VIASOカードを解約したい場合は、カード会社である三菱UFJニコスに電話をするだけで手軽に解約手続きができます。
しかし、VIASOカードなどクレジットカードを解約する際には、ポイント残高の確認や支払い方法の変更など、いくつかの注意点があるため気を付けてください。
ここでは、VIASOカードの解約方法と、カード解約時の注意点などを分かりやすくまとめました。
VIASOカードの解約方法は電話のみ
VIASOカードの解約方法は電話のみとなっています。
インターネットや郵送では解約できないので注意しましょう。
VIASOカードを解約(退会)したい場合は、カード番号が必要となるため手元にカードを用意して以下の電話番号に会員本人が電話をかけてください。
家族カードを解約したい場合も同様の方法で解約できます。
NICOSカード退会専用ダイヤル(受付時間:9時~17時・年末年始を除き無休) |
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電話番号:0570-025410(ナビダイヤル) 上記の番号が利用できない場合:03-6732-5777 |
上記の電話番号は自動音声応答のため、電話が繋がったらガイダンスに従ってメニューコードの「1#」をプッシュし、その後に16桁のカード番号と4桁の暗証番号をプッシュしましょう。
退会専用ダイヤルの受付時間は9時~17時まで、年末年始を除き無休となっています。
電話番号は通話料が有料のナビダイヤルで、無料のフリーダイヤルはありません。
ナビダイヤルが利用できない一部のIP電話などから電話をかける場合は「03-6732-5777」にダイヤルしてください。
住宅ローンの審査で必要となるなど、キャッシングを完済した証明として解約証明書を発行したい場合は、解約時に電話口で申し出ましょう。
カード会員が亡くなった場合はカード裏面の電話番号に電話をする
カード会員が亡くなったためVIASOカードを解約したいという場合は、手続きが必要となるためカード裏面に記載された電話番号に電話をして、オペレーターの指示に従ってください。
カードを解約してもリボ払いや分割払いは継続して利用できる
VIASOカードでリボ払いや分割払いを利用している場合でも、カードを解約した後もリボ払いや分割払いとして継続して支払いができます。
解約するからといって一括で支払う必要はありません。
リボ払いや分割払いの支払い残高はインターネットのWEB会員サービス「Net Branch」で確認が可能です。
分割払いやリボ払いの残金を一括払いで支払いたい場合は、指定口座への振込または支払い口座からの引き落としで支払えます。
指定口座への振込で一括返済したい場合
指定口座への振込で一括返済したい場合は、電話の自動音声応答で振込金額と口座情報の案内を聞き振込日を決定し、ガイダンスに沿って操作を行います。
電話が繋がったらメニューコード「13#」と16桁のカード番号・4桁の暗証番号をプッシュしましょう。
振込手数料は会員の負担となる点には注意してください。
支払い口座からの引き落としで一括返済したい場合
支払い口座からの引き落としで一括返済したい場合も、電話でカード会社に連絡を入れてください。
この場合は、毎月27日の引き落とし日に口座振替で一括返済が行われます。
リボ払いならこの他にも、月々の返済金額を増額することや、ATMで残金の一部を支払うことも可能です。
月々の返済金額を増額する場合は、インターネットのWEB会員サービス「Net Branch」にログインを行い、「お届け内容の変更」の「リボお支払いコース金額の変更」から手続きができます。
WEB明細は最大14か月後の末日まで確認できる
VIASOカードを解約した場合でも、WEB明細は最大14か月後の末日まで確認することができます。
VIASOカードの解約後に明細を見たい場合は、インターネットのWEB会員サービス「Net Branch」にログインして明細を確認してください。
VIASOカードを解約する際の注意点
入会直後は解約しない方が無難
VIASOカードに限らず、クレジットカードは入会直後に解約しない方が無難です。
これは、キャンペーン目的での入会を疑われるためで、最低でも半年以上経って、カードを利用してから解約した方が良いでしょう。
VIASOカードは持っているだけならお金がかからない年会費無料のカードなので、すぐに解約する必要もありません。
カードの有効期限が切れても退会にはならない
VIASOカードの有効期限が切れる場合も、通常は更新カードが送られてくるため退会にはなりません。
更新カードが届かない原因は、引っ越した後にカード会社に住所変更届を出していなかった場合や、延滞などを起こして契約の更新が行われなかったことなどが考えられます。
カード会社によっては全くカードを利用していないと解約となってしまうケースもあるので注意しましょう。
ETCカードや家族カードも自動的に退会扱いとなる
VIASOカードでETCカードや家族カードを発行している場合、本会員のカードを解約するとETCカードや、家族会員の家族カードも自動的に退会扱いとなってしまうので気を付けてください。
ETCカードや家族カードは本会員のクレジットカードに紐づくカードのため、本会員のカードを解約した後に単独で使い続けることはできません。
利用できなくなったETCカードを車載器に挿入すると、高速道路のETCゲートが開かず事故の恐れがあるため絶対にやめてください。
また、家族カードを利用している家族がいる場合は、トラブルを防ぐためにカード解約の際には了承を得ておきましょう。
カードを解約するとポイントが失効してしまう
VIASOカードを解約した場合、たまっていたポイントは失効してしまいます。解約後にポイント交換はできないため注意しましょう。
VIASOカードは、1年間の蓄積ポイントに応じて対象月にキャッシュバックが行われるカードです。
もし、1年間に1,000ポイント以上貯められるのであれば、解約は待った方がお得な場合があります。
VIASOカードは年会費無料なので、ポイントのたまり方に応じて解約のタイミングを遅らせることができるのもメリットです。
もう少しで1,000ポイントが達成できるという場合は、キャッシュバックを受けてから解約しても遅くありません。
VIASOカードのポイントは自動キャッシュバックとなる
VIASOカードのポイントの蓄積期間は「入会月を基準に1年間」となっていて、累計ポイントが合計1,000ポイント以上であれば1ポイント=1円としてポイント還元対象月に自動でキャッシュバックされます。
例えば、1月に入会した場合のポイント蓄積期間は2月~翌年1月付与分となり、ポイント還元対象月は1月です。
【1月に入会の場合】
- ポイント蓄積期間:2月~翌年1月付与分
- ポイント還元対象月:1月
VIASOカードの入会月を確認したい時は、カードが送られてきた際の送付明細に記載されている「カード初回発行日」を参照してください。
公共料金などの支払いに利用している場合は支払い方法を変更する
公共料金や携帯電話料金など、各種料金の支払いにVIASOカードを利用している場合は、解約の際に支払い方法の変更が必要です。
支払い方法の変更を行わないでいると、引き落としできず料金を滞納してしまうので気を付けてください。
例えば電気料金の支払いに利用している場合は電力会社で手続きを行うなど、それぞれ支払い方法の変更を行わなければいけないので注意しましょう。
特に、携帯電話本体を分割払いにしている場合、延滞(滞納)を起こすと信用情報であるクレジットヒストリーに傷が付いて今後カードやローンの審査に影響してくるので要注意です。
2年以内に延滞を起こした場合はクレヒスに注意
VIASOカードで延滞を起こした場合にすぐカードを解約すると延滞の記録が残ったままになり、その後のカードやローンの審査に影響が出る恐れがあります。
この場合、カードを使い続けていれば2年で信用情報(クレヒス)に付いた延滞の記録は消えますが、すぐにカードを解約すると延滞の記録が残ったままとなるのです。
ただしこれは軽佻な延滞の場合だけで、61日以上もしくは3か月以上の延滞を起こすなど「異動」の記録が付いている場合は5年間審査に影響が出ます。
iDやQUICPayなどの電子マネーが利用できなくなる
VIASOカードをiDやQUICPayといったポストペイ(後払い方式)の電子マネーの支払いに利用している場合、カードを解約すると電子マネーも使えなくなります。
例外としてSuicaや楽天Edyといったプリペイド式の電子マネーなら残高が残っているうちは使えますが、ポストペイ型の電子マネーを利用している場合は特に注意してください。
解約すると新しいカードが作れなくなる場合もある
VIASOカードの申し込み時と比較して、職業や年収が変わっていると新しくカードが作れなくなる場合もあります。
クレジットカードの入会には審査があり、職業の他にも勤続年数などもみられるので、転職したり年収が下がっていると、新しいカードが作れなかったり、カードの限度額が減ってしまうケースもあるので注意してください。
カードは細かく切って処分する
VIASOカードを解約が完了するとカードは使えなくなるので、カード番号や名前などが読めないように細かく切って処分しましょう。
カード内のICチップにも情報が入っているので、ICチップの部分は特に細かく切って処分してください。
家族カードやETCカードも同様に使えなくなるので細かく切って処分します。
ゴミに出す際も、カードを復元されないように何回かに分けて出すと安心です。
VIASOカード
カードの特徴
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループを親会社に持つ三菱UFJニコス株式会社が発行するクレジットカード。貯めたポイントは自動的にキャッシュバックされるシステム
発行会社 | 三菱UFJニコス | ポイント還元率 | 0.5% |
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年会費 | 無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高100万円 |
電子マネー | - | ポイント | VIASOポイント |