ホワイトニングをしよう!方法別メリット・デメリットを大解剖

今大人気のホワイトニングですが、みなさんはホワイトニングにもさまざまな種類があり特性が違うことをご存知でしょうか。

金額や施術の規模、期間はもちろんですが効果の面でも明確に差が出てくるので、それぞれの内容をしっかりと熟知しておくことであなたにあったホワイトニングの方法を見つけることができます。せっかくお金と時間をかけて歯をきれいにするなら、最初から最後まで満足できる方法をチョイスしていきましょう

今回はそれぞれのホワイトニングの方法のメリットとデメリットや、どんな方に向いている施術なのかをご紹介していきます。ぜひ今後の参考にしてみてくださいね!

オフィスホワイトニングのメリットとデメリット

オフィスホワイトニングは、歯科医院に通う形でメンテナンス・ホワイトニングをしていく施術です。歯科医師や歯科衛生士が薬品・機材を使って患者の構内をケアしていきます。

オフィスホワイトニングのメリット

効果を実感しやすい

オフィスホワイトニング1番のメリットは即効性にあります。初回の施術後にも目に見えて違いが判ることが多いので、歯をきれいにしていくうえでのモチベーションも維持できますし、何より安心感がありますよね。

短期間で施術が終わる

最大でも5、6回ほどで施術を終えることができ、施術自体の時間も1時間程で済みます。通院の回数に関しては院によって差がありますが、ホワイトニングの種類のなかではより早く、より短期間でホワイトニングの効果を実感できるといっても過言ではないでしょう。

その他の口内トラブルにも対応できる

オフィスホワイトニングは歯科医師や衛生士が関わる施術方法です。ホワイトニングの施術に入る前にはもちろん口内の状況をチェックする工程が挟まれます。その時点で小さな虫歯や歯周病などのほかのトラブルに気づくことができるので、トータルで口内のケアをすることができる点もメリットとしてあげられるでしょう。

歯科医院によって内容は変わりますがプランによっては術後のケアなどもふくまれてくる場合があるので、白さを確実に継続したい方はそちらも重視して院を選んでみてください。

オフィスホワイトニングのデメリット

すぐに施術ができないことがある

メリットの方でも触れましたが、オフィスホワイトニングは施術の前に口内の状態をチェックします。濃度の高い薬品を使う上でホワイトニングよりも優先しなくてはならないトラブルが見つかった場合、ホワイトニングの施術は後回しになります。そのため今すぐに歯を白くしたいと考えて院に足を運んだ方にとってはもどかしく感じてしまうかもしれません。

薬剤が沁みることがある

オフィスホワイトニングは、わかりやすく言うと専用の薬品を歯にしみこませていくことで歯を漂白していく施術です。もちろん歯科医師や歯科衛生士が立ち会っての施術となるので安全面は保障されていますが、薬品の濃度が濃い分歯に痛みや違和感を感じることもあるでしょう。

術後のケアをしていかないと白さを持続させることが難しい

オフィスホワイトニングは即効性が魅力の施術方法となりますが、それに満足してしまって日々のケアをおこたってしまうとすぐに歯は元通りになってしまいます。院によってはケアもふくめてプランとして提示してくれるところもありますが、場合によっては日常の歯磨きや飲食の内容で自ら気を付けていかなければならないこともあるので人によっては面倒に感じてしまうかもしれません。

こんな人に向いている

オフィスホワイトニングは、「効果に即効性を求める方」「口内トラブルもふくめてメンテナンスしたい方」に向いているホワイトニングの方法といえるでしょう。

ホームホワイトニングのメリットとデメリット

ホームホワイトニングは歯科医院でマウスピースを作り、自分でホワイトニングの施術をおこなっていくものです。

ホームホワイトニングのメリット

ホワイトニングを自分の好きなタイミングでおこなえる

ホームホワイトニングは名前の通り自宅で施術ができることが1番の魅力となってきます。まとまった時間が作れない方も、本格的な医療に近いホワイトニングを利用できるので仕事や学校で忙しい方にもおすすめです。

歯に染みにくい

歯科医院で使っている薬品は専門的な知識、資格がなければ使用不可なものがほとんどです。そのためホームホワイトニングでは濃度を薄めた薬品を使用することで、資格のない一般人でも安全にホワイトニングの効果を得ることができます。

濃度が薄い分歯が受けるストレスも少ないので、オフィスホワイトニングで使っているような薬品よりも痛みや違和感も少なくすむので、ホワイトニングの治療を受けるのに抵抗がある方も入りやすいのではないでしょうか。

白さを維持しやすい

ホームホワイトニングは歯の白さの持続性に特化したホワイトニングの施術方法です。濃度の薄い薬品を時間をかけて歯になじませていくので、急に歯が真っ白になることに抵抗がある方でも安心できるなめらかな仕上がりになります。

好きなタイミングで辞められる

先に説明したように歯が白くなるまでの過程がなめらかなホームホワイトニングは、自分の好きな歯の白さで施術をストップできるメリットがあります。もちろん人によって求める歯の白さは違ってくるので、ホームホワイトニングはこだわり派の方にも適応できる施術方法といえるでしょう。

ホームホワイトニングのデメリット

白さ効果を実感するまでに時間がかかる

先にふれたようにホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べて、使う薬品の濃度が薄くなっています。そのため即効性は落ち、早くても2週間ほどは効果を感じられないケースが多いです。そのため人によっては、モチベーションを保つことがむずかしく、途中で施術をやめてしまう方もいるので「自分は飽きっぽい」と感じた方には向いていない方法です。

マウスピースの装着時間が長い

こちらは院によって異なりますが、ホームホワイトニングは基本マウスピースに塗った薬を長時間かけて歯に浸透させていくことで効果を得る施術方法です。場合によっては寝ている間の6~8時間ずっとマウスピースをつけていなければならないので、その間飲み物を飲むのも苦労しますし、もちろん違和感にストレスを感じてしまう方も居るでしょう。

飲食の制限が出てくる

オフィスホワイトニングと同じようにホームホワイトニングにも、歯に色素が付かないように食べるものや飲み物を制限される場合が多いです。もちろん毎日禁止されるわけではないのですが、茶渋などのステイン物質は長く白い歯を保つためにはどうしても天敵となってしまうので施術直後は特に食べたいもの・飲みたいものを我慢する必要があります

こんな人に向いている

ホームホワイトニングは、「医療機関で施術を受けたいけどまとまった時間が作れない方」「即効性より持続性を求めたい方」におすすめです。

デュアルホワイトニングのメリットとデメリット

デュアルホワイトニングは歯科医院と自宅の両方でホワイトニングをおこなっていく施術方法です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを掛け合わせたものと考えて良いでしょう。

デュアルホワイトニングのメリット

持続性・効果の実感度ともに満足できるクオリティ

ほかの3つのホワイトニングに比べて施術の穴がないデュアルホワイトニング。即効性重視のオフィスホワイトニングと持続性重視のホームホワイトニングを掛け合わせた方法になるので、まさに良いとこどりの施術方法となっています。

より短期間で効果を得ることができる

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの二重構成で歯を白くしていくデュアルホワイトニングは、ホワイトニングに関わる時間が長いのでその分効果を感じられるようになるまでの期間が短くなります。「この日までに白くしておきたい!」という明確な日時が決まっていて、あまり時間がない方にもおすすめです。

デュアルホワイトニングのデメリット

料金が高い

徹底的に歯のケアができるデュアルホワイトニングですが、料金が高くなる傾向にあります。相場は5万円~8万円と4つのホワイトニングのなかでダントツに高い金額です。さらにホワイトニングは基本的に保険がきかない施術となるので、もしデュアルホワイトニングを検討するならまとまった資金を用意しなければなりません。

ホワイトニングに関わる時間が長い

デュアルホワイトニングは、効果が短時間で得られる施術方法ですが、歯科医院に通いつつ家でもホワイトニングに時間をかけるため、人によっては面倒という方も居るでしょう。しかし院が提示するプランによっては継続が難しい方用に作られているものもあるので、デュアルホワイトニングを検討する際には、遠慮せずに希望を医師に相談してくださいね

こんな人に向いている

デュアルホワイトニングは、「多少お金がかかっても歯を徹底的にきれいにしたい」「芸能人のような歯を目指していきたい」そんな方におすすめです。

セルフホワイトニングのメリットとデメリット

セルフホワイトニングは、学生をはじめとする若い世代から支持されているホワイトニングの施術方法です。医療機関が関わるほかのホワイトニング施術と違って、専門家のスタッフのアドバイスを受けながら、自分で施術をおこないます。

セルフホワイトニングのメリット

リーズナブルな金額で手を出しやすい

歯科医師や歯科衛生士の手を借りず、無資格でも扱える範囲の薬剤で自ら施術をおこなうセルフホワイトニングは、1回数千円程度にコストをおさえてホワイトニングを行うことが出来ます。ホワイトニングは場合によってかなり費用がかさむこともあるので、手の届きやすい金額のセルフホワイトニングが若い世代に支持されるのもうなずけますね。

痛みを伴わない

ホワイトニングでありながら、歯をきれいに掃除するクリーニングの一面を持つセルフホワイトニング。もちろん医療機関で使っている薬品より濃度が薄く、安全性に富んだものを使っているので歯が沁みる心配もありません。施術に抵抗がある方も試しやすい気軽さはセルフホワイトニングならではのメリットといえるでしょう。

リラックスできる

自ら施術をおこなうセルフホワイトニングは、専門家にアドバイスをもらう以外はすべて自分で施術を行っていきます。歯科医院独特の緊張感もありませんし、脱毛サロンや美容室のような感覚で利用することができるでしょう。

セルフホワイトニングのデメリット

最終的な歯の白さに限界がある

先に説明したようにセルフホワイトニングにはクリーニングの要素が多くふくまれています。医学的な資格を持っていない方でも使える範囲の薬品や機材を使って施術し、毎日の歯磨きなどで安全にケアしていく方法となります。

そのため漂白効果の高いオフィスホワイトニングなどに比べるとやはり最終的な歯の白さはがやや劣り、効果を実感するまでに時間がかかる傾向にあります。

専門スタッフが資格を持っていないことがほとんど

セルフホワイトニングをおこなっているサロンには、基本的に有資格者が在籍していません。そのため必然的にホワイトニングに関するアドバイスは、歯科医院よりは内容の薄いものになるでしょう。施術を自らおこなうため口内トラブルに気づくことも難しいので、ホワイトニング以外の口内ケアもまとめておこないたい方には向いていません。

仕上がりにむらができてしまうことがある

薬剤と機材を使って自ら施術をおこなうセルフホワイトニング、もちろん専門スタッフからのアドバイスはもらえますが仕上がりを決めるのは自分の腕です。そのため細かい作業が苦手な方は特に白さにむらができてしまう可能性があります。

こんな人に向いている

セルフホワイトニングは、「お金をかけずに歯をきれいにしたい」「とりあえずホワイトニングを試してみたい」そんな方におすすめです。

ホワイトニングに失敗しないために

いかがでしたでしょうか。

一口にホワイトニングと言えど、その内容はさまざまでそれぞれにメリットとデメリットがあります。どのホワイトニングの方法を選ぶかはあなた自身の優先したいメリットやサービスによって異なるため、理想のホワイトニングを成功させるには自分に合った方法をチョイスすることが重要となるのです。

求める歯の白さや料金、術後のケアに関してもしっかりと見比べて最上の形を見つけてくださいね。