
QRコード決済でよく使われているのは「PayPay」でしょう。そのほかにも多くのQRコード決済が登場していますが、利用できる店舗数は明らかにPayPayが多いです。
2025年1月まではPayPayカード以外にも一般のクレジットカードが登録可能です。
PayPay利用によるPayPayポイントは貯まりませんが、利用した金額分はカードのポイントが貯まりますので還元率の高いカードを選択するのが良いでしょう。
そこで、今回はPayPayでのクレジットカードの使い方と、お得になるクレジットカードをご紹介します。
PayPayでおすすめするクレジットカードの選び方

PayPay用にクレジットカードを選ぶ場合は、対応の国際ブランドやチャージシステム、支払い方法などを理解しておく必要があります。
一般のクレジットカードを選択する場合は、PayPay残高に「チャージ」や「後払い」はできないため、カード払いをPayPayでしているイメージとなります。上の画像のようにPayPayの支払いには以下の方法があります。
・PayPayカードで支払う
・PayPay残高から支払う
・貯まったPayPayポイントで払う
・その他のクレジットカードからPayPayを介して支払う
チャージはPayPay残高にする仕組みとなっており、PayPayカードと各種銀行などから行えます。一般のクレジットカードからはチャージできません。
PayPayチャージのクレカ払いの仕組み
PayPayにクレジットカードを登録する場合は、PayPayカードならチャージ可能でチャージ時のポイント付与はなし。PayPayカードゴールドのみチャージ時にPayPayポイントが付与されます。
一般のクレカならチャージなどはできないため、カード払いをPayPayですることになります。実際に利用してみないと難しい仕組みなので、登録作業や支払い方法から選ぶカードを決めていきましょう。
PayPayにカードを登録

まずは、PayPayのホーム画面から「すべて」→「カード追加」をタップしてカードを読み取ります。
ナンバーレスカードの場合は直接カード番号などを入力すれば取り込み可能です。Visa、Mastercardのみ利用可能ですのでカード発行する際も注意が必要です。

その後は「本人認証(3Dセキュア)」の設定に移ります。
本人認証を選択するとカード会社のサイトに移り「パスワードを入力するだけ」で認証が済みますので数秒で終わります。
本人認証による利用可能枠の違い
|
本人認証未設定 |
本人認証設定済み |
本人認証設定済み
+青いバッジが表示 |
過去24時間 |
5,000円 |
20,000円 |
250,000円 |
過去30日間 |
5,000円 |
50,000円 |
250,000円 |
PayPayをたくさん利用する方は認証作業を済ませておきましょう。
PayPayの支払いをカードに設定

PayPayの支払い方法変更はアプリホーム画面の「支払い」→「PayPay残高」→「クレジットカード」の順で変更できます。
支払い時、ポイントで支払いたい場合は「PayPayポイントを使う」のタブをタップすればいいですし、PayPayカードや銀行からPayPay残高にチャージしてあるのであれば「PayPay残高」を選択すれば簡単に支払い方法を変更できます。
PayPayでは2025年1月からPayPayカード以外の利用ができくなる
まだ確定事項ではありませんが、PayPayでは2025年からPayPayカード以外の利用が出来なくなる方針です。
ですので、長くPayPayを使っていきたい方はPayPayカードを発行しておいた方が無難です。
PayPayにおすすめのクレジットカード
国際ブランド |
Visa, Mastercard, JCB |
ポイント還元率 |
1.0% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
なし |
特徴 |
PayPayチャージ
PayPayあと払い利用可能
Yahoo!で最大5%還元 |
国際ブランド |
Visa,JCB |
ポイント還元率 |
1.2% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
海外:最高2,000万円 |
特徴 |
基本の還元率No.1、ホットペッパー系4.2%還元 |
国際ブランド |
Visa, Mastercard, JCB, American Express |
ポイント還元率 |
1.0% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
海外:最高2,000万円 |
特徴 |
楽天市場でポイント3.5倍
楽天ポイント加盟店全国500万件 |
国際ブランド |
Visa |
ポイント還元率 |
0.5% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
海外:最高500万円 |
特徴 |
全国10,000店舗で割引優待 |
国際ブランド |
Visa, Mastercard |
ポイント還元率 |
0.5% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
海外:最高2,000万円 |
特徴 |
コンビニ・飲食店で最大7%還元 |
国際ブランド |
Mastercard, JCB |
ポイント還元率 |
1.0% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
<なし |
特徴 |
入会から半年間ポイント2倍 |
カード選びのポイント
- 国際ブランドはVisa、Mastercardのみ登録利用可能
- PayPayカードのみJCBでも登録可能
- 一般カードは登録、支払いはできてもPayPay残高にチャージが出来ない
- 一般カードの利用分はカードのポイントが返ってくる(PayPayポイント付与なし)
- 一般カードをPayPay登録するときは基本の還元率を重視
- チャージのポイント付与はPayPayカードゴールドのみ
一般カードはPayPayにチャージが出来ないので、PayPayでの支払いをカードに設定すれば基本の還元率分のポイントが還元されます。
楽天カードなら楽天ポイントが1%分、リクルートカードならリクルートポイントが1.2%還元されます。
PayPayカードでもチャージのポイント付与はなくPayPayカードゴールドのみチャージ時のポイント還元をおこなっています。
PayPayをフル活用したい方はPayPayカードを発行しておけば間違いないですし、チャージでもポイント還元を受けたい方はPayPayカードゴールドがおすすめです。
PayPayカード
PayPayカード
カードの特徴
ポイント還元率常時1.0%と高還元率で、Yahoo!が運営する各種サービスでお得に利用できるカード。年会費無料で審査も速い
発行会社 |
PayPayカード株式会社 |
ポイント還元率 |
1.0% |
年会費 |
永年無料 |
付帯保険 |
- |
電子マネー |
- |
ポイント |
PayPayポイント |
- PayPay残高へチャージ可能
- PayPayあと払いでチャージが不要
- PayPay残高へチャージでポイント付与なし
- ゴールドカードは年会費が11,000円(税込)必要
PayPayカードはPayPayアプリとの相性が抜群で、PayPayを使うならマストな存在です。一般カードなら年会費は無料で発行可能ですし、本人認証サービス(3Dセキュア)でセキュリティも万全です。
PayPayアプリでは、PayPayカードのみが唯一「PayPay(残高)チャージ」できるクレジットカードとして存在しています。
普段使いのカードとしてPayPay加盟店やネットショップでカード利用すれば、200円につき1%(2ポイント)が還元される高還元カードでもあります。また、あと払いを利用していれば、不定期に開催されるPayPay祭りでの当選確率がアップするのも見逃せないポイント。
ランクが上がるPayPayカードゴールドなら、PayPayあと払いにて「PayPayカードゴールド特典」として+0.5%のポイント還元が受けられます。
年会費が11,000円(税込)かかりますが、国内空港ラウンジが無料で利用可能で、最高1億円の海外旅行傷害保険や最高300万円のショッピング保険なども付帯します。
PayPayはクレジットカードが利用できない、小さな店舗でも加盟しているキャッシュレス決済なので、気軽に利用できるのも魅力です。
年会費無料なのでメインカードでなくとも、サブカードとしてPayPay専用カードで利用するのもお得な使い方のひとつです。
リクルートカード
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスでお得なクレジットカード
発行会社 |
リクルートホールディングス |
ポイント還元率 |
1.2% |
年会費 |
無料 |
付帯保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー |
楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica |
ポイント |
リクルートポイント |
- 年会費永年無料
- PayPay利用でも1.2%リクルートポイント還元
- 付帯保険が充実
- PayPayポイントは貯まらない
- 「PayPay(残高)チャージ」は対象外
- JCBブランドはPayPayに登録できない
近年のクレジットカードでは1.0%あれば高還元と呼ばれる時代ですが、リクルートカードはそれを上回る、1.2%の高還元が実現するクレジットカードです。
年会費は永年無料で利用でき、海外旅行・国内旅行傷害保険も利用付帯しています。さらに、ショッピング保険は海外・国内問わず年間200万円まで補償されます。
ポイント付与は毎月の利用合計金額に応じて1.2%が付与されて、少数第1位以下は切り捨てとなります。10,000円分の利用で120円分のポイント還元となり、そのほかリクルート関連のサービスを利用することで、ポイント還元率がさらにアップします。
たとえば、ポンパレモールでのショッピングでは還元率が4.2%にアップしますし、旅行に行くなら「じゃらん」で宿を予約すれば還元率は3.2%となります。
そのほか、光熱費や家賃の支払い、普段の買い物など支出をリクルートカードにまとめれば、月10万円以上のカード利用となるため、最低でも1,200円分のポイントを獲得できます。
PayPayに登録して利用も可能で、その際には国際ブランドはVisaかMastercardを選びましょう。PayPayに登録することで、少額の利用もリクルートカードでの決済が可能となるため、現金を持ち歩くことが不要になります。
たとえば、リクルートカードをPayPayに登録しておけば、カバンも財布さえも持たずスマホさえ持っていれば、どこに行っても支払いに困ることはないでしょう。
楽天カード
楽天カード
カードの特徴
新規入会&利用で5,000円分のポイントプレゼントキャンペーン中!通常ポイント還元率が高いうえに、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスでポイントが貯まりやすい。
発行会社 |
楽天カード株式会社 |
ポイント還元率 |
通常1.0% |
年会費 |
年会費永年無料 |
付帯保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー |
楽天Edy |
ポイント |
楽天ポイント |
- 年会費は永年無料
- PayPay利用でも1.0%の楽天ポイント還元
- 付帯保険付き
- PayPayポイントは貯まらない
- 楽天市場ではPayPayは利用不可
- 「PayPay(残高)チャージ」は対象外
楽天カードは還元率1.0%で、100円で1ポイントが獲得できます。獲得できるポイントは楽天ポイントとなり、さまざまショップでポイント利用が可能です。
楽天ペイからポイントを優先に使うこともできて、QRコード決済が可能なショップでポイントによる決済ができて便利です。
また、楽天ポイントをそのまま利用することもできて、マクドナルドなどではポイントでハンバーガーを購入し、さらにポイント貯めることもできるスペックを誇っています。
国際ブランドもVisa・Mastercard・JCBに加えて、Americanexpressも選ぶことが可能です。しかし、PayPayに登録するならVisaもしくはMastercardブランドでないといけません。
楽天カードで多くのポイントを貯めるなら、ショッピングは楽天市場がベストでしょう。楽天モバイルや楽天証券、楽天銀行などのサービスを利用していると、ポイントが2倍・3倍とアップするので、楽天市場でショッピングすれば多くのポイントがあっという間に貯まってきます。
最近ではカードデザインもエンボス加工でなくナンバーレスになり、ファッション性に優れてきています。
楽天市場内では残念ながらPayPayでの支払いはできませんが、大きな問題はないでしょう。楽天市場では今まで通り楽天カードを利用しつつ、PayPayに楽天カードを登録してクレジットカード利用できない店舗での利用を可能にしておきましょう。
そすれば、全く隙のないカード利用が実現して、還元率1.0%の完全キャッシュレス払いが実現します。
エポスカード
エポスカード
カードの特徴
年に4回ある「マルコとマルオの7日間」というキャンペーンでマルイでのショッピングが10%OFFで利用できたり、SHIDAXやBIGECHOなどのカラオケ店で30%OFFになったりと、日常生活でお得に利用できるカード
発行会社 |
株式会社エポスカード |
ポイント還元率 |
0.5% |
年会費 |
永年無料 |
付帯保険 |
海外旅行傷害保険最高2,000万円(自動付帯) |
電子マネー |
- |
ポイント |
エポスポイント |
- 全国1万店舗で割引優待
- PayPay利用でも0.5%のエポスポイント還元
- 付帯保険あり
- PayPayポイントは貯まらない
- 基本還元率は0.5%
- 「PayPay(残高)チャージ」は対象外
エポスカードは年会費永年無料で、ETCカードの発行も無料です。エポスカードの一番の特徴は、コラボカードが多くさまざまなキャラクターデザインのカードを見つけることができる点です。
特に人気アニメとのコラボカードが多いので、推しキャラデザインのクレジットカードを見つけられるかも知れません。もちろんエポスカード独自の、シンプルなナンバーレスデザインカードも選べます。
エポスカードではあらゆるカード利用で、エポスポイントが貯まります。基本的な還元率は0.5%ですが、ポイントアップサイト経由でのネットショッピングなら、2~30倍のポイントアップが望めます。
0.5%還元といっても200円:1エポスポイント(1円分)なので、利用金額を無駄にすることなく、ポイントを獲得できるメリットもあります。
さらに、海外旅行傷害保険が利用付帯(2023年10月1日改正)しますし、全国の飲食店や遊園地などでの優待利用も可能です。そのほかにも、カラオケや美容院、ネイル、スパ・温泉施設の利用が割引されます。
しかも、ネットで申し込んでマルイ店頭でカードを受け取るなら、最短即日発行も可能なクレジットカードです。搭載される国際ブランドはVisaのみですが、PayPayへ登録できるので問題ありません。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。初めてクレジットカードを持つ人でも安心して利用できるセキュリティ性が高い「銀行系カード」のジャンルに入る。
発行会社 |
三井住友カード株式会社 |
ポイント還元率 |
0.5% |
年会費 |
永年無料 |
付帯保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー |
iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) |
ポイント |
Vポイント |
- 年会費永年無料
- 対象のコンビニ・飲食店で※最大7%還元
- PayPay利用でも0.5%のVポイント還元
- PayPayポイントは貯まらない
- ナンバーレスなのでカード情報が直ぐに分からない
- 「PayPay(残高)チャージ」は対象外
三井住友カード(NL)は、近年クレジットカードの主流となっているナンバーレスカードを、一早く採用したクレジットカードです。
カード種類は3種類あり、年会費が永年無料の一般カード、年会費5,500円(税込)で持てるゴールドカード、年会費33,000円(税込)のプラチナカードから選べます。
といっても、ゴールドカードやプラチナカードはそれなりのステータスと、カード利用経験がないと審査通過が難しいです。一方で、年会費無料の一般カードなら安定した収入があれば、パートやアルバイトの方でも持つことが可能です。
ただ、満20歳以上で安定した収入のある方なら、ゴールドカードに申し込んでみるのもアリかも知れません。初年度の年会費は5,500円(税込)必要ですが、次年度からは年間100万円利用で、年会費が無料になるからです。
特に、クレジットカードに海外旅行や国内旅行傷害保険を付帯させたい、空港ラウンジを利用したい、ショッピング補償を充実させたい方にはおすすめです。また、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済利用で、還元率が※最大7%になる特典も魅力です。
もちろん、年会費無料の一般カードでも、特定のコンビニや飲食店利用で最大5%還元を受けられるので、高還元カードであるのは間違いありません。ポイントアップモール経由でのネットショッピングなら、最大9.5%まで還元率がアップします。
国際ブランドはVisaとMastercardから選べるため、どちらを選んでもPayPayに登録可能です。PayPayに登録しておけば、クレジットカード利用できない店舗でも0.5%還元を受けられるので、お得にポイントが貯まります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)
カードの特徴
オリコが運営するネットショッピングサイト「オリコモール」でカード利用することでAmazon.co.jpや楽天市場でもポイント高還元率になるカード。最大17.5%!
発行会社 |
オリエントコーポレーション |
ポイント還元率 |
1.0%(入会から6か月間は2.0%) |
年会費 |
永年無料 |
付帯保険 |
なし |
電子マネー |
iD、QuicPay(ApplePay利用可能) |
ポイント |
オリコポイント |
- 還元率が常に1.0%以上
- 入会後6か月間は還元率が2.0%にアップ
- Visaブランドに未対応
- PayPay利用でも1.0%のオリコポイント還元
- PayPayポイントは貯まらない
- 「PayPay(残高)チャージ」は対象外
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)は、年会費無料の高還元カードです。年会費は永年無料で発行できて、入会後6か月間はポイント還元率が2.0%にアップします。
そのため、高価な買い物がある際には、Orico Card THE POINTに入会して直ぐにカードで購入すれば、より多くのポイントを貯めることが可能です。貯まるポイントはオリコポイントで、100円利用で1ポイント(1円相当)のポイントを獲得。
ポイントアップする方法もあり、オリコモールを経由してネットショッピングすれば、通常ポイント1.0%にプラスして、オリコモール利用分が0.5%、さらに特別加算の0.5%が加わってなんと、2.0%の還元率にアップします。
これなら、Orico Card THE POINTを持っていれば、オリコモール経由でのネットショッピングはマストといえるでしょう。
年会費無料のカードでは珍しいETCカードの発行手数料も無料なので、ETCカードを使いながらポイントを多く貯めたい方には特におすすめなカードとなります。
国際ブランドはMastercardかJCBとなり、Visaブランドには対応していません。したがって、PayPayに登録するならMastercard一択となります。
それでも、タッチ決済に対応しているので「Visa・Mastercard・JCB」の、各国際ブランドに対応しているタッチ決済端末であれば不自由を感じません。
PayPayに登録すれば、100円:1ポイントが確実に貯まるので、ポイントを多くそして早く貯めることが可能となります。
PayPay利用方法・チャージ・クレカ払いの違いやポイント還元率

ここで改めてPayPayの利用方法とチャージの方法、クレジットカード払いの違いとポイント還元率について確認しておきましょう。
ここまででお伝えしてきた内容と重複するところが多いですが、ここまでのまとめとして整理しておきます。
PayPayの利用方法!本人確認は済ませておくことが大切
PayPayは、スマホにアプリをダウンロードすれば、キャッシュレスのアイテムとして誰でも利用可能です。
ただし、本人確認手続きを済ませないと便利な使い方ができません。最近ならPayPayの本人確認には、マイナンバーカードが便利です。
アプリの右下にあるアカウントから「本人確認未完了」をクリックします。マイナンバーカードを選択し、後は画面の指示に従って必要事項を入力するだけです。
本人確認を済ませておけば、登録銀行への出金や公共料金の支払いなど、さまざまな便利機能を使うことができます。
PayPayへのチャージ方法は多い!一覧表で紹介
本人確認が完了していれば銀行口座を登録して、口座からPayPayにチャージが可能です。
そのほか、PayPayカードやセブン銀行ATM、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いなど、さまざまなチャージ方法が用意されています。
PayPayへのチャージ方法と限度額一覧は以下になります。
チャージ方法 |
限度額 |
銀行口座 |
過去24時間:50万円
過去30日間200万円 |
セブン銀行&ローソン銀行ATM |
ヤフオク!PayPayフリマ |
PayPayあと払い |
過去24時間:50万円
過去30日間200万円 |
PayPayカード |
ソフトバンクまとめて支払い |
最大10万円/月
※満20歳以上 |
ワイモバイルまとめて支払い |
My Y!mobileからの設定 |
PayPayのクレジットカード払いについて
PayPayの支払いをクレジットカードで支払う場合、PayPayカード・PayPayカードゴールド・一般のクレジットカードでは、それぞれ対応状況が異なってきます。
内容 |
PayPayカード
PayPayカードゴールド |
一般のクレジットカード |
PayPayへのチャージ |
可能 |
対象外 |
PayPayポイントの付与 |
可能 |
対象外 |
チャージ時のカードポイント還元 |
対象外 |
対象外 |
PayPayあと払い |
可能 |
対象外 |
クレジットカードでの支払い |
あと払いでの対応 |
可能 |
PayPayポイントを重視するならPayPayカード一択となります。
PayPayでのポイント還元率
ここでは、利用シーン別のPayPayポイントの還元率を整理してみました。
利用シーン |
PayPay残高 |
PayPayカード |
一般のクレジットカード |
基本付与ポイント |
0.5% |
1.0% |
対象外 |
条件達成特典 |
0.5% |
0.5% |
対象外 |
PayPayカード
ゴールド特典 |
対象外 |
ゴールドカードのみ+0.5% |
対象外 |
合計PayPayポイント |
最大1.0% |
最大1.5~2.0% |
0% |
クレジットカード
利用ポイント |
対象外 |
あと払いポイントのみ |
クレジットカードの還元率による |
上記一覧を補足すると、PayPayを使用した際にPayPay残高で支払った場合は、PayPayポイントは0.5%~1.0%の付与となり、PayPayカードであと払いすると、最大1.5%~2.0%のPayPayポイントを獲得できます。
一方で、PayPayに登録した一般のクレジットカードを利用した場合には、PayPayポイントの付与はゼロですが、登録先のクレジットカードの還元率に従ってポイントが付与されます。
PayPayで効率よくポイントを貯める方法

PayPayでお得にポイントを貯めるなら、やはりYahoo!ショッピングや、スマホのキャリアをソフトバンクまたはワイモバイルにすることが重要です。
そして、連携するクレジットカードはPayPayカードゴールドがベストになります。ここでは、PayPayで効率よくポイントを貯める方法について解説しましょう。
通販サイトはYahoo!ショッピングを利用する
Yahoo!ショッピングなら、支払いにPayPayが利用可能です。しかも、5のつく日キャンペーンを利用すれば、還元率が5%にアップするので効率よくPayPayポイントを貯められます。
楽天市場ではPayPayの利用はできませんし、amazonではPayPayマネーのみ利用可能です。したがって、Yahoo!ショッピング以外ではPayPayを便利に使うことができませんし、効率的にPayPayポイントを貯めることもできません。
通販サイトを利用するなら、Yahoo!ショッピングに限定して、5のつく日キャンペーンやぞろ目の日クーポンを利用すれば、安く買い物をしつつ多くのPayPayポイントを獲得できます。
たとえば、PayPayボーナスが20%付与される20,000円の商品なら、なんと4,000円相当のボーナスポイントの獲得も可能となるのです。
ソフトバンク・ワイモバイル回線ならポイントアップ
これも楽天カードを使うなら楽天モバイルがお得なのと同様で、PayPayを使うならソフトバンクもしくは、ワイモバイル回線を利用すればPayPayポイントがアップします。
ソフトバンクユーザーなら、次のようなお得な特典を受けられます。
- Yahoo!ショッピングでPayPayポイント最大17%
- 誕生日にPayPayポイント1,000ポイントプレゼント
- 子育て応援にて子どもが12歳になるまで、ポイントプレゼント
※初回3,000ポイント、2年目以降は1,000ポイント
これらの特典を見れば、PayPayポイントを有効に貯めるには、ソフトバンク回線がお得であることが丸わかりです。またワイモバイルでも、契約後の特典適用期間内にPayPay利用でショッピングすれば、最大10,000円相当のPayPayポイントが獲得できます。
PayPayカードを連携して利用する
PayPayを利用するなら、PayPayカードの存在は無視できません。これまでで紹介したなかでも、PayPay利用ではPayPayカードの連携はマストとなっています。
ソフトバンクユーザーでありPayPayカードゴールドを利用すれば、通信料1,100円(税込)ごとに最大10%が付与されます。
それだけでなく、PayPayあと払い決済を利用すれば、いつでも最大2.0%のポイント還元が実現するので、効率よくお得にポイント貯められるのは、間違いありません。
PayPayに使えるクレジットカードに関する疑問点

PayPayのクレジットカード払いに関するよくある質問をいくつかまとめました。
クレジットカード払いに関わる不安はここで解決しておきましょう。
PayPayではクレジットカードからのチャージは可能ですか?
PayPay残高へのクレジットカードからのチャージは、PayPayカードでしか実行できません。
そのほかの一般のクレジットカードでは、登録はできてもチャージはできないのでご注意ください。
残高はあるのにamazonでPayPayの支払いができませんでした。どうしてでしょう?
PayPayカードからチャージした。PayPayマネーライトが原因でしょう。
PayPayカードからはPayPay残高にチャージが可能ですが、それはPayPayマネーライトとして格納されます。PayPayマネーライトは出金ができないものであり、amazonではPayPayマネーでしか精算ができないので、これが原因と思われます。
PayPayでは残高利用よりも、クレジットカード利用のほうがお得でしょうか?
PayPay残高では、ポイント還元率が0.5%になります。しかし、クレジットカード利用の場合は、PayPayポイントは付与されません。
その代わり、クレジットカード独自のポイントが獲得可能です。したがって、還元率が1.0%などの高還元カードなら、クレジットカード利用の方がお得になります。
PayPayにはPayPayカードか高還元カードを選択

今回はPayPayをクレジットカード利用する際のメリットや、おすすめのクレジットカードの紹介を掲載しました。
PayPayでは残高払いが一般的ですが、ポイントの還元率は0.5%となっています。もちろん、現金で支払うよりもお得なのは間違いありません。しかし、PayPayカードを利用すれば、還元率は最大1.5%~2.0%にアップします。
また、PayPayカードでなくとも、還元率が1.0%以上あるならクレジットカード利用がお得となります。
2025年からは他社カードの利用が出来なくなってきますし、「決済アプリ=自社カード」の流れが強くなってきていますので、PayPayをメインで利用している方はPayPayカードの発行を考えた方がいいかもしれません。
PayPayにおすすめのクレカ
- PayPayカード:ポイント還元率最大1.5%~2.0%、ソフトバンク、Yahoo!利用者はお得
- リクルートカード:ポイント還元率1.2%、ホットペッパー系のサービスで還元率アップ
- 楽天カード:ポイント還元率1.0%、楽天市場でお得