2022年9月16日(金)に最新モデル「iPhone14」の発売がスタートしました。
iPhone14では、新機能や細々としたアップデートが加えられていますが、より低価格に購入できるiPhone13と迷っている方も多いでしょう。
そこで、今回はiPhone14とiPhone13の違いを比較しながら、どちらを購入すべきか解説していきたいと思います。
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iPhone14とiPhone13のスペックを比較
まずは、iPhone14とiPhone13の全体的なスペックを比較してみましょう。
ローエンドモデルとハイエンドモデルに分けて、スペックをまとめてみました。
ローエンドモデル
iPhone14 | iPhone14 Plus | iPhone13 | iPhone13 mini | |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 5.4インチ |
プロセッサ | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic |
メモリ | 6GB | 6GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | ・128GB ・256GB ・512GB | ・128GB ・256GB ・512GB | ・128GB ・256GB ・512GB | ・128GB ・256GB ・512GB |
OS | iOS 16 | iOS 16 | iOS 15 | iOS 15 |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm | 高さ:160.8mm 幅:78.1mm 厚さ:7.80mm | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm | 高さ:131.5mm 幅:64.2mm 厚さ:7.65mm |
重量 | 172g | 203g | 173g | 140g |
カメラ | ・広角:1,200万画素 ・超広角:1,200万画素 | ・広角:1,200万画素 ・超広角:1,200万画素 | ・広角:1,200万画素 ・超広角:1,200万画素 | ・広角:1,200万画素 ・超広角:1,200万画素 |
動画 | 4K対応 | 4K対応 | 4K対応 | 4K対応 |
バッテリー | 3,279mAh | 4,325mAh | 3,227mAh | 2,406mAh |
生体認証 | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) |
通信規格 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 |
防塵・防水 | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
ハイエンドモデル
iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max | |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
プロセッサ | A16 Bionic | A16 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic |
メモリ | 6GB | 6GB | 6GB | 6GB |
ストレージ | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB |
OS | iOS 16 | iOS 16 | iOS 15 | iOS 15 |
本体サイズ | 高さ:147.5mm 幅:71.5mm 厚さ:7.85mm | 高さ:160.7mm 幅:77.6mm 厚さ:7.85mm | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm | 高さ:160.8mm 幅:78.1mm 厚さ:7.65mm |
重量 | 206g | 240g | 203g | 238g |
カメラ | ・広角:4,800万画素 ・超広角:1,200万画素 ・望遠:1,200万画素 | ・広角:4,800万画素 ・超広角:1,200万画素 ・望遠:1,200万画素 | ・広角:1,200万画素 ・超広角:1,200万画素 ・望遠:1,200万画素 | ・広角:1,200万画素 ・超広角:1,200万画素 ・望遠:1,200万画素 |
動画 | 4K対応 | 4K対応 | 4K対応 | 4K対応 |
バッテリー | 3,200mAh | 4,323mAh | 3,095mAh | 4,352mAh |
生体認証 | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) |
通信規格 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 |
防塵・防水 | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
iPhone14とiPhone13の違いを比較
iPhone14とiPhone13で下記12項目を比較して、どんな違いがあるのか詳しくチェックしてみましょう。
比較1.モデル
iPhone14の発売モデル | iPhone13の発売モデル |
・iPhone14(6.1インチ) ・iPhone14 Plus(6.7インチ) ・iPhone14 Pro(6.1インチ) ・iPhone14 Pro Max(6.7インチ) | ・iPhone13(6.1インチ) ・iPhone13 mini(5.7インチ) ・iPhone13 Pro(6.1インチ) ・iPhone13 Pro Max(6.7インチ) |
iPhone14では、ローエンドモデルの「iPhone14」「iPhone14 Plus」、ハイエンドモデルの「iPhone14 Pro」「iPhone14 Pro Max」の合計4種類のモデルが登場。
iPhone13では、5.7インチの小型モデル「iPhone13 mini」がありましたが、iPhone14では廃止となりました。
代わりに登場したiPhone14 Plusは、ローエンドモデルで初の6.7インチディスプレイを搭載しています。
比較2.サイズ
▼iPhone14のサイズ
iPhone14 | iPhone14 Plus | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | |
高さ | 146.7mm | 160.8mm | 147.5mm | 160.7mm |
幅 | 71.5mm | 78.1mm | 71.5mm | 77.6mm |
厚さ | 7.80mm | 7.80mm | 7.85mm | 7.85mm |
iPhone13 | iPhone13 mini | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max | |
高さ | 146.7mm | 131.5mm | 146.7mm | 160.8mm |
幅 | 71.5mm | 64.2mm | 71.5mm | 78.1mm |
厚さ | 7.65mm | 7.65mm | 7.65mm | 7.65mm |
厚さは、iPhone14で0.15mm、iPhone14 Pro/Pro Maxで0.2mm増加しています。
iPhone13とiPhone13 Proはまったく同じサイズですが、iPhone14とiPhone14 Proは数mmほど高さ・厚さが異なります。また、iPhone13で一番大きいのはPro Maxですが、iPhone14ではPlusが一番大型であることがわかりますね。
サイズが変わることで気になるのは、同じケースが使えるかどうか。iPhone13 ProのケースはiPhone14 Proで使えないようですが、iPhone13からiPhone14へは、使える/使えないどちらの意見も見受けられます。
iPhone14では、若干カメラユニットのサイズが大きくなっていますが、ケースによっては入ることもあるようです。iPhone13のケースを転用したい場合は、一度試してみるのもよいでしょう。
比較3.重さ
▼iPhone14の重さ
iPhone14 | iPhone14 Plus | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max |
172g | 203g | 206g | 240g |
▼iPhone13の重さ
iPhone13 | iPhone13 mini | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max |
173g | 140g | 203g | 238g |
無印のiPhone14は、iPhone13から1g軽くなっています。対して、iPhone14 Proでは3g、iPhone14 Pro Maxでは2g重くなっていることがわかります。
初登場のiPhone14 Plusは、iPhone13 Proと同じ203gです。サイズはPlusの方が大きいですが、カメラがPro仕様とは異なるためでしょう。
iPhone14 Pro Maxは、iPhone史上最も重い240gという重量級のモデルになりました。200gでも重いと言われるスマホからさらに40g加算されているため、ほとんどの人はずっしりと重みを感じるかと思います。
重い端末は手が疲れやすい原因になるため、心配な方は一度家電量販店などで触ってから購入することをおすすめします。
比較4.価格
iPhone14とiPhone13の価格を、ローエンドモデルとハイエンドモデルに分けて比較してみましょう。
▼ローエンドモデルの価格
容量/機種 | iPhone14 | iPhone13 | iPhone14 Plus | iPhone13 mini |
128GB | 119,800円 | 117,800円 | 134,800円 | 99,800円 |
256GB | 134,800円 | 132,800円 | 149,800円 | 114,800円 |
512GB | 164,800円 | 162,800円 | 179,800円 | 144,800円 |
▼ハイエンドモデルの価格
容量/機種 | iPhone14 Pro | iPhone13 Pro | iPhone14 Pro Max | iPhone13 Pro Max |
128GB | 149,800円 | 144,800円 | 164,800円 | 159,800円 |
256GB | 164,800円 | 159,800円 | 179,800円 | 174,800円 |
512GB | 194,800円 | 189,800円 | 209,800円 | 204,800円 |
1TB | 224,800円 | 219,800円 | 239,800円 | 234,800円 |
iPhone14は2,000円、iPhone14 Pro/Pro Maxでは5,000円値上がりしています。
また、iPhone14からは低価格なminiが廃止されたことで、どのモデルも10万円以上という価格設定になりました。全体的に価格が上がってしまったは残念ですね。
一方、初登場のiPhone14 Plusは、134,800円〜となりました。同じ6.7インチサイズのiPhone13 Pro Maxは159,800円〜だったので、大画面搭載モデルが低価格に買えるようになったと言えます。
比較5.カラー
iPhone14とiPhone13のカラー展開については、ローエンド・ハイエンドモデルに分けて比較していきたいと思います。
▼ローエンドモデルのカラー
iPhone14/Plus | |
カラー | ミッドナイト パープル スターライト (PRODUCT)RED ブルー イエロー(2023年3月14日に追加) |
新色 | パープル イエロー |
種類 | 全6種類 |

iPhone13/mini | |
カラー | (PRODUCT)RED スターライト ミッドナイト ブルー ピンク グリーン(2022年3月18日に追加) |
新色 | スターライト ミッドナイト ピンク グリーン(2022年3月18日に追加) |
種類 | 全6種類 |
iPhone14/Plusでは新色のパープル・イエローに加えて、ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED・ブルーの全6色展開です。
一方、iPhone13/miniでは新色としてスターライト・ミッドナイト・ピンク・グリーンの4色が加わり、全6色展開となっています。
iPhone13からは、定番のホワイトがスターライト、ブラックがミッドナイトに変わり、iPhone14でも引き続き登場しています。定番のブルーは、これまでの深い色味から水色に近い淡いニュアンスに変わっていますね。
iPhone13/14ともに、発売から約半年後に新色が追加されています。iPhone15以降も、同じ時期に追加カラーが登場するかもしれません。
▼ハイエンドモデルのカラー

iPhone14 Pro/Pro Max | |
カラー | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
新色 | ディープパープル スペースブラック |
種類 | 全4種類 |

iPhone13 Pro/Pro Max | |
カラー | シエラブルー グラファイト ゴールド シルバー アルパイングリーン(2022年3月18日に追加) |
新色 | シエラブルー アルパイングリーン |
種類 | 全5種類 |
パープルは、iPhone12やiPhone11で登場していますが、Proモデルで採用されるのはiPhone14が初となります。
ブラックカラーはグラファイトやスペースグレイが定番でしたが、iPhone14 Pro/Pro Maxでは、より黒が強調された「スペースブラック」として登場しています。
iPhone13 Pro/Pro Maxでは、発売から約半年後に新色のアルパイングリーンが追加されているため、iPhone14 Pro/Pro Maxでも今後新色が追加されるかもしれません。
比較6.デザイン
iPhone14とiPhone13のデザインについては、ローエンド・ハイエンドモデルに分けて比較していきたいと思います。
▼ローエンドモデルのデザイン

iPhone14/Plus | |
素材 | アルミニウム |
背面 | ガラス(光沢感あり) |
フレーム | マット |
ノッチ | 上部に面する楕円型 |

iPhone13/mini | |
素材 | アルミニウム |
背面 | ガラス(光沢感あり) |
フレーム | マット |
ノッチ | 上部に面する楕円型 |

iPhone14 Pro/Pro Max | |
素材 | ステンレススチール |
背面 | テクスチャードマットガラス(控えめな光沢感) |
フレーム | 光沢仕上げ |
ノッチ | 楕円型 |

iPhone13 Pro/Pro Max | |
素材 | ステンレススチール |
背面 | テクスチャードマットガラス(控えめな光沢感) |
フレーム | 光沢仕上げ |
ノッチ | 上部に面する楕円型 |
iPhone14とiPhone13のローエンドモデルでは、ほとんどデザインの違いはありません。
一方、iPhone14とiPhone13のハイエンドモデルでは、カメラユニットの大きさとノッチ(フロントカメラがある部分)の形が違います。
iPhone14 Pro/Pro Maxでは、4,800万画素の広角カメラへグレードアップした影響か、カメラ部分全体がさらに大型化。
また、iPhone14 Pro/Pro Maxのノッチは従来の形状から変更し「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」という新機能が使えるようになりました。
比較7.ディスプレイ
iPhone14とiPhone13のディスプレイ性能を、ローエンドモデルとハイエンドモデルに分けて比較してみましょう。
▼ローエンドモデルのディスプレイ
項目/機種 | iPhone14 | iPhone14 Plus | iPhone13 | iPhone13 mini |
サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 5.7インチ |
ノッチ | 上部に面する楕円型 | 上部に面する楕円型 | 上部に面する楕円型 | 上部に面する楕円型 |
種類 | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL) | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL) | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL) | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL) |
解像度 | 2,532 x 1,170ピクセル、460ppi | 2,778 x 1,284ピクセル、458ppi | 2,532×1,170ピクセル、460ppi | 2,340 × 1,080ピクセル、476ppi |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | 60Hz | 60Hz |
コントラスト比 | 2,000,000:1 | 2,000,000:1 | 2,000,000:1 | 2,000,000:1 |
輝度 | ・最大輝度800ニト(標準) ・ピーク輝度1,200ニト(HDR) | ・最大輝度800ニト(標準) ・ピーク輝度1,200ニト(HDR) | ・最大輝度800ニト(標準) ・最大輝度1,200ニト(HDR) | ・最大輝度800ニト(標準) ・最大輝度1,200ニト(HDR) |
▼ハイエンドモデルのディスプレイ
項目/機種 | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max |
サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
ノッチ | ピル型 | ピル型 | 上部に面する楕円型 | 上部に面する楕円型 |
種類 | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
解像度 | 2,556 x 1,179ピクセル、460ppi | 2,796 x 1,290ピクセル、460ppi | 2,532 × 1,170ピクセル、460ppi | 2,778 × 1,284ピクセル、458ppi |
リフレッシュレート | 1Hz〜120Hzの可変式(ProMotion) | 1Hz〜120Hzの可変式(ProMotion) | 10Hz〜120Hzの可変式(ProMotion) | 10Hz〜120Hzの可変式(ProMotion) |
コントラスト比 | 2,000,000:1 | 2,000,000:1 | 2,000,000:1 | 2,000,000:1 |
輝度 | ・最大輝度1,000ニト(標準) ・ピーク輝度1,600ニト(HDR) ・ピーク輝度2,000ニト(屋外) | ・最大輝度1,000ニト(標準) ・ピーク輝度1,600ニト(HDR) ・ピーク輝度2,000ニト(屋外) | ・最大輝度1,000ニト(標準) ・ピーク輝度1,200ニト(HDR) | ・最大輝度1,000ニト(標準) ・ピーク輝度1,200ニト(HDR) |
iPhone14とiPhone13のローエンドモデルでは、ほとんどディスプレイ性能の違いはありません。
対して、iPhone14のハイエンドエンドモデルでは、ノッチがピル型に変わり、最大輝度が2,000ニトまで強化されています。ディスプレイの明るさが上がったことで、晴天の屋外でもハッキリと画面を映し出してくれます。
ディスプレイの機能では「常時表示ディスプレイ」「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」などが追加されました。
常時表示ディスプレイは、電源をOFFの状態でも、常に日付や時計などの情報が表示される機能。iPhoneを使っていないときは画面が暗くなるため、無駄に電池を消耗してしまう心配もありません。
Dynamic Islandは、ノッチの領域部分を活かして、画面を切り替えなくてもアプリの操作が簡単に行える機能です。様々な使用方法があるため、例としてTwitterからいくつかピックアップしてみました。
Dynamic IslandでSuica。
アプリ起動しなくてもタッチするだけで起動して、残金までチェックできるのは良い。 pic.twitter.com/0JFsH8WzJ9
— いつもの匠@ガジェット研究家 | 3Dプリンタ3年生| iPhone14|Apple Watch 8 (@itsumonotakumi) September 19, 2022
#iPhone14Pro マップのルート案内。ダイナミックアイランドと常時表示ディスプレイに対応してて良い pic.twitter.com/LQQrROHqDr
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) September 16, 2022
iPhone 14 Proのダイナミックアイランド、通話中の表示はこんな感じ。音声が届いているかどうかと何分話したかが見える。通話画面に占有されない感と、ちゃんと繋がっていることが確認できるのは良いですね。島をタップすると通話画面に戻ります。 #iPhone14Pro pic.twitter.com/igUGFhsEKs
— 弓月ひろみ (@yuzukihiromi) September 19, 2022
単なる表示領域ではなく、さまざまな簡易操作がおこなえるため、使い勝手がよさそうですね。
比較8.プロセッサ
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
CPU | A15 Bionic 6コア | A16 Bionic 6コア | A15 Bionic 6コア | A15 Bionic 6コア |
GPU | 5コア | 5コア | 4コア | 5コア |
CPUは、iPhone14 Pro/Pro Maxのみ、最新の「A16 Bionic」を搭載。iPhone14/Plusでは、iPhone13から引き続き「A15 Bionic」を採用しています。
CPUは、情報の処理性能に関わる部分。よりサクサクした処理スピードにこだわりたい方は、iPhone14のProモデルを購入するのがおすすめです。
一方、GPUを見てみると、iPhone14/Plusでは4コアから5コアへ強化されています。GPUは、画像処理に関わる部分です。GPUの性能がよいほど、負荷がかかる3Dゲームなどもなめらかに表示してくれます。
比較9.ストレージ容量
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
ストレージ容量 | ・128GB ・256GB ・512GB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB | ・128GB ・256GB ・512GB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB |
iPhone14/Plusのストレージ容量は「128GB・256GB・512GB」の3種類で、iPhone13/miniから変わっていません。
iPhone14 Pro/Pro Maxのストレージ容量は「「128GB・256GB・512GB・1TB」の4種類で、こちらもiPhone13 Pro/Pro Maxから変更はありませんでした。
発売前は、海外メディアなどで「2TBが追加されるのでは」との噂も見受けられましたが、iPhone14では登場しませんでした。2023年以降の最新モデルでは、2TBモデルが登場するかもしれませんね。
比較10.メモリ(RAM)
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
メモリ(RAM) | 6GB | 6GB | 4GB | 6GB |
メモリは、iPhone14の全モデルで6GBを搭載。iPhone14/Plusでは、2GB分容量が増えたことがわかります。
メモリとは、データを一時的に記憶しておく部分で、容量が大きいほど一度にたくさんのアプリを操作できます。
iPhoneでは、Androidよりも少ないメモリ容量でも、たくさんのアプリを動作させることが可能です。しかし、iPhone14の発売前には、Proモデルが「8GBメモリになるのでは」との噂も見受けられました。
2023年以降に登場する最新モデルでは、メモリが強化される可能性も考えられます。
比較11.カメラ
▼iPhone14のカメラ
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max |
アウトカメラ (メインカメラ) | ・デュアルカメラ構成 ・広角:1,200万画素、F値1.5 ・超広角:1,200万画素、F値2.4 | ・トリプルカメラ構成 ・広角:4,800万画素、F値1.78 ・超広角:1,200万画素、、F値2.2 ・望遠:1,200万画素、F値1.78 |
インカメラ | 1,200万画素、F値1.9 | 1,200万画素、F値1.9 |
▼iPhone13のカメラ
機種 | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
アウトカメラ (メインカメラ) | ・デュアルカメラ構成 ・広角:1,200万画素、F値1.6 ・超広角:1,200万画素、F値2.4 | ・トリプルカメラ構成 ・広角:1,200万画素、F値1.5 ・超広角:1,200万画素、F値1.8 ・望遠:1,200万画素、F値2.8 |
インカメラ | 1,200万画素、F値2.2 | 1,200万画素、F値2.2 |
iPhone14/Plusでは、アウトカメラ・インカメラともに画素数に変化はありませんが、F値が若干引き下げられていることがわかります。F値とは、カメラの絞り=穴の大きさを表す言葉で、数値が小さいほど明るい写真の撮影が可能です。
一方、iPhone14 Pro/Pro Maxでは、広角カメラが4,800万画素まで向上しました。
静止画では、iPhone14全体で暗所での撮影が強化されており、夜景などもこれまでより美しい仕上がりが期待できます。
iPhone13から登場した「シネマティックモード」では4Kに対応、インカメラではオートフォーカス機能を追加するなど、各所でアップデートが行われています。
比較12.バッテリー
iPhone14とiPhone13のバッテリー性能を、ローエンドモデルとハイエンドモデルに分けて比較してみましょう。
▼ローエンドモデルのバッテリー
機種 | iPhone14 | iPhone14 Plus | iPhone13 | iPhone13 mini |
ビデオ再生 | 最大20時間 | 最大26時間 | 最大19時間 | 最大17時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大16時間 | 最大20時間 | 最大15時間 | 最大13時間 |
オーディオ再生 | 最大80時間 | 最大100時間 | 最大75時間 | 最大55時間 |
高速充電 | 30分で最大50% | 35分で最大50% | 30分で最大50% | 30分で最大50% |
MagSafe・Qiワイヤレス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
▼ハイエンドモデルのバッテリー
機種 | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max |
ビデオ再生 | 最大23時間 | 最大29時間 | 最大22時間 | 最大28時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大20時間 | 最大25時間 | 最大20時間 | 最大25時間 |
オーディオ再生 | 最大75時間 | 最大95時間 | 最大75時間 | 最大95時間 |
高速充電 | 30分で最大50% | 35分で最大50% | 30分で最大50% | 35分で最大50% |
MagSafe・Qiワイヤレス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPhone14 Plusでは、オーディオ再生が最大100時間とProモデルよりも優れており、iPhone史上最長の性能を誇ります。
ビデオ再生・ストリーミング再生に関してはiPhone14 Pro Maxが最も優れており、それぞれ最大29時間・最大25時間の電池持ちとなっています。
しかし、iPhone14 Plus/Pro Maxはバッテリー持ちが優れている分、急速充電には若干時間がかかる点に注意しましょう。
比較13.生体認証
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
生体認証 | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) | Face ID (顔認証) |
生体認証は、iPhone14/13ともに顔認証システムのFace IDが搭載されています。
iOS15.4以降からは、マスクを着用していても、Face IDによる顔認証が可能になりました。そのため、Touch ID(指紋認証)がなくても、特に困ることはないでしょう。
比較14.通信
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
通信規格 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 | 5G(sub-6) Wi‑Fi 6 |
iPhone14/13ともに、5G(sub-6)とWi‑Fi 6の通信規格に対応しています。
5Gにはsub-6とミリ波の周波数帯がありますが、iPhone14でミリ波に対応しているのは、米国・プエルトリコのみとのこと。
ミリ波は、高速通信や多数同時接続など、5Gならではの強みが活かせるのが特徴です。しかし、日本では対応しているエリアがまだ少ないためか、Androidを含めミリ波対応の機種は少ない印象です。
Wi‑Fi 6は、最新のWi-Fi通信規格。高速通信や混雑にも強く、無線でも安定したネット通信が可能になるでしょう。
比較15.防塵・防水性能
機種 | iPhone14/Plus | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone13/mini | iPhone13 Pro/Pro Max |
通信規格 | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
iPhone14/13ともに、IP68の防塵・防水性能を備えています。
IP68は、防塵・防水性能の等級を表す表記。「6」が防塵で「8」が防水の等級となっており、どちらも最高水準を満たしていることになります。
公式サイトでは「最大水深6メートルで最大30分間」耐えられるとの表示があり、お風呂で誤って落としてしまったり、雨の日に使っても壊れにくいという安心感がありますね。
iPhone14とiPhone13どっちを買った方が良い?
iPhone14とiPhone13のどちらを買うべきか迷う方も多いかと思います。
この章では、iPhone14がおすすめの人と、iPhone13がおすすめの人のポイントをご紹介します。
iPhone14がおすすめの人
|
大前提として、iPhone14なら「Plus」「Pro」「Pro Max」のいずれかのモデルを買うのがおすすめです。
これまで、6.7インチの大画面の搭載しているのは、高額なPro Maxモデルのみでした。iPhone14 Plusは、ローエンドモデルで初めて6.7インチのディスプレイを搭載することになります。
また、iPhone14 Plusはオーディオ再生が最大100時間とバッテリー持ちに優れているという強みがあります。Pro Maxよりも低価格かつ大画面&バッテリー持ちを重視したい方にはぴったりのモデルです。
iPhone14のProモデルでは、プロセッサが「A16 Bionic」に進化、常時表示ディスプレイを実装、カメラが4,800万画素に向上、「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」を搭載など、各所にアップデートが見受けられます。
「せっかく最新機種を買うなら進化に期待したい」という方は、Proモデルの購入を検討してみましょう。
iPhone13がおすすめの人
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iPhone13の強みは「iPhone14よりも安い」「小型のminiモデルがある」ことです。
iPhone14はiPhone13よりも値段が上がっており、さらにauと楽天モバイルでは、iPhone13の値下げが実施されています。
性能的には現役で十分活躍できるスペックを備えているので「なるべく安く高性能なiPhoneを買いたい」という方は、iPhone13の方がおすすめです。
また、iPhone14ではminiモデルは廃止されてしまったため、小型のiPhoneをお求めの方は、iPhone13の購入を検討しましょう。
【結論】進化に期待する人はiPhone14を買うべき!
主にiPhone14のProモデルでは、プロセッサ、デザイン、カメラ、機能など様々なポイントがアップデートされました。
特に、最新の「A16 Bionic」はiPhone14 Pro/Pro Maxのみに搭載されたため、性能重視な方はiPhone14のProモデルの購入を検討してみてくださいね。
iPhone13は、安さやminiモデルがあるのが強みで、コスパやサイズ感を重視している方におすすめです。
iPhone13も現役でまだまだ活躍できる性能を備えているので、重視しているポイントを比較しながら、どちらを購入すべきか検討してみましょう。