クレジットカードを利用する大きなメリットがポイントです。ポイントを貯めると好きな商品に交換できたり、他社のポイントに交換できる事もありますが、交換先によっては損をしてしまう事もあります。
三井住友カードの場合、ポイントをお得に交換するには何を選べば良いのか解説していきます。
おすすめのポイント交換先
- 等価交換できるのは「キャッシュバック」と「SBI証券」の利用
- 1万ポイント以上あるなら商品券やUSJパスとの交換もあり
- 「プラチナプリファード」「Olive」「VポイントカードPrime」を利用して効率よくポイントをためよう!
目次
Vポイントのおすすめ交換先
基本的に三井住友カードでは、200円(税込)の利用につき1ポイントがたまるようになっている通常還元率0.5%のクレジットカードです。
三井住友カードのポイントは「Vポイント」と呼ばれ、1ポイント1円相当として好きな商品に交換したり、他社のポイントへと交換する事もできます。
三井住友カードで貯めたポイントは、以下の利用方法があります。
- アプリチャージ
- 銀行の手数料
- 他社ポイント
- ANAマイル
- ギフトカードやチケット
- キャシュバック
多くの交換先が用意されていますが、ポイント交換先の中でも特におすすめなのがキャッシュバックとSBI証券での利用です。
1ポイントを1円分で交換できるキャッシュバックがお得
■主なポイント交換先
商品名 | ポイント交換率 |
---|---|
キャッシュバック | 1pt → 1円 |
SBI証券 | 1pt → 1円 |
WAON POINT | 1pt → 0.8pt |
nanacoポイント | 1pt → 0.8pt |
ジョーシンポイント | 1pt → 0.8pt |
スターバックスカード | 1pt → 0.8pt |
ANAマイル | 1pt → 0.6pt |
ポイントへ交換(移行)する場合は、移行先によってポイントが移行されるまでの所要時間が異なるので、移行したポイントをすぐに使いたい時は前もって手続きをしておく必要があります。
特にキャッシュバックは反映までに2ヶ月かかることもあるため、早めに申し込みしておきましょう。
たくさん貯まっているなら商品券やチケット交換もあり
■主なポイント交換先
商品名 | ポイント交換率 |
---|---|
VJAギフトカード | 5,500pt → 5,000円分 |
USJ 1デイパス | 9,500pt → 税込¥9,400~ |
基本的には等価交換できない仕様となっていますが、VJAギフトカードは0.9%程度の交換率となっています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの1デイ・スタジオ・パスは1万ポイント程度貯まっているかたなら交換しても良いでしょう。
商品との交換はおすすめできない
ほとんどのカード会社でポイント交換先として用意されているのが商品への交換ですが、選ぶ商品によっては1ポイント1円を下回ってしまうためおすすめできません。
基本的に交換商品は定価で計算されているため、家電量販店で安売りされている電化製品を交換商品に選んだ場合、1ポイント1円を下回ってしまう可能性もあります。
キャッシュバックやSBI証券での利用は等価だからおすすめ!
Vポイント1ポイント=1円分として利用するにはキャッシュバックとSBI証券での使い道となります。
SBI証券のサイトで、Vポイントを連携することで、カードでためたVポイントをそのまま交換することなく利用することができます。
SBI証券の利用先
・日株積立
・投資信託のスポット買付
・投信積立
Vポイントがたまるクレカの還元率
三井住友カードを含め、Vポイントがたまるクレジットカードの還元率を以下にまとめました。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード(NL) | 0.5% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 0.5% |
三井住友カード プラチナプリファード | 1.0% |
Oliveフレキシブルペイ | 0.5% |
ファミマTカード | 0.5% |
VポイントカードPrime | 1.0% |
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
三井住友カード(NL)は通常のポイント還元率が0.5%と標準的なため、Vポイントアップ対象店舗での利用しかお得にならない特徴があります。
以下のクレカを併用することによって更にVポイントをお得にためることができます。
Oliveフレキシブルペイ
Oliveフレキシブルペイ(一般ランク)
カードの特徴
世界シェアNo.1のVisaブランド。1枚でキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードが選択可能。銀行とVpassアプリを一括管理できる。Vポイントアッププログラムは最大20%還元※クレジットモード付のみ
発行会社 | 株式会社 三井住友銀行 |
---|---|
国際ブランド | Visa |
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 永年無料※一般ランクのみ |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | iD、ApplePay、Googlepay |
ポイント | Vポイント |
クレカ積立 | SBI証券 |
申し込み条件 | デビットモード、ポイント払いモード:制限なし クレジットモード:18歳以上の方(高校生除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円 利用無料 |
Olive限定のVポイントアッププログラム
三井住友カード(NL)よりもVポイントアッププログラムの項目が多いため、対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率を上げることができます。
Olive限定項目として「三井住友銀行アプリのログイン +1%」と「選べる特典 +1%」を選択可能となるため、対象店舗の還元率を上げることが容易に可能。
同じSMBC IDで発行できる
現在利用している三井住友カード(NL)と同じIDで発行すれば、両方のカードのポイント還元率が上がる仕様となっています。
そのため、Oliveフレキシブルペイを9%ポイント還元に上げれば、三井住友カード(NL)も9%還元になるため、一般ランクでも発行しておいて損はないでしょう。
Vポイントカード Prime
Vポイントカード Prime
カードの特徴
日曜日に利用することで還元率が1.5%に上昇する。リボ払いの利用では2.0%還元。年に1回でも利用があれば翌年年会費無料なので実質無料で利用可能。
発行会社 | CCCライフパートナーズ株式会社 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 1,375円(年1回以上利用で翌年度無料) |
付帯保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) 国内:最高1,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
ポイント | Vポイント |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生、海外在住の方は不可) |
追加カード | ETCカード(年会費無料) |
基本のポイント還元率が1.0%
三井住友カード(NL)を優待店舗以外でも利用している場合は0.5%還元となってしまいますが、Vポイントカード Primeで決済することで1.0%還元になります。
コンビニや飲食店以外のカード利用を使い分けていくことで今までの倍のポイントを貯めることができます。
日曜日はポイント1.5%還元
日曜日にカードを利用するときはポイント還元率が1.0%から1.5%に上がる特殊な仕様となっています。
日曜日休みの方や、お買い物が週末に集中する方は更にお得に利用することができます。
お得なポイントの貯め方についてはこちら
Vポイントの確認方法
三井住友の会員サービスアプリ「Vpass」
たまったポイントを確認するには、三井住友カードの会員サービスアプリ「Vpass(ブイパス)」が便利です。
会員登録を行うと、ログインするだけでカード情報の紹介や各種申し込みが可能です。
Vpassにログインするだけで現在のポイントや有効期限の確認ができます。
Vポイント交換方法
「Vpass」からはポイント交換も可能です。
- Vpassにログイン
- 請求金額下のたまっているVポイントをタップ
- 「かんたんに使う」をタップ
- 「買い物の支払い」「キャッシュバック」「その他」から選択
項目ごとに移行できる商品やサービスが表示され、交換率も確認することができます。
ポイントが付与されるタイミング
三井住友カードを利用してポイントが付与されるタイミングは、ポイントの種類によって異なります。
カード利用でたまる「獲得ポイント」の場合は、毎月の支払い日が10日であれば原則として支払い月の前月25日頃となり、毎月の支払い日が26日だと支払い月の当月10日頃に付与されます。
分割払いの利用分は、請求書に記載される最初の月に一括でポイントが付与されます。
「ココイコ!」や「ポイントUPモール」で付与されるポイントは、通常の1倍分は請求時に付与されますが、上乗せ分は1倍分が付与されてから2、3か月以内の付与となっています。
三井住友カードのポイント有効期限
三井住友カードのポイント有効期限は獲得から2年間となります。
ポイント交換を行うと有効期限が早いポイントから使われていくので、少なくとも2年おきにはポイント交換を行いましょう。
前年度の利用金額に応じてボーナスポイントもたまるため、メインカードとして頻繁に利用すると実質的にポイント還元率もアップします。
Vポイントを効率よく貯めて行くには、サブカードなども利用して効率よくVポイントを貯めていくのがいいでしょう。
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