Visa LINE Pay クレジットカード（P+）は、事前チャージが不要な「チャージ&ペイ」でコード支払いをすることで、LINEポイント5％還元されます。
即時発行できるなど、従来のカードの良いところは残しつつより便利になっている印象を持ちます。
そんなVisa LINE Pay クレジットカード（P+）の特徴やメリット・デメリットなどについてまとめました。
目次
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）の基本情報
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）
カードの特徴
LINE Payとの連携でお得になるクレカ。コード支払い（チャージ＆ペイ）利用で5％還元（上限500ポイント）。最短10秒でカード番号発行。LINE利用通知でリアルタイム明細の確認ができる。Visaのタッチ決済機能を搭載。
| 発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
|---|---|
| 還元率 | 0.5% |
| 年会費 | 無料 |
| 付帯保険 | 海外：最高2,000万円（利用付帯） お買物安心保険：年間100万円 |
| スマホ決済・電子マネー | iD、Apple Pay、Google Pay |
| ポイント | LINEポイント |
| 申し込み条件 | 満18歳以上の方（高校生は除く） |
| 追加カード | ETCカード（年会費550円）利用で次年度無料 家族カード（年会費無料） |
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）は、事前に残高をチャージしなくても支払いができる「チャージ&ペイ」が利用できます。
スタンダードデザイン（後日現物が届く）とカードレスデザイン（プラスチックカード発行なし）を選択でき、最短10秒で発行され、年会費は永年無料です。
公共料金や税金の請求書支払いにも利用可能で、日常の支払いをこれ1枚で任せることができます。
LINEクレカは2つの方法で支払いができる
Visa LINE Pay クレジットカードでは、以下2つの支払い方法を利用することができます。
- 一般的なクレジットカードでの支払い方法（店頭でのタッチ決済など）
- チャージ&ペイというLINE Payを通した支払い
チャージ&ペイを中心に利用してくことで多くのLINEポイントをためることができます。
クレジットカードとして利用
こちらの方法は他のクレジットカードと同じように店頭でクレジットカードを利用して支払う方法です。
全国のVisa対象店舗にて利用することができます。
Visa LINE Pay クレジットカードはVisaのタッチ決済にも対応しており、よりスピーディーに買い物できるのがメリットです。
チャージ&ペイでの利用
チャージ&ペイとは、Visa LINE Pay クレジットカードをLINE Payに登録することで、事前に銀行口座などからチャージをしなくても決済が可能になる支払い機能のことです。
これまでLINE Payは事前に登録した銀行口座などからチャージをしておかないとコード決済・オンライン決済の利用ができないシステムでしたが、チャージ&ペイであれば事前のチャージの手間が省けます。
また、残高不足で支払いができないといったトラブルにもならず、スムーズな支払いが可能です。
「LINEクレカ」と「LINEクレカ（P+）」の違い
| Visa LINE Payクレジットカード（P+） | Visa LINE Pay クレジットカード | |
|---|---|---|
| クレジットカード | |
 |
| 即時発行 | ○ 最短10秒 |
× 最短3営業日 |
| チャージ＆ペイ | 5%還元 | - |
| デジタルカード | ○ | ○ |
| 国際ブランド | Visa | Visa |
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| ポイント還元率 | 0.5% | 1.0% |
| 付帯保険 | 海外：2,000万円 ショッピング保険：100万円 |
海外：2,000万円 ショッピング保険：100万円 |
| 公式サイト |
「Visa LINE Payクレジットカード（LINEクレカ）」と「Visa LINE Payクレジットカード（P+）」は、基本的な機能に大きな違いはありません。
ただし、事前チャージ不要なチャージ&ペイとカードショッピング決済でのポイント還元率が異なります。
LINEクレカ（P＋）はチャージ&ペイなら還元率が5％
Visa LINE Payクレジットカード（P＋）は、チャージ&ペイで決済することで、5％ポイント還元率されます。
対して、通常のLINEクレジットカードの場合は、チャージ&ペイを利用してもポイントが還元されません。
LINEクレカは基本還元率が1.0%
Visa LINE Payクレジットカードは、通常のカードショッピング時でもポイント還元率が1％あります。
一方で、通常のLINEクレカ（P＋）は0.5％と半分の還元率になります。
LINEクレカ（P＋）は即日発行できる
Visa LINE Payクレジットカード（P＋）なら即日発行ができるため「明日までにクレジットカードが欲しい！」という難しい希望にも応えてくれます。
どちらのカードもカード本体がないデジタルカード発行に対応していますが、カード番号の発行が早いのはLINEクレカ（P＋）です。
LINEクレカ：最短3営業日
「即日カードが欲しい」「ポイントをたくさんためたい」という方はVisa LINE Payクレジットカード（P+）をおすすめします。
2枚持ちで使い分けもおすすめ
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）
カードの特徴
LINE Payとの連携でお得になるクレカ。コード支払い（チャージ＆ペイ）利用で5％還元（上限500ポイント）。最短10秒でカード番号発行。LINE利用通知でリアルタイム明細の確認ができる。Visaのタッチ決済機能を搭載。
| 発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
|---|---|
| 還元率 | 0.5% |
| 年会費 | 無料 |
| 付帯保険 | 海外：最高2,000万円（利用付帯） お買物安心保険：年間100万円 |
| スマホ決済・電子マネー | iD、Apple Pay、Google Pay |
| ポイント | LINEポイント |
| 申し込み条件 | 満18歳以上の方（高校生は除く） |
| 追加カード | ETCカード（年会費550円）利用で次年度無料 家族カード（年会費無料） |
「Visa LINE Payクレジットカード（LINEクレカ）」と「Visa LINE Payクレジットカード（P+）」では、基本のポイント還元率が異なるため、2枚持ちするのもありです。
Visa LINE Payクレジットカード（P+）のチャージ&ペイでポイントが貯まるのは、コード支払い、請求書支払い、オンライン支払いをしたときに限ります。
ただし月500ポイントまでの上限があるため、500ポイント貯まった後は通常のLINEクレカを使えば、上限なく還元率1％のポイントが貯まっていきます。
LINEのカード2枚持ちであれば、効率よくLINEポイントをためることができます。
LINEクレカ（P+）のメリット
事前チャージ不要でサクッと支払いができるVisa LINE Payクレジットカード（P+）のメリットを大きく3つに分けてまとめました。
- チャージ&ペイの利用でポイント5％還元
- 最短10秒ですぐカードが使える即時発行
- カード利用時、LINEに「利用通知」が届く
スマホから簡単に早く発行できるカードが欲しいという方は要チェックです。
チャージ&ペイの利用でポイント5％還元
P+はチャージ&ペイでの利用がとってもお得。
事前に銀行口座やコンビニなどから残高をチャージしなくても、LINE Payで支払いができLINEポイント5％が還元されます。
また、チャージ&ペイ利用時には、LINE Payで使えるクーポンを利用することも可能。
Qoo10やZOZOTOWN、Uber Eatsなどのクーポンが利用できるため、普段利用しているサービスでもお得に買い物することができます。
最短10秒ですぐカードが使える即時発行
Visa LINE Payクレジットカード（P+）は、LINEのタブ1番右にあるLINEウォレットから、申し込みできます。
9:00～19:30までの申し込みの場合、最短10秒で発行してくれる即時発行が可能です。
その場でカード番号が分かるためすぐに通販で利用することができ、発行後に後日クレジットカードが届きます。
カード利用時、LINEに「利用通知」が届く
オンラインで支払ったとき、店舗でタッチ決済をしたときに関わらず、LINEウォレットのトーク通知が即時届きます。
支払った金額、付与予定のポイントがパッと見て分かるため、使いすぎ防止にもなりそうです。
また、不正利用があった際にいち早く気付けるのもメリット。
身に覚えのない利用通知があった際は、LINEウォレットからカードの一時停止などの対応が簡単におこなえます。
LINEクレカ（P+）のデメリットや注意点
サクッと発行できるのがVisa LINE Payクレジットカード（P+）の強みではありますが、それがデメリットになることもあります。
- デジタルカードに対応していないお店も
- 最短10秒ですぐカードが使える即時発行
- カード利用時、LINEに「利用通知」が届く
以下で2つのデメリットについてまとめました。
デジタルカードに対応していないお店も
Visa LINE Payクレジットカード（P+）は、カード発行無しのカードレスも選択できます。
カード発行形態
カード発行あり：4色から選択、通常申込、即時申込対応
カードレスを選択した場合、現物カード対応の店舗では使えません。
電子マネーやモバイル決済に対応している店舗は増えていますが、それでも現物のカードのみの店舗もあります。
旅行先で行きたいお店や普段利用しているお店での支払い方法については、よく確認しておく必要があるでしょう。
付帯保険は海外旅行傷害保険のみ
Visa LINE Payクレジットカード（P+）の付帯保険は、海外旅行傷害保険のみです。
どれもVisa LINE Payクレジットカード（P+）で決済をしていた場合のみに適用される、カード利用条件付帯なので注意してください。
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
|---|---|
| 傷害治療費用 | 50万円 |
| 疾病治療費用 | 50万円 |
| 賠償責任 | 2,000万円 |
| 携行品損害（免責3,000円） | 15万円 |
| 救援者費用 | 100万円 |
あくまでデメリットとして挙げましたが、即時発行可能な一般カードとしては十分な付帯保険だともいえます。
国内外問わず適用される旅行傷害保険が欲しい場合は、アメックスなどのカードがおすすめです。
また、ショッピング保険などが欲しい場合はもう少しランクの高いカードが良いかもしれません。
LINEクレカ（P+）の「LINEポイント」のたまり方や使い方
Visa LINE Payクレジットカード（P+）は、チャージ&ペイを利用すれば5％、VISAもしくはiDの利用で0.5％還元されるカードです。
獲得したポイントは公式アカウントのLINEウォレットから届くトークの通知から確認できます。
チャージ&ペイを利用できる場面
「チャージ&ペイ」を利用できるのは
・請求書支払い
・オンライン支払い
事前チャージ不要で払える「チャージ&ペイ」を利用できるのは、上記の3つの場合のみです。
クレジットカードを提示する、タッチ決済をするなどの場合はチャージ&ペイを利用できないので注意してください。
支払い時はLINE Payで伝えればサクッと支払いできます。
請求書支払いは、手元に届いた請求書（電気料金などの公共料金）のバーコードを、LINE Payのコードリーダーで読み込むだけで支払いができる機能です。
オンライン支払いは、ZOZOTOWNなどの通販にて決済方法をLINE Payを選択して支払いをします。
LINEポイントの使い道
貯めたLINEポイントは、1ポイント=1円相当として、LINE Payの支払いに利用することができます。
場所は、LINE Pay加盟店やVisa加盟店でのオンラインショッピングなどが対象です。
LINEの各種サービスで使える
LINEポイントという名前の通り、スタンプや着せ替え、LINEギフトやLINEマンガなどでも利用できます。
日頃からLINE内で買い物をしているという方は、LINEショッピングでもポイントが使えるのでお得です。
PayPayポイントに移行できる
現在LINEポイントをPayPayポイントへ移行することができます。
PayPayポイントからLINEポイントに移行することはできないので注意してください。
LINEポイント1ポイントがPayPayポイント1円相当と交換でき、手数料はかかりません。
ただし、交換単位は25ポイントが最低で100P、1,000P、5,000Pの4種類のみになっています。
LINEクレカ（P+）の申込条件と審査
即時発行可能なVisa LINE Payクレジットカード（P+）ですが、当然ながら申し込みできる人とできない人がいます。
申し込み条件と審査についてまとめました。
満18歳以上の方（高校生は除く）が対象
基本的にどのクレジットカード会社でも具体的な審査基準や審査方法については開示しておらず、Visa LINE Payクレジットカード（P+）の審査内容は不明です。
公開されているのは「満18歳以上の方（高校生は除く）」という情報のみ。
ここに収入があるかどうか、延滞や滞納などの事故がないかなどが考慮されて審査が進んでいきます。
審査では利用実績を確認される
満18歳以上の方（高校生は除く）という条件をクリアしておけば、申し込みは可能です。
申し込み後審査がおこなわれますが、審査では申込者の個人情報など、クレジットカードを使って問題なく支払いができるかどうかがチェックされます。
特に信用情報がポイントで、申込者のクレジットカードやローンなどの利用実績（しっかり返済できているか）をはじめ、延滞履歴などの情報が重要に。
高校卒業後初めてクレジットカードを持つ場合は利用実績がないですが、アルバイトなどの定期的収入があれば審査が通る可能性は十分あるでしょう。
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）はクレカ初心者でも申し込みやすい
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）
カードの特徴
LINE Payとの連携でお得になるクレカ。コード支払い（チャージ＆ペイ）利用で5％還元（上限500ポイント）。最短10秒でカード番号発行。LINE利用通知でリアルタイム明細の確認ができる。Visaのタッチ決済機能を搭載。
| 発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
|---|---|
| 還元率 | 0.5% |
| 年会費 | 無料 |
| 付帯保険 | 海外：最高2,000万円（利用付帯） お買物安心保険：年間100万円 |
| スマホ決済・電子マネー | iD、Apple Pay、Google Pay |
| ポイント | LINEポイント |
| 申し込み条件 | 満18歳以上の方（高校生は除く） |
| 追加カード | ETCカード（年会費550円）利用で次年度無料 家族カード（年会費無料） |
Visa LINE Pay クレジットカード（P+）は、高校生を除く満18歳以上の方が申し込める即時発行できるカードです。
LINEから気軽に申し込めるのがメリットで、高校卒業後初めてカードを持ちたい方にぴったり。
ほかのクレジットカードに比べても、チャージ&ペイを利用することで還元率5％で買い物ができとてもポイントが貯まりやすいです。
年会費無料で還元率も高くサクッと発行できるカードなので、最初の1枚として申し込んでみてはいかがでしょうか。