子どもに持たせるスマホおすすめランキング6選！選び方や月額も解説

子どもにスマートフォンを持たせるべきか、どの機種を選べばよいのか、多くの保護者が悩むポイントです。防犯や連絡手段として便利な一方で、ネットトラブルや使いすぎといったリスクも気になりますよね。

本記事では、2025年最新のおすすめ機種をランキング形式でご紹介。iPhoneの廉価モデルからコスパに優れたAndroid機種、防犯特化のキッズケータイまで、それぞれの特徴や価格、安全機能を詳しく解説します。

スマホを持たせる際の注意点やルール作りのポイントもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

子ども向けスマホの選び方

①目的に合ったものを選ぶ | ネットを使うならスマホ・防犯目的ならキッズケータイ

子どもの利用を想定した場合、まずはスマホかキッズケータイのどちらかを選ぶ必要があります。それぞれ特徴が異なるので、子どもに携帯してもらう目的を考えたうえで選択してみましょう。

主な目的が防犯や見守り機能、家族間での連絡手段の場合は、キッズケータイがおすすめです。キッズケータイには緊急時に使える防犯ブザーや緊急通報などの機能が標準で備わっているほか、GPS機能により離れていても子どもの現在地が確認できるよう設計されています。

また、自宅のWi-Fiを利用してキッズケータイから子ども帰宅を知らせる機能などにも対応しているので、「離れていても子どもの様子が見守れるようにしたい」という場合にも最適です。キッズケータイは基本ネットは使えませんが、端末に登録済みの家族などと通話やメッセージのやり取りが可能です。

一方、スマホはネット通信がおこなえるので、LINEなどの各種アプリを利用したり、WEBから調べものや学習などに活用したり、さまざまな用途に使えます。便利な反面、キッズケータイと比べると安全性には欠けるため、ルール決めや保護者のしっかりとした管理が欠かせません。

子どもの年齢や生活スタイル、どのような場面で端末を使うのかを検討したうえで、最適なタイプを選んでみましょう。

端末の購入費を考える | コスパ重視ながらお下がりもOK

キッズケータイは比較的安価ですが、スマホの場合は機種によって数万円から十数万円まで価格差があります。子ども向けであれば、必ずしも最新の高性能モデルを選ぶ必要はありません。お手頃なエントリーモデルやミドルレンジの機種でも、メッセージアプリや動画・ゲームといった娯楽、学習アプリの利用には十分な性能を備えています。

コストを抑える方法として、家族が使っていた端末のお下がりを活用するのも賢い選択です。比較的新しいモデルであれば、OSのアップデートにも対応しており、セキュリティ面でも安心して使えます。お下がりを使う場合は、料金プランもしくは格安SIMへの変更が必要になる可能性があります。

あまりに古い機種だとアプリが正常に動作しなかったり、バッテリーの持ちが悪かったりするケースもあります。お下がりを検討する際は、OSのバージョンやバッテリーの状態を事前にチェックしておきましょう。

月々の料金を考える | 格安SIMは毎月の料金がお得、大手キャリアはキッズケータイプランが安い

キッズケータイとスマホでは、加入できる料金プランが異なります。大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は、キッズケータイ向けのプランが充実しており、月額500円程度から利用できるお得な料金設定が魅力です。家族で同じキャリアを使っていれば家族間通話が無料になったり、家族割引が適用されたりと特典も充実しています。

ただし、加入できるのは小学生以下（12歳以下）などと定められているので、子供の年齢によっては利用できない可能性があります。

一方、スマホの場合はスマホデビュー向けのプランや格安SIMを利用することで、毎月の料金を安くおさえることも可能です。小容量プランならどちらも月額1,000円後～使えるプランもあるので、とくに自宅でWi-Fi環境があって外出時にもデータ使用量が少なければ十分対応できるでしょう。

子どもにおすすめのスマホランキング6選

1位　iPhone 16e

画像引用元：Apple公式サイト

iPhone 16eの主な特徴

iPhone 16eは最新のA18チップを搭載し、上位モデルのiPhone16に近い性能を持ちながら価格がおさえられた廉価モデルです。iPhoneは価格の面で子ども用の端末としては除外しがちですが、キャリアの割引プログラムなどを活用することで実質数千円～数万円で購入できます。

性能が高いのでさまざまな目的にマッチしやすく、3Dを多用した重いゲームを遊ぶといった用途にも使えます。性能不足による不満を持ちにくいので、すぐに機種変更したがることもないでしょう。Appleは7年間のアップデート保証を提供しているため、たとえば中学校入学から高校卒業までの長期間でも使い続けられます。

機能面はiPhoneならではの使いやすさと安全性が光ります。保護者もiPhoneを使っている場合は「スクリーンタイム」機能で使用時間の制限やアプリのインストール管理が簡単に可能です。また、保護者がiPhoneを使い慣れていれば子どもへの操作説明もしやすいというメリットもあります。

カメラは48MPのシングルレンズですが、日常の写真撮影には十分な性能を持ち、2倍の光学ズームと光学式手ぶれ補正にも対応しています。

初めてのスマホとして安全性と使いやすさ、長く使える品質を求める方に最適な1台です。

iPhone 16eのカラー

2位　iPhone17

画像引用元：Apple公式サイト

iPhone 17の主な特徴

iPhone 17のカラー

画像引用元：ドコモ公式サイト

3位　Google Pixel 9a

画像引用元：au公式サイト

Google Pixel 9aの主な特徴

Google Pixel 9aは、上位モデルのGoogle Pixel 9シリーズから若干性能をおさえてコスパに重点を置いた廉価モデルです。

上位モデルのPixel 9／Proと同じ高性能の「Tensor G4」を搭載しており、 AIアシスタントの「Gemini」や集合写真の表情を修正する「ベストテイク」、動画の不要な音だけを指定して除去する「音声消しゴムマジック」など、便利機能も幅広く使えます。

水やほこり、落下に強い設計で、IP68準拠の防水・防塵性能を備え、高い耐久性を実現。マット仕上げの背面とポリッシュ仕上げのアルミフレームを採用し、傷が付きにくいディスプレイや長く使える素材を使用しています。

バッテリーは5,100mAhと大容量を搭載し、使い方によっては30 時間以上の駆動が可能です。さらに、緊急時はスーパーバッテリーセーバーをオンにすれば最長100時間持つので、災害時の備えとして選択するのもよいでしょう。

Googleでは「ファミリーリンク」を使えば、位置情報の共有やプライバシー設定の管理が可能で、お子さまのスマートフォンの利用時間を適切に管理できます。保護者が離れた場所からでも、アプリの利用制限や使用状況の確認ができるため、初めてスマホを持つ子ども用としても安心です。

価格と性能のバランスがよいので、コスパを重視したい場合の候補して検討してみてください。

Google Pixel 9aのカラー

画像引用元：au公式サイト

4位　Galaxy A25 5G

画像引用元：Samsung公式サイト

Galaxy A25 5Gの主な特徴

Galaxy A25 5Gは、使いやすさを追求した大きな文字とアイコンで初めてでも使いこなせる「かんたんモード」を搭載しています。子ども向けにおすすめな理由は、この分かりやすい操作性と手頃な価格設定です。初めてスマホを持つお子さまでも、直感的に操作できる設計は大きな魅力と言えます。

耐久性も優れています。IPX8の防水性能を備えており、常温で水道水の水深1.5mに約30分間放置しても通信機器としての機能を保ちます。また、IP6Xの防塵性能にも対応しており、ホコリや砂ぼこりから内部を守ります。学校や公園など、さまざまな環境で使用しても安心です。防水対応でキッチンでも安心して使えるため、日常生活のあらゆる場面で活躍します。

6.7インチのやや大きめのディスプレイは、動画を見たり文字を大きく表示するのに最適です。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、バッテリー持ちは100から15%程度になるまでに12時間持続します。一日中外出していても電池切れの心配が少なく、安心して持たせられます。

エントリーモデルながら、大きな画面で見やすく、打ちやすく、毎日がもっと楽しく快適になるデザインです。コストを抑えつつ、基本性能がしっかりした機種を求めるご家庭に最適な選択肢です。

Galaxy A25 5Gのカラー

画像引用元：Samsung公式サイト

5位　AQUOS wish5

画像引用元：シャープ公式サイト

AQUOS wish5の主な特徴

AQUOS wish5は、2025年6月に発売されたスマートフォンです。

コンクリートに落下しても割れにくい丈夫さを備えており、子どもが誤って落としてしまっても破損しにくいのが特徴です。本体価格が約2万円と安価なので、修理費や買い替えの負担がおさえやすいというメリットもあります。

子どもの利用を想定した「ジュニアモード」に対応しており、成長に合わせてモードを切り替えることも可能です。ジュニアモードでは緊急時に使える防犯アラート機能を搭載。万が一のときは、本体をカバンごと強く振るだけでアラートが作動するとともに、緊急連絡先として登録された電話番号に自動電話発信と位置情報のSMSが送信されます。

約6.6インチの大画面ディスプレイは120Hz駆動でなめらかに動作し、サイトのスクロールや動画の視聴もスムーズです。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、うっかり充電を忘れても安心して使えます。学校や習い事で一日中外出していても、電池切れの心配が少ないのは大きなメリットです。

アウトカメラはシングルカメラですが、約5,010万画素と高画質な撮影に対応しています。ナイトモードやポートレートモードなどの各種切り替えが可能なほか、AQUOSならではの手を向けるだけ撮影できる機能や、片手撮影がしやすい「フローティングシャッター」などにも対応しています。

シャープ製の安心感と、日本メーカーならではのきめ細やかな機能で、初めてスマホを持つ子どもも使いやすいでしょう。

AQUOS wish5のカラー

画像引用元：ドコモ公式サイト

6位　mamorino6

mamorino6の主な特徴

mamorino6は、IPX5/8の防水性能、IP6Xの最高レベルの防塵性能、そしてアメリカ国防総省が定めたMIL規格(MIL-STD-810H)の耐衝撃テストに合格した、軍事レベルの耐久性を誇るキッズケータイです。子ども向けに特化して設計された機種で、小学生以下のお子さまに最適です。スマホではなく、防犯と連絡に特化したシンプルな端末をお探しのご家庭におすすめします。

安全機能が非常に充実しています。防犯ブザーを引っ張ると大音量でブザーが鳴るとともにライトが点滅、保護者に自動で電話を発信し、GPSで子どもの位置情報とカメラで撮影した画像が送信されます。万が一の際に、お子さまの状況を即座に把握できる仕組みが整っています。GPS見守り機能により、保護者のスマホから常にお子さまの居場所を確認でき、遠隔操作でマナーモードを解除したり、自動応答をオンにしたりできます。

ハンドソープで洗えるほどの防水性能を持ち、アルコール除菌シートで拭き取りもできるため、いつでも清潔に保てます。お子さまが外で遊んだ後や、汚れた手で触ってしまっても、簡単にキレイにできるのは嬉しいポイントです。前モデルから大きく進化し、3.4インチのディスプレイを搭載し、カメラ機能が追加され、接続端子もUSB Type-Cになりました。

事前に登録した相手とだけ通話やSMS、+メッセージのやり取りができ、連絡先は最大50件まで登録可能です。インターネットやSNSは利用できないため、ネットトラブルの心配がありません。防犯と連絡機能に特化し、保護者が安心して持たせられる、小学生向けの最適な選択肢です。

mamorino6のカラー

画像引用元：au公式サイト

子どもにスマホを持たせるときの注意点

使い方についてルールを決めておく

子どもにスマホを持たせる前に、家族でしっかりとルールを決めておくことが非常に重要です。使用時間や使える場所、どのようなアプリをインストールしてよいかなど、具体的な約束事を設定しましょう。例えば「夜9時以降は使わない」「食事中や勉強中は触らない」「親の許可なくアプリをダウンロードしない」といった明確なルールを作ることで、スマホの使いすぎや不適切な利用を防げます。

ルールを決める際は、一方的に押し付けるのではなく、子どもと一緒に話し合いながら決めることがポイントです。ルールが必要なのかを丁寧に説明し、子ども自身が納得したうえで約束することで意識が高まります。また、ルールは成長に応じて見直していくことも大切です。

さらに、ルールを破った場合の対応も事前に決めておきましょう。「1週間スマホを預かる」など、明確なペナルティを設定しておくことで、子どもも約束の重要性を理解しやすくなります。

リスクを共有する

スマホは便利なツールである一方、さまざまなリスクも存在します。子どもにスマホを持たせる前に、保護者としてどのような危険があるのかをしっかり説明し、リスクを共有しておくことが大切です。

例えば、SNSでの個人情報の公開は、知らない人に住所や学校を知られてしまう可能性があります。また、ネット上での誹謗中傷やいじめ、不適切なサイトへのアクセス、高額課金トラブルなど、子どもが巻き込まれやすいトラブルは数多く存在します。こうしたリスクについて、具体例をあげながらわかりやすく伝えましょう。

「知らない人からのメッセージには返信しない」「個人情報は絶対に書き込まない」「困ったことがあったらすぐに相談する」など、対処法も一緒に教えることが重要です。子どもが何か不安を感じたときに、すぐに保護者に相談できる信頼関係を築いておくことも忘れないでください。定期的に使用状況を確認し、コミュニケーションを取り続けることが、トラブル防止につながります。

トラブル防止対策は万全に

リスクを共有するだけでなく、具体的なトラブル防止対策を講じることも不可欠です。まず活用したいのが、スマホに標準搭載されているペアレンタルコントロール機能です。iPhoneの「スクリーンタイム」やAndroidの「ファミリーリンク」などを設定すれば、アプリの使用時間制限や不適切なコンテンツへのアクセス制限、アプリのインストール制限などを保護者側で管理できます。

フィルタリングサービスの利用も必須です。多くの携帯会社が提供しているフィルタリング機能を活用すれば、有害サイトへのアクセスを自動的にブロックできます。18歳未満の子どもがスマホを使う場合、フィルタリングの設定は法律でも推奨されています。

さらに、位置情報共有アプリを導入すれば、お子さまの居場所をリアルタイムで確認でき、万が一の際も安心です。また、定期的にお子さまのスマホの使用履歴やSNSの投稿内容をチェックすることも大切ですが、プライバシーにも配慮しながら、信頼関係を保ちつつ見守る姿勢が重要です。対策を万全にしておくことで、安心してお子さまにスマホを持たせることができます。

機種変更するならオンラインショップがお得で便利！

ドコモ・au・ソフトバンクで機種変更をするならオンラインショップを利用すると良いです。

オンラインショップを利用すると、各キャリアの店頭で機種変更した場合にかかる頭金3,000円～10,000円程度が無料になります。

また、店頭のように長い待ち時間が発生せず、自分の空き時間に機種変更が可能です。

店員さんに、強引に不要なオプションを勧められることもないので安心して機種変更できますね！

＼各キャリアの公式サイトはこちら／

auオンラインショップ
公式サイトを見る

ソフトバンクオンラインショップ
公式サイトを見る

ドコモオンラインショップ
公式サイトを見る

まとめ

各キャリアでは、子どもも含め幅広い年代の方が使いやすい機種がラインナップされています。

本記事でご紹介したおすすめ機種一覧は、以下のとおりです。

子ども向けスマホ選びでは、利用目的と年齢に応じた機種選択が重要です。防犯や見守り機能を優先するならキッズケータイ、LINEやネット利用が必要ならスマホを検討しましょう。

スマホ／iPhoneのなかでは、iPhone 16eやiPhone17といった長期利用が可能な機種から、Google Pixel 9aやAQUOS wish5のようなコスパに優れたモデルまで、予算と用途に合わせた選択肢が豊富です。耐久性や防水性能、バッテリー持ちなども確認しておくと安心です。

端末選びと同じくらい大切なのが、使い方のルール作りとトラブル防止対策。家族で話し合ってルールを決め、スクリーンタイムやファミリーリンクなどのペアレンタルコントロール機能、フィルタリングサービスを活用しましょう。適切な機種選びと万全な対策で、子どもが安全にスマホを使える環境を整えてみてくださいね。