2025年から、スマホキャリアによっては事務手数料の値上げが実施されました。ドコモでも価格の改定がおこなわれ、店頭や電話での手続きでかかる事務手数料が3,850円(税込)から一律4,950円(税込)になり、1,100円の負担増となります。
ドコモで機種変更等の手続きをする際の事務手数料は、以下のとおりです。
| 窓口 | 手続き内容 | 改定前の事務手数料(税込) | 改定後の事務手数料(税込) |
| 店頭 | ・新規契約 ・契約変更 ・機種変更 ・名義変更 ・SIM再発行 ・eSIM再発行 ・電話番号の変更 ・電話番号保管 | 3,850円 | 4,950円 |
| WEB | ・新規契約 ・契約変更 ・機種変更 ・eSIM再発行 ・電話番号の変更 | 無料 | 無料(変更なし) |
ドコモオンラインショップからの機種変更であれば、従来どおり事務手数料が無料になります。
本記事では、ドコモの事務手数料について改定後の価格や、無料にする方法などを詳しく解説していきます。
契約事務手数料(4,950円)が無料になる
店頭購入の頭金(3,300円~11,000円)が無料になる
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・ドコモ公式サイト(https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/)
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- 適用条件
- ① 対象の購入方法(機種変更、契約変更、新規契約、のりかえ)
② 契約者名義(個人名義・法人名義)
※詳しくはドコモ公式のHPでご確認ください。
▼対象機種
・iPhone 17 256GB:44,000円割引
・Google Pixel 10 128GB/256GB:44,000円割引
・Galaxy S25 Ultra 512GB/1TB:60,500円割引
・Xperia 10 VII:41,360円割引
・Xperia 1 VII :34,749円割引
・他iPhone17シリーズ、AQUOSなども対象です。詳しくはドコモ公式のHPでご確認ください。
ページを見る
キャンペーン②:オンラインショップ限定事務手数料無料
オンラインショップで契約すると、通常4,950円(税込)かかる事務手数料が、オンラインショップで契約すると無料になります。
※今後予告なしに有料化する可能性があるため、詳しくはドコモ公式サイトをご覧ください。
▼対象手続き
新規契約 / 契約変更 / 機種変更 / eSIM再発行 / 電話番号の変更
| 店頭 | オンラインショップ | |
| 手数料 |
※上記は税込の料金です。
オンラインショップなら
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ドコモは2025年9月5日(金)から事務手数料を値上げ
NTTドコモは、2025年9月5日(金)より店頭コールセンターでの各種手続きにかかる事務手数料を改定しました。これまで、事務手数料が課される場合は3,850円(税込)という価格設定でしたが、改定後は一律4,950円(税込)に値上げしています。
対象となる手続きは、以下のとおりです。
| 窓口 | 手続き内容 | 改定前の事務手数料(税込) | 改定後の事務手数料(税込) |
| 店頭 | ・新規契約 ・契約変更 ・機種変更 ・名義変更 ・SIM再発行 ・eSIM再発行 ・電話番号の変更 ・電話番号保管 | 3,850円 | 4,950円 |
| コールセンター | ・契約変更 ・名義変更 ・SIM再発行 ・eSIM再発行 ・電話番号保管 | 3,850円 | 4,950円 |
| ドコモ光・ahamo光 店頭/WEBなど | ・新規契約 ・フレッツ回線または提携ケーブルテレビ回線からの切り替え(転用) ・他社光サービスからの契約変更(事業者変更) ・他社光サービスからの契約変更(光回線再利用) | 3,300円 | 4,950円 |
ドコモの発表によると、昨今の物価高や説明事項の増加などに伴う各種費用の増加が背景にあるとされています。一方で、ドコモオンラインショップをはじめとするWEBでの手続きは、引き続き事務手数料が無料です。
また、スマホ関連以外ではドコモ光・ahamo光といったネット回線に関わる一部の手続きに関しても、これまでの3,300円(税込)から一律4,950円(税込)に引き上げられています。
事務手数料を除くドコモの手数料まとめ
ドコモでは、事務手数料以外にも各種手数料やサポート料金がかかる場合があります。主な手数料は以下のとおりです。
| サービス内容 | 店頭 | WEB |
| 初期設定やデータ移行のサポート | 2,200円または3,300円 | 3,300円 ※店頭へ機種を持ち込んでサポートしてもらう場合。 |
| SIMカードの再発行 | 無料(事務手数料として請求) | 1,100円 |
| eSIMカードの再発行 | 無料(事務手数料として請求) | ー |
| 電話番号保管・メールアドレス保管 | 無料(事務手数料として請求) | 1,100円 |
サービス内容ごとに、手数料の目安をチェックしてみましょう。
初期設定やデータ移行のサポート
ドコモでは、新しいスマートフォンの初期設定やデータ移行のサポートを提供しています。
まず、ドコモショップ店頭で新規契約・契約変更・機種購入・預かり修理の手続きをおこない、そのまま初期設定やデータ移行のサポートを受ける場合は2,200円の手数料がかかります。ドコモ取扱店(家電量販店や一般代理店)で購入した機種をドコモショップ/d gardenへ持ち込みでサポートを受ける場合は3,300円になるので注意しましょう。
一方、オンラインショップで購入した機種に関しては、基本的に初期設定・データ移行を自分でおこなうことになります。自分で実施する場合、とくに費用はかかりませんが、店頭へ持ち込んでサポートを受ける場合は3,300円の手数料がかかります。
初期設定やデータ移行はユーザーが簡単におこなえるよう工夫されていますが、不安がある場合は有料サポートを検討するのも一つの手段です。
SIMカードの再発行
SIMカードを紛失したり破損したりした場合、再発行が必要になります。再発行の場合は、ドコモショップ店頭またはドコモインフォメーションセンター(電話)から申し込みが必要で、事務手数料として4,950円が請求されますが、別途で手数料がかかることはありません。
ahamoの場合は、ahamoの公式サイトからオンラインにて再発行の申し込みが可能です。再発行手数料は1,100円、ただし新規契約・乗り換え(MNP)の場合、SIM発行に関する手数料は無料です。
ドコモオンラインショップからは、新規契約や乗り換えにまつわるSIM発行のほか、SIMのみの申し込みも可能です。持っている機種でドコモへ新規契約や乗り換えなどをしたい場合や、ドコモの料金プランはそのままでSIMの交換・再発行をしたい場合に利用できます。「SIMカードの交換・再発行」の場合は、発行手数料として1,100円がかかります。
eSIMカードの再発行
eSIMは、物理的なSIMカードを必要としない組み込み型のSIMで、スマートフォン本体に内蔵されています。物理的なSIMカードのように、店頭や郵送での発行手続きや端末への抜き差しは基本的に不要です。
誤ってeSIMを削除して通信ができなくなった場合、店頭やコールセンター(ドコモオンラインショップセンター)での手続きが必要です。この場合は、事務手数料として4,950円がかかります。
電話番号保管・メールアドレス保管
電話番号保管は、一時的に利用を休止したい場合に、現在の電話番号およびメールアドレス(spモード)を最長で6年間保管しておけるサービスです。海外赴任や留学などで、長期に渡って携帯電話を使用せず、帰国後などに利用を再開できます。
電話番号保管の手続きは、店頭・電話・ドコモオンライン手続きからおこなえます。店頭では事務手数料として4,950円、ドコモオンライン手続きの場合は手数料1,100円です。
なお、電話番号保管は月額440円、メールアドレス保管は月額110円が利用料金としてかかります。また、機種の分割支払金などがある場合は、保管期間中も引き続き支払いが必要です。
ドコモの機種変更で事務手数料を無料にする方法
事務手数料はドコモに関わるすべての手続きにかかるわけではありません。事務手数料を無料にする主な方法は、以下3つです。
| 方法1.機種変更はドコモオンラインショップを利用する 方法2.初期設定やデータ移行は自分でやる 方法3.各種手続きはMy docomoを活用する |
基本的には、オンラインサービスを利用することで無料化できる場合があります。一つずつ詳しく解説していきます。
方法1.機種変更はドコモオンラインショップを利用する
ドコモオンラインショップから機種変更する場合、とくに条件なく事務手数料は0円になります。ドコモショップ店頭で機種変更すると4,950円の事務手数料がかかるので、約5,000円も費用をおさえることが可能です。
また、ドコモショップ利用時は近くに店舗がないと交通費がかかってしまうケースもありますが、オンラインショップでは自宅まで配送してもらえます。オンラインショップで2,750円以上の購入があれば送料がかからないため、機種変更の場合は基本的に無料と考えて問題ないでしょう。
機種やアクセサリーの購入費など、機種変更に関わる以外の手数料をなるべく節約したい場合は、ドコモオンラインショップの利用を検討してみてください。
方法2.初期設定やデータ移行は自分でやる
ドコモオンラインショップを利用して機種変更する場合、基本的には自力で初期設定やデータ移行をおこないます。この流れであれば、機種変更に関わる事務手数料および初期設定・データ移行のサポート費用が無料になります。
ただし、初期設定やデータ移行だけ店頭でサポートを受けることも可能です。この場合、サポート費用の3,300円が請求される可能性があります。
店舗で機種変更してそのまま初期設定やデータ移行のサポートを受ける場合は、事務手数料4,950円とサポート料金2,200円がかかります。
初期設定やデータ移行を自分でおこなうだけでも数千円の節約になるので、基本的には自立で挑戦するのがおすすめです。近年はユーザーが簡単に設定できるような仕組みができていて、iPhoneならクイックスタート、AndroidならGoogleアカウントでのバックアップと復元機能を使えば、初心者でも簡単にできますよ。
方法3.各種手続きはMy docomoを活用する
My docomoは、ドコモ契約者向けの公式オンラインサービスです。ドコモで何かしらの手続きが必要なとき、店頭に出向かずともMy docomoで対応している場合があります。My docomoからできる主な手続きは、以下のとおりです。
| ・データ通信料、利用料金などの確認 ・契約者情報の確認・変更(住所や氏名、契約プランなど) ・支払い方法の変更 ・オプションサービスに関する手続き ・故障・トラブル時の各種手続き ・MNP予約番号の発行 ・携帯電話・home5Gの解約 など |
店舗で手続きを依頼すると、事務手数料やその他の手数料が発生する可能性がありますが、My docomoならほとんどの手続きが無料でできます。店舗へ行く手間もかからず、好きなタイミングで気軽に使えるのもメリットの一つです。
ただし、場合によっては店頭での手続きが必須なケースもあるので、シーンに合わせて使い分けてみましょう。
ドコモオンラインショップでの機種変更の手順
ドコモオンラインショップで機種変更する際の流れは、以下のとおりです。
手順1.手続きに必要なものを準備
手順2.オンラインショップへアクセス
手順3.申し込み完了・審査
手順4.商品到着
手順5.初期設定(アクティベーション)
手順6.eSIMの設定
詳しく解説していきます。
手順1.手続きに必要なものを準備
まずは、ドコモオンラインショップでiPhone17シリーズを購入します。必要なものは、以下のとおりです。
| ・dアカウント(ID/パスワードまたはネット暗証番号でログイン) ・クレジットカードまたは特定の金融機関口座情報(一括払いの場合) |
機種変更の際は、すでにドコモで本人確認や支払い設定などが済んでいるため、準備するものもシンプルです。機種代金を一括で支払う場合は、クレジットカードまたは支払いに使用する特定の金融機関口座情報を準備しておきましょう。
手順2.オンラインショップでアクセス
必要なものが準備できたら、ドコモオンラインショップにアクセスします。
iPhone17シリーズ購入の流れは、以下のとおりです。
|
上記は通常の手続き方法ですが「カンタンお手続き」で機種変更することも可能です。通常より簡単に手続きできますが、プラン変更はできません。機種変更+プラン変更をしたい場合は、通常の手順で手続きをおこないましょう。
手順3.申し込み完了・審査
注文完了後は、ドコモにて審査に入ります。分割購入の場合は、信用情報機関に登録されている情報を含めた審査もおこなわれます。審査は通常即日で完了しますが、場合によっては時間がかかるケースもあるようです。
とくに、iPhone17シリーズのように10万円を超える分割払いが必要な際は、厳粛な審査を実施すると言われています。過去にスマホ料金やクレジットカードの料金、その他ローンの支払いなどを滞納した経歴があると、審査にとおらない可能性が高めです。
また、滞納がなくても支払い能力が不足していると判断された場合にも、審査落ちすることがあります。審査に不安がある場合は、一括購入に切り替えたり、より安い端末へ変えたりすることで、機種変更が可能です。
手順4.商品到着
審査に無事とおった場合は、最短2日後に端末が届きます。発送開始時と出荷完了時にメールが届くので、お届け日の目安にしてみてください。
現在は休止中ですが、ドコモショップでの受け取りを選択した場合は、最短当日に入手できます。
手順5.初期設定(アクティベーション)
iPhoneの電源を入れると、初期設定(アクティベーション)がスタートします。iPhone17シリーズは「クイックスタート」による設定が可能です。画面下に表示される「手動で設定」をタップすると設定が開始されます。
アクティベーションでは言語やキーボード設定、Wi-Fiの設定、Face ID(顔認証)の設定、Apple Accountへのサインインなどをおこないます。少し長めですが、画面の指示どおりに進めるだけ簡単に設定できますよ。
データ移行もこの段階でおこなうか、スキップすることも可能です。iCloudからのデータ移行や、旧iPhoneデバイスから直接移行する方法のほか「Androidからデータを移行」を選択することで可能です。
手順6.eSIMの設定
iPhone17シリーズへの機種変更では、eSIMの設定が必要です。物理SIM→eSIM、eSIM→eSIMのどちらの設定でも「eSIMクイック転送(iPhone/iPad)」「Android eSIM転送機能」で設定できます。
手順は使用中の端末や通信方法などによって異なるので、詳しくは以下公式サイトのページを参考にしてみてください。
iPhoneを利用中の方➡eSIM クイック転送について
Androidを利用中の方➡Android eSIM転送機能について
ドコモで機種変更するならオンラインショップがお得で便利!

ドコモで機種変更をするならオンラインショップを利用すると良いです。
オンラインショップを利用すると、ドコモショップの店頭で機種変更した場合にかかる頭金3,000円~10,000円程度が無料になります。
また、店頭のように長い待ち時間が発生せず、自分の空き時間に機種変更が可能です。
店員さんに、強引に不要なオプションを勧められることもないので安心して機種変更できますね!
① 契約事務手数料(4,950円)が0円になる
② 店頭購入の頭金(3,300円~11,000円)が無料になる
③ 家にいながら空き時間で機種変更ができる
④ 在庫を探して歩き回る必要はなし
⑤ 不要なオプションに加入する必要なし!
⑥ オンライン限定のキャンペーンが利用できることも!?
※キャンペーンについては、ドコモオンラインショップ公式サイトにご確認ください。
\事務手数料が無料!/ドコモオンラインショップ
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まとめ
ドコモで機種変更する際の事務手数料は、2025年9月5日の改定により、店頭や電話では3,850円(税込)から一律4,950円(税込)へと1,100円値上げされました。
一方、ドコモオンラインショップの事務手数料はこれまでと変わらず引き続き無料となっています。事務手数料だけでも約5,000円の差額なので、基本的にはオンラインショップでの機種変更がおすすめです。
さらに、初期設定やデータ移行に関しては別途約2,000円~3,000円の手数料が設定されています。ドコモオンラインショップから機種変更した流れから自分で初期設定・データ移行をおこなうことで、この手数料も無料になります。
ドコモオンラインショップは24時間利用でき、待ち時間がかからないなど、事務手数料以外の点でもメリットが多めです。ドコモではチャットや電話などのサポートも充実しているので、初めてオンラインからの機種変更に挑戦する方も安心できるでしょう。
これからドコモでの機種変更を検討している方は、ぜひ活用してみてください。







