nanacoとはセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで使える電子マネーのことです。
事前にチャージをしておけばレジにかざすだけで買い物ができるプリペイド式のカードとなっており、nanacoカードを利用することでnanacoポイントも貯まっていくので現金で買い物するよりもお得な電子マネーです。
そんなnanacoカードは店頭で発行すると通常330円(税込)の発行手数料がかかりますが、少し工夫をして申し込めば手数料無料で発行することができます。
せっかくならお金をかけずによりお得にnanacoカードを発行したいですよね。
ここではnanacoカードを無料で発行する方法について解説していきます。
目次
クロネコメンバーズに登録する
クロネコヤマトの無料会員制サービスであるクロネコメンバーズですが、nanacoとなんの関係があるの?と疑問に思いますよね。
クロネコメンバーズに登録すると任意でクロネコメンバーズカードというカードを発行することができ、さらに発行する際にnanaco、楽天Edy、WAONの3つの電子マネー機能から1つを選んでカードに付帯させることができるのです。
このクロネコメンバーズカードでnanacoを選択した場合nanacoカードの発行手数料が無料になります。
通販などで宅急便をよく利用する方はクロネコメンバーズカードと一緒にnanacoを発行したほうが一度で済む上に発行手数料も掛からないので断然お得です。
ただ一つ注意して欲しいのがクロネコメンバーズカードのnanacoは現金チャージのみの対応となっている点です。
クレジットカードでのチャージをすることはできないので、クレジットチャージをしたい場合はnanacoカードを別で発行したほうが良いでしょう。
8のつくイトーヨーカドーハッピーデーに発行する
買い物金額5%OFFで有名な毎月8日、18日、28日のハッピーデーにイトーヨーカドーでnanacoカードを発行すると発行手数料が無料になるキャンペーンが行われています。
店舗でイトーヨーカドーの店舗で申込書を記入し提出すればその場でnanacoカードを発行することができます。
申込書はnanacoの公式サイトで入手して事前にスマートフォン・パソコンから入力することもできるので忙しい方にもおすすめの申し込み方法です。
ただし、申し込み時にその場で1,000円以上の金額をnanacoカードにチャージすることが条件なのでnanacoを利用する頻度が高そうな方以外にはあまりおすすめできません。
発行手数料自体は無料になりますが、最低1,000円は必要になるので完全無料で発行したい場合は他の方法を利用しましょう。
セブン-イレブンのキャンペーンを使う
セブン-イレブンなどの加盟店でnanaco新規入会キャンペーンを実施している場合はそちらを利用してnanacoカードを発行するのも良いでしょう。
キャンペーン内容は時期によって変動がありますが、期間中にnanacoカードを新規発行すると発行手数料分である300円もしくはそれ以上がnanacoポイントとして返ってきます。
nanacoカード自体が無料になるわけではありませんが、ポイントとして返ってくるので実質無料でnanacoカードを発行できるのです。
キャンペーンは不定期で実施されるため、キャンペーン中に発行することができたらラッキーです。
キャンペーンは
- セブン-イレブン
- イトーヨーカドー
- ヨークマート
などの店舗で実施されます。
次のキャンペーンを確実に押さえたいなら定期的に公式サイトなどで情報収集をしておくと良いですね。
nanacoモバイルを使う
nanacoカードを発行する代わりにnanacoモバイルを発行すると手数料が無料になります。
nanacoモバイルとはnanacoを携帯電話で利用できるサービスのことで、nanacoカードがなくてもポイントを貯めたりnanacoで支払いをすることができます。
入会もアプリをダウンロードして入会登録をするだけで完了するので最も簡単に、かつスピーディーにnanacoの利用を始めることができます。
ただしおサイフケータイ対応のAndroid端末かフィーチャーフォンでないと対応していないため、iPhoneユーザーはnanacoモバイルを利用することができません。
AndroidからiPhoneに機種変更した場合、nanacoモバイルからnanacoカードへの引き継ぎはできないので新しくnanacoカードを作り直しましょう。
セブンカード・プラスを発行する
セブンカード・プラスとはセブン&アイグループで利用するとお得にポイントが貯められるクレジットカードです。
このセブンカード・プラスにはnanaco一体型のカードがあり、カード発行時にnanaco一体型を選択するとnanacoカードの発行手数料が無料になります。
セブンカード・プラス自体も発行手数料無料、年会費も永年無料なのでnanacoカードとクレジットカードの両方が完全無料で発行できて一石二鳥です。
セブンカード・プラスを使えばnanacoへのオートチャージも可能で、nanacoポイントも二重取りできるのでnanacoユーザーには最適なクレジットカードと言えます。
セブンカード・プラスについては以下で詳しく解説していくのでぜひ参考にしてください。
セブンカード・プラスの特徴
セブンカード・プラス
カードの特徴
セブン&アイグループでお得に使えるクレジットカード。電子マネーnanacoと併用することでnanacoポイントをより多く貯めることができる。
発行会社 | セブン・カードサービス | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | ショッピング保険最高100万円(海外) |
電子マネー | nanaco、QUICPay(nanaco) | ポイント | nanacoポイント |
セブンカード・プラスを発行することでnanacoもお得に使えるようになる点がセブンカード・プラスの強みです。
nanacoを利用するならセブンカード・プラスも持っておいて損はありません。
以下ではセブンカード・プラスの特徴や利用時の注意点について紹介します。
nanacoに唯一オートチャージができるカード
セブンカード・プラスはnanacoカードにオートチャージができる唯一のクレジットカードです。
電子マネーを利用するときに残高が足りずレジで困ったという経験はありませんか?
事前にセブンカード・プラスを利用してnanacoオートチャージの設定をしておけばレジでカードをかざすだけでオートチャージが完了するので、残額不足で慌てることもなくなります。
nanacoオートチャージの事前設定をしておこう
オートチャージはnanaco残高が〇〇円以下になったら〇〇円オートチャージされる、というように金額のボーダーラインを事前に設定しておく必要があります。
オートチャージ設定はnanacoの会員専用サイトから行うことができます。
その際チャージに利用するセブンカード・プラスは本人認証サービスへの登録が必須なので必ず済ませておきましょう。
セブンカード・プラスを利用する場合はセブンカードの公式サイトから登録することができます。
本人認証サービスに登録することでクレジット決済時に新しくパスワードが設定できるようになり第三者の不正利用を防ぐことができるのでセキュリティ面が強化され安心して使うことができます。
オートチャージの設定をしたら必ず設定反映をしよう
オートチャージ設定をしたら設定反映というものをしなくてはなりません。
設定反映とはインターネット上で行ったオートチャージの設定をnanacoカードに反映させることで、セブン-イレブンかイトーヨーカドーのレジまたはnanacoのチャージ機で行うことができます。
店頭のレジで行う場合は「残高の確認がしたい」旨を伝えてレジのバーコードリーダーにかざせばOKです。
nanacoチャージ機で行う場合も「残高確認」の項目を選択してバーコードリーダーにかざしてください。
設定反映を行っていないとオートチャージができないので忘れずに設定反映をしましょう。
セブンカード・プラスとnanacoの利用でポイント二重取り
セブンカード・プラスを利用してnanacoチャージをすると、チャージ金額200円(税込)ごとに1ポイント(ポイント還元率0.5%)が付与されます。
セブンカード・プラスでチャージしたnanacoを店頭で利用するとnanaco決済分として220円(税込)ごとに1ポイント(ポイント還元率0.5%)が付与され、ポイントが二重取りできることになるのです。
nanacoのチャージを店頭で行う方も少なくはないと思いますが、セブンカード・プラスでチャージをしたほうがポイントがより多く貯まりお得なのでぜひクレジットチャージを利用してみてください。
nanaco一体型と紐付け型が選べる
既にnanacoカードを持っている方は同じカードを引き続き使い続けたいですよね。
セブンカード・プラスにはnanaco一体型ともう一つnanaco紐付け型のカードが選べます。
nanaco一体型のカードはnanaco自体を新規発行する方向けで、nanaco紐付け型のカードは既にnanacoカードを利用している方向けです。
手持ちのnanacoカードをセブンカード・プラスに連携させることでクレジットチャージ やオートチャージが可能となるので一体型と同じようにポイントを貯めることができます。
カードを分けて管理できる点も紐付け型のメリットなので、nanacoカードとクレジットカードは分けて使いたい!という方にも紐付け型はおすすめです。