ドコモのiPhone17は一括0円で買える？安く買うキャンペーン情報を解説

2025年9月に登場したiPhone17シリーズは、最新モデルのなかでも人気が高い機種です。ドコモでは約15万円からという本体価格が設定されており「機種変更したいけど機種代金が高すぎる」「昔みたいに一括0円で買う方法はないの？」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

結論から言うと、iPhone17シリーズを一括0円で購入するのは現状かなり難しい見通しです。しかし、ドコモが提供するキャンペーンやプログラムをうまく活用すれば、実質負担を限りなく0円に近づけられる可能性はあります。

この記事では、ドコモのiPhone17シリーズをできるだけ0円に近づける、または大幅な割引が利用できる方法を解説していきます。iPhone17シリーズを少しでも安く手に入れたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

結論｜ドコモのiPhone17は一括0円にならない

ドコモのiPhone17シリーズについて、発売直後で一括0円になる可能性はほぼありません。ここでは、一括0円にならない理由について解説していきます。

法改正による割引規制が厳しい

一括0円とは、特定の条件を満たすことで、最初から機種代0円で購入できるスマホのことです。かつては、SIM契約を増やす目的や在庫一掃などを理由に、iPhoneが一括0円で販売されることも珍しくありませんでした。

しかし、総務省による電気通信事業法の改正によって、過度な端末割引が厳しく規制された結果、一括0円販売が難しくなり、今ではほとんど見られないのが現状です。

今後も、総務省による割引規制が厳しくなる可能性はあります。そのため、ドコモのiPhone17が一括0円の対象になる可能性は極めて低いと言えるでしょう。

一括0円に近づける方法はある？

価格を近づける方法として、下取りプログラムの活用があります。

ドコモでは、新しい機種購入時に使っていない機種を下取りに出すと、機種代金から割引もしくはdポイントによる還元が受けられます。現時点では、最大156,000円（税込）相当が下取り価格となっているため、プログラムに出す機種や購入する機種によっては限りなく0円に近づけられる可能性があります。

ただし、高額で下取りしてもらえるのは画面割れや機能不良などがない「良品」限定です。たとえば、iPhone16のPro Maxモデルを下取りに出したとしても、傷や液晶の異常、電源がつかないなどの不具合があると、想定より下取り価格が安くなってしまうこともあります。

「下取りに出せる機種がない」「古い機種しかなくて高額での下取りが望めない」という場合は、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」を利用する手があります。機種を残価設定型24回払いで購入し、46カ月目までにドコモへ返却すると、残債の支払いを免除するというサービスです。購入から約2年後に機種を返却した場合、おおむね半額程度まで安くなります。

「いつでもカエドキプログラム」も機種回収が必要になるため、機能不良品と査定された場合は、故障時利用料として22,000 円（税込）かかる可能性がある点に注意しましょう。

ドコモのiPhone17を0円に近づけるキャンペーン一覧

ここでは、iPhone17シリーズの販売価格を0円に近づけられる可能性がある、もしくは大幅な割引が期待できるキャンペーンやプログラムについて解説していきます。

キャンペーンやプログラムは以下の通りです。

詳しく見ていきましょう。

下取りプログラム

ドコモ「下取りプログラム」は、下取りした機種の状態に応じてスマートフォンなどの購入代金から割引またはdポイントで進呈されるプログラムです。前述のとおり、現時点では最大156,000円（税込）相当が割引されると公式サイトにて掲載されています。

参考までに、2025年11月時点でのiPhone16シリーズの下取り価格（進呈ポイント）をご覧ください。

※下取り価格は時期によって変動します。最新の情報は公式サイト「下取りプログラム」をご覧ください。

現状、ドコモのiPhone17シリーズは152,900円～発売されています。そのため、0円購入に近づけるためにはiPhone16 Pro／Pro Maxを下取りに出すのが近道です。

下取りプログラムで知っておきたいポイントをまとめました。

下取りプログラムは、店頭とオンラインショップの両方から申し込みが可能です。店頭ではその場で旧機種が回収され、新機種の購入代金へ割引が適用されます。

一方、オンラインショップの場合は郵送で旧機種を送付し、検品後にdポイントで還元となります。そのため、今回分の購入代金への適用はできません。

また、下取りプログラムと割引プログラムは両方機種の回収が必要になるため、併用は不可となります。

いつでもカエドキプログラム

ドコモでは「いつでもカエドキプログラム」「いつでもカエドキプログラム＋」という2種類の割引プログラムを提供しています。どちらも機種を残価設定型24回払いで購入し、46カ月目までにドコモへ返却すると、残債の支払いを免除するというサービスです。

どちらが対象かは機種によって異なります。現在、iPhone17は「いつでもカエドキプログラム」、iPhone17 Pro／Pro MaxとiPhone Airは「いつでもカエドキプログラム＋」の対象です。

iPhone17 256GB（152,900円）へ機種変更した場合を例に、実質負担額と月々の機種代金がいくらになるのか解説します。「いつでもカエドキプログラム」を利用して購入から25カ月目に機種を返却した場合、3,319円×23回が月々の支払額、24回目（残価）の76,560円は支払い不要となります。そのため、実質負担額は76,340円とほぼ半額程度の金額まで安くなるのです。

25カ月目機種を返却しなかった場合は、24回目（残価）の支払い分が自動で24回払いに再分割されます。再分割後に返却した場合も残りの支払い分が免除されるため、通常の分割で購入するよりもお得になります。

さらに、割引プログラムはキャンペーンによっては併用が可能です。現在は、次にご紹介する「5G WELCOME割」と組み合わせて使用できます。

5G WELCOME割

ドコモのキャンペーンでiPhone17はどのくらい安くなる？

先にご紹介したドコモの割引プログラムやキャンペーンを活用した場合、iPhone17シリーズがどのくらい安く購入できるのかを解説します。機種変更・新規契約・乗り換えそれぞれの契約形態で算出しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

iPhone17

iPhone17 Pro

iPhone17 Pro Max

iPhone Air

ドコモのキャンペーンでiPhone17を0円に近づける際の注意点

ドコモでiPhone17シリーズの実質負担額を0円に近づけるため、「いつでもカエドキプログラム」の利用を検討している方も多いでしょう。「いつでもカエドキプログラム」には、事前に知っておきたい注意点が3つあります。

「いつでもカエドキプログラム」は返却が必要

ドコモの「いつでもカエドキプログラム」は、iPhone17シリーズを大幅に安くする手段として最適です。ただし、半額以下など大幅な割引を狙うには、おおむね2年後に機種を返却することが前提になります。

2年以上使い続けることも可能ですが、機種を返却したタイミングでの残債支払いが免除されるため、遅くなるほど負担額は高くなるのです。そのため、iPhone17シリーズを長く使いたい方や、返却が面倒に感じる方には不向きな可能性があります。

「いつでもカエドキプログラム」は分割払いが必須

「いつでもカエドキプログラム」では、機種を分割購入したうえで、返却するタイミングに合わせて残債の支払いが免除されます。分割払いを利用する際は所定の審査がおこなわれるため、審査の結果利用できないケースもあるのです。

分割審査では個人信用情報機関に登録されている情報が照会されるため、たとえば現在ローンなどの支払いを滞納していたり、過去の滞納歴が残っていたりすると、審査落ちする可能性が高くなります。

また、iPhone17シリーズは10万円を超える高価な製品なので、審査基準も厳しくなります。滞納など思い当たることがなくても、収支状況によっては否決されることがあるため注意が必要です。

審査落ちした場合はiPhone17シリーズの分割購入ができないので、一括購入に切り替えるか、より安価な機種に変えれば分割購入できる可能性があります。一括購入の場合「いつでもカエドキプログラム」は利用できないので、下取りプログラムなどほかに利用できるキャンペーンを検討してみましょう。

「いつでもカエドキプログラム」の故障時利用料や受付不可に注意

「いつでもカエドキプログラム」で機種を回収してもらったあと、端末が機能不良品である場合は故障時利用料として22,000 円（税込）の追加料金が発生するケースがあります。

また、初期化されていなかったり、改造品であったりする場合は受付自体が不可となることも。対象となる事象は、以下のとおりです。

「ケータイ補償サービス」または「smartあんしん補償」に入っている場合は2,200円（税込）の自己負担で済むので、心配な方は加入を検討してみてください。

ドコモのiPhone17一括0円に関するよくある質問

ドコモのiPhone17が一括0円になる可能性は？

iPhone17が一括0円になるタイミングは？

一括0円と実質0円、どう違う？

まとめ

国の割引規制によって、iPhone17シリーズを一括0円で購入するのは厳しい状況です。ただし、ドコモ提供の「下取りプログラム」を活用することで、下取りに出す機種によっては0円近くまで割引もしくは相当のdポイント進呈が受けられる可能性はあります。

「下取りプログラム」以外では、「いつでもカエドキプログラム」と「5G WELCOME割」を併用することで、おおむね半額以下まで安くすることも可能です。「下取りプログラム」と「いつでもカエドキプログラム」は併用不可な点に注意してください。プログラムやキャンペーンには、所定の条件が設けられています。利用する際は事前に確認しておきましょう。

また、「下取りプログラム」「いつでもカエドキプログラム」といった機種を回収するプログラムの場合、端末の状態によっては別料金が発生、もしくは受付不可となることもあります。使用中の機種を出す予定、またはiPhone17シリーズを購入後に「いつでもカエドキプログラム」で回収してもらう予定がある場合は、端末の状態もチェックしておきましょう。