気づけばスマホを手にしている…そんな瞬間、ありませんか?
便利なツールであるスマホですが、使いすぎによる「スマホ依存」を感じる人も少なくありません。
そこで今回は全国の男女840名を対象に「スマホ依存」についてのアンケートをおこないました。
調査手法 | インターネットでのアンケート |
調査対象者 | 事前調査で「現在スマートフォンを使用している」と回答した全国の男女 |
調査期間 | 2025年1月20日 ~ 1月27日 |
質問内容 | 質問1:あなたは自分自身が「スマホに依存している」と感じたことがありますか? 質問2:「スマホに依存している」と感じた理由を教えてください。 質問3:スマホに依存しないように、自分自身で決めているルールはありますか? 質問4:スマホに依存しないように、自分自身でどのようなルールを決めているか教えてください。 質問5:あなたの家族や友人など、身の回りに「スマホに依存しているな」と思う人がいますか? 質問6:どのような理由で、その人が「スマホに依存している」と感じたか教えてください。 質問7:その「スマホに依存している」と思う相手に、そのことを伝えたことはありますか? 質問8:その理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 811サンプル |
48.1%が「スマホに依存している」と感じたことが「ある」
まずは、自分自身が「スマホに依存している」と感じたことはあるか聞いてみました。
ほぼ半数の方が、自分自身がスマホに依存していると感じたことが「ある」と回答しています。
「スマホに依存している」と感じた理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
スマホに依存していると感じた理由
- スマホを常に見ている(10代・女性)
- YouTubeなどのアプリをつい見すぎてしまうから(10代・男性)
- スマホがないと、少し不安になる時があるため(10代・女性)
- トイレやお風呂までスマホを持っていく(20代・女性)
- スマホを確認しないと気が済まないことがある(20代・男性)
- 子供が泣いていても、スマホを途中で放り投げることができないとき(30代・女性)
- 返信がきているか気になってスマホを見てしまったとき(30代・男性)
「ちょっとした暇な時間があるとすぐにスマホを触ってしまうから」「トイレやお風呂でも使ってしまうから」「スマホがないと不安になる」などの声が多く挙がっていました。
中には「子どもが泣いていてもスマホを放り投げられない時がある」という声もありました。
18.5%がスマホに依存しないように決めているルールが「ある」
続いて、スマホに依存しないように、自分自身で決めているルールはあるか聞いてみました。
18.5%の方が、スマホに依存しないように自分自身で決めているルールが「ある」と回答しています。
スマホに依存しないように、自分自身でどのようなルールを決めているか聞いてみたので一部を紹介します。
スマホに依存しないように自分自身で決めているルール
- 制限時間を決める(10代・男性)
- SNSや動画は寝る前だけなど、見る時間を決めている(20代・女性)
- 暇で何の目的もなくスマホを見ているなと気づいたら、その時点でスマホを閉じて他のことをする(20代・女性)
- 食べてるとき家事するとき触らない(30代・男性)
- 子供と一緒に遊ぶ時間は触らない(30代・女性)
- 使うSNSの投稿や見る頻度を制限したり。スマホ自体を使わない時間を作る(30代・女性)
- 風呂の時間と、寝る前には触らない(40代・女性)
触らない時間を決める、スマホを触りすぎていると気付いたら他のことをするなどのルールが主に挙げられていました。
41.9%が家族や友人など、身の回りに「スマホに依存しているな」と思う人が「いる」
また家族や友人など、身の回りに「スマホに依存しているな」と思う人はいるか聞いてみました。
41.9%の方が、身の回りにスマホに依存しているなと思う人が「いる」と回答しています。
どのような理由で、その人が「スマホに依存している」と感じたか聞いてみたので一部を紹介します。
その人が「スマホに依存している」と感じた理由
- 話している時もスマホを触っている(10代・女性)
- 家にいる時大体、触っている様子しか見ないから(10代・男性)
- 常にスマホをいじり続けている(20代・女性)
- 人と話している間にもスマホを眺めている。授業や会議中にも我慢できない(20代・女性)
- 一緒に出かけてるのにずっとスマホを見てると依存してるなと思う(30代・女性)
- いつでもスマホを見ている、下を向きすぎて首が変になっている(30代・女性)
- 妻が外出先で家にスマホを忘れたことを思い出しよくパニックになっている(30代・男性)
「食事中にも手を止めてスマホを見ている時がある」や「人と話している間もスマホを触っている」などの声が挙がっていました。
さらに、「スマホに依存している」と思う相手にそのことを伝えたことはあるか聞いてみました。
35%の方が「スマホに依存している」と思う相手に、そのことを伝えたことが「ある」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
スマホに依存していると思う相手にそのことを伝えた理由
- その人の為にと思って言いました(10代・女性)
- 歩きスマホは危険だから(20代・男性)
- 話をしっかり聞いて欲しかったから(30代・女性)
- さすがにずっと見ていて生返事が多くて会話にならないことが続いたから(30代・女性)
- 周りとコミュニケーション不足になる事を危惧して(30代・女性)
スマホに依存していると思う相手にそのことを伝えたことがない理由
- 怒られそうだから(10代・女性)
- 私も依存していると思うから(10代・女性)
- 特に気にしていないから(20代・女性)
- 失礼になる可能性もあるから(30代・男性)
- スマホを使うのはそれぞれ人の自由だと思うから(30代・男性)
- 生活に支障がないのであれば悪いことだとも思わない(30代・女性)
- いうと面倒だし自分も依存していると思うから(30代・男性)
- 本人の好きなようにすれば良いと思うから(40代・女性)
まとめ
今回は「スマホ依存」に関する調査を実施し、その結果について紹介しました。
48.1%の方が、スマホに依存していると感じたことが「ある」と回答しています。
便利なスマホですが、使いすぎは睡眠不足や集中力の低下を招く可能性も。
依存を防ぐには、使用時間を意識的に制限したり、通知をオフにするなどの工夫が効果的です。
あなたも一度、スマホとの付き合い方を見直してみませんか?