セブンカード・プラスのゴールドカードである「セブンカード・プラス(ゴールド)」を作りたいと思っても、インビテーション(招待状)が必要なカードで一般募集をしていないため、自分で申し込むことはできません。
セブンカード・プラスゴールドのインビテーション(招待状)が届く条件としては「年間100万円以上利用」「セブン&アイグループで毎月5万円以上利用」が最低条件となりそうです。
ここでは、セブンカード・プラスのゴールドカードを取得する方法(インビテーションが届く条件)を分かりやすく解説しながら、セブンカード・プラスとの違いを比較していきます。
目次
セブンカード・プラスゴールド取得する条件
セブンカード・プラスのゴールドカードである「セブンカード・プラス(ゴールド)」の入手条件は公表されていません。
しかし、インターネット上の情報からある程度は推測することができます。
- セブンカード・プラスの年間利用額が100万円以上
- セブン&アイグループの店舗で毎月5万円以上(年間60万円以上)の利用がある
ひとつ目の「年間利用額100万円」のクリアには、1か月あたり83,000円以上の利用が求められます。
公共料金やスマホ代、食費、被服費など様々な支払いをセブンカード・プラスに集約すれば達成は難しくないでしょう。
ふたつ目の「セブン&アイグループの店舗で毎月5万円以上(年間60万円以上)の利用」は、セブン-イレブンだけで達成しようとすると1日あたり1,666円以上の利用が求められるのであまり現実的ではありません。
イトーヨーカドーやヨークマートなど、セブン&アイグループのスーパーで食料品や日用品などを購入するのが近道です。
nanacoのクレジットチャージは対象になる?
セブンカード・プラス(ゴールド)のインビテーションが届いたという口コミの中には、利用額の多くが電子マネーのnanacoへのクレジットチャージだったというケースもありました。
このため、nanacoへのクレジットチャージもインビテーションの条件となる年間利用額の集計対象となっていることが考えられます。
nanacoにチャージする際の注意点
セブンカード・プラスからnanacoへのクレジットチャージは5,000円以上1,000円単位で、30,000円までという制限があり、上限額は50,000円となっている点には注意してください(ケータイ版nanacoモバイルアプリの場合は29,000円まで)。
nanacoに初めてクレジットチャージを行う場合、事前登録と本人認証サービスへの登録が必要となります。
セブンカード・プラスはnanacoへのクレジットチャージで0.5%・支払いでも0.5%のポイントが貯まり、合計1.0%還元となりお得です。
nanacoは税金や公共料金の支払いにも使えますが、この場合に貯まるのはクレジットチャージ分の0.5%だけで、支払い時のポイントは貯まりません。
セブンカード・プラスの利用額の集計期間はいつ?
インターネット上には3月にセブンカード・プラスを発行して、その後100万円利用・セブン&アイグループの店舗で60万円以上利用という条件を満たして9か月でインビテーションが届いたという情報もありました。
利用額の集計期間は入会月を基準とした1年間ではなく、カード会社が集計期間を設定している可能性もありますが、集計期間は5月~翌年4月や10月~翌年9月が対象になっているなど複数の説があり、はっきりとはしていません。
なお、セブンカード・プラス(ゴールド)のインビテーションが送られてくる時期は年末のため、下半期にセブンカード・プラスを発行した場合は、翌年の年末にインビテーションが届くことも考えられるでしょう。
クレジットカードやローンで滞納を起こさないように注意
いくら年間100万円以上利用していても、滞納を起こしているようではインビテーションは届きません。あくまでも、滞納や未払いなどのトラブルを起こさず「良いお客さん」でいた場合にインビテーションは送られてくるものです。
カード会社では入会審査の他にも「途上与信」といって、カードやローンなどの利用状況のチェックを行うケースがあるため、他社のカードやローンで滞納を起こした場合も信用情報(クレジットヒストリー)に傷が付き、セブンカード・プラス(ゴールド)のインビテーションに影響が出る恐れがあるので注意してください。
セブンカード・プラス(ゴールド)のインビテーションが届く流れ
セブンカード・プラス(ゴールド)のインビテーションが届くのは12月中旬です。Twitter上には12月13日や12月14日にゴールドカードのインビテーションが届いたというツイートが複数見られたので、個々にではなく一斉に発送されていることが考えられます。
ゴールドカード申し込みの締め切りは12月31日となっていて半月程度しかないので、インビテーションが届いたらすぐに開封して案内を確認しましょう。
申し込み手続きは郵送で行い、申し込み後約1か月でゴールドカードが届きます。
ゴールドカードに切り替えるメリット
■セブンカード・プラスとセブンカード・プラス(ゴールド)の違い
セブンカード・プラス (一般カード) |
セブンカード・プラス (ゴールドカード) |
|
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
家族カード年会費 | 無料 | 無料 |
限度額 | 10万円~80万円 | 10万円~150万円 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% | 0.50%~1.00% |
ショッピング保険 | 海外のみ (90日・最高100万円) ※自己負担10,000円/1事故 |
海外・国内 (90日・最高100万円) ※自己負担5,000円/1事故 |
一般カードの「セブンカード・プラス」と、ゴールドカードの「セブンカード・プラス(ゴールド)」の違いを一覧表形式で比較しています。
どちらのカードも国際ブランド(JCB)やカードタイプ(nanaco一体型・nanaco紐付型)、ポイント還元率(0.5%)は同じですが、年会費・限度額・ショッピング保険に違いがあります。
年会費が永年無料
セブンカード・プラスの年会費は初年度のみ無料で、2年目以降は500円(税込)となっていました。 ですが、2020年1月10日以降から、セブンカード・プラスの年会費は永年無料に変更となりました。
現在は一般カードもゴールドも家族カードも年会費無料となっています。
限度額がアップする
ゴールドカードに切り替えると、カードの限度額もアップするのが特徴です。
一般カードの「セブンカード・プラス」の場合、カードショッピングの限度額は10万円~80万円の範囲内となりますが、ゴールドカードの「セブンカード・プラス(ゴールド)」の場合、10万円~150万円の範囲内となるので、高額な買い物をする際や旅行の際にも限度額を気にせずカードを使うことができます。
ショッピング保険(ショッピングガード保険)が国内利用分も対象に
一般カードの「セブンカード・プラス」に付帯するショッピング保険は海外利用分のみが対象で、国内で購入した商品については補償されません。
補償期間は90日・最高100万円まで補償されますが、1事故につき自己負担額は10,000円となっています。
対して、ゴールドカードの「セブンカード・プラス(ゴールド)」の場合は、海外と国内の両方が対象となり、補償期間は90日・最高100万円まで補償され、1事故につき自己負担額は5,000円と一般カードの半分の負担で補償を受けることが可能です。
セブンカード・プラス(ゴールド)への切り替え時の注意点
国際ブランドやカードタイプの変更はできない
ゴールドカードに切り替わる際に、国際ブランドやカードタイプ(nanaco一体型・nanaco紐付型)の変更はできないため注意してください。
あくまでも一般カードからゴールドカードへの切り替えであって、nanaco紐付型から一体型へ、などのカードタイプの変更はできません。
カード番号は変更になる
セブンカード・プラスからゴールドカードに切り替わる際にはカード番号が変更になりますが、持っているカードの国際ブランドによってカード番号変更の手続きの有無が異なります。
国際ブランドが「JCB」のカードを利用している場合は、自動的にカード情報が引き継がれるため手続きの必要はありません。
nanaco一体型カードは残高やポイントを使いきってから処分する
ゴールドカードへの切り替えに伴いnanaco番号が変更となるため、nanaco一体型カードの場合はクレジットチャージやオートチャージの解約を行い、新しいカードで改めて設定する必要があります。
紐付型の場合は手続き不要で新しいカードになってもそのまま利用可能です。
nanaco一体型カードを利用している場合、新しいカードが発行されたら、旧カードはnanacoポイントと電子マネーの残高を使いきってから処分してください。
家族カードもゴールドカードに切り替わる
家族カードを発行している場合、本カードと同様に家族カードもゴールドカードへの切り替えとなります。
本カードはゴールドカードに切り替えて、家族カードだけ一般カードのまま使い続けることはできないので注意しましょう。
「セブンカード・プラスゴールドのインビテーション条件は難しそう」という方に申し込めるタイプのゴールドカードを紹介します。
インビテーション(招待状)有り無しの違い
クレジットカードには、誰でも申し込めるカードと、一般募集がされておらずインビテーション(招待状)が必要なカードがあります。
誰でも申し込めるカードであればインターネットや店頭窓口などでカードを申し込むことができますが、一般募集されていないカードはインビテーションがなければ申し込むことができません。
誰でも申し込めるカードは年会費無料カードや一般カードに多く、インビテーションが必要なカードはゴールドカード以上のグレードが高いカードに多い傾向があります。
【誰でも申し込めるカード】
- イオンカード
- セブンカード・プラス
- JCB カード S
【インビテーション(招待状)が必要なカード】
- イオンゴールドカード
- セブンカード・プラス(ゴールド)
- JCBゴールド ザ・プレミア
上記のカードは一例ですが、一般カード(下位カード)の利用状況に応じて上位カードのインビテーションが送られてくるのが一般的です。
招待状の発行にも条件があるため、カード会社が設定した条件をクリアしていない場合は一般カードを利用していてもインビテーションは届かないので注意しましょう。
直近1年間のカードショッピング利用が100万円以上であれば発行されるという「イオンゴールドカード」のように、インビテーションが届く条件を公表しているカード会社もありますが、公表されていない場合は実際にカードを発行した人の口コミなどを参考にするしかないのが現状です。
カード会社が設定する条件をクリアするとインビテーションが送られてくるので、案内に従って郵送などでカードの申し込み手続きを行います。
利用条件を満たせるか分からないし、早くゴールドカードが欲しいという方は申し込みのできるゴールドカードがおすすめです。
申込可能なゴールドカード
通常の一般カードの申し込み方法と同じく審査によって発行可能なクレジットカードを紹介します。
「楽天ゴールドカード」「JCBゴールド」などのカードも申し込みは可能なのですが、セブンカード・プラスを利用している方はセブン-イレブンの利用が多い人がほとんどでしょう。
ですのでセブン-イレブンのポイント還元率が高く、今のセブンカード・プラスと遜色ないゴールドカードを厳選しておすすめします。
三井住友カード ゴールド
カードの特徴
三井住友カードが発行しているゴールドカードで、手厚い国内外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどの充実した付帯サービスと、どこで利用しても恥ずかしくないステータス性が魅力
発行会社 | 三井住友カード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 5,500円 年間100万円利用で無料 | 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON | ポイント | Vポイント |
三井住友の銀行系クレジットカードでゴールドカードの中でも人気は高いです。
通常ポイントの還元率は低いと感じてしまうかもしれませんが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで最大5.0%ポイント還元となっており、nanacoポイントにも交換可能。
コンビニやファーストフードをよく利用する方はメリットが大きいカードとなっています。
年会費もゴールドカードとしては安く、セブンカード・プラスゴールドのインビテーションがなかなか来ない方は2枚目のカードとして選んでも良いでしょう。
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