Amazon Prime Mastercard
カードの特徴
三井住友カード株式会社が発行するAmazon.co.jpでポイント還元率最大2.5倍になるカード。Amazon Prime特典が使い放題になる
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 1.0%~2.5% |
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年会費 | 11,000円(税込) 家族会員:無料 |
付帯保険 |
国内・海外旅行傷害保険 最大5,000万円 ショッピング保険最高300万円 |
電子マネー | - | ポイント | Amazonポイント |
三井住友カードの「Amazon Prime Mastercard」は、Amazonがお得になるクレジットカードです。
Amazon Primeの特典が使い放題になり、Amazonでのショッピングはポイント還元率2.5%、Amazon以外の利用でも1.0%の高還元を実現しています。
Amazon Prime Mastercardの通常年会費は11,000円(税込)ですが、条件付きで割引があり、初年度は半額の5,500円・2年目以降は4,400円で持つことも可能です。
ここでは、Amazon Prime Mastercardの特徴・メリットから年会費割引の利用方法・審査や申込み方法、注意点などを分かりやすく解説していきます。
目次
年会費について
本会員年会費 | 通常11,000円(税込)(10%:11,000円) ※条件付き割引あり |
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家族カード年会費 | 無料(3枚まで発行可能) |
ETCカード年会費 | 初年度無料※翌年度以降は前年度に1回以上ETC利用の請求があれば年会費無料(利用がない場合は税込550円) |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
Amazon Prime Mastercardの年会費は、11,000円(税込)です。
格安ゴールドカードを除き、一般的なゴールドカードの年会費は1万円前後となっています。
例えば、dカード GOLDや楽天プレミアムカードの年会費も同じく1万円です。
Amazon Primeを利用できて、1か月あたりの負担は税込価格でも900円となることを考えればさほど高くはないでしょう。
年会費割引の適用でAmazon Primeの年会費より安くカードを持てる
Amazon Prime Mastercardは、年会費割引を適用するとAmazon Primeの年会費より最大580円安く持つことができるのがメリットです。
2019年8月現在、Amazon Primeの年会費は税込4,900円ですが、Amazon Prime Mastercardの年会費は割引を適用すると2年目以降は4,400円(初年度は半額の5,500円)となり、Amazon Primeの年会費より安くなります。
Amazon Prime Mastercardはお急ぎ便などAmazon Primeのサービスが使い放題となるほか、空港ラウンジサービスなどカードの付帯特典も利用できるため、Amazon Primeを利用する方なら断然お得です。
条件クリアで初年度の年会費は半額・2年目以降は4,400円に
Amazon Prime Mastercardの年会費を安くしたいという場合は、条件をクリアすることによって初年度は半額の5,500円・2年目以降は4,400円で持つことができます。
初年度は「マイ・ペイすリボ」で5,500円引きとなり年会費が半額、2年目以降は「マイ・ペイすリボ」割引と、1,100円割引となる「WEB明細書」割引を組み合わせることによって年会費4,400円で持つことが可能です。
条件 | 割引額 | 割引後の 年会費(税込) |
|
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初年度 | 申し込み時に「マイ・ペイすリボ」を選択 | 5,500円 | 5,500円 |
翌年度以降 | 「マイ・ペイすリボ」&「WEB明細書」 | 6,600円 | 4,400円 |
年会費割引の条件
Amazon Prime Mastercardの年会費割引の条件は以下の通りです。
- 申し込み時に「マイ・ペイすリボ」を選択(登録)する:初年度5,500円割引
- 「マイ・ペイすリボ」に申し込みの上、前年度に1回カード利用&WEB明細書サービスを利用:6,600円割引
カードの申し込み時に「マイ・ペイすリボ」への登録を行うことで初年度は半額の5,500円になります。
2年目以降は「マイ・ペイすリボ」に登録の上、前年度に1度カードを利用すれば5,500円となり、加えて「カードご利用代金WEB明細書サービス」を申し込み、1年間に6回以上の請求があれば1,100円割引となるので合計6,600円引きとなり、割引後の年会費は4,400円となりお得です。
「カードご利用代金WEB明細書サービス」の申し込み方法(登録方法)
カードご利用代金WEB明細書サービスとは、紙の明細書の郵送をストップし、インターネット上で明細書を見ることができるサービスです。
最大15か月分の明細が確認できるのが特徴で、WEB明細書の利用(1年間に6回以上の請求)で1,100円の年会費割引を受けることができます。
「カードご利用代金WEB明細書サービス」の申し込み方法(登録方法)は以下の通りです。
- 三井住友カード公式サイトのメニュー「お支払いについて」を選択
- 「カードご利用代金WEB明細書サービス」を選択
- Vpassの登録状況に応じて「お申し込みはこちら」を選択
- 必要事項を入力して登録を行う
「カードご利用代金WEB明細書サービス」の年会費割引を受けるには、年会費請求月の前月17日または当月2日の2営業日前までに申し込みを完了させておく必要があります。
- 支払い日が10日のカードの場合:年会費請求前月17日の2営業日前
- 支払い日が26日のカードの場合:年会費請求当月2日の2営業日前
営業日とは、祝日と年末年始(12月31日~1月3日)を除く月曜日~金曜日です。
「マイ・ペイすリボ」とは?
「マイ・ペイすリボ」とは、三井住友カードのリボ払いサービスです。
事前に設定した支払い額を超えると自動的にリボ払いとなるのが特徴で、支払い額は自由に増額・減額することができます。
ただし、リボ払いは手数料が発生する支払い方法で、「マイ・ペイすリボ」を利用した場合も実質年率15.0%の金利手数料が発生する点には注意が必要です。
リボ払い手数料が発生した月はボーナスポイントが付与され、ポイントアップする特典はありますが、リボ払いは支払い期間が長期化しやすく、手数料が膨らみやすいため利用はおすすめできません。
支払い額をカードの限度額と同じにするとリボ払い手数料が無料になる
「マイ・ペイすリボ」のリボ払い手数料を発生させずにカードの年会費割引を受ける方法があります。
それは、「マイ・ペイすリボ」の月々の支払い額をカードの限度額と同じ金額に設定することです。
例えば、Amazon Prime Mastercardの限度額が80万円であれば、「マイ・ペイすリボ」の支払い金額も80万円に設定しておけば実質的に一回払いと同じ状態になり、リボ払い手数料は発生しません。
年会費割引の条件にリボ払い手数料の有無は含まれていないので、この方法で「マイ・ペイすリボ」さえ利用していれば手数料を発生させずに年会費割引を受けることができます。
「マイ・ペイすリボ」の支払い額をカードの限度額と同じ金額に設定する方法は以下の通りです。
カードの限度額が分からない場合は、カードが届いた時の台紙や、会員サイトの「Vpass」から確認してください。
- 三井住友カードの会員サイト「Vpass」にログインを行う
- 「リボ払い&キャッシング」のメニューから「マイ・ペイすリボ」を選択
- 「マイ・ペイすリボ」のお支払い金額の変更にある「お申し込み」を選択
- 「増額を申し込む」を選択
- 「次回お支払い金額(最低お支払い金額)にご希望の金額を増額する」を選択
- 「すべてを支払う」にチェックを付けて確認を行い「申し込む」
- 続けて「最低お支払い金額の変更」を選択
- 「お支払いコースのご変更」にカードの限度額と同じ金額を入力して「確認する」
- 内容の確認を行って「申し込む」
以上の手続きでリボ払い手数料を発生させずに「マイ・ペイすリボ」を利用することができます。
ETCカード年会費
ETCカードの年会費は初年度無料・翌年度以降は前年度に1回以上ETC利用の請求があれば年会費無料となり、利用がない場合は税込550円となっています。
年に一度でもETC利用があれば無料で持つことができるのがメリットです。
例えば、楽天カードの場合は楽天会員のランクが上位でない場合は500円の年会費が必ず発生することを考えると、条件付きでも無料で持てるのは魅力となるでしょう。
家族カード年会費
家族カードを発行したい場合、Amazon Prime Mastercardの家族カードは年会費無料で、本会員1名につき3枚まで申し込むことができます。
家族カードの年会費も有料というクレジットカードもある中、無料で持つことができて本会員と同様の特典を利用することが可能です。
たまるポイントについて
たまるポイント | Amazonポイント |
---|---|
ポイント付与率 | 利用金額の1.0%~2.5% |
通常ポイント還元率 | 1.0%(Amazon以外での利用時) |
Amazonでの還元率 | 2.5% |
ポイントの使い道 | Amazonで1ポイント=1円として利用 |
ポイントUPサイト | -(ポイントUPモールは利用不可) |
ポイント有効期限 | Amazon.co.jpでの最終購入日もしくは最終ポイント獲得日のいずれか遅い日から1年間 |
通常ポイント還元率は1.0%
Amazon Prime Mastercardの通常ポイント還元率は1.0%です。
Amazon以外でカードを利用すると、利用金額の1.0%分のAmazonポイントがたまります。
ポイントがたまるのは、Amazon Prime Mastercardの申し込み時にサインインしたAmazonのアカウントとなり、ポイント加算のタイミングは翌月15日までの自動加算です。
「Vポイント」というポイントがたまる通常の三井住友カードとはポイントサービスが異なるので注意しましょう。
Amazon Payの利用や、Prime Nowの利用はAmazon以外の利用に含まれるので、還元率は1.0%となっています。
EdyやWAON、nanacoなど電子マネーのチャージや一部保険料・国民年金保険料などの支払いはポイント付与の対象外となる点には注意しましょう。
ETCカードや電子マネー「iD」でも1.0%還元
Amazon Prime Mastercardは追加カードとしてETCカードや、電子マネーの「iD」専用カード、家族カードを発行できますが、これらのカードの利用でもポイントが貯めることが可能です。
ETCカードや「iD」の利用は還元率1.0%、家族カードは本会員と同様にポイントがたまり、ポイントは本会員のアカウントに集約されます。
「iD」とは、チャージ不要で使える後払い式の電子マネーで、コンビニやタクシーなど多くの場所で利用可能です。
「マイ・ペイすリボ」の手数料が発生した月は1.5%還元に
「マイ・ペイすリボ」を設定・利用の上、リボ払い手数料が発生した月は1.0%の通常ポイントに加えて0.5%のボーナスポイントが加算され、1.5%還元になります。
新規でAmazon Prime Mastercardを利用した場合、リボ払い手数料の請求が行われるのは2回目以降の支払い月となるため注意しましょう。
ただし、リボ払いを利用すると実質年率15.0%の手数料が発生するため、ポイント目的でリボ払いを利用するのは避けた方が無難です。
Amazonは2.5%還元
Amazon Prime Mastercardのメリットのひとつが、Amazonでのショッピングはポイント還元率2.5%となる点です。例えば、1万円分の買い物をした場合は250円分、5万円分の買い物をした場合は1,250円分のポイントがたまります。
- Amazonで1万円分の買い物:250円分のポイント付与
- Amazonで5万円分の買い物:1,250円分のポイント付与
ポイント還元率の高さで人気の楽天カードの場合、Amazonでの還元率は1.0%止まりで、Amazon Prime Mastercardの下位カードである一般カードの「Amazon Mastercardクラシック」の場合は、Amazon Prime会員で2.0%・Amazon Prime非会員の場合は1.5%還元となっているので、Amazonを頻繁に利用する方はAmazon Prime Mastercardがおすすめです。
AmazonでAmazon Prime Mastercardを利用した場合は、商品の発送後に買い物で利用したAmazonアカウントに対してポイントが加算されます。
ポイントの有効期限
カード利用でたまるAmazonポイントの有効期限は、「Amazon.co.jpでの最終購入日もしくは最終ポイント獲得日のいずれか遅い日から1年間」です。
このため、定期的にAmazonで買い物をしている限りはポイントの有効期限を気にせず使えます。
例えば、ポイント1.0%還元で人気のオリコカードザポイントの場合、ポイントの有効期限が1年間と短いため、失効してしまう恐れがあるのがデメリットです。
その点、Amazon Prime Mastercardなら年に数回程度でもAmazonを利用している限りポイントの有効期限を実質的に無期限にできます。
ポイントの交換先(使い道)
Amazonポイントは、Amazonで買い物をする際に1ポイント=1円として1ポイントから利用できます。
ただし、Amazonギフト券やAmazonフレッシュ商品、デジタルコンテンツ商品などの支払いなどポイントが使えない支払いもあるので、Amazonポイントを使いたい時は注意してください。
全国主要空港ラウンジサービスが付帯(無料)
旅行の際に空港ラウンジを利用したいという方に嬉しいのが、全国主要空港ラウンジサービスです。
新千歳・成田・羽田・関西国際空港など国内にある31の主要空港と、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジを無料で利用できます。
Amazon Prime Mastercardの本会員に加えて、家族会員も無料で利用できるのがメリットです。
例えば、羽田空港なら第1旅客ターミナル・第2旅客ターミナル・国際線旅客ターミナルの合計6か所にラウンジがあり、ドリンクやWi-Fiなどのサービスを利用できます。
保険(旅行保険・ショッピング保険)について
海外旅行傷害保険 | 最大5,000万円(うち自動付帯分1,000万円)※家族特約付き |
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国内旅行傷害保険 | 最大5,000万円(うち自動付帯分1,000万円) |
ショッピング保険 | 年間300万円まで |
Amazon Prime Mastercardには、最大5,000万円補償の国内・海外旅行傷害保険と、年間300万円までのショッピング保険が付帯しています。
海外では医療費が高額で、ちょっとした病気やケガでも高額な治療費を請求されるケースも少なくないため、海外を訪れる際に旅行保険への加入は必須です。
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険(自動付帯※一部利用条件あり) | ||
---|---|---|
担保項目 | 保険金額 | |
傷害死亡・後遺障害 | 合計 | 5,000万円 |
自動付帯 | 1,000万円 | |
利用条件付帯 | 4,000万円 | |
傷害治療費用(1事故の限度額) | 300万円 | |
疾病治療費用(1疾病の限度額) | 300万円 | |
賠償責任(1事故の限度額) | 5,000万円 | |
携行品損害(1旅行中かつ1年間の限度額) | 50万円(※自己負担:1事故3,000円) | |
救援者費用(1年間の限度額) | 500万円 |
Amazon Prime Mastercardの海外旅行傷害保険は、カードの利用条件がない「自動付帯」ですが、カードで事前に旅費を支払った場合と、支払わなかった場合では傷害死亡・後遺障害の最高補償額が異なる点には注意が必要です。
カードで事前に旅費などを支払った場合は最大5,000万円補償ですが、支払わなかった場合の自動付帯分の保険金額は1,000万円となります。
このように、カードの利用条件を満たした場合に初めて最高補償額となる点には気を付けてください。
家族カードを発行した家族会員も同様の補償を受けることができるのがメリットです。
海外旅行傷害保険は家族特約付き
海外旅行傷害保険(家族特約)※いずれも自動付帯 | |
---|---|
担保項目 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用(1事故の限度額) | 200万円 |
疾病治療費用(1疾病の限度額) | 200万円 |
賠償責任(1事故の限度額) | 2,000万円 |
携行品損害(1旅行中かつ1年間の限度額) | 50万円 |
救援者費用(1年間の限度額) | 200万円 |
家族旅行の際にクレジットカード付帯の旅行保険で子供の補償もカバーしたいという場合に便利なのが「家族特約」です。
家族特約とは、カードを作れない18歳未満の子供でも補償の対象となる特約で、以下に該当する場合が補償の対象となります。
- 1.本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族
- 2.本会員と生計を共にする19歳未満の別居の未婚の子
高校を卒業した18歳以上の子供や、配偶者・親なら無料の家族カードを発行すれば本会員と同じ補償を受けられるので問題はありません。
家族旅行の際には家族カードを発行して、それぞれ事前に旅費などを支払っておけば最大5,000万円補償となるため安心です。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険(自動付帯※一部利用条件あり) | ||
---|---|---|
担保項目 | 保険金額 | |
傷害死亡・後遺障害 | 合計 | 5,000万円 |
自動付帯 | 1,000万円 | |
利用条件付帯 | 4,000万円 | |
入院保険金日額 <フランチャイズ7日> |
5,000円 | |
通院保険金日額 <フランチャイズ7日> |
2,000円 | |
手術保険金 | 最高20万円 | |
救援者費用(1年間の限度額) | 500万円 |
国内旅行傷害保険も自動付帯ですが、海外旅行傷害保険と同様にカードで事前に旅費を支払った場合と、支払わなかった場合では最高補償額が異なります。
また、公共交通乗用具搭乗中の傷害事故は、当該公共交通乗用具に搭乗する以前にその料金を当該カードで決済した場合に補償されるなど、補償には条件がある点にも気を付けてください。
補償となるアクシデント | カード利用条件を満たすカードの利用 |
---|---|
1.公共交通乗用具搭乗中の傷害事故 | 当該公共交通乗用具に搭乗する以前にその料金を当該カードで決済した場合 |
2.宿泊施設に宿泊中の火災・破裂・ 爆発による傷害事故 |
当該宿泊施設ご利用前に予め当該カードで宿泊代金を決済した場合 またはノークーポンシステムを利用して予約した場合 |
3.宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の 傷害事故 |
宿泊を伴う募集型企画旅行の代金を当該カードで決済した場合 |
ショッピング保険(お買物安心保険)
Amazon Prime Mastercardのショッピング保険(お買物安心保険)は、年間300万円まで補償を受けることができ、国内と海外の両方が対象となります。
支払い方法の条件もないので、一括払いでもショッピング保険の対象となるのがメリットです。
1事故につき3,000円の自己負担が発生しますが、購入日および購入日の翌日から200日間と補償期間が長い点も魅力の保険となっています。
審査について
申し込み資格 | 原則として満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
---|---|
学生の申し込み | 可能 |
専業主婦の申し込み | 不可 |
カード会社の分類 | 銀行系 |
審査回答 | 最短3分で仮カード発行可能(即時審査サービス) |
発行日数 | 最短3営業日 |
申し込み資格
Amazon Mastercardゴールドの申し込み資格は、「原則として満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」となっています。
20歳未満の未成年や、安定継続収入がない方は申し込めないので注意してください。20歳以上であれば学生でも申し込みは可能です。
20歳以上の学生がAmazon Mastercardゴールドを申し込んだ場合の限度額は、親権者の同意がない場合は10万円・同意がある場合は30万円となります。
専業主婦の場合は、本人収入が求められるため配偶者に収入があっても申し込めません。
専業主婦でAmazon Mastercardゴールドを作りたい方は、収入がある配偶者にカードを作ってもらって、家族カードを作るという方法もあります。
審査難易度
カードの種類 | 審査難易度 |
---|---|
消費者金融系カード | 独自 |
流通系カード | 甘い |
信販系カード | 普通 |
鉄道系・交通系カード | 普通 |
銀行系カード | 厳しい |
外資系カード | 超厳しい |
Amazon Mastercardゴールドの審査難易度は、ゴールドカードのためやや厳しめとなっています。
年齢や安定継続収入といった条件を満たす必要があるため気を付けてください。
入会審査を行うのは三井住友カードのためカード会社の分類は銀行系カードとなっていますが、Amazon Mastercardゴールドは流通系との提携カードです。
「即時審査サービス」なら最短3分で仮カード発行
今すぐAmazon Mastercardゴールドを使いたいという時に便利なのが、最短3分で仮カードが発行される「即時審査サービス」です。
9時~19時の受付時間内に、対象金融機関の口座をお持ちの方が支払い口座の設定を含む申し込み手続きをインターネットで完了させた場合が対象となり、最短3分で「Amazonテンポラリーカード」という仮カード(番号のみの発番・限度額3万円)が発行され、Amazonでの買い物に使うことができます。
AmazonテンポラリーカードはAmazon以外では使えないため、正式なカードは後日、簡易書留での発送となる点には注意しましょう。
すでに三井住友カードを持っている場合、カードの登録内容とAmazon Mastercardゴールドの申し込み内容に相違があると即時審査サービスを利用できない点にも気を付けてください。
審査状況の確認方法
Amazon Mastercardゴールドの審査結果はメールで送られてきますが、審査状況を確認したい時は、三井住友カードの公式サイトから確認することができます。
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/support.jsp
「審査状況照会へ」を選択し、申し込み時に案内された申し込み番号・生年月日・電話番号を入力してください。申し込み番号が分からない場合は、電話でも審査状況を問い合わせることができます。
年末年始(12月30日~1月3日)を除き年中無休、受付時間は平日・土日祝日ともに9時~17時です。
在籍確認の電話がかかってきたら速やかに対応する
Amazon Mastercardゴールドでも審査の際に在籍確認が行われるケースもあります。
在籍確認とは、申し込み時に記載した勤務先で実際に働いているかを調べるための審査で、在籍確認が終わらないと審査が進まないので、カード会社から電話がかかってきたら速やかに対応してください。
申し込み方法
Amazon Mastercardゴールドはインターネットで申し込めるカードです。
公式サイトから申し込む際には「Amazon Mastercardゴールド」を選択し、通常の申し込みを行うか、即時審査サービスを利用するかをまず最初に選んでください。
申し込みの際に入力するAmazonのログイン情報は、カードに紐づけたいアカウントの情報を使用しましょう。
この時にAmazonアカウントを持っていない場合は、アカウントの新規作成を行ってください。その後、必要事項の入力や確認を行って申し込みを完了させます。
最短3営業日発行が可能
Amazon Mastercardゴールドを早く発行したい場合は、申し込み時にインターネット(オンライン)で支払い口座の設定を行うとカード発行までの日数を短縮することが可能です。
Amazon Mastercardゴールドの場合は、19時30分までにオンライン口座設定を含む申し込みを完了させると最短3営業日発行の対象となります。
ただし、キャッシングを希望すると最短3営業日発行の対象とならず、最短4営業日以降の発送となるため注意してください。
オンライン口座設定を行わなかった場合は郵送で手続きを行う必要があり、書面を返送した後でカードが発送されるため、発行までの日数が延びてしまいます。
キャッシングについて
Amazon Mastercardゴールドでキャッシングを利用したい場合は、0万円~50万円の範囲内でカード会社が設定したキャッシング枠を利用することができます。
ただし、キャッシングを希望すると貸金業法の審査が加わるため、審査期間が長引いたり、審査が厳しくなる点には気を付けてください。
キャッシングは貸金業法の「総量規制」の対象となり、年収の3分の1を超える借り入れは制限されます。
例えば、最大の50万円のキャッシング枠を得るには少なくとも150万円の収入が必要です。キャッシングを希望した方がすでに他社から借り入れ(無担保ローン)がある場合は、審査落ちの恐れも出てくるため注意しましょう。
デメリット
付帯サービスや特典は少ない
Amazon Mastercardゴールドは他社のゴールドカードと比較すると、付帯サービスや特典は少な目です。
例えば、同じく年会費1万円クラスのカードと比較してみると、JCBゴールドの場合は最大1億円補償の海外旅行保険が付帯し、ゴルフ場の予約やグルメの優待も受けられます。
dカード GOLDの場合も同じく1億円補償の旅行保険が付帯し、ドコモ携帯とドコモ光で10%還元が受けらることを考えるとやや物足りない印象です。
しかし、Amazonで2.5%還元となるAmazon Mastercardゴールドは使い方によっては大きなメリットともなり得るので、Amazonのヘビーユーザーであれば作って損はありません。
学生の場合はAmazon Prime Studentの方がお得
Amazon Mastercardゴールドは2年目以降、年会費割引を適用するとAmazon Primeの年会費より安く持てるのがメリットですが、学生の場合はAmazon Prime Studentの年会費が2,450円となっているため、Amazon Prime目的でのカード作成はおすすめできません。
社会人になるとAmazon Prime Studentの年会費が適用されなくなるので、カードを作るのは社会人になってからでも遅くはないでしょう。
Amazon mastercardクラシックとAmazon Mastercardゴールドの違いを比較
Amazon mastercardクラシックとAmazon Mastercardゴールドの違いを比較してみました。
Amazon mastercard クラシック |
Amazon Mastercard ゴールド |
|
---|---|---|
申し込み資格 | 高校生を除く18歳以上 | 満20歳以上で本人に安定継続収入のある方 |
年会費 | 税込1,350円 ※初年度無料・前年度1回以上のカード利用で無料 |
税込11,000円 ※条件付きで初年度半額・ 2年目以降最大6,480円割引 |
家族カード年会費 | 無料 | 無料 |
限度額 | 10~80万円 | 50万円~200万円 |
通常ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% |
Amazonの還元率 | プライム会員は2.0% プライム非会員は1.5% |
2.5% |
ショッピング保険 | 年間100万円まで ※海外利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)のみ対象 |
年間300万円まで ※国内・海外の両方が対象で支払い方法の条件なし |
旅行保険 | なし | 最大5,000万円(自動付帯) ※カード利用がない場合は最高1,000万円補償 |
空港ラウンジサービス | × | 〇(国内・ハワイ) |
どちらのカードも通常ポイント還元率は1.0%ですが、Amazonで利用した時の還元率に違いがあります。
Amazon Mastercardゴールドの場合は一律で2.5%還元になるのに対し、Amazon mastercardクラシックの場合は、Amazon Prime会員であれば2.0%・Amazon Prime会員以外(非会員)は1.5%となるため、Amazonでの還元率を重視する方にはAmazon Mastercardゴールドの方がおすすめです。
また、旅行保険や空港ラウンジサービスの有無や、ショッピング保険の補償内容や条件にも違いがあり、Amazon Mastercardゴールドであれば国内と海外の両方で支払い方法を問わずに補償の対象となるところ、Amazon mastercardクラシックの場合、海外は支払い方法を問わず補償・国内の場合はリボ払いまたは3回以上の分割払いに限られる点には注意が必要です。
【Amazon mastercardクラシックがおすすめの方】
- 年会費無料でAmazonがお得になるカードを作りたい方
- 学生や専業主婦の方
- 旅行保険は不要という方
【Amazon Prime Mastercardがおすすめの方】
- Amazonの還元率がアップするカードを作りたい方
- Amazon Primeの年会費を節約したい方
- 旅行保険やショッピング保険を重視する方
Amazon mastercardクラシックはカード利用があれば年会費無料で持つことができるので、Amazon Primeの利用にこだわらない方や、Amazonで還元率が高いクレジットカードを手軽に利用したいという方、学生や専業主婦の方には向いています。
ただし、年会費無料のオリコカードザポイントなら、オリコモールというポイントアップサイトを経由した場合にAmazonの還元率が2.0%となるため、Amazon mastercardクラシック以外の選択肢もあるでしょう。