さすが越後のそばです|モニター coniさん
関西人ですが以前は仕事で頻繁に新潟へ行ってたので家族にも新潟の蕎麦が一番旨いと話してましたが、他の蕎麦と違って何度買って帰っても自宅ではあのコシが再現できず諦めた過去があります。
生麺が淡い緑色に見えるこのそばも、ふのりを繋ぎに使った新潟伝統のへぎそばですね。それだけに茹でるのは自信無しです。
大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし、生麺を入れると自分で秒数を数えましたが、お椀の用意などバタバタしてる間に書いてある120秒を過ぎてしまい、慌てて笊に開けて流水で揉みました。関西人は盛り蕎麦よりも温かい蕎麦が好きですが、まだ出汁が用意できてなかったので付属のスープをポットのお湯で溶き、急いで麺を入れましたがさらに数分経ってたと思います。
彩に本当は葱が良いのですが生憎無かったので、地元民しか知らない近江野菜の日野菜漬けを載せました。根も葉も食う漬物なのでやや酸味があり、わずかに山葵のような風味もあるのが特徴です。
早速そばを啜ってまず残念だったのが出汁がぬるいこと。蕎麦を冷水で〆てそのまま慌ててお椀に入れたので、ポットのお湯では熱さが足りませんでした。あとで読むと説明にも温麺のときは冷水で〆た後さっと温水を通すように書いてましたね。
さて肝心の麺は、まずツルツルの食感が流石へぎそばです。この食感は他のそばとは違います。でも今回も茹で過ぎみたいで、あのお店で食うコシには遠く及びませんでした。へぎそばは本当に素人では茹でるのがムズイので、思ってるよりも全部早め早めのスピード勝負が要りますね。出汁は温麺では6倍と書いてるので300ccのお湯が要る計算ですが、蕎麦の水分も計算に入れて200ccで溶いたのが正解でした。でも後で説明をよく読むと、付属のかえしと市販のかつお出汁などと合わせるように、とのことなのでこちらも本来の味より劣ったかも。それでも日野菜が上手く纏めてくれて結構美味しく頂けましたけどね。
こういう失敗もあろうかと、最初から2束とも茹でずにもう1束残してあるので、残った束では是非リベンジしたいと思います。
または今回は温麺にしたのでやや延びたかもですが、新潟で食って一番好きだったのは、盛り蕎麦を大根おろしとナメコを入れたかえしで食う方法なので、それなら延びずにイイ感じかも。
こちらの下手さで100%ではなかったですが、それでも十分旨いそばです。
このモニターレポートの商品はこちら
越後伝統 ふのりつなぎ生そば
イチカラ畑さんのふのりそば。 ふのりそばというものを初めていただきました。 へぎぞばという表記...