dカードはNTTドコモが発行するカードですが、ドコモユーザー以外にも人気の年会費無料クレジットカードです。
通常ポイント還元率が1.0%と高還元でお得に買い物ができます。
ここでは、dカードの特徴やdポイントを貯める方法、家族カードやETCカードも含めた年会費、審査やdカード GOLDの特徴も一緒に解説していきます。
- d払いのクレジットカード支払いでポイント還元
- ドコモ携帯料金の割引特典
- eximoポイ活でギガ無制限
- マネックス証券のクレカ積立で高還元
- 携帯料金支払いでポイント還元なし
- ドコモ特典がやや少ない
dカードの基本情報
dカード
カードの特徴
NTTドコモが手がける還元率1.0%で年会費永年無料のクレジットカード。d払いの支払い方法をdカードに設定してd払いを行うことでポイントカード提示不要。
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 年会費永年無料 |
付帯保険 | 国内:最高1,000万円(利用付帯)29歳以下限定 海外:最高2,000万円(利用付帯)29歳以下限定 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay(d払い) |
ポイント | dポイント |
クレカ積立 | マネックス証券 |
入会資格 | 満18歳以上であること(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円(税込)初年度無料、年1回利用で次年度無料 |
dカードは通常100円ごとに1ポイントがたまり、特約店の利用などでは2%以上のポイントが獲得できる日常使いのしやすいクレジットカードです。
カードデザインはホワイトやレッドのようなシンプルなデザインから、dポイント・dカードのマスコットキャラクターである「ポインコ兄弟」が印刷されているポインコデザインなどの5種類から選択可能。
こちらでは、そんなdカードの基本的な情報や、ポイントのたまり方などをご紹介します。
年会費
本会員 | 永年無料 |
---|---|
家族会員 | 永年無料 |
ETCカード | 通常550円(税込) 初年度無料 |
dカードは、本会員・家族会員どちらも年会費永年無料で持つことができるカードです。
家族カードには発行枚数に制限があり、これから新規で申し込む場合は3枚まで発行可能。ただし、既にdカードを所持しており、今から家族カードの発行を検討している場合は、以下の制限枚数になります。
カード番号 | 発行枚数 |
---|---|
「4980」「5302」「5334」のいずれから始まる場合 | 2枚まで |
「4363」「5344」「5365」のいずれから始まる場合 | 3枚まで |
家族カードは、本会員と生計を共にする高校生を除いた満18歳以上の配偶者、子供、および両親が発行対象で、本会員と同等の特典を受けることができます。
また、本会員のカードと家族カードでそれぞれ別のカードデザインを持つこともできるため、家族全員が好きなデザインのカードを使えるのも特徴でしょう。
ETCカードの年会費は初年度無料で、翌年以降は通常550円(税込)の年会費が発生しますが、翌年度以降は前年度に一度でもETC利用があれば当年の年会費が無料になるため、コンスタントにETC利用があればずっと無料で持つこともきるお得なカードです。
ポイントプログラム
クレジット決済 | 1.0% 100円につき1ポイント |
---|---|
iD利用 | 1.0% 100円につき1ポイント |
ETCカード | 1.0% 100円につき1ポイント |
優待店舗 | 1.0~7.0% 店舗によって特典が異なる |
有効期限 | 4年 |
dカードはクレジット決済以外にも1.0%の還元率でポイントが獲得可能なため、iD利用やETCカードでもお得に利用ができます。
特にiD決済は利用できる店舗が多く、dカードに一体型として付帯しているため、カードでもスマホでも利用できるのが便利でしょう。
ポイントの有効期限も「獲得した月から起算して48か月後の月末」と、一般カードの中では長めに設定されているので、有効活用しやすいのも有難いですね。
優待店の還元率は店舗によって異なりますが、dカードでの支払いを行うことで割引を行う店舗や、還元率をアップする店舗があるため、必ずしも1.0%以上の還元が受けられるわけではありません。
身近な店舗での特典を以下の表にまとめてみました。
店舗 | 特典 |
---|---|
ノジマ | 3%割引+100円ごとに1%ポイント付与 |
マツキヨココカラ | 100円ごとに3%ポイント付与 |
高島屋 | 200円ごとに1.5%ポイント付与 |
スターバックス | スターバックスカード入金100円ごとに4%ポイント付与 |
また、dカードでの支払いと言えばアプリを利用した「d払い」も便利ですが、こちらは支払い方法によっては還元率が下がってしまう場合があります。
d払い残高からの支払い、電話料金合算払いからの支払いで利用するとd払いの基本還元率0.5%でしかポイントが付与されません。
そのため、d払いを利用するのであれば、支払い方法を「dカードからの支払い」に設定して利用するようにしましょう。
スマホ決済・電子マネー
カードタッチ決済 | Visa、Mastercard® |
---|---|
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay、d払い |
dカードは、VisaとMastercardのどちらの国際ブランドで発行してもカードのタッチ決済が可能です。加えて、dカード自体にiD機能が付帯しているため、iD決済をカード本体で行うことができます。
スマホ決済としてはApple Payに対応しており、スマホ以外にもiPadやApple Watchなどの端末でも決済が可能。Androidユーザーが利用するGoogle Payには非対応となっていますが、d払いアプリから「d払いタッチ」をGoogle Payに登録することでスマホでのiD決済が可能になります。
カード本体ではなく、スマホからのiD決済をする予定であれば、ウォレットアプリではなくd払いタッチの設定を行っておきましょう。
また、dカードにはポイントアップなどの特典が受けられる「dカードがお得なお店」がありますが、特約店の中には「iD」での支払いを条件に特典を提供している店舗もありますので、ぜひ活用してみましょう。
dカードのメリット
dカードには、ドコモユーザーが得するメリットの他にも、一般的なカード利用で得られるメリットも豊富に存在します。
こちらでは、カードを便利で効率的に利用できるポイントを重点的にご紹介しますので、チェックしてみて下さい。
dカードがお得なお店が豊富
ショッピング | 髙島屋、マツキヨココカラ、サツドラ、紀伊國屋書店 |
---|---|
グルメ | スターバックス、ドトール、伊達の牛たん本舗 |
レジャー・旅行 | ビッグエコー、オリックスレンタカー、JAL、クラブメッド |
dカードがお得なお店とはdカードの特約店のことで、dカード決済をするといつもの買い物でもポイントを多く獲得できたり、割引やギフトをもらうことができます。
dカード決済での特典は特約店によって異なりますが、ポイント獲得の特典であれば通常1.0%還元のところ、1.5%~7%の還元率で付与されるケースが多いです。
マツキヨココカラ、ドトールやスターバックスなど身近で使いやすい店舗から、ビッグエコーやJALなど特定シーンで利用できる店舗もあるため、dカード決済がよりお得になるでしょう。
dカード ポイントモール経由でポイント1.5~10.5倍
dカード ポイントモールは、dカードを利用していつものショッピングするだけで、最大15%のポイントがためられるお得なサイトです。
通常の1.0%還元のポイントとは別に、ショップ毎に設定されたボーナスポイントなどの特典が受けられます。
amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどといった総合通販サイトはもちろん、ダイソーネットストアやピザハットオンライン、Qoo10など便利で人気なショップが勢ぞろい。
以下表はショップ例と還元率例ですが、dカード ポイントモールには百貨店から家電に旅行、ウェブサービスまで300ショップ以上が存在します。
ショップ例 | 還元率 |
---|---|
Amazon | 通常1%に加えて0~4% |
じゃらんnet | 通常1%に加えて1% |
Uber Eats フード注文 | 通常1%に加えて200pt |
ポイントがたまる時期やポイント進呈条件はショップ毎に異なるため、利用したいショップの詳細ページから確認してから利用しましょう。
d払い用のクレカとしても使える
d払いの支払い方法変更でクレジットカードを登録するには、VISA、Master、American Express、JCBと幅広い国際ブランドが対象となっていますが、dカードを登録すればポイントの2重取り、3重取りが可能になります。
d払いは200円につき1ポイント付与の基本0.5%還元率でポイントが獲得可能なアプリ決済ですが、dカード以外のカードは登録しても基本的に還元対象外となっているため、基本還元率から変わりません。
しかし、クレジットカード支払いにdカードを登録すると、d払いでの基本還元に加えてdカード支払い特典として200円につき1ポイントの0.5%還元率でポイントを獲得できるため、合計で1.0%の還元率にアップ。
また、dポイント加盟店であれば、ポイントカード提示分もポイント獲得できるため、最大2.0%のポイント還元も可能です。
d払い基本還元率 | 0.5% |
---|---|
dカードクレジットカード支払いのd払い還元率 | +0.5% |
dポイント加盟店でのポイントカード提示還元率 | +1.0% |
合計還元率 | 2.0% |
dカードお支払割でケータイ料金がお得
dカードお支払割とは、ドコモの対象料金プランを契約した場合のスマホ利用料をdカードで毎月支払うことで、月額187円(年間で2,244円)の割引が行われるサービスのことです。
例えば、eximoの無制限で契約している場合、基本月額料金は7,315円になりますが、dカードお支払割を利用すると月額7,128円になります。
家族がドコモユーザーの場合、「みんなドコモ割」などの割引も受けられたり、dカードお支払割は本会員だけでなく家族カードも割引対象に含まれるため、家族がドコモユーザーの場合は携帯料金がよりお得になるでしょう。
dカードお支払割対象の契約プラン
- eximo
- eximo ポイ活
- irumo(0.5GB以外)
- はじめてスマホプラン
- U15はじめてスマホプラン
- ケータイプラン(「定期契約なし」のみ対象)
「eximoポイ活」ならギガ無制限
スマホでゲームや動画を楽しみたい人はデータ通信料の制限をできるだけ大きくしたいですよね。
そんな人におすすめなのが「eximo ポイ活」という料金プラン。データ通信料を無制限に利用できる毎月10,615円(税込)のプランです。
毎月10,000円の料金はやや高いと感じるかもしれませんが、eximo ポイ活契約中はdカードやd払いでのショッピング金額が50,000円以上で最大5,000ポイント獲得できるキャンペーンが行われています。
獲得したポイントを支払いに充当するだけで、毎月の利用料金を5,615円(税込)まで下げられ、それに加えてdカードお支払割や、3回線以上のドコモ回線利用で受けられるみんなドコモ割などで2,728円(税込)まで下げることも可能。
dカードやd払いを積極的に行う人であればお得に利用できるでしょう。
マネックス証券ならクレカ積立も可能
マネックス証券
カードの特徴
日本株の取引手数料が安く、キャッシュバックもあり!クレカ積立のポイント還元率が1.1%と高く、dカードとの相性抜群。最短1営業日で口座開設できるメリットもあり。
口座数 | 200万口座以上 |
---|---|
新NISA | ○ |
つみたて投資枠 取扱銘柄数 |
200銘柄以上 |
口座開設・取引までの日数 | 最短 翌営業日 |
スマホアプリ | ・マネックストレーダー株式スマートフォン ・マネックス証券アプリ ・トレードステーション米国株スマートフォン ・SNS型投資アプリ「ferci」 ・マネックストレーダーFXスマートフォン ・マネックストレーダー先物スマートフォン MONEX TRADER CRYPTO |
ポイント投資 | マネックスポイント、dポイント |
クレカ積立 | ○ |
マネックス証券のクレカ積立は、毎月10万円までを積立可能で、dカードを利用することで最大1.1%と高還元のポイントが獲得できます。
dカード積立のポイント還元率
積立額 | 還元率 |
---|---|
5万円以下 | 1.1% |
5万円超~7万円以下 | 0.6% |
7万円超~10万円以下 | 0.2% |
例えば、毎月最大の10万円積立した場合は、5万円までの積立に対して550ポイント、5万円超~7万円の積立に対して120ポイント、7万円超~10万円までの積立に対して60ポイントの合計で730ポイントが獲得できる計算になります。
また、マネックス証券はNTTドコモグループなので、dポイントをためるだけでなく使えるのも特徴。獲得したdポイントは1ポイント1円として投資にも利用できるため、よりお得に積立するならマネックス証券がおすすめです。
dカード GOLDへアップグレードもできる
dカードには上位カードとしてdカード GOLDが存在します。
dカード GOLDは年会費が11,000円(税込)がかかりますが、年間100万円以上の利用があれば10,000円相当のクーポンが獲得可能で、毎月の出費が多い人にはお得なカードと言えるでしょう。
また、ドコモユーザーであれば、対象ドコモ料金をdカード GOLDに設定すると利用料金1,000円ごとに10%のポイント還元や、dカードケータイ補償の補償内容や金額が豪華になっているなど嬉しい特典も充実。
手数料無料でグレードアップ可能なので、毎月の利用額や付帯特典などでグレードアップを検討するのも良いでしょう。
dカードのデメリット
dカードにはメリットがたくさんありますが、反対にデメリットと感じてしまう部分もいくつかあります。
特に、dカード GOLDと比較した際の特典の少なさや、ドコモユーザーが受けられるサポートなどに大きな違いがあるため、どっちを発行した方がお得になるのかなど、疑問点も多いでしょう。
こちらではdカードのデメリットをご紹介しますので、メリットと見比べて自分に合う、合わないを確認してみて下さい。
ケータイ補償の補償額が少ない
スマホの紛失・故障時に補償を付けたいという時にdカードケータイ補償は便利なサービスですが、補償額は最高でも1万円にとどまり、十分な補償が受けられるとはいえません。
今やスマホの本体は10万円を超えるものも多いため、補償額が多いdカード GOLDでないとカバーしきれない可能性は高いでしょう。
携帯料金支払い分はポイント還元なし
ドコモユーザーが携帯料金をdカードで支払うと「dカードお支払割」で毎月187円(税込)の割引を受けることができますが、dカード GOLDやdカード PLATINUMであれば、さらに対象ドコモ利用金額に応じたポイント還元が受けられます。
カード種類 | 1,000円(税抜)ごとの還元率 |
---|---|
dカード GOLD | 税抜金額の10%還元 |
dカード PLATINUM | 税抜金額の最大20%ポイント還元 |
例えば、dカード GOLDで毎月10,000円(税抜)のスマホ料金を支払った場合は、年間12,000ポイントも獲得可能で、既に年会費を上回るポイント量になります。
端末代金や事務手数料など一部対象外の金額もありますが、ドコモユーザーであればdカード GOLDの方が効率よくポイントがためられるでしょう。
ドコモの特典はdカード GOLDから優遇
dカード GOLD
カードの特徴
ドコモユーザーなら毎月のドコモ利用料金の10%がdポイントで還元。最大10万円分のケータイ補償や空港ラウンジサービスも付帯。学生の申し込みも可能。【最大5.0%!】dカード積立ポイント還元キャンペーン実施中
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 11,000円(税込) |
付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯) 国内:最大5,000万円(利用付帯) ショッピング保険:最大300万円 dカードケータイ補償:最大10万円分 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay |
クレカ積立 | マネックス証券 最大1.1%ポイント進呈 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く)で、安定した継続収入があること |
追加カード | ETCカード 年会費無料 家族カード1枚目無料、2枚目以降 1,100円 |
ドコモ利用料金、付帯保険、積立補足
【dカード GOLD10%還元特典】※1 ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします。
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外。
※3 ahamo/irumo利用料金・端末代金・事務手数料など一部対象外となります。
【旅行保険(国内/海外)】
<国内>
※国内旅行費用をdカード GOLDで事前にお支払いの場合に限り補償対象となります。
<海外>
dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。
ただしdカード GOLDでの海外旅行費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。
<最大1億円の海外旅行の補償金額>
※海外旅行費用をdカード GOLDにてお支払いいただいた場合のお支払い保険金額です。
条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~最大5,000万円となります
【dカード積立】
※カードで通常たまるポイント(利用額100円(税込)につき1ポイント)は進呈対象外です。
※「dカード積立」のご利用額は、dカード PLATINUM年間ご利用額特典の累計対象外です。
dカード GOLDはドコモ関連の特典がdカードよりも優遇されており、ポイントのためやすさや、携帯補償が充実しています。
カード種類 | 受けられるドコモ特典 |
---|---|
dカード | ・携帯利用額毎月187円割引 ・携帯補償10,000円(購入後1年間) |
dカード GOLD | ・年間100万円以上利用で10,000円相当のクーポン付与 ・携帯利用額毎月187円割引 ・ドコモ携帯/ドコモ光利用額の10%還元 ・携帯補償100,000円(購入後3年間) |
基本還元率は1.0%とdカード同様の高還元ですが、ドコモの携帯やドコモ光などの利用料金を毎月1,000円(税抜)につき100ポイント付与と、普段の生活をしているだけでもしっかりポイントがたまる仕組みになっています。
携帯補償についても、dカードでは購入後1年以内の紛失や盗難、修理不能の端末を補償するところ、dカード GOLDでは購入後3年以内の端末を補償。
補償額もdカードでは最大10,000円ですが、dカード GOLDでは最大100,000円もの補償を受けられます。
携帯の買い替え周期は3~4年に一度のケースが多いため、dカード GOLDであればほとんどの時期を補償してもらえることになりますね。
また、この携帯補償については2026年1月上旬に補償額がリニューアルが予定されており、dカード GOLDでは最大120,000円の補償が可能になります。
スマホ1台購入できるほどの補償が受けられるのは、万が一を考えると嬉しい変更ですよね。
dカード GOLDは年会費以上の特典が付帯しているため、ドコモユーザーで特典を充実させたい場合にはdカード以上におすすめです。
dカードの審査
dカードはクレジットカードのランクでいう一般カードに該当し、比較的申し込みしやすいカードですが、ドコモユーザーでないが申し込みできるのか、審査難易度はどの程度なのかなどの不安を持つ人もいるでしょう。
こちらでは、申し込み条件や審査について、申し込みの流れについてをご紹介します。
申し込み資格
dカードはドコモユーザー以外の方でも問題なく申し込めます。
dカードの申し込み資格(入会条件)は以下の通りです。
- 高校生を除く満18歳以上
- 個人名義である
- 本人名義の口座を支払い口座に設定できる
- ドコモが定める条件を満たしている
安定継続収入など、収入に関する条件は設けられていないため、学生や主婦(主夫)・アルバイトの方でも申し込み可能です。
学生のうちなら収入なしでもカード審査に通りやすいので、卒業を控えた学生の場合は社会人になる前にクレジットカードを申し込んでおいた方が審査で有利になります。
審査難易度
dカードは収入があり、過去にカードやローンなどで延滞のようなトラブルを起こしていなければ審査通過はさほど難しくありません。
「通信系・IT系クレジットカード」にあたり、楽天カードやイオンカードなどの「流通系クレジットカード」と同じぐらいの審査難易度です。
ドコモ料金の延滞、端末代金の分割払いの延滞などは審査に悪影響となるため注意が必要です。
申し込みの流れとカード発行期間
dカードの申し込みは、インターネットからのオンライン申し込み、ドコモショップで手続き、郵送申し込みの3つから選択可能で、最短でカードを発行するのであればオンライン申し込みがおすすめです。
【オンライン申し込みの流れ】
- 公式サイトから「dカード」の申し込み
- dアカウントにログイン
- 基本情報・支払い口座入力
- 審査・カード発行
dカードは、申し込み完了から最短5分のスピード審査に対応しているカードです。状況によっては時間がかかる場合もあるので注意しましょう。
最短5分となるのはインターネット申し込みのみで、郵送やドコモショップ店頭での申し込みは最短5分となりません。
dカードの付帯保険
海外旅行傷害保険
保険内容 | 補償金額(家族特約) |
---|---|
傷害死亡保険 | 最大2,000万円 |
傷害後遺障害保険 | 程度により80万円~最大2,000万円 |
傷害・疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 年間最高20万円 |
救援者費用 | 年間最高200万円 |
海外旅行中のケガや病気による治療費用や、カメラなどの携行品の損傷、宿泊ホテル設備での損害賠償など幅広くサポートが可能な海外旅行保険。
ただし、dカード契約中の29歳以下の本会員・家族会員が対象となっているため注意しましょう。
国内旅行傷害保険
保険内容 | 補償金額(家族特約) |
---|---|
傷害死亡保険金 | 最大1,000万円 |
傷害後遺障害保険 | 程度により40万円~最大1,000万円 |
入院保険金 | 3,000円(日額) |
通院保険金 | 1,000円(日額) |
手術給付金 | 入院保険金日額の5倍または10倍 |
国内航空便遅延費用特約 | 1~2万円 |
国内旅行保険は旅行傷害保険に加えて、航空便遅延費用特約が付帯しているので、国内航空便の遅延・欠航や、手荷物配達の遅延・紛失などで負担した一定の費用も補償が可能です。
ただし、国内旅行保険も海外旅行保険同様に29歳以下の本会員・家族会員が対象と年齢制限があるため、注意しましょう。
ショッピング保険
補償額 | 年間100万円 |
---|---|
補償期間 | 購入日を含め90日以内 |
自己負担額 | 1事故あたり3,000円 |
dカードを利用して購入した商品を、購入日含め90日以内に盗難・破損などの損害を被った場合に補償可能なショッピング保険。
本会員・家族会員どちらも対象ですが、国内・海外での補償条件が異なります。
国内の場合はリボ払いまたは3回以上の分割払いで支払った商品、海外の場合は全ての支払い方法が対象です。
dカードケータイ補償
年間補償限度額 | 最大10,000円 (2026年1月上旬以降は最大30,000円) |
---|---|
補償期間 | 購入後1年以内 |
自己負担額 | 無料 |
スマホが故障したり紛失するとお金がかかりますよね。
そんな時に助かるのが「dカードケータイ補償」です。携帯電話の紛失や盗難または水濡れ・全損で修理不能となった場合、同一機種・同一カラーの携帯電話を再購入する際に費用の一部を補償してくれます。
補償期間は購入後1年間、補償額は最大1万円となり、dカードで支払いを行うと請求額から最大1万円引きになり、請求額が補償額を下回る場合は差額が振り込まれます。
dカードケータイ補償は2026年1月上旬以降にリニューアルされる予定で、補償額が最大3万円に引き上げられ、年間補償限度額の範囲で年2回まで利用可能になりますので、より安心ですね。
dカード GOLDを目指して利用してみよう
dカード
カードの特徴
NTTドコモが手がける還元率1.0%で年会費永年無料のクレジットカード。d払いの支払い方法をdカードに設定してd払いを行うことでポイントカード提示不要。
発行会社 | NTTドコモ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 年会費永年無料 |
付帯保険 | 国内:最高1,000万円(利用付帯)29歳以下限定 海外:最高2,000万円(利用付帯)29歳以下限定 |
スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay(d払い) |
ポイント | dポイント |
クレカ積立 | マネックス証券 |
入会資格 | 満18歳以上であること(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード 年会費無料 ETCカード 年会費550円(税込)初年度無料、年1回利用で次年度無料 |
dカードはドコモ携帯やドコモ光の利用料金割引や、d払いでのポイント還元などがあるため、ドコモユーザーが初めて持つクレジットカードにおすすめです。
年会費無料で基本還元率1.0%と高還元のため、ポイントも集めやすく、マツキヨココカラやスターバックスなど利用しやすい店舗が特約店なのも魅力ですね。
また、マネックス証券でのクレカ積立でも最大1.1%還元と還元率が高く、投資初心者でも始めやすい特徴も。
dカード GOLDへのグレードアップも手数料無料ですので、20代の若い世代や、家族でドコモ携帯を利用している場合にはまず試していただきたい1枚です。
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