2025年2月から発売されたiPhone 16eでは、128GB・256GB・512GBの全3種類のストレージ容量がラインナップされました。
機種変更の際は、どの容量を選ぶべきかで迷う方も多いのではないでしょうか。特に、iPhoneはどのモデルも複数の容量が発売されるので、せっかくなら自分に最適なものを選びたいですよね。
そこで、今回は主に以下の内容について解説していきます。
- iPhone 16eのストレージ容量は?それぞれ値段はいくらなの?
- iPhone 16eでおすすめのストレージ容量はどれ?
- どの容量が一番人気なの?
- 自分に最適なストレージ容量の選び方は?
iPhone 16eの容量選びで迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
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iPhone 16eのストレージ容量と価格
まずは、iPhone 16eの容量と価格を一覧で確認してみましょう。
ストレージ容量 | 価格 |
128GB | 99,800円 |
256GB | 114,800円 |
512GB | 144,800円 |
iPhone 16eのストレージ容量は、iPhone 16と同じく128GB・256GB・512GBの3種類をラインナップしています。
iPhone SE3(第3世代)では、64GB・128GB・256GBの3種類を展開しており、最少容量が64GBから128GBへ、最大容量は256GBから512GBへ強化されています。
iPhone 16eでおすすめの容量
iPhone 16eの容量を決める際は、用途に適したものを選ぶことが大切です。ストレージ容量ごとに、どんな使い方をする人に合っているのか解説します。
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おすすめ1.128GBがおすすめの人
iPhone 16eの128GBがおすすめなのは、下記のポイントに該当する人です。
・通話・メッセージ・SNSなどの使用がメイン ・動画や音楽はストリーミング再生が中心 ・重量級・大量のアプリを使うことはない ・動画はほどほどに撮れればOK ・長くても3年~4年くらいで機種変更する ・機種代金をなるべく安くおさえたい ・クラウドや外付けメモリなどと併用する |
電話やLINE、SNS、ウェブ閲覧などが主な用途であれば、128GBの容量で十分対応できます。動画や音楽はダウンロードではなく、ストリーミング中心であれば容量を圧迫することもありません。
写真についてはある程度の量は保存できますが、高解像度の画像を大量に撮影すると不足する可能性があります。また、データ容量の大きい動画の保存や、大容量アプリを多数使用するような使い方だと、物足りないかもしれません。
ただし、内部ストレージだけでなく、クラウドサービスなどの外部ストレージと併用する予定なら、デバイスのストレージは少なめで問題ないでしょう。
注意点として、iPhone 16eを長期間使用する場合は、長年のデータの蓄積によって知らない内に容量を圧迫してしまうこともあります。4年以上など長期間使う想定なら、256GB以上の容量を選択しておくと安心です。
おすすめ3.256GBがおすすめの人
iPhone 16eの256GBがおすすめなのは、下記のポイントに該当する人です。
・写真をよく撮影する ・動画をたまに撮影する ・音楽をダウンロードして聴く ・さまざまなアプリを活用する ・長期間の利用を考えている ・クラウドや外付けメモリなどと併用する |
通話やメッセージ、ウェブ閲覧に加えて、ある程度写真や動画を撮影する機会がある場合は、256GBがおすすめです。256GBの容量があれば、相当量のデータを端末内に保管しても、すぐ容量不足になることはありません。
また、多数のアプリをダウンロードして使いたい場合や、3Dゲームなどの大容量アプリをプレイする方にも向いています。
ただし、4Kなど高画質動画を頻繁に撮影したり、映像コンテンツをよくダウンロードしたりする場合は、時間の経過とともにデータ整理が必要になる可能性があります。たとえば、オフラインでもドラマやアニメを楽しめるように日ごろからダウンロードしている方などは、すぐに容量がいっぱいになってしまうかもしれません。
一方で、クラウドサービスなどの外部ストレージと併用する予定なら、デバイスのストレージは少なめで問題ないでしょう。
おすすめ3.512GBがおすすめの人
iPhone 16eの512GBがおすすめなのは、下記のポイントに該当する人です。
・動画や写真の編集などクリエイティブな目的 ・4K動画をよく撮影する ・動画をダウンロードして視聴する ・大容量のアプリを複数使用する ・下取りや中古販売で高く売りたい |
512GB以上の容量になると、主に動画編集や写真撮影などのクリエイターが対象といえるでしょう。一般的なiPhoneの使用であれば、ここまでの容量は使いきれないことがほとんどです。
512GBあれば、4K動画の撮影が多くてもすぐに満杯になることはないでしょう。また、日常的に映像コンテンツをダウンロードしてオフラインで視聴するような使い方にも適しています。
また、大容量モデルは下取りや中古品として売りに出した際に高値が付きやすいので、次の機種変更時に売却を考えている場合もおすすめです。
2年周期で機種変更する方の場合、512GBの容量を使い切れない(容量が余る)ケースも考えられます。自分の使い方を踏まえて、本当にここまでの容量が必要かどうか検討したうえで選択してみてください。
ストレージ容量の選び方・ポイント
iPhone 16eの容量選びについて、さらに的確に選ぶためのポイントを解説します。
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ポイント1.今使っているスマホのストレージを参考にする
必要な容量を調べるうえで最もおすすめなのは、現在使用中のスマホについて使用済みストレージを確認する方法です。
使用済みストレージの確認方法を、iPhoneとAndroidに分けてご紹介します。
▼iPhoneのストレージを確認する方法
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「iPhone ストレージ」まで進むと、以下の画面が表示されます。
赤枠の部分を見てみてると、128GBのストレージに対して、37GB使用済みであることがわかります。このケースではまだまだ余裕があるので、次回の機種変更でも容量をアップする必要はないと判断できます。
反対に、容量ギリギリまで使用済みである場合や、何度もデータ整理が必要だった場合は、256GB以上の容量を検討する必要があるでしょう。
▼Androidのストレージを確認する方法
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「ストレージ」まで進むと、以下の画面が表示されます。
赤枠の部分を見てみてると、128GBのストレージに対して、47.7GB使用済みであることがわかります。こちらもまだ余裕があるので、次の機種変更でも容量を拡張する必要はなさそうです。
iPhoneと同様に、容量ギリギリまで使用済みだったり、何度もデータ整理が必要だったりした場合は、256GB以上の容量を検討してみましょう。
ポイント2.写真・動画・音楽などデータごとの容量を参考にする
iPhone 16eで主に保存するのは、写真・動画・音楽などのデータです。データは種類によって容量が異なるので、たとえば動画をよく撮影する方なら、どれくらいの量が保存できるか把握しておくとよいでしょう。
1データあたりの容量と、ストレージ容量ごとに保存できるデータ量の目安は、以下のとおりです。
【写真】1枚あたりのデータ容量:約2~3MB
ストレージ容量 | 保存可能なデータ量 |
128GB | 約64,000枚 |
256GB | 約128,000枚 |
512GB | 約256,000枚 |
【動画】HD動画1分あたりのデータ容量:約40MB〜90MB
ストレージ容量 | 保存可能なデータ量 |
128GB | 約24時間~53時間 |
256GB | 約47時間~107時間 |
512GB | 約95時間~213時間 |
【動画】4K動画(30fps)1分あたりのデータ容量:約170MB
ストレージ容量 | 保存可能なデータ量 |
128GB | 約13時間 |
256GB | 約25時間 |
512GB | 約50時間 |
【音楽】1曲(約4分)あたりのデータ容量:約8MB〜12MB
ストレージ容量 | 保存可能なデータ量 |
128GB | 約10,700曲〜16,000曲 |
256GB | 約21,300曲〜32,000曲 |
512GB | 約42,700曲〜64,000曲 |
ポイント3.予算で選ぶ
iPhone 16eはストレージ容量によって価格が異なり、容量が増えるほど高くなります。
予算内で購入可能なものを検討してみましょう。
ショップ | 128GB | 256GB | 512GB |
ドコモ | 本体価格:109,780円 割引価格:1,210円~ | 本体価格:139,920円 割引価格:53,680円~ | 本体価格:179,960円 割引価格:73,920円~ |
au | 本体価格:112,800円 割引価格:47円~ | 本体価格:129,800円 割引価格:6,600円~ | 本体価格:162,800円 割引価格:19,400円~ |
ソフトバンク | 本体価格:110,016円 割引価格:24円~ | 本体価格:126,432円 割引価格:6,600円~ | 本体価格:158,544円 割引価格:19,440円~ |
楽天モバイル | 本体価格:110,800円 割引価格:実質39,392円~ | 本体価格:130,100円 割引価格:実質49,040円~ | 本体価格:166,800円 割引価格:実質67,400円~ |
Appleストア | 99,800円 | 114,800円 | 144,800円 |
※割引価格=割引プログラム利用(約2年後に機種返却)や乗り換え・新規契約時などに適用されるキャンペーン適用を想定
上記のショップ内で、本体価格が安いのはAppleストア、割引価格が安いのはソフトバンクです。ただし、利用するキャンペーンや利用中のキャリアなどによって、お得に購入できるショップは変わります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
iPhone16の廉価モデルとして登場したiPhone 16eは、2025年2月から発売されています。同じく廉価モデルとして定番だったiPhone SE3(第3世代)から値上げされたこともあり、各ショップの値段が気になる方も多いのではない[…]
iPhone 16eのストレージ容量を選ぶうえで知っておくべきこと
ストレージ容量選びを間違うと、快適さを損なったり、金銭的に損をしてしまったりするケースもあります。
iPhone 16eを購入する前に、以下の2つのポイントを確認しておきましょう。
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チェック1.容量は余裕がある方がよい
新しいiPhoneを購入する際は、これから新しいデータが増えていくことも考慮して、少し余裕のある容量を選ぶのが無難です。
内部の容量いっぱいになると、以下のような問題が発生する可能性があります。
・アプリのインストールができない ・OSやアプリのアップデートができない ・動作が重くなる ・アプリの使用中にエラーが出やすくなる ・SMSやチャットなどで投稿された画像や動画が閲覧できない |
容量ギリギリまでデータを保存してしまうと、新しいアプリをインストールできなくなることがあります。
また、アプリやOSのアップデートにも一定の空き容量が必要なため、更新できなくなる可能性があります。アップデートができなくなってしまうと、安全性に問題がある状態で使用することになりかねません。
また、最新のiPhone 16eをせっかく購入しても、データ量が多すぎると動作が重くなったり、アプリでエラーが頻繁に発生したりと、快適に使えなくなることもあるのです。
もちろん、データ整理をおこなえば一時的には解決しますが、使い方に対してストレージ容量が少なぎすると、またすぐに満杯になってしまうかもしれません。保存データが多いほど、整理に時間や手間がかかるのもデメリットですよね。
上記のような不具合や面倒を避けるためにも、ギリギリより余裕のある容量を選ぶことをおすすめします。
チェック2.容量はクラウドや外付けメモリで増やせる
データの保存先はデバイス内の内部ストレージだけでなく、クラウドサービスや外付けメモリなど、外部にも保存する選択肢があります。「端末代金を抑えたい、でもたくさんデータを保存したい」という場合は、外部ストレージとの併用を検討してみましょう。
iPhone 16eで使える主な外部ストレージは、以下のとおりです。
データの保存方法 | 商品・サービス名 |
クラウド | ・iCloud ・Google Drive ・Amazon Cloud Drive など |
外付けメモリ | ・USBメモリ ・ネットワークHDD ・SDカードリーダー |
▼クラウド
クラウドは、インターネット上にある保存領域です。ネット環境があればデバイス間でアクセスできるため、たとえばiPhone 16eだけでなく、パソコンやタブレットなど別の端末と共有したいデータの保存先としても便利なサービスです。
Apple社が提供する「iCloud」は5GBまで無料、有料なら最大2TBまで拡張できます。
▼外付けメモリ
外付けメモリは、USBメモリやネットワークHDD、SDカードリーダーなど、物理型の保存領域です。購入代金はかかりますが、サブスクとして毎月料金がかかるクラウドよりも、安く済むケースが多めです。
ただし、クラウドと違って紛失や故障のリスクがあるため、慎重な管理が求められます。
機種変更するならオンラインショップがお得で便利!
ドコモ・au・ソフトバンクで機種変更をするならオンラインショップを利用すると良いです。
オンラインショップを利用すると、各キャリアの店頭で機種変更した場合にかかる頭金3,000円~10,000円程度が無料になります。
また、店頭のように長い待ち時間が発生せず、自分の空き時間に機種変更が可能です。
店員さんに、強引に不要なオプションを勧められることもないので安心して機種変更できますね!
① 契約事務手数料(3,850円)が0円になる ※ドコモ・ソフトバンク限定
② 店頭購入の頭金(3,300円~11,000円)が無料になる
③ 家にいながら空き時間で機種変更ができる
④ 在庫を探して歩き回る必要はなし
⑤ 不要なオプションに加入する必要なし!
⑥ オンライン限定のキャンペーンが利用できることも!?
※キャンペーンについては、各キャリアのオンラインショップ公式サイトにご確認ください。
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まとめ
iPhone 16eのストレージ容量について、適したサイズは用途によって異なります。iPhone 16eでは3種類のストレージが提供されているため、普段の使い方を含めて適したものを検討する必要があります。
ストレージ容量ごとに、向いている人の特徴を簡単にまとめました。
・128GB⇒通話・メッセージ・SNSなどの利用がメインの人 ・256GB⇒写真・動画をある程度撮影する、iPhone 16eについて2年よりも長期間の利用を考えている ・512GB⇒高画質な写真・動画を撮影・編集するなどクリエイター向け |
普通にiPhoneを使う分には、128GBまたは256GBの容量でほとんどの方は事足りるはずです。写真や動画についても、256GBあればある程度の量は保存可能です。
512GB以上の容量は、主にクリエイター向けと考えられます。2年周期で機種変更している方は、ここまでの容量を使いこなせないケースが多いでしょう。通常、ここまでの容量は必要ないと考えて問題ありません。
必要なストレージ容量は、現在使っているスマホのストレージ利用状況を確認するのが、最も分かりやすい方法です。iPhone/Androidともに設定アプリから確認できるので、機種変更前に確認しておくことをおすすめします。