優しさ溢れるうどんを初食|モニター 「み」さん
うどんの汁は関東風と関西風があって~
…正直、うどんの違いは汁の違いくらいだと思っていた。
そして強弱はあれど、うどんはコシがあるのが当たり前だと思っていた。
このうどんの存在を知るまでは。
そう。
伊勢うどん。
伊勢うどんとは、お伊勢参りの帰りに、参拝者の方が食べる時、お伊勢参りで疲れていても、簡単に食べられるようにということで、コシがないうどん。
そりゃ、昔はお伊勢参りをするにも徒歩以外に選択肢はないのだから、うどんにコシがあったら、疲れ果てている時はうどんでさえ噛みきるの大変だもんな~。
そんな優しさから生まれた伝統的なうどん。
奥が深い!
ということで、このたび食べる伊勢うどんは、山口製麺の常温伊勢うどん。
伊勢うどんってコシのない柔らかいうどんだけど、実店舗で食べないテイクアウト用or市販用ってなると、あの柔らかさがどのように実現されているのかが気になるよね。
コシのあるうどんなら、冷凍うどんで結構あるけど。
ということで、作ってみる。
まずは沸騰させたお湯を用意。
うどんはパックの中に入っているんだけど、柔らかくてもっちりしている麺だから、パックからうどんを出す時、貼り付いて全然下に落ちない!
ということなので、パックを開けるための切れ込みが入っているけど、それで切るだけじゃ駄目!
そこから切ったら、1度パカーっと開けて、はさみで切れ込みを入れて、その切れ込みをうりゃーっ!と引きちぎって、ドボンとお湯の中に落とす。
で、残った麺は優しく箸でお湯の中へ。
とやった方がよい!
わかりにくい表現だけど。
一辺しか切らずにお湯の中に麺を入れようとしても、全然落ちてこないわけで、それを無理矢理箸でパックから引っぺがそうとすると、せっかくの柔らかい麺がバラバラのぐちゃぐちゃになるので、麺の取り扱いは壊れ物を扱うかのようにお願いします…。
そして2~4分茹でる。
そんなに茹でて大丈夫なのか!?
柔らかいうどんだから、なくなって消えないか!?
せめて茹で時間1分だろ!?
と思ったけど無事だった。
茹で終わったら、冷水でしめることは一切なし!
コシがない麺がウリだからね。
そしてうどんを椀の中へ入れたら、つゆをかける。
結構色が濃いつゆだけど、特にお湯で薄める必要はなし。
せっかくなので、温泉たまごを乗せて食べてみるよ!
茹でてる時から思ってたけど、麺が柔らかでふわふわ~!
歯がなくても食べられそうなくらい。
麺は柔らかいけど、太くて食べ応えがある。
優しい味付けがぴったりのうどんだね!
つゆを変えれば、うどんをちいさくちぎって離乳食でもあげてもよさそうなのでは?
今はなるべく外出を控えているご時世だけど、平和な日常が取り戻せたら、実際にお伊勢参りに行って、その帰りに伊勢うどんを本場で食べたいな。
そう思わせてくれる大満足なうどんでした!
このモニターレポートの商品はこちら
![](/upload/save_image/01161407_5e1fef8d115b7.jpg)
常温伊勢うどん3食入り(たれ付)
山口製麺の、昔ながらの伊勢うどんをお試しさせていただきました。 私は出身が四国なので、うどん...