Amazonカードと楽天カードを比較!使い分けがおすすめ?

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amazonmastercard 楽天カード

Amazon Mastercardと楽天カードは、どちらも年会費無料で高い人気を誇るクレジットカードです。

簡単な結論として、Amazonでの買い物が多い方にはAmazon Mastercard、楽天市場や街のお店で幅広くポイントを使いたい方には楽天カードが向いています。

しかし、ポイント還元率や使い道、対応している電子マネー、付帯保険など、それぞれに強みが異なります。

この記事では、Amazon Mastercardと楽天カードを徹底比較し、利用スタイル別にどちらがおすすめかをわかりやすく解説します。自分にぴったりの一枚を選ぶ参考にしてください。

クレカ選びのポイント

  • 基本はネットショッピングでAmazonと楽天市場どっちを使うかで決めてOK!
  • Amazonやプライム会員特典が優秀なのと、価格が安い。楽天は価格が若干高めだがポイントバックが大きい
  • 町での利用が多い人はポイントアップ店舗が豊富にある楽天カードがおすすめ
  • 楽天カードは楽天Payなどの決済機能とのれんけいが豊富で、税金などの払い込み用紙もかんたん決済可能
  • ネットショッピング派ならAmazon Mastercard、メインカードとして使う派なら楽天カード

Amazon Mastercardと楽天カードの基本情報の比較

項目 Amazon Mastercard 楽天カード
クレジットカード Amazon Mastercard 楽天カード
年会費 無料 無料
国際ブランド Mastercard VISA,Mastercard,American Express
ポイント還元率 1.0%~2.0% 1.0%~3.0%
即日発行対応 ◎(9時~19時の申し込みのみ) ×(郵送のみ)
国内・海外旅行傷害保険 海外のみ:最大2,000万円(利用付帯) 海外のみ:最大2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 国内外200万円 なし
公式サイト

ここでは、「Amazon Mastercard」と「楽天カード」それぞれの基本情報をわかりやすく比較していきます。

年会費やポイント還元率、申し込み条件、対応している電子マネー・モバイル決済など、クレジットカード選びに重要なポイントを丁寧に解説します。

年会費・国際ブランド

年会費 国際ブランド
Amazon Mastercard 無料 Mastercard
楽天カード 無料 Visa、Mastercard、JCB、American Express

Amazon Mastercardは、年会費が永年無料です。国際ブランドはMastercardのみとなっており、選択肢はありません。

一方、楽天カードも年会費無料で利用できます。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4種類から選べるため、自分の使い方に合わせてブランドを選択できる点が特徴です。

ポイント還元率

通常還元率 特典還元率
Amazon Mastercard 1.0% Amazon利用時1.5%~2.0%
コンビニの利用でも1.5%還元
楽天カード 1.0% 楽天市場で3.0%還元

Amazon Mastercardは、Amazon.co.jpでの買い物時に高いポイント還元を受けられるのが特徴です。

Amazonプライム会員なら、Amazon.co.jpでの買い物が※2.0%還元。通常会員は、Amazon.co.jpでの買い物が1.5%還元、Amazon以外の一般加盟店での利用は常時1.0%還元です。

楽天カードは、どこで使っても基本還元率1.0%。楽天市場での買い物では、最大3倍の還元率にアップします。

Amazonのプライム会員の場合、申し込めるのは「Amazon Prime Mastercard」です。このカードはAmazonプライム会員専用のクレジットカードで、通常の「Amazon Mastercard」よりもポイント還元率が高く設定されており、2.0%還元になります。

申し込み条件

Amazon Mastercard 満18歳以上(高校生除く)
楽天カード 満18歳以上(高校生除く)

Amazon Mastercardの申し込みには、満18歳以上(高校生除く)が必要です。発行元は三井住友カード株式会社で、一般的なクレジットカード審査が行われます。

楽天カードも、満18歳以上(高校生を除く)であれば申し込み可能です。こちらも楽天カード株式会社による標準的なクレジットカード審査が行われます。

両カードとも、基本的な年齢条件や審査基準に大きな違いはありません。

電子マネー・モバイル決済対応

Amazon Mastercardと楽天カードはどちらもモバイル決済や電子マネーに対応していますが、対応範囲が異なります。

Amazon Mastercard Apple Pay、Google Pay、iD、楽天Edy、楽天ペイ
楽天カード Apple Pay、Google Pay、楽天Edy(オートチャージ可)、楽天ペイ

特に注目すべきは、楽天カードが楽天Edyへのオートチャージが可能な点です。

楽天Edyの残高不足を気にせずスムーズに支払いができ、完全キャッシュレス生活を実現しやすくなっています。

さらに楽天カードは、楽天ペイとの相性も抜群。楽天ペイアプリを通じた支払いで楽天ポイントを二重取りできるため、キャッシュレス派にとって非常に使い勝手が良い設計になっています。

電子マネー・モバイル決済の対応力では楽天カードが一歩リードしており、日常生活のあらゆるシーンでキャッシュレス決済を快適に使いたい方は楽天カードがおすすめです。

Amazon Mastercardと楽天カードのメリットを比較

メリット

Amazon Mastercardと楽天カードは、それぞれ異なる強みを持っています。ここでは、両カードのメリットをわかりやすく比較して解説します。

Amazon Mastercard

  • Amazonで高還元!通常会員なら1.5%、プライム会員なら2.0%
  • 年会費が永年無料
  • 9時から19時の間なら審査時間は最短5分
  • Apple Pay・Google Pay・楽天ペイにも対応

Amazon Mastercardは、Amazon.co.jpでの買い物で高いポイント還元を受けられるのが最大の魅力です。

プライム会員なら2.0%、通常会員でも1.5%の還元率となっており、Amazonをよく利用する人にとって非常にお得。

年会費は永年無料で、審査に通過すれば即時発行が可能なため、すぐに買い物に使える点もメリットです。さらに、Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイにも対応しており、スマホ決済にも柔軟に対応できます。

楽天カード

  • 基本還元率1.0%、楽天市場でポイント最大3倍以上
  • 年会費が永年無料
  • 豊富な電子マネー・モバイル決済対応!楽天Edyオートチャージ可
  • 楽天ペイのチャージで0.5%、楽天ペイの利用で1%還元も

楽天カードは、楽天市場を中心に幅広いシーンで活躍できるクレジットカードです。

通常還元率は1.0%で、楽天市場での利用時にはポイントが3倍以上になるため、ネットショッピングを頻繁にする方にとって非常に効率よくポイントを貯められます。

年会費も永年無料で持ちやすく、Apple PayやGoogle Pay、楽天Edy(オートチャージ対応)、楽天ペイなどキャッシュレス決済との相性も抜群です。貯まった楽天ポイントは使い道が広く、日常の支払いにも役立てることができます。

Amazon Mastercardと楽天カードそれぞれのポイントの使い道

クレジットカードとポイント

クレジットカード選びで重要なポイントのひとつが「ポイントの使いやすさ」です。

ここでは、Amazon Mastercardと楽天カードそれぞれで貯まるポイントの使い道を比較し、どちらが還元率に優れているかも解説します。

Amazon Mastercard

Amazon Mastercardで貯まるのは、Amazonポイントです。

Amazon.co.jpで1ポイント=1円相当としてAmazonでの支払いに利用できます。

貯まったポイントは自動的に次回以降の買い物で使える設定もできるのが魅力的です。

AmazonポイントはAmazon専用のため、利用シーンはAmazon内に限られますが、Amazonユーザーにとっては無駄なく使える便利なポイントだといえます。

ポイント失効のリスクが少ない

Amazonポイントには有効期限がありますが、ポイントを獲得するたびに延長される仕組みのため、定期的に買い物をしていれば失効の心配はほとんどありません。

楽天カード

楽天カードで貯まるのは、楽天ポイントです。楽天ポイントの使い道は非常に幅広く、以下のような特徴があります。

幅広く活用できるのが魅力的

・楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスなどの楽天グループサービスで利用
・街のお店(コンビニ、飲食店、ドラッグストアなど)でも利用可能
・楽天ペイを通じたスマホ決済に充当できる
・期間限定ポイントも使いやすいキャンペーンが豊富

楽天ポイントはネットと実店舗の両方で幅広く使えるため、ポイントの消化に困ることがありません。日常生活のあらゆる場面で役立つ点が魅力です。

なお、期間限定ポイントも楽天ペイの支払いに充てられるため、有効期限を気にせず日常の買い物に活用するのが賢い使い方だといえます。

どっちのほうが還元率が良い?

Amazonでの買い物に限定すれば、Amazon Mastercardは1.5%~2.0%の高還元率に。貯めたポイントはAmazon利用に限ります。

一方、楽天カードは楽天市場での買い物時により最大3倍の還元率になるほか、日常の支払いでも貯めたポイントを使えるケースがあります。

例えばそれぞれのサイトで3万円分の買い物をした場合、下記のようなポイント差が生まれます。

▼Amazon Mastercard:プライム会員の場合(還元率:2.0%)
3万円 × 2.0% = 600ポイント(Amazonで利用可能)

▼楽天カード:楽天市場利用時(還元率:3.0%)
3万円 × 3.0% = 900ポイント(楽天市場や楽天ペイで利用可能)

このように単純にどっちのほうが還元率が良いといえば、楽天カードになります。

しかし得手不得手があるように、Amazonを中心に買い物をするならAmazon Mastercard、楽天市場や普段の支払いでもお得にポイントを貯めたいなら楽天カードが有利といえるでしょう。

Amazon Mastercardと楽天カードの付帯保険の比較

保険内容

クレジットカード選びでは、ポイント還元だけでなく「付帯保険」や「特典」の違いも重要な比較ポイントです。

海外旅行傷害保険

海外旅行時の万一に備える「海外旅行傷害保険」については、両カードとも自動付帯ではなく、利用付帯(旅行代金をカードで支払うなどの条件を満たした場合に補償対象)となっています。

▼Amazon Mastercardの保険

死亡後遺障害 2,000万円
傷害治療 50万円
疾病治療 50万円
携行品損害 15万円
賠償責任 2,000万円
救援者費用 100万円

▼楽天カードの保険

死亡後遺障害 2,000万円
傷害治療 200万円
疾病治療 200万円
携行品損害 -
賠償責任 3,000万円
救援者費用 200万円

楽天カードは、傷害治療費用・疾病治療費用ともに200万円と手厚く、さらに賠償責任や救援者費用もAmazon Mastercardより高額です。ただし、楽天カードには携行品損害補償がありません。

一方、Amazon Mastercardは携行品損害(15万円)もカバーされる点が特徴です。

海外旅行をするという方でどちらか2枚の補償を頼りにする場合、下記見出しで紹介するショッピング保険が付帯しているAmazon Mastercardのほうがより安心かもしれません。

ショッピング保険はAmazon Mastercardのみ

ショッピング保険は楽天カードには付帯しておらず、Amazon Mastercardなら国内外で買ったものに対してもしもの時の補償が受けられます。

海外 200万円
国内 200万円(リボ払い・分割払い(3回以上)の利用のみ対象)

ショッピング保険は、購入した商品が破損・盗難などの損害を受けた場合に補償されるため、特に高額商品を購入する際に安心感があります。

購入後のトラブルに備えたい場合は、Amazon Mastercardを優先的に選ぶと良いでしょう。

Amazon Mastercardと楽天カードどちらがおすすめ?利用スタイル別に解説

クレカ

Amazon Mastercardと楽天カードは、どちらも通販で買い物する方向けのカードです。ただしそれぞれ得意分野が異なるため、利用スタイルに合わせたおすすめの選び方を紹介します。

Amazonをよく利用する方

Amazon.co.jpでの買い物が多い方には、Amazon Mastercardがおすすめです。

Amazon Mastercardは、プライム会員ならAmazonでの買い物が2.0%還元、プライム非会員でも1.5%還元と高い還元率を誇ります。貯まったAmazonポイントはそのままAmazonの支払いに使えるため、無駄がありません。

さらに年会費無料で持てるうえ即時発行にも対応しており、すぐにAmazonでの買い物に利用できる点も魅力です。

楽天市場をよく利用する方

楽天市場での買い物が多い方には、楽天カードが最適です。

楽天カードは通常還元率1.0%に加え、楽天市場での利用でポイント3倍以上(SPUプログラム適用時)になるため、効率よくポイントを貯められます。

また、貯まった楽天ポイントは楽天市場はもちろん、街のお店や楽天ペイ支払いにも利用可能。キャッシュレス決済にも強く、日常使いにも非常に便利なカードです。

使い分けもおすすめ

Amazonと楽天市場の両方をよく利用するなら、カードを使い分けるのもおすすめです。

  • Amazonでの買い物はAmazon Mastercardでポイント高還元
  • 楽天市場や日常の支払いは楽天カードで効率よくポイントを貯める

このようにシーンに応じてカードを使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活かせます。

欲しい商品のセールタイミングがずれていたり、割引率が違う可能性もあるため、比較をして買い物をするというのもありです。

どちらも年会費無料で持てるため、コスト面を気にせず賢く使いこなせるのも大きな魅力でしょう。

自分の利用スタイルに合わせた最適な一枚を

項目 Amazon Mastercard 楽天カード
クレジットカード Amazon Mastercard 楽天カード
年会費 無料 無料
国際ブランド Mastercard VISA,Mastercard,American Express
ポイント還元率 1.0%~2.0% 1.0%~3.0%
即日発行対応 ◎(9時~19時の申し込みのみ) ×(郵送のみ)
国内・海外旅行傷害保険 海外のみ:最大2,000万円(利用付帯) 海外のみ:最大2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 国内外200万円 なし
公式サイト

Amazon Mastercardと楽天カードは、それぞれ異なる強みを持つクレジットカードです。

Amazonでの買い物が中心の方には、ポイント還元率が高く、使い道もシンプルなAmazon Mastercardが適しています。一方、楽天市場の利用が多い方や、日常生活でも幅広くポイントを活用したい方には、楽天カードがおすすめです。

また、両方のカードを使い分けることで、より効率的にポイントを貯めることも可能です。自分のライフスタイルに合わせて、最適なカード選びをしていきましょう。

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