
オリエントコーポレーションが発行する「Orico Card THE PLATINUM」(オリコカード・ザ・プラチナ)は、原則として年齢20歳以上でご本人に安定した収入がある方に申し込み資格があるプラチナカードです。
ここでは、オリコカードザプラチナの特徴について説明していきます。
目次
オリコカード・ザ・プラチナはどんなカード?入会にインビテーションは必要?
オリコカード・ザ・プラチナはプラチナカードの中でも、年会費が低価で、インビテーションもなく申し込みができるクレジットカードです。
プラチナランクのクレジットカードと言えば、年会費が3~5万円と高額であったり、インビテーションで切り替えるイメージが強いですが、オリコカード・ザ・プラチナは格安なだけでなく、申し込み条件さえクリアできれば申し込みが可能な「申込制」となっています。
こちらでは、そんなオリコカード・ザ・プラチナの基本情報についてみてみましょう。
オリコカード・ザ・プラチナの基本情報
Orico Card THE PLATINUM
カードの特徴
オリコカードザプラチナは、充実した海外旅行時の優待サービスがついて、年会費20,370円(税込)という格安で持てるプラチナカード。招待生ではなく、申し込み制なのでオリコカードユーザー以外も申し込み可能。
| 発行会社 | オリエントコーポレーション |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 年会費 | 20,370円(税込) |
| 付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円) 国内:最大1億円(利用付帯) |
| ETCカード | 年会費無料 |
| スマホ決済 | iD、QUICPay、Apple Pay |
| 入会資格 | 満18歳以上で安定した収入がある方 |
| 追加カード | ETCカード 年会費無料 QUICPayカード型 |
オリコカードザプラチナの年会費は20,370円(税込)で、プラチナカードの年会費としては格安です。
格安プラチナカードと言えば、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードや、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどもありますが、年会費が22,000円とオリコカードザプラチナよりもやや高め。
20,370円と格安の年会費で、インビテーションもなく手軽に申し込みができるのはオリコカードザプラチナだけでしょう。
また、年会費が格安だからと言って機能面が弱いわけではありません。
オリコカードザプラチナは旅行傷害保険付帯や、空港ラウンジの利用などといった旅行関連のサービスが充実しているため、コストパフォーマンスを重視した人におすすめのカードとなっています。
家族カードは3名まで年会費永年無料
オリコカードザプラチナは生計を共にする家族に対して、「家族カード」を3名まで発行可能です。
年会費は2,200円(税込)が発生しますが、本人会員と同額で国内外の旅行傷害保険が受けられたり、家族カードでもETCカードの発行が可能などのメリットが豊富にあります。
特に、年会費よりもかなり低価でプラチナカードの旅行傷害保険が受けられるのは、旅行好きにはかなり嬉しいサービスです。
家族カードは、本会員の信用情報をもとに審査されるので、18歳以上で生計を共にする家族であれば実質審査なしで発行が可能。
保険や優待サービスなどを考えると、家族の分も作っておくと安心でしょう。
ETCカードは年会費無料
家族カードは年会費がかかりますが、ETCは本会員、家族カード会員どちらも年会費無料で発行可能です。
ETCカードを利用した場合でもポイントがたまるため、高速道路を頻繁に利用するのであれば本会員、家族会員共に発行しておくのがおすすめですね。
オリコカード・ザ・プラチナのポイントサービス
オリコカードザプラチナは100円の利用で1オリコポイントがたまるポイント還元率1.0%のクレジットカードです。
他プラチナカードでは0.5%還元のカードも多く、オリコカードザプラチナは比較的ポイントがためやすいプラチナカードと言えます。
また、オリコカードザプラチナは利用シーンや決済方法・種類などによっては還元率を上げることも可能なため、オリコカードザプラチナのポイント還元について詳しく見てみましょう。
使うほどおトク?ポイントの特別加算
| 5つのポイント加算特典 | 内容詳細 |
|---|---|
| オリコモール利用 | オリコモール経由でのネットショッピングで1.0%特別加算される 通常還元率1.0%+オリコモール利用ボーナス1.0%で2.0%のポイント還元 +対象ストア利用時にはさらにボーナスで0.5%以上が加算可能になる |
| 対象電子マネー決済 | iDまたはQUICPayで決済した場合0.5%特別加算される 通常還元率1.0%+0.5%になるため1.5%のポイント還元 |
| リボ払い利用 | ショッピングリボ払いを利用した場合0.5%特別加算される 通常還元率1.0%+0.5%になるため1.5%のポイント還元 |
| 海外利用 | 海外の利用分は0.5%特別加算される 通常還元率1.0%+0.5%になるため1.5%のポイント還元 |
| 誕生月の利用 | 誕生月のカード利用はボーナスポイントで1.0%特別加算される 通常還元率1.0%+誕生月ボーナス1.0%で2.0%のポイント還元還元 |
オリコカードザプラチナは基本の還元だけでなく、追加のポイント加算制度を設けているため、ポイントがためやすいカードです。
例えば、オリエントコーポレーションが運営するネットショッピングモール「オリコモール」を経由してネットショッピングでは、経由ボーナスとして通常でも2.0%還元が可能になりますが、Amazonや楽天などといった対象ストアを利用した場合は、さらに0.5%以上の各ショップ利用分が加算されます。
特に、Amazonの場合は0.5%が加算されるため、2.5%というAmazon公式のクレジットカードにも負けないほどポイントが還元されるのです。
ショップ経由でのボーナスポイントは最大15%となるショップもあるため、オリコカードザプラチナで決済した場合は最高17%のポイント還元を受けることが可能になりますね。
また、誕生月の1.0%加算ボーナスも魅力で、ほかの加算特典と組み合わせることでよりポイントが集めやすくなっています。
誕生月に海外旅行をしている場合は、誕生月のボーナス加算と、海外利用での0.5%加算がどちらも適用されることになり、渡航中は常に2.5%でポイントが還元となるのです。
オリコモールの加盟店
オリコモールの加盟店は実に600店舗を超えており、Amazon、ZOZOTOWN、AppleStore、楽天市場、LOFT、ビックカメラ.com、Yahoo!ショッピング、トイザらス、ディズニーストアなど一度は耳にしたことのある店舗が加盟店になっているので、欲しいものはほぼお得に購入できると思います。
▼オリコモールに加盟している人気ショップ
- Amazon.co.jp
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- ヤフオク
- ベルメゾンネット
- ZOZOTOWN
- じゃらんnet
- DHCオンラインショップ
- 楽天トラベル
- LOHACO
ポイントのためやすさだけでなく使いやすさも優秀
オリコカードザプラチナを利用してたまるオリコポイントは、使い勝手も優秀で、他社ポイントやマイルへの移行、ギフト券やチケットへの交換だけでなく災害の義援金などの寄付にも利用可能になっています。
WAON POINTやPontaポイント、nanacoポイントのようなコンビニで利用しやすい移行先があったり、amazonギフト券やApple Gift Card、Google Playギフトコードなどのようにプレゼントにも利用できる使い道が豊富です。
ただし、ポイントの移行レートなどによっては1ポイントの価値が変わってきてしまう可能性もあるため、利用しやすさだけでなく、おトクさも視野に入れておくとよいかもしれません。
また、交換するポイントやギフト券などの種類によっては、即日移行・交換が完了するものもあれば、半月ほどかかってしまうものもあるので、こちらも併せて事前に確認しておくと良いでしょう。
ポイント交換の例を下記表にまとめてみましたので、参考にしてみて下さいね。
ポイント・マイル移行例
| ポイント移行先 | 必要交換ポイント |
|---|---|
| WAONポイント(1,000ポイント) | 1,000オリコポイント |
| Pontaポイント(1,000ポイント) dポイント(1,000ポイント) |
1,200オリコポイント |
| ANAマイレージ(600マイル) JALマイレージ(500マイル) |
1,000オリコポイント |
オンラインギフト券交換例
| ポイント移行先 | 必要交換ポイント |
|---|---|
| Amazonギフトカード(500円分・2,000円分) | 600オリコポイント・2,400オリコポイント |
| Apple Gift Card(500円分・1,500円分) | 600オリコポイント・1,800オリコポイント |
| Google Playギフトコード(1,000円分) | 1,200オリコポイント |
オリコカード・ザ・プラチナのメリット
オリコカードザプラチナは、コンシェルジュサービスの利用や空港ラウンジの利用などといった、プラチナカードならではの優待・サービスを受けることも可能です。
こちらでは、オリコカードザプラチナで利用可能な優待やサービスについてを詳しく見てみましょう。
コンシェルジュサービスが利用可能
一般的なプラチナカードと同様、オリコカードザプラチナにもコンシェルジュサービスが付帯しています。
レストランやホテルの予約のような日常の小さなサポートから、海外渡航中のトラブルなどのような緊急時のサポートまで、24時間365日電話一本で要望に対応可能。
利用回数に制限などもなく、何度利用しても問題ありませんので、困ったことがあれば相談してみると良いでしょう。
空港ラウンジが利用可能
| ラウンジ種類 | 利用対象 | 利用可能な空港 |
|---|---|---|
| プライオリティ・パス | 【本会員・家族会員】 年6回まで無料(7回目以降は料金発生) 【同伴者】 利用可能だが料金が発生する |
世界1,300ヶ所を超える空港 (デジタル会員証またはオリコカードザプラチナ、当日の搭乗券の提示が必要) |
| オリコ空港ラウンジサービス | 【本会員・家族会員】 無料利用可能 【同伴者】 1名まで無料 |
・日本国内の主要空港 ・ハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港) (オリコカードザプラチナの提示が必要) |
オリコカードザプラチナでは「プライオリティ・パス」と「オリコ空港ラウンジサービス」という2種類の空港ラウンジサービスが利用可能となっています。
プライオリティ・パスは1,300ヶ所を超える世界各地の空港ラウンジが利用できるサービスで、搭乗前の待ち時間などでインターネットや軽食や飲みもの提供してもらえますが、無料利用は年6回までという制限があります。
オリコ空港ラウンジサービスは年間の利用回数に制限は無く、日本国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港で利用が可能で、搭乗前までの時間をゆったり過ごすことができるでしょう。
旅行や出張などで空港を利用することが多い人にとっては、ありがたいサービスですね。
トラベルサポートも充実
| 優待名 | 内容詳細 |
|---|---|
| 空港クローク優待サービス | 海外旅行の際、防寒具を帰国時までお預かり可能なサービス 出発前の空港で、コート等1着につき10%引きの優待価格で利用可能 |
| 海外用携帯電話、WiFiレンタルサービス | 海外旅行時に利用するための携帯電話やWi-Fiルーターを優待価格でレンタル可能なサービス ・海外WiFiルーター:通信料15%OFF ・海外携帯電話:通信料15%OFF ・レンタル料金:50%OFF |
| 国際線手荷物宅配優待サービス | 国際線利用時の荷物を空港から2個まで無料で自宅まで配送可能なサービス |
オリコカードザプラチナは、空港ラウンジの利用以外にも、Mastercardブランドだからこそ受けられる空港サポートの利用優待が付帯しています。
海外旅行の際に出発前の空港で、コートなどの防寒具を帰国時まで預けられる「空港クローク優待サービス」の割引や、国際線利用時に空港から自宅まで、荷物2つまでを無料配送してもらえる「国際線手荷物宅配優待サービス」などは特に便利なサービスでしょう。
iDとQUICPayのダブル搭載で便利
オリコカードザプラチナのカードの本体にはiDとQUICPayの2つが搭載されています。
他のカードであればどちらか1つの搭載であることの方が多いため、1枚で2つの決済方法を持っていることは珍しい特徴と言えるでしょう。
また、オリコカードザプラチナはiDとQUICPayのどちらで決済しても還元率を上げることも可能。
そのため、ネットショッピングはカード決済、実店舗ではiDまたはQUICPay決済などと使い分けることで、常に還元率を上げたショッピングも可能になりますね。
Orico Club Offが利用可能
| サービス種類 | 詳細 |
|---|---|
| リゾートメニュー | ・国内約20,000軒以上の宿泊施設が最大80%OFF ・全世界約20万ヶ所以上のホテルで特別価格の利用 |
| レジャーメニュー | ・全国約1,000ヶ所の遊園地・テーマパークが最大75%OFF ・話題の映画や美術館チケットが割引価格で利用可能 |
| ライフメニュー | ・全国40,000店以上の高級ホテルグルメや飲食店、宅配ピザなどが最大50%OFF ・スポーツクラブや資格取得などが会員特別価格で利用可能 |
オリコカードザプラチナを持っていると、会員制クラブ「Orico Club Off」の会員として様々なサービスが優待価格で利用可能です。
キャンペーン時期によって優待内容が変わっていますが、海外・国内宿泊やレジャー、スポーツやショッピング、育児や介護サービス、ビジネスサポートなどまで幅広いジャンルで優待を受けることができます。
また、家族カード会員も本会員と同様にOrico Club Offの優待が利用できるため、旅行や食事などがお得に楽しめますよ。
Mastercard優待特典も活用できる
オリコカードザプラチナでは、「Taste of Premium」や「Priceless Specials」などのMastercardの優待特典が利用できます。
世界有数の観光地で宿泊施設やツアーの予約が割引されたり、対象航空券の割引など、Mastercardブランドのカードを持っている人でなければ利用できない会員サイトから予約することで、トラベルやグルメ、エンターテイメントなどのジャンルが優待価格で楽しめるようになるのです。
こちらの優待内容は定期的に更新されるので、最新情報のチェックや利用前の確認をすることでお得に活用できるでしょう。
オリコプラチナのデメリット
メリットが豊富なオリコカードザプラチナですが、ポイント有効期限と、空港ラウンジ利用時にデメリットがあります。
申し込みの前に把握しておくべき、デメリットの2つについて詳しく見てみましょう。
ポイントの有効期限は1年
オリコカードザプラチナのポイント有効期限は1年間と他社カードと比較してもやや短めです。
特にポイント管理が苦手な人の場合、ポイント獲得をしたらすぐに利用していかないと、「いつの間にかポイントが失効してしまった」なんてことも起こり得るかもしれません。
ためたポイントの最低交換単位は500オリコポイントからとなっているため、じっくりためるよりも、他社ポイントやマイル、ギフト券などに早めに交換してしまった方がお得に活用できるでしょう。
プライオリティ・パスの無料利用は回数制限がある
オリコカードザプラチナが利用できる空港ラウンジには、「プライオリティ・パス」と「オリコ空港ラウンジサービス」の2種類がありますが、プライオリティ・パスは年6回までが無料と、無料利用できる回数に制限があります。
「オリコ空港ラウンジ」は回数制限はありませんが、国内の主要空港とハワイの空港だけが利用可能なため、出張や旅行などで頻繁に海外渡航をする人にとってはやや物足りないかもしれません。
オリコカード・ザ・プラチナの審査難易度
オリコカードザプラチナは申込制とは言え、プラチナランクのカードなので、誰でも入会できるわけではありません。
こちらでは、どういう人が申し込みの対象なのか、審査通過の可能性が高いのかなどをご紹介しましょう。
審査基準と申し込み条件
オリコカードザプラチナの申し込み資格は、「満18歳以上で安定した収入がある方」となっています。
ご存じのことかと思いますが、プラチナカードは一般カードやゴールドカードよりもカードランクが高く、その分審査難易度も高い傾向にあり、学生や収入が安定していないパート・アルバイト、もしくは正社員でも収入が安定しない職業の方は審査通過が難しいでしょう。
しかし、オリコカードザプラチナは自分から申し込むことができる「申込制」のプラチナカードです。
対象カードで良好な利用実績を作ることで、招待状(インビテーション)が届くようになっているような他社プラチナカードと比較すれば、比較的入会しやすいカードと言えますね。
他社カードでの延滞や遅延などの金融事故を起こしておらず、既にゴールドカードを所持している人であれば挑戦してみても問題ないでしょう。
また、ゴールドカードを持っていないけれど、オリコカードザプラチナへの申し込みを検討している人であれば、まずは申込制のゴールドカードを目指してみるのもひとつの手段かもしれませんね。
審査にはクレヒスや収入の安定性が重要
| 審査要素 | 詳細と参考情報例 |
|---|---|
| 属性 | 申込者本人や家族の情報で支払い能力を推測 ・年齢や家族構成(配偶者の有無) ・年収や勤務先、勤続年数や雇用形態 ・住まい(持ち家や賃貸)、居住年数 |
| 信用情報 | クレジットカードやローンなどの利用・支払履歴(クレジットヒストリー)で実績を評価 ・新規申し込みの契約 ・支払い状況や過去のトラブル(延滞・未納の有無) ・借入件数と借入額 |
一般的なクレジットカードは、「属性」と「信用情報」という2つの要素で審査が行われます。
特に、高ランクカードであるゴールドカードやプラチナカードは、一般カードよりも厳しく審査が行われており、信用情報(クレジットヒストリー)に問題が無いことを前提として、属性で返済能力を審査されるのです。
「安定した収入」や「継続的な安定した収入」などが申込資格にある場合、クレヒスはもちろんですが、属性では単純な年収の高さだけでなく、勤務先の規模や雇用形態、勤続年数なども審査のポイントになっています。
オリコカードザプラチナも「安定した収入」が条件となっており、同様の審査が行われている可能性があるので、年収の高さだけで審査通過できるとは考えない方が良いでしょう。
転職したばかりで勤続年数が1年未満であったり、キャッシングやカードローンなどで借り入れ額が多いような場合は、現状の改善をしてからの方が審査通過できる可能性も高くなりますよ。
オリコカード・ザ・プラチナの付帯保険
オリコカードザプラチナは、以下の保険が付帯しています。
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 海外・国内航空機遅延保険
- ショッピングガード
- 個人賠償責任保険
順に保険の補償内容について説明していきます。
海外旅行傷害保険
| 補償の内容 | 会員(家族会員含む) | 家族特約対象者 |
|---|---|---|
| 死亡・後遺障害 | 最高1億円 (自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円) |
最高2,000万円 |
| 傷害治療費用 | 300万円限度 | 200万円限度 |
| 疾病治療費用 | 300万円限度 | 200万円限度 |
| 携行品損害 | 100万円限度 (免責金額1事故3,000円) |
100万円限度 (免責金額1事故3,000円) |
| 賠償責任 | 3,000万円限度 | 1,000万円限度 |
| 救援者費用等 | 300万円限度 | 200万円限度 |
海外旅行傷害保険とは、海外旅行時のケガや病気、ホテルなどの備品の破損、携行品の盗難や破損を補償してくれる保険です。
海外渡航のための費用をオリコカードザプラチナで支払った場合は、利用付帯と自動付帯どちらも適用され、最高1億円という高額補償が可能になります。
旅費をカードで支払わなかった場合でも、自動付帯で最高5,000万円の補償が受けられるため、出張や旅行などで海外へ渡航する機会が多い人でも安心できますね。
また、オリコカードザプラチナには家族特約も付いており、家族カードを発行できない18歳未満の子供などでも保険が適用されるので、別途保険を用意する手間も省けるでしょう。
国内旅行傷害保険
| 補償の内容 | 会員(家族会員含む) | 家族特約対象者 |
|---|---|---|
| 死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高2,000万円 |
| 入院保険金※ | 日額5,000円 | 日額3,000円 |
| 通院保険金※ | 日額3,000円 | 日額1,500円 |
| 手術保険金 (一時金) |
入院中:入院保険金日額の10倍 上記以外:入院保険金日額の5倍 |
|
国内旅行傷害保険とは、その名の通り国内旅行に行った際に起こった事故や病気に対する保険です。
オリコカードザプラチナの国内旅行傷害保険は、海外旅行傷害保険とは異なり「利用付帯」のみとなっているため、保険を適用させるためには、必ず旅行に行く際の移動費やツアー代金をオリコカードザプラチナで支払わなければなりません。
しかし、こちらにも家族特約が付いているため、家族カード会員でない場合であっても、カードで旅費を支払っていれば保険の適用対象になります。
プラチナカードだからこそ、本会員・家族会員だけでなく、家族特約の補償額も高額なため、安心した旅行が楽しめるでしょう。
国内外航空機遅延保険
| 補償の内容 | 会員(家族会員含む)、家族特約対象者の補償限度額 |
|---|---|
| 乗継遅延費用 | 3万円限度 |
| 出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 3万円限度 |
| 受託手荷物遅延 | 3万円限度 |
| 受託手荷物紛失 | 10万円限度 |
「海外・国内航空機遅延保険」は、航空機の出発遅延や欠航、運休や搭乗不能などのトラブルが生じた場合の費用を補償してもらえる保険です。
カードによって補償内容が異なりますが、オリコカードザプラチナの場合は、宿泊費や食事代が最大3万円まで補償されます。
また、保険が適用されるトラブルの時間などもカードによって異なりますが、こちらの保険では4時間以上の出発遅延や欠航、搭乗不能などが対象です。
さらに、航空機が到着してから6時間以内に寄託手荷物が運搬されなかった場合には、衣類や生活必需品の購入費も補償可能。
48時間以内に寄託手荷物が目的地に運搬されなかった場合、その寄託手荷物は紛失したものとみなされ、その際に負担した費用を補償するために、最大10万円が支払われます。
国内外航空機遅延保険を適用するには、海外の場合は自動付帯、国内の場合は利用付帯となっているので、覚えておきましょう。
ショッピングガード
| 補償の内容 | 保険金額 |
|---|---|
| 補償期間 | 購入日より90日間 |
| 支払限度額 | 年間最高300万円 (免責金額1事故10,000円) |
ショッピングガード(ショッピング保険)とは、カードを利用して購入した商品が破損・盗難・火災などが起きた場合に、損害分を補償してくれる保険です。
購入日から90日以内であれば、年間最高300万円まで補償が可能。
ただし、ショッピングガードを使うには、自己負担額とも呼ばれる「免責金額」という補償を適用するための料金を支払う必要があります。
オリコカードザプラチナの免責金額は1事故につき10,000円となっていますので、カード決済で購入した商品が破損してしまった際の修理費に30,000円かかった場合であれば、免責金額の10,000円を差し引いた20,000円が実際に補償される金額になるということです。
自転車やノート型パソコンなど一部保険の対象とならない物品もあり、必ず補償されるわけではありませんが、カードを利用して購入しただけで補償が受けられると考えれば、カード決済がしやすくなりますね。
個人賠償責任保険
| 補償の内容 | 保険金額 |
|---|---|
| 損害賠償金 | 100万円限度 (免責金額1事故10,000円) |
| 訴訟費用 | |
| その他費用 (応急手当、護送等、緊急措置に要した費用) |
個人賠償責任保険とは、故意ではなく事故などによって他人にケガをさせてしまったり、私財を破損させてしまったりした場合に負担する費用を補償してくれる保険です。
子供が自転車で歩行者にぶつかってしまい怪我をさせてしまった場合や、ペットが誰かに嚙みついてしまった場合、訴訟や仲裁、和解などで生じる弁護士費用といった様々なトラブルで補償が可能。
被保険対象もオリコカードザプラチナの本会員だけでなく、本人会員の配偶者や生計を共にする同居の親族、別居の未婚の子までと広く保険が適用されます。
その他補償
| サービス名 | 内容詳細 |
|---|---|
| カードの紛失・盗難保障 | ・カードの紛失や盗難などによって不正利用があった場合に、利用代金の請求がされなくなる ・届け出た60日前まで遡り、それ以降の不正利用分が対象 |
| 海外メディカルヘルプライン | ・海外旅行中のケガや病気の際に、キャッシュレス治療の手配や医療通訳サービスを提供 ・24時間365日、日本語で対応可能 |
オリコカードザプラチナには、その他にもサポートサービスとして、「カードの紛失・盗難保障」と「海外メディカルヘルプライン」が付帯しています。
カードの紛失・盗難保障は、一般的なクレジットカードに付帯している不正利用時の保障と同様で、カード会社にカードの紛失や盗難を届け出た60日前からの不正利用額が保障されます。
カード利用でのネットショッピングでカード情報が漏洩した場合などでも、不正利用分の金額は請求されないため、安心してカード利用ができるのです。
また、海外メディカルヘルプラインは海外でのアクシデントに対処できるサポートになっています。
カード付帯保険の海外旅行傷害保険のうち、傷害・疾病の治療に付与するサービスなので、治療を受けても現金での支払いは不要。
24時間365日電話で問い合わせが可能となっており、あらかじめ病院への手配が行われるため、紹介された病院へ行けば、治療が受けられますよ。
まとめ
Orico Card THE PLATINUM
カードの特徴
オリコカードザプラチナは、充実した海外旅行時の優待サービスがついて、年会費20,370円(税込)という格安で持てるプラチナカード。招待生ではなく、申し込み制なのでオリコカードユーザー以外も申し込み可能。
| 発行会社 | オリエントコーポレーション |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 年会費 | 20,370円(税込) |
| 付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円) 国内:最大1億円(利用付帯) |
| ETCカード | 年会費無料 |
| スマホ決済 | iD、QUICPay、Apple Pay |
| 入会資格 | 満18歳以上で安定した収入がある方 |
| 追加カード | ETCカード 年会費無料 QUICPayカード型 |
オリコカードザプラチナは、年会費が格安なのに、充実したポイントプログラムや特典・保障が受けられる優秀なプラチナカードです。
格安だからとはいえ、機能面はもちろん、プラチナカードということでステータス面でも不足はありません。
高ランクカードを持ってみたいけど、コストが気になる人には最適のカードとなっているので、入会の検討をしてみるのもおすすめです。

