想像とはまったく異なる味わいでした?｜モニター LuRuさん

チョウザメと言ったら「キャビア」ですよね。キャビアに関しては、友人の結婚式でサーブされた食事にちょこっとだけ盛られてて、「世界三大珍味らしいけど、なんかしょっぱいな・・・」という貧相な感想しかなかったんですけど、実は親であるチョウザメ自体も食用できるんです。ちなみにサメと言っても、単に見た目がサメっぽいからこういうネーミングなだけで、3億年前から生き続けている古代魚なんですって。淡水魚なので海には生息しておらず、清らかで豊富な天然水があるところではチョウザメを養殖している日本の自治体もあります。近場でそういった取り組みをしているところがあって、前々からチョウザメの味に興味津々だったので、このテロワールメノカミさんで取り扱っている「チョウザメ冷燻スモーク」は量的にもお値段的にもトライしやすい感じでGOOD☆　それにチョウザメ柄のモダンなパッケージだから、ホームパーティにお呼ばれしたときの手土産にもいいかも。

さっそく封を開けると・・・薄くスライスされた冷燻スモークがパック詰めされて、二人の晩酌でちょうど消費できそうな量。冷燻スモーク自体はかなりオイリーですね。パック袋やトレイ、指先もベッタベタ。いや～これはスモークサーモンより脂っぽいかも。白身の魚なので、もっとあっさりとした淡泊なイメージだったんですが全然違ってました。あと匂いもちょっとクセがあります。少し生臭い感じ。。。味覚に関しては個人的な主観でしか語れないので、少し厳しめの評価になってしまうのですが、わたしの好みではなかったです。もともと大トロやブリなどの脂がのった系の刺身が苦手なタイプだからかもしれません。この「チョウザメ冷燻スモーク」はマリネにしてもオイリーで生臭さも残り、最後は火を通してみたのですが、それでも独特のクセは消えてくれなくて。。。しかも加熱したらめちゃくちゃ縮んでしまった(泣)

いろんなアレンジがしやすい食材だとは思うので、カルパッチョや生春巻きなど、活用レシピは無限大。結果的に今回はたまたま自分好みの味ではなかったけど、酒飲みとしては実に悔しい。。。さておき、日本の地方産業を盛り上げてくれる(かもしれない)チョウザメ養殖、これからも応援したいと思います。

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チョウザメ冷燻スモーク