慣れたら使いやすいトロミ調整剤｜モニター あかつきなつきさん

年末に母親が盛大にむせていて、なんだかんだで寄る年波を実感中。

誤嚥を防ぐのに便利な方法がまずは「トロミつけ」なんですけど、
離乳食でトロミつけまくってた私が思う、
結構難しい……

そんな「加減」がつけやすい粉末タイプのトロミ調整食品。
給食資材の製造、関連業務一連のプロLEOC FOODSさんの
【トロミ調整食品】トロットちゃん
(確実に誤嚥が防げるものではありません)
を試しました。

こちらは水など液体がむせやすい方に適したとろみをつけるための粉末です。
原材料は
デキストリン、増粘多糖類、pH調整剤。

何より便利なのは、
加熱不要。
量を調整したらどんな飲料でも味を変えずに使える。

お汁ものとか加熱調理中に片栗粉入れて混ぜてトロミ…は簡単に出来るけど、
冷たいお飲み物とかだと手間が大変。手間かけた割にトロミのパンチ足りなかったり。
片栗粉だとお湯で溶かして使うから味変わるし。

少しずつ混ぜたほうがいいらしいけど、
牛乳やスポーツドリンクとかにもトロミつけられるから、
誤嚥に注意しつつ栄養摂りたいご年配の方や、
小さな子どもの体調不良時のスポドリ補給の時とかにも飲んでもらいやすそう。

今回はサンプルなので3グラムずつ個包装ですが、
実際は大袋です。

開封してみると、
白い粉です。少し光沢があります。
片栗粉よりかは粒がしっかりしている感じですが、サラサラです。

そのまま舐めると甘味と酸味(デキストリンとph調整剤ですもんね…)をわずかに感じます。

温かいお茶に溶かしてみました。

!注意!
スプーンで入れる時、
蒸気でトロットちゃんがすぐ湿気ます。
湯気でスプーンにへばりつくので、さっと入れたほうがいいです。
おそるおそる入れたらダマになります。

ダマになるとさすがにそこは味が変わります…。

量、これでいいかな?と悩む時は、
少し強めにトロミつけるつもりで入れて薄めるほうがうまくいくかも。

トロミ弱くて足したい時は、説明書通りに別容器で同じ飲料で強めのトロミを付けて混ぜていく方がいいです。
追加追加…で粉入れていくとダマになりやすいです。

使いこなすのに少しコツと加減が必要ですけど、
完成したら、
色も味もさほどかわらずにトロミが付きます。

早速母親にお茶を出してみる。
やっぱり、味が薄まらずにトロミがついているのは嬉しいし、粉を入れるだけというのに驚いてました。
母親的には飲みやすいトロミ加減が個人差あるから、少し多めに入れて好みで薄めたいそうです。


トロットちゃんで便利な点は
水分量に対して入れる量が書かれているのですが、
種類によって変える必要がないので覚えやすい。
お茶でもお味噌汁でも同じ量なら入れるトロットちゃんも同じ。

あと、時間経過によるトロミの変化も少ないそうで
飲み物以外にも使えるので、
食材に絡ませて味付きをよくして調味料(特に塩分ですよね!)を減らしたり、

ご年配でむせやすいかた向けだけど、
家族全員でも使えそうなお品でした。

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【トロミ調整食品】トロットちゃん