【青天を衝けの見逃し配信】公式配信サイトで無料視聴する方法!再放送はある?

「青天を衝け」を見逃した人のために、動画配信サービスを活用して無料で視聴する方法を紹介します。

見逃し放送を探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

この記事の結論
 「青天を衝け」を無料で見るなら U-NEXTの無料トライアルを利用するべき!

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  • 220,000本以上が見放題作品!最新レンタル作品も多数!
  • 初回31日間は無料で利用可能!
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※解約はいつでも可能です

青天を衝けを配信中の動画配信サービス一覧

※最新情報は各自でご確認願います。

動画配信サービス 配信状況 初回無料期間 月額料 初回登録ポイント

※NHKまるごと見放題パックに加入の必要あり
31日間 2,189円(税込) 1,200ポイント
※無料トライアル中は600ポイント

※NHKまるごと見放題パックに加入の必要あり
30日間 500円(税込)
× 30日間 2,659円(税込) 1,100ポイント
× 2週間 618円(税込) 550ポイント
× 31日間 550円(税込)
× 2週間 960円(税込)
× 2週間 976円(税込) 100ポイント
× 2週間 1,026円(税込)
× 2週間 1,017円(税込) 550ポイント
× 無し 990円(税込)

現時点で、青天を衝けを配信しているサービスはU-NEXT・Amazonプライムビデオですね。

ただ、これらの中で初回トライアルを活用してより低価格で視聴できるのは、U-NEXTのみです。

青天を衝けを視聴する際に、月額990円のNHKまるごと見放題パックに加入する必要があるのですが、

U-NEXTでは初回登録時にポイントが付与されるため、全てではありませんが、そのポイントを使って、「青天を衝け」をより低価格で視聴することができます。

Amazonプライムビデオに関しては、初回登録時のポイント付与がありませんので、より低価格で視聴したい方はU-NEXTがおすすめです。

この記事では、青天を衝けの作品内容と、青天を衝けを配信しているU-NEXTの特徴や視聴方法について詳しく紹介します。

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※解約はいつでも可能です

記事のまとめ

  • 青天を衝けの見逃しフル動画を低価格で見るならU-NEXT
    1. 本編はもちろん、吉沢亮さんや上白石萌音さんが出演する他作品も見放題
  • U-NEXTは初回31日間の無料トライアルを実施中!
    1. 無料期間内で解約することも可能
    2. CMや広告なしで快適に動画を楽しめる
    3. パソコン以外にもスマホやタブレットに対応
    4. 好きな時間に動画を楽しめる

 

青天を衝けの見逃し配信を低価格で見る方法

ネット上には違法にアップロードされた無料動画も存在しますが、それらを視聴すると法的に罰せられます。

また仮にバレなかったとしてもウイルスに感染し、パソコンやスマホからクレジットカード情報を盗まれる可能性もあります。

大きな損害を受けて警察に被害届を出したら、違法視聴のせいで自分が逮捕されては笑えません。

もちろんこの記事でご紹介するのはそのような危険な方法ではありません。

今回ご紹介する方法は、動画配信サービスの無料お試し期間を活用して無料で視聴するというものです!

なぜ動画配信サービスで無料視聴ができるのか?

動画配信サービスは月額料金や都度払い料金が必要となるため、無料視聴はできないのでは?と思うかもしれません。

実は、ほとんどの動画配信サービスでは「初回登録の人限定で月額料金が無料になるキャンペーン」を行っています。

なぜそのようなキャンペーンが行われているのかというと、悪い評判を極力抑えるためです。

いくら公式で「○万本の動画を配信している!」と宣伝していても、自分にとって興味の無い作品ばかりでは契約して損したと感じてしまいます。

また、公式アプリの使い勝手や操作方法、持っているデバイスで上手く動作するかなど、使ってみないと判断できない要素はいくつかあります。

だからこそ、どの動画配信サービスでも基本的には月額料金の無料期間を設定して、損したと思われないように対応しているのです。

そのため、無料期間中に動画配信サービスを解約をすれば、1円も請求されずに無料視聴が出来るのです。

※月額料金以外の追加料金が必要な作品だと無料視聴できないので、注意してください。

無料視聴のキャンペーンは動画配信サービスが提供する正式なサービスなので、遠慮なく使い倒してしまいましょう!

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さて、動画配信サービスを利用したことが無い人にとって、U-NEXTのサービス内容を詳しく知らないと思います。

  • 月額料はいくら?
  • どうやったら低価格で視聴できるの?
  • どんな動画が配信されているの?
  • 使い勝手はいいの?

このような疑問にお答えするために、U-NEXTについて少し詳しく解説していきます。

U-NEXTの特徴

U-NEXTの特徴を簡単にまとめると次の通りです。

Checkポイント
  • 220,000本以上が見放題作品!最新レンタル作品も多数!
  • 動画以外にも雑誌やコミックも楽しめる!
  • 毎月もらえる1,200円分のポイントでレンタルや電子書籍も気軽にできる
  • 無料トライアル期間中の解約もOK

飲食店に流れているBGMや音楽を提供する会社であるUSEN(有線)と同じ会社であるため、動画コンテンツのバランスが良いです。

最新作や話題作のレンタルなど、他の動画配信サービスではなかなか視聴できないコンテンツもしっかり配信してくれます。

では続いてU-NEXTの詳細な情報を確認していきましょう。

U-NEXTの基本情報
月額料金 2,189円(税込)
作品数 約220,000本
同時視聴数 1アカウントで4端末
視聴できる端末 スマホ/タブレット/TV/PC
無料期間 初回1ヶ月無料
ポイント 毎月1,200円分相当のポイント付与
ビデオ 見放題
ダウンロード機能
アダルトビデオ(成人向け) 〇(ブラウザ専用)

U-NEXTの月額料金は、動画配信サービスの中では高い価格帯です。

もっと安い動画配信サービスもありますが、一方でU-NEXTは他の追随を許さない圧倒的なコンテンツ量があります。

またポイントも1,200円分が毎月付与されるので、動画配信サービスを使い倒したい人にはむしろ安い方だと思います。

また、動画だけでなく漫画や雑誌なども読み放題なので、空いた時間をより楽しむことができます。

U-NEXTで配信しているその他のコンテンツ

U-NEXTが配信しているその他の具体的なコンテンツは下記の通りです。

  • SPY/スパイ
  • 魔王学院の不適合者
  • Re:ゼロから始める異世界生活
  • キム秘書はいったい、なぜ?
  • ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
  • ヲタクに恋は難しい
  • 炎炎ノ消防隊 弐ノ章
  • 太陽の末裔 Love Under The Sun
  • メイズ・ランナー
  • ハイキュー!! OVA「陸 VS 空」
  • 鬼滅の刃
  • サム、マイウェイ ~恋の一発逆転!~
  • パラサイト 半地下の家族
  • 彼女、お借りします
  • 竜の道 二つの顔の復讐者

上記のコンテンツはあくまで一部なので、自分が気になるコンテンツが無いかぜひ公式サイトにてチェックしてみてください!

無料視聴するためのU-NEXTの登録・解約方法

U-NEXTで無料キャンペーンを利用するためには、登録方法と解約方法を知っておく必要があります。

下記をクリックorタップすることで、具体的な登録方法と解約方法をチェックしておきましょう!

U-NEXT公式サイトにアクセスする

U-NEXT公式サイトにアクセスをします。

「まずは31日間無料体験」のボタンをクリック

上記画像の赤枠で囲まれている「まずは31日間無料体験」をクリックします。

「今すぐはじめる」のボタンをクリック

U-NEXTのサービス概要ページになるので、上記画像の赤枠にある「今すぐはじめる」をクリックします。

お客様情報の入力

続いて氏名やメールアドレスなどの入力を求められるため、必要事項を記入していきます。

全て入力が完了したらページ下部の次へをクリックします

無料トライアルとクレジットカード情報を入力

続いて無料トライアルへの申し込みを確認されるので、チェックを入れておきます。

さらにクレジットカード情報など決済方法の入力を求められるので、そちらも入力します。

登録完了

確認画面をチェックして問題なければ登録完了です!

早速自分の観たいコンテンツを探してみましょう。

U-NEXT公式のヘルプセンターに解約方法が画像付きで紹介されています。

最新情報となっているので、下記より確認してみてください。

解約方法がわからない | U-NEXTヘルプセンター

解約方法がわからない(Amazonアカウント、AppleID以外で会員登録した方) | U-NEXTヘルプセンター


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青天を衝けの作品情報まとめ

ここからは「青天を衝け」のキャストやあらすじなどの情報をまとめていきます。

番組公式サイト https://www.nhk.or.jp/seiten/
YouTube 現時点で未公開
公式ツイッター https://twitter.com/nhk_seiten
公式インスタグラム https://www.instagram.com/nhk_seiten/#
ウィキペディア 青天を衝け – Wikipedia

青天を衝けの見どころは?

青天を衝けは、渋沢栄一の生涯を描いた大河ドラマです。

渋沢栄一の人生は順風満帆ではなく、挫折を多く味わった波乱万丈な人生でした。

田舎の農民に生まれ、幕臣になると幕府がつぶれて失業武士に。

明治新政府に仕官になり政治の世界で活躍した後は、辞表を出し民間人へ。

その後は実業家として、銀行や保険、鉄道などを生み出し、日本の土台を築きあげていきました。

挫折を何度味わっても前へ進んでいく渋沢栄一はエネルギッシュで、観ている私たちに生きるエネルギーを与えてくれます。

渋沢栄一を演じるのは、国宝級の顔の美しさと言われている吉沢 亮さんです。

デビュー後は「恋する香港」など多くのドラマや映画、舞台で活躍し、日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞した経験もある人気のイケメン俳優です。

本作では、大河ドラマ初出演にして主演を務めます。

また、平成生まれの俳優さんが大河ドラマの主演を務めるのは、初めてです。

吉沢亮さんは「時代の変わり目を描く大河のおもしろさを丁寧に演じたい」と意気込んでいます。

渋沢栄一の父・渋沢市郎右衛門(しぶさわいちろうえもん)を演じるのは、小林薫さんです。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」やドラマ「白い巨塔」など数えきれないほどの作品に出演しているベテラン俳優さんです。

本作では、厳格な父だが破天荒な渋沢栄一生き方を誰よりも応援した父を演じます。

渋沢栄一の母・渋沢ゑいを演じるのは、元歌手の女優、和久井映見さん。

東京ディズニーランドでスカウトされ、芸能界入りしました。

日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞、山路ふみ子映画賞 新人女優賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞など他にもたくさんの賞を受賞しています。

大勢の出演者・スタッフによって作り上げられる大河ドラマで頑張って演じていきたいとコメントしています。

渋沢栄一の姉・渋沢なかを演じるのは、村川絵梨さん。

主演を務めた映画「花芯」で体を張った演技をして注目されました。

本作では思ったことをズバズバとはっきり言う、渋沢栄一にとっても怖い存在である姉を演じています。

連続テレビ小説「風のハルカ」でも、本作の脚本家・大森美香さんにお世話になり、また一緒に仕事できることを喜んでいます。

その他にも堤 真一さん、高良健吾さん、岡田健史さん、玉木 宏さんなど主演レベルの豪華な俳優さんが揃って出演しています!

「青天を衝け」を観たい方は、是非テレビでの放送や動画配信サービスで視聴してみて下さいね!

青天を衝けのキャスト一覧

渋沢栄一

役者:吉沢 亮(Wikipedia)
役者:小林優仁(子供時代)

渋沢中の家の長男。幼いころから人一倍おしゃべりで剛情っぱり。
従兄である惇忠の影響を受け、読書に没頭する日々を送る。勤勉な父・市郎右衛門の教えを受け、藍玉づくりの仕事の奥深さを知り、思わぬ商才を発揮していく。

渋沢市郎右衛門(栄一の父)

役者:小林 薫(Wikipedia)

「中の家」を立て直すため婿養子として入る。骨身を惜しまず働く勤勉家で、家業の研究に余念がなく、藍玉づくりの名手と呼ばれた。四角四面で厳格な父だが、破天荒な栄一の生き方を誰よりも支援した。

渋沢ゑい(栄一の母)

役者:和久井 映見(Wikipedia)

冬には羽織を手にして栄一を追いかける姿が「羽織のおゑい」と呼び親しまれるほど、栄一を愛情深く育てた慈愛の母。お人よしで情け深く、「みんながうれしいのが一番」の精神を幼き栄一に教える。

渋沢なか(栄一の姉)

役者:村川絵梨(Wikipedia)
役者:小田菜乃葉(子供時代)

栄一の姉。優しい母とは打って変わり、歯に衣着せぬ物言いで、栄一にとってはおっかない存在でもある。年ごろに育ったなかの縁談を巡って、ちょっとした騒動が起きるが……。

渋沢てい(栄一の妹)

役者:藤野涼子(Wikipedia)

栄一の妹。年の離れた栄一にかわいがられ、天真らんまんなお兄ちゃん子となる。栄一にとっては、何でも話せ、生涯にわたって信頼のおける肉親だった。やがて栄一の妻となる千代の心の友に。

徳川慶喜(徳川斉昭の七男・のちの将軍)

役者:草彅 剛(Wikipedia)
役者:笠松基生(子供時代)

徳川斉昭の七男に生まれ、一橋家を継ぎ、徳川幕府最後の将軍へ。側近・平岡円四郎の目利きで渋沢栄一と出会い、財政改革に手腕を発揮した栄一を重用する。幕府終焉(しゅうえん)の時を迎えてからも、慶喜と栄一の厚い信頼関係は終生に及んだ。

美賀君(慶喜の正室)

役者:川栄李奈(Wikipedia)

病にかかった慶喜の婚約者の代わりとして正室になる。一橋家の未亡人である徳信院と慶喜の恋仲を疑い、自殺未遂の騒動を起こした。付かず離れずの夫婦であるが、やがて慶喜のよき理解者となる。

徳信院(慶喜の養祖母)

役者:美村里江(Wikipedia)

一橋家当主・徳川慶寿(よしひさ)の正室となるも、若くして死別し「徳信院」と名乗る。慶寿の後継も亡くなり、慶喜が次いで後継となったため、わずかな年齢差で養祖母となる。ふたりは特別な信頼関係で結ばれた。

平岡円四郎(慶喜の側近)

役者:堤 真一(Wikipedia)

旗本の息子でありながらふがいない日々を送っていたが、縁あって慶喜の小姓となる。慶喜からの信頼を厚くし、筆頭クラスの用人にまで昇進。攘夷(じょうい)の志士を目指していた栄一は、円四郎と出会ったことで人生が動きだす。

平岡やす(円四郎の妻)

役者:木村佳乃(Wikipedia)

吉原の売れっ子芸者であったが、放蕩(ほうとう)無頼の生活を送っていた武士・平岡円四郎に見初められてその妻となる。とびきり美人だが気はめっぽう強く、粗野で破天荒な円四郎もやすには頭が上がらない。

渋沢喜作(栄一の従兄)

役者:高良健吾(Wikipedia)
役者:石澤柊斗(子供時代)(Wikipedia)

渋沢一族の一家、「新屋敷」の長男。栄一より2歳上で、幼なじみとして育ち、生涯の相棒となる。直情的だが情に厚く、弁が立つ知性派の栄一とは正反対の性格。幕末の混乱の中で彰義隊を結成し、栄一とは異なる道を歩む。

渋沢よし(喜作の妻)

役者:成海璃子(Wikipedia)

情熱的な喜作にひと目ぼれし、みずからアプローチ。結婚後は、喜作がすっかり尻に敷かれるようになる。栄一と喜作が京へ旅立ってからは、千代のよき相談相手となって、共に夫の留守を支える。

徳川斉昭(水戸藩主)

役者:竹中直人(Wikipedia)

水戸徳川家第9代藩主。先進的で実行力に富み、気性の激しさもあって、のちに「烈公(れっこう)」と呼ばれる。それゆえに敵は多い。栄一の主君となる慶喜の父でもあり、幼少期から慶喜の才に期待し、暑苦しいほどの愛情深さで育てた。

吉子/登美宮(慶喜の母)

役者:原 日出子(Wikipedia)

水戸藩9代藩主・徳川斉昭の正妻であり、慶喜の母。夫の斉昭は豪傑で気性が荒かったが、宮家出身の吉子を慈しみ、夫婦仲は非常に睦(むつ)まじい。波乱続きの水戸藩を見守り、内助の功を発揮する。

藤田東湖(斉昭の側近)

役者:渡辺いっけい(Wikipedia)

水戸藩主就任から支えた斉昭の腹心。斉昭が隠居謹慎処分を受けると、東湖も蟄居(ちっきょ)を命じられるが、やがて斉昭と共に復活。「回天詩史」など数々の著作が尊攘志士に愛読され、信望を集めた。安政の大地震で非業の死を遂げる。

武田耕雲斎(斉昭の側近)

役者:津田寛治(Wikipedia)

藤田東湖と共に藩主・斉昭を支えた、尊攘派の水戸藩士。やがて東湖の息子・藤田小四郎が起こした「天狗(てんぐ)党の乱」をいさめる立場に立つも、小四郎に懇願されて総大将となり悲惨な最期を遂げる。

藤田小四郎(東湖の息子)

役者:藤原季節(Wikipedia)

水戸学の大家・藤田東湖の息子。江戸の酒場で栄一と出会い、ふがいなさをいさめられて発奮する。やがて水戸藩の過激派を率いて「天狗(てんぐ)党」を結成し、悲劇の争乱を起こす。

渋沢宗助(栄一の伯父)

役者:平泉 成(Wikipedia)

渋沢一族の中で最も財をなした「東の家(ひがしんち)」の当主。血洗島村の名主として、栄一の父・市郎右衛門と共に村をまとめる顔役のような存在。甥(おい)の栄一の名付け親であり、時に口うるさく栄一に小言を言う。

渋沢まさ(栄一の伯母)

役者:朝加真由美(Wikipedia)

宗助の妻であり、栄一の伯母。人はいいが少々おせっかいな性格で、親戚である「中の家(なかんち)」でも何かにつけて世話を焼きたがる。宗助とのコンビネーションが絶妙で、なんだか憎めないおしどり夫婦。

徳川家慶(第12代将軍)

役者:吉 幾三(Wikipedia)

江戸幕府第12代将軍。実子の家定を将軍とすることに不安を覚え、英邁(えいまい)と名高い慶喜を後継ぎにしたいと考える。慶喜に手ずから舞を教えたり、まるで本物の親子のように慶喜をかわいがる。

徳川家定(第13代将軍)

役者:渡辺大知(Wikipedia)

江戸幕府第13代将軍。他人との交流が不得手であり、乳母の歌橋にだけ心を開く。父・家慶の急逝で将軍となるが、周囲は飾り物と見ていた。そのため、期待を一身に浴びる慶喜にひそかに嫉妬心を抱く。

篤君(天璋院)

役者:上白石萌音(Wikipedia)

薩摩藩主・島津斉彬の養女から、家定の正室となる。実は、家定に後継として慶喜を認めさせるという密命を背負っていた。ところが家定が早世。天璋院と名乗り、徳川の女性として生きる決心をする。

歌橋(家定の乳母)

役者:峯村リエ(Wikipedia)

乳母として幼いころから養育にあたってきたため、家定から全幅の信頼を寄せられている。慶喜を嫌っており、将軍継嗣(けいし)では幼い慶福(よしとみ)を推す。「イモ公方」と呼ばれたほど芋好きの家定と和やかに芋菓子を作ることも。

井伊直弼(大老)

役者:岸谷五朗(Wikipedia)

彦根藩主の14男として不遇な人生を送るが、兄の病死により藩主に就任。さらに大老となり、幕府の実権を握ったことで運命は180度転換する。「安政の大獄」を断行して、慶喜らに非情な制裁を下す。

阿部正弘(老中)

役者:大谷亮平(Wikipedia)

25歳で老中となった若きエリート。ペリー来航後の国難に立ち向かうため、水戸藩主・徳川斉昭を海防参与に登用するなど手腕を発揮。開国か鎖国かに揺れる幕府の舵(かじ)取りに、心労を重ねていく。

堀田正睦(老中)

役者:佐戸井けん太(Wikipedia)

一度は老中を罷免された身ながら、阿部の要請で再び老中に復活。阿部の急死後は幕府の中枢を担い、開国を推し進めようとするも失敗。井伊直弼が大老となったことで、再び罷免されることになる。

川路聖謨(勘定奉行)

役者:平田 満(Wikipedia)

努力と才能で勘定奉行まで上り詰めた切れ者。幕末の外交問題に欠くことのできない存在となる。師と慕う人の息子である平岡円四郎に目を掛け、徳川慶喜の側近として円四郎を推薦する。

永井尚志(海防掛)

役者:中村靖日(Wikipedia)

ペリー来航後、海防掛に就任。海防参与となった徳川斉昭の過激な言動に振り回される。将軍継嗣(けいし)問題では一橋派に属していたため、安政の大獄にて罷免された。やがて慶喜を補佐する立場となる。

尾高やへ(栄一の伯母)

役者:手塚理美(Wikipedia)

惇忠、長七郎、千代、平九郎の兄妹を育てあげた尾高家の母。やがて惇忠たちは尊王攘夷の思想に突き進んでいく。いやおうなく幕末の動乱に巻き込まれていく子どもたちを心配しつつも温かく見守る。

尾高惇忠/新五郎(栄一の従兄)

役者:田辺誠一(Wikipedia)

尾高家の長男。従弟(いとこ)である栄一や喜作に学問や剣術を教える。早くから水戸学に傾倒し、栄一らに大きな影響を与えた。明治維新後は富岡製糸場の初代場長となり、栄一を支える。

尾高長七郎(栄一の従兄)

役者:満島真之介(Wikipedia)
役者:須東煌世(子供時代)

惇忠の弟、栄一の従兄。長身で堂々たる体躯(たいく)の長七郎は、神道無念流(しんどうむねんりゅう)の剣豪として名をとどろかせるようになり、栄一にとって憧れの存在に。兄の惇忠に代わって江戸や京へ遊学に行き、世情を栄一らに伝える。

尾高千代(栄一の従妹/のちの妻)

役者:橋本 愛(Wikipedia)
役者:岩﨑愛(子供時代)

惇忠、長七郎の妹。栄一よりひとつ年下で、喜作も交えた三人は幼なじみとして育つ。控えめで口数は少ないが、心の芯はめっぽう強い。栄一と結婚してからは、多忙な栄一に代わって渋沢家を守り、内助の功を発揮する。

尾高平九郎(栄一の従弟)

役者:岡田健史(Wikipedia)
役者:高木波瑠

尾高家の末っ子。偉大な兄たちの背中を追いかけ、姉の千代を心から慕い、文武両道で心優しい美青年に育つ。栄一のパリ行きに伴い、見立て養子となるが、そのことがきっかけとなり幕府崩壊の動乱に巻き込まれていく。

尾高きせ(惇忠の妻)

役者:手塚真生(Wikipedia)

惇忠の妻。各地から草もうの志士が訪れるほど、文武に精通した人格者の夫を寡黙に支える。長男の務めがあるため、家を出ることができない惇忠の歯がゆさを、言葉にはしないがひそかに感じている。

高島秋帆(砲術家)

役者:玉木 宏(Wikipedia)

洋式砲術家。保守派の陰謀で投獄され、その後、栄一が生まれ育った武蔵国(むさしのくに)・岡部藩(おかべはん)の牢(ろう)に移される。やがてペリー来航により、秋帆の見識が幕府に求められて赦免される。

真田範之助(剣術家)

役者:板橋駿谷(Wikipedia)

北辰一刀流・千葉道場で腕を磨いた剣豪。各地の道場を巡っては武者修行を続けている。尾高の道場に手合わせを挑んできたことをきっかけに、栄一たちとの友情が生まれる。

利根吉春(岡部藩代官)

役者:酒向 芳(Wikipedia)

栄一が暮らす血洗島村を治めている岡部藩の代官。時折、中の家(なかんち)にやってきては横柄な態度で馳走(ちそう)をむさぼり、宗助や市郎右衛門に莫大な御用金や人足を求める。やがて大人になった栄一も対立することになる。

大橋訥庵(儒学者)

役者:山崎銀之丞(Wikipedia)

江戸の儒学者。「思誠塾(しせいじゅく)」を開き尊王攘夷を唱え、多くの塾生に影響を与える。栄一の従兄である尾高長七郎も塾生のひとりであり、大橋の思想に傾倒。大橋の旗振りによって老中・安藤信正の暗殺計画を企てる。

松平慶永/春嶽(福井藩主)

役者:要 潤(Wikipedia)

「才ある美しいものを好む」という気質からか、慶喜の英邁(えいまい)さをいち早く見抜いてすっかり心酔。慶喜を次期将軍に押し上げるべく奔走する。安政の大獄で隠居した後、慶喜と共に京へ上り、政界に復帰する。

橋本左内(福井藩士)

役者:小池徹平(Wikipedia)

藩主の慶永に才能を見いだされ、藩医の立場から側近へ。将軍継嗣(けいし)運動の中心となり、慶喜の側近・平岡円四郎を巻き込んで、慶喜の英邁(えいまい)さを伝える文書を完成させる。安政の大獄により若き命を散らす。

マシュー・ペリー(米国海軍軍人)

役者:モーリー・ロバートソン(Wikipedia)

日本を開港させるという使命を背負い、黒船を率いて浦賀に到着。幕府に国書を手渡し、その半年後に約束通りに再来航した。煮え切らない幕府に強気の交渉で挑み、日米和親条約を締結させる。

青天を衝けの放送日

話数 放送日
第1話 2021年2月14日(日)スタート
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第2話 2021年2月21日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第3話 2021年2月28日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第4話 2021年3月2日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第5話 2021年3月14日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第6話 2021年3月21日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第7話 2021年3月28日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第8話 2021年4月4日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第9話 2021年4月11日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第10話 2021年4月18日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第11話 2021年4月25日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第12話 2021年5月2日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第13話 2021年5月9日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第14話 2021年5月16日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第15話 2021年5月23日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第16話 2021年5月30日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第17話 2021年6月6日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第18話 2021年6月13日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第19話 2021年6月20日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第20話 2021年6月27日(日)
[総合]午後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第21話 2021年7月4日(日)
[総合]午後8:15~
[BSプレミアム・BS4K]午後6:00~
第22話 2021年7月11日(日)
[総合]午後8:00~
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第23話 2021年7月18日(日)
[総合]午後8:00~
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第24話 2021年8月15日(日)
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第25話 2021年8月22日(日)
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第26話 2021年9月12日(日)
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第27話 2021年9月19日(日)
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第28話 2021年9月26日(日)
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第29話 2021年10月3日(日)
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第30話 2021年10月10日(日)
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第31話 2021年10月17日(日)
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第32話 2021年10月24日(日)
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第33話 2021年10月31日(日)
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第34話 2021年11月7日(日)
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第35話 2021年11月14日(日)
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第36話 2021年11月21日(日)
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第37話 2021年11月28日(日)
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第38話 2021年12月5日(日)
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第39話 2021年12月12日(日)
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第40話 2021年12月19日(日)
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第41話 2021年12月26日(日)
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青天を衝けの再放送情報は?

青天を衝けの再放送情報をNHK公式サイトでチェックしてみると、最新話放送前日の午後1時5分から再放送が行われるようです!

話数 再放送日
第1話 2021年2月20日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第2話 2021年2月27日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第3話 2021年3月6日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第4話 2021年3月13日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第5話 2021年3月20日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第6話 2021年3月27日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第7話 2021年4月3日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第8話 2021年4月10日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第9話 2021年4月17日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第10話 2021年4月24日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第11話 2021年5月1日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第12話 2021年5月8日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第13話 2021年5月15日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第14話 2021年5月22日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第15話 2021年5月29日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第16話 2021年6月5日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第17話 2021年6月12日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第18話 2021年6月19日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第19話 2021年6月26日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第20話 2021年7月4日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第21話 2021年7月10日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第22話 2021年7月17日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第23話 2021年7月24日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第24話 2021年8月21日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第25話 2021年8月28日(土)午後1時15分~放送
NHK総合テレビ
第26話 2021年9月18日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第27話 2021年9月25日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第28話 2021年10月2日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第29話 2021年10月9日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第30話 2021年10月16日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第31話 2021年10月23日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第32話 2021年10月30日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第33話 2021年11月6日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第34話 2021年11月13日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第35話 2021年11月20日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第36話 2021年11月27日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第37話 2021年12月4日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第38話 2021年12月11日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第39話 2021年12月18日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第40話 2021年12月25日(土)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ
第41話 2021年12月29日(水)午後1時5分~放送
NHK総合テレビ

青天を衝けのあらすじと感想 ※ネタバレ注意

ここでは青天を衝けのあらすじと感想をまとめています。

放送開始後に内容を更新していきます。

青天を衝けのイントロダクション

官尊民卑の世は、承服できん! 百姓からの脱却を決意。
天保11年(1840)、武蔵国・血洗島村。藍玉づくりと養蚕を営む百姓の家に、栄一は生まれた。おしゃべりで物おじしないやんちゃ坊主は、父・市郎右衛門の背中に学び、商売のおもしろさに目覚めていく。
ある日、事件が起きた。御用金を取り立てる代官に刃向かったことで、理不尽に罵倒されたのだ。栄一は官尊民卑がはびこる身分制度に怒りを覚え、決意する。「虐げられる百姓のままでは終われない。武士になる!」。

目指せ、攘夷の志士! ところが計画中止、追われる身へ……。
千代と結婚した栄一は、従兄の惇忠や喜作と共に、尊王攘夷に傾倒していく。江戸で仲間を集め、横浜の外国人居留地を焼き討ちする攘夷計画を企てた。しかし、京の情勢に通じた従兄の長七郎の猛反対にあい、あえなく断念。逆に幕府に追われる立場となり、喜作と共に京へ逃げる。
彼らに助け船を出したのは、一橋慶喜の側近・平岡円四郎だ。幕府に捕らわれて死ぬか、一橋の家臣となるか。「生き延びればいつか志を貫ける」。この選択が、栄一の運命を変えていく。

心ならずも幕臣に。パリ行きが人生を開く!
栄一は一橋家の財政改革に手腕を発揮し、慶喜の信頼を得る。ところが、慶喜が将軍となり、倒幕を目指すどころか幕臣になってしまった。
失意の栄一に、転機が訪れる。パリ万国博覧会の随員に選ばれたのだ。慶喜の弟・昭武とパリに渡った栄一は、株式会社とバンクの仕組みを知り、官と民が平等なだけでなく、民間が力を発揮する社会に衝撃を受けた。そんな折、日本から大政奉還の知らせが届き、無念の帰国へ……。

まさかの新政府入りで、続々改革。33歳でいよいよ民間へ。
帰国後、様変わりした日本に衝撃を受けた。静岡で隠棲する慶喜と再会した栄一は、身をやつした姿に涙し、慶喜を支えることを決意する。
しかし突然、明治新政府から大蔵省への仕官を命じられて上京。「改正掛」を立ち上げ、租税・鉄道・貨幣制度など次々と改革を推し進めること3年半。栄一はある決意を胸に辞表を提出した。
この時、33歳。いよいよ、栄一の目指す民間改革が始まるのだった……!


武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(子役・小林優仁)。人一倍おしゃべりの剛情っぱりで、いつも大人を困らせていた。ある日、罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(子役・石澤柊斗)らと忍び込もうとたくらむが…。一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の息子、七郎麻呂(子役・笠松基生)を御三卿の一橋家に迎え入れる話が進んでいた。



父・市郎右衛門(小林 薫)から藍の商いを、いとこ・新五郎(田辺誠一)から読書を習い始めた栄一(子役・小林優仁)。でも一番の楽しみは、村祭りで獅子舞を舞うことだ。しかし、大人の事情で祭りは中止に。がっかりした栄一だが、ある計画を思いつく。一方、一橋家の養子に入った七郎麻呂(子役・笠松基生)は、慶喜と名を改め、将軍・家慶(吉 幾三)から実子のようにかわいがられていた。隠居の身の斉昭(竹中直人)は、息子を頼みの綱に政界に返り咲こうとする。そんな中、ペリー(モーリー・ロバートソン)が日本にやってくることになり…。



市郎右衛門(小林 薫)と初めて江戸へ行った栄一(吉沢 亮)は、江戸の華やかさに驚くとともに、父の姿に商売の難しさを知る。その年の藍葉の不作により窮地に陥った父を助けるため、自ら藍葉の買い付けに行きたいと考える栄一だが…。一方、黒船が襲来した江戸は、大騒ぎ。家慶(吉 幾三)が亡くなり、次期将軍候補に慶喜(草彅 剛)の名が挙がるも、慶喜は反発する。そんな慶喜の腹心の部下にと、ある男に白羽の矢が立つ。



栄一(吉沢 亮)は仕事にますます励み、もっとよい藍を作るにはどうしたらよいかと思い巡らせていたが、ある妙案を思いつく。一方、幕府はペリー(モーリー・ロバートソン)の再来航が迫り混乱していた。斉昭(竹中直人)は、次期将軍候補である息子・慶喜(草彅 剛)に優秀な家臣を付けようと、変わり者の平岡円四郎(堤 真一)を小姓に据える。そしてついに、日米和親条約が締結。開港のうわさは血洗島にも届き、惇忠(田辺誠一)たちはがく然とする。そんな中、父・市郎右衛門(小林 薫)の名代として、多額の御用金を申し渡された栄一は、その理不尽さに、この世は何かがおかしいと感じ始める。



惇忠(田辺誠一)に薦められた本で、清がアヘン戦争でいかに英国に敗れたかを知った栄一(吉沢 亮)は、開国した日本の未来を危惧する。そんな中、栄一の姉・なか(村川絵梨)は、自身の縁談を、“相手の家に憑き物(つきもの)がいる”という迷信的な理由で伯父・宗助(平泉 成)たちから反対され、ふさぎ込んでしまう。一方、幕府の方針をなおも受け入れられない斉昭(竹中直人)は暴走。老中・阿部正弘(大谷亮平)と斉昭の側近・藤田東湖(渡辺いっけい)は斉昭を必死にいさめる。そんなとき、大地震が江戸を襲う。



長七郎(満島真之介)や喜作(高良健吾)と共に剣術の稽古に励む栄一(吉沢 亮)は「百姓にだって何かできるはずだ」と意気込む。そんなとき、千代(橋本 愛)から突然思いを告げられ、胸がぐるぐるしてしまう栄一。さらに、道場破りの真田範之助(板橋駿谷)が栄一らの道場に現れて……。一方、東湖(渡辺いっけい)を失った斉昭(竹中直人)はさらに過激な言動が増え、慶喜(草彅 剛)らに引退を勧められるが、「慶喜が将軍になるなら引退する」と突っぱねる。ほかにも慶喜は、正室に迎えた美賀君(川栄李奈)の気性に頭を悩ませていた。



老中・阿部(大谷亮平)が亡くなり、幕府は大混乱。そんな中、慶喜(草彅 剛)を次期将軍に推す声が日ごとに高まり……。一方、血洗島では、長七郎(満島真之介)が真田(板橋駿谷)に勧められ、武者修行のため江戸へ行くことに。栄一(吉沢 亮)は、依然、千代(橋本 愛)とぎくしゃくした関係のままであったが、喜作(高良健吾)が千代を嫁にもらいたいと言い出し動揺する。惇忠(田辺誠一)と藍売りに出かけた栄一は、漢詩を詠みながら山道を歩く中で自分の真の思いに気づき、そびえたつ山頂で……青天を衝く!



ついに、栄一(吉沢 亮)は自分の思いを語り、千代(橋本 愛)に結婚を申し込む。と、そこに待ったをかけたのは喜作(高良健吾)。栄一と喜作は剣術で勝負をすることに。一方、幕府では、大老になった井伊直弼(岸谷五朗)が「日米修好通商条約」を結ぶが、調印は違勅だと大問題に発展。井伊に意見した慶喜(草彅 剛)や斉昭(竹中直人)には処分が下され、安政の大獄と呼ばれる苛烈な弾圧が始まる。



井伊直弼(岸谷五朗)により、蟄居(ちっきょ)を命じられた斉昭(竹中直人)や慶喜(草彅 剛)は無言の抵抗を続ける。しかし、その井伊は桜田門外の変で暗殺され、斉昭も突然の死去。父の死を耳にした慶喜は慟哭(どうこく)する。一方、江戸から戻った長七郎(満島真之介)に感化され尊王攘夷の考えに傾倒し始めた栄一(吉沢 亮)は、喜作(高良健吾)に続いて自分も江戸へ行きたいと父・市郎右衛門(小林 薫)に懇願する。



幕府では、暗殺された井伊直弼(岸谷五朗)に代わって老中・安藤信正(岩瀬 亮)が、孝明天皇(尾上右近)の妹・和宮(深川麻衣)の将軍・家茂(磯村勇斗)への降嫁を進めていた。朝廷との結びつきを強めて幕府の権威回復を図った和宮降嫁は、尊王攘夷派の志士に火をつける。一方、念願の江戸に来た栄一(吉沢 亮)は、尊王論者・大橋訥庵(山崎銀之丞)を紹介され、安藤の暗殺計画を知る。長七郎(満島真之介)は、その計画のために命を捨てる覚悟を決めるが…。



栄一(吉沢 亮)と千代(橋本 愛)に待望の第一子が生まれるが、すぐに亡くなってしまい、渋沢家は重い空気に包まれる。そんな中、惇忠(田辺誠一)は自らの手で攘夷(じょうい)の口火を切ろうと、横浜の外国人居留地の焼き討ちを発案。心を動かされた栄一は、武器や仲間を集め始める。一方、謹慎を解かれた慶喜(草彅 剛)は将軍・家茂(磯村勇斗)の後見職となるも、島津久光(池田成志)らから「一刻も早く攘夷の決行を」と迫られる。



役人に追われる栄一(吉沢 亮)と喜作(高良健吾)をボロ屋に引き込んだのは、円四郎(堤 真一)だった。円四郎は一橋家に仕えないかと勧めるが、栄一たちは断る。血洗島村に戻った栄一は、惇忠(田辺誠一)らと高崎城乗っ取り計画の準備をしていた。そこに京都から長七郎(満島真之介)が戻り、涙ながらに中止を訴える。計画を断念した栄一と喜作は、再起をはかるため、村を離れ京都に向かうことを決意する。



栄一(吉沢 亮)と喜作(高良健吾)は江戸で円四郎(堤 真一)の妻・やす(木村佳乃)から一橋家のご証文を受け取り、無事京都へたどりつく。京都では朝廷が参与会議を開催。薩摩藩などが国政に影響力を持ち始める中、“一度全てを捨て、新しい世を作ろう”と語る松平春嶽(要 潤)に、慶喜(草彅 剛)は静かに怒りを募らせる。一方、栄一からの文を喜んだ長七郎(満島真之介)は京都に行くことを決意。しかし道中で誤って飛脚を斬ってしまい捕らえられる。栄一の文も見つかり、幕府から目を付けられた栄一と喜作は追い詰められる。



栄一(吉沢 亮)と喜作(高良健吾)は、円四郎(堤 真一)から一橋家に仕官せよと迫られるが、栄一は慶喜(草彅 剛)に自らの意見を建白することを条件に出す。円四郎は遠乗り途中の慶喜に2人を対面させ、屋敷で謁見させることに成功。栄一と喜作は、一橋家に仕官することになった。一方慶喜は、薩摩藩が天皇に信頼の厚い中川宮(奥田洋平)を取り込んでいることに気づく。中川宮を問い詰め、その場にいた島津久光(池田成志)らに“天下の大愚物、天下の大悪党だ”と言い放つ。



栄一(吉沢 亮)と喜作(高良健吾)は、武士として初俸禄(ほうろく)をもらい、円四郎(堤 真一)から「篤太夫(とくだゆう)」「成一郎(せいいちろう)」という新しい名も授かる。篤太夫の初仕事は、摂海防禦(せっかいぼうぎょ)の要職に就く薩摩藩士・折田要蔵(徳井 優)の隠密調査だった。そこで出会った西郷吉之助(博多華丸)から、“先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる”と聞かされた篤太夫は、円四郎の行く末を心配する。一方、水戸藩では、藤田東湖の息子・藤田小四郎(藤原季節)が攘夷(じょうい)実現のため天狗党(てんぐとう)を率いて挙兵していた。



篤太夫(吉沢 亮)と成一郎(高良健吾)は、円四郎(堤 真一)に命ぜられ、一橋家の兵と家臣を募るべく関東に出向く。二人はかつての同志・真田範之助(板橋駿谷)に会い、一緒に働くことを勧めるが一蹴されショックを受ける。血洗島村では惇忠(田辺誠一)と平九郎(岡田健史)が水戸騒動に関わった嫌疑で連行され、惇忠は牢(ろう)に入れられる。一方京都では土方歳三(町田啓太)ら新選組が池田屋を襲撃。攘夷(じょうい)派志士の怒りは、禁裏御守衛総督(きんりごしゅえいそうとく)の慶喜(草彅 剛)と側近・円四郎に向かっていく。



円四郎(堤 真一)の命が奪われたことを江戸で知り、衝撃を受ける篤太夫(吉沢 亮)と成一郎(高良健吾)。その時、京では慶喜(草彅 剛)が自ら指揮を執り、御所に迫る長州藩兵と戦っていた。そこに、西郷吉之助(博多華丸)が薩摩藩兵を率いて加勢する。集めた兵を引き連れて京に向かう篤太夫たち。その道中、岡部の代官・利根(酒向 芳)が現れる。さらに、水戸では、耕雲斎(津田寛治)と小四郎(藤原季節)が率いる天狗党(てんぐとう)が、慶喜を頼って京を目指していた。



篤太夫(吉沢 亮)は、天狗党(てんぐとう)討伐のため慶喜(草彅 剛)とともに京をたつ。一方、成一郎(高良健吾)は、慶喜からの密書を耕雲斎(津田寛治)に届ける。耕雲斎は降伏を決めるが、悲しい運命が待ち受けていた。一橋家を強くしなければという思いに駆られた篤太夫は、新たな兵の招集を慶喜に建白。歩兵取立御用掛となった篤太夫は、一橋領のある備中に向かう。江戸城では、三度(みたび)京に向かうことになった将軍・家茂(磯村勇斗)が、和宮(深川麻衣)との別れを惜しんでいた。



売り方を変えることで一橋領の木綿の価値を高めることに成功した篤太夫(吉沢 亮)は、さらに商売を盛んにするため紙幣の流通にも取り組む。勘定組頭に抜てきされた篤太夫は、財政を豊かにすることで一橋家を支えようと決意をする。一方、薩摩では、欧州から帰国した五代才助(ディーン・フジオカ)が大久保一蔵(石丸幹二)と密談を交わしていた。ついに幕府は2度目の長州征伐へ…しかしひそかに薩長同盟を結んだ長州を前に、幕府は大苦戦。そんな中、大坂城で指揮を執る家茂(磯村勇斗)が倒れる。



家茂(磯村勇斗)が亡くなった。慶喜(草彅 剛)の次期将軍就任が避けられぬと目される中、篤太夫(吉沢 亮)は「今将軍になっても、国中の非難を一身に背負うだけ」と慶喜に進言する。一方、薩摩の大久保一蔵(石丸幹二)は公家の岩倉具視(山内圭哉)と共謀し、王政復古を画策していた。慶喜が徳川宗家を継いだことで幕臣となってしまった篤太夫は失意の日々を送っていたが、ある日、謀反人の捕縛を命じられる。警護のために同行するのは、新選組副長・土方歳三(町田啓太)だった。



篤太夫(吉沢 亮)は、パリ万博に参加する慶喜(草彅 剛)の弟・昭武(板垣李光人)の随行でフランス行きを打診され、その場で快諾する。一方、慶喜は第15代征夷大将軍に就任。慶喜は篤太夫を呼び出し、昭武の未来を託す。その後、横浜で初めて勘定奉行・小栗忠順(武田真治)と対面した篤太夫は、このフランス行きに秘められた重要な目的を知らされる。旅立ちの前、成一郎(高良健吾)と再会した篤太夫。二人は牢(ろう)に囚(とら)われている長七郎(満島真之介)と久々に対面するが…。



パリに到着した篤太夫(吉沢 亮)たちは、さっそく万国博覧会の会場を視察。蒸気機関やエレベーター…最先端の西洋技術を目の前にして度肝(どぎも)を抜かれる。しかし、日本の展示ブースに行くと、そこには薩摩の紋が高々と掲げられていた。幕府使節団は薩摩に抗議するが、モンブランと五代(ディーン・フジオカ)が裏で手を引き、幕府と薩摩は同格の政府であると風聞が流れる…そんな中、昭武(板垣李光人)はナポレオン三世の謁見式に出席し、堂々と慶喜(草彅 剛)の名代としての役目を果たす。そのころ日本では、慶喜が次々と幕政改革を打ち出していた。



フランスからの借款は消滅したが、篤太夫(吉沢 亮)が当面の資金繰りに奔走し、昭武(板垣李光人)は留学を続けていた。家庭教師のヴィレットの教えに従い、篤太夫たちは髷(まげ)を落とし、刀も外し、洋服を着ることに。同じころ、日本では西郷(博多華丸)が軍備を整え、岩倉(山内圭哉)と大久保(石丸幹二)が王政復古への動きを進めるが、慶喜(草彅 剛)は先手を打って政権を帝に返上してしまう。一方、血洗島では篤太夫の養子になった平九郎(岡田健史)が、江戸に向かおうとしていた。



篤太夫(吉沢 亮)や昭武(板垣李光人)らがパリで新年を祝う中、幕府から書状が届く。“慶喜(草彅 剛)が政を朝廷に返上した”との文面に一同大混乱するが、篤太夫は昭武の留学費用を捻出すべく更なる節約策を講じる。そんな中、篤太夫はエラールに連れられて証券取引所を案内され、債券の仕組みを教わる。一人一人の小さな力が合わさってこの世を変えられることを知り、新たな決意を抱く。その時、日本では、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)、平九郎(岡田健史)が、新政府軍と戦っていた。



帰国した篤太夫(吉沢 亮)は、横浜で杉浦(志尊 淳)や福地(犬飼貴丈)らと再会。幕府が薩長に敗れた経緯や、慶喜(草彅 剛)や幕臣の動向を聞かされる。さらに、恵十郎(波岡一喜)と虎之助(萩原 護)から、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)、平九郎(岡田健史)のその後を知らされる。成一郎らは彰義隊を結成するもすぐに分裂し、振武軍(しんぶぐん)として新政府軍と戦うが敗戦。激闘の中、平九郎の行方は分からなくなり、成一郎は箱館へ向かったという。頭の中が整理できない中、篤太夫は故郷・血洗島へ戻る。



久々に故郷・血洗島に戻った篤太夫(吉沢 亮)は、千代(橋本 愛)、父・市郎右衛門(小林 薫)、母・ゑい(和久井映見)らと再会を喜びあうが、尾高家に起こった悲しい出来事を知って大きな衝撃を受ける。その後、昭武(板垣李光人)から預かった書状を届けるため、慶喜(草彅 剛)が謹慎している駿府に向かう篤太夫。駿府藩の中老・大久保一翁(木場勝己)にパリでの収支を報告し、慶喜との謁見を願い出るが…。



篤太夫(吉沢 亮)は、駿府藩の勘定組頭を命じられるが、水戸にいる昭武(板垣李光人)のことを思って辞退する。しかし、この命が慶喜(草彅 剛)の配慮であることを大久保一翁(木場勝己)から聞かされ、駿府に残る決断をする。篤太夫はパリで学んだ知識を生かし、武士と商人が力を合わせて商いを営む「商法会所」を設立。駿府藩の財政改革に乗り出す。一方、箱館では、成一郎(高良健吾)や土方(町田啓太)らが新政府軍を相手に決死の抵抗を続けていた。



新政府から大蔵省への出仕を求められた篤太夫(吉沢 亮)は、直接断るため東京へ向かう。篤太夫は、伊藤博文(山崎育三郎)の案内で大隈重信(大倉孝二)を訪ね、早速辞任を申し出るが、大隈は“なぜ今新政府に、君が必要なのか”と立て続けに話し、篤太夫は完全に言い負かされる。一方、慶喜(草彅 剛)は、ようやく謹慎を解かれ宝台院を出た。慶喜は、「自分のことは忘れて日本のために尽くせ」と篤太夫に最後の命を下す。



明治政府に出仕した栄一(吉沢 亮)は、各省の垣根を超えた特命チーム“改正掛(かいせいがかり)”を立ち上げ、杉浦 譲(志尊 淳)や前島 密(三浦誠己)を静岡から呼び寄せる。改正掛は、租税の改正、貨幣や郵便制度の確立など、新たな国づくりのためまい進するが、旧幕臣の活躍を快く思わない一派との対立が生まれてしまう。そんな中、栄一は、久しぶりに惇忠(田辺誠一)と再会する。惇忠は、新政府に平九郎を殺された傷を抱えていた。栄一は、ひそかに温めていた提案を惇忠に切り出す。



大阪の造幣局に出張した栄一(吉沢 亮)は、五代友厚(ディーン・フジオカ)と出会う。栄一は、これまでの恨み言をぶつけるが、カンパニーを立ち上げて日本の商業を魂から作り変えたいという五代の話に共感する。一方、新政府の首脳会議では、突然、西郷隆盛(博多華丸)が“まだ戦がたらん”と声を上げる。井上 馨(福士誠治)は、“廃藩置県を断行せよ”との意思表示と理解し、栄一たちに極秘の任務を託す。残された時間はわずか4日…。そして、冬のある日、帰宅した栄一のもとに、父・市郎右衛門(小林 薫)の危篤の知らせが届く…。



栄一(吉沢 亮)たちは、日本で初めてとなる銀行づくりに乗り出した。さっそく、豪商の小野組、三井組に協力を依頼するも難航。民間の合同によって銀行をつくりたい栄一と、独自に銀行をつくりたい三井は対立し、三野村利左衛門(イッセー尾形)と熾烈(しれつ)な駆け引きを繰り広げる。そのころ、富岡製糸場の操業を始めたい惇忠(田辺誠一)は、工女が集まらないことに悩んでいた。西洋式への誤解から、「生き血を取られる」とうわさが立っていたのだ。誤解を解かねばならない。惇忠は、娘のゆう(畑 芽育)に伝習工女になってほしいと頼み込む。



栄一(吉沢 亮)は明治政府を辞め、第一国立銀行の総監役として、新たな道を歩み始める。開業後、駆けつけた五代友厚(ディーン・フジオカ)は、“商いは化け物”、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)していると栄一に助言する。そのころ、三菱を率いる岩崎弥太郎(中村芝翫)は、大蔵卿に就任した大隈重信(大倉孝二)と結びつきを強め、海運業で急成長していた。そんな中、ゑい(和久井映見)が体調を崩し、東京の栄一のもとに身を寄せることに…。



第一国立銀行の大株主、小野組が放漫経営で倒産する。小野組に無担保で多額の貸しつけをしていた第一国立銀行も、連鎖倒産の危機に陥る。さらに、三野村利左衛門(イッセー尾形)率いる三井が、この機に乗じて第一国立銀行を乗っ取ろうとする。銀行を守るため、栄一(吉沢 亮)は、三野村との一世一代の大勝負に出る。一方、喜作(高良健吾)は、主要な輸出品である蚕卵紙(さんらんし)を値崩れさせようと、横浜の外国商館が口裏を合わせて買い控えをし始めたことに憤慨していた。



栄一(吉沢 亮)は、伊藤博文(山崎育三郎)の依頼で、商人たちが業種を超えて手を組むための組織、東京商法会議所を作る。一方、はじめて養育院を訪れた千代(橋本 愛)は、身寄りのない子供たちの寂しげな姿に心を打たれ、世話をしたいという思いを強くする。そんな中、栄一は岩崎弥太郎(中村芝翫)から宴席に誘われる。栄一と弥太郎は、商業で国を豊かにしようと意気投合するが、その手法を巡って激論、意見は真っ向から対立し、会合は物別れに終わる。



アメリカ前大統領・グラントの来日が決まり、栄一(吉沢 亮)たちが民間を代表して接待することになった。栄一は、夫人同伴が当たり前の西洋流を採り入れようと、千代(橋本 愛)やよし(成海璃子)にも協力を願い出る。そこに、大隈綾子(朝倉あき)や井上武子(愛希れいか)ら政財界の婦人も加わり、西洋式マナーの習得に悪戦苦闘する。官民あげた歓迎は順調に進むが、数日後、グラントが“渋沢家に行きたい”と言い出す。渋沢家では、千代が中心になって、グラントを歓迎するための準備が始まった…。



栄一(吉沢 亮)は三菱の独占に対抗するために東京風帆船(とうきょうふうはんせん)会社を設立するが、岩崎弥太郎(中村芝翫)の新聞を使った巧みな攻撃に、開業前に敗北してしまう。また、養育院も東京府から事業縮小を迫られ、なかなか前に進めない栄一。その裏で弥太郎は着々と事業拡大を進める。そのころ、長女・うた(小野莉奈)と穂積陳重(ほづみ・のぶしげ/田村健太郎)の縁談が持ち上がり、意気投合した二人は結婚する。しかし、渋沢家が幸せな空気に包まれる中、千代(橋本 愛)が突然病に倒れてしまう。



政府の命により、再び岩崎弥太郎(中村芝翫)に対抗するため、海運会社・共同運輸会社が設立された。しかし、栄一(吉沢 亮)は、千代(橋本 愛)を亡くして憔悴(しょうすい)していた。その様子を見かねた知人らの勧めで、栄一は伊藤兼子(大島優子)と再婚する。共同と三菱が熾烈(しれつ)な競争を繰り広げ、両社消耗していく中、突然、弥太郎が病に倒れる。これ以上の争いは不毛と、五代友厚(ディーン・フジオカ)は、栄一と弥太郎の弟・岩崎弥之助(忍成修吾)との間を取り持とうとする。



栄一(吉沢 亮)や旧幕臣たちは、徳川家康の江戸入城三百年の節目を祝う「東京開市三百年祭」を開催。昭武(板垣李光人)らと再会し、旧交を温める。栄一の気がかりは、汚名を被ったまま静岡でひっそりと暮らす慶喜(草彅 剛)のことだった。一方、渋沢家では、息子・篤二(泉澤祐希)が、跡継ぎの重責から逃れるかのようにある過ちを犯してしまう。栄一は、篤二を退学させ謹慎を命じる。そして、明治27年夏、日清戦争が起こる。



栄一(吉沢 亮)は、ホワイトハウスでルーズベルト大統領と会談。日本の軍事面のみが注目され、経済への評価がまだまだ低いことを痛感する。やがて、日露戦争が勃発。財界の代表として戦争への協力を求められた栄一は、公債購入を呼びかける演説をするが、その直後に倒れてしまう。栄一の見舞いに訪れた慶喜(草彅 剛)は、“生きてくれたら、自分のことは何でも話す”と、涙ながらに語りかける。栄一たちは、慶喜の功績を後世に伝えようと、伝記の編纂(へんさん)を始める。



アメリカでは日増しに排日の機運が高まっていた。実業の第一線を退いた栄一(吉沢 亮)は、日米関係を改善しようと妻・兼子(大島優子)と渡米。特別列車で全米60の都市を巡り、民間外交に奔走する。しかし、その道中、長年の友、伊藤博文(山崎育三郎)暗殺の知らせが飛び込む。一方、渋沢家では、篤二(泉澤祐希)が再び問題を起こし、責任を感じた栄一は苦渋の決断を下す。そんななか、慶喜(草彅 剛)の伝記の編纂(へんさん)は大詰めを迎えていた。栄一は慶喜から意外な言葉を聞かされる。



老年になっても走り続ける栄一(吉沢 亮)は、ワシントンの軍縮会議に合わせて再び渡米し、移民問題など悪化した日米関係の改善に尽力する。一方、栄一の後を継ぐ決心をした孫の敬三(笠松 将)は、銀行員となり、経験を積むため渡英する。そんな折、関東大震災が発生。周囲の心配をはねのけ救援の最前線に立った栄一は、内外の実業家に寄付を呼びかけ資金を集める。また中国の水害に対しても、自宅からラジオを通じて募金への協力を呼びかけるが、満州事変が勃発。救援物資は受け取りを拒否されてしまう。それでも栄一はあきらめず、病床から自らの思いを伝えつづける。


2023年冬ドラマの一覧表

2023年冬ドラマの一覧を曜日別にご紹介します。 リンク先には各ドラマの見逃し配信情報をまとめているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね!
月曜ドラマ 女神の教室~リーガル青春白書~(21時~)罠の戦争(22時~)すきすきワンワン!(24時59分~)
火曜ドラマ 星降る夜に(21時~)大奥(22時~)夕暮れに、手をつなぐ(22時~)夫を社会的に抹殺する5つの方法(24時30分~)ブラザー・トラップ(24時58分~)REAL⇔FAKE FINAL STAGE(25時28分~)
水曜ドラマ リバーサルオーケストラ(22時~)スタンドUPスタート(22時~)来世ではちゃんとします3(24時30分~)それでも結婚したいと、ヤツらが言った。(25時~)
木曜ドラマ 警視庁アウトサイダー(21時~)忍者に結婚は難しい(22時~)ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~(23時30分~)しょうもない僕らの恋愛論(23時59分~)
金曜ドラマ 今野敏サスペンス 機捜235(20時~)100万回 言えばよかった(22時~)リエゾン-こどものこころ診療所-(23時15分~)今夜すきやきだよ(24時12分~)花嫁未満エスケープ 完結編(24時52分~)
土曜ドラマ 大病院占拠(22時~)ハマる男に蹴りたい女(23時~)かりあげクン(23時~)6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱(23時30分~)三千円の使いかた(23時40分~)
日曜ドラマ Get Ready! (21時~)ブラッシュアップライフ(22時30分~)親友は悪女(23時30分~)

2022年秋ドラマの一覧表

2022年秋ドラマの一覧を曜日別にご紹介します。 リンク先には各ドラマの見逃し配信情報をまとめているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね!
月曜ドラマ PICU 小児救急治療室(21時~)エルピス―希望、あるいは災い―(22時~)束の間の一花(24時59分~)
火曜ドラマ 科捜研の女 2022(21時~)君の花になる(22時~)階段下のゴッホ(24時58分~)ぴーすおぶけーき(25時29分~)
水曜ドラマ 相棒 season21(21時~)ファーストペンギン!(22時~)親愛なる僕へ殺意を込めて(22時~)
木曜ドラマ ザ・トラベルナース(21時~)silent(サイレント)(22時~)Sister(シスター)(23時59分~)
金曜ドラマ クロサギ(22時~)最初はパー(23時15分~)孤独のグルメ Season10(24時12分~)
土曜ドラマ 祈りのカルテ 研修医の謎解き診察(22時~)ボーイフレンド降臨!(23時~)ジャパニーズスタイル(23時30分~)推しが武道館いってくれたら死ぬ(26時30分~)
日曜ドラマ 鎌倉殿の13人(20時~)アトムの童 (21時~)霊媒探偵・城塚翡翠(22時30分~)

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