花火は夏場だけのものじゃない!幽玄の世界を楽しめる佐野花火店の線香花火!｜モニター 南野秀一(蔵馬)さん

　皆様は線香花火をされますか?お子様のいらっしゃるご家庭では夏場に1度はされることと思います。かく言う私は小学校高学年の時以来は全くしておりませんでした^^;

　実は昨日、線香花火を楽しむ機会がありまして、久方ぶりに童心に帰ることができました!今回ご紹介させて頂くのは有限会社佐野花火店様の線香花火やりくらべです。

　線香花火の内訳は国産の牡丹桜が6本、中国産の牡丹花が6本でした。前者は1本1本が色違いな線香花火であるのに対し、後者は牡丹や桜を彷彿とさせるピンク色一色となっております。

　夕暮れ時に線香花火をすることに致しました。ただ、日中と違って視界が悪くなりますので、撮影する順番を間違えないよう、左サイドに国産の牡丹桜、右サイドに中国産の牡丹花を配置致しました。その後、庭へ直行です!

　火を扱う関係上、庭先で線香花火をするのは危ないだろう、ということで草木の茂っていない石階段にて線香花火をすることに致しました。日が完全に沈んでしまい、灯した蠟燭だけでは心もとないのでLED懐中電灯を当てながら行うことに致しました。

　先ずは中国産の牡丹花に火を灯してみました。着火から10秒ほど経つと先端の方からシューシューと綺麗な火花が上がります。その後、小ぶりであるものの華やかな火花が飛び散ります。そして、20秒程度で消えます。そのため、牡丹花は華やかさと儚さと併せ持つ線香花火であると思いました。まるで人間の人生そのものなようです!

　続いて、国産の牡丹桜に火を灯してみました。着火から20秒ほど経つと先端の方からシューシューと綺麗な火花が上がります。その後、大ぶりの火花が放射線状に勢いよく飛び散ります。そして、35秒程度で消えます。そのため、牡丹桜は忍耐強さと我慢強さ、緻密さを併せ持つ線香花火であると思いました。日本人の気質を上手く体現しております。

　使用している素材や火薬の量などの違いによるものなのでしょうが、それぞれ魅力があると思います。今回20数年ぶりの花火体験でしたが、改めて花火をすることの楽しさを実感致しました。

　今まで「花火は夏場にするもの」という固定観念を持っておりましたが、春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の風情があって良いと思います。また、大人であっても時には童心に帰ることが大切であるということを実感致しました。

　皆様も佐野花火店の線香花火で幽玄の世界を楽しまれてみては如何でしょうか!

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線香花火のやり比べ　(純国産・中国産線香花火6Pずつ)