三井住友カードの作り方を解説！申し込み時のポイントも紹介

比較的審査のハードルが高いと言われる「銀行系カード」に属する三井住友カードですが、申し込み方法を工夫することで審査に通る可能性を高くすることができます。

コンビニの利用やショッピングで利用する方にもメリットが大きく人気のクレジットカードです。

ここでは、三井住友カードの損をしない作り方や、審査に落ちにくくなる申し込み方法について説明していきます。

申し込むカードを選ぶ

まずは申し込むカードを選びましょう。三井住友カードは申し込めるカードが多いです。ですが、今回はスタンダードなカードを中心に紹介していきます。

他社のカードではゴールドやプラチナカードは招待生の場合が多く、申し込めないことが多いです。ですが、三井住友は一般カードからプラチナまで申し込み可能としています。

一般的な三井住友カード（NL)の申し込みがおすすめ

三井住友カードでスタンダードなカードは（NL)と（CL)。

勘違いされる方が多いですが（CL)はカードレスでカードの発行はありません。（NL)はナンバーレスの略となっておりカード番号の打刻のないカードが発行されます。

カードレス（CL)の方はカードの発行が無いため、最短30秒で発行が可能その後はスマホ決算にご利用いただけます。他の券種に関してもカード番号だけなら最短30秒で発行が可能となっています。リアルカードは1週間程度の期間で発送されます。

最短30秒カード番号発行には受付時間：9:00～19:30の申し込みと、連絡可能な電話番号が必要です。ショッピングでカードを使いたい方はナンバーレスの方に申し込みましょう。

最初からゴールドやプラチナカードに申し込みたい方もいるかもしれないので、それぞれの特徴を紹介しておきます。

もっともベーシックな三井住友カード

最もベーシックな三井住友カード。年会費が安く、海外旅行保険も付帯しているカードを選ぶならこのカード。
学生であれば在学中年会費無料で利用可能。

旅行サービスが充実！「三井住友カード ゴールド」

30歳以上から申し込める三井住友のゴールドカード。海外旅行保険の内容が充実し、ラウンジも利用可能、ゴールド会員専任の担当者がつく「ゴールドデスク」も魅力。

最高級のステータスカード「三井住友カード プラチナ」

最高峰の三井住友カード。他社のプラチナカードと比較しても最高峰のステータス性。

名古屋市栄地区の「プライベートラウンジ」を利用できるほか、旅行時のサポートを24時間対応してくれる「コンシェルジュサービス」、国内約10のスイートルームが50%OFFで予約できる「プラチナホテルズ」などプラチナカード独自の補償も充実。

申し込むカードが決まったら申し込みへ進みましょう。

三井住友カードの作り方（申し込みの流れ）

三井住友カードの申し込みは、以下のような流れで行います。スタンダードなカードでもプラチナでも申し込み方法は変わりません。

それぞれ見ていきましょう。現在はインターネットの普及により郵送申し込みで手続する方は少なくなってきています。

ですが、郵送による作成もできますのでインターネットを使うのが苦手な方はご利用ください。

インターネットで申し込む場合

インターネットで申し込む場合、全ての入会手続きをインターネットで完了させる「らくらく発行」と、インターネットで申し込んだ後、郵送で入会手続きを行う方法があります。

① ウェブサイトから申し込み画面に進む

三井住友カードのウェブサイトの申し込みボタンをクリックし、申し込み内容の入力画面に進みます。

② 申込内容の入力

勤務先の情報や口座の情報など、申し込みに必要な内容を入力します。家族カードやETCカードが必要な場合は、ここで同時に申し込むことができます。

③ 引き落とし口座の設定

インターネットで引き落とし口座を設定できる金融機関を選択した場合は、各金融機関のウェブサイトで引き落とし口座を設定します。

④ 書面が到着・返送（インターネットで申し込み後に郵送で入会手続きを行う場合）

インターネットで申し込んだ後、郵送で入会手続きを行う方法の場合、申し込み情報が印字された書面が自宅に届きます。
書面に必要事項を記入・捺印の上、返送しましょう。

⑤ 審査

申し込み内容に基づき、三井住友カードで審査が行われます。

審査回答は最短3営業日で届くと公式サイトに明記されていますが、申し込み者の属性（年収や勤続年数など）や申し込み内容次第で一週間～二週間ほどかかってくることもあります。
審査回答は遅くても必ず届くもので、遅いからといって審査落ちする可能性が高いわけではないので気長に待ちましょう。

審査状況の確認画面は以下です。
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/support.jsp

⑥ 在籍確認

三井住友カードでは、申込者の勤務先・アルバイト先の電話番号に在籍確認の電話をかけることがあります。
電話は必ずかかってくるわけではありませんが、個人信用情報機関（※）に登録されている勤務先情報と異なる勤務先を申告した場合や、個人信用情報機関に信用情報が全く登録されていない場合などは電話がかかってくる可能性が高くなります。

※個人信用情報機関とは、カード会社や消費者金融などの金融機関から個人の信用情報を集めて管理している機関です。

⑦ 口座設定（郵送の場合）

口座設定をインターネットではなく郵送で行う場合、決済口座届が郵送されてくるため、必要事項を記入して返送しましょう。
この際に銀行印を間違えてしまうと口座設定に時間がかかるため注意しましょう。

なお、口座設定が完了していなくてもカードを使うことはできますが、銀行やコンビニでの入金が必要になるので注意しましょう。

⑧ カード発送

全ての確認と審査が終わると、カードが発送されます。カードは申し込みの際に申告した自宅住所宛てに簡易書留にて発送されます。

※以下の場合はらくらく発行が利用できません

郵送で申し込む場合

① 申込書を記入し、郵送する

三井住友カードの申込書に必要事項を記入し、郵送します。
家族カードやETCカードが必要な場合は、ここで同時に申し込むことができます。

② 審査

申し込み内容に基づき、三井住友カードで審査が行われます。

③ 在籍確認

インターネット申し込みの場合と同様に、勤務先・アルバイト先の電話番号に在籍確認の電話がかかってくることがあります。

④ カード発送

全ての確認と審査が終わると、カードが発送されます。カードは申し込みの際に申告した自宅住所宛てに簡易書留にて発送されます。

インターネットでの申し込みがおすすめ

三井住友カードへの入会は、以下の理由からインターネットでの申し込みをおすすめします。

① 入力必須項目が入力されていないと申し込みができないため記入漏れの心配がない
② カード発行までの期間が短縮できる
③ インターネット申し込み限定の入会キャンペーンがある
（キャンペーンの有無や内容は期間によって異なります）
④ 以下のカードでインターネット入会の場合のみ年会費初年度無料になる

審査状況の確認方法

申し込みが完了すると、三井住友カードの審査状況照会ページから以下の必要事項を入力することで、審査状況を確認することができます。

必要書類

三井住友カードを作るには、以下の書類が必要です。

① 本人確認書類

三井住友カードを作る際には本人確認書類が必要です。三井住友カードでは以下の書類が本人確認書類として認められています。

運転免許証または運転経歴証明書が発行されている場合は、他の書類ではなく必ずいずれかの提出が必要なので注意しましょう。

また、申し込みの際に申告した住所と本人確認書類に記載されている住所が異なる場合、申告住所が確認できる以下の書類も提出する必要があります。

これらの書類はいずれも領収書日付があり、発行日より6カ月以内の本人名義のものに限られるため注意しましょう。

② 年収証明書類

三井住友カードでは、以下の場合に年収証明書の提出が必要になります。

三井住友カードでは、以下の書類が年収証明書として認められます。

給与収入・年金収入の方

以下いずれか1点のコピー（直近分）が必要です。

個人事業主の方

以下の2点のコピーが必要です。

なお、個人事業主の場合は事業計画書の提出が必要になる場合があるため注意しましょう。

審査に通るための対策

三井住友カードの審査では、職業や年収などの申し込みの際に申告した項目や、個人信用情報機関に登録されている情報を審査基準にしています。
職業や年収、個人信用情報機関の情報はすぐには変えることができませんが、申し込み方法を工夫することで審査に通りやすくすることが可能です。

ここからは、三井住友カードの審査に通るために今からでもできる対策について説明していきます。

できるだけ全ての項目を記入する

三井住友カードでは、職業や勤続年数など、申し込みの際に申告した項目を点数化する「スコアリング」という手法で審査を行っています。
スコアリングでは、「属性」と呼ばれる職業や勤続年数などの項目を返済能力が高いと推測される順に点数化をしていき、合計点数が三井住友カードの発行基準に達していなければ審査に落ちてしまいます。

そのため、任意項目を含め、できるだけ全ての項目を記入した方がスコアリングの点数が上がり、審査に通りやすくなります。

短期間に複数のカードに申し込みをしない

短期間に複数のクレジットカードに申し込んだ場合、「申し込みブラック」という状態になってしまい、審査に通りにくくなります。
申し込みブラックとは、短期間に複数の申込情報が信用情報機関に登録されている状態のことです。

私たち消費者がクレジットカードに申し込むと、申込情報が個人信用情報機関に登録されます。
三井住友カードが審査中に個人信用情報機関の情報を参照した際に、短期間に複数のカードへの申込情報が残っていると、お金に困っている人・他のカード会社の審査に何度も落ちている人とみなされてしまうため、審査に通りにくくなります。
そのため、クレジットカードの申し込みは、1カ月に1～2件程度に留めておくのが無難です。

申し込み内容に誤りや虚偽（嘘）がないようにする

申告内容に誤りがあると、確認に時間がかかったり、正しい情報が確認できない場合は審査に落ちてしまうこともあります。
申し込みをする際は、誤りのないように注意しましょう。

また、審査に通りやすいようにと申告内容を偽って申し込んでも、審査の中で行われる在籍確認や個人信用情報機関の参照などによりすぐにばれてしまいます。
虚偽の申告がばれると不審な申し込みとみなされて審査に通る可能性が下がるため、申し込みの際は虚偽（嘘の情報）の申告をしないようにしましょう。

キャッシング枠を希望しないで申し込むのがおすすめ

三井住友カードは10万円～50万円のキャッシング枠を希望することができますが、以下2点の理由からキャッシング希望額はできるだけ「その他」にしてキャッシング枠を希望しないで申し込むことをおすすめします。

① クレジットカード会社が守らなければならない「貸金業法」という法律では、収入がない人へのキャッシングは禁止されています。
そのため、収入のない専業主婦や学生など、原則キャッシングを利用できない人がキャッシング枠を希望すると、審査に落ちる可能性が高くなることがあります。

また、収入がある場合でも、キャッシング枠を希望することで、審査の項目が増えて審査に落ちる可能性が高くなることがあります。

② 必要書類の項目でも説明しましたが、キャッシング枠を希望すると収入証明書の提出が必要になる場合があります。
収入証明書を提出すると審査に時間がかかる場合や、収入証明書の不備などが理由で確認事項が発生し、審査に落ちる可能性が高くなる場合があります。

最短30秒で即時発行可能に

三井住友カードは2020年2月にスタイリッシュなデザインになりました。

カードデザイン変更に伴って2020年3月からインターネットから申し込み後、最短30秒でカード発行を待たずに即時利用可能になりました。（未成年即時サービス利用不可）

即時発行に対応しているのは以下のカードです。

即時発行するためには9:00～19:30の申し込みと、連絡可能な電話番号が必要です。

また、以下に該当する場合は即時サービスを利用することができません。

▼即時利用サービスが利用できない場合▼

※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。

カード発行までにかかる期間

①インターネットで申し込みが完了する場合

通常発行の場合は最短で3営業日で審査が完了し、約1週間でカードが手元に届きます。

②インターネットで申し込み、郵送で手続きする場合

インターネットで申し込み、郵送で手続きをする場合、約1週間で審査が完了し、約1～3週間でカードが手元に届きます。

③郵送申し込みの場合

郵送による申し込みの場合、約2～3週間で審査が完了し、約3週間でカードが手元に届きます。

三井住友カードはメリットも大きいので1枚目のカードとしてもおすすめです。

＞＞三井住友カード