Appleの2022年秋モデルとして発表されたiPhone14 Pro/Pro Maxのスペックや特徴、口コミ・評判、発売日、在庫状況、おすすめポイントなどを紹介します。
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<対象機種>
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・iPhone15 Plus 全容量
・iPhoneSE (第3世代) 256GB
・iPhone13 128GB/256GB
・iPhone12 64GB/128GB
・Galaxy S24
・Galaxy S24 Ultra
・Google Pixel 8
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- 1 iPhone14 Pro/Pro Maxの評価点数
- 2 iPhone14 Pro/Pro Maxを実際に使った人の口コミ
- 3 iPhone14 Pro/Pro Maxのスペック
- 4 iPhone14 Pro/Pro Maxの価格まとめ
- 5 iPhone14 Pro/Pro Maxのカラーバリエーション
- 6 iPhone14 Pro/Pro Maxの発売日
- 7 iPhone14 Pro/Pro Maxの在庫状況
- 8 機種変更キャンペーン
- 9 iPhone14 Pro/Pro Maxに機種変更する時の注意点
- 10 iPhone14 Pro/Pro Maxの機能と特徴
- 11 こんな人におすすめ!iPhone14 Pro/Pro Maxのおすすめポイント
- 12 こんな人には向いていない!iPhone14 Pro/Pro Maxのデメリット
- 13 機種変更するならオンラインショップがお得で便利!
- 14 まとめ・総評
- 15 iPhone14関連情報
iPhone14 Pro/Pro Maxの評価点数
評価項目 | 評価点数 | 星 |
使いやすさ | 4.5 | |
スペックの高さ(動作の速さ) | 4.5 | |
バッテリー | 4.5 | |
カメラ性能 | 4.5 | |
価格 | 3.0 | |
総合評価 | 4.2 |
※評価は実際の性能・スペック・価格などを考慮し、管理人が独自に判断したものです。
iPhone14 Pro/Pro Maxを実際に使った人の口コミ
まずはiPhone14 Pro/Pro Maxを実際に使用された方の評判と口コミを確認していきましょう。
口コミ①
#iPhone14Pro ダイナミックアイランドでタイマーの残り時間をいつでも確認。料理作る人にたまらない機能👨🍳👩🍳 残念ながらストップウォッチは非対応 pic.twitter.com/isPESCIZn2
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) September 16, 2022
→ディスプレイでは、新機能として「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」が搭載されています。画面上部のノッチを活かしてバックグラウンドで動作中のアプリを表示する機能で、投稿された動画のようにマップやタイマーなど様々なアプリを伸縮自在に操作できます。
口コミ②
iPhone14 Pro Max のRAWで撮ってみました✨ pic.twitter.com/9itFhHtnAi
— kimito (@KimitoDev) November 2, 2022
iPhone 14 ProシリーズのRAWめちゃくちゃ良い……。
4800万画素のRAW(左)と通常モード撮影(右) pic.twitter.com/E561B5TUab
— トバログの人 |鳥羽恒彰 (@tobalog) September 16, 2022
→iPhone14 Pro/Pro Maxの広角(メイン)カメラでは、ProRAWで新たに4,800万画素での撮影が可能になりました。どちらの写真でも明るい部分と暗い部分がくっきりと表現されていることから、階調の豊かさを感じますね。編集を加えたり大判印刷をしても美しい画質が維持できそうです。
口コミ③
iPhone14 Proのシネマティックモードがすごすぎる!!手ブレを感じない世界観 #iPhone14 #Apple pic.twitter.com/BDpdLtNVPJ
— もちふゆ@ガジェットブロガー (@motifyu_blog) September 16, 2022
iPhone 14 Proのアクションモード、階段駆け降りても全然揺れてなくてたまげすぎて転けた pic.twitter.com/rq13gIDrKT
— てんび〜 (@_tenbi) September 16, 2022
→iPhone14 Pro/Pro Maxで進化したのは写真の撮影性能だけではありません。動画では、シネマティックモードで新たに24fpsの4K撮影に対応。新搭載の「アクションモード」では、険しい道もほとんどブレることなく撮影が可能です。
iPhone14 Pro/Pro Maxのスペック
前機種との比較
機種名 | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max |
画面サイズ | 約6.1インチ | 約6.7インチ | 約6.1インチ | 約6.7インチ |
ディスプレイ | ・Super Retina XDRディスプレイ ・解像度:2,532 x 1,170、460ppi ・リフレッシュレート:ProMotion対応 ・最大輝度:1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,600ニト(HDR)、ピーク輝度2,000ニト(屋外) ・Dynamic Island搭載 ・常時表示機能搭載 | ・Super Retina XDRディスプレイ ・解像度:2,796 x 1,290、460ppi ・リフレッシュレート:ProMotion対応 ・最大輝度:1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,600ニト(HDR)、ピーク輝度2,000ニト(屋外) ・Dynamic Island搭載 ・常時表示機能搭載 | ・Super Retina XDRディスプレイ ・解像度:2,532 x 1,170、460ppi ・リフレッシュレート:ProMotion対応 ・最大輝度:1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,200ニト(HDR) | ・Super Retina XDRディスプレイ ・解像度:2,778 x 1,284、458ppi ・リフレッシュレート:ProMotion対応 ・最大輝度:1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,200ニト(HDR) |
CPU | A16 Bionic | A16 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic |
メモリ | 6GB | 6GB | 6GB | 6GB |
OS | iOS 16 | iOS 16 | iOS 15 | iOS 15 |
バッテリー容量 | 3,200mAh ビデオ再生:最大23時間 ストリーミング再生:最大20時間 オーディオ再生:最大75時間 | 4,323mAh ビデオ再生:最大29時間 ストリーミング再生:最大25時間 オーディオ再生:最大95時間 | 3,095mAh ビデオ再生:最大22時間 ストリーミング再生:最大20時間 オーディオ再生:最大75時間 | 4,352mAh ビデオ再生:最大28時間 ストリーミング再生:最大25時間 オーディオ再生:最大95時間 |
本体サイズ | 高さ:147.5mm 幅:71.5mm 厚さ:7.85mm | 高さ:160.7mm 幅:77.6mm 厚さ:7.85mm | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm | 高さ:160.8mm 幅:78.1mm 厚さ:7.65mm |
重量 | 206g | 240g | 203g | 238g |
アウトカメラ(メインカメラ) | ・広角:4,800万画素、F値1.78 ・超広角:1,200万画素、F値2.2 ・望遠:1,200万画素、F値2.8 | ・広角:4,800万画素、F値1.78 ・超広角:1,200万画素、F値2.2 ・望遠:1,200万画素、F値2.8 | ・広角:1,200万画素、F値1.5 ・超広角:1,200万画素、F値1.8 ・望遠:1,200万画素、F値2.8 | ・広角:1,200万画素、F値1.5 ・超広角:1,200万画素、F値1.8 ・望遠:1,200万画素、F値2.8 |
インカメラ | 1,200万画素、F値1.9 | 1,200万画素、F値1.9 | 1,200万画素、F値2.2 | 1,200万画素、F値2.2 |
充電器 | Lightningケーブル 高速充電対応(30分で最大50%充電) MagSafe対応 ワイヤレス充電対応 | Lightningケーブル 高速充電対応(35分で最大50%充電) MagSafe対応 ワイヤレス充電対応 | Lightningケーブル 高速充電対応(30分で最大50%充電) MagSafe対応 ワイヤレス充電対応 | Lightningケーブル 高速充電対応(35分で最大50%充電) MagSafe対応 ワイヤレス充電対応 |
イヤホンジャック | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
NFC | Apple Pay | Apple Pay | Apple Pay | Apple Pay |
iPhone14 Pro/Pro Maxの価格まとめ
▼iPhone14 Pro
キャリア | 通常/割引価格 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
ドコモ | 通常価格 | 174,130円 | 198,880円 | 238,480円 | 275,220円 |
いつでもカエドキプログラム適用価格 | 87,370円 | 99,880円 | 120,400円 | 139,260円 | |
au | 通常価格 | 175,860円 | 201,925円 | 238,555円 | 275,415円 |
スマホトクするプログラム | 89,700円 | 102,925円 | 121,555円 | 140,415円 | |
ソフトバンク | 通常価格 | 175,680円 | 201,600円 | 238,320円 | 275,040円 |
新トクするサポート | 87,840円 | 100,800円 | 119,160円 | 137,520円 |
▼iPhone14 Pro Max
キャリア | 通常/割引価格 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
ドコモ | 通常価格 | 201,850円 | 220,330円 | 257,070円 | 289,300円 |
いつでもカエドキプログラム適用価格 | 101,890円 | 111,250円 | 129,990円 | 144,940円 | |
au | 通常価格 | 201,925円 | 220,355円 | 257,100円 | 293,845円 |
スマホトクするプログラム | 102,925円 | 112,355円 | 131,100円 | 149,845円 | |
ソフトバンク | 通常価格 | 201,600円 | 220,320円 | 257,040円 | 281,520円 |
新トクするサポート | 100,800円 | 110,160円 | 128,520円 | 140,760円 |
iPhone14 Pro/Pro Maxのカラーバリエーション
カラー
画像引用元:https://www.apple.com/
iPhone14 Pro/Pro Maxは「ディープパープル」「スペースブラック」「ゴールド」「シルバー」の4色を展開しています。
iPhone14 Pro/Pro Maxの発売日
▼docomo
予約開始日:2022年9月9日(金)21時から
発売日:2022年9月16日(金)
▼au
予約開始日:2022年9月9日(金)21時から
発売日:2022年9月16日(金)
▼ソフトバンク
予約開始日:2022年9月9日(金)21時から
発売日:2022年9月16日(金)
iPhone14 Pro/Pro Maxの在庫状況
ドコモオンラインショップの在庫状況
ドコモでiPhone14 Pro/Pro Maxの在庫を確認したい場合は、ドコモオンラインショップから確認可能です。
ドコモの在庫確認手順
①「ドコモオンラインショップ」にアクセスする
②「商品を探す」から「iPhone」or「5Gスマートフォン」or「4Gスマートフォン」をタップ
③在庫を確認したい機種をタップ
④お好みのカラーを選択すると、在庫状況が表示される
- ドコモの在庫確認手順の詳細
- ①ドコモオンラインショップにアクセスする
下記のリンクからドコモオンラインショップにアクセスしてください。②「商品を探す」から「iPhone」or「5Gスマートフォン」or「4Gスマートフォン」をタップ③在庫を確認したい機種をタップ
④お好みのカラーを選択すると、在庫状況が表示される
auオンラインショップの在庫状況
auでiPhone14 Pro/Pro Maxの在庫を確認したい場合は、auオンラインショップから確認可能です。
auの在庫確認手順
①auオンラインショップにアクセスする
②「iPhone」or「スマートフォン」を選択
③在庫を確認したい機種をタップ
④お好みのカラーを選択
⑤在庫状況が表示される
- auの在庫確認手順の詳細
- ①auオンラインショップにアクセスする
下記のリンクからauオンラインショップにアクセスしてください。②「iPhone」or「スマートフォン」を選択
③在庫を確認したい機種をタップ
④お好みのカラーを選択
⑤在庫状況が表示される
上記画像の下赤枠線部分に在庫が表示されます。
ソフトバンクオンラインショップの在庫状況
ソフトバンクでiPhone14 Pro/Pro Maxの在庫を確認したい場合は、ソフトバンクオンラインショップから確認可能です。
ソフトバンクの在庫確認手順
①ソフトバンクオンラインショップにアクセスする
②在庫を確認したい機種をタップし「購入する」をタップ
③手続き内容や受取場所「自宅」を選択し、「機種選択に進む」をタップ
④容量orカラーの上に在庫状況が表示される(何も表示が無い場合は在庫あり)
- ソフトバンクの在庫確認手順の詳細
- ①ソフトバンクオンラインショップにアクセスする
下記のリンクからソフトバンクオンラインショップにアクセスしてください。②在庫を確認したい機種をタップし「購入する」をタップ
③手続き内容や受取場所「自宅」を選択し、「機種選択に進む」をタップ
④容量orカラーの上に在庫状況が表示される(何も表示が無い場合は在庫あり)
↓左が在庫あり、右が予約商品↓ ↓在庫なしの場合↓
機種変更キャンペーン
iPhone14 Pro/Pro Maxに関するキャンペーンは開催されていません。
キャリアで実施している割引プログラムや下取りなどは引き続き利用可能です。
iPhone14 Pro/Pro Maxに機種変更する時の注意点
「衝突事故検出」機能による誤通報に注意
iPhone14から新しく搭載された「衝突事故検出」機能は、自動車の衝突事故などを検出して自動で救助を要請してくれる機能です。
万が一のときに助かる機能ではありますが、日本のみならず海外でも、誤通報の事例が多数報告されています。日本では、スキー場で転倒した際に、衝撃を検知したiPhone14が119へ誤通報してしまう事態が相次いでいるとのこと。
海外ではジェットコースターに乗ったユーザーから誤通報があったとの事例が見受けられます。
「衝突事故検出」機能は、衝撃を検知すると警告音が鳴り、119番へ通報する旨が通知されます。所有者が気づいてキャンセルすれば通報はされませんが、騒がしい場所だと警告音に気づかないこともあるようです。
必要のないときは「衝突事故検出をオフにする」「機内モードにする」「iPhoneの電源をオフにする」といった対処で誤作動は防げるようですが、うっかり忘れてしまわないように注意が必要です。
参考:ゲレンデで転倒”勝手に”119番 スマホの「衝突事故検出機能」で誤通報増 | Yahoo!ニュース
『iPhone 14』の衝突検出機能がジェットコースターで発動? 相次ぐ誤通報に対するAppleの見解とは | Yahoo!ニュース
ネクタは引き続きLightningのまま
iPhone14発売前のリーク情報では、特にProモデルで従来のLightning端子からUSB Type-C端子に変わるのではないかとの噂がありました。しかし、実際iPhone14の全モデルでは引き続きLightning端子が採用されています。
USB Type-Cは、様々なデバイスで共通して使えるほか、データ転送速度の向上も期待できます。2023年の最新モデルでは対応を期待したいところですが、今のところ公式発表はありません。
公式情報ではないものの、iPhone15ではUSB Type-C端子が搭載される可能性が高いとの情報が出回っています。これは、EUが2024年秋までに「加盟諸国で販売される携帯電話やタブレット、デジタルカメラなどあらゆるデバイスにUSB Type-C充電ポートを搭載する必要がある」という法案を可決したためです。
USB Type-Cを使いたい方は、iPhone15の発売まで待つのも手です。
生体認証は引き続きFace ID(顔認証)のみ、指紋認証は非対応
Lightningと同様、iPhone14発売前には生体認証で指紋認証が搭載されるのではないかとの噂がありました。しかし、実際には旧モデルから変わらずFace ID(顔認証)のみ対応となりました。
指紋認証に関しては、マスク着用時でも使えるからという理由で需要が高まっているものと思われますが、iPhone14のFace IDではマスクやメガネを着用していても認証できるシステムとなっています。今後指紋認証に対応するモデルが出ないとしても、そこまで困ることはなさそうです。
iPhone14 Pro/Pro Maxの機能と特徴
サイズ感はほぼ変わらず、ノッチやカメラサイズが変化
iPhone13 Pro/Pro Maxの後継機として登場したiPhone14 Pro/Pro Maxですが、サイズ感はほぼ変わらずProは高さ147.5mm
、幅71.5mm、厚さ7.85mm、重さ206g。iPhone13 Proと比べると幅は変わりませんが、高さは0.8mm、厚さは0.2mm、重さは3g増加と全体的に大型化しています。
iPhone14 Pro Maxは高さ160.7mm、幅77.6mm、厚さ7.85mm、重さ240g。iPhone13 Pro Maxと比べると高さは0.1mm、幅は0.5mm減りましたが、厚さは0.2mm、重さは2g増加。iPhone14 Proとは反対に小型化していることがわかります。
外観も大きな変化はありませんが、ノッチがピル型に変わり、カメラユニットが大型化しています。そのため、ケースや保護シートはiPhone14 Pro専用のもの必要です。
ボディにはステンレス
カラーは新色としてディープパープル、準新色としてスペースブラック、定番のゴールド、シルバーの計4色を展開。ディープパープルは深みのある濃い紫色で、暗い場所では濃紺、明るい場所では紫感が強まります。スペースブラックは旧モデルの「スペースグレイ」「グラファイト」から派生したカラーで、iPhone12 Pro/iPhone13 Proよりもブラックを基調とした色味になっています。
ディスプレイには新機能「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」「常時表示ディスプレイ」を搭載
iPhone14では、全モデル共通でSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。Super Retina XDRディスプレイはiPhone11のProモデルから採用された有機ELディスプレイで、軽量化・省電力に貢献するだけでなく、くっきりと鮮明な画面表示を実現しています。
ディスプレイサイズはiPhone13 Proから変わらず、iPhone14 Proが約6.1インチ、iPhone14 Pro Maxが約6.7インチ。
ノッチは先述した通りピル型に変わり、新機能「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」を搭載しています。Dynamic Islandはノッチを通知領域として生かした機能で、バックグラウンドで動いているアプリの通知をチェックしたり、簡易的な操作が行えます。たとえば、音楽や着信、タイマー、他デバイスとの接続、充電、Googleマップといったアプリの通知・操作領域が画面上部に表示され、メインで行っている作業を邪魔しません。
もう1つ新たに搭載されたのは、Apple Watchでお馴染みの「常時表示ディスプレイ」。スリープ中でも日付・時間が確認できるだけでなく、お天気アプリなどのウィジットを追加すれば、わざわざiPhoneを操作しなくても情報をチェックできます。
また、旧モデルから引き続き「ProMotion」に対応しており、1Hz〜120Hzの可変リフレッシュレートをサポートしています。常時表示作動中は1Hzに自動で調整されるため、常に画面が表示されていてもバッテリーが無駄に消費されることはありません。
最大輝度(画面の明るさ)は新たに屋外で最大2,000ニトまで対応し、日差しが当たる場所でもはっきりと画面を表示してくれます。
最新のチップ「A16 Bionic」を搭載、メモリ・ストレージ容量は変化なし
iPhone14 Pro/Pro MaxのCPUは、最新の「A16 Bionic」が搭載されました。スタンダードモデルのiPhone14/Plusでは、iPhone13と同じ「A15 Bionic」が採用されたため、最新チップを使いたい場合はProモデル一択になります。
「A16 Bionic」は6コアCPUと5コアGPU、16コアのニューラルエンジンを搭載し、負荷の高い作業もサクサク処理。グラフィックにこだわった最新のゲームも快適にプレイ可能です。
メモリはiPhone13 Proと同じ6GB容量を搭載し、iPhone14全モデルで統一されています。Androidと比べると少なく感じますが、iOSは低メモリでも問題なく動作する仕組みになっているため、マルチタスクも快適にこなせるでしょう。
ストレージもiPhone13 Proから据え置きの128GB・256GB・512GB・1TBの4種類を展開。一般的には128GB・256GBのどちらかで十分ですが、動画をたくさん撮影したりダウンロードしたり、クリエイティブな使い方をするなら大容量モデルを購入した方が良いでしょう。128GBモデルのみ、ProRes撮影で4K非対応、1080p、30fpsに制限されるため注意しましょう。
バッテリーが強化され、ビデオ再生時間は1時間長くなった
iPhone14では全モデルでバッテリーが強化され、iPhone14 Proのビデオ再生は最大23時間、動画のストリーミング再生は最大20時間に対応。iPhone14 Pro Maxではビデオ再生は最大29時間、動画ストリーミング再生は最大25時間。iPhone13 Pro/Maxと比べると、どちらもビデオ再生時間が1時間長くなりました。
非公式の情報ではありますが、iPhone14 Proのバッテリー容量は3,200mAh、iPhone14 Pro Maxは4,323mAhを搭載すると言われています。一方、iPhone13 Proでは3,095mAh、iPhone13 Pro Maxでは4,352mAhを搭載するとのこと。
比べてみると、iPhone14 Pro Maxはバッテリー容量が減少しているにも関わらず、電池持ちは向上していることがわかります。これは「A16 Bionic」チップに変わったことで、電力消費の効率が良くなったためではないかと思います。
機種 | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max |
バッテリー容量 | 3,200mAh | 4,323mAh | 3,095mAh | 4,352mAh |
コネクタは旧モデルから変わらずLightning、有線による高速充電をサポートし、iPhone14 Proでは30分、iPhone14 Pro Maxでは35分で最大50%までバッテリーチャージが可能です。
MagsafeやQi規格のワイヤレス充電にも対応しており、専用の充電器を完備しておけばわざわざ充電ケーブルを探して抜き差しするといった手間が省けます。Magsafeは充電器だけでなくスタンドやケース、ウォレットといったアイテムもあるので、利便性をアップしたい方は合わせてチェックしておくと良いでしょう。
「衝突事故検出」機能を搭載、海外では「緊急SOS」で衛星通信に対応
iPhone14全モデルで、新たに「衝突事故検出」機能を搭載しています。たとえば、自動車事故に巻き込まれた場合、iPhone14 Pro/Pro Maxが急激な加速・減速、車内の気圧変化などを検知し、自動で救助を要請してくれる機能です。合わせて緊急連絡先への通知にも対応しています。
ただし、先述したように海外ではジェットコースター搭乗時に誤通報の事例があるため、アクティビティ中は「機能オフ」「機内モードに切り替える」「電源オフ」などいずれかの対応が必要です。
iOS11から使えるようになった「緊急SOS」機能ですが、米国・カナダでは新たに衛星通信が行えるサービスが提供されました。衛星通信に対応したことで、基地局の電波やWi-Fiがない環境下でも緊急時にSOSメッセージが発信できます。利用可能な国は今後増やしていくようですが、日本ではいつ頃使えるようになるのかまだ発表されていません。
ProRAW撮影で4,800万画素に対応
アウトカメラは、旧モデルと同じ広角(メイン)・超広角・望遠レンズを備えたトリプルカメラで、広角カメラにはiPhone13 Proから65%大型化した新しいセンサー「クアッドピクセルセンサー」を搭載。
クアッドピクセルセンサーは、4つのピクセルを1つのクアッドピクセルに合体することで4倍多くの光を取り込めるというもの。新しいセンサーを搭載したことで、広角カメラを使用したApple ProRAWでは4,800万画素と通常の4倍もの解像度で撮影できるようになりました。なお、ProRAW以外のモードでは、従来通りの1,200万画素での撮影となります。
iPhone14全モデルのカメラには「Photonic Engine (フォトニックエンジン)」という新しいエンジンが搭載され、カメラ単体では表現できない品質を叶えるとのこと。具体的には、露出の異なる複数のピクセルからベストなものをピックアップして、1枚の画像に合成する技術となっています。Photonic Engineが搭載されたことで暗い場所での撮影が強化され、夜景や暗所でもこれまで以上にくっきりと美しい写真に仕上がります。
光学ズームでは、新たに2倍ズームが登場。iPhone13 Proモデルの「0.5倍・1倍・3倍」から、iPhone14 Proモデルでは「0.5倍・1倍・2倍・3倍」の4段階で調整可能です。
動画では新たに「アクションモード」を搭載。整備されていない道を歩きながらの撮影でも、ブレずに被写体をとらえられるでしょう。iPhone13から登場したシネマティックモードでは、24fpsの4K撮影に対応。シネマティックモードはフォーカスを合わせた被写体以外をぼかす機能で、これまでよりもさらにプロ仕様の仕上がりが期待できます。
ミリ波・Wi-Fi 6Eには非対応
米国版のiPhoneではすでに5Gのミリ波に対応しているものの、日本では非対応となりました。加えてWi-Fi 6Eについても対応は見送られています。
5G通信には「Sub6」と「ミリ波」と呼ばれる2つの周波数帯があり、それぞれ特徴が異なります。ミリ波は超高速・超低遅延・多数同時接続など5G特有の強みを実現しやすいと言われており、iPhoneで使えるようになればさらに快適なネット接続が叶うかもしれません。
Wi-Fi 6Eでは、これまでの「2.4GHz帯」「5GHz帯」に加えて「6GHz帯」が利用できる最新の通信規格です。新しい周波数帯によって電波干渉や混雑を避け、安定性や高速通信が実現すると言われています。
ミリ波は日本でまだまだ普及していないため、非対応だからと言ってそこまで影響はないでしょう。Wi-Fi 6Eも日本では2022年9月に認可されたばかりですが対応ルーターはすでに販売されており、デバイス側も日本国内でのWi-Fi 6Eに対応している機種であれば通信が可能です。
ミリ波対応はまだ先になりそうですが、Wi-Fi 6EはiPhone15くらいから使えるようになるとうれしいですね。
nanoSIMとeSIMに対応
SIMではnanoSIMとeSIMに対応し、「nanoSIMとeSIM」「eSIMとeSIM」といった組み合わせでデュアルSIMも可能です。2種類の通信会社を使いたいときや、プライベート・ビジネスで分けたい方も使いやすいですね。
シングルSIMでもnanoSIMかeSIM好きな方を選べます。eSIMはオンライン上で契約〜開通まで完結でき、通常のSIMのように差し替えも不要なので手間がかかったり故障のリスクもありません。日本ではnanoSIMを使っている方も多いため、慣れ親しんだものを使うのも良いでしょう。
こんな人におすすめ!iPhone14 Pro/Pro Maxのおすすめポイント
写真・動画の撮影性能を重視する人
iPhone14 Pro/Pro Maxでは、主にカメラ性能の向上が大きな変化としてあげられます。スマホ/iPhoneのカメラは機種によって強みや特徴は変わりますが、iPhone14 Proモデルのカメラはプロ並みの写真や動画を撮影したい方も満足できるのではないかと思います。
広角(メイン)・超広角・望遠のトリプルカメラはいずれも1,200万画素での撮影が基本ですが、広角カメラではProRAWで4倍の4,800万画素での撮影が可能になり、口コミでは高評価の声が多数見受けられます。暗所での撮影が強化され、ナイトモードを使わずともきれいな写真が撮影できるほか、Proならではの望遠カメラを使ったマクロ撮影にも対応しています。
動画では新機能の「アクションモード」が搭載され、シネマティックモードでは4K撮影に対応と、編集を加えることでかなり本格的な映像作品も作成できるようになりました。
SNSにアップする写真からプロ仕様の作品まで、iPhone1台で完結させたい方にもおすすめです。
これまでのiPhoneにない快適な操作感を求める人
iPhone14 Pro/Pro Maxでは、「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」「常時表示ディスプレイ」が搭載されたことで画面の使い勝手も進化を遂げ、旧モデルからさらに快適になりました。
iPhoneでは旧モデルからノッチの大きさが指摘されており、最新のAndroidのようなパンチホール型を望む声もありました。しかし、Dynamic Islandはノッチを活かしてバックグラウンドで動くアプリのチェックや操作が行える画期的なアイディアで、Androidとは違った良さがあります。
また、旧モデルではiPhoneを傾けたり電源ボタンを押したりして自分で点灯させなければ時間も確認できませんでしたが、常時表示機能によって机の上に置いたままのiPhoneでも情報を得られるようになりました。
上記2つの機能はiPhone14/Plusには搭載されておらず、現状iPhone14 Pro/Pro Maxのみで利用できます。使いたい方はProモデルの購入を検討してみましょう。
最新のモバイルゲームを快適にプレイしたい人
iPhone14 Pro/Pro Maxは優れたCPU・ディスプレイ・バッテリーを搭載し、最新のモバイルゲームをプレイするのに最適な性能を備えています。
iPhone14 Pro/Pro Maxには最新の「A16 Bionic」が搭載され、最新のモバイルゲームもサクサク快適にプレイ可能です。
iPhone14 Pro/Pro MaxではSuper Retina XDRという有機ELディスプレイを搭載していますが、液晶と比べると発色もよく、純粋な黒色の表現にも優れています。そのため、映像をより美しく表示し、暗所が多いゲームにも適しています。リフレッシュレートは最大120Hzまで対応しており、遅延の少ない滑らかな画面表示が期待できるでしょう。また、約6.1インチ/約6.7インチから使いディスプレイサイズが選べるのも強みです。
集中力が大切なゲームには、充電持ちも欠かせないポイント。iPhone14 Pro/Pro Maxは、1度充電すれば長時間駆動できるため、じっくりゲームの世界に没頭したいときに助かります。もしプレイ中に充電が少なくなってしまっても、高速充電で素早くバッテリーチャージが可能です。
こんな人には向いていない!iPhone14 Pro/Pro Maxのデメリット
価格とバッテリー性能重視の人
iPhone14の中でも、低価格を求めるならiPhone14、バッテリー性能を求めるならiPhone14 Plusがおすすめです。
キャリアの割引プログラムを使った場合の価格を比べてみると、iPhone14は69,690円〜、Plusは79,200円〜、Proは87,370円〜、Pro Maxは100,800円〜購入可能で、一番安いのは無印のiPhone14です。ただし、無印のiPhone14はiPhone13から大幅なアップデートはないため、変化を求めるならProモデルを検討した方が良いでしょう。
バッテリー性能に関しては、ビデオ再生時間でいうとPro Maxが優秀ですが、オーディオ再生時間ではPlusの方が長時間駆動が可能です。「性能はそこまで求めていないけど、バッテリー持ちは重視したい」という場合は、iPhone14 Plusが最適な機種になります。
また、口コミによると、Proモデルの「常時表示ディスプレイ」を使うとバッテリーの減りが早まってしまうため、機能をオフにしている方も見受けられます。
iPhone14 Proの新機能、常時表示ディスプレイはやっぱ言葉の通りずっとついてるからバッテリーの消費が早い気がする。 結局オフにしちゃったw
ちなみに常時表示ディスプレイをオフにする場合は設定→画面表示と明るさ→常にオンをオフ pic.twitter.com/KwI5JaerXS
— ましゅう (@YudaMatthew) September 29, 2022
せっかくの新機能を使えないとなると、少しもったいない気分になるかもしれません。今後のアップデートで改善されることを期待しましょう。
ディスプレイの広さ・見やすさにこだわりたい人
口コミによると「iPhone14 Pro/Pro Maxのノッチが気になる」という意見も見受けられます。
【悲報】
アイランドになってノッチがよりダイナミックに気になるようになりました#iPhone14Pro #dynamicisland pic.twitter.com/HWS4avTcuU— sho (@ixone_ai) September 16, 2022
やっぱりiPhone 14 Proを3日使ってみて、
通知時はDynamic Islandの方がノッチよりいいけど、それ以外は逆なのでトータルマイナス。あと中央上部なので、一度気になるとずっと気になってしまう。
— デジタル系ミニマリスト モジ (@MOJIMINIMAL) October 14, 2022
最新のAndroidスマホでは、画面が広々と使えるパンチホール型のノッチが主流です。iPhone14 Pro/Pro Maxでは、あえてノッチを表示領域として残していますが、人によっては気になるかもしれません。
特に、動画視聴やゲームなどをすっきりとした画面で楽しみたい方は、不向きな可能性があります。
スマホはすっきりとしたデザインが好みの人
iPhone14 Proでは、メインカメラがさらに大型化しています。すっきりとしたデザインが好みの方は、存在感がありすぎて気になるかもしれません。
iPhone12 ProからiPhone14 Proへ乗り換えて思ったこと
・でかいし重い
・カメラ存在感ありすぎてちょっと邪魔
・FaceIDの認証速度速い気がする今のところこんな感じ
— こーちゃん・小鳥遊 (@ggrks_koh) September 17, 2022
iPhone14Pro パープル届いて移行も完了〜✨
MAXから普通サイズに変えたら軽くて良きだこれ😂
カメラのでっぱりが想像よりでかいからなんかカバーしなきゃだなあ! pic.twitter.com/x6oi8DoDgO— れぃぽん (@RaRain13) October 13, 2022
カメラ部分はでっぱりも増しているので、机などに置くと若干傾きます。また、落としたときにカメラが真っ先に破損してしまう恐れがあります。
カバーをつければでっぱりは解消されますが、デザイン的に気になる人には向かないかもしれません。
機種変更するならオンラインショップがお得で便利!
ドコモ・au・ソフトバンクで機種変更をするならオンラインショップを利用すると良いです。
オンラインショップを利用すると、各キャリアの店頭で機種変更した場合にかかる事務手数料2,200円~3,300円程度が無料になります。※ドコモ、ソフトバンクの場合
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まとめ・総評
今回は、2022年秋に発売されたiPhone14 Pro/Pro Maxについてご紹介しました。
iPhone13 Pro/Pro Maxから変わったのは、ディスプレイの機能と明るさ、CPU、バッテリー持ち、カメラ性能の向上などがメインになるでしょう。
チップは最新の「A16 Bionic」を搭載し、新機能としては「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」「常時表示ディスプレイ」「衝突事故検出」が追加されました。
カメラでは広角カメラのProRAW撮影で4,800万画素を実現。光学ズームでは新たに2倍ズームが加わり、全モデルで搭載された「Photonic Engine (フォトニックエンジン)」によって暗所での撮影にも強くなりました。動画では「アクションモード」が使えるようになり、階段など段差の激しい場所を歩きながらでも、ブレないなめらかな映像が撮影可能です。
米国版ではミリ波や「緊急SOS」機能で衛星通信に対応など国内版より進んでいる点も見受けられます。国内のiPhoneでも、今後さらなるアップデートを期待したいと思います。