ゆうちょ銀行の「JP BANKカード」(JPバンクカード)は、キャッシュカードとクレジットカードが一枚になった便利なカードです。
キャッシュカードとしてゆうちょのATMやコンビニのATMなどでお金を引き出す事ができ、街中のお店やネットショッピングではクレジットカードとして使う事もできます。
ポイントもたまりお得な「JP BANKカード」の種類や特徴、審査通過のポイントなどをまとめました。
目次
JP BANKカードの種類
JP BANK Visaカード ALente(アレンテ)の特徴
「JP BANK Visaカード ALente(アレンテ)」は、JP BANKカードの中でも若者向けのカードです。
申し込み条件は日本国内に住む高校生を除く満18歳から満29歳の方に限定され、国際ブランドはVisaとなっています。
初年度年会費無料で翌年度以降は税込1,375円ですが、前年度に一度以上のショッピング利用で家族カード分を含む年会費が無料となります。
ETCカードやiD(ケータイ)、PiTaPa、プラスEX、WAON、家族カードを追加カードとして発行できます。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯となり、90日間のショッピング補償もあります。
通常1,000円につき1ポイントがたまる還元率0.5%のカードですが、入会月プラス3か月間はポイント3倍となり、海外ショッピングは常に3倍、ドコモ・au・ソフトバンクやビックカメラなどの優遇店でもポイントが3倍たまるのが特徴です。
満30歳になると次の更新時には一般カードの「JP BANK Visaカード」へ切り替わります。
JP BANK Visaカード EXTAGE(エクステージ)の特徴
「JP BANK Visaカード EXTAGE(エクステージ)」の申し込み条件は、日本国内に住む満18歳から29歳以下の方限定で、本人または配偶者に安定収入がある方もしくは高校生を除く満18歳以上の学生となります。
国際ブランドはJCBで、年会費は新規入会後初回更新までの5年間無料となり、初回更新前に退会した場合は手数料として2,200円(税込)が発生します。
追加できるカードはETCカード、家族カード、QUICPayの3種類で、最高2,000万円の海外旅行傷害保険も利用付帯となります。
通常は1,000円の利用につき1ポイントがたまる還元率0.5%のカードですが、入会後3か月はポイント3倍、4か月目からは1.5倍たまり、海外加盟店での利用は2倍たまり、Oki Dokiランド経由のネットショッピングもお得です。
申し込みから5年後の初回更新時に一般カードの「JP BANK JCB」へ切り替わります。
JP BANK カード ゴールドの特徴
「JP BANK カード ゴールド」は、ワンランク上のサービスが特徴のゴールドカードです。
年会費は税込11,000円ですが、利用額に応じた優遇制度があります。国内主要空港でラウンジが無料で利用でき、ポイント還元率が一般カードの2倍の1%(1,000円につき2ポイント)となるのが特徴です。
国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3種類があり、国際ブランドによって保険の最高補償額と追加できるカードが異なります。
VisaカードとMastercardの場合は国内・海外旅行傷害保険は最大5,000万円、ショッピング補償は年間300万円までとなり、JCBの場合は海外旅行傷害保険が最大1億円、国内旅行傷害保険は5,000万円、ショッピング補償は最高500万円です。
追加できるカードはVisaとMasterカードがETCカード、家族カード、WAON、iD(ケータイ)、PiTaPa、プラスEXで、JCBの場合はETCカード、家族カード、QUICPayとなります。
申し込みの流れ
ゆうちょ銀行の口座を持っていない人は新規口座開設から
JP BANKカードを申し込むには、ゆうちょ銀行に通常貯金口座を持っている必要があります。
ゆうちょ銀行に口座がない場合は、新規口座開設の手続きを行いましょう。印章と運転免許証などの本人確認書類を持参の上、郵便局やゆうちょ銀行に来店します。
カード入会申込
すでにゆうちょ銀行の口座がある方は、インターネットで入会申し込みを行います。
サイトで入力を行い、印字されて届く「印字申込書請求」もしくは、白紙の申込書を自分で記入する「入会申込書請求」の二通りの方法があります。
どちらも申込書が郵送されてくるので、必要事項を記入して銀行の届け印を押して返送します。
カード発行の必要書類
本人確認書類
カード申し込み時の必要書類は、本人確認書類として運転免許証・パスポート・健康保険証・住民票の写し・個人番号カードのうちいずれか1点のコピーが必要となります。
本人確認書類は氏名・生年月日・住所が記載されたページを用い、申し込み書の返送時に同封します。
学生の場合は学生証のコピーも必要です。
本人確認書類と申込書の住所が異なる場合は、公共料金の領収書・社会保険の領収書・税金の領収書のいずれか1点も必要となります。
審査通過のためのポイント
キャッシング枠をなるべく減らして申し込む
キャッシング枠を希望すると、借入総額が年収の3分の1を超えてはならないという「総量規制」の対象となるため、カード審査が厳しくなる傾向があります。
キャッシング枠を少なく(できればゼロ円)申し込む事も審査通過のコツです。
記載ミスがないかを確認
申し込み時に記載ミスをしない事も大事です。
記入漏れだけでなく誤字脱字や汚い字による判別不能も審査落ちを防ぐために気を付けたいポイントです。
多重申し込みをしない
短期間に複数のクレジットカードを申し込むと「申し込みブラック」となり審査落ちする恐れがあります。
これは、現金化やキャンペーン目的での入会を防ぐための処置で、カード会社が違っても入会時には個人信用情報機関に情報を照会するためバレてしまいます。
カードの申し込みは多くても1か月に3枚以内にしておきましょう。
カード発行までにかかる時間・期間
カード発行までの日数は、JP BANK Visaカード ALente(アレンテ)を印字申込書請求で申し込んだ場合、申込書到着まで約1週間、申込書の返送後約1か月強かかります。
クレジットカードの中には、申し込みをしてその日のうちにカード受取までが完了できるカードがありますが、JPバンクカードは即日発行には対応していません。
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