北海道・音更が生んだ白い黄身のたまご「米艶」。いつものたまごと比べてわかった「おいしいたまご」の条件とは?|モニター こゆさん

 

モニターレポート

北海道・音更が生んだ白い黄身のたまご「米艶」。いつものたまごと比べてわかった「おいしいたまご」の条件とは?

こゆさん (30代 / 女性)

 2021/05/11

はるばる津軽海峡を越えて、埼玉県の我が家にたまごがやってきました。出発地は、北海道・音更にある竹内養鶏場。
今回は、白いたまご「米艶」の実食レビューです。


●竹内養鶏場「米艶」とは
たまごのおいしさは「エサ」「環境」「鮮度」の3要素で決まります。
いろいろ調べてみましたが、竹内養鶏場はどれもバッチリでした。

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文字数の都合上、この3要素についての部分は省略しますが、ブログでは詳しく書きました。
海外の状況なども少し触れています。
ブログ:https://mugmum.hatenablog.com/entry/2021/05/09/093323
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今回、食べたのは「米艶」というブランド。北海道産のお米をメインに食べているニワトリが生んだ、レモンイエローの黄身が特徴のたまごです。

1パック10個入りで、2パック届きました。

ベージュ色の殻です。殻の色はトリの羽の色だと聞いたので、ウェブサイトをチェックしたところ、本当におんなじ色でした。

殻を割ると…、ジャーン! わぁ、本当にレモンイエロー!

パステルカラーで、艶やかな、美しい黄身の色です。

そのまま味見すると、やわらかなおいしさ。じんわり広がる繊細なうまみです。



●レシピ「プルンプルンの白い台湾カステラ」

<レシピ>
・米油 大さじ2
・たまご 3個
・薄力粉 40g
・甘酒 大さじ6

参考にしたレシピ:https://www.futari-gohan.jp/taiwan-castella/

1:油を湯煎で60度くらいに温めて、薄力粉を混ぜる
2:卵黄と卵白を分け、卵白はツノが立つまでメレンゲにする
3:卵黄のボウルにメレンゲをひとすくいだけ入れてしっかり混ぜる。このとき気泡は潰してOK!
4:残りのメレンゲに3を入れて、さっくり切るように混ぜる。この時は気泡を潰さないように
5:生地を型に流しこんだら、ぬるま湯を2cmほど入れた耐熱仕様のバットに入れて、余熱で150度に温めたオーブンで30分焼く

ベーキングパウダーを入れていないのに、こんもりと盛り上がっています。そして、こんがり。中は、どうかな…

おぉ、白い!


いつものたまごで作った台湾カステラとの比較をブログに乗せましたが、全然違いました。


一切れにカットして、いただきます〜! 

フワッフワで、シフォンみたい。甘さがかなり控えめで、甘酒を入れたので、ほんのりお米の味もします。上品でおいしい。見た目も食パンマンみたいで、キュートです。
※ただ反省点があり、真ん中の火の入りが甘かった。水分量が増えたことが原因なので、次回はレシピを調整して作ります。




●レシピ「フランス式オープンサンド 半熟たまごのタルティーヌ」

<レシピ>
・たまご 1個
・カンパーニュのスライス 1枚
・葉物野菜 ひとつかみ
・生で食べられる油 大さじ1
・お酢 大さじ1
・塩 少々
・バター 少々
・粒マスタード 少々

1:お湯を沸騰させて、冷蔵庫から出したたまごをドボン。6分30秒茹でたら、冷水にドボン
2:ボウルに油、お酢、塩を入れて、泡立て器で混ぜる。とろりとなったらドレッシングの完成。洗った葉物野菜を入れて合える
3:カンパーニュをトースターで焼いて、バターと粒マスタードを塗る
4:お皿にカンパーニュ、サラダ、半分に切ったたまごを乗せたら完成!

今回は季節に合わせて春キャベツで。色のアクセントに、玉ねぎとパプリカのスライスを乗せて、たまごを乗せて、完成。

むむ、めっちゃおいしい。

他の料理もおいしかったですが、このゆでたまごが一番おいしい。たまごの味が上品で、コクがあるけどすっきりしていて、後味がとてもおいしい。

いいたまごは、そのままで食べるのが一番おいしいんだなぁとしみじみ感じました。


●おいしいたまごは、そのままがおいしい
半熟たまごの味が気に入ってからは、ほとんど茹でて食べました。おいしかった〜。これは、そのままの味を楽しんでもらいたいたまごです。ひとつ難点があるとすれば、養鶏場との距離。わたしが北海道に住んでいて、気軽に買える距離ならふだん使いしたいけれど、さすがに遠方だと毎回の郵送費もかかり、ちょっと厳しい。

だから、この手塩にかけたたまごはそのまま食べる用にして、料理で使うたまごは近くのスーパーで購入するという2パターンでの使い分けなら、ありです。

私の職場のキッチンでも、たまごは2種類仕入れていて、そのまま食べるものと、マヨネーズなど調味料の原料にするものとを使い分けています。塩や油をたくさん合わせるから、繊細な味を生かせないんですね。素材の特徴に合わせて、自分のできる範囲でよりよく取り入れる。

料理上手って、そういうことなのかも、って今回の実食で思いました。

「おいしいたまご」ってなに? と思う方は、ぜひ竹内養鶏場の大事に育てられた米艶を一度食べてみてください。

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白いたまご 米艶

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