3分でもちもち太麺。和の素麺技術が生んだ新パスタ『てのべDEパスタ』|モニター こゆさん
「日本人は、もちもちしたものが好きな民族」と言われていますが、例に漏れず、私もそのうちの一人です。
「独特のもちもちの食感」と言うフレーズが気になって、『てのべDEパスタ』を食べてみました!
日本生まれのもちもち乾麺パスタをレビューします。
▼このような方にオススメです
- 好きな食べ物がパスタの方
- もちもち食感に目がない方
- 小豆島に行ってみたい方
- 簡単・時短を探している方
- パスタのゆで時間が長いと思っている方
(1)一本太さがすべて絶妙に違う
パッケージは、イタリア国旗を思い出す赤・白・緑の3色カラー。
『てのべDEパスタ』というポップなネーミングによって、“手延べ”という伝統技術の重厚さがカジュアルに見えます。
<商品詳細>
原材料:デュラム小麦のセモリナ、食塩、オリーブ油
内容量:一袋200g
原産国:日本(小豆島)
製造者:キンダイ製麺株式会社
麺はスパゲッティよりも太め。タリオリーニに近いです。
よく顔を近づけて表面を見てみると、微細な違いだけれど太さにばらつきがあることに気がつきました。
手延べで伸ばすと、こんなふうになるのですね。いつも食べているスパゲッティは均一なので、クラフト感がとても新鮮に映ります。
(2)タリオリーニ級の太麺が、たった3分でできる
通常はお湯の中に塩を入れますが、この乾麺には練りこまれているので、塩は不要。お湯の中にパスタをシャッと投入するだけ。麺を入れるとすぐにフニャッとなり、柔らかくなるスピードはスパゲティよりとても早いです。
茹で上がった麺は、乾麺とは思えないもちもち感です。
弾かれるような弾力があって、生麺をも超えちゃうんじゃないかっ…てくらいの驚愕のプリップリ感です。
(3)もちもち食感とコシの強さがすごい
JAPANのパスタに敬意を評して、できるだけ、和の食材を使いたいと思います。
<干し白菜とえのきとゴボウの魚醤ツナマヨパスタ>
自家製のマヨがあったので、パスタの味付けに。このパスタが生まれた小豆島は醤油も名産なので、醤油を足したいけど、海に囲まれた島だから、魚の醤油(魚醤)にしよう。旨味凝縮のために軽く干しておいた白菜と、ゴボウのささがき。きのことツナの旨味もたして、フライパンで炒めて、ボウルに加える。
実は、ゴボウは海外では食べない和の食材なんですよ〜。
漢方でちょっとあるくらいかな。
茹で上がったパスタも入れて、ぐるぐるぐる。 完成!
パスタはぷりもち。
干し白菜はシャキシャキ。
ごぼうは…ゴリゴリ。
たくさんの食感を魚醤マヨがまるくおさめる楽しいパスタになりました。
<ポルチーニとしめじほうれん草の豆乳クリームパスタ>
今回は、イタリアに傾倒。
イタリア旅行で買ってきたドライポルチーニで出汁をとって、しめじとほうれん草を具材にチョイス。豆乳で少し伸ばしました。母に何も言わずにごちそうしたら、「麺がちがう」とすぐに気が付きました。インスタントラーメンのCMを思い出しました。
このもちもちは、メニューを想像するのが楽しいです。
加熱をしても、もちもちが続くなら、ドリアのように上からかけて焼きパスタとか。クリームシチューにドボンして、スープの中から引っ張り上げたいなとか。懐かしの喫茶店のナポリタンをこれで作ったらめっちゃモチモチで美味しいんじゃないかとか。試してみたいことが、続々と出てきます。
(4)パッケージとパスタ、外面と中身のギャップがすごい
『てのべDEパスタ』のネーミングとパッケージのカジュアルさ。
でも食べてみると、パスタはモッチモチのコシのある太麺。
その中身の本気と、外面のパッケージとの差がすごいです。
ロングパスタは、ところてんのように生地を型に入れて、押し出して作るもの。2種類の型があり、それによってパスタに違いが出ます。ツルツルの表面で、コシがあって、安く購入できるテフロンダイスを使った麺と、ざらざらの表面で、モチモチして、お高いブロンズダイスの麺。
ところが『てのべDEパスタ』は、どちらか一方に当てはまりません。
もちもちだし、コシはあるし、延ばしているから表面は少しざらつきもあって、両製法のいいところを持っているんです。新しいパスタだな〜と思いました。
(5)まとめ
「コシのあるもちもち麺がたった3分で茹で上がる」というのは、本当でした。手延べの不思議ですね〜。
このパスタを一言で表すと、「日本生まれの新パスタ」です。
小豆島の手延べ製法だから成り立つ、イタリアの麺とも異なる美味しさの新パスタ。
もちもち好きなら、お試しあれです。
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