佐藤不要でおいしい｜モニター あかりんごさん

石川県能登の米飴を試してみました。
こちらを作っているのは横井商店というメーカーで、世界遺産能登の地で作られる唯一の米飴メーカーです。
500年続く伝統の味「松波米飴」は、能登産米と石川県産の大麦だけで作られる発酵食品です。
「松波米飴」の材料は、地元・能登産米と石川県産の大麦を使用した 「おやし」 のみ。
砂糖や添加物は一切加えず、天然素材にこだわりました。お米と大麦だけで作られる米飴です。
うるち米を蒸して「おやし」を加え、一晩寝かせて醗酵させます。これを麻袋に入れて絞った汁を直径1mはある大釜に入れて、じっくり煮詰めること5時間。
釜につきっきりで、しゃもじで何度もすくいながら飴の粘り具合を確かめます。
通年同じようにするには添加物が必要になりますが、天然素材の無添加にこだわり、飴の固さを「長年の勘」で調整していくのです。
「松波米飴」は米を長期保存する意味もあって能登町松波地区に500年前から作られ、貴重な砂糖の代わりとして各農家での自家需要の他に縁日などでも販売されていました。

食べ方としてはそのままお口に入れてもよし、甘味料としてお料理に使うのにもとても便利です。
魚の煮つけなら少し入れるだけで簡単に味つけができます。この飴だけでみりんと砂糖の役割が可能です。
照りが出て見も締まり美味しくなるとのことです。
他には風邪のときに食べたらいいと言われるはちみつ大根も、はちみつの代わりに飴を使用できます。
卵焼きにも米飴を湯煎にかけて柔らかくし、水、酒、しょうゆを加えて作ることができます。
お肉料理なら照り焼きチキンがよさそうです。飴と酒、醤油だけで作れます。

とろっとしていますが固くはなく、においはみたらし団子に似ていました。
砂糖の代わりになるので色々な料理に使えそうです

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石川県能登の米飴