会社に連絡をすることで繰上げ返済ができます。
カードを利用してから5日後に繰り上げ返済をすると、49円×5日となり利息が245円と安くすることができます。このように、キャッシングは現金の両替に比べると、手数料などの出費を抑えることができます。
海外キャッシングにお勧めのクレジットカード
JCB カード S
JCBカード S
カードの特徴
JCBのオリジナルシリーズでは最もスタンダードなクレジットカード。会員限定割引優待「クラブオフ」を利用すれば映画・カラオケ・レジャーチケットの割引が受けられる。スマートフォンの故障や破損時に年間最大3万円まで補償されるJCBスマートフォン保険が付帯。
発行会社 | ジェーシービー |
---|---|
還元率 | 0.5~10.0% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。 |
年会費 | 無料 |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険 海外:最大100万円 スマホ保険(利用付帯):3万円限度 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、QUICPay |
ポイント | Oki Dokiポイント |
入会資格 | 18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
追加カード | ETCカード(年会費無料) 家族カード(年会費無料) |
- 旅行者向けのサービスが充実している
- 海外旅行保険が付帯する
- ハワイやアジア圏で優待特典が豊富
- 欧米では利用できる店舗が少ない
- キャッシング対応ATMが限られる
- 特典が使える国が限られる
アジア圏で活躍するクレジットカード
JCBは、日本発の国際ブランドであり、日本人向けの特典やサポートが充実しているのが特徴です。JCBプラザラウンジでは、現地での観光情報の提供、レストラン予約、Wi-Fiサービスなどを無料で利用可能です。
また、ハワイや台湾、韓国などではJCBカードを提示すると優待割引や特典が受けられることも多いため、これらの地域へ渡航する際には特におすすめです。
またJCBブランドの特典として、海外に設置されたサービス窓口「JCB PLAZA」が活用できます。JCB加盟店の予約や観光に関するお問い合わせに日本語で対応してくれるため、困ったときにも安心です。
海外キャッシングにも対応
JCBカードは海外キャッシングに対応しており、ATMで現地通貨を引き出すことが可能です。
ただし、海外のJCB加盟店数はVisaやMastercardに比べて少なく、一部の国ではJCBの取り扱いがないこともあります。
そのため海外でJCBカードを使う際には、事前にJCB対応のATMや加盟店を確認するのがおすすめです。
エポスカード
エポスカード
カードの特徴
年会費無料で海外旅行保険が付帯する即日発行可能カード。年に数回ある「マルコとマルオの10%オフ」というキャンペーンでマルイでのショッピングが10%OFFで利用できたり、SHIDAXやBIGECHOなどのカラオケ店で割引がある幅広いサービスのカード
発行会社 | 株式会社エポスカード |
---|---|
還元率 | 0.5% |
年会費 | 永年無料 |
付帯保険 | 海外:最高3,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
ポイント | エポスポイント |
申し込み資格 | 日本国内在住の満18歳以上のかた(高校生のかたを除く) |
追加カード | ETCカード(年会費無料) |
- 年会費無料で海外旅行保険が付帯
- Visaブランドなので多くの地域で使える
- 即日発行が可能
- ポイント還元率が低め
- キャッシングの金利がやや高め
世界各国で使えるVisaブランド
エポスカードは、年会費無料でありながら、海外旅行保険が付帯するのが大きな魅力です。ツアー料金や交通費など旅行費用ををエポスカードで支払うことで適用されます。
またVisaブランドのカードであるため、世界中の加盟店で問題なく使用できるのも大きなポイント。条件を満たしてゴールド・プラチナカードにアップグレードすると、空港ラウンジ無料利用などの特典も利用できるようになります。
海外キャッシング&利用枠増額が活用できる
Visaブランドであるエポスカードは海外での決済に非常に強く、ATMを利用した海外キャッシングにも対応しています。現地ATMでVisa対応のマークがある場所なら、スムーズに現地通貨を引き出すことが可能です。
ただし、キャッシングを利用する際の金利は年率18%と高めなので、利用後は早めに繰り上げ返済をするのが賢い使い方です。
また海外旅行などで高額なショッピング利用がある場合、ショッピング1回払いの利用可能枠を一時的に増額するサービスも利用できます。旅行に行く2日前まで増額の申し込みができるため、現地でクレジットカードを活用したい場合は忘れずに申し込んでおきましょう。
自分の旅行スタイルやニーズに合わせて選ぼう
海外で現金を用意する方法には、「両替」と「海外キャッシング」の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、旅行スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
短期間の旅行やクレジットカードをメインで活用したい場合は海外キャッシング、長期滞在や現地での銀行利用及びATM操作が不安な方は両替が適しています。すぐに必要な分だけを両替し、現地でキャッシングも併用するとさらに便利です。
海外旅行をより快適に過ごすために、自分に合った方法を選びましょう。